JPH06491A - 汚水処理装置 - Google Patents
汚水処理装置Info
- Publication number
- JPH06491A JPH06491A JP16464092A JP16464092A JPH06491A JP H06491 A JPH06491 A JP H06491A JP 16464092 A JP16464092 A JP 16464092A JP 16464092 A JP16464092 A JP 16464092A JP H06491 A JPH06491 A JP H06491A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewage
- tank
- air lift
- treatment
- treatment tank
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- Pending
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- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 汚水２が一時期に大量に流入しても、各処理
槽１に一定時間滞留させて充分に浄化することができ、
流出する汚水２のＢＯＤを基準値以上の状態になり難く
くすることができる汚水処理装置を提供する。 【構成】 二個以上の処理槽１を有し、流入する汚水２
を各処理槽１で順次浄化し、浄化された汚水２を流出し
てなる汚水処理装置において、処理槽１から処理槽１へ
汚水２を移流するエアリフト手段３と、エアリフト手段
３を間欠駆動させる調整手段４とを備えているため、エ
アリフト手段３と調整手段４により、処理槽１から処理
槽１へ移流する汚水２の流量を調整することができるも
のである。
槽１に一定時間滞留させて充分に浄化することができ、
流出する汚水２のＢＯＤを基準値以上の状態になり難く
くすることができる汚水処理装置を提供する。 【構成】 二個以上の処理槽１を有し、流入する汚水２
を各処理槽１で順次浄化し、浄化された汚水２を流出し
てなる汚水処理装置において、処理槽１から処理槽１へ
汚水２を移流するエアリフト手段３と、エアリフト手段
３を間欠駆動させる調整手段４とを備えているため、エ
アリフト手段３と調整手段４により、処理槽１から処理
槽１へ移流する汚水２の流量を調整することができるも
のである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二個以上の処理槽１を
有し、流入する汚水２を各処理槽１で順次浄化し、浄化
された汚水２を流出してなる汚水処理装置に関するもの
である。
有し、流入する汚水２を各処理槽１で順次浄化し、浄化
された汚水２を流出してなる汚水処理装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】図３に示すように、嫌気槽５、接触ばっ
気槽６、沈澱槽７、消毒槽８等の処理槽１を有し、流入
口９から流入する汚水２を、所定の順序に併設された各
処理槽１に一定時間滞留させ、微生物等により順次浄化
し、ＢＯＤが基準値以下になるまで浄化された汚水２を
流出口１０から槽外に流出してなる汚水処理装置が知ら
れており、汚水２は水位差により移流口１１を介して処
理槽１から処理槽１へと移流するものである。
気槽６、沈澱槽７、消毒槽８等の処理槽１を有し、流入
口９から流入する汚水２を、所定の順序に併設された各
処理槽１に一定時間滞留させ、微生物等により順次浄化
し、ＢＯＤが基準値以下になるまで浄化された汚水２を
流出口１０から槽外に流出してなる汚水処理装置が知ら
れており、汚水２は水位差により移流口１１を介して処
理槽１から処理槽１へと移流するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、汚水２が水位差により移流するた
め、図４（ａ）に示すように、汚水２が一時期に大量に
流入すると、各処理槽１に一定時間滞留させることがで
きず、図４（ｂ）に示すように、充分に浄化されないま
まＢＯＤが基準値以上の状態で、槽外に流出するもので
ある。
来の技術においては、汚水２が水位差により移流するた
め、図４（ａ）に示すように、汚水２が一時期に大量に
流入すると、各処理槽１に一定時間滞留させることがで
きず、図４（ｂ）に示すように、充分に浄化されないま
まＢＯＤが基準値以上の状態で、槽外に流出するもので
ある。
