JPH0643409A - 光学ハイブリッド - Google Patents
光学ハイブリッドInfo
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- JPH0643409A JPH0643409A JP5112015A JP11201593A JPH0643409A JP H0643409 A JPH0643409 A JP H0643409A JP 5112015 A JP5112015 A JP 5112015A JP 11201593 A JP11201593 A JP 11201593A JP H0643409 A JPH0643409 A JP H0643409A
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- polarization
- signals
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/25—Arrangements specific to fibre transmission
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/28—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
- G02B6/2804—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers
- G02B6/2821—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers using lateral coupling between contiguous fibres to split or combine optical signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/60—Receivers
- H04B10/61—Coherent receivers
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- Telescopes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 コヒーレント光学の検出に有利な生産性の高
い偏光型光学複合体を提供する。 【構成】 第1および第2の入力信号31,32を送り
出すための第1および第2の入力ポート、第1および第
2の出力信号34,35をそれぞれ抜き出すための第1
および第2の出力ポート、これらの入力信号にそれぞれ
の偏光状態を設定する偏光制御器38,39、偏光状態
を設定された信号を混合する方向性、結合器42、およ
びこれらの信号それぞれのその出力からそれぞれ特定の
偏光成分を検出する偏光器45,46を備え、これらの
出力信号34,35は少なくとも約90°の位相差をも
つそれぞれの入力信号31,32の積に比例した成分を
含む。
い偏光型光学複合体を提供する。 【構成】 第1および第2の入力信号31,32を送り
出すための第1および第2の入力ポート、第1および第
2の出力信号34,35をそれぞれ抜き出すための第1
および第2の出力ポート、これらの入力信号にそれぞれ
の偏光状態を設定する偏光制御器38,39、偏光状態
を設定された信号を混合する方向性、結合器42、およ
びこれらの信号それぞれのその出力からそれぞれ特定の
偏光成分を検出する偏光器45,46を備え、これらの
出力信号34,35は少なくとも約90°の位相差をも
つそれぞれの入力信号31,32の積に比例した成分を
含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコヒーレント光学検出技
術の分野に関し、光学ハイブリッド(又は光学複合
体)、および光学複合体を使用するコヒーレント光学受
容器に関する。
術の分野に関し、光学ハイブリッド(又は光学複合
体)、および光学複合体を使用するコヒーレント光学受
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】相の多様性を使用するコヒーレント光学
検出は「相とじ込めループ」(PLL)を使用すること
なしにベースバンドの使用を可能にする。モホダイン検
出が明らかにこれに該当する。電気的および光学的バン
ド幅の有効使用が可能になるの ネルのコヒーレント光学通信に非常に好適である。ま
た、熱ノイズのようなノイズの抑制に関する考慮は高い
ビットレートで相の多様性を利用することを魅力的なも
のにする。
検出は「相とじ込めループ」(PLL)を使用すること
なしにベースバンドの使用を可能にする。モホダイン検
出が明らかにこれに該当する。電気的および光学的バン
ド幅の有効使用が可能になるの ネルのコヒーレント光学通信に非常に好適である。ま
た、熱ノイズのようなノイズの抑制に関する考慮は高い
ビットレートで相の多様性を利用することを魅力的なも
のにする。
【0003】コヒーレント光学信号の振幅および位相を
回復するために、光学複合体の相の多様性のような使用
が行なわれる。光学複合体はm個の信号入力とn個の信
号出 力が2個以上の入力で示される信号のコヒーレント生成
物を放出する。これらの生成物は相互に良く決定された
位相差をもつ。相の多様性を使用するこのような光学複
合体には2種類ある。第1の種類の複合体は偏光型と呼
ばれ、異なった偏光をもつ出力信号間に所望の位相差を
一般に達成する。これは連結型と呼ばれる第2の種類の
ものとは対照的である。連結型においては同じ偏光をも
つ出力信号間の位相差が達成される。いくつかの説が偏
光型について知られている。
回復するために、光学複合体の相の多様性のような使用
が行なわれる。光学複合体はm個の信号入力とn個の信
