JPH0648271B2 - 液体試料の成分を測定するためのテストキヤリヤおよびその方法 - Google Patents

液体試料の成分を測定するためのテストキヤリヤおよびその方法

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JPH0648271B2
JPH0648271B2 JP63242671A JP24267188A JPH0648271B2 JP H0648271 B2 JPH0648271 B2 JP H0648271B2 JP 63242671 A JP63242671 A JP 63242671A JP 24267188 A JP24267188 A JP 24267188A JP H0648271 B2 JPH0648271 B2 JP H0648271B2
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ベーリンガー・マンハイム・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/52Use of compounds or compositions for colorimetric, spectrophotometric or fluorometric investigation, e.g. use of reagent paper and including single- and multilayer analytical elements
    • G01N33/525Multi-layer analytical elements
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/14Heterocyclic carbon compound [i.e., O, S, N, Se, Te, as only ring hetero atom]
    • Y10T436/145555Hetero-N
    • Y10T436/146666Bile pigment

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、試料塗布帯域および輸送帯域を有する液体吸
収層により部分的に覆われている支持層、および液体吸
収層と持続的に結合している試薬層、および外部操作に
よって液体吸収層と結合させることのできる1つまたは
幾つかの別の試薬層を有する、液体試料、殊に体液の成
分を分析測定するためのテストキヤリヤ(Testtr
ger)ならびにかかるテストキヤリヤを用いて液体
試料、殊に体液の成分を測定する方法に関する。
〔従来の技術〕
テストキヤリヤは、液体の分析において極めて重要にな
つてきた。殊に、体液(殊に血液および尿)成分の定性
的および定量的な分析測定に関する臨床化学において
は、その利点は大きく評価される。液体試薬を用いる古
典的方法は、多数の操作工程を必要とするが、テストキ
ヤリヤを用いる分析測定は極めて簡単な操作によりすぐ
れている。尿の分析の際には、一般に試料中へ短時間浸
漬し、その後視覚または器械により評価される試験細長
片の形のテストキヤリヤが使用される。血液分析におい
ては、一滴の血清または、とくに進歩した種類のテスト
キヤリヤでは、血液がテストキヤリヤの所定個所に塗布
される。
テストキヤリヤ上に存在する試薬と液体との反応はテス
トキヤリヤの知覚しうる変化でたいていはたとえば色素
の形成または遊離によるその色の変化を生じる。この反
応は螢光を発するかまたは他の方法で光学的または別の
方法で知覚しうる物質の生成または変化をも生じうる。
血液成分の測定用テストキヤリヤは、主として器械によ
り、相応する装置を用いて評価される。本発明は、殊に
反射光度計または他の光学的評価装置を用いて液体成分
を定量するためのテストキヤリヤに向けられる。
テストキヤリヤ開発の初期においては、このテストキヤ
リヤは唯1つの検査層のみを有し、該層上に種々の試薬
が、複雑な一連の反応も可能であるように組合されてい
た。しかし、単層のテストキヤリヤは幾つかの連続して
接続された反応の時間的に定義された経過を許さず、こ
のため動的測定による分析の確実な定量が不可能とな
る。さらに、純物質に対する異なる試薬の混合物の安定
性がしばしば著しく損なわれ、このため同様に結局不確
実な測定値が容易に生じうる。
