JPH06501160A - 細胞の増殖をコントロールするための方法及び組成物 - Google Patents

細胞の増殖をコントロールするための方法及び組成物

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JPH06501160A
JPH06501160A JP3517250A JP51725091A JPH06501160A JP H06501160 A JPH06501160 A JP H06501160A JP 3517250 A JP3517250 A JP 3517250A JP 51725091 A JP51725091 A JP 51725091A JP H06501160 A JPH06501160 A JP H06501160A
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ブレッデセン デイル イー.
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ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 細胞の増殖をコントロールするための方法及び組成物の !、x更Ω五里分団 本発明は、概していうと細胞が増殖する速度や、細胞の増殖能力をコントロール するために用いられる方法及び組成物に関する。更に特定していうと、本発明は 、細胞に悪性腫瘍をもたらしたり、他の変質を引き起こしたりすることな(、完 全に可逆的な方法で細胞の増殖を増加させるのに用いられる方法及び組成物に関 するものである。
2、笑遷沃亙Ω朦男 特殊な細胞の変性は、多くの病気に関係している。このような病気には、デュシ エン(Duchenne)の筋ジストロフイー病やインシュリン依存性の真性糖 尿病、パーキンソン病、ハンチングトン病、アルツハイマー病、オリプ橋小脳皮 質の萎縮など、他の多くの病気が含まれる。これらの病気に対して考えられる治 療としては、同系統のものから細胞を採取し、それらを患者に導入することを行 う方法が挙げられる。しかしながら、外来の細胞を拒絶することが、そのような 治療法を進めるにつれて生じる、あるいは生じる可能性のある繰り返し起こる問 題である。(バートリッジ ティー、エイ、らの文献(Prtridge、 T 、 A、、 at al、 (1989) Nature 337:176−1 79)の記載参照。)上記と同一の病気を治療する他のアプローチとしては、患 者自身の細胞を用いる方法である。患者自身の細胞を使用することは、免疫学的 に完全に適合するので、その結果、細胞を拒絶することに関連して起こる問題を 解決することができる。このような方法においては、患者の細胞を患者自身から 採取し、一般的には適当なタンパク質が生産されるような工業的手法を用いてイ ンビトロOn vrtro)で成長させてから、患者への再導入が行われる。
上記のアプローチに伴って生じる重大な問題は、全ての正常な細胞(悪性腫瘍性 でない細胞)に!!瘍サプレッサー遺伝子が発現することである。これらの腫瘍 サプレッサー遺伝子は、細胞の増殖を阻害するようなタンパク質を生産する。ウ ィルスやトランスフォーミング遺伝子は阻害性のタンパク質に結合するように用 いられており、それによって細胞の増殖は影響されてきた。しかしながら増殖し ている細胞は悪性!!瘍性であり、従って患者に導入するにはふされしいもので はない。例えばパピローマウィルス(乳頭腫ウィルス)等のウィルスは、amサ プレッサー遺伝子の多彩なタンパク質生産物と結合したり、不活性化させたりす ることによって、少な(とも部分的に細胞の成長を助長する。Rb(レチノプラ ストーマ遺伝子生産物(網膜芽腫遺伝千生M物))及びp53は、腫瘍サプレッ サー遺伝子によって生産される二種の特殊な遺伝子生産物である。これらの二種 の生産物が結合すると、細胞が悪性腫瘍になる。しかしながら、Rbのみが結合 している場合には、細胞は顕著に増殖するものの永久に増殖するわけではなく、 細胞が悪性腫瘍になることはない。