JPH0644767A - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0644767A JPH0644767A JP21663392A JP21663392A JPH0644767A JP H0644767 A JPH0644767 A JP H0644767A JP 21663392 A JP21663392 A JP 21663392A JP 21663392 A JP21663392 A JP 21663392A JP H0644767 A JPH0644767 A JP H0644767A
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- Japan
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- carriage
- recording
- head
- magnetic head
- access mechanism
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録再生装置において、磁気ヘッドの位置の
調節を容易に行う。また、磁気ヘッドアクセス機構の記
録再生装置本体への取付けを容易にし、さらに取付け後
の磁気ヘッドの位置の微調整も可能とする。 【構成】 回転する記録媒体にヘッドを当接して記録再
生を行う記録再生装置において、記録媒体を挟さんで情
報を記録再生する2つのヘッドと、ヘッドの一方を固定
しかつ記録媒体のトラック方向へ移動させるためのキャ
リッジと、キャリッジを駆動するボイスコイルモータ
と、キャリッジを案内するガイド部材と、ヘッドの位置
を検出するエンコーダとを設ける。そして、ヘッド、キ
ャリッジ、ボイスコイルモータ、ガイド部材およびエン
コーダを1つの基台に取付ける。該基台を装置本体に取
付ける。
調節を容易に行う。また、磁気ヘッドアクセス機構の記
録再生装置本体への取付けを容易にし、さらに取付け後
の磁気ヘッドの位置の微調整も可能とする。 【構成】 回転する記録媒体にヘッドを当接して記録再
生を行う記録再生装置において、記録媒体を挟さんで情
報を記録再生する2つのヘッドと、ヘッドの一方を固定
しかつ記録媒体のトラック方向へ移動させるためのキャ
リッジと、キャリッジを駆動するボイスコイルモータ
と、キャリッジを案内するガイド部材と、ヘッドの位置
を検出するエンコーダとを設ける。そして、ヘッド、キ
ャリッジ、ボイスコイルモータ、ガイド部材およびエン
コーダを1つの基台に取付ける。該基台を装置本体に取
付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録再生装置に関し、
特に、円盤状の記録媒体上に形成された複数のトラック
中の所望のトラック位置に記録再生ヘッドを移動させ、
記録媒体に対して情報の記録再生を行う記録再生装置に
関するものである。
特に、円盤状の記録媒体上に形成された複数のトラック
中の所望のトラック位置に記録再生ヘッドを移動させ、
記録媒体に対して情報の記録再生を行う記録再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の記録再生装置には、コンピュー
タの外部記憶装置等として用いられるフレキシブルな磁
気ディスク、いわゆるフロッピーディスクに対して情報
の記録、再生を行うフロッピーディスクドライブ(以下
FDDという)がある。
タの外部記憶装置等として用いられるフレキシブルな磁
気ディスク、いわゆるフロッピーディスクに対して情報
の記録、再生を行うフロッピーディスクドライブ(以下
FDDという)がある。
【0003】図3は、従来例の記録再生装置のFDDの
主要部の平面図である。このFDDにおいて、ディスク
カセット(図示せず)はシャーシ11内に配置したカセ
ットホルダ12によってガイドされて装着される。この
ディスクカセット内には記録媒体10(図4参照)が装
着されている。カセットホルダ12のコーナー部には、
記録媒体に対する開口を覆うシャッタの開閉及びディス
クカセットのローディング/排出を行うためのシャッタ
開閉レバー16が設けられている。磁気ヘッド8、9
(図3参照)を記録媒体10(図4参照)に接触または
離間させるために、ヘッドロードアセンブリ17がボイ
スコイルモータ(以下VCMという)13に隣接して配
置されている。ヘッドロードアセンブリ17は、ソレノ
