JPH0647538Y2 - 圧力スィングガス分離装置 - Google Patents
圧力スィングガス分離装置Info
- Publication number
- JPH0647538Y2 JPH0647538Y2 JP2181888U JP2181888U JPH0647538Y2 JP H0647538 Y2 JPH0647538 Y2 JP H0647538Y2 JP 2181888 U JP2181888 U JP 2181888U JP 2181888 U JP2181888 U JP 2181888U JP H0647538 Y2 JPH0647538 Y2 JP H0647538Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- pipe
- intake
- exhaust
- way valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、圧力スイングガス分離装置、特に密閉度の高
い部屋、作業現場等、空気中の酸素濃度を上昇させ、か
つ、有害な一酸化炭素，過剰な水分，CO2,N2等を分離排
出するのに適した小型の圧力スイングガス分離装置に関
する。
い部屋、作業現場等、空気中の酸素濃度を上昇させ、か
つ、有害な一酸化炭素，過剰な水分，CO2,N2等を分離排
出するのに適した小型の圧力スイングガス分離装置に関
する。
従来、１塔式で１ポンプ,1バルブの操作によって除じ
ん，除湿，脱臭，脱CO,脱CO2等を行う圧力スイングガス
分離装置はなかった。
ん，除湿，脱臭，脱CO,脱CO2等を行う圧力スイングガス
分離装置はなかった。
圧力スイングガス分離装置の小容量化をはかる場合、最
も効率のよい真空脱着，加圧吸着でこれを行なうために
は、原空ブロワ及び真空ポンプが必要となり、それに伴
ない付着するバルブも多数となる。特に密開度の高い部
屋や作業室等において重要なことは、室内の有害ガスを
排出し、空気を清浄に保つと共に数パーセント酸素富化
の状態を作り出すことが必要であるが、従来１塔式の小
容量化された圧力スイングガス分離装置はなかった。
も効率のよい真空脱着，加圧吸着でこれを行なうために
は、原空ブロワ及び真空ポンプが必要となり、それに伴
ない付着するバルブも多数となる。特に密開度の高い部
屋や作業室等において重要なことは、室内の有害ガスを
排出し、空気を清浄に保つと共に数パーセント酸素富化
の状態を作り出すことが必要であるが、従来１塔式の小
容量化された圧力スイングガス分離装置はなかった。
本考案は、以上の点に鑑み小容量化された１塔式の圧力
スイングガス分離装置を提供しようとするものである。
スイングガス分離装置を提供しようとするものである。
本考案の圧力スイングガス分離装置は、逆止弁を備えた
排出管がその一端に連結されその他端に第一の吸排気管
が連結された吸着塔，入口側にポンプ入口管出口側にポ
ンプ出口管がそれぞれ連結された加圧ポンプ，上記第一
の吸排気管，処理ガスを供排する第二の吸排気管，上記
ポンプ入口管及び上記ポンプ出口管がそれぞれその開口
部に連結され、第一の吸排気管をポンプ入口管とポンプ
出口管の一方と連通させ、第二の吸排気管をポンプ入口
管とポンプ出口管の他方と連通させると共に第一及び第
二の吸排気管とポンプ入口管ポンプ出口管との連通状態
を切換える四方弁よりなる。
排出管がその一端に連結されその他端に第一の吸排気管
が連結された吸着塔，入口側にポンプ入口管出口側にポ
ンプ出口管がそれぞれ連結された加圧ポンプ，上記第一
の吸排気管，処理ガスを供排する第二の吸排気管，上記
ポンプ入口管及び上記ポンプ出口管がそれぞれその開口
部に連結され、第一の吸排気管をポンプ入口管とポンプ
出口管の一方と連通させ、第二の吸排気管をポンプ入口
管とポンプ出口管の他方と連通させると共に第一及び第
二の吸排気管とポンプ入口管ポンプ出口管との連通状態
を切換える四方弁よりなる。
本考案は上記手段を講ずることによって、処理ガスの吸
着時には処理ガスは第二の吸排気管から四方弁を経てポ