このことが、試薬が異なる試薬層中に存在し、さらにこ
れらの試薬層は支持層上に配置されていて、連続して接
続された反応の時間的に定義された進行が可能であるよ
うにすることができるテストキヤリヤの開発をもたらし
た。
西ドイツ国特許出願公開第3130749号明細書に
は、血清、血漿または全血中の種々のパラメーターを測
定するためのテストキヤリヤが記載されており、このテ
ストキヤリヤでは支持層は細長いベースシートにより形
成され、その上に液体吸収層が配置されている。ベース
シートに、幅はベースシートと同様であるが、長さはこ
れよりも著しく短かい長方形の被覆シートが1つの縁で
固定されている。固定個所は、液体の吸収層の端部近く
にある。ベースシートに面している被覆シートの面上に
は、試薬層、殊に試薬フイルムが存在する。試薬フイル
ムと被覆シートがフラツプ圧板を形成し、この場合ベー
スシートの固定は、フラツプ圧板が休止状態では液体吸
収層と接触しないが、外部操作によつて該層と結合させ
ることができるようになつている。これによつて、測定
反応の時間的経過を段階に区分することが可能である。
このため、試料はまず試料塗布帯域中で液体吸収層に塗
布され、試料塗布帯域は、試料として全血を使用する場
合には、試料が液体吸収層の接続する輸送帯域中へ吸収
される間に、赤血球が分離され、保持されるようになつ
ていなければならない。試料は、たとえば酵素的測定に
必要である場合、液体吸収層内で調質することができ
る。特定の時点で、被覆シートをその試薬層と共にベー
スシート上に押圧し、液体吸収層と結合させる。この全
面的接触によつて、液体吸収層に含有されている試料は
フラツプないしは圧板の試薬層中へ移動し、ここで特定
の時点で、検知可能な信号、たとえば変色を生じる反応
が開始する。
かかるテストキヤリヤの重要な欠点は、体液内容物の検
出のために必要な全反応シリーズの一連の反応の、化学
的、酵素的または免疫学的反応過程の意味での時間的に
分離された反応を実施することができないことである。
圧板上に配置された試薬層を検出に必要な全成分を含有
し、液体吸収層中に分配されている試料と結合させると
直ちに、全反応シリーズが定義された時間的中断可能性
なしに進行する。それで、試料の状態調節、つまり検出
反応が引続いて迅速、完全にまたは良好に測定可能に経
過しうるように化学的、酵素的または免疫学的に調製す
ることも不可能である。
実際に、全反応シリーズまたは状態調節に必要な試薬
を、相応する部分反応により、互いに独立に順次にベー
スシート上へ押しつけることのできる幾つかの試薬層に
分割することはできるが、体液中の分析物を測定するた
めにかかる原理を装置で実施するのは極めて費用がかか
りかつ面倒であることが判明した。さらに、各試薬層は
濡らすために一定量の液体を必要とする。試薬層を多く
使用するほど、ますます多量の試料がすべての層を濡ら
すのに必要である。このことは著しい欠点である。それ
というのも、たとえば血液のような体液は検査のために
は常にできるだけ少量しか使用しないように努力される
からである。
時間的に分離された反応は、西ドイツ国特許出願公開第
3130749号明細書に記載されたテストキヤリヤで
は、液体吸収層を相応する可溶性試薬で含浸することに
よつても可能である。しかし、この方法には、液体吸収
層内での液体輸送に基づき、含浸された試薬が液体前面
で濃厚となり、クロマトグラフイー効果が出現して、空
間的濃度勾配が形成し、結局再現性がなくかつ虚偽の測
定結果を生じうるという欠点がある。各材料も試薬での
含浸には適当でない。
さらに、液体吸収層は全血を使用する場合には赤血球と
接触するので、赤血球と相互作用をし、これによつて検
出反応を妨害しうるような試薬は、この層の含浸のため
には使用することができない。それでたとえば液体吸収
層の含浸のために溶血作用をし、赤血球内容物質が流出
する結果となり、該内容物質がたとえばその固有色によ
るかまたはその化学的、酵素的または免疫学的反応性に
より検査を著しく妨害しうる。事情により、たとえば全
血中のビリルビンの測定の場合には、赤血球からのヘモ
グロビンの遊離に基づき、完全に虚偽の測定値が得られ
る。
試薬で含浸された層を試料塗布帯域中で、液体吸収層の
上方であるが、この液体吸収層と吸収性接触してかつ場
合により、たとえば西ドイツ国特許出願公開第3029
579号または西ドイツ国特許出願公開第332397
