JPH0645412Y2 - 有軌道車両用歯止装置 - Google Patents

有軌道車両用歯止装置

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JPH0645412Y2
JPH0645412Y2 JP1989034248U JP3424889U JPH0645412Y2 JP H0645412 Y2 JPH0645412 Y2 JP H0645412Y2 JP 1989034248 U JP1989034248 U JP 1989034248U JP 3424889 U JP3424889 U JP 3424889U JP H0645412 Y2 JPH0645412 Y2 JP H0645412Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、有軌道車両用歯止装置に係り、特に、取り扱
いが容易で、安全性の高いものに関する。
(従来の技術) 有軌道車両においては、停止した車両が軌条上にて不用
意に移動しないように、歯止を施す。
このような歯止をなすものとして、例えば、第11図乃至
第13図に示すものがある。第11図は歯止装置の平面図で
あり。第12図は第11図のA-A′断面図であり、第13図は
第11図のB-B′矢視図である。
図中符号101は基台であり、この基台101の両側部からは
下方に向かってガイド部103、103が突設されている。こ
れら一対のガイド部103、103により、第13図に示すよう
に、レール105を挾むようにする。
上記基台101の片側には歯止部107が取り付けられてい
る。この歯止部107を、第12図に示すように、レール105
上の車輪109に当接させ、それによって歯止めをなす。
また、上記基台101の歯止部107の近傍には、持ち運び用
の把取部111が取り付けられている。この把取部111を介
して装置を持ち運び、かつレール105上の適当な位置に
載置する。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の構成によると、歯止装置の取り扱いが困難
で、作業性が悪いという問題点があった。
すなわち、作業員は把取部111を介して重量物である歯
止装置を運搬しなければならず、また、設置する場合に
も、中腰状態になって、歯止装置をレール105上の適当
な位置に載置しなければならないからである。
また、作業時の安全性という観点からも問題があった。
つまり、作業員は歯止装置と車輪109との間に手を挾む
ことがあり、あるいは無理な姿勢による作業が原因で健
康状態を損なうようなこともあった。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、取り扱が容
易で繁雑な作業を必要とせず、かつ作業員の安全性を確
保できる有軌道車両用歯止装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するべく本願考案の第1請求項による有
軌道車両用歯止装置は、軌条の近傍に設置され前記軌条
が敷設される基台と、この基台上であって上記軌条に近
接して配置され上記軌条に直交する方向に移動可能な歯
止器台と、上記基台上に取り付けられ上記歯止器台を移
動させる歯止器台駆動機構と、上記歯止器台に取り付け
られ前記軌条に平行に移動可能に配置されるフレーム
と、前記フレームの軌条側に取り付けられ前記歯止器台
の軌条側への移動により軌条上に選択的に位置せられる
歯止器と、上記歯止器台とフレームとの間に介在させ上
記歯止器と軌条上を移動する車輪との衝突による衝撃を
吸収する緩衝機構とを具備し、前記歯止器台駆動機構
は、歯止器を軌条上に位置させるべく歯止器台を軌条側
に移動させたとき、その位置を保持する位置保持機構を
有することを特徴としている。第2請求項による有軌道
車両用歯止装置は、請求項1記載の有軌道車両用歯止装
置において、軌条に対して平行になるように複数のロッ
ドをフレームに形成し、各ロッドにスプリングを装着し
て緩衝機構を構成したことを特徴としている。
第3請求項による有軌道車両用歯止装置は、請求項1記
載の有軌道車両用歯止装置において、歯止器は、基板
と、この基板上に着脱可能に取り付けられ楔状に形成さ
れた歯止部材とから構成されていることを特徴とするも
のである。
第4請求項による有軌道車両用歯止装置は、請求項1記
載の有軌道車両用歯止装置において、歯止器台、歯止器
台駆動機構、歯止器、緩衝機構は、それぞれ一対ずつ設
けられており、車輪に両側から歯止できるものであるこ
とを特徴とするものである。
(作用) まず、第1請求項による有軌道車両用歯止装置の場合に
は、歯止器台駆動機構により歯止器台を軌条方向に移動
させて、歯止器を軌条上に配置する。この状態で車両が
軌条上を歯止器に向かって、極めて低速で接近し、歯止
器に当接する。このとき、歯止器には衝撃が作用する
が、この衝撃は緩衝機構により吸収される。これで、歯
止作業は終了する。
また、歯止器台駆動機構は、歯止器台の位置を保持する
位置保持機構を備えているので、歯止器台を軌条側に移
動させて歯止器を軌条上に配置させた場合、歯止器台は
