JPH0646749U - 熱膨張可能火災防止装置 - Google Patents

熱膨張可能火災防止装置

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JPH0646749U
JPH0646749U JP11062791U JP11062791U JPH0646749U JP H0646749 U JPH0646749 U JP H0646749U JP 11062791 U JP11062791 U JP 11062791U JP 11062791 U JP11062791 U JP 11062791U JP H0646749 U JPH0646749 U JP H0646749U
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collar
pipe
heat
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expansion material
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リー トレソン トーマス
シー.マッカーディ ロバート
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱膨張材料に熱を効率的に導き熱膨張材料が
迅速かつ均一に膨張するような容易に取付けできる熱膨
張可能火災防止装置を提供することを目的とする。 【構成】 火災防止装置10はカラー12を有し、カラ
ーの内面14には熱膨張材料24を固定するための外に
突出する複数の熱伝導タブ22が設けられる。熱伝導タ
ブは熱膨張材料に突入し火災からの熱を熱膨張材料内部
に導き、熱膨張材料を迅速均一に膨張させる。カラー1
2は第1の端部に溝42を、第2の端部に指状突起44
を有し、これら溝と突起とが相互に係合してカラー12
をパイプ46の周りに堅く固定する。カラー12は複数
の取付け用留め具50を有し、留め具50はパイプが貫
通する開口68を有する壁や天井のような堅い表面66
にカラー12を堅く固定するのに用いられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は熱膨張可能な火災防止装置に関する。特に、本考案は、熱を熱膨張材 料の内部領域に導く熱伝導要素を有する火災防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
火災は典型的には、室又は事務所のような建物の1つの部分で発生する。ここ から、火災は隣接する事務所又は部屋にまた隣接する階にまで急速に拡大するこ とがある。壁や天井のような構造部材は火災が隣接する区域に達するのを遅くす るが、それは火災がこれらの部材を燃やし隣接する事務所や部屋へと通過しなけ ればならないからである。しかし、建物は多くは大量のプラスチックを有しまた 建物の使用者に供給するのに必要とされる備えつけの配管パイプを有している。 これらのパイプを1つの部屋か事務所から次の部屋に通すためには壁や天井を切 り抜く貫通孔が必要である。火災からの熱はこれらのプラスチックパイプを溶か すと共に絶縁されたパイプの絶縁材を燃焼する。これは大きな貫通孔を生じるこ とになり、この大きな貫通孔を通って火災が1つの部屋又は事務所から隣接する 階及び/又は部屋もしくは事務所へと拡がるようになる。
【0003】 この火災の拡がるのを遅くするため、熱膨張可能な火災防止装置が開発された 。これらの装置は本質的に、熱膨張材料を壁や天井の貫通孔のところでプラスチ ック又は絶縁されたパイプの周りに固定するためのカラーを具備している。火災 からの熱はこのプラスチックパイプを溶かし又は絶縁されたパイプ上の絶縁材を 燃焼させる。これと同時に、火災からの熱は熱膨張材料を膨張させ、溶けたプラ スチックパイプにより貫通孔を閉塞し又は絶縁された材料上の燃えた絶縁材によ り貫通孔を閉塞する。壁や天井の貫通孔の中の膨張した熱膨張材料は火の拡がる のを遅くする絶縁火災防止障壁をつくり出す。