3号明細書に記載されているような赤血球分離層の下方
に有する類似のテストキヤリヤも公知である。この場合
も同様に、試料塗布の際に試薬層中に含浸されている物
質が赤血球と接触し、この相互作用によつて生じる生成
物は液体吸収層の輸送帯域に入ることができ、ここで既
述したように著しい妨害をする。このため、使用される
試薬について上述したと同じ制限があてはまる。
さらに、最後に記載したテストキヤリヤにおいては、試
料塗布帯域に試料を塗布する形式により、そこに塗布さ
れた試薬層を異なる程度に試料が濡らすことが欠点であ
ることが判明した。それで、たとえば試料塗布帯域の大
きさが与えられている場合、同量の試料を試薬層の小さ
い面だけが試料と接触するように塗布することができ
る。しかし、試料塗布で、試薬層が試料により完全に濡
れるように実施することも可能である。従つて、濡れの
程度は、このテストキヤリヤの場合でも塗布者の熟練に
依存する。それとともに、試料塗布帯域中に存在する試
薬層を濡らす際に試料の溶解する試薬の濃度も、このパ
ラメーターに依存し、これが結局、試料中のこの試薬の
正確に調節すべき濃度に到達したとき、不正確で強くば
らついた測定結果を生じるかまたは完全に虚偽の結果を
もたらしうる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従つて、この問題から出発して、少量の試料で足り、血
液の分析を赤血球との相互作用、たとえば溶血の危険な
しに可能であり、試料中の試薬の濃度を制御しかつ正確
に調節することができ、かつ場合により反応を時間的に
分離することのできるテストキヤリヤの必要が生じる。
〔課題を解決するための手段〕
意外にも、最初に述べた種類のテストキヤリヤにおける
この要求は、液体吸収層と結合している液体吸収層が、
支持層と液体吸収層との間に配置されており、該試薬層
は支持層に固定され、液体吸収層と全面的かつ持続的に
結合していて、試料塗布帯域とは重ならず、かつ少なく
とも1つの別の試薬層は液体吸収層と接触する際に最初
の試薬層を覆うことによって満足される。
外部操作によって液体吸収層と結合させることができか
つ液体吸収層と接触する際に、液体吸収層と接続的に結
合されている試薬層を覆うことのできる少なくとも1つ
の別の試薬層を有することにより、時間的に明確に分離
された反応が達成される。
この点で、試料塗布帯域とは、テストキヤリヤの全範囲
およびそれだけでなく試料が塗布される添加層をも表わ
す。殊に、試料が全血である場合には、これは試料を添
加した後に赤血球を含有する全範囲を表わす。
輸送帯域とは、液体吸収層により覆われた、試料塗布帯
域に属さない部分全体を指称する。
試料塗布帯域と、液体吸収層と結合している試薬層との
重なりは、吸収層の部分が塗布帯域中へ突出し、こうし
ていわば平面的接触が行なわれるときには常に存在す
る。しかし、本発明の意味では試料塗布帯域と試薬層と
が隣接し、いわばその外側の境界または縁でのみ接触す
るときでも重なりと称する。本発明によれば、試料塗布
帯域および液体吸収層と結合している試薬層は空間的に
分離して配置されている。
本発明の範囲内では、液体吸収層および支持体の輸送帯
域中に存在する試薬層は互いに結合している。しかしこ
れは、両者が互いに直接接触していなければならないこ
とを意味しない。また、液体交換を許容する1つまたは
幾つかの層による直接接触も排除するものではない。も
ちろん、本発明によれば液体吸収層およびそれと結合し
ている試薬層の直接接触が望ましい。
同じことは、外部操作によつて液体吸収層と結合させる
ことのできるテストキヤリヤの試薬層についても言え
る。ここでも、試薬層と液体吸収層との間の結合形成後
に直接接触が形成されていてもよい。しかし、双方の層
が、液体の交換を許容する1つまたは幾つかの他の層と
互いに結合していることも可能である。
いずれにせよ、本発明によるテストキヤリヤ中には、液
体吸収層と結合している試薬層は、両者が液体吸収層に
対して垂直方向の液体交換によつて互いに結合している
ように配置されていなければならない。
同じことは、時間的に分離した反応が実施されるテスト
キヤリヤについても言える。この場合には、液体吸収層
の結合している試薬層と、外部操作によつて液体吸収層
と結合すべき試薬層とは、両者が外部操作後に重なり合
つて存在し、液体吸収層に対して垂直方向の液体交換に
よつて互いに結合しているように配置されていなければ
