JPH0645444Y2 - 道路加熱装置 - Google Patents

道路加熱装置

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JPH0645444Y2
JPH0645444Y2 JP9796890U JP9796890U JPH0645444Y2 JP H0645444 Y2 JPH0645444 Y2 JP H0645444Y2 JP 9796890 U JP9796890 U JP 9796890U JP 9796890 U JP9796890 U JP 9796890U JP H0645444 Y2 JPH0645444 Y2 JP H0645444Y2
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JP
Japan
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hot water
water pipe
pipe
roadbed
porous body
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Application number
JP9796890U
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JPH0457504U (ja
Inventor
雄喜 森田
Original Assignee
株式会社雄電社
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Publication date
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は道路加熱装置、詳しくは歩道の凍結防止、歩道
融雪、濡れている歩道の乾燥など(以下、歩道融雪等と
称す)のために使用する道路加熱装置の改良に関するも
のである。
(従来技術) 従来、此種の道路加熱装置は断熱材を使用する場合と、
使用しない場合とあるが、前者を例にとると、第3図に
示すように、転圧した砂利1a上に断熱材1b、金網1cを夫
々敷設して構成した路盤1上に、可撓性の温水パイプ2
を蛇行状に配置しながら金網1bに所定間隔(50mm間隔)
ごとに結束して配管し、ついでコンクリート5を打設し
て断熱材1a、金網1b、温水パイプ2を埋設している。
即ち、蛇行状に配管された温水パイプ2でコンクリート
5を加熱し、それにより歩道融雪等を行なうのである。
(考案が解決しようとする課題) ところで、温水パイプ2に近い該パイプ真上の路面5aの
歩道融雪等が良好である反面、温水パイプ2から遠い路
面5aへの熱伝導が熱損失によって小さくなる。その為、
歩道融雪等が加熱域全域に亘って均等に進行せず、歩道
融雪等が早く進行した路面5aからは無駄に放熱され続
け、歩道融雪等の効率が悪くなっている。また、温水パ
イプ2の蛇行状配管作業は人為的であることから、屈曲
部2aの曲率がどうしても一様化せず、大小になることが
避けられない。その結果、曲げ応力が大きい、いわば曲
率が小さな屈曲部2aの老化が、他の屈曲部2aと比べて早
く進行し、耐用年数が短くなるという問題がある。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目
的とする処は路面の加熱域全域に均一に加熱するととも
に、温水パイプ屈曲部の曲率を一様化できる道路加熱装
置を供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する為に講じた技術的手段は、路面上に
蛇行状配置される可撓性の温水パイプと、路盤上に配置
されて上記温水パイプの屈曲部を成形する複数の同一径
の滑車状パイプ掛け体と、前記温水パイプ上において加
熱域に配設される熱伝導性多孔体と、路盤上に打設され
て前記温水パイプ、前記パイプ掛け体、上記多孔体を埋
め込むコンクリート層とで構成したことを要旨とする。
(作用) 上記技術的手段によれば、温水パイプ上において加熱域
に配設される熱伝導性多孔体がコンクリート層に埋込ま
れる。その為、温水パイプの熱は多孔体によって加熱域
全域の路面にほぼ均一に伝導される。
また、温水パイプは同一径の滑車状パイプ掛け体によっ
て同一曲率の屈曲部が成形されながら蛇行状に配管され
る。その結果、全屈曲部の曲げ応力が一様化し、老化の
進行が全ての屈曲部で同速化する。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので、下記の利点があ
る。
・温水パイプの熱が熱伝導性多孔体によって加熱域の路
面全域にほぼ均一伝導されるから、該路面全域において
歩道融雪等をほぼ均等に行ない得る。
従って、歩道融雪等終了面と、歩道融雪等進行面とが路
面に散在するようなことが殆んど無くなり、歩道融雪等
の効率が非常に高くなる。
・滑車状パイプ掛け体で、温水パイプ屈曲部の曲率が一
様化され、曲げ応力を作用させながらも、全ての屈曲部
の老化が均等に進行するように構成したので、洩水が早
くなるような曲率の屈曲部が成形される虞れはなく、耐
久性の向上が期待できる。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案加熱装置Aの平面図、第2図は縦断面図
を夫々示している。
加熱装置Aは路盤1上に配管される温水パイプ2と、そ
の温水パイプ2を蛇行状に屈曲せしめる滑車状パイプ掛
け体3と、温水パイプ2上に配置する多孔体4と、上記
全部材を埋め込むコンクリート層5とで構成される。
路盤1は転圧した砂利1a上に必要に応じて敷設した断熱
材1b、その断熱材上または砂利1a上に敷設した金網や交
差鉄筋等の多孔体1cなどで構成してある。
温水パイプ2は軟質合成樹脂等の材料で成形された可撓
性のパイプを所望長さにカットすることによって形成さ
れ、前記パイプ掛け体3のガイド機能で路盤1上に蛇行
状に配管している。温水パイプ2は路盤1の面積によっ
て数本並設するが、どの温水パイプ2においても前記パ
イプ掛け体3を用いて蛇行状に配管すること言うまでも
ない。
パイプ掛け体3は図示するように、比較的重量化する金
属材料や石材或いは比較的軽量な合成樹脂類を用いて滑
車形状に成形してなり、後述する温水パイプ2が蛇行状
に形作るその屈曲部2aを成形すべく路盤1上に規則的に
配置又は固定してある。パイプ掛け体3が配置式の場合
には屈曲部2a成形時のパイプ引張力によって移動しない
程度に重量化させる必要があること勿論である。
多孔体4は金網、交差鉄筋等によって形成され、温水パ
イプ2の上面に配置してある。多孔体4は1枚あたりの
面積を1本の温水パイプ2が走る平面域と同等の面積に
形成すること、或いは細分化し形成することなど任意で
あるが、いずれの場合も熱伝導性の材料で形成すること
を条件とする。
コンクリート層5は前記多孔体4を境とする下位、即ち
温水パイプ2相互の空間2b及び上位に連続して打設し
て、温水パイプ2と、多孔体4を埋設してなり、上面で
ある路面5aを均してある。
次に、本実施例加熱装置Aの作用を説明すると、蛇行状
に配管され且つコンクリート層5内に埋設された温水パ
イプ2の熱は、同温水パイプ2上に配置した多孔体4全
域に伝導する。多孔体4上には全域に亘り均等厚のコン
クリート層5が積層されている結果、路面5a全域をほぼ
均一温度で加熱する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案道路の加熱装置の実施例を示し、第1図は
要部の平面図で一部切欠する、第2図は(2)−(2)
線拡大断面図、第3図は従来例の縦断面図である。 尚図中 A:加熱装置、1:路盤 2:温水パイプ、2a:屈曲部 3:パイプ掛け体、4:多孔体 5:コンクリート層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】路盤上に蛇行状配管される可撓性の温水パ
    イプと、路盤上に配置されて上記温水パイプの屈曲部を
    成形する複数の同一径の滑車状パイプ掛け体と、前記温
    水パイプ上において加熱域に配設される熱伝導性多孔体
    と、路盤上に打設されて前記温水パイプ及び前記パイプ
    掛け体並びに上記多孔体を埋め込むコンクリート層とで
    構成した道路加熱装置。
JP9796890U 1990-09-17 1990-09-17 道路加熱装置 Expired - Lifetime JPH0645444Y2 (ja)

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JP9796890U JPH0645444Y2 (ja) 1990-09-17 1990-09-17 道路加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPH0457504U JPH0457504U (ja) 1992-05-18
JPH0645444Y2 true JPH0645444Y2 (ja) 1994-11-24

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ID=31838770

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