(ホーレイーネルソン ビー、らの文献(H awley−Nelson P、、 et al、 (+989) EIIBO J 8 (+2:3905−3910))の記載参照。)Rh遺伝子生産物の発 現を妨げて、インビトロで患者の細胞を増殖するための方法を確立することが望 まれる。更に、Rb遺伝子生産物の発現を防止することが、ウィルスやオンコ遺 伝子(腫瘍遺伝子)を使用することなく行うことができるのであれな望ましいで あろう。加えて、Rb遺伝子生産物の発現を抑制することは可逆的であって、か つ比較的短い期間でなされるべきである。
の 本発明にかかる方法は、細胞群の非−悪性腫瘍性の増殖を助長する方法である。
この方法は、例えばRb遺伝子生産物などの腫瘍サプレッサー遺伝子生産物の発 現を、ウィルスやオンコ遺伝子を用いることな(インビトロで特異的にかつ可逆 的に抑制するものである。本発明は、例えばRb遺伝子などの腫瘍サプレッサー 遺伝子に対して、アンチセンスオリゴヌクレオチドを用いて細胞群をインビトロ で処理することは、遺伝子生産物の発現を特異的にかつ可逆的に阻害するという 発見に基づいてなされている。その結果として細胞群の非−悪性腫瘍性の増殖が 助長される。
本発明の特徴は、細胞群を、8個から30個のヌクレオチドからなるアンチセン スオリゴヌクレオチド(antisense oligonucleotide s)を用いてインビトロで処理することである。そのアンチセンスオリゴヌクレ オチドは、ヒトのRbのmRNAのオープンリーディングフレーム(open  readingずrage)である初めの30個のヌクレオチドの部分にアンチ センスである。これらの特殊なアンチセンスオリゴヌクレオチドは、さまざまな タイプの細胞においてRb遺伝子生産物の発現を特異的かつ可逆的に阻害するも のである。例えば本発明は、細胞群の非−悪性g瘍性の増殖を助長することがで きる点で有用である。ここで細胞群としては、ヒトのあるいはヒトのでない繊維 芽細胞(fibroblasts) 、ケラチン生成細胞(kerat 1no cytes)、神経側芽細胞(gl 1oblasts) s肝細胞(hepa Hc cells)、腎細胞(renal cells) 、膵臓の島の細胞( pancreatic cells)、筋原細胞(myoblasts)、神経 芽細胞(neuroblasts) 、及び内皮性細胞(endotheria l cells)が挙げられる。これらの細胞群は、本発明に従ってアンチセン スオリゴヌクレオチドを用いて処理した場合に、増殖が助長されかつ完全に可逆 的となる。
本発明の他の特徴としては、Rb遺伝子生産物の生産を可逆的及び特異的に阻害 する点で効果的である二種の特定のアンチセンスオリゴヌクレオチドを明らかに したことである。この二種のアンチセンスオリゴヌクレオチドは、3’ −TA CGGCGGGTTTTGG−5“及び3’ −GGGGCTTTTTGCCG G−5′で示すようなヌクレオチド配列を持っている。これらの二個のアンチセ ンスオリゴヌクレオチドは、薬物学的に適合するキャリアの中に存在させた形態 で、細胞群の処理を行うことによって皮−悪性腫瘍性の細胞を増殖するために用 いられる。
また本発明は、細胞の変性を生じるような種々の病気に対して患者を治療するの に用いられる。そのような患者に対しては、特殊な細胞群をその患者から採取し て、本発明に従ってインビトロでその細胞の増殖を行うための処理を行い、続い てその増殖した細胞を患者に再導入する操作が行われる。望ましい場合には、イ ンビトロで増殖された細胞群を、再移植を行う前の欠陥のある遺伝子生産物を置 換する目的で、通常では遺伝子操作が行われるであろう。本発明の有する上記に 記載したような特徴や付随する効果、更に他の多くの特徴や付随する効果は、以 下の詳細な説明を参照することによってより良(理解することができるであろう 。
