JPH0646770U - 複数のゲームのための駒の組合せユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】ゲーム単体例えば駒を組合わせて１つのユニッ
トとし、複数のゲームのために各別の駒要素を使用しう
ると共に、携帯が便利な組合せユニットを提供する。 【構成】上面に、１つのゲームのためのシンボルと、雄
印籠継手とを有するベース駒13と;下面に、ベース駒13
の雄印籠継手と接合しうる雌印籠継手を有し、上面に、
ベース駒13のシンボルを使用するゲームとは別異のゲー
ムのためのシンボルと、ベース駒13のものと同形の雄印
籠継手とを有する少なくとも１つの替駒11、12と；下面
に替駒のうちの最上部の替駒11の雄印籠継手と接合しう
る雌印籠継手を有し、上端部には、異なった種々のゲー
ムのための複数のシンボル21 、22、23、24 を選択自在
に設けてなるトップ駒1と；から成る駒を、所要数取り
揃えて成る、複数のゲームのための駒の組合せユニッ
ト。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ゲーム用の駒に関し、特に複数のゲームのための駒を組合せたユニ ットに関する。

【０００２】

【従来の技術】

現在市場で販売されている駒のユニット組合せ品は、夫々の駒が独立した機能 と形状を有する駒を単に寄せ集めたものにすぎない。例えば、将棋や積木玩具等 では、消費者は必ずその需要に基いて各別にそれを購入する。そして、現在組合 せ品と言われている商品も、実際は、将棋の駒等を１つの箱に詰めたものにすぎ ない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は、ゲーム単体例えば駒を組合せて１つのユニットとし、複数の ゲームのために各別の駒要素を使用しうると共に、携帯が便利な組合せユニット を提供することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の上述の目的は、上面に、１つのゲームのたシンボルと、雄印籠継手と を有するベース駒と; 下面に、前記ベース駒の雄印籠継手と接合しうる雌印籠継手を有し、上面に、 前記ベース駒のシンボルを使用するゲームとは別異のゲームのためのシンボルと 、前記ベース駒のものと同形の雄印籠継手とを有する少なくとも１つの替駒と； 下面に前記替駒のうちの最上部の替駒の雄印籠継手と接合しうる雌印籠継手を有 し、上端部には、異なった種々のゲームのための複数のシンボルを選択自在に設 けしなるトップ駒と； から成る駒を、所要数取り揃えて成る、複数のゲームのための駒の組合せユニッ トにより解決される。

【０００５】

【実施例】

図１は本考案の第１実施例を示す分解斜視図、図２は、図１の一部であるトッ プ駒の断面図、図３は、組立てたときの断面図、図４は、第２実施例の分解斜視 図、図５は第３実施例のトップ駒の斜視図である。

【０００６】 図１において、参照数字(13)はベース駒で、その上面に、1 つのゲームのため のシンボルと、雄印籠継手とを有する。参照数字(12)は替駒で、その下面に、ベ ース駒(13)の上部の雄印籠継手と嵌合しうる雌印籠継手を有し、上面には、ベー ス駒(13)のシンボルを利用するゲームとは別異のゲームのためのシンボルと、ベ ース駒(13)のものと同形の雄印籠継手とを有する。参照数字(11)は、別の替駒で 、そのシンボル以外は、替駒(12)とほぼ同じように形成されている。参照数字(1 ) はトップ駒を指し、最上部の替駒(11)の上面の雄印籠継手と接合しうる雌印籠 継手を下面に有し、その上端部には、異なった種々のゲームのための複数のシン ボル(21 、22、23、24) を選択自在に設けてある。

【０００７】 第１実施例のトップ駒(1) は図１、図２、図３に示すように、その縦軸線を含 む平面に沿って分離可能な２つの部分からなり、その第１部分は第２部分の方へ 突設した枢軸(16)を有し、第２部分には前記枢軸(16)の先端を受け入れる凹部を 有し、第１部分と第２部分とを合わせたときに空隙(15)が形成され、シンボル回 転体(2) の中心孔を枢軸(16)に嵌合し、シンボル回転体(2) の外周にシンボル(2 1 、22、23、24) を突設してある。

