JPS6116874Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はタオル掛け用ブラケツトにおいて、
竿受腕と取付座との向きを互に変更できるように
するために、別体形成した両者の嵌合部において
互に捻じり回転することを目的とするものであ
る。

本考案の実施例図面について説明すると、第１
図は本考案ブラケツトを示す斜視図であり、１は
竿受腕、２は取付座であり、この竿受腕１と取付
座２とを別体とし竿受腕の基部を円形に形成し、
取付座の中央に円形嵌合孔４を設け、該円形嵌合
孔４に前記円形基部を嵌合して両者を合体し互に
回転自在に組合わしたものであつて、尚、両者嵌
合部において竿受腕１の円形基部周縁に沿つて係
合凸部を設け、之に対応する係合凹部を取付座２
の円形嵌合孔周縁に設けているもので、その嵌合
部構造の詳細を第２図以降に４種類示している。

第２図から第４図に示すものは、竿受腕１の円
形基端部全周縁に亘つて連続的に凸部３を形成し
て円形凸縁となし、取付座２の嵌合孔４の全周縁
に亘つてその下端部に前記円形凸縁に対応する円
形凹溝５を形成したものである。

また、第５図から第７図に示すものは、竿受腕
１の円形基部端部から僅か上位部分へ全周縁に亘
つて連続的に凸部３を形成して円形凸縁となし、
該凸縁３に対応する円形凹溝５を取付座２の嵌合
孔４周縁中段部に凹設したものである。

尚また、第８図から第１０図に示すものは、竿
受腕１の円形基部周縁上に凸部３を断面的に凸設
し、この断間凸部３に対応する断間凹部５を取付
座２の嵌合孔４の周縁上に凹設したものである。

尚更にまた、第１１図から第１３図に示すもの
は、竿受腕１の円形基部と取付座２の円形嵌合孔
との接合する各周縁を相対応する傾斜面に形成し
て凸部３と凹部５とを構成したものである。

尚、全図中、６は竿杆挿入孔、７は取付用のネ
ジ挿入孔、であり、第１図中のＰは竿杆を示す。

本考案は上述のような構成であり、竿受腕１と
取付座２とを互に回転自在に嵌合したので、両者
を互に捻じり回転することにより、竿杆腕の竿杆
挿入孔６の向きを変更するか、または取付座２の
向きを変更することがきわめて容易であり、使用
上において竿杆の向きを所望の方向へ変更した
り、または取付上において取付面の都合により取
付座の向きを適当に変更したりすることが自由自
在であつて実用的効果が多大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案ブラケツトを示す斜視図、第２
図は同ブラケツトの左右方向中央縦断面図、第３
図はその前後方向中央縦断面図、第４図はその底
面図、第５図は他例を示す左右方向中央縦断面
図、第６図はその前後方向中央縦断面図、第７図
はその底面図、第８図は更に他例を示す左右方向
中央縦断面図、第９図はその前後方向中央縦断面
図、第１０図はその底面図、第１１図は更に他例
を示す左右方向中央縦断面図、第１２図はその前
後方向中央縦断面図、第１３図はその底面図であ
る。 １……竿受腕、２……取付座、３……係合凸
部、４……嵌合孔、５……係合凹部、６……竿杆
挿入孔、７……ネジ挿入孔、Ｐ……竿杆。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 別体形成した竿受腕１と取付座２とを嵌合す
   るようにしたブラケツトにおいて、竿受腕１と
   取付座２との嵌合対応部を互に回転自在な円形
   状になすと共に、竿受腕１の円形基部の周縁に
   沿つて係合凸部３を設け、取付座２の円形嵌合
   孔４の周縁に沿つて前記係合凸部３に対応する
   係合凹部５を設けたタオル掛け用ブラケツト。 (2) 係合凸部３を円形基部の全周縁に亘り連続し
   て設け、該連続凸部３に対応する連続凹部５を
   取付座２に凹設した実用新案登録請求の範囲第
   １項記載のタオル掛け用ブラケツト。 (3) 係合凸部３を円形基部の周縁上に断間的に設
   け、該断間凸部３に対応する断間凹部５を取付
   座２に凹設した実用新案登録請求の範囲第１項
   記載のタオル掛け用ブラケツト。 (4) 竿受腕１の円形基部と取付座２の円形嵌合孔
   とに傾斜面を対応形成た実用新案登録請求の範
   囲第１項記載のタオル掛け用ブラケツト。