JPH0649685Y2 - 柔表面コンクリートブロック - Google Patents

柔表面コンクリートブロック

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JPH0649685Y2
JPH0649685Y2 JP1989122417U JP12241789U JPH0649685Y2 JP H0649685 Y2 JPH0649685 Y2 JP H0649685Y2 JP 1989122417 U JP1989122417 U JP 1989122417U JP 12241789 U JP12241789 U JP 12241789U JP H0649685 Y2 JPH0649685 Y2 JP H0649685Y2
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JP
Japan
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elastic
plate
outer peripheral
peripheral side
concrete block
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Application number
JP1989122417U
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JPH0361022U (ja
Inventor
民雄 河野
紘八郎 伊佐
Original Assignee
株式会社ヤマウ
関門コンクリート工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は柔かい表面をもつコンクリートブロックに関する
ものである。
「従来の技術」 従来コンクリートブロックにはクッションがないため、
球場のフエンス、遊園地の床面、ブランコやジヤングル
ジムの床面に用いる場合はコンクリートブロックによる
上記フエンスや床面にゴム板を張設する必要があった。
このゴム板は弾力性はあるが比較的硬いためクッション
性に乏しい嫌がある。ゴム板に代えてスポンジ類を張設
すると柔らか過ぎて耐衝撃性に乏しいという問題があ
る。又中空ゴム板をコンクリート面接着し、中空部を通
気孔により大気に連通させたものが開発されている。し
かし通気孔から中空部に雨水が進入し排出できないため
野外使用は制限され、かつ中空部内の空気の弾力性を利
用できないため、やはりゴム板やゴム脚を厚く又は太く
形成し、適度の弾力性と衝撃緩和性が得られないという
問題がある。
「考案が解決しようとする課題」 本案は硬いコンクリートブロックの表面に適度のクッシ
ョン性及び耐衝撃性を附与し野外球場のフエンスや野外
遊園地などの床面に用いる柔表面コンクリートブロック
を得ることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するため本案は 本体の端面に中空部を介して弾性板を配置し、該弾性板
の外周側板を本体の外周側面に支持して上記中空部に空
気を密封し、かつ上記弾性板の裏面に弾性脚を突設し、
該脚によって上記弾性板を上記端面に支持するように形
成した柔表面コンクリートブロック 弾性板、外周側板及び弾性脚が弾性ゴムによって形成さ
れている上記考案記載の柔表面コンクリートブロック によって構成される。
「作用」 従って本体1を端面2を上向にして床9上に並べると弾
性板5によってクッション床面8が形成される。この床
面8上に体重などによる衝撃荷重が加わると、弾性板5
は中空部4に弾性変形し、かつ外周側板3及び弾性脚7
も弾性変形して該弾性板5を支持するから該弾性板5が
上記端面2に衝接することはない。そして上記衝撃荷重
の解消によって弾性板5、外周側板6及び弾性脚7は元
の位置に復元する。上記弾性変形に際しては中空部4が
収縮して内部空気が圧縮され、その圧縮力によって弾性
板の弾性変形は支持され、復元力を補足する。又雨水が
中空部に進入することはない。
「実施例」 方形のコンクリートブロック本体1の方形端面2に中空
部4を介してゴム製弾性板5を配置する。この弾性板5
の外周にはゴム製側板6を一体に設け、該側板6は本体
1の外周側面3に嵌合し、該側板6の先端部6aを該側面
3から本体1の内部に埋設して上記側板6を該側面3に
固定する。又上記弾性板5の裏面5aには複数のゴム製弾
性脚7を突設し、該脚7の下端7aを上記端面2に接する
ことによって上記弾性板5を該端面2に支持することが
できる。中空部4は上記外周側板6によって囲繞され空
気が密封される。製造に際しては上記弾性板5を表裏
(上下)反転し、上記脚7を上向となし、該脚7の上端
7aに型枠シート(第2図2点鎖線で示される)を載置
し、外周側板6に接する直立型枠(図示していない)で
側面3を囲繞し、これに生コンクリートを流し込むこと
によって型枠シート上に本体1を硬化形成するものであ
る。コンクリートにはセメントコンクリート又はレジン
コンクリート等が用いられる。又上記型枠シートを用い
ず既製コンクリート本体1の外周側面3に上記外周側板
6を接し釘、接着剤などで該側面3と側板6とを固定す
ることもできる。
「考案の効果」 本案は上述のように構成したので本体1の端面2に適度
のクッション性を有し、しかも耐衝撃性に優れた柔表面
コンクリートブロックが得られるばかりでなく、中空部
4内の空気が弾性板5の荷重変形を支持し得てその復元
力を強化するため弾性板5、外周側板6を比較的薄くか
つ弾性脚7の数を比較的少く形成し得る効果がある。
又中空部4内に雨水が進入するおそれがないため野外に
おいて安全に用いられる便益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の柔表面コンクリートブロックを示す一部
切欠斜視図、第2図は該ブロックの縦断面図である。 1……本体、2……端面、3……外周側面、4……中空
部、5……弾性板、6……外周側板、7……弾性脚。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の端面に中空部を介して弾性板を配置
    し、該弾性板の外周側板を本体の外周側面に支持して上
    記中空部に空気を密封し、かつ上記弾性板の裏面に弾性
    脚を突設し、該脚によって上記弾性板を上記端面に支持
    するように形成した柔表面コンクリートブロック。
  2. 【請求項2】弾性板、外周側板及び弾性脚が弾性ゴムに
    よって形成されている請求項(1)記載の柔表面コンク
    リートブロック。
JP1989122417U 1989-10-18 1989-10-18 柔表面コンクリートブロック Expired - Lifetime JPH0649685Y2 (ja)

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JPH0361022U JPH0361022U (ja) 1991-06-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817963A (ja) * 1981-07-24 1983-02-02 早川ゴム株式会社 スポ−ツ床

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JPH0361022U (ja) 1991-06-14

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