JPH0646195B2 - 液体クロマトグラフにおけるシユリーレン雑音を低減する方法及び装置 - Google Patents

液体クロマトグラフにおけるシユリーレン雑音を低減する方法及び装置

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JPH0646195B2
JPH0646195B2 JP59182528A JP18252884A JPH0646195B2 JP H0646195 B2 JPH0646195 B2 JP H0646195B2 JP 59182528 A JP59182528 A JP 59182528A JP 18252884 A JP18252884 A JP 18252884A JP H0646195 B2 JPH0646195 B2 JP H0646195B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体クロマトグラフにおけるシユリーレン雑音
を低減する方法及び装置に関する。
溶出液とフローセルとの間の温度差を低減することによ
り液体クロマトグラフにおけるシユリーレン雑音を低減
することが知られている。これは、フローセル内の溶出
液の異なる部分における密度の差を低減し、従つてフロ
ーセル中の溶出液の部分間の屈折率の差を低減するもの
である。溶出液が動いているので、この差は、予測でき
ない方法で光を反射しこれにより測光雑音が生じる。
従来の技術は、溶出液をフローセル中に設けられた熱交
換器中に導入することにより、フローセルとこのフロー
セルに入る溶出液との間の温度の一致を保とうとした。
この技術では、熱交換器の出口がフローセルの流入口に
接続されており、また熱交換器の本体が熱的にフローセ
ルの本体に接続されていた。別の技術は、シュリーレン
散乱光がセル壁によつて吸収されないようにフローセル
内に円錐形光学経路を使用することである。
従来の技術は幾つかの欠点を有している。つまり、(1)
シュリーレン雑音のほとんどが残つていること;(2)
吸光検出器により発生されたジュール熱をフローセルに
伝導させ、そのため溶出液の流れに対してフローセル中
に温度勾配を形成すること;(3)従来の方法は安定が遅
く、過大なシユリーレン雑音を伴なわずに測定ができる
ようになるまでに多くの時間が必要であること;及び
(4)熱交換器の液体体積あるいは円筒径路上の円錐光学
径路の過大な体積が溶出液中の狭いクロマトグラフピー
クあるいはバンドの分離度を低下させること;等であ
る。
熱交換器の液体体積あるいは円筒径路上の円錐光学径路
の過大な体積による欠点は、ミクロ液体クロマトグラフ
イーに固有の問題である。ミクロ液体クロマトグラフイ
ー(MLC)用の一般のカラム直径は1ミリメートルで
あり、従来の一般の高性能液体クロマトグラフイー(HP
LC)のカラム直径は46ミリメートルである。このよう
に、MLCのカラムの断面積はHPLCのカラムの断面
積の約1/20であり、そしてMLCの溶出液のピークは体
積で少なくとも20の因数だけ小さい。これはカラム中
にあるピークの長さがHPLCからMLCになる時に低
減する場合には20の因数よりも大きい。
溶出液のピークがMLCでは小さいので、ピーク分解能
の減少という問題は低いボリユームバンドを検出し集束
することが困難であるために悪化する。この問題は直径
が0.1ミリメートル以下のミクロ毛細管MLCカラム
が使用される時には更に悪化する。
MLCの小さいピークボリュームは当然に同じクロマト
グラフ分解能を維持するためには光学径路中に小さい液
体体積を必要とする。光学径路長を短かくするとベール
(Beer)の法則に基づいて吸光感度が減少するので、径
路長の直径は代わりに小さくされなければならない。M
LCセルの長さ対直径の大きな比は、同等のHPLCセ
ルのそれに対してシュリーレン雑音を増大し、そのため
HPLCにとつてよりもMLCにとつての問題でさえあ
る。従来のHPLCの雑音低減法は、HPLCにおける
よりもMLCにとつてより重要である体積分解能を減少
させるのでMLCには望ましくない。
従って、本発明の目的は、フローセルの近傍の溶出液の
部分とフローセルの壁との温度差を低減することにより
シュリーレン雑音が減少した新規な液体クロマトグラフ
を提供することである。
本発明では、液体クロマトグラフにおける雑音を低減す
る装置は、吸光検出器、クロマトグラフカラム、及び光
学包囲体内に取り付けられたフローセルを備え、第1の
端部で空気包囲体と連通する通風管及び空気包囲体によ
つて特徴づけられる。通風管及び空気包囲体は吸光検出
器に取り付けられた第2の端部を有している。空気包囲
体には、少なくとも部分的に吸光検出器内にクロマトグ
ラフカラムを支持する調整可能な腕及び支持カラムがあ
る。空気を吸光検出器から通風管、空気室を通して吸光
