JPH0649423Y2 - ドリルユニット搭載型ガス切断機 - Google Patents
ドリルユニット搭載型ガス切断機Info
- Publication number
- JPH0649423Y2 JPH0649423Y2 JP1990024902U JP2490290U JPH0649423Y2 JP H0649423 Y2 JPH0649423 Y2 JP H0649423Y2 JP 1990024902 U JP1990024902 U JP 1990024902U JP 2490290 U JP2490290 U JP 2490290U JP H0649423 Y2 JPH0649423 Y2 JP H0649423Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill unit
- gas cutting
- cutting
- axis
- cross beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、平板の孔明け、タップ、切断等の一連の加
工を行う装置であって、平板に下孔加工を施した後タッ
プ加工を行い、更に切断を行うドリルユニット搭載型ガ
ス切断機に関するものである。
工を行う装置であって、平板に下孔加工を施した後タッ
プ加工を行い、更に切断を行うドリルユニット搭載型ガ
ス切断機に関するものである。
[従来の技術] 従来、鋼板等の平板の切断はNCガス切断機により、ま
た、孔明け,タップ加工はボール盤により、それぞれ別
々に行われ、しかも、これらの加工機械が別々に設置さ
れているため、余分な設置スペースを必要とし、かつ、
両工程間を搬送する設備を必要とする等の問題点があっ
た。
た、孔明け,タップ加工はボール盤により、それぞれ別
々に行われ、しかも、これらの加工機械が別々に設置さ
れているため、余分な設置スペースを必要とし、かつ、
両工程間を搬送する設備を必要とする等の問題点があっ
た。
これを解決するため、従来2工程以上の分離独立してい
た2種類以上の作業を行う装置を1台にまとめた複合加
工装置が開発され、特開昭62-279036,特開昭62-289369
および特開昭63-120045の各公報に開示されている。
た2種類以上の作業を行う装置を1台にまとめた複合加
工装置が開発され、特開昭62-279036,特開昭62-289369
および特開昭63-120045の各公報に開示されている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記各公報に開示されている従来技術によれ
ば、第2図に示すように、切断及びマーキング用のガス
トーチ1d′と孔明け加工用のドリルユニット3′とが同
一軸に支持され、同一面上を移動するように構成されて
いるため、互いに干渉が生じ、ドリル加工および切断作
業の両作業を行い得る有効作業範囲が被加工材の横巾よ
り狭いl′に制限されるばかりでなく、同時に複合加工
作業を行うことができなかった。
ば、第2図に示すように、切断及びマーキング用のガス
トーチ1d′と孔明け加工用のドリルユニット3′とが同
一軸に支持され、同一面上を移動するように構成されて
いるため、互いに干渉が生じ、ドリル加工および切断作
業の両作業を行い得る有効作業範囲が被加工材の横巾よ
り狭いl′に制限されるばかりでなく、同時に複合加工
作業を行うことができなかった。
また、ガス切断時に生ずる切断熱やミスト・ヒューム等
によって、ミクロン単位の精密加工を要するドリルユニ
ットの加工精度に影響を及ぼしたり、損傷を与える等の
問題点があった。
によって、ミクロン単位の精密加工を要するドリルユニ
ットの加工精度に影響を及ぼしたり、損傷を与える等の
問題点があった。
この考案は、上記問題点を解決することを課題とし、ド
リル加工および切断作業の両作業を行い得る有効作業範
囲を拡大すると共に、同時に又は各別に前記複合加工作
業を遂行可能とし、かつ、ガス切断時に生ずる切断熱
や、発生するミスト・ヒューム等によって、ドリルユニ
ットの加工精度に及ぼす影響や、機器の損傷を防止する
ことを目的とするものである。
リル加工および切断作業の両作業を行い得る有効作業範
囲を拡大すると共に、同時に又は各別に前記複合加工作
業を遂行可能とし、かつ、ガス切断時に生ずる切断熱
や、発生するミスト・ヒューム等によって、ドリルユニ
ットの加工精度に及ぼす影響や、機器の損傷を防止する
ことを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案は上記課題解決の手段を提供するものであっ
て、被加工材たる平板を切断するガス切断トーチ1dと、
該平板に孔明けを施すドリルユニット3とを備え、前記
ガス切断トーチ1dをクロスビーム1aの一側に沿って摺動
自在とし、その背面に位置するクロスビーム1aの他側に
沿ってドリルユニット3を摺動自在とし、切断と孔明け
の複合加工を被加工材の全巾に亙って同時に又は各別に
遂行可能としたことを特徴とするドリルユニット搭載型
ガス切断機を考案要旨とするものである。