上記位置保持機構によりその位置が保持される。
よって、車輪と歯止器との当接等により、歯止器台ひい
ては歯止器の位置がずれるようなことはない。
更に、基台上に軌条が敷設されるように構成したので、
軌条上の車両の重量により基台の位置を強固に固定する
ことができ、歯止器に車輪が当接した場合においても基
台の位置ずれを防止する。
また、歯止器台は軌条に対して直交する方向に移動可能
としているので、軌条上に歯止器を配置させる機構が簡
単な構成で実現することができる。
また、緩衝機構をフレームに設けるようにしたので、大
型の緩衝機構を配置することができる。例えば、請求項
2に記載したように、フレームに形成された複数のロッ
ドにスプリングを装着することにより緩衝機構を構成す
ることが可能となり、十分な緩衝効果を発揮させること
ができる。
第3請求項による有軌道車両用歯止装置は、歯止器を、
基板と、この基板に着脱可能に取り付けられた歯止め部
とから構成したものである。上記歯止部は楔状に形成さ
れており、車輪に直接当接して歯止機能を発揮するもの
である。
歯止部は車輪との接触により損傷し易いものであるが、
基板に対して着脱可能になっているので、他の構成に影
響を与えることなく容易に交換することができる。
第4請求項による有軌道車両用歯止装置は、歯止器台、
歯止器台駆動機構、歯止器、緩衝機構を、それぞれ一対
ずつ設けたものであり、車輪を車両から歯止できる構成
としたものである。
(実施例) 以下、第1図乃至第10図を参照して本考案の一実施例を
説明する。まず、第1図を参照して装置の概略を構成す
る。
第1図は本実施例による有軌道車両用歯止装置の平面図
であり、図中符号1は基台である。この基台1は、レー
ル3に平行に敷設されたチャンネル部材5と、このチャ
ンネル部材5上にその一端を固定され、他端は上記レー
ル3の下方を通ってレール3より若干突出するまで敷設
された一対のチャンネル部材7、7と、この一対のチャ
ンネル部材7、7の外側にそれぞれ敷設されたチャンネ
ル部材9、9等から構成されている。
片側のチャンネル部材7、9の上には、歯止器台11がレ
ール3に直交する方向(図中矢印aで示す方向)に移動
可能に取り付けられている。他方のチャンネル部材7、
9の上にも、別の歯止器台11が同様にして取り付けられ
ている。
一方、チャンネル部材7、7上には、歯止器台駆動機構
13、13が設置されている。この歯止器台駆動機構13と上
記歯止器台11とはロッド15を介して連結されており、歯
止器台11は歯止器台駆動機構13により駆動される。
上記歯止器台11には歯止器17が取り付けられており、ま
たこの歯止器17には緩衝機構19が連結されている。上記
歯止器17は、歯止器台11の移動に伴って移動するもので
あり、レール3上に選択的に配置される。また、上記緩
衝機構19は、歯止器17と車輪21(第3図に示す)との当
接時の衝撃を吸収するものである。
以下各部の構成について詳細に説明する。まず、歯止器
台駆動機構13であるが、第2図に示すように、既に述べ
たロッド15が駆動機構本体23内を摺動可能に貫通配置さ
れている。上記駆動機構本体23には、案内板25が鉛直方
向に移動可能に配置されており、その上端には操作レバ
ー27が固着されている。
上記案内板25には略対角線上にカム溝29が形成されてお
り、一方上記ロッド15にはガイドローラ31が取り付けら
れている。上記ガイドローラ31は上記カム溝29に係合し
ている。そして、上記操作レバー27を把取して、案内板
25を上下動させることにより、ロッド15が移動する。具
体的には、案内板25を下げると(図中破線で示す)ロッ
ド15が第2図中右方向に移動し、案内板25を上げると
(図中実線で示す)、ロッド15が第2図中左方向に移動
するものである。このロッド15の移動により、前記歯止
器台11が移動する。
歯止器台駆動機構13は、位置保持機構33を備えている。
この位置保持機構33は、基台1に回動可能に支持された
鎖錠板35と、この鎖錠板35を上方に付勢しているスプリ
ング37と、上記ロッド15に固着された突起39とから構成
されている。
ロッド15は第2図中左方向に移動する際、上記突起39に
より鎖錠板35を下方に押し下げておく。そして、突起39
が鎖錠板35の端部を通過すると、鎖錠板35はスプリング
37により上方に付勢される。その結果、上記突起39が鎖
錠板35の端部に係合するので、ロッド15の第2図中右方
向への移動が禁止され、その位置が保持される。これ
は、歯止器台11及び歯止器17の位置が保持されることを
意味する。
上記位置保持機構23には、位置保持解除機構41が設けら
れている。この位置保持解除機構41は、基台1に回動可
能に取り付けられた回動部材43と、この回動部材43に固
着された解除ピン45とから構成されている。
そして、上記回動部材43を足で踏むと、解除ピン45が下
方に移動し、上記鎖錠板35を下方に付勢する。これによ
って、突起39と鎖錠板35との係合状態が解除され、あと
は前記操作レバー27を介して案内板25を下げることによ
り、ロッド15の移動が可能となる。
次に、歯止器台11であるが、この歯止器台11の下面側に
