JPH0649385Y2 - 缶蓋供給装置の供給位置調整装置 - Google Patents

缶蓋供給装置の供給位置調整装置

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JPH0649385Y2
JPH0649385Y2 JP1988011955U JP1195588U JPH0649385Y2 JP H0649385 Y2 JPH0649385 Y2 JP H0649385Y2 JP 1988011955 U JP1988011955 U JP 1988011955U JP 1195588 U JP1195588 U JP 1195588U JP H0649385 Y2 JPH0649385 Y2 JP H0649385Y2
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久勝 伊藤
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Daiwa Can Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、缶詰工程中又は製缶工程中で缶蓋巻締機に缶
蓋を供給する装置の供給位置調整装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
清涼飲料や食品などの缶詰め工程に於ける缶蓋巻締機
(シーマ)は、一方から中身が入れられた状態のシーム
レス缶胴又は底蓋が固着された缶胴、他方から上蓋(缶
蓋)が次々と送られて来て、ここで缶胴の開口部に上蓋
が被せられ、缶蓋巻締機により両者のフランジ部同志が
巻締められて密封される。
具体的には第1図に示すように、多数の缶蓋1が上部シ
ュートから制動装置13、位置調整装置(25)、シュート
14を通って重なった状態で次々と送られてくる。シュー
ト14の最下端にある缶蓋1は、セパレータ26で上側の缶
蓋から分離されてフィードターレット15で180°反対側
に運ばれ、下方に落下する。その下方には、缶蓋巻締機
の一定高さの缶台16があり、缶台16の上には、別途の供
給装置から中身が入った缶胴2が送られてきている。上
記により落下してきた缶蓋1が缶胴2の開口部に被さ
る。この開口のフランジ部と缶蓋のフランジ部とを巻締
めて缶詰ができあがる。
上記の装置では、上部シュート12と制動装置13はフィー
ドターレット15側とは独立に取付けられており、一方、
シュート14はフィードプレート27に取付けられており、
フィードプレート27はフィードターレット15と一緒に上
下動するようになっている。その両者を位置調整装置
(25)で連結している。このため前に巻締作業した缶胴
とは高さが異なる缶胴を使用して巻締作業をする場合に
は、両者の位置関係を調整しなければならない。例えば
高さ寸法が高い缶胴2に変えるときには、缶台16の高さ
が一定であるから、缶胴2が缶蓋1を受け入れる位置も
高くなるためフィードターレット15を上げることにな
る。するとフィードプレート27も上るから、これに取付
けられているシュート14も上がることになる。上部シュ
ート12と制動装置13は、シュート14とは独立に取付けら
れているので、シュート14との中間にある位置調整装置
(25)を調整して両者を連結するようにしている。
第6図に示すように従来の位置調整装置25は、2個の環
状のフランジ部3、4と、このフランジ部3、4間に立
設され、固着されている複数本(図示例では4本)の案
内部材28とから成る定長の部分18に環状のスペーサ19お
よび20が連結されている。これらのスペーサを抜き差し
することによりシュート14の上下動を可能にしていた。
尚、このことは、製缶工場で、缶胴に缶蓋を巻締める場
合も同様であった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のようにスペーサを抜き差しするの
は作業に手間がかゝる。本考案は、このような缶詰工程
中又は製缶工程中で缶蓋巻締機に缶蓋を供給する装置の
供給位置調整作業の効率化を図る供給位置調整装置を提
供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための、本考案を適用する缶蓋供
給装置の供給位置調整装置を実施例に相当する第1図に
より説明する。
同図に示すように本考案の供給位置調整装置10は、缶蓋
巻締機の一定高さの缶台16に載置された缶胴2に、缶蓋
1を供給する缶蓋供給装置に付加される装置である。こ
の供給位置調整装置10の構成は、中央を缶蓋1が通過可
能な空間のある缶蓋供給側の固定フランジ部3および缶
蓋排出側の可動フランジ部4を有し、固定フランジ部3
に複数の固定案内部材5および可動フランジ部4に複数
の可動案内部材6が夫々立設されている。固定案内部材
5および可動案内部材6により囲まれた中央部分が缶蓋
1の通路8を形成し、固定案内部材5と可動案内部材6
とを摺動可能に係合させてある。
〔作用〕
第1図の装置では、多数の缶蓋1が上部シュート12から
制動装置13、位置調整装置10、シュート14を通ってフィ
ードターレット15に送られる。フィードターレット15か
ら缶蓋1が缶蓋巻締機の缶台16に載置された缶胴2に落
下して被せられる。位置調整装置10では、缶蓋1は固定
フランジ部3および可動フランジ部4の中央空間、固定
案内部材5および可動案内部材6により囲まれた中央部
分の通路8を通過する。
缶蓋巻締機により巻締る缶胴2、すなわち缶台16に載置
される缶胴2を高さの異なるものにするときには、缶蓋
1が缶胴2に落下するように調整する必要がある。缶台
16の高さが一定であるから、フィードターレット15、フ
ィードプレート27を上下させ、シュート14も上下させて
調整する。すなわちシュート14を取付けてある可動フラ
ンジ部4を上下させると、可動案内部材6が固定案内部
材5に沿って摺動することにより、可動フランジ部4の
