JPH0646961B2 - 製靴用機械におけるのり付方法およびこれを実施するのり付機 - Google Patents

製靴用機械におけるのり付方法およびこれを実施するのり付機

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JPH0646961B2
JPH0646961B2 JP15166591A JP15166591A JPH0646961B2 JP H0646961 B2 JPH0646961 B2 JP H0646961B2 JP 15166591 A JP15166591 A JP 15166591A JP 15166591 A JP15166591 A JP 15166591A JP H0646961 B2 JPH0646961 B2 JP H0646961B2
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axis
longitudinal direction
shoe
nozzle body
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JPH05337002A (ja
Inventor
宏治 門川
恒則 渡辺
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リーダー株式会社
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43DMACHINES, TOOLS, EQUIPMENT OR METHODS FOR MANUFACTURING OR REPAIRING FOOTWEAR
    • A43D25/00Devices for gluing shoe parts
    • A43D25/18Devices for applying adhesives to shoe parts
    • A43D25/183Devices for applying adhesives to shoe parts by nozzles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば甲皮が接着される
べき被加工物としての本底の靴型外縁部の所定位置に接
着剤を自動的に所望幅、所望厚さに塗布するのに最適な
製靴用機械におけるのり付方法およびこれを実施するの
り付機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製靴用機械においては靴本体とし
ての甲皮の下面外縁部と本底とを接着するのに、被加工
物としての本底に接着剤を塗布するための製靴用のり付
機があった。
【0003】上記のり付機における従来例を図8乃至図
15に従って幾つか説明する。先ず図8、図9および図
12、図13に従ってその一例を説明すると、モータM
10によって対向方向に回転されるロールR1,R2を
間隙K1を介して対設するとともにこの下方のロールR
1を接着剤Sを収容した収容桶P内に配置する構成であ
り、前記ロールR1,R2間の間隙K1内に図12およ
び図13に示すような扁平な被加工物としての本底Hを
挿入することによってロールR1,R2の摩擦によって
本底Hを移動するとともにロールR1によって接着剤S
を天地を逆にした本底Hの全下面に塗布するようにす
る。
【0004】また図10乃至図15に従ってのり付機の
第2の従来例を説明すると、略靴型に形成された枠型I
内に本底Hを挿入して機台J上にセット固定し、該機台
Jの上方に前記略垂直にノズル体Qを前記本底Hの長手
方向Yおよび長手方向Yに直交する方向Xの2方向にモ
ータM11,M12等の駆動源により移動自在に設ける
とともに前記型枠Iの靴型外縁部に沿って追従するスタ
イラス・ピンSPを設けた倣い加工を構成とするもので
あり、スタイラス・ピンSPによって前記型枠Iの靴型
外縁部を追従しながらノズル体Qを型枠Iの長手方向Y
および長手方向Yに直交する方向Xに移動しながら本底
Hの靴型外縁部にノズル体Qから接着剤Sを塗布するも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし図8および図9
に示す第1番目の上記のり付機は、のり付時に対向方向
に回転自在に対設されたローラR1,R2間の間隙K1
内に被加工物としての本底Hが挿入されることによって
接着剤Sが本底Hの全下面に塗布される構造であるの
で、本底H自体の形状は図12および図13に示すよう
に扁平なものでなければローラR1,R2の摩擦による
本底Hの移動速度が平均化せずに遅速のムラを生じた
り、ローラR1による接着剤Sの塗布に厚薄の塗布ムラ
を生じていた。
【0006】従ってかかるのり付機においては、図14
および図15に示すように被加工物としての本底Hの下
面後部に踵部h1を設けることによって段差を生じた
り、または本底Hの上面の靴型外縁部に甲皮との接着面
個所を覆い隠すための起立したつり込縁部h2を形成し
た本底Hにはのり付作業を行えなかった。
【0007】また第2番目の上記従来ののり付機は型枠
Iをスタイラス・ピンSPが追従することによってノズ
ル体Qを型枠Iの長手方向Yおよび長手方向Yに直交す
る方向Xに垂直に相対的に移動自在になすことによって
本底Hの上面外縁部H1に沿って接着剤Sを塗布するも
のであるので、この2番目の方法は工具としてのノズル
体Qが被加工物としての本底Hに対する移動時における
応答性が悪くなり、本底Hの機台Jに対するセット固定
にセット誤差を生じていた。また本底Hに対するノズル
体Qの移動誤差が大きくなるため、高精度にノズル体Q
を本底Hの被加工面に追従して移動することはできなか
った。
【0008】そして本底Hの上面内側や爪先部から踵部
に向かって傾斜部h3や土踏まず個所に相当する凹部が
形成されたり、さらには靴型の外縁部に前記起立したつ
り込縁部h2が形成された本底Hにおいてはノズル体Q
の吐出口が本底Hの被加工面に対して間隙が一様ではな
く変化するので、接着剤Sの塗布が不充分であったり、
反対に接着剤Sがはみ出したりして所望幅、所望厚みに
上面外縁部H1に塗布できないという不都合がある。
【0009】ところで靴は左右1対にて1足を構成する
ものであり、その形状が略左右対称であって左右の形状
は異なるとともに寸法も同一ではない。例えば図12、
図14に示すように、片方の靴について考察した場合に
は、その底面としての本底Hの形状は踝側に位置する外
側部G1に対して土踏まず側に位置する内側部G2、ま