【０００４】このため、河川等が汚れ、地球環境を破壊
するものである。そこで本発明は、上記従来の技術にお
ける問題を解決するために発明されたものであり、すな
わちその課題は、汚水２が一時期に大量に流入しても、
各処理槽１に一定時間滞留させて充分に浄化することが
でき、流出する汚水２のＢＯＤを基準値以上の状態にな
り難くくすることができる汚水処理装置を提供すること
である。
するものである。そこで本発明は、上記従来の技術にお
ける問題を解決するために発明されたものであり、すな
わちその課題は、汚水２が一時期に大量に流入しても、
各処理槽１に一定時間滞留させて充分に浄化することが
でき、流出する汚水２のＢＯＤを基準値以上の状態にな
り難くくすることができる汚水処理装置を提供すること
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の汚水処理装置に
おいては、二個以上の処理槽１を有し、流入する汚水２
を各処理槽１で順次浄化し、浄化された汚水２を流出し
てなる汚水処理装置において、処理槽１から処理槽１へ
汚水２を移流するエアリフト手段３と、エアリフト手段
３を間欠駆動させる調整手段４とを備えてなることを特
徴とするものである。
おいては、二個以上の処理槽１を有し、流入する汚水２
を各処理槽１で順次浄化し、浄化された汚水２を流出し
てなる汚水処理装置において、処理槽１から処理槽１へ
汚水２を移流するエアリフト手段３と、エアリフト手段
３を間欠駆動させる調整手段４とを備えてなることを特
徴とするものである。
【０００６】
【作用】本発明の汚水処理装置においては、エアリフト
手段３と調整手段４により、処理槽１から処理槽１へ移
流する汚水２の流量を調整することができるものであ
る。
手段３と調整手段４により、処理槽１から処理槽１へ移
流する汚水２の流量を調整することができるものであ
る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を、図面に示した実施例に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【０００８】図１の汚水処理装置は、本発明の一実施例
で、嫌気第一槽５１、嫌気第二槽５２、接触ばっ気槽
６、沈澱槽７、消毒槽８を有し、嫌気第一槽５１に設け
られた流入口９から流入する汚水２を、所定の順序に併
設された各処理槽１に一定時間滞留させ、微生物等によ
り順次浄化し、ＢＯＤが基準値以下になるまで浄化され
た汚水２を、消毒槽８に設けられた流出口１０から槽外
に流出してなる汚水処理装置であって、嫌気第一槽５１
から嫌気第二槽５２へ汚水２を移流するエアリフト手段
３と、エアリフト手段３を間欠駆動させる調整手段４と
を備えてなることを特徴とするものである。
で、嫌気第一槽５１、嫌気第二槽５２、接触ばっ気槽
６、沈澱槽７、消毒槽８を有し、嫌気第一槽５１に設け
られた流入口９から流入する汚水２を、所定の順序に併
設された各処理槽１に一定時間滞留させ、微生物等によ
り順次浄化し、ＢＯＤが基準値以下になるまで浄化され
た汚水２を、消毒槽８に設けられた流出口１０から槽外
に流出してなる汚水処理装置であって、嫌気第一槽５１
から嫌気第二槽５２へ汚水２を移流するエアリフト手段
３と、エアリフト手段３を間欠駆動させる調整手段４と
を備えてなることを特徴とするものである。
【０００９】エアリフト手段３としては、エアーポンプ
１２と、略逆Ｊ字状に折曲され、長管部１３を嫌気第一
槽５１側に、又、短管部１４を嫌気第二槽５２側に位置
させたエアリフト管１５と、エアリフト管１５にエアー
ポンプ１２からのエアーを送るエアリフト配管１６とか
らなるものであり、エアリフト管１５は、固形物の詰ま
りを防止するために大径のものが用いられるものであ
る。なお、エアリフト管１５にエアーを送るエアーポン
プ１２としては、別途設置する必要がなく、散気管１７
を通して好気性微生物の働きにより汚水２を処理する接
触ばっ気槽６にエアーを送るエアーポンプ１２と共用す
ることができるものである。
１２と、略逆Ｊ字状に折曲され、長管部１３を嫌気第一
槽５１側に、又、短管部１４を嫌気第二槽５２側に位置
させたエアリフト管１５と、エアリフト管１５にエアー
ポンプ１２からのエアーを送るエアリフト配管１６とか
らなるものであり、エアリフト管１５は、固形物の詰ま
りを防止するために大径のものが用いられるものであ
る。なお、エアリフト管１５にエアーを送るエアーポン
プ１２としては、別途設置する必要がなく、散気管１７
を通して好気性微生物の働きにより汚水２を処理する接
