JPH06500042A - 微生物不含長期間貯蔵のため赤血球製品を処理する方法 - Google Patents
微生物不含長期間貯蔵のため赤血球製品を処理する方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
微生物不合長期間貯蔵のため赤血球製品を処理する方法本光皿■分立
本発明は一般には血液採取および処理方法に関する。もっと特定の意味において
、本発明は長期間貯蔵に先立ち、赤血球製品からYersinia enter
ocoliticaのような微生物を除去する方法に関する。
主光里坐宜景
発表された文献は、供血者血液中に採血時少数の微生物の存在を報告している。
Myhre et alは表1に示すように、静脈切開時工ないし8株のバクテ
リア株を検出し、ある種の株はdあたり25個より大きい濃度で存在する0My
hre et al、“Bacteriocidal Protperties
of Platelet Concentrates、”Transfust
on 14:116(1974)。
(以下余白)
JL−L−
9人の正常ドナーから供血された血液の最初の7jEi!から分離された微生物
バクテリア 検出例数 バクテリア濃度(N=9) (個/d)
Diptheroid sp、 1 10コロニー/7teStaph、 ep
id、 6 1−200 +Bacillus sp、 9 1−200 +M
4crococcus 1 4
Staph、 aureus 4 1−100 +Ne1sseria sp、
2 1−100 +Alpha 5trep、 2 2 100 +5tap
h、sp、 1 1
採血時にはバクテリアが存在し得るけれども、輸血時臨床的に有意義数のバクテ
リアの存在はまれにしか遭遇しない。長年にわたり、採血時と輸血の間のドナー
血液中のバクテリア数の減少は白血球および血漿因子の滅菌活性に帰せられてい
た。例えばBuchho 1z et al、、”Bacteria Prol
ification in Platelet Products 5tore
dat Room Temperature、”NEJM 285:429 (
1971);およびPunsalang et al。
、’Grouth of Gram−Positive andGram−Ne
gative Bacteria in Platelet Conc’ent
rates、”Transfusion29:596 (1989)を見よ。
輸血で誘発された敗血症の発生は、血小板−awi物(室温で貯蔵される)に比
較して、貯蔵した赤血球(これば貯蔵巾約4℃に冷蔵される)ではより可能性が
少ないと考えられる。しかしなお冷蔵した赤血球の輸血によって微生物Yers
inia enteroc。
1itica(これは”Yersinia”と呼ばれるであろう)で引き起され
た敗血症の報告が存在する。Yersiniaは4℃における冷蔵貯蔵の間でも
さえ血液中で増殖することができるヒト病原である。貯蔵した血液製品中のYe
rsinjaの存在による敗血症の発生は非常にまれであり、アメリカ合衆国に
おいて過去9年間たった約23例が報告されたに過ぎない。しかしなおその発生
をすべてなくすことが望ましい。
木光里Ω塁!
本発明は、貯蔵した赤血球製品中のYersiniaのような微生物の存在の有
意義に減らす血液処理方法を提供する。
本発明の特徴を具体化する方法は、無菌の閉鎖採血システムの一部を形成する第
1の容器内に赤血球を含む血液製品を収集する。該方法は血液製品を約3ないし
5℃の温度へ冷却するように第1の容器中の血液製品を冷蔵する。冷蔵した血液
製品は、約10ミクロン以下の平均繊維直径とそして約0.7g/cd以下の嵩
密度を有する合成繊維の塊よりなるインラインフィルター媒体を含んでいる無菌
閉鎖移換システムを使用し、第1の容器から第2の容器へ移換される。該方法は
濾過後からの輸血のため濾過した血液製品を貯蔵容器巾約3ないし5 ’Cの温
度少なくとも24時間貯蔵する。
本発明者らは、この指示した方法に従うことにより、採血時赤血球製品中に存在
し得るYersiniaのような微生物の臨床上有意義な量を実質上排除できる
ことを発見した。この指示した方法は貯蔵期間の始めにおいて微生物の臨床上有
意義な量を含まない赤血球製品を提供する。微生物欠乏条件は輸血時まで貯蔵期