【0004】 1つのこのような熱膨張可能火災防止装置は、ミネソタ、セントポールのミネ ソタマイニングアンドマニュファクチュアリング会社により、“FIRE BA RRIER RC−1 RESTRICTING COLLAR”の名称のもと に、製造されている。この装置は最初に熱膨張材料をパイプの周りに巻きつけこ の熱膨張材料をテープで所定位置に保持することにより取付けられる。板金カラ ーがある長さに切断され、熱膨張材料の周りに巻かれそしてホース留め具により 所定位置に保持される。このカラーの底縁に沿った支持タブが内側に曲げられ熱 膨張材料を支持する。カラーの頂縁に沿う取付けタブが曲げられた後、カラーと 熱膨張材料との組立体がパイプを滑り上って壁又は天井の貫通孔に達する。この 組立体は、取付けタブを貫通して壁又は天井の中に入る締結具により、壁又は天 井の貫通孔に固定される。組立体とパイプと壁又は天井との接触面における全て の継ぎ目又は端縁は熱膨張可能なコーキング材のビードで充たされる。この装置 は効果的であるが、取付けに時間がかかる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
熱膨張可能な火災防止装置の改良について引続きの要求があることは明らかで ある。詳細には、取付けが容易で時間がかからない火災防止装置の要求がある。 さらに、熱を熱膨張材料に効果的かつ能率的に導きそれにより熱膨張材料が迅速 かつ均一に膨張する火災防止装置が必要とされている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、パイプの一部分の周りに熱膨張材料を支持し、この熱膨張材料が十 分に加熱された時膨張してパイプの前記部分を閉塞しパイプに沿って火災防止障 壁を形成するカラーを有している熱膨張可能の火災防止装置であって、カラーの 周りに配設された複数の熱伝導タブを有し、これらタブがパイプに向って熱膨張 材料の中に突出し、熱を熱膨張材料の内部に導き、それにより熱膨張材料が迅速 かつ均一に膨張するようにし、カラーが第1及び第2の連結端部を含み、第1の 連結端部が第2の連結端部と共働してカラーをパイプの前記部分の周りに固定す るようになっており、カラーが十分に可撓性であって第1及び第2の連結端部を 離間するよう拡げることができカラーをパイプの前記部分の周りに取付けるよう にしている熱膨張可能な火災防止装置を提供する。
【0007】 熱膨張材料は、この熱膨張材料の頂縁と第1の端縁と第2の端縁と内面の一部 とに沿って塑造可能なパテの火災障壁の層を含んでいる。この塑造可能なパテは 熱膨張可能な熱吸収性材料から形成される。
【0008】 カラーの第1の連結端部は少なくとも1つの開口を有している。好ましくは、 カラーの第1の連結端部は複数の離間した開口を有している。カラーの第2の連 結端部は少なくとも1つの指状突起を有している。好ましくは、第2の連結端部 は複数の離間した指状突起を有する。カラーの第1の連結端部の開口はカラーの 第2の連結端部の指状突起を受け入れるような形状に作られている。指状突起が 開口を通過すると、指状突起は曲げ返され第1及び第2の連結端部を相互に連結 し、それによりカラーをパイプの一部分の周りに堅く固定する。
【0009】 カラーはさらに複数の取付け用突起を含んでいる。この複数の取付け用突起は 複数の実質的にZ字形の取付け用留め具をカラーに固定するような形状に作られ る。各取付け用留め具は連結プレートと、この連結プレートの第1の端部から延 出する頂部プレートと、連結プレートの第2の端部から延出する底部プレートと を含んでいる。この連結プレートは、取付け用留め具をカラーに固定する作用を する取付け用突起を受け入れるような形状となっている取付け用開口を含んでい る。
【0010】 取付け用留め具の頂部プレートは貫通孔を有している。これらの貫通孔は、取 付け用留め具を締結しまたそれによりカラーを構造物表面にその開口に近接して 固定する、ねじの切られた締結具を受け入れるようになっている。取付け用留め 具の底部プレートはカラーの底縁の下側に延び、取付け用留め具の取付け用突起 と取付け用開口との相互係合により得られる支持に加えてカラーに支持をもたら すようにする。
【0011】 他の態様において、本考案は、パイプの一部分の周りに熱膨張材料を支持する カラーを有し、熱膨張材料が十分に加熱されるようになった時膨張してパイプの 前記部分を閉塞しパイプに沿って火災防止障壁を形成するようにしている熱膨張 可能な火災防止装置であって、カラーに第1及び第2の連結端部を有し、第1の 連結端部が複数の離間した溝を有し、第2の連結端部が前記溝を通って延出する ような形状に作られ曲げ返されて第1及び第2の連結端部を相互に連結しそれに よりカラーをパイプの前記部分の周りに固定する複数の離間した指状突起を含ん でいる、熱膨張可能な火災防止装置を提供する。
