JPH0644783B2 - アプリケーションプロセッサマイクロプロセッサ(apm)及び当該apmを有するネットワーク - Google Patents

アプリケーションプロセッサマイクロプロセッサ(apm)及び当該apmを有するネットワーク

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JPH0644783B2
JPH0644783B2 JP1043417A JP4341789A JPH0644783B2 JP H0644783 B2 JPH0644783 B2 JP H0644783B2 JP 1043417 A JP1043417 A JP 1043417A JP 4341789 A JP4341789 A JP 4341789A JP H0644783 B2 JPH0644783 B2 JP H0644783B2
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    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • G06F15/163Interprocessor communication
    • G06F15/17Interprocessor communication using an input/output type connection, e.g. channel, I/O port
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/26Arrangements for supervision, monitoring or testing with means for applying test signals or for measuring
    • H04M3/28Automatic routine testing ; Fault testing; Installation testing; Test methods, test equipment or test arrangements therefor
    • H04M3/30Automatic routine testing ; Fault testing; Installation testing; Test methods, test equipment or test arrangements therefor for subscriber's lines, for the local loop

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数個の遠隔クラフトアクセス(Craft Acce
ss)端末をクラフトアクセスシステム中の中央データベ
ースに対して直接インターフェースするための技術に関
する。
[従来技術の説明] 電話回線等の装置を、欠陥部位の検索あるいは保守のた
め、あるいは統計的な情報を得るために試験するために
は、3つの基本的な機能、すなわち、アクセス、テス
ト、通信、が必要とされる。当該3基本機能は、あらゆ
る手動あるいは自動試験システムにおいても容易に識別
されうる。例えば、各々のシステムにおいて、テストさ
るべき一群の装置の制御を得、それを接続し、かつ、適
切なテスト動作を指示するための機構が存在する。さら
に、所定のテスト動作を開始し、協調させ、その結果を
解析のために収集するように、試験要員あるいは装置の
インターフェース間に双方向通信経路が存在しなければ
ならない。しばしば、自動化された中央コントローラ
は、テストパターンを決定し、解釈アルゴリズムにより
結果を解析する。
この種の、コンピュータに基づいたシステムの一例が、
オー・ビー・ディル(O.B.Dale)による“回線試験に関
する、自動化された修復サービス機構の発達”(加入者
回線及びサービスに関する国際シンポジウム会議録、19
78年 3月20−24日、ジョージア州アトランタ、第64−68
頁)という表題の論文に記載されている。当該論文に記
載されているように、自動化修復サービス機構(ARS
B)内に、修理手続きの間の当該機構要員からの要求に
応じるのと同様、加入者がコンタクトしている時刻にお
いてもテストを行ない、テスト結果を自動的に分析する
簡便な方法が存在する。このことに関しては、さらに、
エイチ・ラビン(H.Rubin)に発光された1985年 9月 3
日付の米国特許第4,539,652 号及びアール・エル・マー
チン(R.L.Martin)による“修復サービス機構の自動
化” (第2回加入者回線及びサービスに関する国際シンポジ
ウム、1976年 5月 3− 7日、第39−43頁)という表題の
論文を参照。
しかしながら、この種の修復サービス機構(RSB)に
関しては、現場の作業員は、トラブルリポートを訂正す
るための情報を得るため、あるいはテストの実行を要求
するために、RSB側要員にコンタクトし、その後、要
求された情報あるいはテスト結果がRSB側要員によっ
て、例えば、電話回線を通じて当該作業員当てに返信さ
れる。
アール・エイ・ロイド(R.A.Lloyd)らに発行された198
3年 8月30日付の米国特許第4,402,055 号に記載されて
いるもののような、コンピュータ制御のテストシステム
も知られている。この種のシステムにおいては、自動テ
ストシステムが、実行さるべきシステムを規定するプロ
グラムを受付ける汎用中央デジタルプロセッサによって
制御される。各々プログラマブルインターフェースプロ
セッサ及びテスト装置を有する、複数個の相互交換可能
なテストデバイスが接続されており、IEEE−488 汎用イ
ンターフェースバス(GPIB)等のデータバスを通じ
て中央デジタルプロセッサとの通信を行なう。さらに、
交換マトリックスが接続されていた中央プロセッサから
の交換コマンドを受信し、テスト装置の入/出力回線を
テストさるべきシステムに接続する。
広帯域制御ネットワークは、ジェイ・スケリー(J.Skel
ly)らによる“広帯域加速器制御ネットワーク”(アイ
・トリプル・イー・トランザクションズ・オン・ニュー
クリアー・サイエンス)(IEEE Transactions On Nuclea
r Science)第 NS −30巻第 4号第2155−2157頁(1983年
8月)という表題の論文に記載されている。当該論文の
第1図に示されているように、当該ネットワークは、当
該ネットワークの全てのサイトをリンクしている二重同