検出器に戻すように流させる手段が備えられており、ま
たフローセル及びカラムは、少なくともカラムの一部分
が空気包囲体内にありかつフローセルの一部分及びクロ
マトグラフのカラムが吸光検出器内にあるように取り付
けられており、これにより空気が通風管から空気室に流
れ、この空気室からクロマトグラフのカラムに向けてク
ロマトグラフのカラムを通りフローセルに流れる液体の
方向に流れる。
液体クロマトグラフにおける雑音を低減する装置は更
に、注入弁及びカラムの両方が空気室内にあるようにク
ロマトグラフのカラムに取り付けられた注入弁を備えて
いるのが有利である。
この装置は更に、180ナノメートルと3000ナノメート
ルの間の波長の光を発生しかつフローセルを通して光を
送る光発生装置を備え、光が1分間に10%以下だけ強
度を変えることを特徴としている。
装置は更に、空気が移動する速度を測定しかつ調整し、
また空気室内の温度を測定する空気流制御部によつて特
徴づけられるという利点がある。
空気流制御部は、温度が空気室の外側の1点の温度より
も低下した時に自動的に前記速度を増加し、かつ温度が
空気室の外側の1点の温度に対して増大した時に速度を
降下させるのが有利である。クロマトグラフカラムとフ
ローセルとの間の直接の接続がその間の直接の連通を可
能にし、また高熱伝導性かつ保温性の金属から成る碗及
び支持カラムがクロマトグラフのカラムを取り付けてい
る。
新しいクロマトグラフを動作する1つの方法は、少なく
ともフローセルとクロマトグラフカラムの一部分を含む
包囲体内の吸光検出器に電力を供給すること;サンプル
注入弁と少なくともクロマトグラフカラムの一部分とを
取り囲んでいる空気室中に包囲体から空気を流すこと及
び各位置における時間に対する温度変化が1分間の時間
周期内で包囲体及び空気室内で0.1度Cより小さくな
るまでサンプル注入弁の近くの位置からカラムに沿つて
フローセルに向けて空気を再循環すること;温度が平衡
になつた後に溶出液をカラム及びフローセルに通すこ
と;1分間の周期中に強度が10%以下変化する光源か
ら180ナノメートルから3000ナノメートルの範囲
の波長を有する光ビームをフローセルを通して送るこ
と;及び前記フローセルを通る光の吸収の変化を検出す
ること;の各ステツプから成つている。
この方法は空気を区画からクロマトグラフのカラムの入
口に流れさせ区画に戻させ、更に始動時に空気室の容積
の各ボリユームについて毎分1なし100ボリユームの
範囲の空気の流速によつて特徴づけられるのが有利であ
る。
液体クロマトグラフを動作する方法は、更に、空気を電
気−光学区画からクロマトグラフのカラムに沿つて流さ
せかつ溶出液のカラム内を流れる方向と同じ方向に区画
に向けて戻させること、及び温度が区画内で時間に対し
て安定した後にクロマトグラフの操作実行することのス
テツプによつて特徴づけられる。
空気を流させるステツプは、空気を区画から、少なくと
もその内部にクロマトグラフのカラムの一部分を有する
空気室へ流させること、及び温度が空気室内で安定する
まで空気をフローセルに近い端部から隔置されたカラム
上の1点から、フローセルとの並置位置に再循環するこ
と;及び温度が安定化した後に溶出液をカラム及びフロ
ーセルを通して送ることの各ステツプを含んでいる。
空気を流させるステツプは、空気を区画から空気室中に
流させること、及び各位置における時間に対する温度変
化が空気室内で毎分当り0.1度Cより小さくなるまで
空気を再循環することの各ステツプを含んでいるのが有
利である。
以下に図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図には、フローセルアセンブリ12、光路アセンブ
リ14、電気−光学部16及び空気流制御部18を有
し、液体クロマトグラフにおけるシユリーレン(Schlie
ren)雑音を低減する装置10の簡単化斜視図が示され
ている。光路アセンブリ14は光を発生し、この光を電
気−光学部16内のフローセルアセンブリ12を介して
送り、一方空気流制御部18がシュリーレン雑音を低減
するため電気−光学部16の外側の空気の流れを制御す
る。空気流は空気室60のレベルの下の装置の周囲のキ
ヤビネツト102の外壁111及び上壁112によつて
も制御される。
この装置10はミクロ液体クロマトグラフに特別の用途
がある。ミクロ液体クロマトグラフイは、カラムの内径
が通常の4ないし5mmよりも実質的に小さいという点で
従来の高性能液体クロマトグラフイーと相違する高性能
液体クロマトグラフイーの一形式である。
フローセルアセンブリ12はその頂部が液体クロマトグ
ラフのカラム20に接続され、その底部が溶出液出口2
2に接続されている。カラム20の上端には、(1)分析
のためにクロマトグラフにサンプルを供給するサンプル
注入弁24、及び(2)一般には周囲温度にある溶出液源
