JPH0219057Y2 - - Google Patents

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JPH0219057Y2
JPH0219057Y2 JP6406187U JP6406187U JPH0219057Y2 JP H0219057 Y2 JPH0219057 Y2 JP H0219057Y2 JP 6406187 U JP6406187 U JP 6406187U JP 6406187 U JP6406187 U JP 6406187U JP H0219057 Y2 JPH0219057 Y2 JP H0219057Y2
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school bag
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strap
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 ランドセルの背負いバンドは、普通、ランドセ
ル本体の背護板の上部に基端を取り付けた比較的
長いいわゆる長紐(上側バンド)と、ランドセル
本体の底板に基端を取り付けた比較的短いいわゆ
る小紐(下側バンド)とからなり、これら両者の
各遊端を接続して使用に供されているものであ
る。
本考案は、ランドセルの背負いバンドの下側基
端、さらに具体的には、上記小紐の基端をランド
セル本体の底板に取り付ける装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の装置は、たとえば実開昭55−125117号
公報に記載されている。これを第7図イ,ロよ
り、くわしく説明すると、長紐100と遊端を接
続している小紐101の基端は、ランドセル本体
102の底板103に垂直な軸線の回りに水平回
転する回転体104に係留リング105を介して
取り付けられている。上記回転体104は、ラン
ドセル蓋106の延長片106′に固着の係合片
107を錠止するために、ランドセル本体102
の底板103に設置された錠主板108に、植立
した垂直軸に対し回転自在に支持されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
したがつて、ランドセルを背負つたとき、小紐
101(及びこれに接続している長紐100の先
端側)の辺縁端面101′が、身体109の横腹
部分に当たることになつて(第7図ロ)、痛いし、
背負い心地が安定しない。この傾向は新品である
程に顕著である。
本考案は、このような問題を解決し、背負いバ
ンド、特に小紐を身体にフイツトさせることがで
きるように取り付ける装置の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために採用した本考案の構
成を実施例にもとづき述べると次のとおりであ
る。
ランドセル本体1の底板2に設置する錠主板a
は、ランドセル蓋3の延長片4に固着の係合片5
を、錠止することによつて、ランドセル蓋3を閉
蓋状態に維持するためのものである。
その錠主板aは、後面左右対称位置に、その設
置底面、すなわちランドセル本体1の底板2と
90゜あるいは、純角をなす左右取付け面6,6を
形成している。
上記左右取付け面6,6に回転体b,bを回転
自在に軸支していて、それには、背負いバンド
c,cの小紐7,7の基端を取り付ける係留リン
グ8,8を起伏回動自在に支承している。
錠主板aの上記左右取付け面6,6は、ランド
セル本体1の底板2との間に形成する角度が90゜
あるいは純角をなせば、本考案の所期の目的を達
成することができるが、純角のうちでも90゜に近
い程効果的である。しかし、回転体b,bの径を
同じにする限り、その角度を90゜に近づけるのに
ともない錠主板aの高さを大にしなければならな
くなるから、回転体b,bの径、錠主板aの高
さ、左右取付け面6,6の角度等は総合的、合目
的に決定する必要がある。
〔作用〕
背負いバンドc,cの小紐7,7の基端を取り
付ける係留リング8,8を起伏回動自在に設けた
回転体b,bが、錠主板aの後面に形成した左右
取付け面6,6、すなわち、ランドセル本体1の
底板2と90゜あるいは純角をなす面に、回転自在
に軸支されているので、ランドセルを背負つたと
き小紐7,7は、その辺縁端面7′,7′を上下に
位置させ、平坦面を身体9の横腹部分に当接する
状態となる。したがつて、背負い心地特に背負い
バンドc,cの身体9への当たり心地を極めて良
くするものである。
〔実施例〕
以下図示の実施例について詳述する。
aは、ランドセル本体1の底板2に設置する錠
主板で、その左右延長片10,10を錠主板aの
内方に向け水平に折曲し、透孔11,11に挿通
したビス(図示していない)をかしめるなどして
上記底板2に固定設置される(第5図、第6図
イ)。
5は、ランドセル蓋3の延長片4の先端に固着
した係合片で、この係合片5を錠主板aに錠止す
ることによつて、ランドセル蓋3が閉蓋状態に維
持される。
錠主板aは、中央の錠止台部12の左右に背負
いバンド取付け台部13,13を膨出させ、この
取付け台部13,13の後面を、それが該錠主板
aの設置底面、すなわちランドセル本体1の底板
2との間で形成する角度を約120゜とする左右取付
け面6,6を形成している。
さらに、この左右取付け面6,6はたがいに左
右外方に向かつて拡開した状態をなしている。
b,bは、上記左右取付け面6,6に回転自在
にしてかつ横摺動自在に設けた回転体で、そのく
わしい構成は次のとおりである。
左右取付け面6,6には横長孔14,14があ
り、その横長孔14,14に軸杆15,15を遊
嵌している。16は軸杆15に嵌装した受皿体、
17は同じく軸杆15に嵌装するとともに受皿体
16に嵌合した覆蓋体で、これら1対の受皿体1
6と覆蓋体17とが上記回転体bを構成してい
る。
18は、軸杆に巻回嵌装して、受皿体16と覆
蓋体17との間に介在させたコイルばねで、受皿
体16を取付け面6に弾圧するとともに、覆蓋体
17を軸杆15の外端頭部に弾圧させ、かつこれ
によつて、軸杆15の内端フランジ19を上記横
長孔14の内側辺縁面に圧接させている。
20,21は横長孔14の内側辺縁面と上記内
端フランジ19の対向面とにたがいに噛合すべく
設けた小凹凸で、上記圧接時には、これら小凹凸
20,21の噛合により、回転体bは横摺動する
