JPH064747Y2 - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JPH064747Y2
JPH064747Y2 JP6523390U JP6523390U JPH064747Y2 JP H064747 Y2 JPH064747 Y2 JP H064747Y2 JP 6523390 U JP6523390 U JP 6523390U JP 6523390 U JP6523390 U JP 6523390U JP H064747 Y2 JPH064747 Y2 JP H064747Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
chair
tank
pump
air tank
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6523390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0423451U (ja
Inventor
直司 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Okamoto Industries Inc
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、背凭部、ヘッドレスト部等の表面を膨出せし
めることが可能な椅子に関する。
(従来の技術) 従来、例えば事務用、家庭用の椅子は、座部の上下昇降
あるいは背凭部の前後傾斜が調節できる程度のものであ
った。
(考案が解決しようとする課題) しかし、長時間のデスクワーク等にあっては、体と椅子
表面との接触の微妙な調整を時々図って一定の疲れにく
い姿勢を保てるようにし、各人に適した姿勢を得るもの
とする方が好ましく、そのためには上記背凭部の前後傾
斜等だけでは十分ではなく、背凭部等の表面を適宜膨出
せしめる必要があり、需要者からの要望も大であった。
また自動車等に備えられる椅子には、背凭部、ヘッドレ
スト等の表面を適宜膨出せしめ得るものがあるが、この
ものにあってはコンプッレサー、モーター等の駆動装置
を使用する大掛かりなものであり、コンプッレサーは椅
子本体には収納できずボンネットあるいはトランク内に
配するものであった。
従って、上記せる膨出機構を事務用等の椅子に組込むこ
とも考えられるが、これら事務用等の椅子は自動車の椅
子等と異なり、床面と一体としてはおらず、ひんぱんに
前後、左右に動くものであるため、椅子を動かす度にコ
ンプレッサー、モーター等の駆動装置、あるいはそれら
装置と椅子本体との接続部分が大変邪魔となり、使用勝
手が悪く商品価値の低いものができるにすぎなかった。
そこで本願出願人は、デスクワーク等における立ったり
腰掛けたりする動作に着眼して種々の改良を重ねた。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、コンプッ
レサー、モーター等の大掛かりな駆動装置を使用せず
に、椅子使用者の立ったり腰掛けたりする動作を使用し
た簡単かつ安価な機構を椅子本体に一体的に配し、背凭
部等の表面を適宜膨出せしめるものとして使用勝手の向
上を図りつつ、需要者の要望に十分対応せしめると共に
商品価値の向上を図ることである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段
は、椅子本体と、該椅子本体の座部のシート裏面に備え
られるポンプと、該ポンプの繰り返し押圧作動によりエ
アーが充填、貯溜されるエアータンクと、該エアータン
クの開閉バルブを開放することにより膨脹して椅子本体
の所望箇所を膨出せしめるエアーバッグとからなること
である。
(作用) 上記せる技術的手段により、椅子使用者の立ったり腰掛
けたりする行為の繰り返しにより座部シート裏面のポン
プが繰り返し押圧され、上記ポンプの繰り返しの押圧作
動によって椅子本体の適宜箇所に備えたエアータンク内
に所望量のエアーが充填されると共に貯溜される。そし
て必要に応じて前記エアータンクの開閉バルブを開放す
ると、エアータンク内のエアーが椅子本体の所望箇所に
設けたエアーバッグ内に流入して該エアーバッグを膨脹
せしめ、該膨脹作動によって椅子本体の所望な表面を膨
出せしめる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
尚、図示例にあっては事務用の椅子で説明するが、本考
案はこれに限定はされず、例えば勉強机用、応接用等の
椅子、あるいはロッキングチェアー等の椅子全般を含む
