JPH0648461Y2 - 腕時計の切換構造 - Google Patents

腕時計の切換構造

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JPH0648461Y2
JPH0648461Y2 JP1987118087U JP11808787U JPH0648461Y2 JP H0648461 Y2 JPH0648461 Y2 JP H0648461Y2 JP 1987118087 U JP1987118087 U JP 1987118087U JP 11808787 U JP11808787 U JP 11808787U JP H0648461 Y2 JPH0648461 Y2 JP H0648461Y2
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JP
Japan
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switching
rotary shaft
wristwatch
switching structure
switching component
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JP1987118087U
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勝 窪田
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は腕時計の切換構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の腕時計の切換構造は第5図に示す様に、外部操作
部材である巻真3により該巻真3と係合するおしどり
1、かんぬき7等によりつづみ車8を動作させ、時刻修
正時には前記つづみ車8と輪列部材とを噛み合わせ、前
記巻真3を回転させ時刻修正していた。次に前記した従
来例のおしどり1、かんぬき7の要部断面を第6図に示
す。第6図に示されるおしどり1は回転軸として、基枠
である地板2の穴に打ち込まれているおしどりピン9を
使用し動作している。またかんぬき7は地板2でプラス
チック樹脂一体成形されたダボ2bを回転軸として軸支、
案内され動作している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前述した従来技術では外部操作部材である巻真
より操作される外力に対して動作するおしどり、かんぬ
き等の切換部構成部材は回転軸を含めて強固でなければ
ならず、高強度材を用いたおしどりピン等をもちいて軸
支される構造となっており、部品点数の増加となる問題
点を有する。また、かんぬき軸についてはプラスチック
樹脂一体で構成されているが、強度を保つために軸径を
太く設定しなくてはならず、ムーブメント設計上無駄な
スペースが必要となる問題点を有する。
そこで本考案はこの様な問題点を解決するもので、その
目的とするところは切換部構成部材の回転軸を一体で棒
状の凸部で構成することにより、従来と同様の切換性能
を保持した上で、部品点数の削減によるコストダウンお
よび、ムーブメント設計スペースの有効活用を目的とす
るところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の腕時計の切換構造は、時計の基枠、外部操作部
材、該外部操作部材の操作に連動して動作する切換構成
部材からなる腕時計の切換構造において、 前記切換構成部材は圧延加工で一体に形成された回転軸
を有し、かつ該回転軸の裏面に凹部を有し、 前記基枠は前記回転軸と係合する案内穴を有し、 前記切換構成部材の凹部は弾性部材により押圧されてな
ることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、実施例に基づき詳述する。第1図は本考案の実施
例の切換部の断面図である。第2図は切換部の平面図で
ある。第1図および第2図において、1はおしどりであ
り、一体で構成した丸棒状の凸部1aを有し、裏側には凹
部1bを有する。おしどり1の凸部1aは地板2の案内穴2a
と係合し回転軸として機能する。3は外部操作部材であ
る巻真、4は前記おしどり1と係合し巻真操作感等をも
たらすクラッチ板である。5は輪列受、6は押さえ板で
ある。おしどり1は地板2の案内穴2aで下面を案内さ
れ、上方より弾性バネ材である押さえ板6のバネ部6aで
押さえられ保持されている。よって巻真3の引き出し、
押し込みの操作により1Cの係合を介して動作する。
ここでおしどり1はプレス圧延加工で一体形成されてい
る。加工方法としては第3図に示す様にダボ1aは上方よ
り1bの凹部をポンチ10で押圧し形成すると同時に下側で
受けるダイ11形状にそった凸部1aを形成し、その後に外
形形状のプレス抜き、処理後に完成品としている。この
場合、原料自体の厚みを変えずに、上方の凹部に対して
同時に下方の凸部を形成させるため、プレス圧延加工の
加圧重量は少なくて済み、通常の加工機械で十分対応で
きるものとなっている。また、加圧重量の制約がなけれ
ば第4図に示す様に原料の板厚をつぶして同様に凸部を
形成しても前述した本実施例とまったく同一の構成が可
能である。
本実施例によると、巻真等に加わる操作外力に対して動
作するおしどりは一体形成された丸棒状の凸部を回転軸
として作用する。おしどり自体は高強度材料であるため
強度的に十分対応するものである。これにより従来の様
に回転軸としてピン等を使用しなくとも、従来同様の切
換性能を保持できることになる。
本実施例は、おしどりについて一体で凸部を形成した例
で示したが、他の切換部構成部材等にも回転軸として凸
部を形成させることによって同様の効果を狙えることに
なる。
〔考案の効果〕
切換構成部材に圧延加工で一体に形成された突起部を設
けて回転軸を構成しているので、回転軸にピン等使用す
る必要がないため、部品点数を減らすことができ組立工
数の減少とコストダウンできるものである。
更に、切換構成部材の凹部が弾性部材により押圧されて
いるため、回転軸の契合が確実にでき安定した押さえ構
造ができるものである。
したがって、部品点数の少ない安定した切換構造を備え
た腕時計の切換構造を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の切換構造の一実施例を示す断面図。第
2図は第1図の平面図。第3図、第4図は切換部構成部
材であるおしどりの加工断面図。第5図、第6図は従来
の切換構造を示す断面図。 1…おしどり 2…地板 3…巻真 4…クラッチ板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計の基枠、外部操作部材、該外部操作部
    材の操作に連動して動作する切換構成部材からなる腕時
    計の切換構造において、 前記切換構成部材は圧延加工で一体に形成された回転軸
    を有し、かつ該回転軸の裏面に凹部を有し、 前記基枠は前記回転軸と係合する案内穴を有し、 前記切換構成部材の凹部は弾性部材により押圧されてな
    ることを特徴とする時計の切換構造。
JP1987118087U 1987-07-31 1987-07-31 腕時計の切換構造 Expired - Lifetime JPH0648461Y2 (ja)

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JP1987118087U JPH0648461Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 腕時計の切換構造

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Publication Number Publication Date
JPS6423692U JPS6423692U (ja) 1989-02-08
JPH0648461Y2 true JPH0648461Y2 (ja) 1994-12-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61206886U (ja) * 1985-06-14 1986-12-27

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JPS6423692U (ja) 1989-02-08

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