JPH0649318Y2 - 背骨用プロテクター - Google Patents

背骨用プロテクター

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JPH0649318Y2
JPH0649318Y2 JP7381190U JP7381190U JPH0649318Y2 JP H0649318 Y2 JPH0649318 Y2 JP H0649318Y2 JP 7381190 U JP7381190 U JP 7381190U JP 7381190 U JP7381190 U JP 7381190U JP H0649318 Y2 JPH0649318 Y2 JP H0649318Y2
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JP
Japan
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protector
pad body
spine
pad
sheet
Prior art date
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Application number
JP7381190U
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English (en)
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JPH0432770U (ja
Inventor
秀仁 木村
Original Assignee
オージーケー販売株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、単車等に乗車する際に、背中に装着し、転
倒、その他の事故などの際に背骨を保護するための背骨
用プロテクターに関するものである。
(従来の技術) 従来の背骨用プロテクター(以下プロテクターという)
は、第7図〜第10図に示すように、可撓性を有するマッ
ト状のプロテクター本体20に、硬質合成樹脂材から成る
パッド体21を、前記プロテクター本体20の中心線に沿っ
て上下方向に直列状に複数個固設したものがある。前記
パッド体21は、略T字形となっており、その中央部に
は、上部に開口する間隙を設けるための十字状の隆起部
22となっている。またパッド体21の下部は、下位のパッ
ド体21の隆起部22に上方から遊挿するための脚部23とな
っている。またパッド体21は、幅方向両端の固定部24,2
4でプロテクター本体20と固定される。なお、パッド体2
1はプロテクター本体20の中心線の上下方向に沿って、
上位のパッド体21の脚部23が上方より、下位のパッド体
21の隆起部22に遊挿するように、直列状に固定されてい
る。これによりプロテクターは屈折自在の背骨状となっ
ている。
このプロテクターは、プロテクター本体20の左右の張り
出し部25,25に固定された締付バンド26,26により、背中
に装着する。
このように構成されたプロテクターに上下圧縮方向の力
が作用すると、プロテクター本体20が収縮する結果、パ
ッド体21が上方向また下方向にスライドして、パッド体
21相互が接当し、それ以上はスライドしないので、プロ
テクター全体が、それ以上に上下方向に縮まなくなり、
背骨が上下方向の力によって、骨折あるいは損傷を受け
るのを防いでいる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記のようにプロテクターに、上下圧縮方向の
力が作用して、パッド体21相互が接当する時に、衝撃が
発生し、この衝撃が少なからず背骨に伝わる。また、プ
ロテクター本体20に外面から加わる衝撃があると、パッ
ド体21が硬質合成樹脂材であるため、衝撃を吸収しきれ
ず、背骨に衝撃を伝えてしまう。また上位のパッド体21
の脚部23が、下位のパッド体21の隆起部22の間隙内に入
り組み状に遊挿されているので、プロテクター全体は、
屈折自在となっているが、パッド体21が硬質合成樹脂材
なので、屈折範囲には限界があり、背骨用プロテクター
を装着すると、激しい運動をする時の障害となる場合が
あった。
本考案は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、背骨用プロテクターに特に上
下圧縮方向の力が加わっても、パッド体21が上方向又は
下方向にスライドするのを抑止し、パッド体21同士が直
接に接当しないようにし、また背骨用プロテクターに外
面から衝撃が加わる場合でも、その衝撃を好適に吸収で
きるようにし、また背骨用プロテクターの屈折範囲が大
きくなるようにして、背骨用プロテクターを装着して
も、激しい動きの障害にならないような背骨用プロテク
ターを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、次の技術的手段
を講じた。
すなわち、本考案は、可撓性を有するマット状のプロテ
クター本体1と、該本体1の中心線に沿って上下方向に
隙間を設けて直列状に複数個固設される硬質合成樹脂材
等から成るパッド体6とを備える背骨用プロテクターに
おいて、 前記プロテクター本体1とパッド体6との間に、上位の
パッド体6と下位のパッド体6にまたがるような舌片状
で軟質合成樹脂材等から成り、かつ左右両端部8,8に上
位のパッド体6とプロテクター本体1に挟持状に固定さ
れる固定片9,9を設けたシート体5が設けられ、該シー
ト体5より隆起壁11が、上位のパッド体6と下位のパッ
ド体6との隙間より隆起していることを特徴としてい
る。
(作用) 背骨用プロテクターに、上下圧縮方向の力が作用する
と、パッド体6が、上方向又は下方向にスライドし、パ
ッド体6相互が接当しようとするが、シート体5より隆
起した隆起壁11が上位のパッド体6と下位のパッド体6
の隙間に設けられているので、夫々のパッド体6は、そ
の動きを抑止されると共に衝撃が吸収緩和される。ま
た、背骨用プロテクターに外方向から衝撃が加わると、
プロテクター本体1とパッド体6の間で挟持された軟質
合成樹脂材等からなるシート体5における固定片9が、
衝撃を吸収緩和する。
(実施例) 本考案を図面に基づき説明する。
第1図〜第6図において、1はプロテクター本体で、略
ひょうたん形で可撓性を有するマット状で構成されてい
る。該プロテクター本体1は、通気用の孔2を複数個有
している。また、プロテクター本体1は、左右の張り出
