JPH0644372A - パターン抽出装置 - Google Patents

パターン抽出装置

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JPH0644372A
JPH0644372A JP4198378A JP19837892A JPH0644372A JP H0644372 A JPH0644372 A JP H0644372A JP 4198378 A JP4198378 A JP 4198378A JP 19837892 A JP19837892 A JP 19837892A JP H0644372 A JPH0644372 A JP H0644372A
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JP
Japan
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color
data
image
conversion
neural network
Prior art date
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Pending
Application number
JP4198378A
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English (en)
Inventor
Kazuyo Nakagawa
和代 中川
Toshio Sato
俊雄 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US08/095,256 priority patent/US5446543A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人間の感覚に一致した領域抽出を行うことが
できるパターン抽出装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 各色成分に関するデータを、ニューラルネッ
トを用いて実験結果に応じたパラメータを有する関数に
基づき変換し、これら変換された各データに基づいて、
被読取り物から特徴領域を抽出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パターン抽出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】文字部と絵柄部が混在した多色画像から
の文字の読取りや、自然情景中からの文字やシンボルの
認識など従来自動読取りが困難であったパターン認識に
幅広く対応できる認識方法が、例えば特開平3−191
482号公報に開示されている。 これは、RGB色空
間による色分割により得られた分割領域を抽出し、各分
割領域毎に2値画像群を作成し、各2値画像と標準パタ
ーンとを照合する方法である。
【0003】しかし、このようにRGB色空間で領域分
割を行う場合、人間の感覚とRGB色空間が一致してい
ないため、人間の感覚にあった領域抽出が困難であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにRGB色空
間による色分割により得られた分割領域を抽出する従来
の技術では、人間の感覚とRGB色空間が一致していな
いため、人間の感覚にあった領域抽出が困難であった。
【0005】そこで、本発明は、人間の感覚に一致した
領域抽出を行うことができるパターン抽出装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するため、複数の色で表現される情報が混在した被
読取り物より各色成分に関するデータを収集する収集手
段と、この収集手段で収集された各色成分に関するデー
タを、例えばニューラルネットを用いて実験結果に応じ
たパラメータを有する関数に基づき変換するデータ変換
手段とを備え、これら変換された各データに基づいて、
被読取り物から特徴領域を抽出するものである。
【0007】
【作用】本発明では、各色成分に関するデータを実験結
果に応じたパラメータを有する関数に基づき変換し、こ
れら変換された各データに基づいて、被読取り物から特
徴領域を抽出しているので、人間の感覚に一致した領域
抽出を行うことができる。 ところで、実験結果に応じ
たパラメータを有する関数は、通常、非線形関数であ
る。そこで、本発明では、この変換をニューラルネット
により実現している。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例に係るパターン抽
出装置のブロック図である。
【0010】同図において、読取り対象Pは矢印の方向
に搬送され、カラーラインセンサ101を通過すること
で、対象全体のRGB成分の画像データがカラー画像入
力装置102から出力される。
【0011】カラー画像入力装置102から出力される
画像データは、メモリ制御回路106の制御に従って第
1のフレームメモリ103、第2のフレームメモリ10
4、第3のフレームメモリ105に書き込まれる。
【0012】フレームメモリ103〜105への書き込
みが終了した時点で、メモリの制御をCPU107側に
移行させる。CPU107はプログラムメモリ108に
従って処理を実行する。
【0013】ここで、プログラムメモリ108に記述さ
れている処理手順は、図2の処理流れ図に示す内容であ
る。
【0014】図2に従えば、色成分情報を人間の感覚に
あった情報に変換し(ステップ201)、カラー情報に
より領域分割し(ステップ202)、抽出された二値画
像を出力する(ステップ203)。
【0015】ステップ201の画像情報変換では、RG
B三次元空間で2つの色を2点で表したときの2点間の