ならない。通例、これは液体吸収層と結合すべき層を支
持層の方向に押しつけることによつて達成される。
本発明によるテストキヤリヤは、その構造が公知のテス
トキヤリヤとは、液体吸収層と結合している試薬層が、
試料塗布帯域と直接に接触しないように配置されている
ことによつて相違する。
すぐれた本発明によるテストキヤリヤにおいては、液体
吸収層と結合している試薬層が試料塗布帯域から離れた
輸送帯域の端部中へ差込まれていて、輸送帯域内に試料
塗布後に液体吸収層によつてつくられる液体流の方向変
化が形成されるようになつている。液体吸収層に対して
垂直方向の液体流の方向変化がとくに望ましい。かかる
液体流の方向変化は本発明によれば、液体吸収層と結合
している試薬層が吸収性材料からなり、輸送帯域内で全
面的に(縁によるだけではなく)液体吸収層と液体交換
しうることによつて達成される。
試薬層は液体吸収層中へ、試薬層が液体吸収層の内部に
存在して、試薬層の上方ならびに下方に液体吸収層が存
在するように埋込まれていてもよい。しかし、試薬層は
液体吸収層の上に配置されていてもよいので、試薬層
は、外部操作により、たとえば押しつけることにより液
体吸収層と結合させる他の試薬層により直接接触する。
1つの試薬層が、試料塗布帯域の外部で支持層と液体吸
収層との間に配置されているように配置されている、本
発明によるテストキヤリヤの構成がとくにすぐれてい
る。有利に、試薬層は支持層に、好ましくは溶融接着テ
ープで固定されているので、その位置が保たれ、ずれる
ことはない。
液体吸収層は、多数の材料からなつていてもよい。とく
に適当なのは紙、フリースおよび開いた多数の毛管間隙
を有する構造に基づき著しい液体吸収力を有するような
フイルム層である。この液体吸収力は、それに吸収され
る液体量が検出反応に必要な全試薬層を完全に潤らすよ
うな大きさでなければならない。
本発明によるテストキヤリヤ中で使用される試薬層は、
一般に試薬で含浸された、吸収性を有する材料、殊に織
物からなる。殊に、液体吸収層と結合している試薬層
を、試料塗布帯域から遠い輸送帯域端部に配置すること
によつて、液体吸収層との良好かつ均一な液体交換が可
能となり、これにより比較的短時間内に本発明によるテ
ストキヤリヤのこの帯域内に均質な溶液が生じる。必要
な試料を含有し、試料と接触する際に溶解する水溶性フ
イルムを使用することもできる。かかるフイルムは高分
子、ポリマーの水溶性材料からなつていてもよい。フイ
ルム形成体としてとくに適当なのは、結合または膨潤剤
としてまたは増粘剤として使用されるような材料、たと
えばキサンタンゴムである。
本発明によるテストキヤリヤは、特殊な構造に基づき、
技術水準から公知のテストキヤリヤに比して驚異的利点
を有する。それで、液体吸収層と結合している試薬層か
ら溶解される試料中の試薬の濃度は、試料塗布の種類と
は独立に試料塗布帯域に、ひいては正確かつ制御されて
適応可能である。これは殊に、たとえば時間的に分離し
た反応における、使用される試薬の正確な制御が重要で
あるようなテストに対して重要である。
意外にも、外ならぬ本発明によるテストキヤリヤの構造
によつて、既に極めて短時間内に輸送帯域内に均質な溶
液が得られる。クロマトグラフイー効果は、液体吸収層
と結合している試薬層と完全かつ均一な濡れに基づき、
試料液と接触しない。
たとえば全血を使用する場合、この試薬層の試薬は赤血
球と接触しないので、赤血球と検査を妨害する相互作用
をしうるような物質も検査に使用することができる。そ
れでたとえば本発明によるテストキヤリヤを用いると、
液体吸収層と結合している試薬層中でたとえばダイフイ
リンのような溶血作用物質の使用が可能である。これは
殊に、全血からのビリルビンの検査に非常に重要であ
る。それというのもこの場合溶血、それと共に赤血球内
容物の流出は完全に虚偽の結果を生じるからである。か
かる検査は殊に溶血に対して敏感であるが、本発明によ
るテストキヤリヤを用いると卓越した再現可能な精度で
実施することができる。
従来の技術水準から、1つのテストキヤリヤ中の各補助
層が多量の試料を必要とすることが公知であつたが、こ
れは本発明によるテストキヤリヤには当らない。反対
に、本発明によるテストキヤリヤでは、液体吸収層と結
合している試薬層はその吸収作用に基づき、液体を多く
試料塗布帯域から吸引し、液体吸収層の他端に集めるの
に寄与するので、十分な液体が外部操作によつてこの液
