JPH0646974Y2 - 焼結炉における炉壁清浄装置 - Google Patents

焼結炉における炉壁清浄装置

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JPH0646974Y2
JPH0646974Y2 JP1988030504U JP3050488U JPH0646974Y2 JP H0646974 Y2 JPH0646974 Y2 JP H0646974Y2 JP 1988030504 U JP1988030504 U JP 1988030504U JP 3050488 U JP3050488 U JP 3050488U JP H0646974 Y2 JPH0646974 Y2 JP H0646974Y2
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JP
Japan
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chamber
air
furnace wall
carry
furnace
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JP1988030504U
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義春 中野
由則 小熊
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワークの搬入口部、予焼室、本焼室、徐冷室
及びワークの搬出口部が設けられた焼結炉において、カ
ーボン等の付着によって汚れる炉壁を清浄する炉壁清浄
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の連続焼結炉、例えば、メッシュベルト式
の焼結炉においては、予焼室、本焼室及び徐冷室内を正
圧に保持し、かつ酸化を防止するために還元性のガスが
供給された状態で焼結処理が行なわれている。この場
合、焼結処理に伴って、カーボン付着などによって炉壁
が汚れてくる。
〔考案が解決しようとする課題〕
そこで、従来は、定期的に炉の運転を止めて、炉内にエ
アを供給することによって、炉壁に付着しているカーボ
ンを燃焼させることにより取り除くようにしていた。し
かしながら、上記従来の方法にあっては、カーボンを除
去するのが難しく、従って、清浄頻度を多くすることに
より(例えば、1週間に1回の割合で)対応するのが一
般的であった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、炉壁、特にカーボンの付着が著しいワ
ークの搬入口部あるいは搬出口部の炉壁に付着したカー
ボンを円滑に取り除くことができ、従って、清浄頻度を
少なくすることが可能な焼結炉における炉壁清浄装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、少なくとも前記
ワークの搬入口部および搬出口部に、これらワークの搬
入口部、搬出口部の炉壁に付着したカーボンを燃焼さ
せ、かつ吹き飛ばすためのエアが供給されるエア供給配
管が該炉壁に沿って配置され、このエア供給配管には、
該エア供給配管に供給されたエアを噴出させる複数のエ
ア吹出口が前記炉壁に向けて形成されたことを特徴とし
たものである。
〔作用〕
本考案の焼結炉における炉壁清浄装置にあっては、炉の
運転を停止した状態で、エア供給配管に形成されたエア
吹出口からエアを搬入口部あるいは搬出口部の炉壁に向
けて噴出して、炉壁に付着しているカーボンを吹き飛ば
すと同時に燃焼させる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図に基づいて本考案の一実施例
を説明する。
第1図はメッシュベルト式連続焼結炉等の焼結6の一例
を示す概略構成図であり、この図において符号1は、焼
結炉の炉体である。この炉体1内は、搬入口部(バーン
オフゾーン)2と、予焼室3と、本焼室4と、徐冷室5
と、搬出口部6とにバッフルプレート等で仕切られてい
る。そして、炉体1内をその搬入口部2から搬出口部6
にかけて、連続的に成形品が搬送されて焼結されるよう
になっている。
上記各室3,4,5内には、還元性ガス供給源からガス配管
7を介して還元性ガス(例えば水素40%,一酸化炭素20
%,窒素38%;通称ハイエンガス)が供給されるように
なっている。また、上記搬入口部2から予焼室3にかけ