間全体を通じて持続する。
この発見は驚異的であり、予期できなかつた。現在の時点で、本発明者らは何故
またはどのようにして本発明はそれが達成する利益を達成するのか正確には知ら
ない。
指示した処理方法に使用するフィルター媒体は、全血および赤血球製品から実質
すべての白血球を除去するように作用することが知られている。白血球は貯蔵し
た血液製品中に存在する微生物を食べてしまうと思われているので、通常の知識
は24時間以上の貯蔵の間濾過した白血球欠乏赤血球製品中の微生物の数の増加
を予期するであろう。驚くことに、本発明者らは逆が真実であることを発見した
。濾過した赤血球製品は、やはり白血球欠乏条件にあるにもかかわらず、24時
間をよく上廻る貯蔵期間の間微生物の臨床上有意義な量を含まず続ける。
本発明の他の特徴および利益は、以下の説明、図面および請求の範囲を検討する
とき明瞭になるであろう。
凹皿■旦員星説里
第1図は、本発明の特徴を具体化する血液処理アセンブリおよび血液移換アセン
ブリを含んでいる採血システムの概略図である。
第2図は、望まない成分を血球から除去する目的のため血液処理アセンブリへ血
液移換アセンブリを接続した第1図に示したシステムの概略図である。
第3図は、今や望まない成分を含まない長期間貯蔵に供し得る赤血球を持った、
第1図に示したシステムの概略図である。
第4図は、第1図に示したシステムに関連する無菌接続システムの拡大側面図で
ある。
しい の−
採血システム10が第1図に示されている。システム1oは血液採取、処理およ
び貯蔵アセンブリ12と、移換アセンブリ14を含む。
第1図に図示した好ましい具体例においては、移換アセンブリ14は血液処理ア
センブリ12へ接続されていない当初別体のサブアセンブリを含む。しかしなが
ら、移換アセンブリ14は処理アセンブリ12の一体部分として製作できること
を認識すべきである。
血液採取アセンブリ12は、−次バッグもしくは容器16と、1個以上の一体に
接続した移換バッグもしくは容器18および20を有する多数血液バッグシステ
ムを含む。使用時、−次バッグ16(これは典型的にはドナーバッグとも呼ばれ
る)は、静脈切開針24を支承する一体に取付けたドナーチューブ22を通って
ドナーがら全血を受入れる。適当な抗凝固剤Aが一次バッグ16中に収容される
。
サテライトバッグ26が一体に取付けたチューブ28によって一次ハッグ16へ
取付けられる。サテライトバッグ26は赤血球のための適当な貯蔵溶液Sを収容
する。そのような溶液の−っはGr。
de et alの米国特許第4,267.269号に記載されている。
移換バッグ18および20は一体に取付けた移換チューブ30および32により
一次バッグ16へ取付けられている。移換バッグ18および20は処理のため血
小板および血漿血液成分を収容することを意図する。第1の移換バッグ18は最
終的に血小板濃縮物の貯蔵容器として役立ち、第2の貯蔵容器は最終的に血小板
プア血漿のための貯蔵容器として役立つ。
処理アセンブリ12に関連するすべてのバッグおよびチューブは、ジー2−エチ
ルへキシルフタレート(DEHP)で可塑化されたポリ塩化ビニルのような慣用
の承認された医療グレードプラスチック材料からつくることができる。代わりに
、血小板濃縮物を貯蔵することを意図する第1の移換容器18はポリオレフィン
材料(Gajewski et al、米国特許第4,140,162号に開示
されているような)、またはトリー2−エチルへキシルトリメリテート(TEH
TH)で可塑されたポリ塩化ビニル材料でつくることができる。これらの材料は
、DEHP可塑化ポリ塩化ビニル材料に比較するとき、血小板貯蔵にとって有益
な大きいガス透過性を有する。
血液採取アセンブリは、一旦滅菌すれば合衆国における適用し得る標準によって
判定した時、無菌の“閉鎖”システムを構成する。
全血が採血され、アセンブリ12内でその種々の治療成分に分離される。これら
の治療成分は、典型的には赤血球、血漿および血小板である。使用において、採
取された全血は一次バッグ16内で赤血球と血小板リッチ血漿とに遠心分離され
る。血小板リッチ血漿は慣用技術によって赤血球を一次バッグ中に残して第1の
移換バッグ18へ移換される。移換バング18および20はチューブ30に密封
された切り離しシール(このシールは第2および3図に“X″によって概略的に