て、被加工材たる平板を切断するガス切断トーチ1dと、
該平板に孔明けを施すドリルユニット3とを備え、前記
ガス切断トーチ1dをクロスビーム1aの一側に沿って摺動
自在とし、その背面に位置するクロスビーム1aの他側に
沿ってドリルユニット3を摺動自在とし、切断と孔明け
の複合加工を被加工材の全巾に亙って同時に又は各別に
遂行可能としたことを特徴とするドリルユニット搭載型
ガス切断機を考案要旨とするものである。
[実施例] 本考案の実施例を第1図によって説明する。
図中1はレール2上を走行するガス切断機であって、こ
のガス切断機1は、クロスビーム1a,クロスレール1b,走
行台車1c,ガス切断トーチ1d,X軸駆動部1e,Y軸駆動部1f
等により構成されている。
のガス切断機1は、クロスビーム1a,クロスレール1b,走
行台車1c,ガス切断トーチ1d,X軸駆動部1e,Y軸駆動部1f
等により構成されている。
このガス切断機1のX軸座標制御は、走行台車1cに取り
付けられたピニオン1gおよびレール2に固設されたラッ
ク2a′を介してX軸駆動部1eにより行われる。
付けられたピニオン1gおよびレール2に固設されたラッ
ク2a′を介してX軸駆動部1eにより行われる。
ガス切断トーチ1aのY軸座標制御は、クロスビーム1aに
固設されたラック1a′とY軸駆動部1fに取り付けられた
ピニオンによって行われる。
固設されたラック1a′とY軸駆動部1fに取り付けられた
ピニオンによって行われる。
前記クロスビーム1aのガス切断トーチ1dの取付面と反対
側には、ドリルユニット3がスライド板3aを介してクロ
スビーム1aに沿って摺動自在に装着されている。
側には、ドリルユニット3がスライド板3aを介してクロ
スビーム1aに沿って摺動自在に装着されている。
このドリルユニット3は前記ガス切断トーチ1dの移動方
向であるY軸に平行するU軸に沿って移動し、そのU軸
座標制御は、クロスビーム1aに固設されているラック1
a″とスライド板3aに取り付けられたピニオン3cを介し
てY軸駆動部3bにより行われる。
向であるY軸に平行するU軸に沿って移動し、そのU軸
座標制御は、クロスビーム1aに固設されているラック1
a″とスライド板3aに取り付けられたピニオン3cを介し
てY軸駆動部3bにより行われる。
なお、図中4は操作盤であって、前記切断ガストーチ1d
をY軸に沿って、また、ドリルユニット3をU軸に沿っ
て、同時にまたは各別に移動させることができる。
をY軸に沿って、また、ドリルユニット3をU軸に沿っ
て、同時にまたは各別に移動させることができる。
[作用] 次に、本考案の作用について説明する。
操作盤4を操作し、予めプログラミングされている操作
プログラムによりガス切断トーチ1dをY軸に沿って移動
させ機械原点に合わせる。
プログラムによりガス切断トーチ1dをY軸に沿って移動
させ機械原点に合わせる。
ガス切断トーチ1dのY軸原点合わせ動作が完了した後、
同様にしてドリルユニット3をU軸に沿って移動させ、
そのU軸原点合わせ作業を行いY軸とU軸の芯合わせを
行う。
同様にしてドリルユニット3をU軸に沿って移動させ、
そのU軸原点合わせ作業を行いY軸とU軸の芯合わせを
行う。
操作盤4のY軸,U軸同時移動スイッチをONして、切断ト
ーチ1dおよびドリルユニッ3を切断材のスタート点に移
動させた後、Y軸,U軸同時移動スイッチをOFFにして、
ドリルユニット3によりドリル加工を行い、切断トーチ
1dによって所要寸法に切断する。
ーチ1dおよびドリルユニッ3を切断材のスタート点に移
動させた後、Y軸,U軸同時移動スイッチをOFFにして、
ドリルユニット3によりドリル加工を行い、切断トーチ
1dによって所要寸法に切断する。
以上において、切断トーチ1dとドリルユニット3は互い
に干渉を起こすことなく移動可能であるから、ドリル加
工および切断作業の両作業を同時に行うことも、各別に
行うことも可能であり、かつ、複合加工を行い得る有効
作業範囲を被加工材の横巾一杯のlとすることができ
る。しかも、ガス切断トーチ1dとドリルユニット3と
は、離れた位置に配置されているから、ガス切断時に生
ずる切断熱やミスト・ヒューム等によって、ドリルユニ
ットの加工精度に悪影響を及ぼすことがない。
に干渉を起こすことなく移動可能であるから、ドリル加
工および切断作業の両作業を同時に行うことも、各別に
行うことも可能であり、かつ、複合加工を行い得る有効
作業範囲を被加工材の横巾一杯のlとすることができ
る。しかも、ガス切断トーチ1dとドリルユニット3と
は、離れた位置に配置されているから、ガス切断時に生
ずる切断熱やミスト・ヒューム等によって、ドリルユニ
ットの加工精度に悪影響を及ぼすことがない。
[効果] 本考案によれば、ガス切断トーチ1dをクロスビーム1aの
一側に沿って摺動自在とし、その背面に位置するクロス
ビーム1aの他側に沿ってドリルユニット3を摺動自在と
したことにより、切断ないしマーキングを行うガス切断
トーチ1dと孔明け加工を行うドリルユニット3が互いに
干渉することなく被加工材の横巾一杯に移動可能とな
り、有効作業範囲が拡大され、前記複合加工を同時に行
