JPH0643673Y2 - 流動層炉雰囲気用液体パイプの取り付け構造 - Google Patents

流動層炉雰囲気用液体パイプの取り付け構造

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JPH0643673Y2
JPH0643673Y2 JP12765388U JP12765388U JPH0643673Y2 JP H0643673 Y2 JPH0643673 Y2 JP H0643673Y2 JP 12765388 U JP12765388 U JP 12765388U JP 12765388 U JP12765388 U JP 12765388U JP H0643673 Y2 JPH0643673 Y2 JP H0643673Y2
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pipe
fluidized bed
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atmosphere
bed furnace
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秀満 竹野下
寿 服部
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は流動層炉雰囲気用液体パイプの取り付け構造に
関する。
(従来の技術) 従来から流動層21に使用されている液体用パイプ22は第
5図に示すようにレトルト23に接触させることなく炉外
で流動ガス用パイプ24に直接に接続されている構造とな
っている。
この構造では液体用パイプ22は流動ガスと混合する前に
はどこからも熱を受けないため液体のまま流動ガス用パ
イプ24に流入し、その後流動ガスと混合して分散板25に
入りそこで初めて熱を受けて気化するようになってい
る。
(考案が解決しようとする課題) したがって流動ガスとの混合が完全に行われず、水、ま
たはアルコールの一部は液体のまま流動ガス用パイプ24
の底にたまり、炉内の雰囲気制御(水やアルコールなど
の濃度制御)ができなくなる上、アルコールでは流動ガ
スと混合せずパイプ24の内壁を伝って底部に溜まりこれ
がある量になると液体のまま分散板25を通って流動層炉
内に入って爆燃する危険もある。そしてなんらかの原因
で流動ガス用パイプ24内に空気が入った場合爆燃の可能
性は一層高くなる。
また気化させるためには別にヒータ26を液体用パイプ22
の回りに取り付ける必要があった。
図中27は加熱室、28は断熱材である。
本考案はこれに鑑み流動層の熱処理装置において水やア
ルコールなど処理雰囲気生成用として炉内に注入する液
体を流動ガスと混合する以前にレトルトの熱を利用して
完全にガス化してしまうことのできる流動層炉雰囲気用
液体パイプの取り付け構造を提供することを目的として
なされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案の流動層炉内に流動ガス
を流動ガス用パイプにより注入する手前に、同パイプに
浸炭用アルコールや水蒸気処理の水などの雰囲気用液体
を混合させるように接続する雰囲気用液体パイプの取り
付け構造において、前記雰囲気用液体パイプの上部を前
記流動層炉のレトルト外面に接触させるように取り付け
ると共に、先端を前記流動ガス用パイプに接続させた構
成を特徴とする。
(作用) 上記構成により液体パイプはレトルトにより常時熱を受
けられる状態となっているから流動ガスとの混合が完全
に行われることになる。
(実施例) 以下、本考案を第1図乃至第4図に示す実施例を参照し
て説明する。
本考案にかかる流動層炉雰囲気用液体パイプの取り付け
構造は流動層1内に流動ガスを流動ガス用パイプ2によ
り注入する手前に、同パイプ2に浸炭用アルコールや水
蒸気処理の水などの雰囲気用液体を混合させるように接
続する雰囲気用液体パイプ3の取り付け構造において、
前記雰囲気用液体パイプ3の上部を前記流動層炉のレト
ルト4外面に接触させるように取り付けると共に、先端
5を前記流動ガス用パイプ2に接続させたもので構成さ
れている。
前記流動層1のレトルト4内の底部6には分散板7が設
けられ、この分散板7には炉8外に垂下した前記流動ガ
ス用パイプ2が取り付けられている。
本考案の要部の雰囲気用液体パイプ3は第1図に示すよ
うに炉8外から立ち上がって前記レトルト4の底部裏面
に接したのち先端5を前記流動ガス用パイプ2に接続す
るようにしたものである。
この場合液体パイプ3の底部裏面への接触は溶接等によ
りレトルト4の熱が伝わり易いようにした方が良い。
このようにレトルト4により液体パイプ3自体を加熱し
てこのパイプ3内でアルコールを完全に気化すれば、流
動ガスと容易に混合して流動ガス用パイプ2の底部に溜
まることはなくなり、したがって爆燃などの危険は無く
なる。
図中9は加熱室、10は断熱材である。
第2図乃至第4図は液体パイプ3の取り付けについてよ
り具体的な例を示し第2図は液体パイプ3をのの字状に
してレトルト4に接触させレトルト4との接触面積を増
やすようにしたもの、第3図はレトルト4と液体パイプ
3とをフィン11でつなぎパイプ3の加工を容易としたも
の、第4図は液体パイプ3を上部でレトルト4に接触さ
せ下部で流動ガス用パイプ2と接して取り付けたもので
炉体にあける穴を一つにすることができる。
そして液体パイプ3の先端は何れも流動ガス用パイプ2
に接続されている。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように流動層炉内に流動ガスを流
動ガス用パイプにより注入する手前に、同パイプに浸炭
用アルコールや水蒸気処理の水などの雰囲気用液体を混
合させるように接続する雰囲気用液体パイプの取り付け
構造において、前記雰囲気用液体パイプの上部を前記流
動層炉のレトルト外面に接触させるように取り付けると
共に、先端を前記流動ガス用パイプに接続させたから、
液体パイプ内の液体が流動ガス用パイプ内に入る前にレ
トルトの熱により完全に気化してしまうために炉内の雰
囲気制御が容易になり、その上アルコールの爆燃の心配
もなくなる。また従来のように気化させるためのヒータ
などの特別な装置も不要になるなど優れた効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる流動層炉雰囲気用液体パイプの
取り付け構造の断面図、第2図乃至第4図は第1図のよ
り具体的な実施例を示し、(a)は断面図、(b)は裏
面図、第5図は従来の流動層炉雰囲気用液体パイプの取
り付け構造の断面図である。 1……流動層、2……流動ガス用パイプ、3……液体パ
イプ、4……レトルト、5……先端、6……底部、7…
…分散板、8……炉、9……加熱室、10……断熱材、11
……フィン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流動層炉内に流動ガスを流動ガス用パイプ
    により注入する手前に、同パイプに浸炭用アルコールや
    水蒸気処理の水などの雰囲気用液体を混合させるように
    接続する雰囲気用液体パイプの取り付け構造において、
    前記雰囲気用液体パイプの上部を前記流動層炉のレトル
    ト外面に接触させるように取り付けると共に、先端を前
    記流動ガス用パイプに接続させたことを特徴とする流動
    層炉雰囲気用流体パイプの取り付け構造。
JP12765388U 1988-09-29 1988-09-29 流動層炉雰囲気用液体パイプの取り付け構造 Expired - Lifetime JPH0643673Y2 (ja)

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JPH0248794U JPH0248794U (ja) 1990-04-04
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