JPH0643933A - 移動車の姿勢制御装置 - Google Patents

移動車の姿勢制御装置

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Publication number
JPH0643933A
JPH0643933A JP4198327A JP19832792A JPH0643933A JP H0643933 A JPH0643933 A JP H0643933A JP 4198327 A JP4198327 A JP 4198327A JP 19832792 A JP19832792 A JP 19832792A JP H0643933 A JPH0643933 A JP H0643933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving vehicle
wall surface
attitude
travel
distance measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP4198327A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Hironaga
佳夫 広長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0643933A publication Critical patent/JPH0643933A/ja
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  • Steering Controls (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車体の向きが壁面に対して急激に変動しても、
姿勢を修正して走行を継続することができる移動車の姿
勢制御装置を得ること。 【構成】壁面1に対して放射状に測距センサ2C,2D
を設ける。これらの測距センサ2C,2Dからの測定デ
ータを測定距離演算器6Aを介して入力される位置チェ
ック回路7と姿勢チェック回路8を設ける。この位置チ
ェック回路7と姿勢チェック回路8による移動車3の壁
面1からの距離と角度のデータが入力された走行指令装
置9は、移動車3の走行,転回,減速及び停止の指令を
走行制御装置11に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準面との距離を測距
センサで測定しながら床面を自走する移動車の姿勢制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、清掃ロボットのなかには、床の
側面の壁面との距離をセンサで測定しながら、壁面と平
行に床上を往復して自走する無人の移動車が採用される
ときがある。
【0003】この移動車においては、走行中の壁面に対
する姿勢の検出を移動車に搭載した測距センサによって
行なうときに、測距対象となる壁面と車体とのなす角及
び距離を求めるために、測距対象となる壁面に対して垂
直の方向に2個の測距センサ(例えば、超音波センサ)
を車体の側面に配置し、この2個の測距センサで検出し
た測距値とその測距離の差を算出して、測距対象となる
壁面と車体の距離及び角度を求めている。
【0004】図7は、従来の移動車に搭載された測距セ
ンサの配置を示したものである。図7に示すように、移
動車3の壁面1側の側面には、測距対象壁面(以下、単
に壁面という)1に対して、超音波の放射角度が垂直に
なるように、測距センサ2A,2Bを移動車3の前後に
配置している。
【0005】このように構成された移動車の姿勢制御装
置においては、移動車3が壁面1と平行に矢印4Aまた
は矢印4Bの方向に走行する場合、移動車3と壁面1が
平行な状態のときには、測距センサ2A,2Bで検知さ
れた距離は等しくなるので、移動車3と壁面1との平行
を判断することができる。
【0006】また、移動車3と壁面1との間に傾きが生
じた場合には、測距センサ2Aと測距センサ2Bとで
は、壁面1との距離に違いが生じるので、この相違を検
出した測距センサ2A,2Bの検出距離の差と、測距セ
ンサ2A,2Bの配置間隔とから、移動車3と壁面1と
のなす角度を演算し、その結果により車体の姿勢を正常
な状態に戻すように図示しない走行駆動部を制御する。
【0007】ところで、自走する移動車においては、走
行する床面の条件が悪くて、例えば、床面に凹凸のある
部分を走行する場合や、車輪がスリップを起こしたりし
た場合には、車体3の向きが急激に変化することがあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された移動車の姿勢制御装置においては、移動車3
の前後に配置された各測距センサ2A,2Bは、測距可
能な限界角度があるので、壁面1に対する移動車3の角
