JPH0643742Y2 - 絶縁抵抗計 - Google Patents

絶縁抵抗計

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JPH0643742Y2
JPH0643742Y2 JP10484788U JP10484788U JPH0643742Y2 JP H0643742 Y2 JPH0643742 Y2 JP H0643742Y2 JP 10484788 U JP10484788 U JP 10484788U JP 10484788 U JP10484788 U JP 10484788U JP H0643742 Y2 JPH0643742 Y2 JP H0643742Y2
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JP
Japan
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range
signal
circuit
voltage
insulation resistance
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JP10484788U
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JPH0225876U (ja
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栄二 林
義和 朝日
千春 榎田
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本考案は絶縁抵抗計に係わり、特にレンジの切替え手段
に改良を施した絶縁抵抗計に関するものである。
{従来の技術} 絶縁抵抗計の概略構成のブロツク図を第3図に示す。図
に於いて、SOは電池のような直流の低電圧源、HEはこの
低電圧源の出力を受けて直流の高電圧を発生する直流高
電圧発生回路、Rxはアース端子Eとライン端子Lの間に
接続された被測定の絶縁抵抗体である。端子E,Lより回
路HEで得られる直流の高電圧を被測定の絶縁抵抗体Rxに
印加すると、この抵抗体Rxにはその抵抗値に応じた電流
ixが流れる。MSはこの電流ixを計測する計測回路で、こ
の計測回路はアナログ或いはディジタルのいずれでも任
意に構成可能である。直流高電圧発生回路HEで得られる
高電圧は1000V,2000V或いは5000Vと極めて高いものであ
る。
この様な絶縁抵抗計において、レンジの切替は1000〜50
00Vという高電圧を切替える必要がある。従来、例えば
ロータリ・スイッチ等のメカニカル・スイッチを用いて
これらの高電圧を切替えていたが、絶縁抵抗及び耐圧等
について考えると1000〜5000Vの高電圧を切替える小形
で絶縁抵抗計に適したメカニカル・スイッチは市販され
ておらず、製作する場合にかなり困難で、高価になる。
{考案が解決しようとする課題} 本考案はこの様な課題を解決する為になされたもので、
その目的はメカニカルな切替えスイッチを用いることな
く高電圧を伴うレンジを切替えることのできるレンジ切
替手段を持つ直流高電圧発生回路を備えた絶縁抵抗計を
提供することを目的としたものである。
{課題を解決する為の手段} 本考案は上記の目的を達成するために、直流高電圧発生
回路を方形波発信器、レンジに応じて発生させるレンジ
切替用オン・オフ信号、このレンジ切替用オン・オフ信
号によって前記方形波発信器の出力を通過させるゲート
回路、このゲート回路を通過した方形波信号によって駆
動されるトランジスタ・スイッチ、一次側がこのスイッ
チに接続されレンジの数に応じて設けられた変圧器、一
対のダイオードと一対のコンデンサの組合わせよりなり
この組合わせをレンジに応じてN段従属して前記変圧器
の二次側に接続することによりN倍の整流電圧を得るN
倍電圧整流回路よりなり、レンジに応じて前記レンジ切
替用のオン・オフ信号を発生させることにより前記N倍
電圧整流回路の出力を切替えて前記アース端子に接続す
るように構成し、オン・オフ信号によってレンジを切替
えるようにしたものである。以下、実施例に付いて第1
図を用いて詳細に説明する。
{実施例} 第1図は本考案に係る絶縁抵抗計の直流高電圧発生回路
HE部分の一実施例の接続図である。図において、SOは直
流の低電圧源、OSCはこの直流低電圧源の出力を受けて
第2図(イ)に示す如くの方形波Fを発信する発信器で
ある。この発信器はIC化され、方形波Fと同時に第2図
(ロ),(ハ)に示す如くFの1/2倍の周期の方形波Q,
を発信する。UaとUbはアンド・ゲートで、ゲートUaに
はFと信号が、UbにはFとQ信号が加えられる。その
結果、ゲートUa,Ubからは第2図(ニ),(ホ)に示す
如くの方形波信号F1,F2が取出される。Rn1〜Rn3は夫々
レンジ切替用のオン,オフ信号で、この信号は例えばキ
ーボードによりマイクロ・プロセッサ(いずれも図示せ
ず)を介して“0",“1"信号として得られるものであ
る。
U1〜U3は夫々アンド・ゲート、Q1〜Q3はトランジスタ・
スイッチ、T1〜T3は変圧器である。前記したゲートUaの
出力端はゲートU1a〜U3aの各入力端に、ゲートUbの出力
端はゲートU1b〜U3bの各入力端に夫々接続されている。
ゲートU1〜U3の各出力端はトランジスタQ1〜Q3の各ベー
ス電極に接続され、Q1〜Q3の各コレクタ電極は変圧器T1
〜T3の一次巻線に、エミッタ電極は共通電位点COMに夫
々接続されている。変圧器T1〜T3の各一次巻線の中点は