体と結合される試薬層を濡らすのに利用される。
次に、本発明を第1図に示した実施例につき詳説する。
第1図に示したテストキヤリヤ1は、全面で接する液体
吸収層3の支持層3として役立つベースシート2を有す
る。ベースシート2は、試験片と同様に幅が狭くかつ細
長い。その上に配置された層はベースシート2と同じ幅
を有するが、その長さの一部に延びているにすぎない。
テストキヤリヤ1の全試験範囲は、試料塗布帯域3aと
評価範囲3cとに分けられる。評価範囲3c内には、液
体吸収層3の輸送帯域3bも存在する。輸送帯域3b
は、試料塗布帯域3に属しない液体吸収層3の範囲を包
含する。
試料塗布帯域3a中で、液体吸収層3の上方には血漿分
離層4が設けられていて、該層は損傷に対して保護する
ために被覆網5で覆われている。血漿分離層4と被覆網
5は、液体吸収層の一部のみを覆う。液体吸収層3なら
びに血漿分離層4および被覆網5は、一端で溶融接着剤
テープ6によつてベースシート2に固定されている。
輸送帯域3b中で液体吸収層3の下には試薬層7が溶融
接着剤テープ8でベースシート2に固定されている。
評価範囲内で、テストキヤリヤは全体を9で示した圧板
および試薬支持体10を有する。圧板9および試薬支持
体10はそれぞれ長方形で、ベースシート2の幅を有す
る。これらは、その短かい縁9aないしは10aでベー
スシート2に、弛緩した状態では液体吸収層3と結合し
ていないが、外部操作、たとえば押圧によつてこの吸収
層と結合させることができるように固定されている。
圧板9は、好ましくは可視光に対して透過性のプラスチ
ツクからなるカバーシートからなる。これにとくに好ま
しい材料はたとえばポリカーボネートシートである。
分析を実施するためには、たとえば30μlの血液を被
覆網5および血漿分離層4上に塗布する。試料はプラス
チツク網および血漿分離層4を通つて漏出し、その際血
液中の赤血球が分離する(詳細は西ドイツ国特許出願公
開第3029579号明細書から認められる)。液体吸
収層3中で、こうして形成した血漿はこの層からテスト
キヤリヤの長手方向に評価範囲3cに輸送される。この
目的のために、液体吸収層3は、この方向つまりその平
面の拡がり方向に毛細管輸送特性を有する。
液体吸収層3および血漿分離層4は、好ましくはガラス
繊維から製造されている(西ドイツ国特許出願公開第3
029579号明細書参照)。しかし、これらの層は上
記の条件を満足する他の材料から製造されていてもよ
い。
液体吸収層3が急速に血漿で満たされた後、試料はこれ
までの液体輸送方向を変えならが拡散によつて試薬層7
に入り、ここで試料と層上に含浸されている試薬との反
応が起きる。短かい拡散道程に基づき、既に短時間内
に、大きさで1分以内に均質な溶液が形成した。
試薬層7は好ましくは液体に対し開いた結合構造を有
し、プラスチツクまたは天然高分子のような種々の吸収
性材料から製造されていてもよい。可能なプラスチツク
材料のうちポリアミド織物が好ましく、ポリエステル織
物がとくに好ましい。天然材料のうち、殊に紙が好まし
い。試薬層7のとくに好ましい材料は、テイーバツグ
紙、たとえば約10〜15g/m2好ましくは12g/m2
の面積重量を有する長繊維マニラ麻からなるものであ
る。
試料添加から所定の時間が経過した後、正確に定義され
た時点で圧板9を液体吸収層3上へ押し下げることによ
つてさらに反応が開始される。圧板9を押し下げること
に基づき、試薬支持体10は試薬層7中に含浸されてい
る試薬と反応した血漿と結合し、これにより試薬は液体
輸送方向を改めて変えて支持体中へ吸収され、ここでさ
らに反応させられ、最終的に検出可能な信号、たとえば
変色を生じる。
試薬支持体10および試薬層7は、同じかまたは異なる
支持材料からなつていてもよい。しかし、原則的には試
薬支持体10の材料は、試薬層7に対しても適当な同じ
供給材料から選択されている。
意外にも、テストキヤリヤ1を圧縮した状態において層
7,3および10の内部に非常に迅速に均質な溶液が形
成するので、その層厚が圧板9とベースシート2との厚
さの和に一致する溶液中に検出可能な信号を確めること
ができる。この測定はとくに装置で行なわれ、比較的大
きい層厚に基づき非常に正確である。意外にも、液体吸
収層が比較的厚く、好ましくは繊維材料から形成されて
いる事実によつて、光学的測定の質は損なわれないこと
が判明した。むしろ、液体吸収層3が比較的僅かな光吸