の な 1 本発明は、広くさまざまな細胞群あるいは細胞培養物の非−悪性腫瘍性の増殖を 助長するのに有用である。本発明に従って増殖を行うことのできる典型的な細胞 群には、ヒトのあるいはヒトのでない繊維芽細胞、ケラチン生成細胞、神経側芽 細胞、肝細胞、腎細胞、膵臓の島の細胞、筋原細胞、神経芽細胞、及び内皮性細 胞が含まれる。これらの全ての細胞は、sri芽II(Rh)遺伝子生産物を発 現する腫瘍サプレッサー遺伝子を含んでいる。本発明には、細胞によってRb遺 伝子生産物が生産されるのを抑制するアンチセンスオリゴヌクレオチドを用いて 、インビトロにおいて細胞群を処理することが関与して埴る。その結果として、 細胞群の増殖は、細胞を悪性腫瘍化させることなく増進される。
本発明を実施するために、細胞群あるいは培養物を、細胞の増殖や成長を促進す るような正常の状態の条件のもとにインビトロで維持する必要がある。そのよう な成長を促進するのに必要とされる覆々の培養培地や条件は、処理が行われる細 胞群のタイプに応じて広(さまざまに変えられる。インビトロでの細胞群の培養 や成長に要求される条件は、個々のタイプの細胞についてよく知られており、詳 細に説明は行わないことにする。
本発明によると、インビトロで存在している細胞培養物あるいは細胞群は、細胞 の!!瘍サプレッサー遺伝子によるRb遺伝子生産物の発現を阻害する目的で、 充分量のアンチセンスオリゴヌクレオチドで処理が行われる。アンチセンスオリ ゴヌクレオチドを用いた細胞の処理は、コーエン ジェイエス(Ii集)の書籍 である「オリゴヌクレオチド:遺伝子発現のアンチセンス阻害J (1989年 フロリダ州、ポカレイトン所在のCRCプレスインコーポレイテッド社発行)  (Cohen JS(ed): Oligonucleorides: Ant isanse 1nhibitors of Gene Expression A CRCPr ess Inc、、 Boca Raton、 Florida、 1989. )に詳細に記述されている手法で行われる。
本発明に従って用いられる好適なオリゴヌクレオチドは、ヒトのRbのmRNA によるRb遺伝子生産物の発現をうまく阻害することのできるアンチセンスヌク レオチドを含んでいなくてはならない。好ましくはそのアンチセンスオリゴヌク レオチドは、ヒトのRbのmRNAのオープンリーディングフレーム(opan  reading fra■e)である初めの30個のヌクレオチドの部分にア ンチセンスであるような、8個から30個までのヌクレオチドを含むであろう。
ヒトのllj!+芽層(Rb)のmRNAは、多くの研究者によって研究されて おり、そのヌクレオチド配列はよく知られている。(リー イーーワイらの文献 (Lee、 E−Y、 et at、 Pr。
c、 Natl、^cad、 Sci、 usA 1988;85.6017− 6021)参照。) 二種の好適なアンチセンスオリゴヌクレオチドは、3’− TACGGCGGGTTTTGG−5’及び3’−GGGGCTTTTTGCC GG−5’で示すようなヌクレオチド配列を持っている。Rb遺伝子生産物の発 現を阻害するような、他のアンチセンスオリゴヌクレオチドも用いることができ る。これらには、リポザイム(ribozymes)の他に、オリゴデオキシヌ クレオチド(通常の形態のもの、フォスフオワチオネート類、メチルーフtスフ ォネート類、あるいは他の誘導体)やオリゴ(リポ)ヌクレオチドが含まれる。
アンチセンスオリゴヌクレオチドの細胞培養物への投与は、従来の手法に従って 行われる。典型的には細胞への導入は、5μMから200μM1あるいはそれ以 上のアンチセンスオリゴヌクレオチド(修飾されたいくつかのオリゴヌクレオチ ドではそれ以下の含有量であってもよいかもしれない。)を含む培地中に細胞を 浸漬することによって、あるいはリポソーム(Iipso■e)や幻影細胞(r ed eelI ghost)にそのオリゴヌクレオチドを封入することによっ て、あるいは縦胞内にそのオリゴヌクレオチドを注入することによって行うこと ができる。抗体やリガンドを、特殊な細胞にオリゴヌクレオチドを封入したリポ ソームを取り込ませるために用いることができる。
