JPH0646857U - 可搬型の研磨装置 - Google Patents

可搬型の研磨装置

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JPH0646857U
JPH0646857U JP8500392U JP8500392U JPH0646857U JP H0646857 U JPH0646857 U JP H0646857U JP 8500392 U JP8500392 U JP 8500392U JP 8500392 U JP8500392 U JP 8500392U JP H0646857 U JPH0646857 U JP H0646857U
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JP
Japan
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suction
attached
grindstone
handle
polishing
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Pending
Application number
JP8500392U
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English (en)
Inventor
善一 袴田
Original Assignee
袴田ベルト工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案の可搬型の研磨装置は、砥石の近傍に吸
引アタッチメントを備える。これにより、砥石によって
研磨された被研磨材から発生する粉塵や有機ガスを吸引
する。 【構成】主ハンドル32、副ハンドル34を有するサン
ダー10において円形砥石26の扇部分75を実質研磨
領域として被研磨材を研磨する際に、その扇部分75の
回転方向側に吸引アタッチメント41を隣接して吸引口
を設けることで効率良く粉塵や有機ガスを吸引すること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、可搬型の研磨装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、可搬型の研磨装置として特開平2−95564号公報、特開平3−10 4550号公報に記載のもの等が知られている。これは、研磨装置に取り付けら れたハンドルを持って、作業者がゴム板、鉄板などの被研磨材に研磨するいわゆ る自由研削を行うものである。
【0003】 こうした研磨装置を使った研磨作業では、研磨によって発生した粉塵が拡散し たり、ゴム板などの被研磨材では有機ガスが発生したりする。作業者にとっては これらの粉塵の拡散や有機ガスの発生によって引き起こされる塵肺の問題があり 、以前からその対策が指摘されていた。
【0004】 据置型の平面研削盤にあっては、ハウジング内で研磨ベルトにより研磨が行わ れるので、密閉されていて粉塵や有機ガスが作業者の所まで拡散することはない 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、被研磨材に向かい合って直接に作業しなければならないサンダ ーやグラインダーなどの可搬型の研磨装置にあっては、このような粉塵や有機ガ スの対策が遅れていた。本考案は、上述した課題を解決するためになされたもの である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、本体に支持された駆動機構と、この駆 動機構に連結されて駆動される、被研磨材を研磨する砥石と、該砥石の近傍に位 置する吸引口を有する吸引アタッチメントと、該吸引アタッチメントを前記本体 に連結する連結機構と、前記吸引アタッチメントに取り付けられ、前記吸引口の 内側に負圧を発生する吸引機構とを備えた可搬型の研磨装置を要旨とする。
【0007】
【作用】
これにより、作業者が砥石によって研磨材を研磨する際に、研磨されて発生す る粉塵や有機ガスなどの不要物は、砥石の近傍に吸引口を有する吸引アタッチメ ントによって速やかに吸引される。
【0008】
【実施例】
図1は可搬型の研磨装置としてのサンダーの斜視図である。図2はサンダーの 一部破断正面図である。図3はサンダーの一部破断平面図である。サンダー10 は本体12とこの本体12の駆動機構であるモータ(図示せず)によって回転駆 動する主軸15の先端部にフランジ23を有しており、フランジ23には円形砥 石26が取り付けられる。サンダー10の側面には副ハンドル34を取り付ける ためのねじ穴38a、38bが対称の位置に刻まれている。一方のねじ穴38a に副ハンドル34が螺合されると、サンダー10の側面には主ハンドル32、副 ハンドル34が90度を為して設けられる。
【0009】 また、他方のねじ穴38bには吸引アタッチメント41がボルト37によって 本体12と連結される。図1に示すように、吸引アタッチメント41は主ハンド ル32から見て円形砥石26が回転してくる側に取り付けられる。また、図3に 示すように、雌ねじの刻まれた取付部40a、40bが主軸15に対して対称の 位置に設けられており、取付部40bには吸引アタッチメント41がビス43で 補強されている。