た爪先側の先端部に対して踵部側の後端部とでは平面の
曲線形状が緩急異なること、また土踏まず個所は平坦部
に対して凹部になり、山谷や傾斜部h3を生ずる等、加
工面における加工条件が一定ではない。
【0010】従って図10および図11に示すのり付機
においては、型枠Iは左右1対を個別に必要とし、同一
種類の型枠Iにおいてもその横幅、長さ(全長)が少し
づつ大きくなる幾種かのサイズのものを用意しておく必
要があり、設備費が高くなるとともにこれらの備品の保
守管理も多くの設置面積を必要となし、またのり付作業
にはその都度、左右1対の型枠I,Iをサイズを選択し
て機台J上にセットしなければならず、作業に手間がか
かり、のり付作業が非能率的であり、しかも左右の本底
Hに製作誤差等があるので歩留りが悪いという不都合が
ある。
【0011】そこで本発明は上記従来の欠点を是正する
ためになされたものであり、加工テーブルに対して如何
なるセット位置に被加工物としての本底をセット固定し
ようとも左右何れかの本底をモデルとしてその靴型の上
面外縁部に沿う数個所の点を画像処理部のカーソルによ
って検出してそのデータをコンピュータに記憶すること
によって製作された1つの加工データをもとに本底に段
差、傾斜部、凹部、さらには起立したつり込縁部が形成
されて加工条件が一様ではない場合にも接着剤を所望
幅、所望厚みに応答性良く自動的に且つ高精度に塗布す
るとともにのり付作業に手間がかからず、能率的に行う
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために、本方法発明は被加工物としての本底を加工
テーブル上にセットする工程と、前記加工テーブルの上
方に設けたTVカメラにて前記本底の映像を捉える工程
と、該TVカメラにて接続される画像処理部のカーソル
により前記本底の有無および本底の爪先部および踵部を
通る中心軸としての中央2等分線を検出する工程と、前
記画像処理部の検知結果に基ずいてコンピュータ制御に
より本底の中心軸をノズル体の中心軸に一致させるべく
加工テーブルまたはノズル体の何れかの角度修正を行う
工程と、工具としてのノズル体を本底の長手方向として
のY軸方向、本底の長手方向に直交するX軸方向、さら
に前記X軸方向およびY軸方向に直交するZ軸方向の少
なくとも3方向に移動自在となして前記本底の上方外縁
部に接着剤を塗布する工程とを含むという手段を採用し
た。
【0013】また本装置発明は、被加工物としての本底
がセット固定され且つ本底の中心軸に一致させるべく該
本底のセット位置から加工基準位置までノズル体に対し
て相対回転自在に機台上に設けられ、本底のセット位置
の角度を加工基準位置に修正する加工テーブルと、該加
工テーブルの上方に設けたTVカメラと、該TVカメラ
に接続され前記本底の有無および本底の爪先部および踵
部を通る中心軸としての中央2等分線を検出するカーソ
ルを有した画像処理部と、前記本底の靴型をモデルとし
且つ該本底の平面長手方向の軸と該長手方向に直交する
軸とよりなる座標上の靴型外縁部に沿う数個所の点を前
記カーソルにより検出してコンピュータの記憶部にて記
憶して製作される加工データと、前記画像処理部に接続
される駆動源とから成り、前記加工データを下にコンピ
ュータにて前記駆動源を制御駆動して本底に対してノズ
ル体を相対移動するという手段を採用した。
【0014】
【作用】被加工物を加工テーブル上にセットすると、T
Vカメラによって被加工物の映像が捉えられ、このTV
カメラに接続された画像処理部のカーソルにより被加工
物の有無を検出するとともに測長が行われた後に、被加
工物のセット位置が加工基準位置に対して修正が行われ
る。そして工具としてのノズル体が被加工物に対してX
軸方向X、Y軸方向Y、Z軸方向Zに夫々駆動源をコン
ピュータ制御によって制御駆動することにより、のり付
が自動的に行なえる。
【0015】
【実施例】以下本関連発明としての装置発明の詳細を図
1乃至図7に従って一実施例について説明する。
【0016】図1乃至図3において1は機台、2は被加
工物としての本底3をセット固定する加工テーブルであ
り、この加工テーブル2は前記機台1上の一側に回転自
在に設けられている。前記本底3はのり付作業時には平
面略靴型形状の左右略対称構造をなした1対が使用され
るが後記加工データの製作時には左右何れか1つの本底
3を使用する。
【0017】図1乃至図3において4は前記本底3の上
面外縁部3aに沿って接着剤Sを塗布する工具としての
ノズル体5を装備したキャリアテーブルであり、このキ
ャリアテーブル4は前記加工テーブル2を設ける単一の
前記機台1上に設けられ、そして本底3ののり付作業時
に前記加工テーブル2に対して前記本底3の長手方向と
してのY軸方向Y、本底3の長手方向に直交するX軸方
向X、さらに前記X軸方向Xおよび前記Y軸方向Yに直
交するZ軸方向Zに移動自在となる。
【0018】図5に示すように前記加工テーブル2は後
記加工データのコンピュータ(中央処理装置CPU)の
記憶部28への入力時および本底3ののり付作業の事前
のセット固定時に工具としての前記ノズル体5に対して
そのセット角度αをセット位置SIから加工基準位置F
Iまで回転自在になる。
【0019】図2に示すようにこの加工テーブル2の回
転手段は駆動源としてのモータM1と、該モータM1の
モータシャフトm1に装着されたプーリ6と、該プーリ
6に捲回されるベルト7と、該ベルト7が捲回されるプ
ーリ8を装着し軸受9に支持された入力軸10と減速機
11を介して該入力軸10の回転を受動して回転する出
力軸12とから形成される。
【0020】図1および図2において13は前記加工テ
ーブル2の上部の前後位置に設けた2台のTVカメラで
あり、このTVカメラ13,13によって加工テーブル
2上にセット固定される本底3の映像が捉えられる。
【0021】図1、図4、図7において14は前記TV
カメラ13,13に接続される画像処理部であり、この
画像処理部14は加工テーブル2上にセット固定される
本底3の有無をその平面長手方向の軸Y1と該長手方向
の軸Y1に直交する軸X1とよりなる座標15上におい
て検出するとともに本底3の爪先部3Aを検出する第1
のカーソル16と、本底3の踵部3Bを検出する第2の
カーソル17と、本底3の爪先部3Aおよび踵部3Bよ
り所望距離、例えば1.5〜2.0cm程度内側に入っ
た位置で本底3の長手方向の軸Y1に直交する軸X1に
対する前後2本の平行線X2,X3と、本底3の靴型外
縁との2個で1対をなして2対の合計4つの交点18