【０００８】 第２実施例のトップ駒(1) は、図４に示すように、枢軸(16)が長方形の横断面 を有し、シンボル 回転体(2) の中心孔が対応する長方形を有し、それによって シンボル回転体の意図しない回転が防止されるようになっている。

【０００９】 第３実施例のトップ駒(1) は、図５に示すように、その外周に複数の縦凹溝(1 7)を有し、縦凹溝(17)内で水平に架橋された枢軸(171) を有し、シンボルの支持 部(25)の溝(250) を枢軸(171) に嵌合させてある。

【００１０】 図３において、シンボル回転体(2) の中心孔は円形であり、枢軸(16)もそれに 嵌合するように円形であるが、意図せずに回転するのを防ぐため、図２に示すよ うに回転体(2) に凹部（20) を設け、トップ駒(1) の対向する面に突出部(10)を 設けることもできる。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は上述のような構成と作用を有するので、携帯が便利であるばかりでな く、種々のゲームに使用しうる駒を組合せてあるので、必要に応じて望みのもの を用いることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例を示す分解斜視図である。

【図２】図１の一部であるトップ駒の断面図である。

【図３】図１を組立てたときの断面図である。

【図４】第２実施例の分解斜視図である。

【図５】第３実施例のトップ駒の斜視図である。

【符号の説明】

１ トップ駒 11、12 替駒 13 ベース駒 21、22、23、24 シンボル ２ シンボル回転体 15 空隙 16 枢軸 17 縦凹溝 171 枢軸 25 シンボルの支持部 250 溝

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上面に、１つのゲームのためのシンボル
   と、雄印籠継手とを有するベース駒（13) と;下面に、
   前記ベース駒（13) の雄印籠継手と接合しうる雌印籠継
   手を有し、上面に、前記ベース駒(13)のシンボルを使用
   するゲームとは別異のゲームのためのシンボルと、前記
   ベース駒(13)のものと同形の雄印籠継手とを有する少な
   くとも１つの替駒（11、12）と；下面に前記替駒のうち
   の最上部の替駒(11)の雄印籠継手と接合しうる雌印籠継
   手を有し、上端部には、異なった種々のゲームのための
   複数のシンボル(21 、22、23、24) を選択自在に設けて
   なるトップ駒(1）と；から成る駒を、所要数取り揃えて
   成る、複数のゲームのための駒の組合せユニット。
2. 【請求項２】 前記トップ駒(1) は、その縦軸線を含む
   平面に沿って分離可能な２つの部分からなり、その第１
   部分は第２部分の方へ突設した枢軸(16)を有し、第２部
   分には前記枢軸(16)の先端を受け入れる凹部を有し、第
   １部分と第２部分とを合わせたときに空隙(15)が形成さ
   れ、シンボル回転体(2) の中心孔を枢軸(16)に嵌合し、
   シンボル回転体(2) の外周にシンボル(21 、22、23、2
   4) を突設したこと、を特徴とする請求項１に記載の複
   数のゲームのための駒の組合せユニット。
3. 【請求項３】 前記枢軸(16)が長方形の横断面を有し、
   シンボル回転体(2)の中心孔が対応する長方形を有し、
   それによってシンボル回転体の意図しない回転が防止さ
   れること、を特徴とする請求項2 に記載の複数のゲーム
   のための駒の組合せユニット。
4. 【請求項４】 前記トップ駒(1) は、その外周に複数の
   縦凹溝(17)を有し、縦凹溝(17)内で水平に架橋された枢
   軸(171) を有し、シンボルの支持部(25)の溝(250) を枢
   軸(171) に嵌合させたこと、を特徴とする請求項１に記
   載の複数のゲームのための駒の組合せユニット。