は、車輪47が取り付けられている。歯止器台11は、この
車輪47を介して、前記チャンネル部材9上に敷設された
案内部材49上を移動する。
次に、歯止器17及び緩衝機構19の構成について第3図に
より説明する。歯止器17は、フレーム51を介して歯止器
台11に固定されている。上記フレーム51は、歯止器台11
上をレール3と平行な方向(図中矢印bで示す方向)に
移動可能に配置されている。また、フレーム51は、一対
のロッド53、53を備えていて、この一対のロッド53、53
は歯止器台11上に固定されたチャンネル部材55を貫通配
置されている。歯止器台11上には所定間隔をおいて別の
チャンネル部材57が設置されている。フレーム51は、こ
れらチャンネル部材55、57間にて移動する。尚、フレー
ム51の上記チャンネル部材57側には、ストッパ59、59が
形成されている。
上記ストッパ59とチャンネル55間のロッド53の外周に
は、緩衝機構としてのスプリング61が装着されている。
通常時は、このスプリング61の作用により、上記ストッ
パ59はチャンネル部材57に当接した状態にある(第3図
中右側に示す状態)。
これに対して、車輪21が歯止器17に当接すると、その衝
撃によりスプリング61は収縮し、フレーム51の移動を許
容する。これによって緩衝機構が発揮される(第3図中
左側に示す状態)。
次に、歯止器17の構成について説明する。第4図及び第
5図に示すように、歯止器17は、L字状に折曲された基
板63と、この基板63にボルト67により固定される歯止部
材65とから構成されている。上記歯止部材65は、楔状に
形成されていて、凸部71を備えている。一方、基板63に
は係止部73が形成されている。上記凸部71が係止部73に
係合することにより、歯止部材65の基板63に対する位置
が決定される。
また、歯止部17と車輪21とが当接した場合には、車輪21
の下部が基板63上に載った状態で歯止部材65により歯止
される。
以上の構成を基にその作用を説明する。第6図及び第7
図は歯止装置による歯止動作を模式的に示した図であ
り、最初は第6図(a)及び第7図(a)に示すような
状態にある。
次に、第8図中実線矢印で示すように、歯止器台駆動機
構13の操作レバー27を徐々に引き上げる。尚、この場合
の駆動機構13は、車両の進行方向前方に位置する駆動機
構13である。それによって、第9図にも示すように、カ
ム溝29とガイドローラ31との作用により、ロッド15の突
起39が鎖錠板35を下方に押し下げながらレール3方向に
移動する。このロッド15の移動により、歯止器台11がレ
ール3方向に移動して、その結果、歯止器17が第8図中
二点鎖線で示すように、レール3上に配置される。これ
が第6図(b)、第7図(b)に示す状態である。尚、
その位置は位置保持機構33により保持される。
この状態で車両が極めて低速で歯止器17方向に移動す
る。そして、車輪21が歯止器17に衝突する。車両21と歯
止器17との衝突により、歯止器17には衝撃が作用する
が、この衝撃は緩衝機構19により吸収される。すなわ
ち、第6図(c)及び第7図(b)に示すように、歯止
器17はフレーム51ごと、スプリング61の付勢力に抗して
移動する。このときのスプリング61の弾性変形により衝
撃が吸収される。
次に、他の1つの駆動機構13を操作して、車輪21の進行
方向後方に、歯止器17を配置する。これが、第6図
(d)、及び第7図(c)に示す状態であり、これによ
って車輪21はその前後を歯止されたことになる。
次に、歯止を解除する場合であるが、この場合には、駆
動機構13の位置保持解除機構41の回動部材43を踏んで、
位置保持機構33による位置保持を解除し、第8図中破線
矢印で示すように、操作レバー27を押し下げる。これに
よって、第10図にも示すように、ロッド15、歯止器台1
1、歯止器17が後退する。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
まず取り扱いが容易で、歯止作業も簡単である。すなわ
ち、装置そのものはレール3の近傍に予め設置されてお
り、必要に応じて駆動機構13の操作レバー27を操作すれ
ばよいからである。従来のように重量物を搬送したり、
中腰の状態で作業する必要もなく、作業員の安全性を確
保することができる。
基台9上に軌条3が敷設されるように構成したので、軌
条3上の車両の重量により基台9の位置を強固に固定す
ることができ、歯止器17に車輪21が当接した場合におい
ても基台9の位置ずれを防止することができる。
また、歯止器台11は軌条3に対して直交する方向に移動
可能にしているので、軌条3上に歯止器17を配置させる
構造は、伸長可能な歯止器台駆動機構13があればよく、
複雑な機構を用いることなく簡単な構成で実現すること
ができる。
歯止器17と車輪21との衝突による衝撃は、緩衝機構19に
より効果的に吸収されるので、歯止器17はもとより他の
構成部材の健全性は確実に維持される。また、フレーム
51に形成された2個のロッド53にそれぞれスプリング61
を装着することにより緩衝機構を構成しているので、十
分な緩衝効果を発揮させることができる。また、必要に