本発明は、通常、インビトロにて細胞群の非−悪性腫瘍的な増殖を助長するため に用いることが可能である。しかしながら本発明は、特定の細胞が変性を起こし ているような病気を治療することにおいて特に有効である。これらの病気として は、デ二シエンの筋ジストロフイー病やインシュリン依存性の真性糖尿病、パー キンソン病、ハンチングトン病、アルツハイマー病、オリプ橋小脳皮質の萎縮病 、更に他の多くの病気が含まれる。本発明に従って行われるこれらの病気の治療 では、患者の細胞を採取し、前記に記載したアンチセンスオリゴヌクレオチドを 用いる手法を利用してインビトロでそれらを増殖させることが行われる。増殖さ せた細胞は、続いて患者にそのまま再移植されるか、あるいは例えばデュシエン の筋ジストロフイー病におけるシストロフィン(dystrophin)などの 欠陥のある遺伝子生産物を置換するための技術が一般的には施される。その後、 一般的に操作が行われた増殖させた細胞は、再移植される。
次に実際に行われた実施例を記述する。
96ウエル(well)に植え付けられた16番目のバブセージ(passag e)のヒトのフィブロプラスト(繊維芽細胞:ATCC#CRL 1477)を 、lウェルあたり2000: 5000; 10,000及び20,000の密 度になるように移植を行う。それらを、10%のウシ胎児の血清(FBS)を含 有するダルベツコのイーグル培地を応用した培地(DME:ライタブカー バイ オプロダクツ(Whittaker Bioproducts))を用いて、5 %のインキュベーター中、37℃で培養を行った。細胞を16時間放置した後、 その細胞を、上記に記述した二種の継続的なアンチセンスオリゴヌクレオチドが それぞれ、0.5.1O115,20130、あるいは40μMの濃度に調整し であるもののうちのいずれかのアンチセンスオリゴヌクレオチド溶液を用いて処 理した。これらの二種のオリゴヌクレオチドは、HRB−1及びHRB−2とラ ベルされていて、下記の表において、Rb遺伝子の関連ある部位に対応させて示 されている。
表 5′−^GGCGTCATGCCGCCCA^^^CCCCGC^^^^^CG GCCGCCACCGCC〜3′Rb mRNA 3’−TACGGCGGGTTTTGG−5’BR−1 3’−GGGGCTTTTTGCCGG−5’BR−2 Rb遺伝子の関連のある部分と対応しているアンチセンスオリゴヌクレオチド( HRB−1及びHRB−2)が、血清を含有していない培地へ、1ウエルあたり 35μmの体積となるように添加された。更に32時間たった後、アンチセンス オリゴヌクレオチドを、同L:’1MKで再び加えた。32時間たってから、三 種の分析が行われた。その分析では、(1)ジメチルチアゾール ジフェニルテ トラゾリウムブロマイド(MT T : dimethylthtazol d iphenyl tetrazolium brolide)の分析: (2) ブロモデオキシクリジン(BrdU: bramodeoxyurtdIne) の導入の分析; (3)細胞の数、の三種が調べられた。BrdUの分析では、 導入されたブロモデオキシウリジンの検出を行うためのモノクローナル抗体(ア メルザム インコーホレイテッド社製(A■ersha■、Inc、))を用い ることによって測定がなされた。
三種すべての分析結果において、1−30μMのコントロールのアンチセンスオ リゴヌクレオチドを用いて処理を行った細胞に対して得られた結果と、処理を行 わなかった細胞に対して得られた結果との間に差異はなかった。これに対して、 RbmRNAに二種のアンチセンスオリゴヌクレオチドのそれぞれ15μMを組 み合わせたものを用いて細胞の処理を行った場合では、MTT分析を分光測定法 で測定を行うと、生産物の形成が増加していることが明らかであった。増加の割 合は、アンチセンスの濃度と植え付けられた細胞の数とに依存しており、最大5 0%に至っていた。原糸分裂に起因するこの増加を、BrdUの導入及び細胞の 数の両者によって確認を行った。BrdUの導入は、RbmRNAにアンチセン スオリゴヌクレオチドを用いて処理をした細胞においては3倍の増加が見られた 。BrdU導入における増加は、アンチセンスを適用した24時間以内に生じ、 そして48時間後には減少した。この育糸分裂の増加速度は、細胞数の増加を反 映していた。