収能を有する材料から製造されていて、該層を相応する
拡散反射光度計の測定光が貫通する場合、とくに良好な
測定精度が生じる。層7および層9の材料もかかる光学
的特性を有する場合、圧板9またはベースシート2、好
ましくはベースシート2は拡散反射性でなければならな
い。これによつて、測定光はこれらの層によつて反射さ
れ反射光度計の測定受光器により検出される。測定光が
層3,7および10の全層厚を2回通過することによ
り、測定の基礎になつている光学的層厚は比較的大き
く、これによりすぐれた測定感度が得られる。
第1図の特殊な実施例は運搬帯域3b中にそれぞれ1つ
だけ試薬層7を有し、圧板9の下方に1つだけ試薬支持
体10を有するが、事情によつてはもちろん、幾つかの
試薬層7を支持層と液体吸収層の間または液体吸収層の
上方に上下にまたは相並んで、配置するか、または1つ
または幾つかの層を液体吸収層の上方にかつ1つまたは
幾つかの層を液体吸収層の下方に配置するのが有利なこ
ともあることを指摘する。複数の試薬層を試料塗布帯域
ならびに輸送帯域中に設けることも同様に可能である。
それでたとえば、赤血球の分離を容易にするため、たと
えばガラス繊維フリースからなる血漿分離層4の上方で
被覆網5の下方に、西ドイツ国特許出願公開第3323
973号明細書による赤血球分離基質で含浸されている
試薬層を配置し、同時に試薬層7中の試薬を支持層と液
体吸収層との間で使用することも考えられる。
幾つかの試薬支持体10を圧板9の下方で使用するかま
たは付加的に試薬支持体10と圧板9との間で試薬層を
圧板9上に、たとえばフイルムの形で設けることも同様
に有利である。
測定反応に必要な工程を時間的に明確に分離することが
必要でない場合には、圧板9および外部操作によつては
じめて与えられた時点に液体吸収層と結合させるかかる
試薬層を断念することができることは当然である。この
場合、検査に必要なすべての試薬は、上述したように、
液体吸収層と持続的に結合しているように配置されてい
てもよい。
手段のこの選択によつて、実施すべき検査により、本発
明によるテストキヤリヤの前述した基本原理を、その有
利な作用を著しく変えることなしに変更する明白な根拠
を与えることができることを示唆する。
次に、本発明を実施例につき詳述するが、実施例は本発
明の減縮を意味するものではない。
〔実施例〕
例1 血液中のビリルビンを測定するための第2図によるテス
トキヤリヤ a) 試薬支持体11の製造 水中のダイフイリン260g/を、テイーバツグ紙2
12〔ジエーラー・ウント・ヘーシユ(Schoeller und
Hoesch)社、西ドイツ国、ゲルンスバツハ在〕に含浸
し、10分間50℃で乾燥する。
b) 試薬支持体10の製造 水中の2−メトキシ−4−ニトロフエニルジアゾニウム
・四フツ化ホウ素9g/を、テイーバツグ紙212に
含浸し、10分間50℃で乾燥する。
試薬支持体10および11を用いて、第2図による試験
細長片を製造する。試薬支持体10および11をポリカ
ーボネート〔ポカロン(Pokalon)、ロンツア社(Firma
Lonza)、西ドイツ国ワイル在〕からなる厚さ0.2mm
のカバーシート9と一緒に、接着部12により、既に幅
15mmのガラス繊維フリース3(厚さ0.25mm、面積
重量約25g/m2)が設けられているベースシート2に
固定して、支持体10および11ならびに圧板9の自由
端がフリースからなお6mm張出しているようにする。ガ
ラス繊維フリース3上に、同様にガラス繊維フリースか
らなる血漿分離層4が設けられており、双方のガラス繊
維フリースはナイロン保護網5により溶融接着テープ6
を用いてベースシート2と結合されている。
細長片の機能は、ビリルビン含有試料を装置〔“レフロ
トロン(Reflotron)”、ベーリンガー・マンハイム社
(Boehringer Mannheim GmbH,西ドイツ国マンハイム
在)〕を用いて測定することによつて行なわれる。評価
は経験により確かめた機能曲線によつて行なわれる。
測定結果: I.不十分なダイフイリン作用(真の時間的に分離され
た予備反応および試料中の結合ビリルビンの完全な遊離
が行なわれないからである)。
参照のために天然血清を測定する。全血を用いてレフロ
トロン測定(Reflotronmessung)を行なう。
II.測定結果の適用量による依存性 遊離ビリルビンを有する対照試料は、5.2mg/dlの目