軸ケーブル、受動型方向性結合器、ベースバンド信号を
広帯域ネットワークへ変調して印加し、デジタル制御チ
ャネル(DCC)に対するハンドラの機能を果たすコミ
ュニケーションボックス(CB)、CBを制御チャネル
上の端末局に対してリンクしているGPIBバス、及び
DCC上の通信プロトコルをサポートしている端末局を
有している。
シー・エイ・コルデイロ(C.A.Cordeiro)らによる米国
特許第4,680,788 号は、遠隔端末が、モデムによって、
電話回線を通じて、ローカル中央プロセッサユニット
(CPU)及び交換器アセンブリに接続されているロー
カルコンソールを有するローカルシステムをアクセスす
ることを可能とする、マイクロプロセッサに基づいた制
御及び交換デバイスを記載している。当該デバイスにス
トアされた種々のファームウエアコマンド(そのうちの
あるものは、ローカルコンソールあるいは遠隔端末によ
って与えられる)が、数多くの相異った動作モードを与
え、当該数多くのモードが、CPUがロックアウトして
いてローカルコンワール及び遠隔端末が互いに直接通信
するようなカンバセーションモードを有している。
従来技術において残存している問題点は、次のようなネ
ットワークを提供することである。すなわち、クラフト
アクセスシステムのようなネットワークにおいて、例え
ば、修復サービス機構やその要員のような中央サポート
機構を中央データベースにアクセスさせて情報を遠隔端
末デバイス及び当該データベース間で双方向的に中継さ
せるための前記中央サポート機構とのインターフェース
をとることなしに、加入者側における多くの遠隔端末デ
バイスが前記中央データベースと直接通信可能にするこ
とである。
[発明の概要] 従来技術に係る前述の問題点は、本発明に従って解決さ
れる。本発明は、クラフトアクセスターミナル(CA
T)のような複数個の遠隔端末デバイスを、例えば、ク
ラフトアクセスシステム(CAS)におけるオペレーシ
ョナルサポートシステム(OSS)データベースに直接
インターフェースする技法に関する。
より詳細に述べれば、本発明は、修復サービス機構ある
いは当該機構要員と(それを要求する場合以外は)コン
タクトすることなしに、遠隔端末デバイスが直接OSS
中央データベースをアクセスして情報を得、かつ/ある
いはテストを実行することを可能とする、アプリケーシ
ョンプロセッサマイクロコンピュータ(APM)モジュ
ールに関する。各々のAPMは、所定の数の個別の遠隔
端末デバイスに対して選択的に割当てられることが可能
であり、各々のAPMはその関連する、呼び出された遠
隔端末デバイスが、OSSデータベースから受信した要
求情報に対応して直接OSSデータベースをアクセスす
ることを可能にしている。
さらに、本発明に係るAPMは、APMネットワークを
形成している複数個のAPMのうちの他のAPMと標準
IEEE−488 汎用インターフェースバス(GPIB)を通
じて、あるいは、当該GPIB上のメッセージのスケジ
ューリングを制御するように割当てられたAPMと、高
速データ及び制御メッセージを相互に交換するように配
置されている。当該APMネットワークは、各々のAP
Mに選択的に関連しており、OSSデータベースに直接
接続されることが不可能な遠隔端末デバイスが、GPI
B及び、1つあるいは複数の、OSSデータベースに対
する直接アクセスが可能なAPMを通じて、OSSデー
タベースをアクセスすることを許可している。
複数個のAPMがGPIBに対して接続されている場
合、GPIBを利用できないAPMに関する通信試行の
問題を処理するために、“ノーリスナ”機構が用意され
うることが望ましい。この種の機構においては、送信側
APMには、送信先APMが当該高速データメッセージ
伝送を利用できないことが知らせられ、当該GPIBを
利用できないAPMが存在していることを示す何らかの
情報が受信されるまで当該APMに対する無用なメッセ
ージ伝送試行を回避する。
[実施例の説明] 本明細書においては、より好ましい具体例であるクラフ
トアクセスシステム(CAS)に関連して記述される
が、本発明に係る概念は他のデータベースあるいは通信
システムにおいても用いられうることに留意されたい。
本発明の利点は、(1) 1以上の遠隔クラフトアクセス端
末(CAT)、(2) データベース及び関連したCAS管
理コンピュータ、及び(3) その他の標準IEEE−488 バス
インターフェース(GPIB)によって接続された対応
するデバイス、と相互接続可能な第1モジュールを有
し、当該対応するモジュール及び関連するCATが修復
サービス機構あるいは当該機構要員と相互作用すること
なしに直接当該データベース及び管理コンピュータをア
クセスすることである。さらに、当該モジュールは、本
発明に従って、当該モジュール間で、高速制御及びメッ
セージ信号の双方を通過させるためにGPIBが用いら
れることを許可するように設計されている。
第1図は、本発明に係る、アプリケーションプロセッサ
マイクロコンピュータ(APM)モジュール11及び当
該APMのCAS10の構成例を示したブロック図であ
る。
さらに、第1図は、CAS10が、本発明に従って、2つ
以上のAPMモジュール、すなわち11〜11までのK
個のAPM、を集積することにより、選択的に拡張され
うることを示している。2つ以上のAPMがCAS10に
集積された場合には、存在しているAPMは、当該AP
Mの第1端において、第1及び第2汎用インターフェー
スバス(GPIB)12及び12によって相互に接続さ
れている。
さらに、1つあるいは複数のAPM11〜11は、当該
APMの第2端において、オプションであるところのス
イッチネットワークインターフェース(SNI)13に接
続されていて、N個(N>K)のクラフトアクセス端末
(CAT)が1以上のAPMに相互に接続できることが
望ましい。
第1図に示されているように、SNI13は、L本(例え
ばL=5)の個別の回線27によって、存在しているAP
Mの各々に対して接続されており、通話の開始に際し
て、K個の存在しているAPMのいずれかへの使用可能
な回線を検索する通話ディレクタとして効果的に機能す
る。あるいは、当該CATが、入力回線27の1つに割
当てられた番号を用いて、特定のAPMへ直接ダイアル
することによって、当該APMに対するアクセスを行な
う、ということに留意されたい。さらに、K個の存在す
るAPMのうちの少なくとも1つ(例えばAPM111 )