ンプ入口管，ポンプ，ポンプ出口管，四方弁及び第一の
吸排気管を通って吸着塔に入り、吸着塔で処理ガス中の
水分，吸着すべき処理ガスの成分及び塵等が吸着された
上、逆止弁をもつ排出管より排出される。
着時には処理ガスは第二の吸排気管から四方弁を経てポ
ンプ入口管，ポンプ，ポンプ出口管，四方弁及び第一の
吸排気管を通って吸着塔に入り、吸着塔で処理ガス中の
水分，吸着すべき処理ガスの成分及び塵等が吸着された
上、逆止弁をもつ排出管より排出される。
上記吸着塔で吸着された水分，ガス等の脱着時には、四
方弁を操作して連通状況を切換えることによって、吸着
塔は第一の吸排気管，四方弁及びポンプ入口管を経てポ
ンプの入口側に連絡されて圧力が降下し、吸着された水
分，ガス等が脱着され，これがポンプによって上記第一
の吸排気管，四方弁及びポンプ入口管，よりなる通路を
通ってポンプに入り、更にポンプ，ポンプ出口管，四方
弁及び第二の吸着管を経て排出される。
方弁を操作して連通状況を切換えることによって、吸着
塔は第一の吸排気管，四方弁及びポンプ入口管を経てポ
ンプの入口側に連絡されて圧力が降下し、吸着された水
分，ガス等が脱着され，これがポンプによって上記第一
の吸排気管，四方弁及びポンプ入口管，よりなる通路を
通ってポンプに入り、更にポンプ，ポンプ出口管，四方
弁及び第二の吸着管を経て排出される。
このようにして、本考案では１塔の吸着塔,1台のポン
プ,1個の四方弁よりなる簡単な装置によって吸着塔にお
ける吸着及び脱着を行うことができる。
プ,1個の四方弁よりなる簡単な装置によって吸着塔にお
ける吸着及び脱着を行うことができる。
本考案の一実施例を第１図ないし第３図によって説明す
る。本実施例は空気より水分,CO,CO2,N2等を分離するよ
うにした圧力スイングガス分離装置に係るものである。
る。本実施例は空気より水分,CO,CO2,N2等を分離するよ
うにした圧力スイングガス分離装置に係るものである。
１は吸着塔であり、同塔内には水及びCO2等を吸着する
γ−アルミナと活性炭を混在した第一層の吸着床10,N2
吸着剤に小量のCO吸着剤が混在したCO及びN2を吸着する
第二層の吸着床11及び第二層の吸着床11を保護するγ−
アルミナ等が入れられた第三層の吸着床13を備え、第三
の吸着床13側には逆止弁13を備えた排出管19が、第一の
吸着床10側には第一の吸排気管６が連結されている。３
は四方弁であり、その開口3Aには第一の吸排気管６が、
その開口3Bには原空ブロア及び真空ポンプ兼用のポンプ
３の出口側に連結されたポンプ出口管７が、その開口3D
には上記ポンプ３の入口側に連結されたポンプ入口管９
がそれぞれ連結されている。残りの四方弁３の開口3Cに
は処理空気を導入する吸入フィルタ14及び逆止弁４を有
する処理空気の導入通路17及び逆止弁５を有する脱着ガ
スの排出通路18に接続された第二の吸排気管８が連結さ
れている。上記四方弁３は、上記開口3A,3B,3C,3Dが分
岐した円錐状の弁体３′を備え、同弁体３′の円錐状部
に密接して回動でき、かつ円錐状部の軸方向に摺動でき
るテーパー状のディスク16が弁体３′内に収容され、同
ディスク16には弁体３′の外部に延びる弁棒15の下端が
取付けられている。
γ−アルミナと活性炭を混在した第一層の吸着床10,N2
吸着剤に小量のCO吸着剤が混在したCO及びN2を吸着する
第二層の吸着床11及び第二層の吸着床11を保護するγ−
アルミナ等が入れられた第三層の吸着床13を備え、第三
の吸着床13側には逆止弁13を備えた排出管19が、第一の
吸着床10側には第一の吸排気管６が連結されている。３
は四方弁であり、その開口3Aには第一の吸排気管６が、
その開口3Bには原空ブロア及び真空ポンプ兼用のポンプ
３の出口側に連結されたポンプ出口管７が、その開口3D
には上記ポンプ３の入口側に連結されたポンプ入口管９
がそれぞれ連結されている。残りの四方弁３の開口3Cに
は処理空気を導入する吸入フィルタ14及び逆止弁４を有
する処理空気の導入通路17及び逆止弁５を有する脱着ガ
スの排出通路18に接続された第二の吸排気管８が連結さ