イドが用いられ、その通電時に磁気ヘッド8、9が記録
媒体10の記録面に接触し、通電オフによって磁気ヘッ
ド8、9は、記録媒体10の表面から離れる。
主要部の平面図である。このFDDにおいて、ディスク
カセット(図示せず)はシャーシ11内に配置したカセ
ットホルダ12によってガイドされて装着される。この
ディスクカセット内には記録媒体10(図4参照)が装
着されている。カセットホルダ12のコーナー部には、
記録媒体に対する開口を覆うシャッタの開閉及びディス
クカセットのローディング/排出を行うためのシャッタ
開閉レバー16が設けられている。磁気ヘッド8、9
(図3参照)を記録媒体10(図4参照)に接触または
離間させるために、ヘッドロードアセンブリ17がボイ
スコイルモータ(以下VCMという)13に隣接して配
置されている。ヘッドロードアセンブリ17は、ソレノ
イドが用いられ、その通電時に磁気ヘッド8、9が記録
媒体10の記録面に接触し、通電オフによって磁気ヘッ
ド8、9は、記録媒体10の表面から離れる。
【0004】図4は、従来例の記録再生装置の磁気ヘッ
ドアクセス機構の斜視図であり、この磁気ヘッドアクセ
ス機構において、VCM13を有し、VCM13のヨー
ク18内には、マグネット19とさらにキャリッジ1に
取付けられたコイル20が設けられている。コイル20
に電流が流れるとマグネットの磁界との相互作用によっ
てキャリッジ1が移動される。また、キャリッジ1には
ヘッドアーム3が取付けられており、ヘッドアーム3は
フレキシブルな板バネ3cによって上下方向に動けるよ
うになっている。さらに、キャリッジ1には、複数個の
ローラ21が任意の角度で取付けられており、キャリッ
ジ1はガイドバー23、24に案内されて、媒体10の
中心に接近する方向および離れる方向へシークし、所定
のトラック位置に移動させることができる。
ドアクセス機構の斜視図であり、この磁気ヘッドアクセ
ス機構において、VCM13を有し、VCM13のヨー
ク18内には、マグネット19とさらにキャリッジ1に
取付けられたコイル20が設けられている。コイル20
に電流が流れるとマグネットの磁界との相互作用によっ
てキャリッジ1が移動される。また、キャリッジ1には
ヘッドアーム3が取付けられており、ヘッドアーム3は
フレキシブルな板バネ3cによって上下方向に動けるよ
うになっている。さらに、キャリッジ1には、複数個の
ローラ21が任意の角度で取付けられており、キャリッ
ジ1はガイドバー23、24に案内されて、媒体10の
中心に接近する方向および離れる方向へシークし、所定
のトラック位置に移動させることができる。
【0005】キャリッジ1およびヘッドアーム3には、
それぞれ磁気ヘッド8、9が設けられており、周知のよ
うにこの磁気ヘッド8、9によって媒体の両面に情報が
記録、再生される。
それぞれ磁気ヘッド8、9が設けられており、周知のよ
うにこの磁気ヘッド8、9によって媒体の両面に情報が
記録、再生される。
【0006】さらに、前記ガイドバー23、24と平行
にリニアスケール15が設けられており、このリニアス
ケール15はシャーシ11に固定されており、キャリッ
ジ1に取付けられたセンサ25(リニアスケール15と
センサ25はエンコーダ26を構成する)によりキャリ
ッジ1の移動量、即ちヘッド8、9の移動量を検出する
ことができる。
にリニアスケール15が設けられており、このリニアス
ケール15はシャーシ11に固定されており、キャリッ
ジ1に取付けられたセンサ25(リニアスケール15と
センサ25はエンコーダ26を構成する)によりキャリ
ッジ1の移動量、即ちヘッド8、9の移動量を検出する
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
構造では、シャーシ11に順次、ディスクカセット挿入
排出機構、ヘッドロードアッセンブリ、さらにVCM、
キャリッジ、エンコーダ等で構成された磁気ヘッドアク
セス機構が組み込まれる。ところで、FDDでは、周知
のように媒体の互換性を保つため、位置調整用ディスク
に記録済の調整用トラックを使い、これに磁気ヘッドを
合わせる作業が必要不可欠となっている。この構造で
は、エンコーダ26の信号を使って磁気ヘッド8、9を
移動させ、調整用トラック位置の信号を磁気ヘッド8、
9によって読み出し、リニアスケール15を微調整して
トラックの中心に合わせている。この作業はきわめて時
間がかかり、コストアップの要因になっている。さら