が当該APMの第2端において、通信基幹回線(トラン
ク:trunk)14によって、例えば、(1) クラフトアクセ
スシステム(CAS)10のデータベース等のオペレーシ
ョンサポートシステム(OSS)15と、(2) CAS10の
配置及びステータスをストアし管理する管理コンピュー
タ16と、に接続されている。管理コンピュータ16は、例
えば、CATによる当該システムに対するアクセスを遮
蔽することによってシステムの保全をはかるように機能
し、APMに電源が投入された場合に当該APM内のプ
ログラムの初期化を行ない、CAT通話が中断された場
合にAPM内のファイルを復帰する等の、その他のシス
テム機能を実行することが望ましい。さらに詳細に述べ
れば、APM11のオペレーティングシステム及び管理コ
ンピュータ16からのダウンロードをサポートするのに必
要な通信プログラムはAPM内に固定的にストアされて
いるが、APM11に対して完全な通信アプリケーション
プログラムを提供するその他の通信プログラムは、当該
APM内に固定的にストアされておらず、管理コンピュ
ータ16から当該APMのメモリモジュールにダウンロー
ドされる。さらに、APM11によって管轄されているC
ATからの通話が突然切れたり、当該通話によって用い
られている回線がテストされる必要があり、かつ当該通
話が終了していない場合には、当該通話状態が当該通話
を管轄しているAPMからアップロードされて管理コン
ピュータ16にストアされる。当該通話が回復された場合
には、当該通話に対する継続情報が当該APM11にダウ
ンロードされて当該通話が継続される。
各々のAPMは、第1図のAPM11と同様に、汎用デ
ータ伝送(GDT)モジュール18と呼称される第1セク
ション、及びクラフトアクセスに対するアプリケーショ
ンインターフェースモジュール(AIM/CA)19に呼
称される第2セクションを有している。
GDTモジュール18は、基本的には、マイクロプロセッ
シング手段よりなり、強力なマイクロプロセッシング環
境及び多重データ通信インターフェースとして機能す
る。第1図に示されたGDTモジュール18の構成例にお
いては、5つの主要なサブシステム(モジュール)、す
なわち、プロセスコアモジュール20、メモリモジュール
22;その組合わせによりプロセッサ手段を形成するイン
タープロセッサ通信モジュール24;シリアル通信モジュ
ール26、及び、データ通信インタフェースを形成するダ
イレクトメモリアクセス(DMA)モジュール28、が各
々のGDTを形成している。
プロセッサコアモジュール20は各々のGDTの中核をな
すモジュールであり、計算機能及びアプリケーションプ
ロセッシング及び通信デバイス制御に対して要求される
メモリ管理を実行する。当該プロセッサコアモジュール
の中核となるのは、第2図に示されているように、モト
ローラ(Motorola)社の 68000MPUあるいは 68000M
PUとコンパチブルな他のMPU等の、マイクロプロセ
ッサユニット(MPU)30である。
以下の記述はMC68000 MPUを使用した場合に関する
ものであるが、この 68000MPUあるいはコンパチブル
なMPUは不可欠のものではなく、 68000MPUとコン
パチブルでないMPUも用いられうるが、しかし、以下
に記述されている、対応する最終的な結果を達成するた
めにはAPM11のその他の素子に変更が必要となるこ
と、に留意されたい。
68000 型MPUのアーキテクチャー及び動作に関する詳
細な記述は、1983年4 月付の“MC68000 16ビットマイ
クロプロセッサマニュアル”(モトローラ・セミコンダ
クターズ社)に見出される。アプリケーションプログラ
ミングのための多重プロセッシング環境を実現するため
に、プロセッサコアモジュール20にメモリ管理のための
ハードウエアサポートが含まれていることに留意された
い。
当該具体例においては、モトローラ社のMC68451 メモ
リ管理ユニット(MMU)31が前述のハードウエアサポ
ートを実現し、MPU30の論理アドレスバス32上に存在
する。MMU31は、モトローラセミコンダクターズ社の
“68451 メモリ管理ユニットマニアル”(1983年 4月)
に詳細に記述されている。よって、MPU及びMMUの
組合せは、回路33内のトランシーバ及びラッチ、及び、
第1図に示されたGDTバス21の一部を形成しているプ
ロセッサアドレス制御及びデータバスによってその他の
モジュールと通信する単一のユニットとして見なすこと
が可能である。
その他のシステムコンポーネントにクロック信号を供給
するシステムクロック/タイミング回路(図示せず)等
の公知の個別回路がプロセッサコアモジュール20に一般
的に含まれていることに留意されたい。
さらに、当該具体例における68000 システムのデバイス
間での全てのデータ転送は非同期であるために、各々の
周辺デバイスが、データを送出あるいは受信する際に
は、データ伝送アクノレッジ(DTACK)信号を生成
する必要があることが知られており、通常、68000 コン
パチブルな周辺デバイスは全て当該信号を内部で生成す
る。
メモリモジュール22内に位置するEPROM及びEER
OM、及びICM24内のGPIBコントローラ等の 680
00ファミリーでないデバイスに対しては、DTACK生
成回路が備えられなければならない。プロセッサコアモ
ジュール20における、図示されていないもう一つの個別
デバイスは、4組の汎用タイマ、8組の単一ビット設定
可能入力/出力(I/O)ポート、及びAIM/CA19
に対するシリアルコマンドインターフェースを行なうた
めの汎用同期/非同期レシーバ/トランスミッタ(US
ART)の機能を合わせ持つモトローラ社 68901MFP
等の多機能周辺装置である。
2個のインタープロセッサバスコントローラが 68000コ
ンパチブルデバイスでない場合には、前記I/Oポート
のうちの2組が当該2個のインタープロセッサバスコン
トローラからの割込み入力として割当てられ、さらに2
組のI/Oポートが当該インタープロセッサバスコント
ローラを設定するための出力ポートとして用いられる。
MFPの内部アーキテクチャーの詳細についての議論
は、1982年12月付の、ユナイテッドテクノロジーモステ
ック社(United Technologies Mostek)による、“MK
68901 多機能周辺装置”に見出される。
メモリモジュール22は、各々のAPM11に対し広大か
つ多様なメモリ資源を供給し、より好ましい具体例にお