a,18b;19a,19bを検出する第3、第4のカ
ーソル20,21;22,23とを有している。
【0022】また前記第1および第2のカーソル16,
17は、前記第3のカーソル20,21と第4のカーソ
ル22,23と協働することにより、前記交点18a,
18b;19a,19b間の2本の線分L1,L2の夫
々の中点t1,t2を座標15上において移動すること
によって決定する。そしてこの2つの中点t1,t2を
通る線により本底3の中心軸としての中央2等分線Nを
決定し、本底3を測長する。
【0023】前記第1のカーソル16によって検知され
る本底3の座標15上のデータは、必要なデータを入力
装置34によってコンピュータ(中央処理装置CPU)
の記憶部28に入力することにより後記加工データを製
作するが、この加工データをもとに加工テーブル2に対
する被加工物としての本底3のセット加工時に本底3の
有無を検出する(図5、図7参照)。
【0024】図1および図4においてM1は前記画像処
理部14にNCコントローラ24およびモータドライブ
25を介して正逆転可能に接続されるモータであり、こ
のモータM1は被加工物としての前記本底3を加工テー
ブル2にセット固定する場合に、本底3のセット角度α
が加工テーブル2に対して如何なる大きさ、正負の方向
の角度にセット固定されようとも、そのセット位置SI
から工具としてのノズル体5によるのり付作業が開始さ
れる適正な加工基準位置FIまで加工テーブル2を回転
駆動して本底2の中心軸をノズル体5の中心軸に一致す
ることによりのり付作業を準備する。
【0025】また前記画像処理部14は、前記第1、第
2、第3、第4のカーソル16;17;20、21;2
2,23によって検出される所要の座標15上のデータ
を保持するメモリ26と、プログラムしたシーケンスを
保持するメモリ27とを含む記憶部28と、前記加工デ
ータより所定の寸法を演算処理する演算部29と、装置
の動作制御をする制御部30とからなる中央処理装置C
PUとを有し、この中央処理装置CPUによって前記キ
ャリアテーブル4のモータM2、M3、M4の回転方向
と速度とを制御駆動することによってキャリアテーブル
4上に組合わされるキャリア31,32,33を夫々本
底3の長手方向としてのY軸方向Y、該長手方向に直交
するX軸方向X、さらにY軸方向YおよびX軸方向Xに
直交する高さ方向としてのZ軸方向Zとの3方向に夫々
移動自在になす。
【0026】この実施例に使用される前記モータM1,
M2,M3,M4としては制御パルスによって作動が制
御される数値制御モータや直流電動モータが使用され
る。
【0027】また前記記憶部28に記憶されるシーケン
スは、この実施例においては前記画像処理部14に入力
装置34を接続し、この入力装置34によって所望のシ
ーケンスをプログラムする方法を採用するが、そのほか
に予め所望のシーケンスをプログラムした外部メモリを
用いる方法、あるいは外部メモリを画像処理装置に着脱
自在に組み込み該外部メモリ前記入力装置34よりシー
ケンスをプログラムする方法も考えられる。
【0028】図1、図6、図7に示すように前記モータ
M1,M2,M3,M4の回転方向と速度とを制御する
ような加工データは、適正な初期位置に位置された前記
加工テーブル2上にセット固定される左右何れか1つの
本底3の靴型Kをモデルとした前記座標15上にその上
面外縁部3aに沿った数個所の点を選択し、その情報を
前記入力装置34によって中央処理装置CPUの記憶部
28に記憶することによって製作される。
【0029】前記座標15は、図6および図7に示す如
く、左右何れか1つ(この実施例においては左側)の本
底3の靴型Kの平面形状をモデルとして、該靴型Kの幅
方向の中心線としての中央2等分線Nに一致する軸Y1
と、靴型Kの幅方向としての外縁部を表すために該軸Y
1に直交する軸X1とから形成される。
【0030】ところで、例えば左右何れの靴型Kも爪先
部3Aから踵部3Bに向かう外縁部における内側の曲面
部35は平面的に屈曲した略S字を描くように表され、
また靴型Kの踵部3Bから爪先部3Aに向かう外縁部の
外側は、前述の内側部分の曲面部35よりもなだらかな
円弧部36として表されるので、靴型Kの内側において
上面外縁部3aに沿って数個所において選択される点、
例えばイ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,トは、外側の数個所に
おいて選択される点チ,リ,ヌ,ルよりも選択数を多く
してノズル体5の移動方向と速度とをきめ細かに設定す
る。
【0031】しかも前記点イ,トはノズル体5の例えば
加工基準位置としての移動出発点と、折返し点とを設定
させるために、中心線としての軸Y1上に位置させる。
【0032】この時、靴型Kの上面外縁部3aに沿って
内側と外側とにおいて選択される複数の前記点イ,ロ,
ハ,ニ,ホ,ヘ,ト,チ,リ,ヌ,ルは、被加工物に対
するのり付等の加工精度と生産能率とを上げるために、
靴型Kの前記内側および外側の曲面部35のほかに、本
底3の長手方向における爪先部3Aと踵部3Bとの高低
差を有する傾斜部3bや本底3の幅方向において内側の
略中央部に位置する土踏まず部分の凹みと爪先部3Aと
踵部3Bとの夫々の面の高低等のZ軸方向Zの要因と後
記β角度調整手段52において例えば爪先部3Aと踵部
3Bとにおける高さや土踏まず個所における高低差、さ
らには図2に示すような外縁に起立したつり込縁部3c
を有する種類の本底3の場合にはそのつり込縁部3cの
高低等の被加工面に対応してノズル体5の取付角度を調
整するように前記X軸方向Xに平行な軸線としての軸O
1周りにノズル体5を揺動させる要因と、後記θ角度調
整手段67において例えば本底3の外縁部に対する土踏
まず部分の凹み等に対応してノズル体5の取付角度を調
整するように、前記Y軸方向Yに平行な軸線としての軸
O2周りにノズル体5を揺動させる要因とを考慮して軸
Y1および軸X1から形成される座標要素に付与され
る。
【0033】またノズル体5がX軸方向X、またはY軸
方向Yに緩急自在にスムーズに移動するように、座標1
5の軸Y1方向における前記点イ,ロ,ハ,ニ,ホ,
へ,ト,チ,リ,ヌ,ルが位置する間隔は靴型Kの平面
形状の曲率が弱い部分においては長く設定され、また曲
率が強い部分については短い長さに設定されるように、
不揃いに座標15上に選択される。
【0034】図2および図3において、34はY軸方向
Yに移動する前記キャリア31の動力伝達手段であり、
この動力伝達手段34は、前記機台1に敷設した2本の