に、このFDDで重要な部分は、磁気ヘッドアクセス機
構であり、これを構成している部品に不都合が発生した
場合、装置全体を分解して、交換あるいは修理をしなく
てはならず、きわめて不都合な構造となっている。
構造では、シャーシ11に順次、ディスクカセット挿入
排出機構、ヘッドロードアッセンブリ、さらにVCM、
キャリッジ、エンコーダ等で構成された磁気ヘッドアク
セス機構が組み込まれる。ところで、FDDでは、周知
のように媒体の互換性を保つため、位置調整用ディスク
に記録済の調整用トラックを使い、これに磁気ヘッドを
合わせる作業が必要不可欠となっている。この構造で
は、エンコーダ26の信号を使って磁気ヘッド8、9を
移動させ、調整用トラック位置の信号を磁気ヘッド8、
9によって読み出し、リニアスケール15を微調整して
トラックの中心に合わせている。この作業はきわめて時
間がかかり、コストアップの要因になっている。さら
に、このFDDで重要な部分は、磁気ヘッドアクセス機
構であり、これを構成している部品に不都合が発生した
場合、装置全体を分解して、交換あるいは修理をしなく
てはならず、きわめて不都合な構造となっている。
【0008】したがって、本発明の目的は、磁気ヘッド
アクセス機構をユニットとして構成することにより、磁
気ヘッドの位置の調節を容易に行うことができると共
に、磁気ヘッドアクセス機構の記録再生装置本体への取
付けを容易にしかつ取付け後の微調整を可能とした記録
再生装置を提供することにある。
アクセス機構をユニットとして構成することにより、磁
気ヘッドの位置の調節を容易に行うことができると共
に、磁気ヘッドアクセス機構の記録再生装置本体への取
付けを容易にしかつ取付け後の微調整を可能とした記録
再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、回転する記録媒体にヘッドを当接して
記録再生を行う記録再生装置において、前記記録媒体を
挟さんで情報を記録再生する2つのヘッドと、前記ヘッ
ドの一方を固定しかつ記録媒体のトラック方向へ移動さ
せるためのキャリッジと、前記キャリッジを駆動するボ
イスコイルモータと、前記キャリッジを案内するガイド
部材と、前記ヘッドの位置を検出するエンコーダと、前
記ヘッド、前記キャリッジ、前記ボイスコイルモータ、
前記ガイド部材および前記エンコーダを取付ける1つの
基台と、前記基台を取付ける装置本体とを有することを
特徴とする記録再生装置を採用するものである。
めに、本発明は、回転する記録媒体にヘッドを当接して
記録再生を行う記録再生装置において、前記記録媒体を
挟さんで情報を記録再生する2つのヘッドと、前記ヘッ
ドの一方を固定しかつ記録媒体のトラック方向へ移動さ
せるためのキャリッジと、前記キャリッジを駆動するボ
イスコイルモータと、前記キャリッジを案内するガイド
部材と、前記ヘッドの位置を検出するエンコーダと、前
記ヘッド、前記キャリッジ、前記ボイスコイルモータ、
前記ガイド部材および前記エンコーダを取付ける1つの
基台と、前記基台を取付ける装置本体とを有することを
特徴とする記録再生装置を採用するものである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の好ましい実施例を図面を参
照して説明する。図1は、本発明の記録再生装置の分解
斜視図である。図1において、シャーシ11内に配置さ
れたカセットホルダ12によってガイドされてディスク
カセット70が装着される。その内部には、媒体10が
装着されている。カセットホルダ12のコーナー部に
は、媒体10の開口を覆うシャッタの開閉およびディス
クカセットのローディング/排出を行うためのシャッタ
開閉レバー16が設けられている。磁気ヘッド8、9を
媒体10に接触あるいは離間させるために、ヘッドロー
ドアッセンブリ17にはソレノイドが用いられ、その通
電時に磁気ヘッド8、9が媒体10の記録面に接触し、
通電オフによって磁気ヘッド8、9は、媒体10の表面
から離れる。また、媒体を回転させるためのモータ(図
示せず)がシャーシ11の下面に取付けられている。以
上に説明した部品のうちカセットホルダ12に装着され
るディスクカセット70を除く部品は装置本体80を構
成している。
照して説明する。図1は、本発明の記録再生装置の分解
斜視図である。図1において、シャーシ11内に配置さ
れたカセットホルダ12によってガイドされてディスク
カセット70が装着される。その内部には、媒体10が