触ばっ気槽６にエアーを送るエアーポンプ１２と共用す
ることができるものである。
【００１０】調整手段４としては、エアリフト配管１６
の途中に設けられる電磁弁１８と、電磁弁１８の開閉を
制御するタイマー１９とからなるものである。
の途中に設けられる電磁弁１８と、電磁弁１８の開閉を
制御するタイマー１９とからなるものである。
【００１１】この汚水処理装置の動作を、図２（ａ）、
図２（ｂ）、図２（ｃ）、図２（ｄ）、図２（ｅ）、図
２（ｆ）に示すタイムチャートによって説明する。
図２（ｂ）、図２（ｃ）、図２（ｄ）、図２（ｅ）、図
２（ｆ）に示すタイムチャートによって説明する。
【００１２】図２（ａ）は、流入口９から嫌気第一槽５
１に流入する汚水量の変化を示すものであり、６〜９時
に朝食、洗面、トイレ等による第一ピーク２０が現れ、
１０〜１２時に昼食、洗濯等による第二ピーク２１が現
れ、１６〜２２時に夕食、入浴等によるに第三ピーク２
２が現れており、これらの時間帯に大量の汚水２が嫌気
第一槽５１に流入するものである。
１に流入する汚水量の変化を示すものであり、６〜９時
に朝食、洗面、トイレ等による第一ピーク２０が現れ、
１０〜１２時に昼食、洗濯等による第二ピーク２１が現
れ、１６〜２２時に夕食、入浴等によるに第三ピーク２
２が現れており、これらの時間帯に大量の汚水２が嫌気
第一槽５１に流入するものである。
【００１３】図２（ｂ）及び図２（ｃ）は、エアーポン
プ１２の運転状況、及び散気管１７からのエアーの噴出
状況を示すものであり、好気性微生物の働きにより汚水
２を処理する接触ばっ気槽６に、散気管１７を通して常
時エアーを送る必要があるため、連続運転されるもので
ある。
プ１２の運転状況、及び散気管１７からのエアーの噴出
状況を示すものであり、好気性微生物の働きにより汚水
２を処理する接触ばっ気槽６に、散気管１７を通して常
時エアーを送る必要があるため、連続運転されるもので
ある。
【００１４】図２（ｄ）及び図２（ｅ）は、電磁弁１８
の動作状況、及び嫌気第一槽５１から嫌気第二槽５２へ
の汚水２の移流状況を示すものであり、タイマー１９に
より電磁弁１８を間欠駆動させ一定時間間隔で開閉を繰
り返すため、汚水２は嫌気第一槽５１から嫌気第二槽５
２へ一定量を一定時間間隔で移流されるものである。な
お、固形物の詰まりを防止するために大径のエアリフト
管１５を使用するため、連続駆動させると大量の汚水２
が移流されてしまうものである。
の動作状況、及び嫌気第一槽５１から嫌気第二槽５２へ
の汚水２の移流状況を示すものであり、タイマー１９に
より電磁弁１８を間欠駆動させ一定時間間隔で開閉を繰
り返すため、汚水２は嫌気第一槽５１から嫌気第二槽５
２へ一定量を一定時間間隔で移流されるものである。な
お、固形物の詰まりを防止するために大径のエアリフト
管１５を使用するため、連続駆動させると大量の汚水２
が移流されてしまうものである。
【００１５】図２（ｆ）は、流出口１０から槽外に流出
される汚水２のＢＯＤの変化を示すものであり、多少の
変動はあるが基準値を越えることはないものである。
される汚水２のＢＯＤの変化を示すものであり、多少の
変動はあるが基準値を越えることはないものである。
【００１６】したがって、この汚水処理装置において
は、嫌気第一槽５１に汚水２が一時期に大量に流入して
も、エアリフト手段３と調整手段４との働きにより嫌気
第二槽５２への汚水２の移流を調整し、汚水２を各処理
槽１に一定時間滞留させて充分に浄化することができ、
流出する汚水２のＢＯＤを基準値以上の状態になり難く
くすることができるものである。
は、嫌気第一槽５１に汚水２が一時期に大量に流入して
も、エアリフト手段３と調整手段４との働きにより嫌気
第二槽５２への汚水２の移流を調整し、汚水２を各処理
槽１に一定時間滞留させて充分に浄化することができ、
流出する汚水２のＢＯＤを基準値以上の状態になり難く
くすることができるものである。
【００１７】なお、実施例には嫌気第一槽５１から嫌気
第二槽５２への移流にのみエアリフト手段３及び調整手
段４を設置したが、他の処理槽１間に設置しても、又、
複数箇所に設置しても良いものである。又、処理槽１の
数、順序等は、設置箇所、処理目的等に応じて任意に選
択することができるものである。
第二槽５２への移流にのみエアリフト手段３及び調整手
段４を設置したが、他の処理槽１間に設置しても、又、
複数箇所に設置しても良いものである。又、処理槽１の
数、順序等は、設置箇所、処理目的等に応じて任意に選
択することができるものである。
【００１８】