ことができない状態で当該位置に係止される。
しかし、軸杆15を錠主板aの内方に向けコイ
ルばね18に抗し押すと、上記小凹凸20,21
の噛合は簡単に解除でき(第4図)、そのまま、
回転体bを横長孔14に沿つて横摺動することが
可能であり、押すのを止めることによつて、その
位置に再び係止することができるものである。
8は、回転体bの上記覆蓋体17に起伏回動自
在に取り付けた係留リング、cは長紐22と小紐
7とからなる背負いバンドで、小紐7の基端を係
留リング8に取り付けている。
上記構成のランドセルを背負つたときにおけ
る、上記小紐7、及びこれと重合接続している長
紐22の両遊端部が、身体9と接する状況をみる
と、小紐7は、その辺縁端面7′,7′を上下に位
置させ、平坦面を身体9の横腹部分に当接した状
態をなす(第6図ロ)。
次に、ランドセル蓋3の係合片5を錠止する構
成について説明する。
23は、錠主板aの錠止台部12の窓孔12′
に、上面開口23′を一致させて設けた底函、2
4,25はこの底函23に収容した操作片と錠止
片で、操作片24は、ばね26により弾圧されて
いて、上面開口23′及び窓孔12′を通じ上方に
突出し、また、錠止片25は、ばね27により後
方(第8図及び第9図右方)へ偏倚すべく付勢さ
れている。
しかし、錠止片25は、通常は、上方突出状態
の操作片24の断面三角形状の突縁24′に、係
合爪縁25′を係合しているにより、上記付勢に
抗し開錠位置に係止している。(第8図)。
そして、操作片24をばね26に抗し押下する
と、上記係合が外れるため、錠止片25はばね2
7による付勢で後方へ偏倚し、その横向き突部2
8を、上面開口23′及び窓孔12′の辺縁外方に
大きく突出させる。(第9図)。
一方、ランドセル蓋3の係合片5は、開錠位置
にあるときの錠止片25と操作片24に対して丁
度嵌脱自在な係合孔5′を有する。
そこで、係合片5を、その係合孔5′を錠止片
25及び操作片24に嵌合して、錠止台部12上
に位置させ、操作片24を押下して錠止片25を
閉錠位置にすると、横向き突部28が係合孔5′
の辺縁に係合するので、最早、係合片5は抜脱で
きなくなる(第9図)。この状態は、操作片24
に対する押下力を解除することによつて、その操
作片24が上方に突出することになつたときにお
いても継続する(第9図)。
しかし、錠止片25をばね27による付勢に抗
し前方(第8図及び第9図左方)へ押すと、突縁
24′と係合爪縁25′との接合押圧で、一旦操作
片24をばね26に抗し少し降下させながら、錠
止片25は原位置に移動し、そこで操作片24が
ばね26により上昇するものにともない再び上記
開錠位置に保持される(第8図)。したがつて、
係合片5の抜脱は自由になる。
29,29は錠止台部12であつて、底函23
の左右に配置した永久磁石で、これによつて、係
合片5は、錠止片25が開、閉いずれの位置にあ
るときにおいても、錠止台部12の上面に吸着さ
れる。また、この吸着状態の係合片5は、先端
5″を、錠止台部12の後側の凹処30に突出さ
せ、抜脱するときは、その先端5″を、掴んで容
易に操作できるようにしてある。
なお、回転体bの取付け面6が、ランドセル本
体1の底板2との間に形成する角度は、上記実施
例のように約120゜に限定される必然性はない。す
なわち、その角度は、第10図に示すように90゜、
第11図に示すように約150゜、第12図に示すよ
うに約130゜等に設定できるもので、その範囲は
90゜、あるいは純角であればよい。
〔考案の効果〕
以上述べたところから明らかなように、本考案
装置によれば、背負いバンドの小紐の基端を取り
付ける係留リングを起伏回動自在に設けた回転体
が、錠主板の後面に形成した左右取付け面、すな
わち、ランドセル本体の底板と90゜あるいは純角
をなす面に、回転自在に軸支されているので、ラ
ンドセルを背負つたとき小紐は、その辺縁端面を
上下に位置させ、平坦面を身体の横腹部分に当接
する状態となる。すなわち、背負いバンドの特に
小紐が身体にフイツトし、ランドセルの背負い心
地を極めて良くするものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
平面図、第2図は背面図、第3図は側面図、第4
図は回転体の部分の拡大断面図、第5図はランド
セルに取り付けた状態の斜視図、第6図イ,ロは
第5図のランドセルの使用状態説明図、第7図
イ,ロは従来のランドセルの使用状態説明図、第
8図及び第9図は錠止機構部分の拡大断面図、第
10図及至第12図はそれぞれ他の実施例の側面
図で、特に第10図はランドセル本体の底板に取
り付けた状態で示している。 1……ランドセル本体、2……底板、3……ラ
ンドセル蓋、4……延長片、5……係合片、6…
…左右取付け面、c……背負いバンド、7……小
紐、8……係留リング、b……回転体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランドセル本体の底板に設置され、ランドセル
    蓋の延長片に固着の係合片を錠止する錠主板の後
    面左右対称位置に、上記底板面と90゜あるいは鈍
    角をなす左右取付け面を形成するとともに、背負
    いバンドの小紐の基端を取り付ける係留リングを
    起伏回動自在に設けた回転体を、上記左右取付け
    面に回転自在に軸支してなることを特徴とするラ
    ンドセルの背負いバンド取付け装置。
JP6406187U 1987-04-30 1987-04-30 Expired JPH0219057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6406187U JPH0219057Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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JP6406187U JPH0219057Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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JPS63172319U JPS63172319U (ja) 1988-11-09
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