装着されている。カセットホルダ12のコーナー部に
は、媒体10の開口を覆うシャッタの開閉およびディス
クカセットのローディング/排出を行うためのシャッタ
開閉レバー16が設けられている。磁気ヘッド8、9を
媒体10に接触あるいは離間させるために、ヘッドロー
ドアッセンブリ17にはソレノイドが用いられ、その通
電時に磁気ヘッド8、9が媒体10の記録面に接触し、
通電オフによって磁気ヘッド8、9は、媒体10の表面
から離れる。また、媒体を回転させるためのモータ(図
示せず)がシャーシ11の下面に取付けられている。以
上に説明した部品のうちカセットホルダ12に装着され
るディスクカセット70を除く部品は装置本体80を構
成している。
【0011】次に、磁気ヘッドアクセス機構について説
明する。磁気ヘッドアクセス機構は駆動源としてVCM
13を有し、VCM13のヨーク18内には、マグネッ
ト19とさらにキャリッジ1に取付けられたコイル20
が設けられている。コイル20に電流が流れるとマグネ
ットの磁界との相互作用によってキャリッジ1が移動さ
れる。また、キャリッジ1にはヘッドアーム3がバネ掛
け板50と共に、ネジ52で取付けられている。バネ掛
け板50には、磁気ヘッド8、9を媒体10に押圧する
ための押圧バネ51が設けられている。ヘッドアーム3
はフレキシブルな板バネ3cによって上下方向に動ける
ようになっている。
明する。磁気ヘッドアクセス機構は駆動源としてVCM
13を有し、VCM13のヨーク18内には、マグネッ
ト19とさらにキャリッジ1に取付けられたコイル20
が設けられている。コイル20に電流が流れるとマグネ
ットの磁界との相互作用によってキャリッジ1が移動さ
れる。また、キャリッジ1にはヘッドアーム3がバネ掛
け板50と共に、ネジ52で取付けられている。バネ掛
け板50には、磁気ヘッド8、9を媒体10に押圧する
ための押圧バネ51が設けられている。ヘッドアーム3
はフレキシブルな板バネ3cによって上下方向に動ける
ようになっている。
【0012】また、キャリッジ1には、複数個のローラ
21が任意の角度で取付けられており、プリロード22
は、ローラ22aと、該ローラ22aを第1のガイドバ
ー23、第2のガイドバー24に押圧するためのロード
バネ22bとから構成されており、キャリッジ1はガイ
ドバー23、24に案内されて、媒体10の中心に接近
する方向および離れる方向へシークし、所定のトラック
位置に移動させることができる。
21が任意の角度で取付けられており、プリロード22
は、ローラ22aと、該ローラ22aを第1のガイドバ
ー23、第2のガイドバー24に押圧するためのロード
バネ22bとから構成されており、キャリッジ1はガイ
ドバー23、24に案内されて、媒体10の中心に接近
する方向および離れる方向へシークし、所定のトラック
位置に移動させることができる。
【0013】キャリッジ1およびヘッドアーム3には、
それぞれ磁気ヘッド8、9が設けられており、周知のよ
うにこの磁気ヘッド8、9によって媒体の両面に情報が
記録、再生される。
それぞれ磁気ヘッド8、9が設けられており、周知のよ
うにこの磁気ヘッド8、9によって媒体の両面に情報が
記録、再生される。
【0014】さらに、前記ガイドバー23、24と平行
にリニアスケール15が設けられており、このリニアス
ケール15はキャリッジ1に取付けられたセンサ25と
共にエンコーダ26を構成しており、このエンコーダ2
6によりキャリッジ1の移動量、即ちヘッド8、9の移
動量を検出することができる。
にリニアスケール15が設けられており、このリニアス
ケール15はキャリッジ1に取付けられたセンサ25と
共にエンコーダ26を構成しており、このエンコーダ2
6によりキャリッジ1の移動量、即ちヘッド8、9の移
動量を検出することができる。
【0015】前述の磁気ヘッドアクセス機構の構成部品
は、例えば金属板を加工して作られた基台82に取付け
られて、1つのユニットを構成している。このユニット
状態で従来から用いられている位置調整用ディスクを使
い、ユニットを支持し回転させる。さらに、磁気ヘッド
アクセス機構のユニットを取付ける治工具を用いること
で、調整用トラック位置に磁気ヘッド8、9を合わせる
ことができる。
は、例えば金属板を加工して作られた基台82に取付け
られて、1つのユニットを構成している。このユニット
状態で従来から用いられている位置調整用ディスクを使
い、ユニットを支持し回転させる。さらに、磁気ヘッド