【0012】 さらに他の態様において、本考案は、パイプの一部分の周りに熱膨張材料を支 持するカラーを有し、熱膨張材料が十分に加熱されるようになった時膨張しパイ プの前記部分を閉塞し、パイプに沿って火災防止障壁を形成するようにしている 熱膨張可能な火災防止装置であって、パイプが通る開口を有する壁や天井のよう な堅い表面にカラーを固定するための複数の取付け用留め具を具備し、複数の取 付け用留め具の各々が、取付け用留め具がカラーに容易にかつ解放自在に連結さ れるような連結プレートを含み、また連結プレートの第1の端部から延出する頂 部プレートを具備し、この頂部プレートが堅い表面と共働するような形状となっ ており、それによりカラーをパイプの前記部分の周りで堅い表面に固定するよう にしている、熱膨張可能な火災防止装置を提供する。
【0013】
【考案の効果】
本考案の熱膨張可能火災防止装置は比較的簡単である。この熱膨張可能火災防 止装置は、製造時にカラーの第1及び第2の端部の相互の連結と熱膨張材料及び 塑造可能パテの予めの付着とにより、従来の装置よりも取付けが時間がかからず また容易である。これらの特徴はこの熱膨張可能火災防止装置を既存の建物構造 に容易に改装取付けしまた新しい構造物に取付けることを可能にする。さらに、 熱伝導タブは優れた熱分布をもたらす。熱伝導タブは熱を火災から熱膨張材料の 内部領域に伝達する作用をし、熱膨張材料を迅速かつ均一に膨張させ、構造物表 面の開口部をシールして閉ざすようにする。
【0014】
【実施例】
本発明の熱膨張可能火災防止装置10は全体が図1及び2に図示されている。 図2に最も良く見られるように、火災防止装置10は、内面14、外面16、第 1の連結端部18及び第2の連結端部20によって区画形成されたカラー12を 含んでいる。カラー12は、スチールのような、任意の適当な若干可撓性の熱伝 導材料で形成される。
【0015】 カラー12はその内面14から外方に延出する複数の三角形状の熱伝導性のタ ブ22を含んでいる。図2に見られるように、熱伝導タブ22は内面14を巡っ て列状に配設され熱伝導タブ22がカラー12の周りに等間隔で配されるように している。熱伝導タブ22はカラー12と一体であり、カラー12から簡単に打 抜きされ、上方に曲げられ、熱伝導タブ22の各々が内面14に対して約90度 の角度をなすようにしている。
【0016】 熱伝導タブ22は熱膨張材料24の内部に延出するような形状となっており、 熱膨張材料24をカラー12の内面14に接して支持するようにしている。熱膨 張材料24は“FIRE BARRIER FS−195 WRAP/STRI P”なる商標名で、ミネソタ、セントポールのミネソタマイニングアンドマニュ ファクチュアリング会社により製造されている。カラー12はさらに、カラー1 2の底縁28において内面14から外方に延出する複数の支持縁26を含んでい る。支持縁26は熱膨張材料24の底縁30と係合するような形状とされ、それ により熱膨張材料24をカラー12の内面14に沿って支持するのを助けるよう にする。支持縁26はカラー12と一体であり、カラー12から簡単に打ち出さ れ上方に曲げられ、支持縁26の各々が内面14に対しほぼ90度の角度をなす ようにされる。
【0017】 図1及び2に見られるように、熱膨張材料24は、頂縁34に沿う塑造可能な パテ32の層(すなわち、平らなストリップ)と、第1の端縁36と、第2の端 縁38と熱膨張材料24の内面40とを含んでいる。塑造可能なパテ32は熱で 膨張する熱吸収性材料から形成され、“FIRE BARRIER MPP−1 ”なる商標名のもとに、ミネソタ、セントポールのミネソタマイニングアンドマ ニュファクチュアリング会社によって製造される。
【0018】 図1及び2に見られるように、カラー12の第1の連結端部18は複数の離間 した溝42を含んでいる。カラー12の第2の連結端部20はカラー12と一体 の複数の離間した指状突起44を含んでいる。図3に示すように、離間した指状 突起44は離間した溝44と共働して第1及び第2の連結端部18と20を連結 しカラー12をパイプ46(図3に点線で示されている)の一部分の周りに固定 するようにしている。パイプ46はプラスチック型のパイプ又は絶縁されたパイ プとすることができる。離間した指状突起44は対応の離間した溝42を通って 延出するような形状に作られそれ自身が曲げ返されてカラー12をパイプ46の 周りに堅く固定するようになっている。3つの離間した指状突起44と3つの離 間した溝42とが図1ないし3に示されているが、カラー12がパイプ46の周 りに堅く固定される限り任意の数の対応の指状突起と溝を用いることができる。
