JPH0648677A - バランスビーム - Google Patents
バランスビームInfo
- Publication number
- JPH0648677A JPH0648677A JP10519792A JP10519792A JPH0648677A JP H0648677 A JPH0648677 A JP H0648677A JP 10519792 A JP10519792 A JP 10519792A JP 10519792 A JP10519792 A JP 10519792A JP H0648677 A JPH0648677 A JP H0648677A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- wire receiving
- crane
- balance beam
- receiving portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 昇降，運搬しうる製品の形状，大きさ，重量
が任意であっても、昇降運搬をバランス良く、作業性に
危険をともなうことなく、安全かつ容易に行うことがで
きる。 【構成】 クレーン６などにより昇降運搬しうるフック
部２を上方中心に設けたビーム１の下方に複数のワイヤ
ー受部３を所定の間隔をもってそれぞれ垂設し、これら
各ワイヤー受部３にそれぞれ挿通させた所定長さのワイ
ヤー４の両端を前記ビーム１の両側に固設した。
が任意であっても、昇降運搬をバランス良く、作業性に
危険をともなうことなく、安全かつ容易に行うことがで
きる。 【構成】 クレーン６などにより昇降運搬しうるフック
部２を上方中心に設けたビーム１の下方に複数のワイヤ
ー受部３を所定の間隔をもってそれぞれ垂設し、これら
各ワイヤー受部３にそれぞれ挿通させた所定長さのワイ
ヤー４の両端を前記ビーム１の両側に固設した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に昇降，運搬しうる
製品の形状，大きさ，重量が任意であっても、昇降，運
搬をバランス良く、安全かつ容易に行いうるようにした
バランスビームに関するものである。
製品の形状，大きさ，重量が任意であっても、昇降，運
搬をバランス良く、安全かつ容易に行いうるようにした
バランスビームに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えばコンクリート系プレハブパネルな
どのパネル製造工場においては、製品が軽いものでも約
５トン、それ以上のものがあり、その製品をクレーンな
どによって昇降，運搬させているが、この種製品は、形
状，大きさ，重量がまちまちであるため、吊り下げ運搬
には、従来、実開昭．６１−７２，５７４号公報に示す
ようなバランスビームを使用してバランスを取りながら
運搬させていた。
どのパネル製造工場においては、製品が軽いものでも約
５トン、それ以上のものがあり、その製品をクレーンな
どによって昇降，運搬させているが、この種製品は、形
状，大きさ，重量がまちまちであるため、吊り下げ運搬
には、従来、実開昭．６１−７２，５７４号公報に示す
ようなバランスビームを使用してバランスを取りながら
運搬させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来技術にあっては、目盛りを付けたビーム上に吊り金
具を移動できるようにして、製品の吊り下げ運搬時のバ
ランスを取るようにしていた。このように製品の吊り下
げ運搬時に、目盛りを見ながらバランスを取り、吊り金
具を移動させるようにしていたので、相当な神経と時間
とを要し、取扱い作業が厄介であり、作業性が極めて悪
いという問題点があった。
従来技術にあっては、目盛りを付けたビーム上に吊り金
具を移動できるようにして、製品の吊り下げ運搬時のバ
ランスを取るようにしていた。このように製品の吊り下
げ運搬時に、目盛りを見ながらバランスを取り、吊り金
具を移動させるようにしていたので、相当な神経と時間
とを要し、取扱い作業が厄介であり、作業性が極めて悪
いという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のバランスビーム
は、上記課題を解決することを目的とし、クレーンなど
により昇降運搬しうるフック部を上方中心に設けたビー
ムの下方に複数のワイヤー受部を所定の間隔をもってそ
れぞれ垂設し、これら各ワイヤー受部にそれぞれ挿通さ
せた所定長さのワイヤーの両端を前記ビームの両側にそ
れぞれ固設したことを特徴とするものである。
は、上記課題を解決することを目的とし、クレーンなど
により昇降運搬しうるフック部を上方中心に設けたビー
ムの下方に複数のワイヤー受部を所定の間隔をもってそ
れぞれ垂設し、これら各ワイヤー受部にそれぞれ挿通さ