案内レール35,35と、駆動源としての前記モータM
2の回転力を受動して回転するモータ・シャフトm2に
装着したプーリ36と、このプーリ36に捲回される動
力伝達部品としてのベルト37と、該ベルト37からの
回転力を受動して回転され、スクリュウ・ロッド38の
一端の装着されたプーリ39と、前記キャリア31に固
定され前記スクリュ・ロッド38に螺合されたナット部
40とから形成される。
【0035】また図2および図3において、41は前記
キャリア32の上面にX軸方向Xに移動するように組合
された前記キャリア32の動力伝達手段であり、この動
力伝達手段41も同様にX軸方向Xに平行に敷設された
2本の案内レール42,42と、駆動源としての前記モ
ータM3と、該モータM3のモータ・シャフトm3に装
着したプーリ43と、このプーリ43に捲回される動力
伝達部品としてのベルト44と、該ベルト44からの回
転力を受動して回転され、スクリュ・ロッド45の一端
に装着されたプーリ46と、前記キャリア32に固定さ
れ前記スクリュ・ロッド45に螺合されたナット47と
から形成される。
【0036】さらに図2乃至図3において、前記キャリ
ア32の上面にZ軸方向Zに移動するように組合わされ
た前記キャリア33の動力伝達手段は、Z軸方向Zに平
行に敷設された2本の案内レール48,48と、駆動源
としてのモータM4と、該モータM4のモータ・シャフ
トm4に対してカップリング部品49を介して連結され
たスクリュ・ロッド50と、該スクリュ・ロッド50に
螺合されるナット部51を有する前記キャリア33とか
ら形成される。
【0037】図2および図3において52はβ角度調整
手段であり、このβ角度調整手段52は被加工物として
の本底3の長手方向の高低差、例えば爪先部3Aと踵部
3Bにおける高低差や土踏まず個所の凹部における高低
差に対応して前記ノズル体5を有するノズル体ユニット
Uの取付角度を第1図に示すように垂直線H.Lを標準
取付位置として軸O1を中心として左右に揺動自在にな
して調整する。
【0038】このβ角度調整手段52は、前記キャリア
33の一側に設けた駆動源としてのモータM5と、該モ
ータM5のモータ・シャフトm5に装着してモータM5
の回転力を受動するプーリ53と、該プーリ53に捲回
されるベルト54と、該ベルト54からの回転力を受動
するプーリ55を装着し軸受56に回転自在に支持され
た軸O1と、この軸O1に基端部が枢軸57によって取
付けられる駆動アーム58と、該駆動アーム58の先端
に一端が枢軸59によって枢着されるとともに他端には
ノズル体ユニットUが取付けられた主アーム60と、該
主アーム60に対して平行移動するように前記駆動アー
ム58に一端が枢軸61によって枢着され他端が前記ノ
ズル体ユニットUに枢着された副アーム62と、一端が
前記軸受56の外側に突設した取付片63に枢軸64に
よって枢着され他端が前記副アーム62に枢軸65にて
枢着されることによって前記駆動アーム58と平行移動
する支持短アーム66とから形成される。
【0039】図2および図3において67はθ角度調整
手段であり、このθ角度調整手段67は被加工物として
の本底3の上面外縁部3aの長手方向と直交するX軸方
向X、すなわち幅方向の高低差、例えば本底3の外縁部
に対する土踏まず部分の凹部等のノズル体5の被加工面
に対する取付角度を軸O2を中心に取付角度を調整する
ためのものである。
【0040】このθ角度調整手段67は、駆動源として
のモータM6と、該モータM6のモータ・シャフトm6
に装着してモータM6の回転力を受動するプーリ68
と、該プーリ68に捲回されてモータM6からの回転力
を受動して回転するベルト69と、該ベルト69が捲回
されるプーリ70が装着された入力軸71および該入力
軸71に対して減速機72を介して連結されるとともに
前記軸受56に出力端が取付けられた出力軸としての前
記軸O2とから形成される。
【0041】図2および図3において前記ノズル体ユニ
ットUは接着剤を供給する供給孔を有した外筒ケース7
3と、該外筒ケース73の下端の周囲に設けたブラシ部
74と、該外筒ケース73の軸長方向の上面に設けたシ
リンダ等の駆動源75と、前記接着剤の供給通路を形成
するように前記外筒ケース73内に昇降自在に挿入され
た昇降ロッド76と、該昇降ロッド76の上端を前記駆
動源75に衝合自在に附勢するコイルばね等のばね手段
77と、前記外筒ケース73の下端の接着剤吐出口を開
閉自在に前記昇降ロッド76の下端に設けた膨拡状の栓
体部76Aとから形成される。
【0042】前記加工テーブル2は全体形状が略函状に
形成され、その上板80の一部を数区分の分割部80
A,80Bに形成するとともに該分割部80A,80B
の何れかを前記本底3の底面の段差部3d、例えば婦人
靴のヒール部に適合する形状に交換可能に取付けるよう
に形成する。
【0043】81は前記加工テーブル2に接続した吸引
ブロアであり、この吸引ブロア81は加工テーブル2の
内部に連通して内部空気を吸引排気することにより、前
記上板80と必要な分割部80Aとに穿設した吸着孔8
2を介して加工テーブル2上に載置される被加工物とし
ての本底3を吸着し、固定する。その吸着度は人力によ
って本底3を加工テーブル2から容易に引剥がすことが
できる程度の強さである。
【0044】83は必要に応じて前記加工テーブル2内
に内蔵されるランプ等の光源であり、この光源83は前
記TVカメラ13,13によって捉える被写体としての
本底3の照度を充分に得るためのものであり、光源83
からの光は加工テーブル2の上板80をプラスチック、
ガラス等の透明材によって形成することによって透過さ
れる。
【0045】84は前記TVカメラ13,13を前記機
台1の上方に固定するための支柱枠である。
【0046】装置としての本発明の一実施例は以上の構
成からなり、以下作用を本願特定発明としての方法発明
とともに説明する。操作を行うには例えば操作パネルP
に設けられた電源ボタンおよびセットボタンを押してか
ら、被加工物としての左右1対の本底3の上面外縁部3
aの糊代に相当する個所のり付を行うのには図2および
図5に示す如く加工テーブル2上に左右何れかの本底3
をセットする。
【0047】この際、本底3は加工テーブル2の上板8
0の一部を2個に区分した分割部80A,80Bのうち
の分割部80A,80Bに穿設した吸着孔82に接続さ
れる吸引ブロア81によって加工テーブル2上に吸着、
固定される。
【0048】しかも上板80の分割部80A,80Bの
何れかは着脱自在に加工テーブル2に取付けられるの