電圧源V(実施例では+5V)に接続されている。
変圧器T1〜T3の二次側に接続された回路RFはコッククロ
フト・ウオルトンの原理を用いたN倍電圧の整流回路で
ある。この整流回路は夫々一対のコンデンサCとダイオ
ードDよりなる回路を昇圧電圧の値に応じてN段従属的
に接続したもので、例えば1000Vレンジの整流回路RF3に
ついて説明すると次の如くなる。
コンデンサC3aとダイオードD3aは変圧器T3の二次側に並
列に接続され、またコンデンサC3bとダイオードD3aとは
逆方向接続のダイオードD3bはD3aに並列になるように接
続されている。コンデンサC3bとダイオードD3bの接続点
はダイオードDを介してアース端子Eに接続されてい
る。ここで、発信器OSCが動作しており、かつレンジ選
択信号Rn3として“0"から“1"に変化するレンジ切替信
号をアンド・ゲートU3a,U3bに与えると、これらのゲー
トの出力端からは第2図(ニ),(ホ)に示如くストレ
ージ・タイムtのある方形波信号が取出され、この方形
波信号によりトランジスタQ3a,Q3bが交互にオン・オフ
される。Q3aがオンになると二次側昇圧電圧によりコン
デンサC3aがチャージされ、そのチャージされた電荷は
ダイオードD3bを流れてコンデンサC3bをチャージする。
次に、トランジスタQ3bがオンになると二次側昇圧電圧
による電流はダイオードD3aを通ってコンデンサC3aをチ
ャージする。この様に、トランジスタQ3a,Q3bが交互に
オン・オフすることにより、コンデンサC3bとダイオー
ドD3bの接続点には変圧器T3の二次側電圧の2倍の電圧
が生じ(1000V)、この電圧はダイオードDを介してア
ース端子Eより取出される。
変圧器T2の二次側に接続された整流回路RF2は整流回路R
F3を2段従属接続したもので、2倍の整流電圧(2000
V)が取出される。また、変圧器T1の二次側に接続され
た整流回路RF1は整流回路RF3を5段従属接続したもの
で、5倍の整流電圧(5000V)が取出される。これらの
N倍整流電圧は夫々レンジ切替信号であるオン・オフ信
号Rn2,Rn1を選択することによって得られるもので、こ
れらの電圧は夫々抵抗素子RとダイオードDを介してア
ース端子Eより取出される。
RD1〜RD3は端子Eより取出される高電圧1000〜5000Vを
分圧して取出す分圧回路である。この分圧手段は第3図
に示す計測回路MSをディジタル回路で構成する場合、こ
の分圧電圧を用いて電流ixとにより絶縁抵抗Rxの値を演
算により求める場合に用いられる。
{本考案の効果} 以上説明したように、本考案においてはレンジに応じて
発生させるレンジ切替用のオン・オフ信号によってレン
ジを選択するように構成したので、メカニカルな切替ス
イッチを用いることなく高電圧を切換えることのできる
レンジ切替手段を持つ直流高電圧発生回路を備えた絶縁
抵抗計を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る絶縁抵抗計に用いられる直流高電
圧発生回路の一実施例の接続図、第2図は第1図回路の
動作を説明する為の波形図、第3図は絶縁抵抗計の要部
のブロック図である。 HE…直流高電圧発生回路、OSC…方形波発信器、Ua,Ub…
ゲート、Qa,Qb…トランジスタ、T1〜T3…変圧器、RF…
N倍電圧整流回路、E…アース端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流高電圧発生回路の出力高電圧をアース
    端子より被測定の絶縁抵抗体に印加してこの絶縁抵抗体
    に流れる電流の大きさより前記絶縁抵抗体の値を計測す
    るようにした絶縁抵抗計において、前記直流高電圧発生
    回路を 方形波発信器、レンジに応じて発生させるレンジ切替用
    オン・オフ信号、このレンジ切替用オン・オフ信号によ
    って前記方形波発信器の出力を通過させるゲート回路、
    このゲート回路を通過した方形波信号によって駆動され
    るトランジスタ・スイッチ、一次側がこのスイッチに接
    続されレンジの数に応じて設けられた変圧器、一対のダ
    イオードと一対のコンデンサの組合わせよりなりこの組
    合わせをレンジに応じてN段従属して前記変圧器の二次
    側に接続することによりN倍の整流電圧を得るN倍電圧
    整流回路よりなり、レンジに応じて前記レンジ切替用オ
    ン・オフ信号を発生させることにより前記N倍電圧整流
    回路の出力を切替えて前記アース端子に接続するように
    構成したことを特徴とする絶縁抵抗計。
JP10484788U 1988-08-08 1988-08-08 絶縁抵抗計 Expired - Lifetime JPH0643742Y2 (ja)

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JP10484788U JPH0643742Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08 絶縁抵抗計

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Publication Number Publication Date
JPH0225876U JPH0225876U (ja) 1990-02-20
JPH0643742Y2 true JPH0643742Y2 (ja) 1994-11-14

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