からの高圧溶出液入口26が設けられている。
クロマトグラフ自体は任意の形式のものでよいが、好適
実施例は1981年9月9日にRobert W.Allingtonによ
り出願されかつ本発明と同じ譲受人に譲渡され更に19
83年12月27日に特許された米国特許第4,42
2,942号に説明されているもののようなミクロスケ
ール、高性能液体クロマトグラフである。
光路アセンブリ14は並べて配置された重水素灯アセン
ブリ30と光学区画32とを有し、そして重水素灯アセ
ンブリ30からの光は光学区画32に送られ、ここで光
が光学区画32内のフローセルアセブリ12を介して流
される。重水素灯アセンブリ30は重水素等34と非球
面集束鏡36とを含んでいる。非球面集束鏡は光を小ス
リツト38を通して光学区画32中に集束させる。
光学区画32は、空気流制御部18からの空気がその外
側区画表面で、この区画32に触れるが光路を通つては
流れないようにシールされている。これは非球面モノク
ロメータ集束鏡40、回折格子アセンブリ42、及びビ
ームスプリツタ44を有している。非球面モノクロメー
タ集束鏡40は光がスリツト38を通つた後で重水素灯
アセンブリ30からの光を受けるように位置決めされ、
この光を回折格子アセンブリ42上に集束させる。
回折格子アセンブリは所定周波数の光をビームスプリツ
タ44上に集束する。ビームスプリツタ44を通る光の
一部はフローセルアセンブリ12を透過し、集光鏡46
により第1の検出器48上に反射される。この検出器4
8は信号を導体50上に発生する。ビームスプリツタ4
4からの光の別の一部は第2の検出器52上に集束さ
れ、信号を導体54上に発生させる。これらの信号は、
以降に説明される特許出願に説明された及び当該技術で
既知であるサンプルについての情報を与えるために用い
られる。
電気−光学部16は、典型的な吸光モニタに必要とされ
る電子設備と共に重水素灯アセンブリ30及び光学区画
32の両方を有している。吸光モニタは溶出液出口22
を流れる溶出液についての情報を与える出力信号を発生
する。
好適実施例における吸光モニタは、1982年2月22
日にRobert W.Allingtonの名前で出願され本発明と同じ
譲受人に譲渡されかつ1988年2月23日に特許され
た米国特許第4,726,680号の「吸光モニタ(Ab
sorbance Monitor)」中に開示されたものと同じであ
る。しかし、吸光モニタは好適実施例の第1図に示され
たようにキヤビネツト内のクロマトグラフカラム及びフ
ローセルに適合するように修正されている。特殊な吸光
モニタは本発明の部分ではない。
空気流制御部18は、送風機56、通風路58及び空気
室60を有している。通風路58は一般には、キヤビネ
ツトから電気−光学部16に向けて出口の上に取り付け
られた頂壁及び4つの側壁から成る平行六面体である。
これらの壁は1/4インチ厚であり、垂直側面が11/4イン
チ×11/8インチであり、全体の通風路58は高さが1
11/2インチであり、ほぼ0.01立方フイートの体積
を有している。これは空気室60に向けて位置決めされ
ており、これと共に共通の頂部を共有している。
空気室60はクロマトグラフのカラム20の頂部、サン
プル弁24及び溶出液入口26を取り囲んでいる。通風
路58を空気室60との間の接続壁62は多少短かめで
あつて、通風路58から空気室60へ空気が流れること
ができるようにほぼ11/2インチ×2インチという両者
間の流通間の開口空間68を形成している。通気室の体
積はほぼ0.25立方フイートであり、その壁の厚さは
ほぼ1/4インチである。
通風路58に、そしてここから空気室60に空気を送る
ために、送風機56が電気−光学部16内に取り付けら
れており、その頂部及び開口69を介して通風路58の
底部と流通する。空気は通風路58を通つて空気室60
中にほぼ10立方フイート/分流れる。空気室60から
の空気は下向きにクロマトグラフのカラム20の頂部の
上に流れ、電気−光学部16中に戻り、ここで空気は熱
を取り去るために光学区画32の表面を横切つて流れ
る。
オペレータがクロマトグラフのカラムを使用できるよう
にするために、通風路58及び空気室60の壁はアクリ
ルプラスチツクから成り透明である。空気室60の壁は
溶出液入口26がその中を通る第1の開口64と、サン
プル弁24がノブ67によつて操作できる第2の開口6
6とを有している。サンプルは孔65に導入された通常
の注射針から注入することによつてサンプル弁中に負荷
される。過剰なサンプルは孔61を通つている通気管6
3を介して弁から出る。
好適実施例では、通風路58と空気室60との体積の比
はほぼ1対25である。通風路58の空気室60に対す
る比は効率的な動作のためには1対1.5の比より小さ
く1対300の比より大きい範囲内にあり、空気室60
の体積の熱を発生する電気−光学部16の体積に対する
