JPH0643725Y2 - 加力試験制御装置 - Google Patents
加力試験制御装置Info
- Publication number
- JPH0643725Y2 JPH0643725Y2 JP1987167871U JP16787187U JPH0643725Y2 JP H0643725 Y2 JPH0643725 Y2 JP H0643725Y2 JP 1987167871 U JP1987167871 U JP 1987167871U JP 16787187 U JP16787187 U JP 16787187U JP H0643725 Y2 JPH0643725 Y2 JP H0643725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- displacement
- control
- buckling
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は加力装置において、試験体が座屈したとき、そ
の検出と、位置保持制御を行なう制御装置に関する。
の検出と、位置保持制御を行なう制御装置に関する。
従来の加力試験装置は第２図に示すような構成をなして
いた。即ち、目標設定器６にて設定された目標荷重信号
faは荷重検出器２にて検出された供試体９の反応荷重fb
を減算器４にて減算しその偏差を電力増幅器５に通して
増幅したあと、油圧力に変換し、加力機１を制御作動さ
せ供試体９に載荷する。
いた。即ち、目標設定器６にて設定された目標荷重信号
faは荷重検出器２にて検出された供試体９の反応荷重fb
を減算器４にて減算しその偏差を電力増幅器５に通して
増幅したあと、油圧力に変換し、加力機１を制御作動さ
せ供試体９に載荷する。
一方変位検出器３にて検出した変位ybは、座屈検出設定
器７にて設定された座屈変位推定値ycと比較器８にて比
較し、設定レベル以上になったとき、加力機１に油圧遮
断信号を送出し停止させる。
器７にて設定された座屈変位推定値ycと比較器８にて比
較し、設定レベル以上になったとき、加力機１に油圧遮
断信号を送出し停止させる。
上記従来の装置には次の問題があった。即ち、従来は座
屈の検出方法として、試験体の応答変位量を事前に推定
し、その値を越えた時に座屈したものと判定しており、
座屈を確実に検知できないこともあった。又座屈時の処
理として、座屈による荷重応答レベル低下による加力機
の暴走を防ぐためには、油圧の供給を遮断して停止させ
る以外に方法がなかった。このため本来は試験体を変位
制御で継続したい場合でもそれが困難であった。
屈の検出方法として、試験体の応答変位量を事前に推定
し、その値を越えた時に座屈したものと判定しており、
座屈を確実に検知できないこともあった。又座屈時の処
理として、座屈による荷重応答レベル低下による加力機
の暴走を防ぐためには、油圧の供給を遮断して停止させ
る以外に方法がなかった。このため本来は試験体を変位
制御で継続したい場合でもそれが困難であった。
本考案は上記問題点の解決手段として、変位信号と荷重
信号とから供試体の座屈を検知する制御装置と，同制御
装置から発信された座屈を検知した信号に基づき、荷重
制御から変位制御に切換える制御モード切換器とを有す
ることを特徴とする加力試験制御装置を提供しようとす
るものである。
信号とから供試体の座屈を検知する制御装置と，同制御
装置から発信された座屈を検知した信号に基づき、荷重
制御から変位制御に切換える制御モード切換器とを有す
ることを特徴とする加力試験制御装置を提供しようとす
るものである。
本考案は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。
る。
（１）変位信号と荷重信号とにより供試体の変位・荷重
特性を精確に検知可能となる。
特性を精確に検知可能となる。
（２）試験中、座屈が生じると直ちに荷重制御を変位制
御に切換え、試験を継続できる。
御に切換え、試験を継続できる。
本考案の一実施例について第１図により説明する。
図において、目標設定器７により設定された荷重指令値
faはディジタルアナログ変換器６によりアナログ信号fb
に変換される。他方、荷重検出器２にて検出された供試
体12の応答荷重fcは制御モード切換器11を通過し、fbと
減算器４にて演算され、その偏差を電力増幅器５を通し
て増幅された後油圧力に変換され、加力機１を制御動作
させ供試体12を載荷する。
faはディジタルアナログ変換器６によりアナログ信号fb
に変換される。他方、荷重検出器２にて検出された供試
体12の応答荷重fcは制御モード切換器11を通過し、fbと
減算器４にて演算され、その偏差を電力増幅器５を通し
て増幅された後油圧力に変換され、加力機１を制御動作
させ供試体12を載荷する。
一方変位検出器３にて検出された変位xcと荷重検出器２
にて検出された供試体の応答荷重fcはそれぞれ、アナロ
グディジタル変換器９及び同10によりディジタル信号×
ｄ、同fdに変換されて座屈検知制御装置８に入力され
る。
にて検出された供試体の応答荷重fcはそれぞれ、アナロ
グディジタル変換器９及び同10によりディジタル信号×
ｄ、同fdに変換されて座屈検知制御装置８に入力され
る。
座屈検知制御装置８ではディジタル信号xd、同fdと判定
値に基づき座屈を検知し、制御モード切換器11及び目標
設定器７へ信号を出力する。これにより制御モード切換
器11ではサーボ制御対象を応答荷重fcから変位xcに切換
え、又、目標設定器７では目標値を荷重指令値faから同
xaに切換え、荷重制御を変位制御に切換える。これによ
り、ディジタルアナログ変換器６からはアナログ信号fb
が同xbに切換えられて出力され、変位制御によって以降
の試験が継続される。
値に基づき座屈を検知し、制御モード切換器11及び目標
設定器７へ信号を出力する。これにより制御モード切換
器11ではサーボ制御対象を応答荷重fcから変位xcに切換
え、又、目標設定器７では目標値を荷重指令値faから同
xaに切換え、荷重制御を変位制御に切換える。これによ
り、ディジタルアナログ変換器６からはアナログ信号fb
が同xbに切換えられて出力され、変位制御によって以降
の試験が継続される。
本考案は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
る。
（１）変位と荷重の信号により試験体の変位−荷重特性
を求めることにより、座屈状態を確実に検知できるよう
になった。
を求めることにより、座屈状態を確実に検知できるよう
になった。
（２）サーボ制御対象の切換機能を連動させることによ
り、試験体の座屈後も変位制御により、載荷試験を続け
ることができるようになった。
り、試験体の座屈後も変位制御により、載荷試験を続け
ることができるようになった。
第１図は本考案の一実施例の系統図、第２図は従来例の
系統図である。 １…加力機、２…荷重検出器 ３…変位検出器、４…減算器 ５…電力増幅器 ６…ディジタルアナログ変換器 ７…目標設定器、８…座屈検知制御装置 9,10…アナログディジタル変換器 11…制御モード切換器 12…供試体。
系統図である。 １…加力機、２…荷重検出器 ３…変位検出器、４…減算器 ５…電力増幅器 ６…ディジタルアナログ変換器 ７…目標設定器、８…座屈検知制御装置 9,10…アナログディジタル変換器 11…制御モード切換器 12…供試体。
Claims (1)
- 【請求項１】変位信号と荷重信号とから供試体の座屈を
検知する制御装置と，同制御装置から発信された座屈を
検知した信号に基づき、荷重制御から変位制御に切換え
る制御モード切換器とを有することを特徴とする加力試
験制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987167871U JPH0643725Y2 (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 加力試験制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987167871U JPH0643725Y2 (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 加力試験制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0172602U JPH0172602U (ja) | 1989-05-16 |
| JPH0643725Y2 true JPH0643725Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31456555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987167871U Expired - Lifetime JPH0643725Y2 (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 加力試験制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643725Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-04 JP JP1987167871U patent/JPH0643725Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0172602U (ja) | 1989-05-16 |
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