距離は人が感じる色差に比例していないため、空間内の
距離が色差に比例する均等色空間への変換を行う。例え
ば、均等色空間であるのマンセル表色系に変換する。
【0016】RGB系からマンセル表色系への変換は、
数式化されておらず、変換表が与えられているだけであ
る。そこで、誤差逆伝搬法により学習させた階層構造ニ
ューラルネットを用いてこの変換表の変換を行う。具体
的には、図3に示すようなニューラルネットを設計す
る。変換表に与えられている色度座標x,yおよび視感
反射率YをNTSC系の以下の式でRGB値に変化す
る。
【0017】
【式1】 このRGB値を学習データとして階層構造ニューラルネ
ットに与えて学習を実行させる。ニューラルネットの出
力層の出力ユニット数は、色の属性の数だけ用意する。
すなわち、図3に従えば、階層構造ニューラルネットに
おいて入力にRGB値を与えるとHVC値を直交座標に
変換した値を出力する。
【0018】次に、ステップ202のカラー画像分割処
理を行う。具体的には、図4に示すような処理手順で実
行される。すなわち、図4に従えば、はじめに分割結果
を収納する画像エリアを全て0とすることで初期化し
(ステップ301)、その分割結果の画像をマスク画像
エリアに複写する(ステップ302)。
【0019】続いて、マスクされていない画像、すなわ
ち、マスク画像において0の値をとる画像のHVC値を
調べて、ステップ303にてHVCヒストグラムを作成
する。これは図5に示すような三次元空間におかれた数
値としてとらえることができる。 次に、この三次元の
分布について主成分分析を行い主軸を求める(ステップ
304)。これは言い換えれば、分散最大となる方向を
求める処理であり、例えば、図5に対して主軸を求める
と、図6に示す方向ベクトルsにて表される軸Sのよう
なものとなる。
【0020】次に、ステップ305において、HVCヒ
ストグラムの主軸への投影を行う。これは例えば図7に
示すような一次元データとなる。この一次元データにお
いて、分布のピーク、すなわち、山が1つしか存在しな
い場合、その分布に対する画像全てを1つの領域として
分割結果に登録し(ステップ309)、その後未分割領
域が存在する場合には、ステップ302から処理を繰り
返す。
【0021】ステップ306において投影した一次元デ
ータが複数の分布から構成されていると判断された場合
には、判別分析に基づいたしきい値決定法を用いてしき
い値tを決定する(ステップ307)。主軸sと主軸上
のしきい値tにより三次元分布において図8に示すよう
なしきい値平面Uに基づきどちらか一方の分布に対応す
る画素をマスク画像として登録する(ステップ30
8)。
【0022】その後、マスクされていない画像について
HVCヒストグラムを作る手順(ステップ303)から
処理を繰り返す。
【0023】こうして、ステップ310において未分割
領域が存在しなくなるまで処理を繰り返す。カラー画像
分割処理ステップ202が終了すると、例えば図9のよ
うな構成のカラー画像は図10のような分割ラベルのつ
いた二値画像の集合になる。領域抽出された二値画像を
ステップ203において出力回路110から出力するこ
とで処理が終了する。
【0024】このように本実施例のパターン抽出装置に
よれば、各色成分に関するデータを実験結果に応じたパ
ラメータを有する関数に基づき変換しているので、すな
わち空間内の距離が色差に比例する均等色空間に、たと
えばマンセル表色系に変換しているので、人間の感覚に
一致した領域抽出を行うことができる。
【0025】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、発明の要旨を変えない範囲において種々
変形実施可能なことは勿論である。
【0026】前記画像情報変換について変形例をあげ
る。
【0027】ステップ201の画像情報変換において、
光の物理的性質に着目して記述されたRGB表色系で2
つの色を2点で表した時の2点間の距離は、人が感じる
色差に比例していないために、人間の視覚特性を主体と
して肉眼で直接物体を見た時の感覚を尺度とした心理物
理色に変換してもよい。例えば、均等色空間であるマン
セル表色系に変換する。
【0028】ところで、光の物理的性質は一般に分光反
射率で規定されるが、この分光反射率とマンセル表色系
との変換は非線形である。
【0029】そこで、誤差逆伝搬法により学習させた階
層構造ニューラルネットを用いてこの変換を行う。具体
的には、図11に示すようなニューラルネットを設計す
る。JIS標準色票第7版の分光反射率を学習データと
して階層構造ニューラルネットに与えて学習を実行させ
る。ニューラルネットの出力層の出力ユニット数は、色
の属性の数だけ用意する。すなわち、図11に従えば、
階層構造ニューラルネットにおいて、入力に分光反射率
データを与えるとHVC値を直交座標に変換した値を出
力する。
【0030】前記画像情報変換について別の変形例をあ
げる。
【0031】ステップ201の画像情報変換において、
RGBの中の2色からRGB三色画像を再生させる変換
を行ってもよい。また、RGB三次元空間で2つの色を
2点で表したときの2点間の距離は、人が感じる色差に
比例していないため、空間内の距離が色差に比例する均
等色空間(マンセル表色系)へ変換してもよい。
【0032】RGBのいずれか2色で表現した画像から
RGB三色画像に変換、変換表によりマンセル表色系へ
変換を行うが、これを誤差逆伝搬法により学習させた階
層構造ニューラルネットを用いて行う。具体的には、図
12に示すようにニューラルネットを設計する。SID
BAの画像データのRGBの中の2色を学習データとし
て階層構造ニューラルネットに与えて学習を実行させ
る。ニューラルネットの出力層の出力ユニット数は、色
の属性の数だけ用意する。すなわち、図12に従えば、