濃度依存性は、BrdUの導入及び細胞の数の両者分析において、アンチセンス オリゴヌクレオチドの効果として観察された。最高の効果は、20μMのトータ ルのオリゴヌクレオチド濃度(HRB−1及びHRB−2のそれぞれがIOμM ずつ)で生じた。60μM及びそれ以上の濃度では、この研究で用いられた全て のオリゴデオキシヌクレオチドは、B r d Uの導入及びMTTから生じる 生産物の形成が減少することから、細胞障害性であると考えられる。60μMの 限界点は、オリゴデオキシヌクレオチドを更に精製することによって増大される であろう。
細胞のRbレベルにおけるアンチセンスオリゴヌクレオチドの効果を測定するた めに、処理が行われた細胞と処理が行われていない細胞についてイムノフルオレ ッセンス染色(1m5nof Iuorescent staining)を行 った。その染色は、ヒトRbに対して直接的に作用するモノクローナル抗体(フ ァーミンゲン(Phar■ingen)から得られたモノクローナル抗体 Mh −Rb−02)を用いて行われた。この抗体は、Rbのフォスフォリル化された 形態と、フtスフtリル化されていない形態の両方に結合する。核の染色は、処 理を行わなかったグループの全ての細胞において観察されたが、Rb−1アンチ センスオリゴヌクレオチドを用!11で処理を行った細胞においては顕著に減少 していた。
同様の手法が、他の二種の推定的な腫瘍サプレッサー遺伝子であるp53(アー ル、ザクトーホーリ、ビー、ビエンツータドマー、デー、ジボール、エム、オー ジンらの文献(R,Zakut−Houri、 B、 Bjenz−Tadmo r、 D、 Givol、 I4.0ren、 EMBOJ、 4.1251  (1985)参照)及びDCC(イー、アール、フエーロンらの文献(E。
R,Fearon at al、、 5cience 247.49 (+99 0)参照)に対して、アンチセンスオリゴヌクレオチドを用いて行われた。Rb 遺伝子でなされたのと同様に、p53遺伝子においても、そのオープンリーディ ングフレームである初めの30個のヌクレオチドに対する二種の15個のヌクレ オチドからなるアンチセンスオリゴヌクレオチドが合成された。DCCにおいて は、DCCアンチセンスオリゴヌクレオチドとRbアンチセンスオリゴヌクレオ チドとの間で、インターオリゴヌクレオチド ハイブリダイセージジン(1nt erol igonucleotide hybr 1dizat4on)を行 う可能性があるために、二種の15個のヌクレオチド、すなわちイニシェーク− AυG(14)に関して一6番目から+2424番目クレオチドにアンチセンス であるような二種のヌクレオチドが合成された。イニシエータ−AUGに関して ナンバーリングすると、ナンバー23から28番目のRbアンチセンスヌクレオ チド(3’ −AAACCC−5’ )は、ナンバー7から12番目のアンチセ ンスヌクレオチド(3’−GGGTTT−5”)に相捕的である。p53 mR NAに対するアンチセンスヌクレオチドを30μM1及びDCCに対するアンチ センスヌクレオチドを10−30μM用いた場合においてMTTの分析を行うと 、RB−1アンチセンスヌクレオチドから結果として生じる増加と同様の増加が 認められた。これに対して、RB−1アンチセンスヌクレオチドと同様でない点 は、p53 mRNA及びDCCmRNAに対するアンチセンスヌクレオチドに おいては、BrdUの導入あるいは細胞の数のどちらも変化を生じないことであ った。
しかしながら、DCCmRNAに対するアンチセンスヌクレオチドは、細胞の肥 大(ハイパートロピー(hyper tropy))に影響を及ぼしていた。細 胞が肥大していることは、フローサイトメトリー(flow cytometr y)を行うことによって、1細胞あたりのタンパク質容量が増加したり細胞の大 きさが増大したりすることから明らかにされる。