比は1.5対1より大きくなく1対30より小さくな
い。
送風機56により生じた体積流速は、空気を循環させ妥
当な時間内で平衡にするのに十分な静的圧力を発生する
に十分なものである。より重要なことは、本発明の目的
を達成するためには、平衡温度分布及び熱線束(therma
l fluxes)が後述する特別の基準に適合しなければなら
ないことが必要である。好適実施例では、送風機56は
約10立方フイート/分の空気を交換し、かつ毎分空気
室60及び通風路58内の空気の体積の小なくとも1/10
を交換する容量を有している。
動作について説明する。電気−光学部16は送風機56
が動作されている間に温度平衡が実現されるまで動作さ
れる。温度つまり熱平衡は、温度が1分間の時間周期内
に任意の位置において0.1度C以上変わらないという
状態である。この状態においては、空気は電気−光学部
16から通風路58を通つて空気室60に流れ、開口6
8を通つて空気室60の底部に向けて下方に流れ、そし
て光学区画32の表面上を通つて再循環のために電気−
光学部16に戻る。
好適実施例では、平衡に達するまでに常温始動の場合は
3時間が待機の暖機始動の場合は1時間が必要とされる
が、これは空気の体積、局部的熱発生量、及び空気流速
の関数である。送風機は、低電圧直流電源により25
V、約60mAで動作される任意の電動機によつて、ほ
ぼ2500RPMで駆動される渦形ハウジングの内側にか
ご形ホイールを有する等の任意の市販のユニツトでよ
い。
空気制御部18を通る空気流は0.08インチ静圧でほ
ぼ10CFM(cubic feet minute)である。一般に、
クロマトグラフ温度が安定するまで動作されず、この時
に送風機56から送風管58の頂部へ至る空気の温度変
化がある。空気が下方に空気室60から光学区画32へ
降下するにつれてこの空気は流路に沿つて空気の温度勾
配を形成し熱を失い、流路を流れるにつれて段々冷たく
なる。
送風機56により駆動される加熱空気と同じ方向にカラ
ム20に沿つて移動する流路内の液体は流路の頂部で予
熱され、流れるにつれて温度が上昇する。しかし、フロ
ーセル上約10ないし20cmの距離では、空気は流路内
の液体の温度近辺まで冷却される。これは空気流が空気
室の最も近い壁を介して外部環境に熱を絶えず失つてい
るためである。空気が十分に冷えた時には、この空気は
もはや流路内の液体を加熱せず、流路内の液体の温度は
液体がこの点から下方向に流れても変化しない。
カラム20内の液体が下方にそして光路区画14内に流
れた時に、この液体は光学区画32からの熱的条件に応
じて熱を吸収し始め、次に電気−光学部16からの熱的
条件に応じて加熱され続ける。同時に、空気流はカラム
20の下側部分のまわりをそして光学区画32の壁のま
わりを下り続ける。その間ずつと、空気流は、まず空気
室18の外壁を介して次に光路アセンブリ14を囲んで
いるキヤビネツト102の外壁111及び上壁112を
介して外部環境に熱を失い続ける。この空気は冷え続
け、カラム20及びフローセル12の下部よりも低いま
すます低い温度に低下し続ける。
空気の流速及び大きさ及びコンポーネントの間隔は、カ
ラム20の下側部分内及びフローセル12内の流れてい
る液体の熱平衡温度が等しいように決定される。これは
この特定の温度では流路のこの部分の全部あるいはほと
んど沿つては空気への熱損失が、電気−光学部16から
の条件によつて得られる熱に等しいためである。正及び
負の熱線束はカラム20の下側の10ないし20cmのと
ころよりもフローセル12近辺が高いが、両方の場所に
おいて流路の外部の正及び負の熱線束は流路内の同じ温
度に対して等しい。
この結果は、説明された並流熱交換器の形式を用いて得
られるだけであると考えられる。逆流熱交換器は一般に
並流熱交換器より十分に効率的であると信じられている
ので、このことは驚くべき結果である。事実、並流熱交
換器は一般に熱交換器の全ての形式のうちで最も効率が
悪いと信じられていた。
温度が安定した時にクロマトグラフは迅速に動作され、
そしてサンプルがサンプル注入弁24に注入され、一方
溶出液が入口26を通つて流れカラム20内を下方に空
気流と同じ方向に流れる。移動相が下方に流れた時に、
これは電気−光学部16内の温度従つて光学区画32及
びフローセル12の温度に近い温度まで加熱される。
熱は伝導によつて電気−光学部16からフローセル12
に伝わるが、空気が下方に光学区画32の表面のまわり
を流れ電気−光学部16に戻る時にこの熱の一部分は空
気によつて吸収される。
電気−光学部16から光学区画32へ伝わる別の熱は通
風管58及び空気室60を通つて流れる熱い空気からの
増大した熱により相殺されるので、装置は1度安定すれ
ば変化には反応しない。このように、光学区画32内に
伝わつた熱の増加は空気室60内に伝達された熱の増加