示されている)を形成する慣用ヒートシール器具(例えばバクスター、ヘルスケ
ア、コーホレイシランによって販売されているHematron高周波シーラー
)を使用し、無菌!!様で切り離される。
赤血球貯蔵溶液Sが一次容器16中へ移換され、次にサテライトバッグ26は切
り離しシール“X”を使用して(第2図に示すように)切り離される。ドナーチ
ューブ22も同じ1!様でシールされ、切り離される(やはり第2図に示すよう
に)。
血小板リッチ血漿は第1の移換バッグ18内で血小板濃縮物および血小板プア血
漿への後の遠心分離を受けることができる。血小板プア血漿は血小板濃縮物を第
1の移換バッグ1日中に残して第2の移換バッグ20へ移換される。移換バッグ
18および20は、次に採取した成分の後の貯蔵のためチューブ32中の切り離
しシール“X” (第2図に示すような)によって分離される。
移換アセンブリ14は貯蔵容器34および関連する流体流路36を含んでいる。
随意の空気排出路38も設けられる(第1〜3図に点線で示すように)。移換ア
センブリ14は流路36に関連する慣用のローラークランプ46を含む。移換ア
センブリ14は随意の空気排出路38に関連する慣用のローラークランプも含ん
でいる。
移換容器34および流路36および38は、すべてDEHP可塑化ポリビニルの
ような低コスト医療グレードプラスチック材料でつくられる。
流路36は、冷蔵した全血および赤血球を含む他の冷蔵した血液製品から望まな
い成分を分離するためのインライン濾過器具40を含んでいる。
図示した具体例においては、濾過器具40は濾過媒体44を収容しているハウジ
ング42を含む、濾過媒体44は6.10ミクロン以下の平均繊維直径と、約0
.7g/cd以下の嵩密度を有する合成繊維の塊よりなる。このタイプの濾過媒
体は作中らの米国特許第4゜330.410号および渡辺らの米国特許第4,7
01,267号に記載されており、その両者をここに参照として取入れる。この
タイプの濾過媒体を持つフィルターは、5epacell R−500Leuk
odepletion Filterなる商標のもとにバクスター、ヘルスケア
、コーポレイションのフェンウオール部門から商業的に提供販売されている。
図示した好ましい具体例においては、接続アセンブリ48が当初は別体の血液採
取および移換アセンブリ12および14に付属する。
接続アセンブリ48は移換アセンブリ14の血液採取アセンブリ12への選択的
接続を許容する。一旦流れ制御器具46を開いて(そして随意の流れ制限器具4
7を閉じ)(第2図に示すように)接続すれば、赤血球は一次容器16から流路
36および濾過器具40を通って貯蔵容器34へ運ばれることができる。
二つのアセンブリ12および14が依然接続されている間に、流れ制御器具46
を閉じることができ、捕捉された空気を貯蔵容器34から排出路38を通って一
次容器16へ排出するため随意の流れ制御器具47を開くことができる。
次に貯蔵容器34は第3図に示すように移換アセンブリから取外される。濾過し
た赤血球製品は分離された容器34中に貯蔵される。
図示した好ましい具体例においては、濾過アセンブリ14は、一旦滅菌すると適
用し得る合衆国標準によって判定し、無菌の“閉鎖”システム(処理および貯蔵
アセンブリ12のように)を構成する。
この態様において、接続アセンブリ48は、採取および濾過アセンブリを閉鎖シ
ステム12および14の無菌完全性を保存する態様で接続し、脱着するように働
く。
もっと詳しくは、接続アセンブリ4日は二つの番いになった無菌接続器具(66
aおよび66bと指定)を含んでいる。器具66aおよび66b(第4図を見よ
)は、グランゾウらの米国特許第4゜157.723号および第4,265,2
80号に記載されており、それらを参照としてここに取入れる。一方の器具66
aは一部バッグ16へ取付けたチューブ68によって支承される。他方の器具6
6bは移換アセンブリ14の流路36の端部54に支承される。
第4図に示すように、無菌接続器具66aおよび66bは、各自一般に放射エネ
ルギー吸収性材料でつくった通常開じている溶融し得る壁72を有するハウジン
グ70を含んでいる。ハウジング70は壁72が対面接触するように番いの差し
込みカップラー74aおよび74bによって合体される。接続し放射エネルギー
へ曝露するとき、壁72はバクテリアの破壊を生じ、同時に接続したハウジング