で、本底3はその下面が扁平なものは勿論、ヒール等の
踵部品の取付個所としての段差部3dや爪先部3Aから
踵部3Bに向かう平面S字に表される個所での凹部(凹
み)等に適合する形状に交換可能であるので、本底3の
底面との間に大きな間隙が空かず、吸引ブロア81の吸
引ロスがなく、加工テーブル2上に確実に吸着、固定さ
れる。
【0049】そして図2、図5、図7に示す如くTVカ
メラ13,13によって加工テーブル2上に被加工物と
しての左右何れかの本底3が載置されたことが捉えら
れ、画像処理部14のブラウン管に映像が写し出され、
直ちに画像処理部14の第1のカーソル16が本底3の
平面長手方向のY軸方向Yに略一致する軸Y1とY軸方
向Yに直交するX軸方向Xに平行な軸X1とによりなる
座標15上において移動して本底3の有無を検知する。
【0050】この際、加工テーブル2は全体形状が略函
状に形成されて内部にはランプ等の光源83が内蔵され
ているので、照度は充分、得られTVカメラ13,13
によって本底3の映像は鮮明に捉えられる。
【0051】次いで図7に示すように第3のカーソル2
0,21が画像処理部14のブラウン管に捉えられた座
標15上において本底3の爪先部3Aを、また第4のカ
ーソル22,23が踵部3Bを検出する。
【0052】そして、これらのカーソル20,21;2
2,23が検出する座標点によって左右何れか1つの靴
型Kをモデルとし、中央処理装置CPUの記憶部28に
記憶されることによって製作された1つの加工データを
基準として加工テーブル2上に吸引ブロア81の吸引に
よってセット固定された本底3が左右1対の靴型Kのう
ちの何れであるか否かを判別する。
【0053】すなわち、この左右何れかの本底3である
か否かの判別は、1つの本底3の靴型Kをモデルとして
その靴型Kの長手方向としてのY軸方向Yに一致する軸
Y1と、長手方向に直交するX軸方向Xに一致する軸X
1とから形成される座標15(図6参照)上において1
つの靴型Kの外縁部の内側と外側とで数個所を選択した
点イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,ト,チ,リ,ヌ,ルのデー
タを中央処理装置CPUの記憶部28に記憶することに
よって製作される1つの加工データに対してセットされ
る本底3が一致するか否かによって行われる。
【0054】そして図7に示すように、第3のカーソル
20,21によって爪先部3Aから所望距離、例えば
1.5〜2.0cm内側に入った位置での靴型Kの長手
方向に直交する軸Xに対する平行線X2と、靴型Kの外
縁との2つの交点18a,18bが検出され、この2つ
の交点18a,18b間の線分L1が求められる。
【0055】また同様に図7から第4のカーソル22,
23によって踵部3Bから所望距離、例えば1.5〜
2.0cm内側に入った位置での靴型Kの長手方向のY
軸方向Yに直交する軸X1に対する平行線X2,X3
と、靴型Kの外縁との2つの交点19a,19bが検出
され、この交点19a,19b間の線分L2が求められ
る。
【0056】さらに2つの前記線分L1,L2の中点t
1,t2を夫々第1のカーソル16と第6のカーソル1
7とが移動して検出する。そして検出された2つの中点
t1,t2が求められると、この2つの中点t1,t2
を通る線、すなわち中心軸としての中央2等分線N上に
おいて加工テーブル2上にセット固定された本底3の長
さLが測長される。
【0057】このようにして図5に示すように、本底3
の測長が行われた後に、中央処理装置CPUの記憶部2
8に記憶された1つの加工データをもとに演算部29に
よって演算処理された数値分だけ制御部30を通じて駆
動源としてのモータM1が駆動し、加工テーブル2上に
セット固定された被加工物としての本底3のセット角度
αの正負(+,−)に応じてそのセット位置SI(実線
に示す位置)からのり付が開始される適正な加工基準位
置FI(想像線に示す位置)まで加工テーブル2が正逆
何れかの方向に回転され、角度修正が行われる。
【0058】従ってのり付作業を行う毎に、被加工物と
しての本底3が加工テーブル2に対して大小正逆如何な
るセット角度αをもって本底3がセット固定されようと
も適正な加工基準位置FIに加工テーブル2が正逆何れ
かの方向に回転することによって本底3の角度修正が行
られ、本底2の中心軸とノズル体5の中心軸とが一致す
る。これは常時、工具としてのノズル体5に対して被加
工物としての本底3の加工開始位置(中心軸)が適正位
置、すなわち本底3の靴型Kの上面外縁部3aにおける
中心軸としての中央2等分線N上の例えば爪先部3Aに
ノズル体5を僅かに間隙を存してにセットされることを
意味する。
【0059】本底3の角度修正が行われた後は、左右何
れかの判別時に使用された前記加工データにもとずいて
中央処理装置CPUの制御部30からの信号により駆動
源としてのモータM2,M3,M4が制御駆動されるこ
とにより、キャリア3,4を夫々Y軸方向YまたはX軸
方向Xに移動させるとともに、キャリア33をZ軸方向
Zに移動し、ノズル体5から接着剤Sを被加工物として
の本底3の上面外縁部3aに塗布して行く。
【0060】これには被加工物としての本底3の上面外
縁部3aにおける中央2等分線Nの例えば爪先部3Aに
ノズル体5を僅かな間隙を存して位置させる。すなわち
第1図、第2図に示すように、モータM4の回転力をカ
ップリング49を介してスクリュウ・ロッド50を回転
することによってこのスクリュ・ロッド50に噛合して
いるナット部51を有するキャリア33を降下し、ノズ
ル体5を中央2等分線N上に僅かな間隙をあけて位置さ
せる。
【0061】これには、例えば被加工物としての本底3
の上面外縁部3aに対して工具としてのノズル体5は、
僅かに外側に向いた偏心回転軸を中心としてノズル体ユ
ニットUのモータM7の駆動によって下端のブラシ部7
4が例えば時計方向に回転された状態で被加工物として
の本底3に対して取付角度が内周側に吐出するので、ブ
ラシ部74の回転によって攪拌される場合にも本底3の
上面外縁部3aから接着剤Sははみ出ない。
【0062】そしてここを出発点としてモータM2を回
転駆動させることによりプーリ36,ベルト37,プー
リ39を回転駆動することによりスクリュ・ロッド38
を回転させ、このスクリュウ・ロッド38に噛合するナ
ット40を有しているキャリア31をY軸方向Yに移動
させること、またモータM3を回転駆動することによっ
てプーリ43,ベルト44,プーリ46を介してスクリ