て、及び搬出口部6から徐冷室5にかけてそれぞれエア
配管8(エア供給配管)が配設されている。このエア配
管8は、搬入口部2及び搬出口部6内に入った位置で二
股に分岐し、炉壁に沿って予焼室3側及び徐冷室5側に
延在して設けられている。そして、上記エア配管8の炉
壁に沿って配設された部分(先端部)9には、それぞ
れ、等間隔に複数本のエア吹出管10が立設されており、
これらのエア吹出管10には等間隔に複数個のエア吹出口
11が炉壁側に向けて形成されている。さらに、エア吹出
管10の先端は閉塞されている。
上記のように構成された炉壁清浄装置を備えた焼結炉に
おいては、従来同様、炉体1内の予焼室3、本焼室4及
び徐冷室5にガス配管7を介して還元性ガスを供給して
いる状態において、搬入口部2側から成形品を搬入し
て、予焼室3、本焼室4、徐冷室5の順に連続的に通過
させて、加熱し、焼結を行なった後、搬出口部6から外
部に搬出する。
上記焼結炉においては、定期的に運転を止めて炉内の清
浄操作を行なうが、この場合、上記ガス配管7を用いて
炉体1内に還元性ガスの代わりにエアを供給すると共
に、エア配管8を用いて、搬入口部2及び搬出口部6か
らエアを供給し、かつ炉体1内を高温に保持する。これ
により、炉壁に付着しているカーボンは、上記エア供給
により燃焼して除去されると共に、特に炉壁の汚れが著
しい搬入口部2から予焼室3にかけてと、搬出口部6か
ら徐冷室5にかけては、重点的に、エア配管8の先端部
9のエア吹出管10に形成されたエア吹出口11からエアが
炉壁に向かって噴出するから、炉壁に付着しているカー
ボンが燃焼すると同時に、エアによって吹き飛ばされる
ので、効果的にカーボン及び燃焼後の灰分を取り除くこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、少なくとも前記ワーク
の搬入口部および搬出口部に、これらワークの搬入口
部、搬出口部の炉壁に付着したカーボンを燃焼させ、か
つ吹き飛ばすためのエアが供給されるエア供給配管が該
炉壁に沿って配置され、このエア供給配管には、該エア
供給配管に供給されたエアを噴出させる複数のエア吹出
口が前記炉壁に向けて形成されたものであるから、炉の
運転を停止した状態において、エア吹出口からエアを搬
入口部あるいは搬出口部の炉壁に向けて噴出することに
より、炉壁に付着しているカーボンを吹き飛ばしながら
燃焼させることができ、効率的にカーボンを炉壁から除
去することができる。従って、特に、カーボンの付着の
著しい搬入口部あるいは搬出口部の炉壁において、清浄
操作が円滑に行なえ、これにより、清浄頻度を少なく
(2週間に1回程度に)することができるという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は焼結炉の全体構成を説明する概略構成図、第2
図はエア配管の一例を示す説明図、第3図はエア吹出管
の一例を示す説明図である。 2……搬入口部、 3……予焼室、 4……本焼室、 5……徐冷室、 6……搬出口部、 7……ガス配管、 8……エア配管(エア供給配管)、 11……エア吹出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークの搬入口部、予焼室、本焼室、徐冷
    室及びワークの搬出口部がこの順に順次隣接して設けら
    れ、 前記予焼室、本焼室、徐冷室に還元ガスまたはエアを供
    給するガス配管が設けられ、 前記予焼室、本焼室、徐冷室に前記ガス配管により還元
    ガスを供給した状態で、前記ワークの搬入口部側から搬
    入したワークを予焼室、本焼室、徐冷室の順に通過さ
    せ、加熱、焼結して前記ワークの搬出口部から搬出する
    焼結炉における炉壁清浄装置であって、 少なくとも前記ワークの搬入口部および搬出口部に、こ
    れらワークの搬入口部、搬出口部の炉壁に付着したカー
    ボンを燃焼させ、かつ吹き飛ばすためのエアが供給され
    るエア供給配管が該炉壁に沿って配置され、 このエア供給配管には、該エア供給配管に供給されたエ
    アを噴出させる複数のエア吹出口が前記炉壁に向けて形
    成された ことを特徴とする焼結炉における炉壁清浄装置。
JP1988030504U 1988-03-08 1988-03-08 焼結炉における炉壁清浄装置 Expired - Lifetime JPH0646974Y2 (ja)

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