れている。上記四方弁３は、上記開口3A,3B,3C,3Dが分
岐した円錐状の弁体３′を備え、同弁体３′の円錐状部
に密接して回動でき、かつ円錐状部の軸方向に摺動でき
るテーパー状のディスク16が弁体３′内に収容され、同
ディスク16には弁体３′の外部に延びる弁棒15の下端が
取付けられている。
本実施例において、吸着工程では四方弁３のディスク16
を第２図実線に示すように位置させる。この吸着工程で
は、吸入フィルタ14から取入れた処理空気は、導入通路
17の逆止弁４を経て第二の吸気管８を通り、開口3Cから
四方弁３に入り、ポンプ入口管９に入る。ポンプ２によ
り加圧された処理空気はポンプ出口管７を経て開口3Dか
ら四方弁３に入り、第一の吸着塔入口管６を経て、吸着
塔１に入る。吸着塔内に入った空気は、第一層の吸着床
10によって、水，CO2が吸着されると共に脱臭が行なわ
れる。第一層の吸着床10で脱湿されCO2が除かれた空気
は第二層の吸着床11を通り、CO及び多量のN2が吸着され
る。
を第２図実線に示すように位置させる。この吸着工程で
は、吸入フィルタ14から取入れた処理空気は、導入通路
17の逆止弁４を経て第二の吸気管８を通り、開口3Cから
四方弁３に入り、ポンプ入口管９に入る。ポンプ２によ
り加圧された処理空気はポンプ出口管７を経て開口3Dか
ら四方弁３に入り、第一の吸着塔入口管６を経て、吸着
塔１に入る。吸着塔内に入った空気は、第一層の吸着床
10によって、水，CO2が吸着されると共に脱臭が行なわ
れる。第一層の吸着床10で脱湿されCO2が除かれた空気
は第二層の吸着床11を通り、CO及び多量のN2が吸着され
る。
更に空気は、第三層の吸着床12を経て逆止弁13を通り、
脱臭，脱湿，脱二酸化炭素された酸素富化空気を製品と
して排出管19から取出す。
脱臭，脱湿，脱二酸化炭素された酸素富化空気を製品と
して排出管19から取出す。
吸着塔内に吸着された水,CO,CO2及びN2等を脱着させる
脱着工程では、弁棒15を回動させることによってディス
ク16を弁体３′の円錐状部内で第３図点線位置に回動さ
せ、第一の吸排気管６をポンプ入口管９へ、第二の吸排
気管８をポンプ出口管７にそれぞれ連通させるように連
通状態を切換える。この状態では、ポンプ２が真空ポン
プとして作用し、吸着塔１は第一の吸排気管6,四方弁３
及びポンプ入口管９を経てポンプ２に接続されて塔内圧
が下り、吸着床に吸着された水，ガス等が脱着される。
吸着床から脱着された脱着ガスは上記の第一吸排気管6,
四方弁３及びポンプ入口管９を通ってポンプ２に入り、
更にポンプ出口管7,四方弁３及び第二の吸排気管８を通
って逆止弁５を経て排出通路18から排出される。
脱着工程では、弁棒15を回動させることによってディス
ク16を弁体３′の円錐状部内で第３図点線位置に回動さ
せ、第一の吸排気管６をポンプ入口管９へ、第二の吸排
気管８をポンプ出口管７にそれぞれ連通させるように連
通状態を切換える。この状態では、ポンプ２が真空ポン
プとして作用し、吸着塔１は第一の吸排気管6,四方弁３
及びポンプ入口管９を経てポンプ２に接続されて塔内圧
が下り、吸着床に吸着された水，ガス等が脱着される。
吸着床から脱着された脱着ガスは上記の第一吸排気管6,
四方弁３及びポンプ入口管９を通ってポンプ２に入り、
更にポンプ出口管7,四方弁３及び第二の吸排気管８を通
って逆止弁５を経て排出通路18から排出される。
また、本実施例で脱着→吸着及び吸着→脱着に切換える
時には、弁棒15を上方に引いてディスク16を引上げた状
態で短時間保持し、ポンプ３の作動に先立って、自然吸
気，自然排気も併用できるようになっている。
時には、弁棒15を上方に引いてディスク16を引上げた状
態で短時間保持し、ポンプ３の作動に先立って、自然吸
気，自然排気も併用できるようになっている。
以上説明したように本実施例では、１塔,1ポンプ,1四方
弁の簡単な小容積の装置によって、空気中の水分,CO,CO
2,N2等を吸着し、また吸着ガスを脱着することができ
る。
弁の簡単な小容積の装置によって、空気中の水分,CO,CO