70間に流路を開く温度において溶融する。
器具66aおよび66bは関連するアセンブリ12および14を大気との連通か
ら平常は閉鎖し、そして流路が形成される時に相互接続する流路に隣接した区域
を滅菌するように作用する活性滅菌ステップと共に開かれる。これら器具66a
および66bは相互接続する流路をそれが形成される時に密閉シールする。この
無菌接続器具66aおよび66bの使用は、百方中1個を上廻る非無菌性の確率
を保証する。器具66aおよび66bはこのように二つのアセンブリ12および
14をどちらの無菌完全性をも損なうことなしに接続するのに役立つ。
代わりに、接続アセンブリ4日にスペンサーの米国特許第4,412.835号
に開示されている無菌接続システム(図示せず)よりなることができる。この構
造において、このシステムは一部バッグ16の移換チューブ30と濾過アセンブ
リ14のチューブ端部分540間に溶融したシールを形成する。冷却すれば無菌
溶接が形成される。
直接に記載した濾過媒体44は、冷蔵した全血および赤血球から白血球および血
小板を除去するのに適していることが知られている。
本発明者らは、濾過媒体44は冷蔵した赤血球製品から長期貯蔵に先立ちYer
siniaのような微生物をも除去することを発見した。本発明が提供するこの
微生物欠如条件は、約3ないし5°Cの温度において24時間をはるかに超える
時間の赤血球の長期貯蔵の間接続する。
使用において、全血が血液採取アセンブリ12の一部をなすドナーバッグ16中
に採取される。血小板リンチ血漿の除去および移換バッグの取外し後(第2図を
見よ)、赤血球はドナーバッグ16中に残る。貯蔵溶液Sがバッグ22からドナ
ーバッグ16中へ運ばれ、バッグ26が取外される。得られた赤血球製品は、製
品を約3ないし5℃の温度へ冷却するためにドナーバッグI6中で冷蔵される。
冷蔵に続いて、ドナーバッグ16は関連する無菌接続器具66aを用いて移換ア
センブリ14へ接続される。ローラークランプ46が開かれ、ローラークランプ
47が閉じられる。
第2図に示すように、ドナーバッグ16は貯蔵バッグ34の上方に持ち上げられ
、冷蔵した赤血球が重力流によってドナーバッグ40から流路36および濾過器
具40を通って貯蔵バッグ34へ運ばれる。微生物は濾過器具40によって赤血
球から除去される。白血球もこのプロセスにおいて除去される。
貯蔵バッグ34中に空気が捕捉されたならば、以前記載した態様で空気を排出路
38を通ってドナーバッグ16中へ移すことが必要となり得る。
次に貯蔵バッグ34は移換アセンブリ14から分離される。これは移換アセンブ
リ14のチューブ中に切り離しシール“Xo“ (第3図に示すような)を形成
することによって達成される。
白血球欠如赤血球製品は今やYersiniaのような微生物を実質上台まず、
貯蔵バッグ34内で約3ないし5°Cの温度で24時間以上輸血前に貯蔵される
。
以下の実施例は本発明の驚異的なそして予期されない結果を示す。
実蓋班
異なるドナーから全血の複数単位が第1図に示したような別々の無菌閉鎖マルチ
プル血液バッグシステムに採取された。採取30分以内に無菌条件を用いて試験
単位が調製された。各試験単位は二人の異なるドナーからのABO適合性全血の
2単位をプールすることによってつくられた。これらの試験単位は以後の結果表
2ないし5においてプールAないしLとして同定される。
全血のプールを4段階の異なる接種レベルでYersiniaで接種した。約1
個/d (プールA、BおよびC)、約2〜3/i(ブー/l/D、EおよびF
〕 ;約30個/R1(プールG 、 H# ヨびr)。
約135個/−(プールJ、KおよびL)。各接種しプールした試験単位は良く
混合した。
10個/dより下の接種レベルは無症候性のまたは他の点で見掛は上健康な予期
されるドナーの血液中に存在し得るYersiniaの量を代表するものと信じ
られる。異型性症状をかくため、これら人々は予期される血液ドナーのプールへ
加わることが許容されたであろう。それ故、これら無症候性レベルにおいてYe
rsiniaを含んでいる血液が採取される可能性がある。
10個/d以上の高接種レベルは、もし予期されるドナーの血液中に存在すれば
、それ自体熱病または他の異型性生理症候として現れるであろうYersini