を伴ない、両方の温度は平衡のままにある。
熱が光学ユニツト32内のフローセル12の領域から周
囲環境に失なわれた時に、空気室を介して下方に流れて
いる空気から空気室の壁を介しての空気の熱損失がそれ
自体同じ比例した増加を維持するので、2つの温度は平
衡のままにある。空気から空気室壁を介して損失の増加
を補償するために熱がフローセル12の領域から更に取
り除かれるのでこの平衡は維持され、そしてこれが安定
を保つ。逆に、フローセル12とカラム20との間の温
度差がここに説明した熱的装置を使用して最初にゼロに
セツトされた場合に周囲温度の変化もこの温度差の変化
に多少影響する。これは空気室を通つて流れる空気から
の熱損失の低減がフローセル12の領域からの低減によ
つて相殺されるためである。
熱損失の自動平衡によつて、フローセル12とこのフロ
ーセル12を通つて流れるカラム20内の液体との間の
少しの温度差を用いて安定を実現するために、送風機5
6の速度の手動調整がかなり容易にされた。この温度差
を1度Cより小さい値に維持することも可能である。
第2図には、光学区画32、重水素区画30及び送風機
制御装置70の回路図が示されている。一実施例では、
送風機制御装置70は、重水素灯区画及び電気−光学部
で発生された熱による温度勾配によつて生じたシユリー
レン雑音を低減するために、光学区画内の温度を安定化
することを助ける。
クロマトグラフのピークを検出するために、重水素灯3
4からの光は鏡36により開口上に集束され、ここから
隣接の光学区画32中に通るように光学区画32の入口
開口板つまりスロツト38が光学区画32と重水素灯区
画30との間に位置決めされている。光学区画32から
の電気信号は導体50、54及び72により外方に送ら
れ、導体50及び54からの信号は前述の特許出願中に
開示されている吸光検出器に送られ、また導体72から
の信号は送風機制御装置70に送られる。
光学区画32は、冷却されるべき空気室60から下方に
流れる空気の通路中に配置されている。このユニツト内
で少量の熱がタングステン灯(図示せず)から発生され
る。タングステン灯は重水素灯34への別の光源として
使用される。
格子42はタングステン灯あるいは重水素灯34のどち
らかからの光の周波数を選択するためにピボツトでき
る。この光の選択された周波数はビームスプリツタ44
に送られる。このビームスプリツタ44は光をフローセ
ル12を通る一方のビームと検出器52の他方のビーム
とに分割する。フローセル12を通る光は集束鏡46に
より検出器48上に反射される。導体50及び54はそ
れぞれ検出器48及び52からの信号を伝える。
シユリーレン雑音を低減する装置及び方法は、(1)別に
発生する下方に増加する液体温度勾配を逆にすることに
よりカラム中の温度変動を低減するために装置中を循環
する空気の下方に増加する温度の温度勾配を発生し安定
にする;(2)シユリーレン雑音を低減するためにクロマ
トグラフの流路の全体に沿つた任意の点での正味横方向
熱線束の不平衡のために、フローセル12の上側部分を
通りかつフローセル光路を通りカラム20から流れる溶
出液の各部分間の温度変化を低減する;及び(3)異なつ
た密度の空気の層によつて発生した別のフローセルシユ
リーレン雑音を低減するために、光学区画内の空気の温
度変化を低減する。しかし、主要な効果はフローセル1
2を通つて流れる流体によつて発生する雑音である。
一般に、光源の暖機の後には、短時間の光源の光強度の
変動はより低くなる。この暖機周期の後光強度の変動は
1分間に10%より少なくなる。吸光測定はこれよりも
つと正確に行なわれ、そのためこれは通常は基準ホトセ
ルあるいは当該技術で既知の方法の1つで光源の帰還安
定化を必要とする。送るために選択された光の周波数は
180ないし3000ナノメートルの範囲内にある。
送風機56からの空気の流速を調整するために、送風機
制御装置70は差動増幅器78、電力増幅器80、スイ
ツチ82、及び送風機56用の電動機84を備えてい
る。第1の温度測定装置76は好適にはフローセルの上
のクロマトグラフのカラム上に取り付けられ、第2の温
度測定装置86は光学区画32内の好適には光路に近接
したフローセル12上に取り付けられ、導体72を介し
て差動増幅器78の1方の入力端に接続される。差動増
幅器78の他方の入力端は、カラム20内の溶出液の温
度である光学区画32の外側に位置された温度測定装置
76に電気的に接続されている。(第2図) この構成によつて、温度測定装置76及び86からの信
号が差動増幅器78で比較される。差動増幅器78の1
方の入力は温度測定装置76の1つ及び差動増幅器78
に回路的にに接続されている可変抵抗88により調整で
きる。温度測定装置76は電気−光学部16からは絶縁
によりあるいは物理的に隔置されているようなカラム温
度あるいは周囲温度を測定する1つの位置に位置決めさ