標値を有する。各10個の測定値をとる。
例2 血液中のビリルビンを測定するための第3図によるテス
トキヤリヤ 例1a)およびb)からの試薬支持体を使用して、第3図に
よる試験細長片を製造する。
ジアゾニウム紙10を圧板9の下に入れ、ダイフイリン
紙13(例1で製造した支持体11に一致)を、双方の
ガラス繊維フリース3と4の間に入れる。第3図に示す
テストキヤリヤの製造は、例1に記載したと同様にして
行なう。
血清および血漿での測定結果は満足できる。
分析を血液を用いて実施する場合には、試料により異な
る強さの溶血が起きる。測定限の下方にヘモグロビンが
入り、装置によつて測定され、不平に高いビリルビン値
が生じる。代表的な血液試料では次の値が測定される: 血漿 3.2mg/dl 血液 8.5mg/dl 例3 血液中のビリルビンを測定するための、第1図による本
発明によるテストキヤリヤ 例1a)およびb)からの試薬支持体を使用して第1図によ
る試験細長片を製造する。
圧板9の下にジアゾニウム紙10が存在し、ガラス繊維
フリース3の下にダイフイリン紙7を置く。第1図に示
すテストキヤリヤの製造を例1に記載したと同様に行な
う。
測定結果 I,十分なダイフイリン作用 臨床検査で、天然血清中の湿式基準法DPD(ベーリン
ガー・マンハイム)と第1図によるテストキヤリヤを用
いる全血からのビリルビン検査との間に完全な一致が得
られた。
28個の血清 x=DPD値 y=本発明によるテストキヤリヤを用いたビリルビン値 y=−0.046+1.01x;r=0.999 II,溶血なし 血液およびその分離した血漿を装置レフロトロン(Refl
otron )を用いて測定した。
III.28〜32μlの常用の適用量範囲内では体積の
問題なし 例1からの対照試料を用いて測定(基準値ビリルビン
5.2mg/dl):
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発
明によるテストキヤリヤの1実施例を示す斜視図であ
り、第2図は第2の実施例の同上斜視図であり、第3図
は第3の実施例の同上斜視図である。 1……テストキヤリヤ、2……ベースシート、3……液
体吸収層、3a……試料塗布帯域、3b……輸送帯域、
3c……評価範囲、4……血漿分離層、5……被覆網、
6……溶融接着テープ、7……試薬層、8……溶融接着
テープ、9……圧板、10,11,13……試薬支持
体、9a,10a……短縁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス・ポルマン アメリカ合衆国インデイアナ・インデイア ナポリス・ハーグ・ロード 9115 (56)参考文献 特開 昭60−36961(JP,A) 特開 昭62−5180(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料塗布帯域および輸送帯域を有する液体
    吸収層によって部分的に覆われている支持層および液体
    吸収層と持続的に結合している試薬層および外部操作に
    よって液体吸収層と結合させることのできる少なくとも
    1つの別の試薬層を有する、液体試料の成分を分析測定
    するためのテキストキャリヤにおいて、液体吸収層と結
    合している試薬層が支持層と液体吸収層との間に配置さ
    れており、該試薬層は支持層に固定され、液体吸収層と
    全面的かつ持続的に結合していて、試料塗布帯域とは重
    ならず、かつ少なくとも1つの別の試薬層は液体吸収層
    と接触する際に最初の試薬層を覆うことを特徴とする液
    体試料を分析測定するためのテキストキャリヤ。
  2. 【請求項2】試薬層が溶融接着剤により支持層に固定さ
    れている、請求項1記載のテキストキャリヤ。
  3. 【請求項3】液体吸収層と結合している試薬層が溶血作
    用をすることができる、請求項1または2記載のテキス
    トキャリヤ。
  4. 【請求項4】請求項1記載のテキストキャリヤを用いて
    液体試料の成分を測定する方法。
JP63242671A 1987-09-30 1988-09-29 液体試料の成分を測定するためのテストキヤリヤおよびその方法 Expired - Lifetime JPH0648271B2 (ja)

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