JPH064538U - 床吹出しグリル - Google Patents

床吹出しグリル

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JPH064538U
JPH064538U JP4349092U JP4349092U JPH064538U JP H064538 U JPH064538 U JP H064538U JP 4349092 U JP4349092 U JP 4349092U JP 4349092 U JP4349092 U JP 4349092U JP H064538 U JPH064538 U JP H064538U
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JP
Japan
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grill
cylinder
air volume
adjusted
air
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JP4349092U
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Inventor
学 近澤
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松下精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンダーフロア空調方式に用いるグリルにお
いて、風量の調節機構をグリルに持ち、風量の調節がグ
リル上面から容易にでき、風量の調節具合いもグリル上
面から確認できる吹出しグリルを提供することを目的と
する。 【構成】 底部を有する筒の下側面に吸気用の開口を複
数備え、前記筒の上面に脱着自在な吹出しグリルを備
え、前記吸気用の開口上端と前記吹出しグリルとの間に
風量調節用の２枚の板を上下に重なる様に備え、下側の
板は筒の内径よりやや小さい円盤状で複数のスリットを
有し、前記筒の内側に設けられた脚に乗せる構造とし、
上側の板は下側の板のスリットを覆う形状をし、前記吹
出しグリル中央部に設けた回動自在のつまみと軸を介し
て接続されており、吹出しグリルの上面から容易に風量
を調節でき、吹出しグリル表面に施された表示により風
量の調節具合いも確認できるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は建物の空調に関しアンダーフロア空調方式に用いられる吹出しグリル に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
アンダーフロア空調方式は、図５に示すように二重床１０１の空間をサプライ ダクトとして利用し、エアハンドリングユニット１０２等の空調機で空気を押し 込むことで床下の空気の圧力を高くし、空調された風を床面に配設された吹出し グリル１０３を通して吹き出すことで空調を行っている。
【０００３】 従来この種の吹出しグリルは図のような構成が一般的であった。 以下その構成について図を参照しながら説明する。
【０００４】 図６に示すように脱着自在の吹出しグリル１０４を上面に設け、前記吹出しグ リル１０４を囲うように複数のスリット１０５を持つ筒を２重に備えていた。そ して、風量を調節する際は前記吹出しグリル１０４をはずし、内側の筒１０６も しくは外側の筒１０６を回すことでスリット１０５の開口面積を変化させ風量の 調節を行っていた。
【０００５】 もしくは図７に示すように吹出しグリル１０８の下側に上下に移動する底部１ ０９を持ち、前記底部１０９は前記吹出しグリル１０８中央部のつまみ１１０と 軸１１１を介して接続されており、前記つまみ１１０をまわすことで底部１０９ が上下に移動し、前記吹出しグリル１０８と前記底部１０９との側面の開口面積 を変化させることで風量の調節を行っていた。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の吹出しグリルでは、吹出しグリルをはずさないと風量調節が 出来なかったり、風量調節をするためにはつまみを何回も回さなければならず、 風量の調節具合いも容易に確認できないという問題があった。
【０００７】 本考案は上記課題を解決するもので、容易に風量の調節ができ、かつ風量の調 節具合いが容易に確認できる構造をもつ吹出しグリルを提供することを目的とす るものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために底部を有する筒の下側面に吸気用の開口を 複数備え、前記筒の上面に脱着自在な吹出しグリルを備え、前記吸気用の開口上 端と前記吹出しグリルとの間に風量調節用の２枚の板を上下に重なる様に備え、 下側の板は筒の内径より小さい円盤状で複数のスリットを有し、前記筒の内側に 設けられた脚に乗せる構造とし、上側の板は下側の板のスリットを覆う形状をし 、前記吹出しグリル中央部に設けた回動自在のつまみと軸を介して接続され、吹 出しグリルの上面から風量を調節できる構成としたものである。
【０００９】
【作用】
本考案は上記した構成により吹出しグリル上面から容易に風量の調節ができ、 かつ風量の調節具合いも確認できるものである。
【００１０】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図１〜４を参照しながら説明する。
【００１１】 図に示すように吹出しグリル１は中央部に回動自在のつまみ２を備え、絞りプ レート３と前記つまみ２は軸４を介して接続されており、前記つまみ２を回動さ せると同じように絞りプレート３も回動する。
【００１２】 グリル枠５の下側には底部を持つ筒６を備え前記筒部の下側面には吸気用の開 口９を複数個設けてある。中板７は前記筒部よりやや小さい円盤状のもので、前 記絞りプレートの形状とほぼ同形状の開口１０を持ち、前記筒の６内側面には前 記中板７を乗せる脚８をもつ。
【００１３】 前記中板７は前記吸気用の開口９上端よりやや上部に位置し、前記吹出しグリ ル１を前記グリル枠５に納めた際、絞りプレート３の下面が中板７の上面と接し 、かつ中板７の開口を全開から全閉まで調節できるよう絞りプレート３の軸４へ の取付高さ及び角度を決める。
【００１４】 上記構成により、吹出しグリル中央部のつまみを回すことで絞りプレートが回 り、中板の開口を全開から全閉へと変化させ、風量の調節ができる。
【００１５】 また、吹出しグリルの上面から風量の調節具合いを確認できるように、例えば 開、閉のように表示１１を施す。
【００１６】
【考案の効果】
以上の実施例から明らかなように、本考案によれば風量の調節を吹出しグリル 上面から容易にでき、かつ風量の調節具合いも容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例の吹出しグリルの上方斜視図
【図２】同分解斜視図
【図３】同側面図
【図４】同上面図
【図５】アンダーフロア空調システムの概要図
【図６】従来の吹出しグリルの分解斜視図
【図７】同他の吹出しグリルの分解斜視図
【符号の説明】
１ 吹出しグリル ２ つまみ ４ 軸 ６ 筒 ８ 脚 ９ 開口 １０ 開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】底部を有する筒の下側面に吸気用の開口を
    複数備え、前記筒の上面に脱着自在な吹出しグリルを備
    え、前記吸気用の開口上端と前記吹出しグリルとの間に
    風量調節用の２枚の板を上下に重なる様に備え、下側の
    板は筒の内径より小さい円盤状で複数のスリットを有
    し、前記筒の内側に設けられた脚に乗せる構造とし、上
    側の板は下側の板のスリットを覆う形状をし、前記吹出
    しグリル中央部に設けた回動自在のつまみと軸を介して
    接続され、吹出しグリルの上面から風量を調節できる構
    成とした床吹出しグリル。
JP1992043490U 1992-06-23 1992-06-23 床吹出しグリル Expired - Lifetime JP2586647Y2 (ja)

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JPH064538U true JPH064538U (ja) 1994-01-21
JP2586647Y2 JP2586647Y2 (ja) 1998-12-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105318433A (zh) * 2015-11-10 2016-02-10 珠海格力电器股份有限公司 出风结构及具有其的空调器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0244637U (ja) * 1988-09-22 1990-03-27
JP3010149U (ja) * 1994-03-18 1995-04-25 株式会社北原製作所 再回転防止スタータースイッチ

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CN105318433B (zh) * 2015-11-10 2019-03-29 珠海格力电器股份有限公司 出风结构及具有其的空调器

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JP2586647Y2 (ja) 1998-12-09

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