【発明の効果】上述の如く、本発明の汚水処理装置にお
いては、汚水２が一時期に大量に流入しても、各処理槽
１に一定時間滞留させて充分に浄化することができ、流
出する汚水２のＢＯＤを基準値以上の状態になり難くく
することができるため、河川等を汚すことが少ないもの
である。
いては、汚水２が一時期に大量に流入しても、各処理槽
１に一定時間滞留させて充分に浄化することができ、流
出する汚水２のＢＯＤを基準値以上の状態になり難くく
することができるため、河川等を汚すことが少ないもの
である。
【図１】本発明の一実施例である汚水処理装置を示す概
略断面図である。
略断面図である。
【図２】図１の動作を示すタイムチャートであり、
（ａ）は流入する汚水量の変化、（ｂ）はエアーポンプ
の運転状況、（ｃ）は散気管からのエアーの噴出状況、
（ｄ）は電磁弁の動作状況、（ｅ）は嫌気第一槽から嫌
気第二槽への汚水の移流状況、（ｆ）は槽外に流出され
る汚水のＢＯＤの変化である。
（ａ）は流入する汚水量の変化、（ｂ）はエアーポンプ
の運転状況、（ｃ）は散気管からのエアーの噴出状況、
（ｄ）は電磁弁の動作状況、（ｅ）は嫌気第一槽から嫌
気第二槽への汚水の移流状況、（ｆ）は槽外に流出され
る汚水のＢＯＤの変化である。
【図３】本発明の従来例である汚水処理装置を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図４】図３の動作を示すタイムチャートであり、
（ａ）は流入する汚水量の変化、（ｂ）は槽外に流出さ
れる汚水のＢＯＤの変化である。
（ａ）は流入する汚水量の変化、（ｂ）は槽外に流出さ
れる汚水のＢＯＤの変化である。
１ 処理槽 ２ 汚水 ３ エアリフト手段 ４ 調整手段
Claims (1)
- 【請求項１】 二個以上の処理槽１を有し、流入する汚
水２を各処理槽１で順次浄化し、浄化された汚水２を流
出してなる汚水処理装置において、処理槽１から処理槽
１へ汚水２を移流するエアリフト手段３と、エアリフト
手段３を間欠駆動させる調整手段４とを備えてなること
を特徴とする汚水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16464092A JPH06491A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 汚水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16464092A JPH06491A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 汚水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06491A true JPH06491A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15797035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16464092A Pending JPH06491A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 汚水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06491A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6338487B2 (en) | 1998-11-14 | 2002-01-15 | Andamiro Company, Ltd. | Game system shooting at the target by means of a pneumatic gun |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP16464092A patent/JPH06491A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6338487B2 (en) | 1998-11-14 | 2002-01-15 | Andamiro Company, Ltd. | Game system shooting at the target by means of a pneumatic gun |
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