せた所定長さのワイヤーの両端を前記ビームの両側にそ
れぞれ固設したことを特徴とするものである。
【０００５】
【実施例】図１乃至図３は本発明のバランスビームの一
実施例を示すものであり、図１は使用前の概略正面図、
図２は同側面図、図３は使用時の概略正面図である。各
図において、１は長方形のビームで、このビームの上方
中心には、クレーン６などにより昇降運搬しうるフック
部２が設けられており、このビームの下方には、複数の
ワイヤー受部３が所定の等間隔をもってそれぞれ垂設さ
れている。４は所定長さのワイヤーで、前記各ワイヤー
受部３にそれぞれ挿通されており、その両端は前記ビー
ム１の両側にそれぞれ固設（４ａ，４ｂ）されている。
このワイヤー４の長さ寸法は、ワイヤーの両固設部（４
ａ，４ｂ）間の距離より長く、適宜に弛みをもたしてあ
る。
実施例を示すものであり、図１は使用前の概略正面図、
図２は同側面図、図３は使用時の概略正面図である。各
図において、１は長方形のビームで、このビームの上方
中心には、クレーン６などにより昇降運搬しうるフック
部２が設けられており、このビームの下方には、複数の
ワイヤー受部３が所定の等間隔をもってそれぞれ垂設さ
れている。４は所定長さのワイヤーで、前記各ワイヤー
受部３にそれぞれ挿通されており、その両端は前記ビー
ム１の両側にそれぞれ固設（４ａ，４ｂ）されている。
このワイヤー４の長さ寸法は、ワイヤーの両固設部（４
ａ，４ｂ）間の距離より長く、適宜に弛みをもたしてあ
る。
【０００６】次に、本発明のバランスビームを用いて製
品５を昇降運搬する場合の作用について、図３に基づき
説明する。まず、本発明のバランスビームを構成してい
るビーム１のフック部２を介してクレーン６などにより
製品５を昇降運搬する際、複数の同じ長さの吊り金具７
を用いて、この吊り金具７の下方に設けた例えば特殊チ
ャッカーなどからなる取着部７ａを前記製品５の適宜位
置にそれぞれ取着し、かつ前記吊り金具７の上方に設け
た例えばローラーなどからなる引掛部７ｂを製品５の形
状，大きさ，重量に応じて適宜バランスを取りながらワ
イヤー４に引っ掛け、前記製品５をバランス状態を保ち
ながら吊り下げることができる。
品５を昇降運搬する場合の作用について、図３に基づき
説明する。まず、本発明のバランスビームを構成してい
るビーム１のフック部２を介してクレーン６などにより
製品５を昇降運搬する際、複数の同じ長さの吊り金具７
を用いて、この吊り金具７の下方に設けた例えば特殊チ
ャッカーなどからなる取着部７ａを前記製品５の適宜位
置にそれぞれ取着し、かつ前記吊り金具７の上方に設け
た例えばローラーなどからなる引掛部７ｂを製品５の形
状，大きさ，重量に応じて適宜バランスを取りながらワ
イヤー４に引っ掛け、前記製品５をバランス状態を保ち
ながら吊り下げることができる。
【０００７】図４および図５は本発明のバランスビーム
の他の実施例を示すものであり、図４は要部を示す概略
正面図、図５は同側面図である。各図において、１は長
方形のビームで、このビーム１の下方には、複数のワイ
ヤー受部３が所定の等間隔をもってそれぞれ垂設されて
おり、これらワイヤー受部３のワイヤー接触部にはロー
ラー８が回転自在に取り付けられている。４は所定長さ
のワイヤーで、前記ローラー８に接触させながら前記各
ワイヤー受部３に挿通されており、その両端は前記の一
実施例と同様にビーム１の両側にそれぞれ固設（４ａ，
４ｂ）されている。このように前記ローラー８を設けた
のは、ワイヤー４のすべりを良好にすることと、ワイヤ
ー４の破損を防止することを目的としたものである。
の他の実施例を示すものであり、図４は要部を示す概略
正面図、図５は同側面図である。各図において、１は長
方形のビームで、このビーム１の下方には、複数のワイ
ヤー受部３が所定の等間隔をもってそれぞれ垂設されて
おり、これらワイヤー受部３のワイヤー接触部にはロー
ラー８が回転自在に取り付けられている。４は所定長さ
のワイヤーで、前記ローラー８に接触させながら前記各
ワイヤー受部３に挿通されており、その両端は前記の一
実施例と同様にビーム１の両側にそれぞれ固設（４ａ，
４ｂ）されている。このように前記ローラー８を設けた
のは、ワイヤー４のすべりを良好にすることと、ワイヤ
ー４の破損を防止することを目的としたものである。
【０００８】なお、前記ワイヤー４の長さ寸法は、前記
の一実施例と同様にこのワイヤーの両固設部（４ａ，４
ｂ）間の距離より長く、適宜に弛みをもたしてあり、ま
た前記ビーム１の上方中心には、クレーンなどにより昇
降運搬しうるフック部が設けられていること勿論であ
る。
の一実施例と同様にこのワイヤーの両固設部（４ａ，４
ｂ）間の距離より長く、適宜に弛みをもたしてあり、ま
た前記ビーム１の上方中心には、クレーンなどにより昇