階層構造ニューラルネットにおいて入力にRGBの中の
2色を与えるとHVC値を直交座標に変換した値を出力
する。
【0033】なお、このニューラルネットによる画像変
換は上記変換方法に限定されるものではなく、画像変換
の要旨を変えない範囲において種々変形実施可能なこと
は勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
色成分に関するデータを実験結果に応じたパラメータを
有する関数に基づき変換しているので、人間の感覚に一
致した領域抽出が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパターン抽出装置のブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係るパターン抽出装置での
処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例に係るパターン抽出装置にお
いてRGB系からマンセル表色系への変換を実現するニ
ューラルネットの構成図である。
【図4】本発明の一実施例に係るパターン抽出装置での
カラー画像分割処理手順を示すフローチャートである。
【図5】HVCヒストグラムを三次元空間におかれた数
値としてとらえた図である。
【図6】分散最大となる方向を求める処理を示す図であ
る。
【図7】HVCヒストグラムの主軸への投影を示す図で
ある。
【図8】しきい値平面を示す図である。
【図9】処理前のカラー画像を示す図である。
【図10】処理後の画像を示す図である。
【図11】本発明の変形例を示す図である。
【図12】本発明の変形例を示す図である。
【符号の説明】
101…カラーラインセンサ、102…カラー画像入力
装置、103…第1のフレームメモリ、104…第2の
フレームメモリ、105…第3のフレームメモリ、10
6…メモリ制御回路、107…CPU、108…プログ
ラムメモリ、109…作業用メモリ、110…出力回
路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色で表現される情報が混在した被
    読取り物より各色成分に関するデータを収集する収集手
    段と、 この収集手段で収集された各色成分に関するデータを、
    実験結果に応じたパラメータを有する関数に基づき変換
    するデータ変換手段と、 このデータ変換手段により変換された各データに基づい
    て、前記被読取り物から特徴領域を抽出する抽出手段と
    を具備することを特徴とするパターン抽出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパターン抽出装置におい
    て、 データ変換手段による実験結果に応じたパラメータを有
    する関数に基づく変換を、ニューラルネットで実現する
    ことを特徴とするパターン抽出装置。
JP4198378A 1992-07-24 1992-07-24 パターン抽出装置 Pending JPH0644372A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4198378A JPH0644372A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 パターン抽出装置
US08/095,256 US5446543A (en) 1992-07-24 1993-07-22 Method and apparatus for extracting a pattern of color from an object using a neural network

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4198378A JPH0644372A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 パターン抽出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0644372A true JPH0644372A (ja) 1994-02-18

Family

ID=16390126

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4198378A Pending JPH0644372A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 パターン抽出装置

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JP (1) JPH0644372A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015089590A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 ファナック株式会社 バラ積みされた物品をロボットで取出す装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015089590A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 ファナック株式会社 バラ積みされた物品をロボットで取出す装置及び方法
US9721184B2 (en) 2013-11-05 2017-08-01 Fanuc Corporation Apparatus and method for picking up article randomly piled using robot

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020108