れている。
空気の移動の手動調整あるいは自動調整を選択するため
に、スイツチ82はそのスイツチアームが送風機の電動
機84の入力端に電気的に接続されている単極双投スイ
ツチである。投入される接点の1方は電力増幅器80の
出力端に接続されている。電力増幅器80の入力端は差
動増幅器78の出力端に電気的に接続されている。
スイツチ82が電力増幅器の出力端に接続されている時
に、可変抵抗88により制御される設定点の変動は電動
機84の速度変化を発生しそのため温度の安定性を増大
する。フローセルの光路の壁がフローセルに入る溶出液
と同じ温度にある時に、シユリーレ雑音は実質的に低減
される。これはフローセル12を通る光の屈折の変化を
生じさせる液体の層の密度変化がほとんどないためであ
る。
好適実施例では、液体クロマトグラフにおけるシユリー
レン雑音を低減する方法及び装置によつて安定性を得る
ことが容易であるために、送風機56の速度は手動で制
御できるだけであり、めつたに変動しない。これは第2
図の図示実施例では可変抵抗92を介して電位源90に
接続された第2の接点に向けてスイツチ82を投入する
ことにより実行される。可変抵抗92の抵抗値従つて送
風機の速度はキヤビネツトの外側から制御ノブ94によ
つて手動で調整できる。
この構成によつて、温度の安定性が得られるまで送風機
56の速度は制御ノブ94により調整され一方光学区画
32あるいは電気−光学部16内の温度が測定される
(第1図)。送風機及びその電動機の適正な大きさを決
めることによつて、制御は全然必要でなくなる。適当な
送風機が、例えば、0.08sp.で10CFMを発生す
る電動機により2440RPMの一定速度で回転される
送風機ホイールを備えた送風機の渦巻等が使用できる。
標準市販ユニツトは基本的に5mm長さ×0.25mm直径
の光路フローセル及び空気室及び他の変形を有するシユ
リーレン雑音フリー動作の可変波長HPLC検出器を備
えている。
第3図は空気流制御部18及び内部の回路を示した電気
−光学部16を備えた、シユリーレン雑音を低減する装
置10の斜視図である。この第3図に最も良く示されて
いるように、クロマトグラフカラム20は調整可能腕1
00に取り付けられている。この腕100は、ノブ10
4の締めつけによつて固定位置に把持される支持柱10
3に沿つて位置決めされている。
腕100及び支持柱103は、実施例にあつては10cm
あるいは25cmのカラムのどちらかに適合される一定高
さにカラム20を支持するために、空気室60内に密閉
されている。この構成によつて、カラムの頂部及びサン
プル注入弁が空気室60内に取り付けられ、かつ安定が
得られシユリーレン雑音が低減されるまで空気を通風管
58を介して空気室60に送ることによつて制御され
る。腕100及び支持柱103は剛性であり、ハウジン
グの枠組に硬く、取り付けられている。それらは容易な
熱移動を可能にしかつ望ましくない熱勾配の形成を避け
るために熱伝導性材料から成つている。
前述の説明により、液体クロマトグラフにおけるシユリ
ーレン雑音を低減する装置及び方法が幾つかの利点を有
していることがわかる。つまり、(1)安価であること;
(2)温度安定性を与えるのを助けること;(3)制御が容易
であること;(4)かなり短かい時間周期内で安定するこ
と;(5)温度に従属する保持時間の変化を減少すること
を助けること;(6)分解能を低減せずにシユリーレン雑
音を非常に減少すること;及び(7)実際にクロマトグラ
フの分解能を改善すること、等である。
好適実施例では、空気は垂直通風管58を介して空気室
60の頂部に吹くけれども、空気がカラムに沿つて移動
するにつれて空気がより暖められまた、温度を均等にす
るためフローセルに対してより冷やされることだけが必
要なのである。更に、カラムは数多くの異なつた方法
で、キヤビネツトに対する異なつた高さに取り付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の部分斜視図、第2図は第1図
の実施例の一部分の斜視図、第3図は第1図の本発明の
実施例の別の角度からの部分断面斜視図である。 10:シユリーレン雑音低減装置 12:フローセル、14:光発生システム 16:吸光検出器、18:空気流制御部 20:クロマトグラフカラム、22:溶出液出口 24:サンプル注入弁、26:溶出液入口 30:重水素灯、32:光学区画 38:スリツト 40:非球面モノクロメータ集束鏡 42:回析格子、44:ビームスプリツタ 46:集光鏡、48、52:検出器 64、66:開口、67:ノブ 70:送風機制御装置、76、86:温度測定装置 78:差動増幅器、80:電力増幅器 100:腕、102:キヤビネツト 103:支持柱

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸光検出器(16)と、クロマトグラフカ