降運搬しうるフック部が設けられていること勿論であ
る。
【０００９】
【発明の効果】本発明のバランスビームは、クレーンな
どにより昇降運搬しうるフック部を上方中心に設けたビ
ームの下方に複数のワイヤー受部を所定の間隔をもって
それぞれ垂設し、これら各ワイヤー受部にそれぞれ挿通
させた所定長さのワイヤーの両端を前記ビームの両側に
それぞれ固設したものであるから、特に昇降，運搬しう
る製品の形状，大きさ，重量が任意であっても、昇降，
運搬をバランス良く、作業性に危険をともなうことな
く、安全かつ容易に行うことができるなどの効果があ
る。
どにより昇降運搬しうるフック部を上方中心に設けたビ
ームの下方に複数のワイヤー受部を所定の間隔をもって
それぞれ垂設し、これら各ワイヤー受部にそれぞれ挿通
させた所定長さのワイヤーの両端を前記ビームの両側に
それぞれ固設したものであるから、特に昇降，運搬しう
る製品の形状，大きさ，重量が任意であっても、昇降，
運搬をバランス良く、作業性に危険をともなうことな
く、安全かつ容易に行うことができるなどの効果があ
る。
【図１】本発明のバランスビームの一実施例を示す使用
前の概略正面図である。
前の概略正面図である。
【図２】同側面図である。
【図３】使用時の概略正面図である。
【図４】本発明のバランスビームの他の実施例の要部を
示す概略正面図である。
示す概略正面図である。
【図５】同側面図である。
１ ビーム ２ フック部 ３ ワイヤー受部 ４ ワイヤー ４ａ ワイヤーの固設部 ４ｂ ワイヤーの固設部 ５ 製品 ６ クレーン ７ 吊り金具 ７ａ 取着部 ７ｂ 引掛部 ８ ローラー
Claims (3)
- 【請求項１】 クレーンなどにより昇降運搬しうるフッ
ク部を上方中心に設けたビームの下方に複数のワイヤー
受部を所定の間隔をもってそれぞれ垂設し、これら各ワ
イヤー受部にそれぞれ挿通させた所定長さのワイヤーの
両端を前記ビームの両側にそれぞれ固設したことを特徴
とするバランスビーム。 - 【請求項２】 請求項１に記載のワイヤーの長さ寸法
を、このワイヤーの両固設部間の距離より長くしたこと
を特徴とするバランスビーム。 - 【請求項３】 請求項１に記載のワイヤー受部にローラ
ーを設けたことを特徴とするバランスビーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04105197A JP3101890B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | バランスビーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04105197A JP3101890B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | バランスビーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648677A true JPH0648677A (ja) | 1994-02-22 |
| JP3101890B2 JP3101890B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=14400949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04105197A Expired - Fee Related JP3101890B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | バランスビーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3101890B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010041940B4 (de) * | 2010-10-04 | 2012-08-16 | Aloys Wobben | Verfahren zum Austauschen eines Transformators einer Windenergieanlage |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP04105197A patent/JP3101890B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3101890B2 (ja) | 2000-10-23 |
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Legal Events
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