いては、プロセッサコアモジュール20に関連したGDT
バス21の一部を形成している物理的アドレスバス上に位
置している、 (1) ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRA
M)、(2) 消去可能プログラマブルリードオンリーメモ
リ(EPROM)、及び、(3) 電気的消去可能リードオ
ンリーメモリー(EEROM)の3つの主要な型の集合
体である。
DRAMは、例えば、発生したデータ変更をストアする
ための主記憶素子である;EPROMは、例えば、初期
化ルーチン及び変化しないプログラムをストアするため
に用いられる;そして、EEROMは、電源の中断によ
って失われない、ある種の“実時間変更可能”メモリと
して機能する。
このような揮発性及び不揮発性メモリ型式の組合せによ
り、(1) 残存することになる情報の保存、及び(2) 電源
切断/電源投入あるいは既に概説したような回線切断/
回線接続動作等の間にダウンロードされる必要がある情
報のストア、に対するフレキシビリティが得られる。
インタープロセッサ通信モジュール(ICM)24は、本
発明に従って、二重GPIB伝送において実現された二
重高速バス12及び12を用いて、関連しているAPM
とその他の存在しているAPM11との相互接続を行なっ
ている。従来技術においては、GPIBが一般的に用い
られ、低速データ伝送としてのみ受け入れられてきた。
本発明は、当該技術を拡張し、各々のGPIBチャネル
で高速データ及びメッセージの双方を伝送することを可
能とする技法の導出を包含している。
当該GPIBチャネルは、各々、例えば0.5Mバイトの転
送速度を可能としている。ICM24の主要部の基本構造
は第3図に示されており、各々、GPIBトランシーバ
37及び37によってGPIB−A及びGPIB−Bバ
ス12及び12をアクセスする第1GPIBコントロー
ラ及び第2GPIBコントローラ36を有している。GP
IBコントローラ35及び36は、関連しているGPIBバ
スをアクセスするために、クラフトアクセスオペレーテ
ィングを実現しているプログラムによって規定されてい
るように、送話(トーカ)/受話(リスナ)/制御(コ
ントローラ)(T/L/C)機能を実行する。ICM24
は、例えば、テキサスインスツルメント社(Texas Inst
rument)(TI)製の9914AT/L/C回路チップをG
PIBコントローラ35及び36とし、TI社のトランシー
バをGPIBインターフェース37及び37として実現
される。GPIBT/L/C回路35及び36は一般にはM
C68000 とコンパチブルなデバイスではないため、GP
IBインタラプトは、前述の、プロセッサコアモジュー
ル20の一部を形成しているMFPによって処理される。
プロセッサコアモジュール20のDTACK生成回路によ
って生成されるDTACK信号が当該GPIB周辺装置
に対して必要とされる。GPIB12及び12が広帯域
であるために、専用のDMAチャネルがGPIBコント
ローラ35及び35の各々に対して、個別のDMAコントロ
ーラ38及び39を通じて割当てられている。DMAコント
ローラ38及び39のブロックには、各々1つのDMAコン
トローラが含まれることに留意されたい。各々のDMA
コントローラはICM24とGDTバス21との間のデータ
の送出及び受信に用いられる。GPIBトランシーバ37
及び37は、MC75160 及びMC75162バストランシ
ーバよりなる。GPIB12A及び12Bは、公知のIEEE−48
8 バスであり、本発明に係るCAS10において、(1) メ
ッセージ等のデータ、及び、(2) (a) サービスリクエス
ト、及び(b) トーカあるいはリスナアドレスあるいはリ
モートイネーブル信号等の制御信号、の伝送に用いられ
る個別のリード線を有している。
シリアル通信モジュール(SCM)26は、当該モジュー
ル自体とAIM/CA19との間の複数個、例えば、6
組、のシリアルデータインターフェースとして機能す
る。6組のデータインターフェース機能を有するSCM
26は、例えば、第4図において6組のデータポート40
〜40として示されている6組のプログラマブル通信イ
ンターフェースとして機能する、3個の二重チャネルシ
リアルI/Oポート(SIO)モトローラ社68564 によ
って実現されうる。例えば、データポート40は同期96
00ボー(baud)で動作するように設定され、データポー
ト40〜40は非同期1200ボーで動作するように設定さ
れる。当該データ伝送速度の範囲を達成するために、割
込みあるいはDMAサポートがポート・バイ・ポート方
式により、割当てられる。
より詳細に述べれば、第4図に示すように、当該具体例
における6組のポートを有するSCM26に対する各々の
データポート401 〜406 はGDTバス21とインターフェ
ースするために、データ送出用及びデータ受信用よりな
る2組の専用DMAチャネルを有し、当該DMAチャネ
ルの各々がDMAコントローラ41及び42を必要とし、各
々汎用同期/非同期レシーバ/トランスミッタ(USA
RT)43で終端されている。AIM/CA19へ又はAI
M/CAI9から典型例である6チャネルの任意チャネ
ルにおける送受信を可能にするために、USART43は
シフトレジスタでありうることに留意されたい。よっ
て、全2重通信がサポートされうる。伝送速度がDMA
サポートを必要としない場合には、割込みサービスが選
択されうる。データ、クロック及びインターフェース制
御線はSIOによって供給され、AIM/CA19に対し
て伝送されるインターフェース信号を生成している。
ダイレクトメモリアクセス(DMA)モジュール28は、
必要に応じて用いられうる広帯域データ伝送資源として
機能する。高速I/Oアプリケーションをサポートする
ために、各々のAPM11を通じてデータを伝送する効率
的な方法が要求され、その機能は関連したDMAハード
ウエアによって与えられる。
例えば、第3図のDMAコントローラ38及び39は、バス
12及び12を通じてインタープロセッサ通信を実現す
るために、GPIBデバイスに対して専用DAMチャネ
ルを提供している。
さらに、前述のSCM26における6組のシリアル通信イ
ンターフェースに対しても専用のDMAチャネルが与え
られている。よって、当該具体例においては、2組のイ
ンタープロセッサチャネル及び6組のシリアル通信チャ
ネルをサポートするために総計14個のDMAコントロー