度が所定の角度(測距限界角:壁面を構成する材質によ
り異なる。)を超えると、測距不能となる。したがっ
て、万一、車輪のスリップなどで車体の向きが大きく変
化して、センサの測距限界角を超えると、以後の走行が
できなくなるおそれがある。
【0009】そこで、本発明の目的は、車体の向きが壁
面に対して大きく変動しても、姿勢を修正し継続して走
行することのできる移動車の姿勢制御装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動車の壁面
側にこの壁面に対して放射状に配置された複数の測距セ
ンサと、この測距センサからの出力信号が入力され移動
車の姿勢を確認する姿勢チェック手段と、この姿勢チェ
ック手段の出力信号が入力され移動車の駆動部へ走行指
令を出力する走行指令装置と、この走行指令装置から出
力された信号が入力され移動車の走行を制御する走行制
御装置とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】壁面に対して移動車が大きく傾いたときには、
いずれか片側の測距センサによって壁面に対する移動車
の傾きの方向が検出される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例による移動車の姿勢
制御装置を図1及び図2を参照して説明する。図1にお
いて、矢印4A又は矢印4Bの方向に走行する移動車3
の側面には、従来と同様に、壁面1に対して超音波の放
射角が垂直となるように、測距センサ2A,2Bを配置
する。さらに、本発明では、斜め前方に向けて測距セン
サ2Cを、斜め後方に向けて測距センサ2Dを、共にそ
の傾き角度が測距可能限界角度の範囲内で配置する。
【0013】また、移動車3の前後左右には、車輪14
A,14B,14C,14Dを設け、後述する走行制御装置の
指令に応じて走行操舵を行なうように、独立したモータ
が車輪14A,14B、車輪14C,14Dにそれぞれ連結され
ている。
【0014】図2は、本発明の移動車の姿勢制御装置を
示すブロック図である。図2において、図1の壁面1に
対して超音波の放射角度が垂直に設けられた測距センサ
2A,2Bと、壁面1に対して超音波の放射角度が斜め
に設けられた測距センサ2C,2Dは、各々測定距離演
算器6A,6Bを介して、測定距離データまたは測定不
能信号を位置チェック回路7及び姿勢チェック回路8に
送信する。すると、この位置チェック回路7及び姿勢チ
ェック回路8は、各測定距離演算器6A,6Bから受信
した測距データ及び測距不能信号を演算して、壁面1と
移動車3の距離及び傾きを演算し、走行指令装置9に信
号を送信する。
【0015】一方、走行ルート入力器10は、予め入力さ
れた移動車3の走行すべきルートを信号にして走行指令
装置9に送信する。また、走行指令装置9は、位置チェ
ック回路7,姿勢チェック回路8及び走行ルート入力器
10の信号を受信し、移動車3の位置と走行すべきルート
を比較し、走行,転回,減速及び停止の指令を出力す
る。
【0016】走行制御装置11は、走行指令装置9の指令
を受信し、移動車3の走行制御を司るために、走行用モ
ータ12及びクラッチ・ブレーキ13にそれぞれ駆動信号を
出力する。
【0017】次に、図3は、車体3が壁面1に対して傾
いたときを示す図、図4は、図3のように移動車3の姿
勢が変化したときの移動車3の姿勢変更のステップを示
すフローチャートである。
【0018】図3において、矢印で示す移動車3の走行
方向4Aに対して右側に傾いた場合には、壁面1とで形
成する狭角が小さくなる測距センサ2Cが先に測距不能
となる。
【0019】このとき、姿勢変更のステップは、図4に
示すステップS1,S2,S3の順に実行され、左方向
への転回により移動車3の姿勢を正常な状態に戻す。ま
た逆に、走行方向4Aに対して左側に傾いた場合は、測
距センサ2Dがまず先に測距不能になるため、図4に示
すステップS1,S5,S6の順に実行され、右方向へ
の転回により移動車3の姿勢を壁面1と平行な状態に戻
す。この繰り返しにより、移動車3の運転を継続する。
【0020】次に、図5は、本発明の移動車の姿勢変更
装置の他の実施例を示す平面図、図6は、本発明の移動
車の姿勢変更装置の他の実施例の姿勢変更のステップを
示すフローチャートである。
【0021】図5においては、図3に示す壁面1に対し
て超音波の放射方向が垂直方向の測距センサ2A,2B
はなく、壁面1に対して斜めに放射方向を向けた超音波
による測距センサ2C,2Dのみとなっている。
【0022】図5において、移動車3が走行方向4Aに
対して平行に走行しているときには、図6におけるステ
ップS1,S8,S10の順に実行され、その姿勢が維持
される。また、移動車3が左右いずれかに傾き、2個の
測距センサ2C,2Dのうち、一方が測距不能になった
場合には、図6におけるステップS1,S2,S7また
はステップS1,S8,S9の順に実行され、右または