【0010】 吸引アタッチメント41は、前述のボルト37およびビス43によって締め付 けられた支柱46a、46bを有した扇形の鉄板46を骨組とし、それを覆う形 で柔軟性に富んだポリスチレンのカバー41aを有する。鉄板46にはパイプ4 7が嵌め込まれており、その外周には綿布からなるバフ43が吊り下げて取り付 けられる。さらに、バフ43ではその下方がブラシ55に成形されている。パイ プ47の後部にはビニルホース44が締め具47aによって固定されており、そ の先は吸引機構たる掃除機(図示せず)に接続される。従って、バフ43、ブラ シ55で囲まれた吸引アタッチメント41の内側は掃除機の吸引口41bとなり 、この吸引口41bの内側に負圧が発生する。
【0011】 ブラシ55は段部55aを有しており、間隙を介して円形砥石26に接近して 形成されている。これにより、吸引アタッチメント41の外部と通じる隙間から 吸気され、この吸気力によって効率よく集塵できるようになる。
【0012】 さらに、ブラシ55を主軸15の内側近くにまで設けるときは円形砥石26の 他にフランジ23に合わせて2段階に段部55aを設けることもできる。ブラシ 55と一体に成形されているバフ43は鉄板46にビス止めされて取替自在であ る。バフ43、ブラシ55としては、綿布の他に、皮、フェルト、ゴム等の可撓 性部材を使うこともできる。
【0013】 一方、主ハンドル32の柄の部分からは電源コード52が引き出されている。 主ハンドル32の根元部分には電源入切スイッチ50が設けられている。この電 源コード52を通じて商用電源に接続されると、サンダー10内部に組み込まれ た駆動回路(図示せず)により主軸15は回転する。
【0014】 作業者は主ハンドル32、副ハンドル34を持って、図1に示すゴム板71を 研磨する際に、操作の安定性および研磨作業の効率の良さから図3に示す円形砥 石26の奥側の扇部分75を実質研磨領域として研磨に使用することになる。研 磨に際して、扇部分75の回転方向側に隣接して吸引アタッチメント41が位置 しているので、吸引アタッチメント41の内側で研磨によって発生する粉塵を捕 らえ易くなっている。さらに、円形砥石26に間隙を介してブラシ55の段部5 5aが接近した形で設けられているので、研磨作業につれて発生する粉塵や有機 ガスを逃がすことなく一層捕え易くしている。
【0015】 つぎに、左利きの作業者の場合には副ハンドル34、吸引アタッチメント41 を付け替えることも可能であり、これについて説明する。副ハンドル34を前述 したねじ穴38aと反対側のねじ穴38bに螺合して取り付け、他方のねじ穴3 8aおよび取付部40aにそれぞれボルト37およびビス43で吸引アタッチメ ント41を固定する。このままだと起動させても、実質研磨領域としての扇部分 75の回転方向側に吸引アタッチメント41が位置しないので、主ハンドル10 に設けられた切替スイッチ51で円形砥石26の回転方向を切り替える。これに より、実質研磨領域としての扇部分75の回転方向側に吸引アタッチメント41 が位置するようになるので、研磨によって発生する粉塵や有機ガスの流れを効率 よく捕らえることができる。
【0016】 また、ポリスチレンでできたカバー41aの外側に磁石を取り付けるようにし てもよい。このとき、磁石は被研磨材71が磁性材料を含んだものであるときは それらの粉塵をカバー41aの内側に引き付ける作用をし、効率よく吸引できる 。外側に取り付けた方が取扱いに便利ではあるが、カバー41aの内側に磁石を 取り付けても差しつかえない。
【0017】 本考案は上記実施例に限定されず、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更 可能である。例えば、吸引アタッチメントは回転する主軸に垂直な円形砥石の平 面によって研磨するサンダーに取り付ける場合に限らず、回転する主軸に平行な 円形砥石の側面で研磨するグラインダーの片面または両面に取り付けても良いし 、ドリル、フライス、リーマ、タップ、ダイス、ブローチ等の可搬型または非可 搬型の加工装置に取り付けてもよい。また、吸引アタッチメントにゴムホースを 取り付けて別置きの掃除機で吸引する代わりに、小型の掃除機を吸引アタッチメ ントに内蔵させることも可能である。さらに、ゴムホースの中程に吸着剤を設け て発生した粉塵や有機ガスを掃除機に到達する前に吸着しておくことも可能であ る。
【0018】 また、吸引アタッチメントは透明/不透明のプラスチックで全体を成形したも のや、ゴム、皮、布、フェルト等の材質でもよいし、円形砥石の半円近くまたは 全体まで吸引口として囲む形状ものなど種々の態様をとることが可能である。さ らに、砥石の形状は円形に限らず正/長方形、楕円形、凸球形あるいは凹球形な どであってもよい。鋳ばり取りやバフ仕上げなどその用途に応じて砥石の砥粒を 天然砥粒やアルミナ質、炭化ケイ素質の人造砥粒にすることも、またその結合材 を天然樹脂質結合材やメタルボンド結合材などとすることも可能である。披研磨 材は、ゴム、樹脂、金属等でもよいし、板状、立体状、線状なんでもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案は、可搬型の研磨装置において作業性を損なうこ となく作業中に粉塵や有機ガスを効率よく捕らえてその拡散を防止できるといっ た優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】サンダー10の斜視図である。
【図2】サンダー10の一部破断正面図である。
【図3】サンダー10の一部破断平面図である。
【符号の説明】
10…サンダー、12…本体、15…主軸、23…フラ
ンジ、26…円形砥石、32…主ハンドル、34…副ハ
ンドル、37…ボルト、38a、38b…ねじ穴、41
…吸引アタッチメント、41a…吸引口、44…ゴムホ
ース、18…、55…ブラシ、55a…段部、71…ゴ
ム板、75…扇部分