ラが必要とされる。日立製の4チャネルDMAコントロ
ーラ68450 を用いるとすれば、当該デバイスが4個必要
となる。
各々のデバイスは、当該システムのバス占有を要求する
こと、かつ実際に占有することが可能でなければならな
い。DMAコントローラがバスを占有している場合に
は、当該コントローラは、関連している周辺装置とメモ
リモジュール22との間でデータを転送することが可能と
なる。複数個のDMAコントローラからのリクエストを
裁定(arbitrate)するために、MC68452 バス裁定(Arb
itration)モジュール(BAM)29が用いられて、優先
順位固定裁定が実現される。例えば、最高優先順位は、
通信基幹回線14に対して用いられる。
さらに、(1) 割込み裁定がなされることが望ましい、
(2) 第2図の回路33のような、トランスペアレントなラ
ッチ/データバストランシーバが、68000 MPUバス構
造に対してDMAコントローラをインターフェースする
ために必要とされる、及び(3) 8−3ラインエンコーダ
がDMAコントローラに対するステータス情報を処理す
るために備えられる、ことが望ましい。DMAモジュー
ル28に用いられる素子についての詳細な記述は、“HD
68450 ダイレクトメモリアクセスコントローラ”((株)
日立製作所、1984年 2月)及び“MC68452 バス裁定モ
ジュール”(モトローラセミコンダクターズ、1982年 8
月)に見出される。
AIM/CA19は、クラフトアクセスターミナルに対し
てスイッチト・ネットワークポートを、及び、OSS15
及び管理コンピュータ16への通信ネットワークに対して
基幹回線インターフェースを、それぞれ提供するマイク
ロコントローラであり、基本的にGDT18をクラフトア
クセスシステム10へアクセスするように構成する。前述
の構成においては、AIM/CA19は、SCM26からの
6チャネルシリアルデータ及び関連した制御信号を受取
り、例えば、SNI13へ接続される5組の300 /1200ボ
ー・スイッチト・ネットワークデータインターフェース
及び通信基幹回線14へ接続される単一のEIA RS23
2CコンパチブルDTEインターフェースとして機能す
る。
第4図には、さらに、各々のチャネルがSCM26内の対
応するポート40に接続されている、6チャネルのポー
ト44〜44を有するAIM/CA19のブロック図が示
されている。
より詳細に述べれば、チャネルポート44は、(1) 当該
チャネルポート自体とSCM26の対応するチャネルポー
ト40との間の各方向の伝送用の、個別のRS 232C信
号コンバータ45及び46、及び、(2) 通信基幹回線14に関
するコネクタ47、を有している。チャネルポート44
44は、各々、対応するチャネルポート40〜40に接
続されたモジュール48、及び2線−4線変換及びその逆
を実現する電話インターフェース49を有している。
通信基幹回線14は、例えばデータキット(商標)ネット
ワークと共に用いられる基幹回線等のあらゆる適切な形
態のもののいずれもよく、AMP11がアクセスするこ
とが可能な、当該データネットワークに、関連した管理
コンピュータ16と共に接続された2個以上のOSS15が
存在しうることに留意されたい。
さらに、2個以上のAMP11か、1個以上のOSS15及
び管理コンピュータ16を有するデータキットネットワー
クに個別の基幹回線14によって接続されている構成にお
いては、全てのAPM11は、当該APMが接続されてい
る同一データキットネットワーク及び適切なOSS15及
び管理コンピュータ16へのアクセスが可能である。
あるいは、第5図に示されているように、前述のように
構成されたAPM11(当該具体例においてはAPM11
〜11)が、各々関連する基幹回線14及び14によっ
て、それぞれ、1個以上のOSS15及び管理コンピュー
タ16を有する、相異なったデータキットネットワーク50
及び50に接続される。関連したネットワーク50
び50に対するアクセスが可能であることにより、AP
M11あるいは11は、それぞれ1個以上のOSS151A
〜15MAあるいは151B〜15MB、及び、ネットワーク50A
び50Bに関連した対応する管理コンピュータ16及び16
に対してアクセスすることが可能となる。
第5図におけるネットワーク50及び50に対する、対
応したOSS15の各々は、双方のデータキットネットワ
ークに接続されており、それゆえ、APM11及び11
の双方からアクセスされうるOSSと同一のOSSより
なることに、さらに留意されたい。
クラフトアクセスターミナルは図示されてはいないが基
本的には、例えば、クリップによって電話回線に接続さ
れて、データ及び/あるいは音声信号を送信/受信する
ために用いられるハンドヘルド端末等によりなる。この
点に関しては、例えばアール・イー・モーレー(R.E.Mo
rley)らによる1977年 1月25日付の米国特許第4,005,38
8 号あるいは、1985年 3月15日にジー・チョー(G.Ch
o)らによって出願された意匠出願第712,408 号を参照
のこと。
従来技術に係るGPIB12Aあるいは12は、装置のア
クセスのみを指向して設計されたものであって、APM
11〜11等の回路基板間のメッセージ伝送を指向した
ものではなかった。本発明は、各々のAPMが、クラフ
トアクセスシステムにおいて、関連したCATからのメ
ッセージが直接OSS15をアクセスするように構成され
ることを可能とするのみならず、複数個のAPM11間で
新たな高速データ速度メッセージ及び制御伝送を可能と
し、それによって、当該APM及び関連するCATが、
OSS15に直接に接続されうるAPMを通じて、全ての
APMがそのように構成されてはいない場合においても
直接当該OSS15をアクセスすることが可能となる。
前述の動作を可能とするソフトウエアは、以下、クラフ
トアクセスオペレーションシステム(CAOS)と呼称
され、CAS10のAPM11間のGPIB12によるメッセ
ージ伝送を可能とするために、前記メモリモジュール22
の固定メモリにストアされる。以下、“GPIBドライ
バ”プログラムは、関連するICM24内のGPIBコン
トローラ35及び36を制御するソフトウエアの一部である
と仮定する。GPIBコントローラ35及び36のT/L/
C機能は当該GPIBドライバプログラム中に存在し、
一般的には、一部メモリモジュール22内の不揮発性メモ
リ内に含有される。