上記これらの結果から、Rbのレベルが減少することによって細胞の増殖が生じ ることが分かる。同様の実験が、筋原細胞や神経芽細胞を用いても行われた。
更に、全ての細胞種の中にRbが存在していること、また、ウィルス生産物がこ れらのいたるところにある腫瘍サプレッサー遺伝子生産物と結合して実質的にす べての細胞種を不滅化するように作用すること(フレデリクセン デー、らの文 献(Fredertksen D、 at al、 Neuron 1988  ; l:439−448)、及びワーネス ビーエイ、レビン エイ ジェイ、 ハクレイ ビー エムの、ヒトのパピローマウィルスのタイプ16及び18 E 6プロテインと、I)53との関連(Werness BA。
Levine AJ、 Motley PN、 As5ociation of  human Papillo*avirus Types@18 and 1 8 E8 Proteins p53.5cience l5so: 248  : 76−83)の記載参照。)がよく知られていることから、同様のアンチセ ンス効果が、他の細胞においても生じるであろうということが予測される。その うえ数種の細胞種においては、−個以上の!!瘍サプレッサー遺伝子を同時に阻 害することによって、より大きく成長する可能性がある。例えば、Rbアンチセ ンスを経て分裂を増加させることやDCCアンチセンスを経て代謝を増加させる ことによって、あるいは増殖を助長する目的で二種の腸瘍サプレッサー遺伝子に アンチセンスを組み合わせることによっても、増殖は増大する。
この明細書に引用されている文献の内容は、参照文献としてここに紐み入れろれ る。
このように、ここでは本発明の例示としての実施例を記述したが、この実施例の 記載は説明をするだけのものであって、本発明は別記した請求の範囲の記載によ ってのみ限定がなされるものであることを、当業者においては理解されたい。
この明細書に記述された文献及び他の参唄論文は、参考文献としてここに組み入 れられる。
国際調査報告 一一劇4m#−”’ PAT10591106574

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.細胞群の増殖をコントロールための方法において、前記細胞群の細胞は腫瘍 サプレツサー遺伝子生産物を発現するような腫瘍サプレッサー遺伝子を含んでい て、前記方法が、前記細胞群を充分量のアンチセンスオリゴヌクレオチドを用い て処理を行うことによって前記腫瘍サプレッサー遺伝子による前記腫瘍サプレッ サー遺伝子生産物の発現を阻害し、それによって前記細胞群の非−悪性腫瘍性の 増殖を増加させる段階を含むことを特徴とする細胞群の増殖をコントロールする ための方法。
  2. 2.前記腫瘍DBサプレッサー遺伝子生産物が、網膜芽腫(retinobla stoma)遺伝子生産物であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の細胞 群の増殖をコントロールするための方法。
  3. 3.前記細胞群が、ヒトのあるいはヒトのでない繊維芽細胞(fibrobla sts)、ケラチン生成細胞(keratinocytes)、神経膠芽細胞( glioblasts)、肝細胞(hepaticcells)、腎細胞(re nalcells)、膵臓の島の細胞(pancreaticcells)、筋 原細胞(myoblasts)、神経芽細胞(neuroblasts)、及び 内皮性細胞(endotherialcells)からなるグループから選択さ れた細胞であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の細胞群の増殖をコント ロールするための方法。
  4. 4.前記アンチセンスオリゴヌクレオチドが、ヒトの網膜芽腫(retinob lastoma)mRNAにアンチセンスであるオリゴヌクレオチドのグループ から選択されることを特徴とする請求の範囲第2項記載の細胞群の増殖をコント ロールするための方法。