うことも、各別に行うことも可能となり、しかも、ガス
切断トーチ1dとドリルユニット3とは、クロスビーム1a
の反対側の離れた位置に配置されているから、ガス切断
時に生ずる切断熱やミスト・ヒューム等によって、ドリ
ルユニットの加工精度に及ぼす影響を防止でき、また、
ドリルユニットの本体や摺動面に損傷を与えることを防
止することができる。
一側に沿って摺動自在とし、その背面に位置するクロス
ビーム1aの他側に沿ってドリルユニット3を摺動自在と
したことにより、切断ないしマーキングを行うガス切断
トーチ1dと孔明け加工を行うドリルユニット3が互いに
干渉することなく被加工材の横巾一杯に移動可能とな
り、有効作業範囲が拡大され、前記複合加工を同時に行
うことも、各別に行うことも可能となり、しかも、ガス
切断トーチ1dとドリルユニット3とは、クロスビーム1a
の反対側の離れた位置に配置されているから、ガス切断
時に生ずる切断熱やミスト・ヒューム等によって、ドリ
ルユニットの加工精度に及ぼす影響を防止でき、また、
ドリルユニットの本体や摺動面に損傷を与えることを防
止することができる。
第1図は本考案装置の平面図、第2図は従来例の平面図
である。 1:ガス切断機 1a:クロスビーム 1a′,1a″:ラック 1b:クロスレール 1c:走行台車 1d:ガス切断トーチ 1e:X軸駆動部 1f:Y軸駆動部 3:ドリルユニット 3a:スライド板 3b:U軸駆動部 3c:ピニオン 4:操作盤
である。 1:ガス切断機 1a:クロスビーム 1a′,1a″:ラック 1b:クロスレール 1c:走行台車 1d:ガス切断トーチ 1e:X軸駆動部 1f:Y軸駆動部 3:ドリルユニット 3a:スライド板 3b:U軸駆動部 3c:ピニオン 4:操作盤
Claims (1)
- 【請求項1】被加工材たる平板を切断するガス切断トー
チ(1d)と、該平板に孔明けを施すドリルユニット
(3)とを備え、前記ガス切断トーチ(1d)をクロスビ
ーム(1a)の一側に沿って摺動自在とし、その背面に位
置するクロスビーム(1a)の他側に沿ってドリルユニッ
ト(3)を摺動自在とし、切断と孔明けの複合加工を被
加工材の全巾に亙って同時に又は各別に遂行可能とした
ことを特徴とするドリルユニット搭載型ガス切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990024902U JPH0649423Y2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | ドリルユニット搭載型ガス切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990024902U JPH0649423Y2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | ドリルユニット搭載型ガス切断機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116266U JPH03116266U (ja) | 1991-12-02 |
JPH0649423Y2 true JPH0649423Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=31527848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990024902U Expired - Lifetime JPH0649423Y2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | ドリルユニット搭載型ガス切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649423Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007307100A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Three Runner:Kk | バッグ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5233784U (ja) * | 1976-08-09 | 1977-03-09 | ||
JPS63120045A (ja) * | 1986-04-25 | 1988-05-24 | Koike Sanso Kogyo Co Ltd | ケ書、穴明、溶断複合加工装置 |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP1990024902U patent/JPH0649423Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03116266U (ja) | 1991-12-02 |
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