さらに、以下、“一般プロセッサ伝送保証(GPT
A)”という術語は、アプリケーション装置からのメッ
セージを受信するプログラムを指し示すことにする。当
該メッセージは、特定の目的、例えば、GPIB12のう
ちの特定の1つを通じて制御あるいは情報メッセージを
送出するために指定されたキュー内にストアされる。以
下に記述されるように、本発明に係る構成は、従来技術
においては見出されない、情報及び動的メッセージ経路
設定/通過に関する新たな水準を導入する。
以下、CAS10の動作の議論のために、CAS10が2個
のAPM、すなわち、第1図に示されたAPM11及び
11のみを有していると仮定する。クラフトアクセスタ
ーミナルがCAS10への通話を開始すると、SIN13に
よって、当該通話に対して存在しているAPMのうちの
1個、例えばAPM11、への未使用の回線が設定され
る。APM11は当該通話を初期化するためのアプリケ
ーションプログラムを起動する。
より詳細に述べれば、APM11内のプロセッサコアモ
ジュール20が第6図に示されているようにブロック60に
示されたアプリケーションプログラムを起動し、CAO
Sプログラムの“GPTAメッセージ”用キューの末部
に“送出”オーダを書き込む。ブロック61に示されてい
るように、CAOSプログラムがCAOSGPTAメッ
セージ用キューをアクセスする場合には、CAOSは、
あるGATがCAS10をアクセスすることを要求してい
る旨を示す“送出”メッセージを見出し、CAOSがG
PTAプログラムを起動する。GPTAプログラムは、
ブロック62に示されているように、適切な“送出”メッ
セージを、(1) GPIB12及び12のうちの所定の1
つ(例えば、GPIB12)の適切なアドレス、及び
(2) 送出さるべき制御あるいは情報メッセージ、と組合
わせ、当該“送出”メッセージをGPIBドライバ送出
キューに書き込む。ブロック63において、CAOSプロ
グラムがGPIBドライバ送出キューに記入すると、C
AOSは、IPC24にGPIB12をアクセスさせ、当
該キューにストアされたメッセージを指定されたGPI
B、すなわちGPIB−A12、を通じてAPM11あて
に送出させる。より詳細に述べれば、APM11内のI
PC24は、まずGPIB12のアクセスを実行し、次
に、GPIB12の“制御”セクションを通じて“リス
ナアドレス”(APM11)に対する“サービス要求”
を行なう。APM11のGPIBコントローラ35は、A
PM11からのサービス要求を記録し、その他のこの種
の要求と共に自らのキューに書き込む。APM11から
のサービス要求がAPM11のGPIBコントローラに
よってスケジュールされると、APM111 のリスナ機能
が起動される。続いて、APM11のGPIBコントロ
ーラ35によってAPM11のIPC24のトーカ機能が起
動される。その後、APM11のGPIBコントローラ
35がGPIB12の制御を解放し、そのことによってA
PM11がGPIB12を通じてメッセージをAPM11
あてに送出することが可能となる。APM11がAP
M11から情報を受信すると、APM11は、当該情報
を基幹回線14を通じてOSS15あるいはAC16に導く。
続いてOSS15あるいはAC16が、APM11内の、G
PTA及びCAOSプログラムを用いて、同様の方法に
より、APM11、GPIB12あるいは12、及びA
PM11を通じて、適切な応答メッセージを前記CAT
あてに返送する。APM11は、互いに上述の方法で通信
し、各々の“トーカ”(すなわち送出側APM)はGP
IB12あるいは12の個別の利用要求を行なう。GP
IB12あるいは12の各々のデータセクションは、A
PM間のメッセージを通過させるために用いられ、各々
のGPIBの制御セクションは、(1) サービス要求ある
いは(2) トーカ/リスナアドレスあるいはリモートイネ
ーブル信号、を送出するために用いられる。
本発明に従って、CAS10は可能なK個のAPM11
11の全てを含む必要はないが、各段において1個のA
PMからK個のAPM全てに拡張されうる。管理コンピ
ュータ16は、CAS10にどんな装置が存在しているかを
監視している。各々のAPM11におけるGPIBコント
ローラ35あるいは36はAPM間の伝送を制御している。
CAOSGPIBドライバプログラムは、トーカ/リス
ナ及びマスターAPM機能の双方に対して、通信及び他
のAPMのリスナアドレスのサブミッションを監督して
いる。リスナAPMがマスタAPMによってアドレス設
定されると、当該GPIBドライバプログラムが当該リ
スナAPMをしてメッセージに対する準備を行なわしめ
る。当該リスナAPMにおいては、2種類の結果が生じ
うる:(1) 当該GPIBドライバプログラムはメッセー
ジに対するバッファを有さず、この場合には、当該リス
ナAPMはマスターAPMに対してアクノレッジ信号を
生成しない;及び、(2) バッファが使用可能で、マスタ
ーAPMに対しアクノレッジ信号が生成される。マスタ
ーAPMがリスナAPMよりアクノレッジ信号を受信し
た場合には、その後にトーカAPMがアドレス設定さ
れ、マスターAPMがGPIBの制御を解放し、それに
よってメッセージの送出が許可される。トーカAPMは
GPIB12の制御部分を用いてリスナAPM及びマスタ
ーAPMに対して通話の終了を知らせる。マスターAP
Mによってタイマが用いられて時程通りに完了しないバ
スメッセージ伝送が検出され、マスターAPMは再びバ
スの制御を得て次のメッセージ伝送をスケジュールす
る。タイムアウトの発生は、前記GPIBドライバ−プ
ログラムによって、カート及びリスナAPMにおいて、
各々の対応するGPTAプログラムに対して引渡され
る。この時点より、前記アプリケーションプログラムに
復帰して、管理コンピュータ16に対して指示が送出され
る。完全なメッセージも、同様の方法で伝送先アプリケ
ーションプログラムに対して導かれる。マスターAPM
がリスナに設定されたAPMよりアクノレッジ信号を受
信しない場合には、当該マスターAPMはトーカAPM
に対して“リスナが存在しない”旨及び“トーカAPM
が有するメッセージは送出され得ない旨を知らされる。
その後、当該トーカAPMは意図されたリスナAPMが
利用不能のためにエラーが生じた旨の情報を自身のアプ
リケーションプログムに対して返送する。
GPIBの動作においては、APM11のネットワークの
アプリケーションタスクに対して利用可能なCAOSチ