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に支持された駆動機構と、 この駆動機構に連結されて駆動される、被研磨材を研磨
    する砥石と、 該砥石の近傍に位置する吸引口を有する吸引アタッチメ
    ントと、 該吸引アタッチメントを前記本体に連結する連結機構
    と、 前記吸引アタッチメントに取り付けられ、前記吸引口の
    内側に負圧を発生する吸引機構とを備えた可搬型の研磨
    装置。
  2. 【請求項2】円形砥石を端部に有する主軸の軸周に主ハ
    ンドルおよび副ハンドルが取り付けられ、 該主ハンドルおよび副ハンドルの取付位置に応じた前記
    円形砥石の扇部分を実質研磨領域として被研磨材を研磨
    する可搬型の研磨装置において、 前記扇部分に隣接し、前記円形砥石の駆動により生じる
    不要物の飛ぶ方向側に吸引口を有する吸引アタッチメン
    トを前記主軸の軸周に取り付け、 該吸引アタッチメントの前記吸引口の周囲にブラシを設
    け、 該ブラシの前部に前記円形砥石に合わせて段部を形成
    し、 該段部を間隙を介して前記円形砥石に近接させたことを
    特徴とする可搬型の研磨装置。
  3. 【請求項3】副ハンドルの取付自在な被取付部を主軸に
    対して対称にそれぞれ設け、該副ハンドルが取り付けら
    れない側の被取付部に前記吸引アタッチメントを取り付
    けたことを特徴とする請求項2に記載の可搬型の研磨装
    置。
  4. 【請求項4】吸引アタッチメントは吸引口を囲むカバー
    を備え、該カバーの外側に磁石を取り付けたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の可搬型
    の研磨装置。
JP8500392U 1992-12-10 1992-12-10 可搬型の研磨装置 Pending JPH0646857U (ja)

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JP8500392U JPH0646857U (ja) 1992-12-10 1992-12-10 可搬型の研磨装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017087312A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 株式会社大洋技研 ハンディグラインダ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5379407A (en) * 1976-12-24 1978-07-13 Nec Corp Terminal equipment for serites type interface

Patent Citations (1)

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