ものであり、更にいうまでもないが自動車用の椅子とし
てもよいものである。
図中Aは椅子を示し、該椅子Aは座部a、背凭部
、支持脚a及び支持脚aに備えられた車輪a
…とからなる従来周知の椅子本体aと、該本体aの内部
a′にスポンジ、スプリング等の周知のクッション材
(図示省略)と共に内設される膨出機構bとからなる。
尚、椅子本体aは、座部aと背凭部aとを一体とし
たタイプを示すが、両者が分割されていて背凭部a
前後に傾斜調整可能なものであってもよく、更にヘッド
レスト、肘掛け等を備えたものであってもよく任意であ
る。
膨出機構bは、ポンプ1、エアータンク2及びエアーバ
ッグ3とからなり、ポンプ1は、伸縮可能な蛇腹状のエ
アーバッグ本体1a内にスポンジ1bを内装せしめ、かつエ
アー入孔1cとエアー出孔1dとを設けてなるものであり、
椅子本体aの座部aのシート材a′裏面に直接ある
いはスポンジ等を介して間接的に備えられるもので、そ
の底面1e側には図示せしめないが台座を備えるものとす
る。
そして、前記エアー出孔1dに管4を介してエアータンク
2と連絡する。
またポンプ1は、数回の押圧作動でエアータンク2を充
分に膨脹できるだけの機能を有するものとした方が好ま
しい。
尚、前記管4には、その中途部位に従来周知の逆止弁7
と安全弁9とが備えられており、エアータンク2のエア
ー抜け防止を逆止弁7で図ると共に、ポンプ1の繰り返
しの押圧作動で許容量以上のエアーがエアータンク2内
に注入されても安全弁9が所定以上のエアーのみを逃が
してエアータンク2の破損防止を図っている。
エアータンク2は、所望材料、例えばゴムあるいはター
ポリン等からタンク本体2aが平坦袋状に形成され、該本
体2aには前記ポンプ1と連絡する管4を接続するエアー
入孔2bと管5を介してエアーバッグ3に連絡せしめるエ
アー出孔2cとが設けられており、そして該本体2aはそ
の前後面2a′,2a″をスプリング11…を介して二枚の板
体12,13で強制的に挾まれてなるものである。
即ち、前記スプリング11…はタンク本体2aの収縮時には
正常で、膨脹する時に伸長されるものであり、そのスプ
リング11…の戻り力に抗してタンク本体2aが膨脹して板
12,13を押上げるものであるため、膨脹時には常にタン
ク本体2aには収縮作用が掛かっているものである。
上記エアータンク2は、椅子本体aの所望箇所、好まし
くは使用者の体重の掛からない座部aの裏側あるいは
図示せる如く座部aと背凭部aとの境界部位の内部
後方に設けるものとした方がよいが、限定されるもので
はない。
また、エアータンク2は前記ポンプ1の数回の押圧作動
でエアーを充分に充填、貯溜できる大きさであり、上記
のものに限られず、単にタンク本体2aのみからなるもの
であってもよいが、エアの供給効率からタンク本体2aに
は常に収縮作用が働いているものとした方が好ましい。
例えば、タンク本体2a内に、該本体2aを収縮せしめよう
とする作用を働かせるスプリング、ゴム等を直接設ける
ものとしてもよく、またタンク本体2aを直接ゴム等の伸
縮性のある材料で平坦袋状に形成してもよく、あるいは
タンク本体2aの外面をゴム等の伸縮部材あるいはスポン
ジ等で被覆してタンク本体2aに収縮作用が掛かるものと
してもよく任意である。
エアーバック3は、前記管5を介してエアータンク2と
連結されるもので、例えば前記エアータンク本体2aと同
質材で、該タンク本体2aに比して小型の平坦袋状にエ
アーバッグ本体3aが形成されており、該バッグ本体3aに
は前記管5が接続されるエアー入孔3bが、また図示せす
如く排気調整バルブ14を設けた管6を接続するエアー出
孔3cを設けてなる。
そして、椅子本体aの所望部位、例えば図示せる如く背
凭部aのシート材a′裏面に直接、あるいはスポン
ジ等を介して間接的に備えられ、またシート材a′裏
面側に対向する面3dと反対側の面3e側には図示せしめな
いが押え板を備えるものとする。
また前記管5には、エアーバッグ3寄りに、前記管4に
備えたものと同様のエアーバッグ3のエアー抜け防止用
の逆止弁8と、エアーバッグ3の破損防止用の安全弁10
とが備えられ、エアータンク2寄りにはエアータンク2
のエアーをエアーバッグ3へ送る開閉バルブ15が備えら
れており、該開閉バルブ15及び前記排気調整バルブ14
は、夫々の調整つまみ15a,14aを夫々図示せる如く背凭
部aの外側面に突状に配する。
尚、上記つまみ15a,14aは上記せる背凭部aの外側面
に限らず、背面等であってもよくその配設位置は任意で
ある。
従って、使用者の立ったり腰掛けたりする行為を繰り返
し行っていると、自然にポンプ1の押圧作用が繰り返し
行なわれ、エアータンク2内へと管4を介してその度に