    ラム(20)と、光学包囲体(32)内に取り付けられ
    たフローセルとを有する液体クロマトグラフにおけるシ
    ュリーレン雑音を低減する装置において、 空気通風管(58)の第1の端部において空気包囲体
    (60)の第1の端部と連通して下方に向かう当該空気
    通風管(58)により、前記吸光検出器(16)から前
    記クロマトグラフカラムの入口近くの場所へ上方にかつ
    前記フローセルに対する液体の流れと同じ方向に前記空
    気包囲体(60)内の空気の流れが導かれ、 前記空気通風管(58)は前記吸光検出器(16)の近
    くに開いた第2の端部を有し、 前記空気包囲体は前記光学包囲体(32)の近くに開い
    た第2の端部を有し、 前記吸光検出器のキャビネット内に少なくとも部分的に
    ある前記クロマトグラフカラム(20)を支持するため
    の、調整可能腕(100)及び支持柱体(103)と、 前記吸光検出器から前記空気通風管(58)及び空気室
    を通して前記吸光検出器に戻すように空気を流れさせる
    手段(56)とを設け、 前記クロマトグラフカラム(20)の少なくとも一部分
    が前記空気包囲体内にありかつ前記フローセル(12)
    及び前記クロマトグラフカラム(20)の一部分が前記
    吸光検出器内にあるように前記フローセル(12)と前
    記クロマトグラフカラム(20)とが取り付けられ、 これにより液体が前記クロマトグラフカラム(20)を
    通して前記フローセル(12)に流れる方向に、空気が
    前記通風管(58)から前記空気室(60)に流れこの
    空気室(60)を介して前記クロマトグラフカラム(2
    0)に向けて流れることを特徴とする液体クロマトグラ
    フにおけるシュリーレン雑音を低減する装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、更に、注入弁と前記クロマトグラフカラムの両方が
    前記空気室(60)内にあるように前記クロマトグラフ
    カラムに取り付けられた当該注入弁を備えることを特徴
    とする液体クロマトグラフにおけるシュリーレン雑音を
    低減する装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    装置において、180ナノメートルと3000ナノメー
    トルの間の波長の光を発生し、この光を前記フローセル
    を介して送る光発生装置を備え、前記光発生システム
    (14)が1分間に10%以下だけ強度を変化する光を
    発生することを特徴とする液体クロマトグラフにおける
    シュリーレン雑音を低減する装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れか一項に記載の装置において、更に、空気が移動する
    速度を測定し調整する空気流制御部(18)を備えるこ
    とを特徴とする液体クロマトグラフにおけるシュリーレ
    ン雑音を低減する装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項に記載の装置におい
    て、前記空気流制御部(18)が前記空気室内の温度を
    測定することを特徴とする液体クロマトグラフにおける
    シュリーレン雑音を低減する装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第1項ないし第5項のいず
    れか一項に記載の装置において、前記空気流制御部(1
    8)は、前記温度が前記空気室(60)の外部の1点の
    温度に比して低下した時に自動的に前記速度を増加し、
    かつ前記温度が前記空気室(60)の外部の1点の温度
    に比して上昇した時に前記速度を低減することを特徴と
    する液体クロマトグラフにおけるシュリーレン雑音を低
    減する装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1項ないし第6項のいず
    れか一項に記載の装置において、前記クロマトグラフカ
    ラム(20)と前記フローセル(12)との間の実質的
    に直接の接続がその間の液体の直接の流れを可能にする
    ことを特徴とする液体クロマトグラフにおけるシュリー
    レン雑音を低減する装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第1項ないし第7項のいず
    れかの一項に記載の装置において、前記クロマトグラフ
    カラム(20)を取り付ける前記腕(100)及び前記
    支持柱体(103)は、高い熱伝導性を有しかつ保温性