aO量を代表する。異型性症候は日常的な採血前検査によって検出され、これら
の症候人を予期される血液ドナーから排除する。それ故、Yersiniaをこ
れらの高い症候レベルで含む血液が採血される可能性はない。
混合後、各接種した全血のプールは単一単位ペア(以後の結果表において単位A
およびBと呼ぶ)に分けられた。各単位ペアは定量的培養(結果表の“保持前”
カラムに示すように)のためにサンプリングされた。接種したプールされた単位
ペアは室温で7時間保持され、定量的培養のためにサンプリングされた(結果表
の“保持後”のカラムに示すように)。
めいめいの全血の接種した単位ペアは、本明細書に記載した態様で血小板リッチ
血漿および赤血球に処理された。Grode etalの米国特許第4,267
.269号に記載されている赤血球貯蔵溶液がめいめいの単位ペアへ加えられた
。
得られためいめいの接種した単位ペアのための赤血球製品は4°Cへ18ないし
24時間冷蔵された。めいめいの接種した単位ペアのための赤血球が定量的培養
のためにサンプリングされた(結果表の“濾過前第1日”のカラムに示すように
)。
めいめいの赤血球製品ペアの単位Aが前記したインライン濾過器具を通って他の
貯蔵容器へ移換された。赤血球製品単位Aが定量的培養のためにサンプリングさ
れた(結果表の“濾過後第1日”のカラムに示すように)。単位Aは次に3ない
し5°Cで貯蔵された。定量的培養物を貯蔵7,14,21,28.35および
42日の終わりに得た(結果表の日のカラムに示すように)。
めいめいの赤血球製品ペアの単位Bは濾過を受けることなく3ないし5°Cにお
いて対照として貯蔵された。定量的培養物は貯蔵7゜14.21,28.35お
よび45日の終わりに得た(結果表の日のカラムに示すように)。
研究の結果を以下の結果表2ないし5に要約する。
以上の結果表は、採取時赤血球製品中に存在するYersiniaのような微生
物の臨床上有意義な量は、本発明に従って濾過することにより排除または有意義
に減らすことができることを示す。
無症候性または他のように見掛は上健康なドナーを代表する接種レベルにおいて
は(結果表2および3を見よ)、貯蔵期間の開始において本発明に従って形成さ
れた微生物欠如条件は少なくとも42日間の長い貯蔵期間接続する。約30個/
dの高い症候性接種レベルにおいてされも(結果表4)、微生物欠如条件は濾過
後貯蔵の28日後に観察される。これらの接種レベルにおいては、本発明に従っ
て濾過されなかった赤血球製品は、貯蔵約78目までにYersinia微生物
の臨床上有意義な量を示し、貯!21日目までにYersinia微生物の融合
性生育を示した。
症候性または他の見掛は上健康なドナーに存在し得るよりも10倍多いYers
inia接種レベルにおいてさえも(結果表5を見よ)、本発明の有益な結果は
少なくとも7日間の貯蔵期間観察される。
本発明の種々の特許請求の範囲に述べられている。
〜
国際調査報告
Claims (3)
- 1.長期間貯蔵に先立ち微生物を除去するため赤血球を含有する血液製品を処理 する方法であって、 赤血球を含む血液製品を無菌の閉鎖された血液採取システムの一部をなす第1の 容器内に採取するステップと、第1の容器中の該血液製品を約3ないし5℃の温 度へ冷却するように冷蔵するステップと、 貯蔵容器と該貯蔵容器中へ導く流路を含み、そして約10ミクロン以下の平均繊 維直径および約0.7g/cm2以下の嵩密度を有する合成繊維の塊よりなるイ ンライン濾過媒体を含んでいる無菌の閉鎖された移換システムと、そして前記第 1の容器の間の連通を開くステップと、 冷蔵した血液製品を前記第1の容器から前記貯蔵容器へ、血液製品から微生物を 除去するため前記濾過媒体を通って運ぶステップと、 濾過した微生物欠如血液製品を前記貯蔵容器中で約3ないし5℃の温度において 濾過後24時間をこえる期間貯蔵するステップを含むことを特徴とする血液製品 を処理する方法。
- 2.移換システムとの連通を開くステップは、分離および血液採取システムに付 属する無菌接続アセンブリを使用して、移換システムを血液採取システムへ取付 けるステップを含んでいる請求項1の方法。
- 3.貯蔵期間の終わりに濾過した微生物欠如血液製品を輸血するステップを含ん でいる請求項1の方法。
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