JPH064784Y2 - ホック付きランナ− - Google Patents

ホック付きランナ−

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JPH064784Y2
JPH064784Y2 JP10306887U JP10306887U JPH064784Y2 JP H064784 Y2 JPH064784 Y2 JP H064784Y2 JP 10306887 U JP10306887 U JP 10306887U JP 10306887 U JP10306887 U JP 10306887U JP H064784 Y2 JPH064784 Y2 JP H064784Y2
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JP
Japan
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hook
shaft
support shaft
runner
curtain
Prior art date
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Application number
JP10306887U
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JPS647881U (ja
Inventor
清 植田
Original Assignee
エスエム工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、窓に張設するカーテンをホックで係止し
て、カーテンレール上を走行するホック付きランナーに
関する。
(ロ)従来の技術 上述のカーテンをランナーに係止する手段にはホックに
よる係止手段がある。
このホックによる係止手段は、第5図に示すように、カ
ーテンレール1上を走行するスライダ2に軸3の上端を
回動可能に係止し、この軸3の下端側方に向けてホック
4を形成し、このホック4にカーテン5に止着したホッ
ク6を嵌着固定するように構成している。
ところで、上述のカーテン5がその開閉により引張られ
たとき、無理な力か軸3に掛らないように、この軸3を
回動可能にスライダ2に係止しているが、このように回
動可能に係止した場合、カーテン5を取付けるときに、
軸3が回動することで、ホック4の向きが安定せず、ホ
ック4,6を合せるとき、また合せたホック4,6を係
合するために力を入れると、これらの作用で軸3側のホ
ック4が横に回動して、ホック4,6の対接が外れ、該
ホック4,6の係止が甚だ困難な問題点を有する。
(ハ)考案が解決しようとする課題 この考案は、カーテンを係止する時はランナー側のホッ
クが固定状態にあり、カーテンの係止後は回動が許容さ
れてランナー側に掛る無理な力を吸収することのできる
ホック付きランナーの提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案は、カーテンレールを走行するスライダに支軸
の上端を回動可能に係止し、該支軸の下端にホック係合
環を形成したホック付きランナーであって、上記ホック
係合環の前記支軸側の円周部の一部を切欠き、上記支軸
に挿嵌される筒軸の下端に、前記切欠き部に嵌入され、
外周部に切欠き部分の円周面を形成した分割円周部を連
設形成し、上記分割円周部の円周面が前記ホック係合環
の周面より若干外周部に出る状態で、上記分割円周部お
よび筒軸を上方に付勢して、該筒軸上端を前記スライダ
に当接させて支軸にブレーキ作用を付与し、上記ホック
係合環にカーテン側のホックが係合されたとき、上記分
割円周部を押し下げて前記筒軸上端をスライダより離し
て支軸のブレーキ作用を解除するホック付きランナーで
あることを特徴とする。
(ホ)作用 この考案のホック付きランナーによれば、筒軸が上方に
付勢されていることで、この筒軸の上端がスライダと接
当して、この筒軸の回動にブレーキ作用を得ることがで
き、この筒軸に連設された分割円周部がホック係合環の
回動を阻止して、支軸の回動も阻止され、その結果、ホ
ック係合環の設定された向きで位置が固定され、相互の
ホックが係合し易くなる。
またカーテン側のホックがホック係合環に係合される
と、分割円周部がホックによって押し下げられるので、
筒軸の上端とスライダとの当接が離れて、ブレーキ作用
が解かれ、ホック係合環および支軸の回動が許容され、
カーテンの開閉に伴う作用力の変動に対応して、支軸お
よびホック係合環は回動する。
(ヘ)考案の効果 上述の結果、この考案によれば、カーテンのホックをラ
ンナーに係合するときは、ランナー側のホック係合環が
一定の位置にあるので、ホックの係合が容易となり、ま
た、カーテンが係止された後はランナーの支軸が回動す
ることで、カーテンの開閉に伴う無理な力を緩衝して、
ランナーおよびカーテンの損傷破損を防止することがで
きる。
(ト)考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
第1図〜第3図において、ランナー10は、上部のスラ
イダ11と、このスライダ11の下部に連結され、合成
樹脂で形成されたホック構造体12とによって構成して
いる。
上述のスライダ11はカーテンレール13の内部を走行
するものであって、周知の構造からなり、その下端部に
は前述のホック構造体12を連結する支持板14を連設
し、この支持板14の中央部にはホック構造体12を連
結するための連結孔15を形成している。
前述のホック構造体12は、合成樹脂で形成された支軸
16とホック係合環17とを有し、支軸16の上端は前
述の連結孔15に挿通されて、Eリング18で係止され
ることで、スライダ11に対して回動可能に連結されて
いる。
前述の支軸16の下端部には既述のホック係合環17が
連設され、このホック係合環17はホックの雄形を形成
し、カーテン19に取付けられたホック20の雌形と係
合されて、取付けられる。
上述のホック係合環17の上部には、該ホック係合環1
7を形成する円周の一部を切欠いて、この切欠き部21
には、後述する制動体22の分割円周部23を位置さ
せ、この分割円周部23には前述の切欠き部21部分の
円周面と同一の円周面24を形成している。
上述の制動体22は合成樹脂で形成され、既述の分割円
周部23と、この分割円周部23の上部に連設した筒軸
25とにより構成し、この筒軸25は前述の支軸16に
挿嵌される。
上述の支軸16に制動体22の筒軸25を挿嵌したと
き、分割円周部23はホック係合環17の切欠き部21
に嵌入し、この嵌入状態にあるとき、分割円周部23の
下部に形成した当り部26と当接して、この制動体22
を上方に付勢する環状の弾性体27をホック係合環17
の内部に連設している。
そして、上述の弾性体27が当り部26を付勢し、分割
円周部23の円周面24がホック係合環17の円周部よ
り若干外方に突出している状態で、筒軸25の上端28
はスライダ11の支持板14の下面と当接するように寸
法を設定している。
この構成で、筒軸25の上端28は弾性体27の付勢力
で押圧することになるので、ここにブレーキ作用が発生
する。
このようにランナー10を構成した場合、このランナー
10にカーテン19が張設されていない時は、制動体2
2の筒軸25の上端28でホック構造体12の回動にブ
レーキ作用が働いているので、支軸16は固定の状態に
あり、ホック係合環17は設定されて方向に向けて固定
している。
したがって、カーテン19のホック20を係合するとき
は、ホック係合環17が回動しないので作業が容易とな
る。
次いで、カーテン19のホック20をランナー10のホ
ック係合環17に係合すると、第4図に示すように、分
割円周部23の円周面24がカーテン19のホック20
によって押し下げられるので、制動体22が下動し、筒
軸25の上端28はスライダ11の支持板14より離
れ、ホック構造体12の回動が許容される。
この結果、カーテン19の開閉時に、無理な力がホック
構造体12の支軸16に掛った場合、この支軸16が回
動して、回避する。
このように上述の実施例の場合は、カーテン19のホッ
ク20の係合作業が容易となる。
なお、この考案は上述の実施例の構成のみに限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図はランナーの斜視図、 第2図はランナーの正面図、 第3図はランナーの側面断面図、 第4図はランナーの作用状態を示す側面断面図、 第5図は従来のランナーを示す斜視図である。 10……ランナー、11……スライダ 16……支軸、17……ホック係合環 21……切欠き部、23……分割円周部 25……筒軸、27……弾性体 28……上端