    金属から形成されることを特徴とする液体クロマトグラ
    フにおけるシュリーレン雑音を低減する装置。
  9. 【請求項9】クロマトグラフカラム、サンプル注入弁、
    及びフローセルを少なくとも有する液体クロマトグラフ
    を動作させる方法において、 前記フローセル及び前記クロマトグラフカラムの一部分
    を少なくとも含む包囲体内の吸光検出器に電力を供給す
    るステップと、 前記光学包囲体(32)から上方に、前記サンプル注入
    弁(24)及び少なくとも前記クロマトグラフカラム
    (20)の一部分を取り囲んでいる空気室(60)中に
    前記吸光検出器により加熱された暖かい空気を流すステ
    ップと、 各位置における時間に対する温度変化が1分間の時間周
    期内で前記光学包囲体及び前記空気室内で0.1度Cよ
    り小さくなるまで前記サンプル注入弁(24)の近くの
    位置から下方に前記クロマトグラフカラム(20)に沿
    って前記クロマトグラフカラムの液体の流れの方向に前
    記フローセル(12)に向けて空気を再循環させるステ
    ップと、 温度が平衡になった後溶出液を前記クロマトグラフカラ
    ム(20)及び前記フローセル(12)に通すステップ
    と、 1分間の周期中に強度が10%以下変化する光源から1
    80ナノメートルから3000ナノメートルの範囲の波
    長を有する光ビームを前記フローセル(12)を通して
    送るステップと、 前記フローセル(12)を通る光の吸収の変化を検出す
    るステップと を備えることを特徴とする液体クロマトグラフを動作さ
    せる方法。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第9項の記載の方法にお
    いて、始動時には前記空気室(60)の容量の各堆積に
    対し毎分当たり1ないし100空気ボリュームの範囲で
    の流速で、空気を区画から前記クロマトグラフカラムの
    入口へ流し、かつ前記区画へ戻すことを特徴とする液体
    クロマトグラフを動作させる方法。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第9項又は第10項に記
    載の方法において、 溶出液が前記クロマトグラフカラム(20)内を流れる
    方向と同じ方向で、空気を電気−光学区画(32)から
    前記クロマトグラフカラム(20)に沿って流し、かつ
    前記区画(32)に戻すステップと、 温度が前記区画内で時間に対して安定した後クロマトグ
    ラフの操作を実行するステップと を含むことを特徴とする液体クロマトグラフを動作させ
    る方法。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第9項ないし第11項の
    いずれか一項に記載の方法において、 少なくとも前記クロマトグラフカラム(20)の一部分
    をその内部に有する前記空気室(60)に前記区画(3
    2)から空気を流すステップと、 温度が前記空気室(60)内で安定になるまで、前記フ
    ローセル(16)に近い方の端部より隔置された前記ク
    ロマトグラフカラム(20)上の一点から、前記フロー
    セル(12)との並置位置へ空気を再循環させるステッ
    プと、 温度が安定になった後に前記クロマトグラフカラム(2
    0)及び前記フローセル(12)を通して溶出液を送る
    ステップと を含むことを特徴とする液体クロマトグラフを動作させ
    る方法。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第9項ないし第12項の
    いずれか一項に記載の方法において、前記空気を流すス
    テップは、前記区画(32)から前記空気室(60)に
    空気を流すステップと、各位置における時間に対する温
    度変化が前記空気室(60)内に毎分当たり0.1度C
    より小さくなるまで空気を再循環させるステップとを含
    むことを特徴とする液体クロマトグラフを動作させる方
    法。
JP59182528A 1983-08-31 1984-08-31 液体クロマトグラフにおけるシユリーレン雑音を低減する方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0646195B2 (ja)

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JPS6073341A JPS6073341A (ja) 1985-04-25
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