ャネルは、CAOSが初期化され、当該ネットワークが
起動した時点で初期化される。当該初期化は、GPIB
12に対するマスターAPMのステータスを、例えばA
PM11に、及びGPIB12に対するマスターAPM
のステータスを例えばAPM11に割当てることによ
る、GPIB上のAPMに対する標準的な割当てを実行
するという形態をとりうる。これらのAPMのうちのい
ずれかが備えられていない場合には、当該GPIBドラ
イバプログラムによる、対応するバスに対するサービス
要求はなされず、当該割当ては改定されなければならな
い。当該初期化は、適切な割込み及びマスクが、トーカ
/リスナ及びマスターAPM機能の双方に対してGPI
Bコントローラ35あるいは36と共に用いられることを可
能にすること含んでいる。APM11がマスターAPM
位置にある場合には、当該APM内のGPTAプログラ
ムに対して、当該ホストAPM上のMPUが関連したG
PIBに対してマスターAPM機能も実行しなければな
らない旨を知らせるために、管理メッセージが与えられ
る。マスターAPMが初期化された後、当該APMは関
連するGPIBをクリアして、あらゆる種類のサービス
要求がなされているか否かをチェックする。より詳細に
述べれば、第6図に示されているように、アプリケーシ
ョンタスクプログラムが伝送を行なわなければならない
場合には、当該プログラムは、データメッセージのフォ
ーマットを有するCAOS“送出”メッセージを生成す
る。GPIBドライバプログラムは、どの接続が設定さ
るべきかを決定するために、当該“送出”メッセージフ
ォーマット中のメッセージヘッダを読み出す。送出さる
べきデータメッセージは、送出バッファ−キューの末部
に書き込まれる。次に、マスターAPMあてにサービス
要求がなされ、リスナ、すなわち伝送先のAPMのアド
レスを含む、ストアされたメッセージを用いる、関連す
るGPIBの使用が要求される。マスターAPMは、こ
の種のサービス要求を検出し、いずれのAPMがサービ
ス要求をなしているかを決定するために、ポーリング動
作を実行する。これらの要求はマスターAPMによって
管理されているサービス要求キューに追加される。その
後マスターAPMは、当該キューが空になるまで、当該
キューに書き込まれた要求をスケジュールする。この時
点で、マスターAPMは、未決定要求を再びチェック
し、ポーリング及びスケジューリングプロセスを反復す
る。
APM間のデータメッセージ伝送をスケジュールするた
めに、マスターAPMは以下の段階を実行する。マスタ
ーAPMがスケジュールされたトーカ(送出側)APM
あるいはリスナ(受信側)APMでない場合には、当該
マスターAPMはリスナAPMにリスナアドレスを設定
し、トーカAPMにトーカアドレスを設定する。次にマ
スターAPMはスタンバイ状態に入り、GPIBを解放
して、トーカAPMがGPIB12を通じてデータメッセ
ージの送出を開始することを許可する。マスターAPM
が当該メッセージ伝送に参加する場合には、当該マスタ
ーAPMは自身をトーカあるいはリスナAPMとしてア
ドレス設定する。当該メッセージ伝送の終了は、GPI
B12の制御部分を用いて、リスナAPM及びマスターA
PMの双方で検出される。リスナAPMは当該データメ
ッセージをチャネル受信キューに追加し、マスターAP
MはGPIB12の制御を回復する。マスターAPMが故
障した場合には、ネットワーク中に2組以上のGPIB
12及び12が含まれているために、故障したコントロ
ーラによって関連するGPIB12に対してスケジュール
されていてメッセージが、もう一つのマスターAPM及
び関連したGPIBに対して切換えられうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る、クラフトアクセスシステムに
おけるアプリケーションプロセッサマイクロコンピュー
タ(APM)モジュールのブロック図; 第2図は、第1図のAPMにおけるプロセッサコアモジ
ュールの一部を示したブロック図; 第3図は、第1図のAPMで用いれる、インタープロセ
ッサ通信モジュール(ICM)の一般的配置を示したブ
ロック図; 第4図は、第1図のAPMで用いられる、シリアル通信
モジュール(SCM)及びクラフトアクセス向けアプリ
ケーションインターフェースモジュール(AIM/C
A)のブロック図; 第5図は、2つ以上のデータキットネットワーク及び関
連するオペレーションサポートシステム及び管理コンピ
ュータに接続された第1図のAPMを含有しているネッ
トワークのブロック図;及び 第6図は、APM間のメッセージ交換処理に対する流れ
図の一部及び第1図に従うネットワーク例のブロック図
である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アプリケーションインターフェースモジュ
    ール(AIM)を有するアプリケーションプロセッサマ
    イクロプロセッサ(APM)において、 前記AIMは、(a) 通信基幹回線(トランク)に接続さ
    れて、前記APMから離れたところに位置する所望のデ
    ータベースへの相互接続を可能にする第1の入力/出力
    (I/O)ターミナル;及び、(b) 前記データベース中
    の情報へのアクセスを希望する少なくとも1つの遠隔端
    末デバイスに対する選択的相互接続を行う少なくとも1
    つの第2のI/Oターミナル;を有し、 当該AIMが、さらに、 少なくとも2つの第3のI/Oターミナルと;一般デー
    タ伝送(GDT)モジュールと;を有し、 前記GDTモジュールが、 (a) 当該AIMの少なくとも2つの第3のI/Oターミ
    ナルのうちの対応するものに接続された、少なくとも2
    つの第1のI/Oターミナルと、 (b) 少なくとも1つの標準汎用インターフェースバス
    (GPIB)への直接相互接続を行うための少なくとも
    1つの第2のI/Oターミナルと、 (c) 前記GDTの少なくとも2つの第1のI/Oハター
    ミナル及び少なくとも1つの第2のI/Oターミナルに
    接続され、 前記AIMのうちの1つあるいは少なくとも1つの
    第2のI/Oターミナルのいずれかを介して受信した高
    速データ及び制御メッセージを処理するための、且つ、
    それに応じて、希望するデータベースシステムある
    いは適切な少なくとも1つの前記遠隔端末デバイスに対
    して当該AIMを介して、又は、当該APMが希望する