ュウ・ロッド45を回転し、このスクリュウ・ロッド4
5に噛合しているキャリア32をX軸方向Xに移動自在
にすること、さらに前述のようにモータM4を回転駆動
することによってスクリュウ・ロッド50を回転させ、
このスクリュウ・ロッド50に噛合するナット部51を
有しているキャリア33をZ軸方向Zの高さ方向に昇降
自在に移動することによってノズル体5を本底3の上面
外縁部3aの略全外周、または本底3に起立したつり込
縁部3cが形成されている場合にはこのつり込縁部3c
を含む略全外周にわたって接着剤をノズル体5の吐出口
から吐出し、ブラシ部74の回転によって均一に攪拌さ
れながら塗布されて行く。
【0063】この時、ノズル体5の被加工物としての本
底3の取付角度を僅かに外向きに傾けることによって被
加工面に対するノズル体5のノズル口の内側に図には示
さない開角度を形成して内周側に接着剤Sを吐出するよ
うになし、接着剤Sの上面外縁部3aからのはみ出しを
防止する。
【0064】しかも図12および図13に示すように単
に扁平な上面を有する本底3ではなく、図14および図
15に示すように本底3の上面において爪先部3Aから
土踏まず個所にかけての本底3の長手方向における上り
勾配、または土踏まず部分に至る下り勾配等(傾斜)の
傾斜部3bとしての移動条件は、単なる平滑面とは異な
るので、本底3の被加工面の状況に応じてノズル体5の
本底3の被加工面に対する開角度に関する移動角度を調
整しながら接着剤Sがはみ出ないように所望位置に塗布
して行く。またノズル体5の本底3の上面外縁部3aに
対する接触度合を強弱調整することによって接着剤Sの
塗布厚さを加減し、調整できるので、塗布ムラのない、
綺麗な仕上がりになる。
【0065】そしてノズル体5の取付角度は、β角度調
整手段52のモータM5のモータ・シャフトm5が時計
方向または反時計方向に回転して軸O1を中心に駆動ア
ーム58が回転するので、この駆動アーム58に枢軸5
9,61によって一端を枢着している主アーム60と副
アーム62とは夫々平行移動するから、この主アーム6
0と副アーム62との他端(先端)に取付けられている
ノズル体ユニットUは被加工面としての本底3の上面外
縁部3aに対して軸O1の軸周り(左右方向)に回転す
ることにより調整される(図2参照)。
【0066】また土踏まず個所等の本底3の長手方向に
直交するX軸方向Xのノズル体5の本底3に対する取付
角度の調整は、モータM6が回転駆動することによって
プーリ68、ベルト69を介して入力軸71が回転する
ので、この入力軸71に対して減速機72を介して出力
軸としての軸O2が回転する。従ってノズル体ユニット
Uが取付けられているキャリア33は前記軸O1に直交
する出力軸としての軸O2を中心として本底3の長手方
向に直交する方向としてのX軸方向Xに回転する(図3
参照)。
【0067】この時、接着剤Sの塗布幅は、吐出量が一
定である場合にはノズル体5の口径の大小によって決定
される。
【0068】このようにして、左側の本底3の上面外縁
部3aに所望の接着剤Sの塗布が終えたら、モータM4
の駆動によってキャリア33とともにノズル体ユニット
Uを上昇させて本底3からノズル体5が離れ、のり付作
業を終了させる。
【0069】また加工テーブル2の上に右側の本底3が
セット固定された場合には、左側の本底3の靴型Kをモ
デルとしてその長手方向としてのY軸方向Yに一致する
軸Y1と、X軸方向Xに一致する軸X1とによって形成
される座標15上に靴型Kの平面外縁部の数個の点イ,
ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,ト,チ,リ,ヌ,ルに対応して中
央処理装置CPUの記憶部28に記憶させた所望点のデ
ータを基本として製作された1つの加工データをもと
に、本底3の有無をTVカメラ13,13に接続した画
像処理部14の第1のカーソル16によって判別すると
ともに爪先部3Aを判別し、しかも左側の靴型Kをモデ
ルとして製作した前記加工データに加工テーブル2上に
セットされた本底3の靴型Kが一致するか否かによって
左右の靴型Kを判別する。
【0070】このようにして加工テーブル2上にセット
固定された被加工物としての本底3が右側の靴型Kであ
ると判別されると、画像処理部14の第3のカーソル2
0,21によって靴型Kの爪先部3Aから所望距離だけ
内側の位置、例えば1.5〜2.0cmだけ内側に入っ
た位置のX軸方向Xに平行な平行線X2と靴型Kの外縁
部との2つの交点18a,18bを検出し、また第4の
カーソル22,23によって靴型Kの踵部3Bから所望
距離だけ内側の位置、例えば1.5〜2.0cmだけ内
側に入った位置のY軸方向Yに一致する軸Y1に直交す
るX1に対して平行な平行線X3と靴型Kの外縁部との
2つの交点19a,19bを検出する。その後、画像処
理部14の第1、第2のカーソル16,17によって4
つの交点18a,18b;19a,19b間の2つの線
分L1,L2の中点t1,t2を夫々検出し、この中点
t1,t2を通る線によって右側の靴型Kの中央2等分
線Nを決定して本底3を測長する。
【0071】またこの本底3の中央2等分線Nを検出す
ることによって加工テーブル2に対する本底3のセット
角度αを検出でき、このセット角度αの大小、座標15
上の正負に応じて中央処理装置CPUの記憶部28に記
憶された加工データをもとにし、演算部29の演算値に
応じて制御部30を介してモータM1を駆動制御するこ
とにより、加工テーブル2を本底3のセット固定位置S
Iからのり付を行うための加工基準位置FIまで正逆何
れかの方向に回転する。
【0072】その後は左側の靴型Kをモデルとして中央
処理装置CPUの記憶部28に記憶された1つの加工デ
ータをもとに制御部30を通じてモータM2,M3,M
4,M5,M6,M7が制御駆動されることにより、被
加工物としての右側の本底3の上面外縁部3aの略全周
にノズル体5から接着剤Sが塗布され、のり付が行われ
る。
【0073】このような操作によって左右何れか1つの
靴型7をもとにして製作された1つの加工データをもと
に左右1対の本底3,3のセット固定角度の修正と、の
り付作業とが自動的に行なえる。
【0074】なお、上記実施例においてはTVカメラ1
3,13を2台、画像処理部14に接続して被加工物と
しての本底3の映像を捉えるようにしているが、このT
Vカメラ13の設置個数はこれに限らず、増減変更は自
由に行なえる。
【0075】しかも上記実施例においては中央処理装置
CPUによって駆動制御される駆動源としてはモータM