し部3,3に、身体に装着するための締付バンド4の端部4
aを固定している。
前記プロテクター本体1の中心線1′上の上下にかけ
て、舌片状のシート体5と、うろこ状のパッド体6が、
シート体5にパッド体6を被せるように、直列状にそれ
ぞれ複数個、図示では6個固設されている。該シート体
5は、軟質合成樹脂材から成るシート状のもので、先端
部7から、上方にいくほど広がる舌片状となっている。
該シート体5は、左右両端部8,8にプロテクター本体1
と固定するための固定片9,9を有している。該固定片9
はシート体5左右両端部8,8より上方に突出されてい
る。また、シート体5は、その中央部10に、左右に弓な
りに連なる隆起壁11を有している。該隆起壁11は、シー
ト体5より垂直に立ち上がっている。前記パッド体6
は、硬質合成樹脂材より成るもので、中央部12が隆起
し、上方に向けてシート体5との間で間隙6′が設けら
れている。また、パッド体6の下端縁13は、前記、隆起
壁11の上端側14と係合乃至は近接する形状となってお
り、また、パッド体6の上端縁15は、隆起壁11の下端側
16と係合乃至は近接する形状となっている。
パッド体6は、前記シート体5の隆起壁11の上端側14
に、パッド体6の下端縁13を合わせるように、プロテク
ター本体1に、シート体5の固定片9,9と共にリベット
等の固定具18で固定されている。なお、シート体5の固
定片9と、パッド体6の固定部18との間には、スポンジ
シート体19が設けられ、シート体5とパッド体6と共
に、プロテクター本体1に固定され、パッド体6に加わ
る衝撃を、シート体5と共に吸収するようにしている。
(考案の効果) 本考案の背骨用プロテクターは、プロテクター本体1の
パッド体6との間に、上位のパッド体6と下位のパッド
体6にまたがるような舌片状で軟質合成樹脂材等から成
り、かつ左右両端部8,8に上位のパッド体6とプロテク
ター本体1に挟持状に固定される固定片9,9を設けたシ
ート体5が設けられ、該シート体5より隆起壁11が、上
位のパッド体6と下位のパッド体6との隙間より隆起さ
せてあるので、プロテクター本体1に、特に上下圧縮方
向の力が加わっても、上下パッド体6との間に軟質合成
樹脂材による隆起壁11が設けられているので、パッド体
6,6は隆起壁11に衝当して、動きを抑止され、上または
下にスライドすることなく、パッド体6同士が接当して
衝撃が発生することを防止できる。また、プロテクター
に外方からの衝撃が加わる場合に、パッド体6だけでは
吸収できないが、パッド体6の下にシート体5が設けら
れているので、好適に衝撃を吸収、緩和することができ
る。また、軟質合成樹脂材のシート体5が、下位のパッ
ド体6の上方より遊挿する構成となっているので、プロ
テクターの屈折範囲は非常に大きくなり、激しい動きが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、本考案の一実施例を示すもので、第
1図は正面図、第2図は要部拡大正面図、第3図は第2
図のA−A線断面図、第4図は同B−B線断面図、第5
図はシート体の正面図、第6図は第5図のC−C線断面
図、第7図〜第10図は、従来例を示すもので、第7図は
正面図、第8図は要部拡大正面図、第9図は第8図のA
−A線断面図、第10図は同B−B線断面図である。 1……プロテクター本体、5……シート体、6……パッ
ド体、8……左右両端部、9……固定片、11……隆起
壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性を有するマット状のプロテクター本
    体(1)と、該本体(1)の中心線に沿って上下方向に
    隙間を設けて直列状に複数個固設される硬質合成樹脂材
    等から成るパッド体(6)とを備える背骨用プロテクタ
    ーにおいて、 前記プロテクター本体(1)とパッド体(6)との間
    に、上位のパッド体(6)と下位のパッド体(6)にま
    たがるような舌片状で軟質合成樹脂材等から成り、かつ
    左右両端部(8)(8)に上位のパッド体(6)とプロ
    テクター本体(1)に挟持状に固定される固定片(9)
    (9)を設けたシート体(5)が設けられ、該シート体
    (5)より隆起壁(11)が、上位のパッド体(6)と下
    位のパッド体(6)との隙間より隆起していることを特
    徴とする背骨用プロテクター。
JP7381190U 1990-07-10 1990-07-10 背骨用プロテクター Expired - Lifetime JPH0649318Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7381190U JPH0649318Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 背骨用プロテクター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7381190U JPH0649318Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 背骨用プロテクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0432770U JPH0432770U (ja) 1992-03-17
JPH0649318Y2 true JPH0649318Y2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=31612950

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7381190U Expired - Lifetime JPH0649318Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 背骨用プロテクター

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JPS57101755U (ja) * 1980-12-16 1982-06-23

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JPH0432770U (ja) 1992-03-17

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