    データベースシステムに基幹回線を介して接続されてお
    らず、他のAPMが希望するデータベースシステムに基
    幹回線を介して接続されている場合には、前記少なくと
    も1つの第2のI/Oターミナルに関連しているGPI
    Bに接続された前記他のAPMへ前記少なくとも1つの
    第2のI/Oターミナルを介して、伝送される適切な高
    速データ及び制御メッセージを生成するための、プロセ
    ッサ手段と、 を有することを特徴とするAPM。
  2. 【請求項2】前記GDTが、さらに、 前記プロセッサ手段と当該GDTの少なくとも1つの第
    2のI/Oターミナルとの間に設置されたインタープロ
    セッサ通信モジュール(IPC)を有し、 当該IPCが、前記プロセッサ手段と少なくとも1つの
    第2のI/Oターミナルのうちの選択された1つとの間
    の高速データ及びメッセージ伝送を選択的に行うため
    に、少なくとも1つの前記第2のI/Oターミナルのそ
    れぞれに個別のGPIBコントローラを有することを特
    徴とする請求項1記載のAPM。
  3. 【請求項3】前記GDTは、更にシリアル通信モジュー
    ル(SCM)を有し、該SCMが、 前記プロセッサ手段によってパラレルに送信又は受信さ
    れ、前記GDTの少なくとも1つの第1のI/Oターミ
    ナルのうちの1つと関連するデータ及び制御メッセージ
    を前記GDTの少なくとも1つの第1のI/Oターミナ
    ルのうちの関連した1つにおいて選択的に送信又は受信
    されるコンパチブルな対応するシリアルメッセージ及び
    制御信号へ双方向的に変換するための、前記GDTの少
    なくとも1つの前記第1のI/Oターミナルの各々に接
    続された個別の手段を含むことを特徴とする請求項1又
    は2記載のAPM。
  4. 【請求項4】通信システム及びネットワークに関連した
    情報をストアするためのデータベースシステムと; 複数個のアプリケーションプロセッサマイクロプロセッ
    サ(APM)モジュールと;を有し、 各々のAPMは、アプリケーションインターフェースモ
    ジュール(AIM)を有し、該AIMが、 (a) 通信基幹回線に接続されて、希望のデータベースへ
    の相互接続を行う第1の入力/出力(I/O)ターミナ
    ルと;(b) 前記データベース中の情報へのアクセスを希
    望する少なくとも1つの遠隔端末デバイスに対する選択
    的相互接続を行う少なくとも1つの第2のI/Oターミ
    ナルと;を有するネットワークにおいて、少なくとも1
    つの標準汎用インターフェースバス(GPIB)を有
    し;さらに、各々のAPMが(c) 少なくとも2つの第3
    のI/Oターミナルを有し; 各々のAPMが、さらに、一般データ伝送(GDT)モ
    ジュールを有し、 該GDTモジュールが、 (a) 当該AIMの前記少なくとも2つの第3のI/Oタ
    ーミナルのうちの対応するものに接続された少なくとも
    2つの第1のI/Oターミナルと、 (b) 前記GPIBに対して直接相互接続を行うための少
    なくとも1つの第2のI/Oターミナルと、 (c) 前記GDTの少なくとも2つの第1のI/Oターミ
    ナル及び少なくとも1つの第2のI/Oターミナルに接
    続され、 前記AIMのうちの1つあるいは前記GPIBのい
    ずれかを介して受信した高速データ及び制御メッセージ
    を処理するための、かつ、 それに応じて、希望する
    データベースシステムあるいは適切な少なくとも1つの
    前記遠隔端末デバイスに対して当該AIMを介して、又
    は、当該APMが希望するデータベースシステムに基幹
    回線を介して接続されておらず、他のAPMが希望する
    データベースシステムに基幹回線を介して接続されてい
    る場合には、前記GPIBに接続された前記他のAPM
    へ前記GPIBを介して、伝送される適切な高速データ
    及び制御メッセージを生成するための、プロセッサ手段
    と、 を有することを特徴とするAPMを有するネットワー
    ク。
  5. 【請求項5】各々のGDTが、さらに、 前記プロセッサ手段と当該GDTの少なくとも1つの第
    2のI/Oターミナルとの間に設置されたインタープロ
    セッサ通信モジュール(IPC)を有し、 当該IPCが、前記プロセッサ手段と少なくとも1つの
    第2のI/Oターミナルのうちの選択された1つとの間
    の高速データ及びメッセージ伝送を選択的に行うため
    に、少なくとも1つの第2のI/Oターミナルのそれぞ
    れに個別のGPIBコントローラを有することを特徴と
    する請求項4記載のAPMを有するネットワーク。
  6. 【請求項6】各々のGDTは、更にシリアル通信モジュ
    ール(SCM)を有し、該SCMが、 前記プロセッサ手段によってパラレルに送信又は受信さ
    れ、前記GDTの少なくとも1つの第1のI/Oターミ
    ナルのうちの1つと関連するデータ及び制御メッセージ
    を前記GDTの少なくとも1つの前記第1のI/Oター
    ミナルのうちの関連した1つにおいて選択的に送信又は
    受信されるコンパチブルな対応するシリアルメッセージ
    及び制御信号へ双方向的に変換するための、前記GDT
    の前記少なくとも1つの第1のI/Oターミナルの各々
    に接続された個別の手段を有することを特徴とする請求
    項4又は5記載のAPMを有するネットワーク。
  7. 【請求項7】前記ネットワークが、前記データベースを
    選択的にアクセスし得る複数個の遠隔端末デバイスに関
    連しており、さらに、 複数個の遠隔端末デバイスと前記複数個のAPMの各々
    のAIMの少なくとも1つの第2のI/Oターミナルと
    の間に設置され、前記遠隔端末デバイスの任意の1つか
    ら、前記複数個のAPMの1つにおけるAIMの少なく
    とも1つの第2のI/Oターミナルのうちの個別のもの
    への個別の接続を選択的に行い維持する、交換ネットワ
    ークインターフェースを有することを特徴とする請求項
    4記載のAPMを有するネットワーク。
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