JPH0649888Y2 - エアクリーナ - Google Patents

エアクリーナ

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JPH0649888Y2
JPH0649888Y2 JP2617188U JP2617188U JPH0649888Y2 JP H0649888 Y2 JPH0649888 Y2 JP H0649888Y2 JP 2617188 U JP2617188 U JP 2617188U JP 2617188 U JP2617188 U JP 2617188U JP H0649888 Y2 JPH0649888 Y2 JP H0649888Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
casing
honeycomb element
inlet pipe
air cleaner
parallel
Prior art date
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Application number
JP2617188U
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JPH01130060U (ja
Inventor
義夫 石井
繁 岡谷
Original Assignee
株式会社土屋製作所
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は内燃機関などに挿着されるエアクリーナに間
する。
(従来の技術) 従来周知のハニカムエレメントをケーシングに収容した
エアクリーナがあり、実開昭60−124623号公報に開示さ
れている。第3図にその例を示す。エアクリーナ20は入
口パイプ22出口パイプ23と胴部24とがテーパ部25、26で
連結されたケーシング21内にハニカムエレメント27を収
容したものである。
(考案が解決しようとする課題) このものは入口パイプ22からハニカムエレメントの端面
28中央に向って入る空気をテーパ部25で拡散させてハニ
カムエレメント27の端面28、全域に均等に分散させるべ
く考慮されているが、この分散が不十分で中央部の流量
が多く濾過面積が均等に有効利用されていない。その対
策としてテーパ部25の広がり角度を小にしても、入口パ
イプ22内の流速分布の関係上あまり改善されない。しか
もいたずらにケーシング21の全長を長くしてしまう。
(課題を解決するための手段) この考案は管状通路の軸に対し前後の端面を傾斜させた
ハニカムエレメントとし、ケーシングの入口パイプおよ
び出口パイプを、前記端面の傾斜角が鋭角をなす側に片
寄せて対向させるように設け、入口パイプ、出口パイプ
の基端部開口とハニカムエレメント外周を囲むケーシン
グ胴部との間を前記端面の傾斜とほぼ平行でかつ前記端
面と適宜の間隔を保った傾斜面をなすようにケーシング
の形状を定めたものである。
(作用) 入口パイプから入った空気は下記のような流れを生ず
る。ケーシング内の入口パイプ基端部開口と胴部との間
で空気流の一部分が入口パイプから直進しハニカムエレ
メントを通り出口側で鋭角に偏向して出口パイプ基端部
開口へ向かう流れとなる。また他の一部分は入口パイプ
基端部で偏向してハニカムエレメントへ入るとき鋭角に
偏向しハニカムエレメント出口では直進して出口パイプ
へ向かう流れとなる。その他の部分ではハニカムエレメ
ントの中央部を通る流れはその前後で偏向するが、その
偏向角度は前記二つの流れの場合より少ない。またどの
流れもケーシング内の流れの長さはほぼ等しくなる。か
くしていずれの場合も流体抵抗がほぼ等しくなりハニカ
ムエレメント内には端面全域にわたり均一に流れが分布
されて平均的に濾過面積が有効利用される。そのうえ入
口パイプ、出口パイプの基端部開口とハニカムエレメン
ト端面との間隔は共に傾斜してほぼ平行な通路空間にな
っていて、従来のもののように空気流を拡散させるため
に広がり角度の小さいテーパ部によって三角形状の空間
を設ける必要がない。従ってエアクリーナ全長が短かく
なる。
(実施例) エアクリーナ1はケーシング2内にハニカムエレメント
3を収容したものである。ハニカムエレメント3は多数
の平行な筒状通路を、濾材を管壁として形成し隣接する
通路の一方端と他方端を交互に閉塞したものであり、断
面が長円形、そして一方端と他方端の端面4、5は平行
で通路の軸に対し角θだけ傾いている。ケーシング2は
入口パイプ6および出口パイプ7がハニカムエレメント
3の外周を囲む胴部8と、それぞれ傾斜面9、10により
接続されている。傾斜面9、10は端面4、5と適宜の間
隔を保ってこれらに平行である。また入口パイプ6、出
口パイプ7はそれぞれ端面4、5が鋭角θをなす方の隅
に片寄って取付けられている。またケーシング2は胴部
8で入口パイプ6側と出口パイプ7側とに2分割されク
リップ11で結合されている。空気の流れは矢印A,B,Cの
ように分布するがいずれも経路の長さはほぼ等しく流体
抵抗も平均化されるので濾過面積全般に流れがほぼ均一
に分布する。そして第1図のテーパ部25、26内のような
三角形状の広い空間部を要しない。
(考案の効果) この考案ではハニカムエレメントの端面を傾斜させ、ケ
ーシングにもこれと平行な傾斜面を設け、ハニカムエレ
メントの端面との間に適宜の間隔を設けたので、……濾
過面積が均等に有効利用されて目詰まり寿命が延長され
るとともに流れの分布均等化のための大きな空間を要せ
ずケーシング全長が従来より短かくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を示す側面図、第2図はその正面図であ
る。第3図は従来品の側面図である。 2……ケーシング、3……ハニカムエレメント 4、5……端面、6……入口パイプ 7……出口パイプ、8……胴部 9、10……傾斜面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行な多数の管状通路の管壁を濾材で形成
    し、隣接する各通路の一方端と他方端が交互に閉塞さ
    れ、かつ一方端と他方端の端面が平行で前記管状通路の
    軸に対し傾斜したハニカムエレメントをケーシングに収
    容し、ケーシングに設けた入口パイプと出口パイプの基
    端部開口を前記両端面の傾斜角が鋭角をなす側に片寄せ
    て設け、入口パイプおよび出口パイプの基端とケーシン
    グの中央胴部との間が、前記ハニカムエレメントの端面
    とほぼ平行でかつ前記端面との間に適宜の間隔を保った
    傾斜面をなすように、ケーシングの形状を設定したエア
    クリーナ。
JP2617188U 1988-02-29 1988-02-29 エアクリーナ Expired - Lifetime JPH0649888Y2 (ja)

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JP2617188U JPH0649888Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 エアクリーナ

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Publication Number Publication Date
JPH01130060U JPH01130060U (ja) 1989-09-05
JPH0649888Y2 true JPH0649888Y2 (ja) 1994-12-14

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