【0019】 カラー12はさらに、カラー12の外面16から外方に延出する複数の矩形の 取付け用突起48を含んでいる。図2に最も良く見られるように、取付け用突起 48は外面16と一体でかつ外面16の周りに等間隔で配されている。取付け用 突起48はカラー12から打出されそして上方に曲げられ、各取付け用突起48 が外面16とほぼ90度の角度を形成するようにしている。複数の取付け用突起 48は複数の実質的にZ字形の取付け用留め具50をカラー12に固定するよう な形状に作られる。
【0020】 図2に最も良く見られるように、各取付け用留め具50は、連結プレート52 と、連結プレート52の第1の端部56から延出する頂部プレート54と、連結 プレート52の第2の端部60から延出する底部プレート58とを含んでいる。 頂部プレート54と底部プレート58は連結プレート52にほぼ直角に延びてい る。さらに、頂部プレート54は連結プレート52から第1の方向に延び、これ に対し底部プレート58は連結プレート52から第2の反対の方向に延びている 。
【0021】 各取付け用留め具50の連結プレート52は取付け用開口61(図2参照)を 含んでいる。取付け用突起48は連結プレート52の取付け用開口61に係合す るような形状に作られそれにより取付け用留め具50をカラー12に固定するよ うにしている。図1及び3に見られるように、各取付け用突起48は対応の取付 け用留め具50の取付け用開口61を通って延出し曲げられ、連結プレート52 を保持し取付け用留め具50をカラー12に堅く結合するようにしている。取付 け用留め具50のうちの1つをカラー12から取外すためには、対応の取付け用 突起48が眞直ぐにされ取付け用突起48が取付け用開口61からはずされ、取 付け用留め具50がカラー12から離れるようにすることが必要なだけである。 図3に見られるように、取付け用留め具50はカラー12の周りに等間隔で配さ れている。
【0022】 取付け用留め具50の頂部プレート54の各々は貫通孔62を含んでいる。図 4に見られるように、取付け用留め具50の貫通孔62はねじの切られた締結具 64を受けるようになっている。このねじ付き締結具64は、取付け用留め具5 0を締結しまたそれによりカラー12を、パイプ46が通る開口68を有する堅 い構造物表面(すなわち、壁又は天井)に固定するのに用いられる。図4に見ら れるように、底部プレート58は支持縁26の下側に延び、取付け用突起48と 取付け用留め具50の取付け用開口61との相互係合により得られる支持に加え て、カラー12に対する支持が得られるようにしている。
【0023】 熱膨張火災防止装置10の取付けは比較的簡単である。この火災防止装置10 は図1に見られるように予め組立てられるようになる。熱膨張材料24は熱伝導 タブ22によりカラー12に固定され、塑造可能なパテ32が熱膨張材料24に 予め付着されそして取付け用留め具50が取付け用突起48と取付け用開口61 との相互係合を介してカラー12に固定される。カラー12は十分に可撓である ので、取付け者は、カラー12が開口68において構造物表面66に近接するパ イプ46の周りに置かれるときパイプ46が通過できる間隙を形成するよう第1 及び第2の連結端部18と20を拡げることを必要とするだけである。
【0024】 次に、離間した指状突起44が対応の溝42を通って延出されそれから曲げら れ第1及び第2の連結端部18と20を連結し、それによりカラー12をパイプ 46の周りに堅く固定する(図3参照)。ねじ付き締結具64がついで頂部プレ ート54の貫通孔62に挿入され取付け用留め具50を締結し、カラー12が構 造物表面66の開口68に固定されるようにする(図4参照)。本発明の熱膨張 可能火災防止装置10の取付けはこれで完了する。
【0025】 図4に見られるように、熱膨張材料24の頂縁34と内面40の部分とに沿う 塑造可能なパテ32はパイプ46と構造物表面66との間にシールを形成しそれ により開口68をシールする。熱膨張材料24の第1の端縁36と第2の端縁3 8に沿う塑造可能なパテ32は、カラー12の第1及び第2の連結端部18と2 0の連結部において第1及び第2の端縁36と38との間にシールを形成する。 3つの層の熱膨張材料24が図3及び4に示されているが、しかしパイプ46の 大きさと構造物表面66の開口68を閉鎖するのに必要な熱膨張材料の量とに応 じて任意の数の層の熱膨張材料を用いることができる。