アクセス機構のユニットを取付ける治工具を用いること
で、調整用トラック位置に磁気ヘッド8、9を合わせる
ことができる。
【0016】基台82には、位置決め用ピン82a、8
2bが設けられており、これらのピンを装置本体80の
シャーシ11に設けられた位置決め用穴11a、11b
に入れ、ネジ83で固定すればよい。このユニット81
に不都合が生じた場合は、これらのピンを外し、別のユ
ニットを取付けることが容易にできる。
2bが設けられており、これらのピンを装置本体80の
シャーシ11に設けられた位置決め用穴11a、11b
に入れ、ネジ83で固定すればよい。このユニット81
に不都合が生じた場合は、これらのピンを外し、別のユ
ニットを取付けることが容易にできる。
【0017】図2は本発明の他の実施例の記録再生装置
の分解斜視図である。FDDは、近年、急速に大容量化
が進んできており、これに応じて記録の高密度化が要求
されてきている。このような流れの中で、媒体の互換性
を維持していくためには、磁気ヘッドの媒体半径方向の
位置決め、さらにトラックと磁気ヘッドのアジマス(角
度)に対しても高精度が要求されてきた。前述の実施例
では、磁気ヘッドアクセス機構ユニットの状態で、磁気
ヘッドを位置調整用ディスクに正確に合わせ、これを装
置本体に位置決めして取付けた。この前述の方法では、
若干の誤差が生じるものの性能的には十分であったが、
さらなる高精度を求める場合には、磁気ヘッドアクセス
機構ユニットを装置本体80に対して位置決めせず、最
初に磁気ヘッドアクセス機構ユニット81の状態で前述
した実施例と同様に組み立て調整を行い、次に装置本体
80に仮固定する。この場合、シャーシ11の位置決め
用の穴11a、11bおよび基台82の位置決め用穴8
2a、82bは設けられていない。
の分解斜視図である。FDDは、近年、急速に大容量化
が進んできており、これに応じて記録の高密度化が要求
されてきている。このような流れの中で、媒体の互換性
を維持していくためには、磁気ヘッドの媒体半径方向の
位置決め、さらにトラックと磁気ヘッドのアジマス(角
度)に対しても高精度が要求されてきた。前述の実施例
では、磁気ヘッドアクセス機構ユニットの状態で、磁気
ヘッドを位置調整用ディスクに正確に合わせ、これを装
置本体に位置決めして取付けた。この前述の方法では、
若干の誤差が生じるものの性能的には十分であったが、
さらなる高精度を求める場合には、磁気ヘッドアクセス
機構ユニットを装置本体80に対して位置決めせず、最
初に磁気ヘッドアクセス機構ユニット81の状態で前述
した実施例と同様に組み立て調整を行い、次に装置本体
80に仮固定する。この場合、シャーシ11の位置決め
用の穴11a、11bおよび基台82の位置決め用穴8
2a、82bは設けられていない。
【0018】従来は、シャーシ11に磁気ヘッドアクセ
ス機構を直接組み込んでいたため、磁気ヘッドを微動さ
せることができなかったが、ここでさらに位置調節用デ
ィスクを使い、磁気ヘッドアクセス機構のユニット全体
を微動(図のX方向およびY方向)させて、磁気ヘッド
を正確に合わせ、ネジ83で装置本体80に固定する。
ス機構を直接組み込んでいたため、磁気ヘッドを微動さ
せることができなかったが、ここでさらに位置調節用デ
ィスクを使い、磁気ヘッドアクセス機構のユニット全体
を微動(図のX方向およびY方向)させて、磁気ヘッド
を正確に合わせ、ネジ83で装置本体80に固定する。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の記録再生装置によれば、磁気ヘッドアクセス機構がユ
ニットとして構成され、このユニットの状態で磁気ヘッ
ドの位置が調整でき、容易に装置本体に取付けられ、大
幅な組み立て工数を削減する図ることができる。さらに
装置本体上でもユニットを微動調節することが可能とな
り、さらに高精度とすることができ、記録の高密度化に
も対応することができる。また不都合が生じた場合、容
易に交換することができるという優れた効果も達成でき
る。
の記録再生装置によれば、磁気ヘッドアクセス機構がユ
ニットとして構成され、このユニットの状態で磁気ヘッ
ドの位置が調整でき、容易に装置本体に取付けられ、大
幅な組み立て工数を削減する図ることができる。さらに
装置本体上でもユニットを微動調節することが可能とな
り、さらに高精度とすることができ、記録の高密度化に
も対応することができる。また不都合が生じた場合、容