エアーを送り込み、所望回数の押圧によってエアータン
ク2にはエアーが充填されると共に貯溜される(第2
図)。
また、上記エアー充填済みの時に繰り返しポンプ1が押
圧されてエアーが送られても、安全弁9の所定圧を越え
るエアーは抜けエアータンク2はそれ以上膨脹はしな
い。
そして必要に応じて開閉バルブ15を、そのつまみ15aの
調整で開放せしめれば、エアーの排気と共にスプリング
11…、板12,13で強制的にエアータンク本体2aが収縮さ
れてエアーは強制的に供給される。そして管5を介して
エアーバッグ本体3a内にエアーが充填され、エアーバッ
グ本体3aを膨脹せしめて背凭部aの表面を適宜膨出せ
しめる(第3図)。
尚、所定量以上のエアーは安全弁10を介して抜けるもの
である。
また、膨出度合いを調整するには調整バルブ14のつまみ
14aで行うものとする。
尚、上記例は一例を示すにすぎず、ポンプ1、エアータ
ンク2及びエアーバッグ3の材質、形状は一例を示すに
すぎず、また本実施例ではエアーバッグ3を背凭れ部a
に設けているが、ヘッドレストを有する椅子にあって
はヘッドレストに、肘掛けを有する椅子にあっては肘掛
けに設けるものとしてもよく適宜対応できるものであ
る。
(考案の効果) 本考案は、椅子本体の座部のシート裏面に備えられるポ
ンプと、使用者の立ったり腰掛けたりする動作でポンプ
を繰り返し押圧作動してエアーが充填、貯溜されるエア
ータンクと、該エアータンクの開閉バルブを開放するこ
とにより膨脹して椅子本体の所望箇所を膨出せしめるエ
アーバッグとからなる簡単な機構を椅子本体内に設けて
一体化したものであるため、外見上通常の椅子と変らず
通常自然に行なわれる椅子への立ったり腰掛けたりの動
作を駆動源とし、コンプレッサー、モーター等の駆動装
置は使用しないものであるため、簡単かつ安価であるに
も係らず、従来事務用椅子等ではなせなかった体と椅子
表面との接触の微妙な調整が図れ需要者の要望に十分対
応でき、かつ使用勝手も大変良好で、商品価値も高いも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を一部切欠くと共に省略し
て示す全体斜視図、第2図はエアータンクの膨脹状態を
示す縦断側面図、第3図はエアーバッグの膨脹状態を示
す縦断側面図である。 尚、図中 A:椅子、a:椅子本体 a′:内部、a:座部 a′:座部シート材、a:背凭部 b:膨出機構、1:ポンプ 2:エアータンク、3:エアーバッグ 4,5,6:管、7,8:逆止弁 9,10:安全弁、15:開閉バルブ 15a:調整つまみ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子本体と、該椅子本体の座部のシート裏
    面に備えられるポンプと、該ポンプの繰り返し押圧作動
    によりエアーが充填、貯溜されるエアータンクと、該エ
    アータンクの開閉バルブを開放することにより膨脹して
    椅子本体の所望箇所を膨出せしめるエアーバッグとから
    なることを特徴とする椅子。
JP6523390U 1990-06-19 1990-06-19 椅 子 Expired - Lifetime JPH064747Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6523390U JPH064747Y2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19 椅 子

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6523390U JPH064747Y2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19 椅 子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0423451U JPH0423451U (ja) 1992-02-26
JPH064747Y2 true JPH064747Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31596880

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JP6523390U Expired - Lifetime JPH064747Y2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19 椅 子

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