2,N2等を吸着し、また吸着ガスを脱着することができ
る。
本考案は、以上説明したように、１塔の吸着塔１台のポ
ンプ及び１個の四方弁を備えた構造が簡単で小容積の圧
力スィングガス分離装置によって、吸着塔における吸着
によってガスの分離を行い、また吸着ガスの脱着を行う
ことができる。
ンプ及び１個の四方弁を備えた構造が簡単で小容積の圧
力スィングガス分離装置によって、吸着塔における吸着
によってガスの分離を行い、また吸着ガスの脱着を行う
ことができる。
第１図は本考案の一実施例の説明図、第２図は上記実施
例に使用される四方弁の縦断面図、第３図は第２図Ａ−
Ａ断面図である。 １…吸着塔,2…ポンプ,3…四方弁， ３′…四方弁の弁体,3A,3B,3C,3D…四方弁の開口， 4,5…逆止弁,6…第一の吸排気管， ７…ポンプ出口管,8…第二の吸排気管， ９…ポンプ入口管,10,11,12…吸着床， 13…逆止弁,15…弁棒,16…ディスク。
例に使用される四方弁の縦断面図、第３図は第２図Ａ−
Ａ断面図である。 １…吸着塔,2…ポンプ,3…四方弁， ３′…四方弁の弁体,3A,3B,3C,3D…四方弁の開口， 4,5…逆止弁,6…第一の吸排気管， ７…ポンプ出口管,8…第二の吸排気管， ９…ポンプ入口管,10,11,12…吸着床， 13…逆止弁,15…弁棒,16…ディスク。
Claims (1)
- 【請求項１】逆止弁を備えた排出管がその一端に連結さ
れその他端に第一の吸排気管が連結された吸着塔、入口
側にポンプ入口管出口側にポンプ出口管がそれぞれ連結
された加圧ポンプ、上記第一の吸排気管、処理ガスを供
排する第二の吸排気管、上記ポンプ入口管及び上記ポン
プ出口管がそれぞれその開口部に連結され、第一の吸排
気管をポンプ入口管とポンプ出口管の一方と連通させ、
第二の吸排気管をポンプ入口管とポンプ出口管の他方と
連通させると共に第一及び第二の吸排気管とポンプ入口
管ポンプ出口管との連通状態を切換える四方弁よりなる
ことを特徴とする圧力スイングガス分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2181888U JPH0647538Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 圧力スィングガス分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2181888U JPH0647538Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 圧力スィングガス分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01128814U JPH01128814U (ja) | 1989-09-01 |
| JPH0647538Y2 true JPH0647538Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31239380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2181888U Expired - Lifetime JPH0647538Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 圧力スィングガス分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647538Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-23 JP JP2181888U patent/JPH0647538Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01128814U (ja) | 1989-09-01 |
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