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテンレールを走行するスライダに支軸
    の上端を回動可能に係止し、該支軸の下端にホック係合
    環を形成したホック付きランナーであって、 上記ホック係合環の前記支軸側の円周部の一部を切欠
    き、 上記支軸に挿嵌される筒軸の下端に、前記切欠き部に嵌
    入され、外周部に切欠き部分の円周面を形成した分割円
    周部を連設形成し、 上記分割円周部の円周面が前記ホック係合環の周面より
    若干外周部に出る状態で、上記分割円周部および筒軸を
    上方に付勢して、該筒軸上端を前記スライダに当接させ
    て支軸にブレーキ作用を付与し、上記ホック係合環にカ
    ーテン側のホックが係合されたとき、上記分割円周部を
    押し下げて前記筒軸上端をスライダより離して支軸のブ
    レーキ作用を解除する ホック付きランナー。
JP10306887U 1987-07-04 1987-07-04 ホック付きランナ− Expired - Lifetime JPH064784Y2 (ja)

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JP10306887U JPH064784Y2 (ja) 1987-07-04 1987-07-04 ホック付きランナ−

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JP10306887U JPH064784Y2 (ja) 1987-07-04 1987-07-04 ホック付きランナ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS647881U JPS647881U (ja) 1989-01-17
JPH064784Y2 true JPH064784Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31333552

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JP10306887U Expired - Lifetime JPH064784Y2 (ja) 1987-07-04 1987-07-04 ホック付きランナ−

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KR100488793B1 (ko) * 2002-12-13 2005-05-12 기아자동차주식회사 차량용 커튼 레일장치

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JPS647881U (ja) 1989-01-17

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