易に交換することができるという優れた効果も達成でき
る。
【図1】図1は、本発明の記録再生装置の分解斜視図で
ある。
ある。
【図2】図2は、他の実施例の記録再生装置の分解斜視
図である。
図である。
【図3】図3は、従来例の記録再生装置の平面図であ
る。
る。
【図4】図4は、従来例の記録再生装置の磁気ヘッドア
クセス機構の斜視図である。
クセス機構の斜視図である。
1 キャリッジ 11 シャーシ 12 カセットホルダ 13 ボイスコイルモータ 23 第1のガイドバー 24 第2のガイドバー 26 エンコーダ 80 装置本体 81 磁気ヘッドアクセス機構のユニット 82 基台
Claims (4)
- 【請求項1】 回転する記録媒体にヘッドを当接して記
録再生を行う記録再生装置において、前記記録媒体を挟
さんで情報を記録再生する2つのヘッドと、前記ヘッド
の一方を固定しかつ記録媒体のトラック方向へ移動させ
るためのキャリッジと、前記キャリッジを駆動するボイ
スコイルモータと、前記キャリッジを案内するガイド部
材と、前記ヘッドの位置を検出するエンコーダと、前記
ヘッド、前記キャリッジ、前記ボイスコイルモータ、前
記ガイド部材および前記エンコーダを取付ける1つの基
台と、前記基台を取付ける装置本体とを有することを特
徴とする記録再生装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の記録再生装置において、
前記ヘッド、前記キャリッジ、前記ボイスコイルモー
タ、前記ガイド部材および前記エンコーダは磁気ヘッド
アクセス機構を構成し、記録媒体のトラックに対する前
記ヘッドの位置決めが前記基台を前記装置本体に取付け
る前になされることを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の記録再生装置において、
前記基台には位置決め用ピンが設けられており、前記装
置本体には位置決め用穴が設けられていることを特徴と
する記録再生装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の記録再生装置において、
前記ヘッド、前記キャリッジ、前記ボイスコイルモー
タ、前記ガイド部材および前記エンコーダは磁気ヘッド
アクセス機構を構成し、記録媒体のトラックに対する前
記ヘッドの位置決めが前記基台を前記装置本体に取付け
た後になされることを特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21663392A JPH0644767A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21663392A JPH0644767A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0644767A true JPH0644767A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16691496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21663392A Pending JPH0644767A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644767A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8465817B2 (en) | 2003-11-04 | 2013-06-18 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Polyester container |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP21663392A patent/JPH0644767A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8465817B2 (en) | 2003-11-04 | 2013-06-18 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Polyester container |
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