【0026】 火災からの熱はパイプ46を破壊し、また熱膨張材料24を膨張させ、構造物 表面66の開口68を絶縁防火障壁によりシールする。熱膨張材料24は、熱伝 導タブ22が熱膨張材料24の内部領域に熱を効果的かつ効率的に導くため、迅 速かつ均一に膨張する。
【0027】 熱膨張可能火災防止装置10は現存する建築構造に改装により取付けることが できまた新しい構造物に取付けることができる。さらに、この熱膨張可能な火災 防止装置10は、カラー12の第1及び第2の端部18と20の相互連結と熱膨 張材料24及び塑造可能パテ32の予めの付着とにより、従来の装置よりも時間 がかからずかつ容易に取付けることができる。
【0028】 本考案は好適な実施態様を参照して記載されてきたが、この技術に習熟した者 にとって、本考案の精神と範囲から逸脱することなく、形式と細部に多くの変更 が行われ得ることが記載されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の熱膨張可能火災防止装置の斜面図であ
る。
【図2】図1に示す熱膨張可能火災防止装置の分解斜面
図である。
【図3】本考案の熱膨張可能火災防止装置を点線で示す
パイプの周りに固定した斜面図である。
【図4】本考案の熱膨張可能火災防止装置を、実線で示
す、堅い表面の開口を通って延びるパイプの周りに固定
した断面図である。
【符号の説明】
10…熱膨張可能火災防止装置 12…カラー 14…内面 16…外面 22…タブ 24…熱膨張材料 32…パテ 42…溝 44…指状突起 46…パイプ 50…取付け用留め具 52…連結プレート 54…頂部プレート 58…底部プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ロバート シー.マッカーディ アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの一部分の周りに熱膨張材料を支
    持するカラーを有し、熱膨張材料が十分に加熱されるよ
    うになった時膨張してパイプの前記部分を閉塞しパイプ
    に沿って火災防止障壁を形成するようにしている熱膨張
    可能火災防止装置であって、 カラーの周りに配設された複数の熱伝導タブを具備し、
    前記タブがパイプに向って熱膨張材料の中に突出し熱を
    熱膨張材料の内部に導き、熱膨張材料が迅速かつ均一に
    膨張するようにし、カラーが第1及び第2の連結端部を
    含み、第1の連結端部が第2の連結端部と共働してカラ
    ーをパイプの前記部分の周りに固定するようにし、カラ
    ーが十分な可撓性を有し第1及び第2の連結端部が離間
    するよう拡げられカラーをパイプの前記部分の周りに取
    付けることができるようにしている、熱膨張可能火災防
    止装置。
  2. 【請求項2】 パイプの一部分の周りに熱膨張材料を支
    持するカラーを有し、熱膨張材料が十分に加熱されるよ
    うになった時膨張してパイプの前記部分を閉塞しパイプ
    に沿って火災防止障壁を形成するようにしている熱膨張
    可能火災防止装置であって、 カラーに第1及び第2の連結端部を備え、第1の連結端
    部が複数の離間した溝を有し、第2の連結端部が、前記
    溝を通って延出するよう形成されかつ曲げ返されて第1
    及び第2の連結端部を相互に連結しカラーをパイプの前
    記部分の周りに固定する、複数の離間した指状突起を含
    んでいる、熱膨張可能火災防止装置。
  3. 【請求項3】 パイプの一部分の周りに熱膨張材料を支
    持するカラーを有し、熱膨張材料が十分に加熱されるよ
    うになった時膨張してパイプの前記部分を閉塞しパイプ
    に沿って火災防止障壁を形成するようにしている熱膨張
    可能火災防止装置であって、 パイプが貫通する開口を有する壁又は天井のような堅い
    表面にカラーを固定するための複数の取付け用留め具を
    具備し、該複数の取付け用留め具の各々が、 前記取付け用留め具がカラーに容易にかつ解放自在に結
    合されるような連結プレートと、 該連結プレートの第1の端部から延出し、前記堅い表面
    と共働してカラーをパイプの前記部分の周りで前記堅い
    表面に固定するようになっている頂部プレート、 とを含んでいる熱膨張可能火災防止装置。
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