1,M2,M3,M4,M5,M6を用いて加工テーブ
ル2、キャリアテーブル4のキャリア31,32,33
をY軸方向Y、X軸方向X、さらにZ軸方向Zに移動す
るようにしているが、これらのモータM1,M2,M
3,M4,M5,M6に代えてシリンダを用いてキャリ
アテーブル4等を駆動させてもよい。
【0076】また上記実施例においては左側の本底3の
靴型Kをモデルとして製作される1つの加工データをも
とに加工テーブル2を被加工物のセット位置から加工基
準位置まで回転駆動させて加工テーブル2に対する本底
3のセット角度の修正を行い、のり付とを行う場合につ
いて説明したが、加工テーブル2を回転しなくても工具
としてのノズル体5を被加工物としての本底2に対して
セット固定位置から加工基準位置まで加工データをもと
に相対的に移動することによって本底3のセット角度の
修正を行い、左右1対の本底3,3のセット固定位置の
修正を本底の中心軸とノズル体の中心軸とを一致するよ
うに行い、のり付とを行うことも本発明の適用範囲であ
る。
【0077】また上記加工データは、画像処理部14に
接続した入力装置34を用いて中央処理装置CPUの記
憶部28に1つの靴型をモデルとして座標上の数個の点
を選択して記憶させ、シーケンスをプログラムするよう
になしたが、本発明はこれに限ることなく予め所定のシ
ーケンスをプログラムした外部メモリを画像処理部14
に着脱自在に接続したり、あるいは外部メモリを画像処
理部14に着脱自在に組込み、該メモリに前記入力装置
34によってシーケンスをプログラムする方法によって
も本発明は適用できる。
【0078】さらには本発明はのり付機を代表的な実施
例として説明したが、本発明はこのほかにも接着剤Sを
被加工物に対して接着する事前に、接着剤Sの接着性を
良好にするために被加工物に塗布する薬液を自動的に供
給するためのプライマー処理機等の製靴用機械において
も応用可能である。
【0079】
【発明の効果】本発明は以上のように、加工テーブルに
対して如何なるセット位置に被加工物としての本底をセ
ット固定しようとも左右何れかの本底をモデルとしてそ
の靴型の上面外縁部に沿う数個所の点を画像処理部のカ
ーソルにて検出することにより、コンピュータによって
記憶された1つの加工データをもとに本底が扁平なもの
に限らず、段差部、傾斜部、さらにはつり込縁部が形成
されて加工条件が一様ではなく形状変化の多い本底の場
合にも接着剤を上面外縁部に沿って所望幅、所望厚みに
応答性良く、自動的に且つ高精度に塗布でき、のり付作
業が手間がかからず、効率的に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体を示す正面図である。
【図2】本実施例の部分切欠正面図である。
【図3】本実施例の部分切欠右側面図である。
【図4】本実施例のブロック図である。
【図5】被加工物としての本底を加工テーブル上にセッ
ト固定してセット角度の修正を行う状態の本実施例を示
す平面図である。
【図6】本底の靴型をモデルとして加工データを製作す
る場合の座標を示した平面図である。
【図7】本実施例の画像処理部を構成する正面図であ
る。
【図8】従来ののり付機の一例を示す断面図である。
【図9】図8のローラ部分における断面図である。
【図10】従来ののり付機の他例を示す部分切欠正面図
である。
【図11】図10の縦断面図である。
【図12】被加工物としての扁平な本底を示す平面図で
ある。
【図13】図12の長手方向の断面図である。
【図14】つり込縁部等が形成された被加工物としての
他の本底を示す平面図である。
【図15】図14の長手方向の断面図である。
【符号の説明】
1 機台 2 加工テーブル 3 本底 3A 爪先部 3B 踵部 3a 上面外縁部 3c つり込縁部 3d 段差部 4 キャリアテーブル 5 ノズル体 13 TVカメラ 14 画像処理部 15 座標 16 カーソル 17 カーソル 20 カーソル 21 カーソル 22 カーソル 23 カーソル 18a 交点 18b 交点 19a 交点 19b 交点 28 記憶部 29 演算部 30 制御部 80A 分割部 80B 分割部 81 吸引ブロア 82 吸着孔 CPU 中央処理装置 L1 線分 L2 線分 t1 中点 t2 中点 M1 モータ M2 モータ M3 モータ M4 モータ M5 モータ M6 モータ N 中央2等分線 X X軸方向 Y Y軸方向 Z Z軸方向 X1 軸 X2 平行線 X3 平行線 K 靴型

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物としての本底を加工テーブル上
    にセットする工程と、前記加工テーブルの上方に設けた
    TVカメラにて前記本底の映像を捉える工程と、該TV
    カメラに接続される画像処理部のカーソルにより前記本
    底の有無および本底の爪先部および踵部を通る中心軸と
    しての中央2等分線を検出する工程と、前記画像処理部
    の検知結果に基ずいてコンピュータ制御により本底の中
    心軸をノズル体の中心軸に一致させるべく加工テーブル
    またはノズル体の何れかの角度修正を行う工程と、工具
    としての前記ノズル体を本底の長手方向としてのY軸方
    向、本底の長手方向に直交するX軸方向、さらに前記X
    軸方向および前記Y軸方向に直交するZ軸方向の少なく
    とも3方向に移動自在となして前記本底の上面外縁部に
    沿って接着剤を塗布する工程とから成る製靴用機械にお
    けるのり付方法。
  2. 【請求項2】 前記画像処理部に設けたカーソルにて前
    記本底の有無を検出するとともにその測長後に前記画像
    処理部に接続される駆動源を駆動して前記加工テーブル
    を前記本底の加工テーブルに対するセット位置から加工
    基準位置まで回転して本底のセット加工位置の角度修正
    を行う工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の製
    靴用機械におけるのり付方法。
  3. 【請求項3】 前記画像処理部に設けたカーソルにて前
    記本底の有無を検出するとともにその測長後に前記画像
    処理部の検知結果に基ずいてコンピュータ制御により前
    記本底のセット位置から加工基準位置まで前記本底に対
    して工具としてのノズル体を回転させて本底のセット加
    工位置の角度修正を行う工程を含むことを特徴とする請
    求項1に記載の製靴用機械におけるのり付方法。