応じてフレーム51のロッド53の本数を増加すれば、更に
スプリングを装着することができ、緩衝効果を大きくす
ることができる。
歯止器17は、基板63と、この基板63に着脱可能に取り付
けられた歯止部材65とから構成されているので、必要に
応じて歯止部材65のみを交換することができる。
歯止器17の位置は駆動機構13の位置保持機構33により保
持され、よって、車輪21との衝突等により、歯止器17の
位置がずれるようなこともない。
上記位置保持機構33による位置保持は、位置保持解除機
構41により容易に解除されるので、歯止を解除する場合
にも簡単である。
本実施例の場合には、歯止器17を始め、各種構成を一対
設置して、車輪21をその前後で歯止するようにしている
ので、車両の何れの方向への不用意な移動も防止され
る。
尚、本考案は前記一実施例に限定されるものではなく、
各機構の構成としては種々のものが考えられる。
また、歯止器等を必ずしも一対設ける必要はなく、さら
にそれをどのように使用してもよい。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案による有軌道車両用歯止装置
によると、車輪の歯止及び歯止解除を、軌条に対して直
交に移動可能な歯止器により行なうようにしたので、機
構的に簡易な構成で歯止装置を実現することができ、ま
た、フレームに緩衝機構を配置するように構成したの
で、十分な緩衝効果を有する歯止装置とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本考案の一実施例を示す図で、第1
図は歯止装置の平面図、第2図は歯止装置の側面図、第
3図は歯止器及び歯止器台の斜視図、第4図は歯止器の
分解斜視図、第5図は歯止器の平面図、第6図(a)乃
至(d)は作用を示す説明図、第7図(a)乃至(c)
は同じく作用を示す説明図、第8図は駆動機構の作用を
示す説明図、第9図及び第10図は駆動機構の作用を示す
斜視図、第11図乃至第13図は従来例を示す図で、第11図
は歯止装置の平面図、第12図は第11図のA-A′断面図、
第13図は第11図のB-B′矢視図である。 1……基台 3……レール 11……歯止器台 13……歯止器台駆動機構 17……歯止器 19……緩衝機構 23……位置保持機構 63……基板 65……歯止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 武藤 博史 福岡県糟屋郡古賀町花鶴丘2丁目1番13― 1304号 (72)考案者 斎藤 暢雄 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内 (72)考案者 下野 重雄 千葉県君津市上湯江2026 日鐵運輸社宅 1031 (56)参考文献 特開 昭62−214051(JP,A) 特公 昭64−6982(JP,B2) 特公 昭37−15705(JP,B2)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軌条の近傍に設置され前記軌条が敷設され
    る基台と、 この基台上であって上記軌条に近接して配置され上記軌
    条に直交する方向に移動可能な歯止器台と、 上記基台上に取り付けられ上記歯止器台を移動させる歯
    止器台駆動機構と、 上記歯止器台に取り付けられ前記軌条に平行に移動可能
    に配置されるフレームと、 前記フレームの軌条側に取り付けられ前記歯止器台の軌
    条側への移動により軌条上に選択的に位置せられる歯止
    器と、 上記歯止器台とフレームとの間に介在させ上記歯止器と
    軌条上を移動する車輪との衝突による衝撃を吸収する緩
    衝機構とを具備し、 前記歯止器台駆動機構は、歯止器を軌条上に位置させる
    べく歯止器台を軌条側に移動させたとき、その位置を保
    持する位置保持機構を有することを特徴とする有軌道車
    両用歯止装置。
  2. 【請求項2】軌条に対して平行になるように複数のロッ
    ドをフレームに形成し、各ロッドにスプリングを装着し
    て緩衝機構を構成した請求項1記載の有軌道車両用歯止
    装置。
  3. 【請求項3】歯止器は、基板と、この基板上に着脱可能
    に取り付けられ楔状に形成された歯止部材とから構成さ
    れる請求項1記載の有軌道車両用歯止装置。
  4. 【請求項4】歯止器台、歯止器台駆動機構、歯止器、緩
    衝機構を、それぞれ一対づつ設け、軌条上の車輪に対し
    て両側から歯止できる構造とした請求項1記載の有軌道
    車両用歯止装置。
JP1989034248U 1989-03-28 1989-03-28 有軌道車両用歯止装置 Expired - Lifetime JPH0645412Y2 (ja)

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JPH08216882A (ja) * 1995-02-17 1996-08-27 Maeda Corp 過走車両停止装置

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