  5. 5.前記アンチセンスオリゴヌクレオチドが、ヒトの網膜芽腫mRNAのオープ ンリーディングフレーム(openreadingframe)である初めの3 0個のヌクレオチドの部分に対してアンチセンスである8個から30個の範囲に あるヌクレオチドを含有することを特徴とする請求の範囲第2項記載の細胞群の 増殖をコントロールするための方法。
  6. 6.前記アンチセンスオリゴヌクレオチドが、3′【配列があります】5′ある いは3′【配列があります】5′で示すようなヌクレオチド配列を有することを 特徴とする請求の範囲第5項記載の細胞群の増殖をコントロールするための方法 。
  7. 7.患者の体内にある細胞群の増殖を行ってその患者を治療するための方法であ って、その方法が以下の段階、即ち: 前記患者から細胞群を採取してインビトロにおける細胞培養物を生成させる段階 であって、そのインビトロにおける細胞培養物の細胞が腫瘍サプレッサー遺伝子 生産物を発現するような腫瘍サプレッサー遺伝子を含んでいることを特徴とする 段階; 前記インビトロにおける細胞群を充分量のアンチセンスオリゴヌクレオチドを用 いて処理を行うことによって前記腫瘍サプレッサー遺伝子による前記腫瘍サプレ ッサー遺伝子生産物の発現を阻害し、それによってインビトロにおける処理が行 なわれた細胞培養物中での前記細胞の増殖を増加させる段階;前記インビトロに おける処理が行われた細胞培養物を、生化学的に好適な条件のもとに充分な時間 だけ維持することによって、前記患者から採取した前記細胞群よりも多くの細胞 を含有するインビトロにおける成熟した細胞培養物を生成させる段階;及び 前記インビトロにおけル成熟した細胞群を前記患者に導入する段階、を含むこと を特徴とする患者を治療するための方法。
  8. 8.患者に導入する段階の前に、前記インビトロにおける細胞群を遺伝子的に操 作する段階を更に含むことを特徴とする請求の範囲第7項記載の患者を治療する ための方法。
  9. 9.前記腫瘍サプレッサーい伝子生産物が、網膜芽腫(retinob1ast oma)遺伝子生産物であることを特徴とする請求の範囲第7項記載の患者を治 療するための方法。
  10. 10.前記患者から採取された前記細胞群が、ヒトのあるいはヒトのでない繊維 芽細胞、ケラチン生成細胞、神経膠芽細胞、肝細胞、腎細胞、膵臓の島の細胞、 筋原細胞、神経芽細胞、及び内皮性細胞からなるグループから選択された細胞で あることを特徴とする請求の範囲第7項記載の患者を治療するための方法。
  11. 11.前記アンチセンスオリゴヌクレオチドが、ヒトの網膜芽腫(retino b1astoma)mRNAにアンチセンスであるオリゴヌクレオチドからなる グループから選択されることを特徴とする請求の範囲第7項記載の患者を治療す るための方法。
  12. 12.前記アンチセンスオリゴヌクレオチドが、ヒトの網膜芽腫mRNAのオー ブンリーディングフレーム(open reading frame)である初 めの30個のヌクレオチドの部分に対してアンチセンスである8個から30個の 範囲にあるヌクレオチドを含有することを特徴とする請求の範囲第11項記載の 患者を治療するための方法。
  13. 13.前記アンチセンスオリゴヌクレオチドが、3′【配列があります】5′あ るいは3′【配列があります】5′で示すようなヌクレオチド配列を有すること を特徴とする請求の範囲第12項記載の患者を治療するための方法。
  14. 14.ヒトの網膜芽腫mRNAにアンチセンスである8個から30個の範囲にあ るヌクレオチドを含有するアンチセンスオリゴヌクレオチドと、そのアンチセン スオリゴヌクレオチドに対して薬物学的に好適なキャリアとを含むことを特徴と する組成物。
  15. 15.前記アンチセンスオリゴヌクレオチドが、3′【配列があります】5′あ るいは3′【配列があります】5′で示すようなヌクレオチド配列を有すること を特徴とする請求の範囲第14項記載の組成物。
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