  4. 【請求項4】 被加工物としての本底がセット固定され
    且つ本底の中心軸をノズル体の中心軸に一致させるべく
    該本底のセット位置から加工基準位置までノズル体に対
    して相対回転自在に機台上に設けられ、本底のセット位
    置の角度を加工基準位置に修正する加工テーブルと、該
    加工テーブルの上方に設けたTVカメラと、該TVカメ
    ラに接続され前記本底の有無および本底の爪先部および
    踵部を通る中心軸としての中央2等分線を検出するカー
    ソルを有した画像処理部と、前記本底の靴型をモデルと
    し且つ該本底の平面長手方向の軸と該長手方向に直交す
    る軸とよりなる座標上の靴型外縁部に沿う数個所の点を
    前記カーソルにより検出してコンピュータの記憶部にて
    記憶して製作される加工データと、前記画像処理部に接
    続される駆動源とから成り、前記加工データを下にコン
    ピュータにて前記駆動源を制御駆動して本底に対して前
    記ノズル体を相対移動することを特徴とする製靴用機械
    におけるのり付機。
  5. 【請求項5】 前記画像処理部が前記本底の平面長手方
    向の軸と該長手方向の軸に直交する軸とよりなる座標上
    において前記本底の有無を検出する第1の前記カーソル
    を設けたことを特徴とする請求項4に記載の製靴用機械
    におけるのり付機。
  6. 【請求項6】 前記画像処理部が前記本底の平面長手方
    向の軸と該長手方向の軸に直交する軸とよりなる座標上
    において本底の爪先部または踵部の少なくとも何れか一
    方を検出する第1、第2のカーソルを設けたことを特徴
    とする請求項4または請求項5の何れかに記載の製靴用
    機械におけるのり付機。
  7. 【請求項7】 前記画像処理部が前記本底の平面長手方
    向の軸と該長手方向の軸に直交する軸とよりなる座標上
    に前記本底の爪先部および踵部を検出する第1、第2の
    カーソルを設け、該爪先部および踵部より夫々所望距離
    内側に入った位置での前記長手方向に直交する軸に対す
    る2本の平行線と前記本底の靴型外縁との2対の交点相
    互間の2本の線分上にその2つの中点を夫々検出する第
    3、第4のカーソルを設け、該カーソルによって中点を
    通る本底の中央2等分線を決定して前記本底の測長を行
    うことを特徴とする請求項4、請求項5、請求項6の何
    れかに記載の製靴用機械におけるのり付機。
  8. 【請求項8】 前記本底の加工テーブルに対する固定手
    段は、前記加工テーブルの全体形状を略函状に形成し且
    つ該加工テーブルの内部を吸引ブロアに接続し上面には
    適宜数個の吸着孔を設けたことを特徴とする請求項4に
    記載の製靴用機械におけるのり付機。
  9. 【請求項9】 前記加工テーブルの上板の一部を数区分
    の分割部に形成するとともに該分割部の何れかを前記本
    底の下面の段差部に適合する形状に交換可能に取付けた
    ことを特徴とする請求項4に記載の製靴用機械における
    のり付機。
  10. 【請求項10】 前記加工テーブル内に光源を内蔵し、
    該加工テーブルの上板を透明材にて前記光源からの光が
    透過可能に形成することを特徴とする請求項4に記載の
    製靴用機械におけるのり付機。
  11. 【請求項11】 被加工物としての本底がセット固定さ
    れ且つ本底の中心軸をノズル体の中心軸に一致させるべ
    く該本底のセット位置から加工基準位置まで工具として
    のノズル体に対して相対回転自在に機台上に設けられ本
    底のセット角度を加工基準位置に修正する加工テーブル
    と、該加工テーブルに対し前記本底の長手方向としての
    Y軸方向、本底の長手方向に直交するX軸方向、さらに
    前記X軸方向および前記Y軸方向に直交するZ軸方向の
    少なくとも3方向に移動自在であるとともに本底の上面
    外縁部に沿って接着剤を塗布可能な前記ノズル体を有し
    単一の前記機台上に設けられたキャリアテーブルと、前
    記加工テーブルの上部に設けたTVカメラと、該TVカ
    メラに接続され前記本底の有無と本底の爪先部および踵
    部を通る中心軸としての中央2等分線を検出するカーソ
    ルを有した画像処理部と、前記本底の靴型をモデルとし
    且つ該本底の平面長手方向の軸と該長手方向に直交する
    軸とによりなる座標上の靴型外縁部に沿う数個所の点を
    前記カーソルにより検出してコンピュータの記憶部に記
    憶される加工データと、前記画像処理部に接続され前記
    加工テーブル、前記キャリアテーブルおよび前記ノズル
    体を夫々駆動する駆動源とから成り、前記加工データを
    下にコンピュータにて前記加工テーブルと前記キャリア
    テーブルと前記ノズル体とを制御駆動することを特徴と
    する製靴用機械におけるのり付機。
  12. 【請求項12】 前記画像処理部が前記本底の平面長手
    方向の軸と該長手方向の軸に直交する軸とよりなる座標
    上において前記本底の有無を検出する第1のカーソルを
    設けたことを特徴とする請求項11に記載の製靴用機械
    におけるのり付機。
  13. 【請求項13】 前記画像処理部が前記本底の平面長手
    方向の軸と該長手方向の軸に直交する軸とよりなる座標
    上において本底の爪先部または踵部の少なくとも何れか
    一方を検出する第1、第2のカーソルを設けたことを特
    徴とする請求項11に記載の製靴用機械におけるのり付
    機。
  14. 【請求項14】 前記画像処理部が前記本底の平面長手
    方向の軸と該長手方向の軸に直交する軸とよりなる座標
    上において、前記本底の爪先部および踵部を検出する第
    3、第4のカーソルを設けるとともに該爪先部および踵
    部より所望の距離内側に入った位置での前記長手方向に
    直交する軸に対する2本の平行線と、前記本底の靴型外
    縁との2対の交点相互間の2本の線分の夫々2つの中点
    を決定する第1、第2のカーソルを設け、該中点を通る
    線により本底の中央2等分線を決定して本底の測長を行
    うことを特徴とする請求項11に記載の製靴用機械にお
    けるのり付機。
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