高さを適切な位置に調整することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本考案の供給位置調整装置を有する缶蓋供給装
置の実施例を示す概略図である。
同図に示すように缶蓋供給装置は、上部シュート12、制
動装置13、位置調整装置10、シュート14が順に連結され
ている。上部シュート12は、缶蓋1を次々と給送するた
めの装置、制動装置13は上部シュート12から押圧給送さ
れて来た缶蓋1にかかっている圧力を軽減すると共に、
缶蓋1が位置調整装置10を通ってシュート14に過不足な
く送られるように制動するための装置である。上部シュ
ート12と制動装置13は、架台又は柱(図示せず)に固設
されている。シュート14は、フィードプレート27に取付
けられている。制動装置13の出口側フランジ部22は位置
調整装置10の固定フランジ部3に連結し、シュートの入
口側フランジ部23は位置調整装置10の可動フランジ部4
に連結している。
位置調整装置10の詳細は第2図に示してあるとおり、環
状のフランジ部3に4本の固定案内部材5、環状のフラ
ンジ部4に4本の可動案内部材6が夫々取付けられてい
る。第3図に第2図のA-A断面が示してあり、この図の
ように4本の固定案内部材5は、いずれも摺動が必要な
範囲が中空になった棒であり、その中空部分に可動案内
部材6である棒が夫々摺動可能に嵌まっている。なお図
では見易くするために、固定案内部材5の中空部分内面
と可動案内部材6の外面との間に若干の空隙をもたせて
描いてある。これらの案内部材5、6により囲まれた部
分は缶蓋1の通路8を形成している。フランジ部3およ
びフランジ部4の中央部分も缶蓋1の通路8となる。
缶胴の高さが異なるものを工程に載せる場合には、フィ
ードターレット15を上下動させると、これと一緒にフィ
ードプレート27も上下動するので、フィードプレート27
に取付けられているシュート14も上下動する。シュート
14が上がるとフランジ部23により押上げられて可動案内
部材6が固定案内部材5の中空部分を摺動して入り込ん
でゆき、位置調整装置10の全体の寸法が縮む。シュート
14が下がるとフランジ部23の下降に連れて可動フランジ
部4と可動案内部材6が自重で固定案内部材5の中空部
分を摺動しながら下降してゆき、位置調整装置10の全体
の寸法が伸びる。
なお第2図に示す例では、固定案内部材5のうちの1本
にはスプリングプランジャ9が取付けられており、その
先端は固定案内部材5の壁穴を貫通して可動案内部材6
に接触している。可動案内部材6にはストッパ用凹み6a
が形成されている。そのため、凹み6aがスプリングプラ
ンジャ9に嵌合するまで可動案内部材6とフランジ部4
を上げるとその位置で可動案内部材6とフランジ部4が
保持されるので、シュート14を取外したりするような作
業が簡単にできるようになる。
第4図は位置調整装置10の別な実施例で、第3図と同一
方向の図である。この例では固定案内部材5と可動案内
部材6はともに角棒で相接触している。なお、図では見
易くするために若干空隙をもたせてある。固定案内部材
5は、可動案内部材6より内側(缶蓋通路8側)に出て
いる。これは、固定案内部材5が可動案内部材6の上側
(缶蓋の供給側)に位置するため(第1図参照)、缶蓋
が通過するとき途中で可動案内部材6に引っ掛かること
を防止するための処置である。
第5図も同じく位置調整装置10の別な実施例である。こ
の例では固定案内部材5と可動案内部材6は夫々3本の
円弧状の板で相接触しており、固定案内部材5が内側に
位置して可動案内部材6が摺動する。なお図では見易く
するために若干空隙をもたせてある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案を適用する缶蓋供給装置の
供給位置調整装置は、缶詰作業又は製缶作業で缶胴の高
さ寸法を変えるとき、缶蓋供給装置から缶蓋を適切な高
さで供給するように調整できる。調整に際し、従来のよ
うに高さ調整スペーサを抜き差しする煩わしい調整作業
を必要としない。そのため、缶の型替え作業の効率化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用する缶蓋供給装置の供給位置調整
装置とその周辺の実施例を示す概略図、第2図は同じく
供給位置調整装置の実施例の一部破断側面図、第3図は
第2図のA-A断面図、第4図、第5図は別な実施例の断
面図、第6図は従来の装置の一部破断側面図である。 1……缶蓋、2……缶胴 3・4・22・23……フランジ部 5……固定案内部材、6……可動案内部材 8……缶蓋通路 9……スプリングプランジャ 10・25……供給位置調整装置 12……上部シュート、13……制動装置 14……シュート 15……フィードターレット 16……缶台、19・20……スペーサ 26……セパレータ 27……フィードプレート 28……案内部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶蓋巻締機の一定高さの缶台に載置された
    缶胴に、缶蓋を供給する缶蓋供給装置に付加される装置
    であって、中央を缶蓋が通過可能な空間のある缶蓋供給
    側の固定フランジ部および缶蓋排出側の可動フランジ部
    を有し、固定フランジ部に複数の固定案内部材および可
    動フランジ部に複数の可動案内部材が夫々立設され、固
    定案内部材および可動案内部材により囲まれた中央部分
    が缶蓋の通路を形成し、固定案内部材と可動案内部材と
    を摺動可能に係合させ、前記一定高さの缶台に対する可
    動フランジ部の高さを可変にしたことを特徴とする供給
    位置調整装置。
JP1988011955U 1988-01-29 1988-01-29 缶蓋供給装置の供給位置調整装置 Expired - Lifetime JPH0649385Y2 (ja)

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