左への修正により、移動車3の姿勢の補正を行なう。
【0023】また移動車の姿勢が大幅に変化して、測距
センサ2C,2Dの両方が測距不能となった場合には、
図6においてステップS1,S2,S3,S4の後、ス
テップS5またはステップS6の順序で実行され、2個
の測距センサの測距不能になった順序から傾いた方向を
判断し、移動車3の姿勢を補正しながら走行を継続す
る。
【0024】なお、上記実施例においては、測距センサ
はいずれも超音波の放射角度が固定されているときで説
明したが、測距センサの向きを可変とし、旋回角度を検
出する検出器を設けることで、測距センサの数を減らし
てもよい。
【0025】
【発明の効果】以上、本発明によれば、移動車の壁面側
に、この壁面に対して放射状に配置された複数の測距セ
ンサと、この測距センサから出力信号が入力され移動車
の姿勢を確認する姿勢チェック手段と、この姿勢チェッ
ク手段の出力信号が入力され移動車の駆動部へ走行指令
を出力する走行指令装置と、この走行指令装置から出力
された信号が入力され移動車の走行を制御する走行制御
装置とを備えることで、壁面に対して移動車が大きく傾
いたときには、片側の測距センサによって壁面に対する
移動車の傾きの方向を検出したので、移動車の走行方向
が壁面に対して大きく移動しても、走行角度を修正し、
継続して走行することのできる移動車の姿勢制御装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動車の姿勢制御装置の一実施例を示
す平面図。
【図2】本発明の移動車の姿勢制御装置の一実施例を示
すブロック図。
【図3】本発明の移動車の姿勢制御装置の作用を示す平
面図。
【図4】本発明の移動車の姿勢制御装置の図3と異なる
作用を示すブロック図。
【図5】本発明の移動車の姿勢変更装置の他の実施例を
示す平面図。
【図6】本発明の移動車の姿勢変更装置の他の実施例の
作用を示すフローチャート。
【図7】従来の移動車の一例を示す平面図。
【符号の説明】
1…壁面、2A,2B,2C,2D…測距センサ、3…
移動車、4A,4B…走行方向、6A,6B…測定距離
演算器、7…位置チェック回路、8…姿勢チェック回
路、9…走行指令装置、10…走行ルート入力器、11…走
行制御装置、12…走行用モータ、13…クラッチ・ブレー
キ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動車の壁面側に、この壁面に対して放
    射状に配置された複数の測距センサと、この測距センサ
    からの出力信号が入力され前記移動車の姿勢を確認する
    姿勢チェック手段と、この姿勢チェック手段の出力信号
    が入力され前記移動車の駆動部へ走行指令を出力する走
    行指令装置と、この走行指令装置から出力された信号が
    入力され前記移動車の走行を制御する走行制御装置とを
    備えてなる移動車の姿勢制御装置。
JP4198327A 1992-07-24 1992-07-24 移動車の姿勢制御装置 Pending JPH0643933A (ja)

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JP4198327A JPH0643933A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 移動車の姿勢制御装置

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JP (1) JPH0643933A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0843030A (ja) * 1994-08-02 1996-02-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd モニタを用いた距離検出装置
KR100500839B1 (ko) * 2002-11-05 2005-07-12 삼성광주전자 주식회사 벽추종기능을 갖는 로봇청소기 및 벽추종방법
CN103645737A (zh) * 2009-08-18 2014-03-19 克朗设备公司 用于远程操作的材料搬运车辆的转向校正
JP2014204891A (ja) * 2013-04-15 2014-10-30 三菱電機株式会社 自走式掃除機

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KR100500839B1 (ko) * 2002-11-05 2005-07-12 삼성광주전자 주식회사 벽추종기능을 갖는 로봇청소기 및 벽추종방법
CN103645737A (zh) * 2009-08-18 2014-03-19 克朗设备公司 用于远程操作的材料搬运车辆的转向校正
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