号出 力が2個以上の入力で示される信号のコヒーレント生成
物を放出する。これらの生成物は相互に良く決定された
位相差をもつ。相の多様性を使用するこのような光学複
合体には2種類ある。第1の種類の複合体は偏光型と呼
ばれ、異なった偏光をもつ出力信号間に所望の位相差を
一般に達成する。これは連結型と呼ばれる第2の種類の
ものとは対照的である。連結型においては同じ偏光をも
つ出力信号間の位相差が達成される。いくつかの説が偏
光型について知られている。
【0004】偏光型の第1の説はパワー連結器と偏光分
割器との組合せにもとづく2×2ポートである。この場
合、90°の相転換は偏光分割器の入力において誘起さ
れ、分割成分の間の、分割器から出る混成信号は連結器
から来たり受容信号およびローカル発振器から来る信号
から成る。このような2×2のポートの第1の説は下記
の引用文献(1)に記載されている。第2の説は下記の
引用文献2に記載されており、これは入力に偏光制御器
をもち出力に相互に直行する線状偏光器をもつ。引用文
献3に記載されている第3の説において、90°の相差
の設定は入力信号をまず楕円状に別々に偏光させること
によって起る。この楕円偏光信号は次いで結合され、そ
してパワー分割連結器で分割され、そして最後に2つの
偏光−分割連結器の助けにより0°,90°,180°
および270°の相対位相をもつ4つの信号に分割され
る。
割器との組合せにもとづく2×2ポートである。この場
合、90°の相転換は偏光分割器の入力において誘起さ
れ、分割成分の間の、分割器から出る混成信号は連結器
から来たり受容信号およびローカル発振器から来る信号
から成る。このような2×2のポートの第1の説は下記
の引用文献(1)に記載されている。第2の説は下記の
引用文献2に記載されており、これは入力に偏光制御器
をもち出力に相互に直行する線状偏光器をもつ。引用文
献3に記載されている第3の説において、90°の相差
の設定は入力信号をまず楕円状に別々に偏光させること
によって起る。この楕円偏光信号は次いで結合され、そ
してパワー分割連結器で分割され、そして最後に2つの
偏光−分割連結器の助けにより0°,90°,180°
および270°の相対位相をもつ4つの信号に分割され
る。
【0005】偏光型マルチポートのこれらの周知の説の
すべての感度は、このようなマルチポートの出力側の信
号のすべてが使用され且つ熱的ノイズがこの方法におい
て可能な限り抑制されるならば、同じである。然しこの
場合に2個以上の検出器を使用すると受容器が複雑にな
り、その上高価になる。その上、バランス検出を使用す
ると、これは受容器のバンド幅を増大させ、熱ノイズを
増大させる。それ故、検出に2個以上の検出器を使用し
ないことが望ましい。然しながら、2つの検出器受容器
にとって、周知の偏光型光学複合体は最適ではない。9
0°の位相差を 入力の信号パワーの25%より多くが使用される出力の
それぞれに抜き出されることは決してない。相の多様性
に使用される光学複合体は下記の文献(4)に記載され
ているように像排除ヘテロダインにも使用されうるの
で、同じ制限が生産に関してこの種の受容器に適用され
る。
すべての感度は、このようなマルチポートの出力側の信
号のすべてが使用され且つ熱的ノイズがこの方法におい
て可能な限り抑制されるならば、同じである。然しこの
場合に2個以上の検出器を使用すると受容器が複雑にな
り、その上高価になる。その上、バランス検出を使用す
ると、これは受容器のバンド幅を増大させ、熱ノイズを
増大させる。それ故、検出に2個以上の検出器を使用し
ないことが望ましい。然しながら、2つの検出器受容器
にとって、周知の偏光型光学複合体は最適ではない。9
0°の位相差を 入力の信号パワーの25%より多くが使用される出力の
それぞれに抜き出されることは決してない。相の多様性
に使用される光学複合体は下記の文献(4)に記載され
ているように像排除ヘテロダインにも使用されうるの
で、同じ制限が生産に関してこの種の受容器に適用され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は高い生
産性をもつ、それ故にコヒーレント光学検出の2つの検
出器−受容器に使用するのに有利な偏光型光学複合体を
提供することにある。必ずしも損失のない2×2ポート
ではない受動体の理論分析は、90°の位相差の場合、
よくて29%の生産Rが依然として可能であることを示
している。本発明は偏光型光学複合体においてこれを達
成するものである。
産性をもつ、それ故にコヒーレント光学検出の2つの検
出器−受容器に使用するのに有利な偏光型光学複合体を
提供することにある。必ずしも損失のない2×2ポート
ではない受動体の理論分析は、90°の位相差の場合、
よくて29%の生産Rが依然として可能であることを示
している。本発明は偏光型光学複合体においてこれを達
成するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】常法的に、光学信号の偏
光状態およびその変化はポアンカレ球の点の助けにより
記述されている。光学信号に明確な偏光状態を与える光
学装置中の偏光依存性成分はこの球の点(複数)によっ
て表わすことができる。この使用によって、引用文献
(2)によってそれ自体開示されている構造をもつ光学
複合体のうち、偏光依存性成分はこのような位置に置く
ことができ(すなわち偏光制御器のセッティングおよび
偏光分析器の配置)、特異の条件をみたすこれらの位置
に対応するポアンカレ球上の諸点におくことができるこ
と、およびそれぞれの場合に25%より大きい生産をも
つ複合体がえられることが見出された。第1および第2
の入力信号をそれぞれ送り出すための第1および第2の
入力ポート、第1および第2の出力信号をそれぞれ抜き
出すための第1および第2の出力ポート、入力信号のそ
れぞれの偏光をセッティングするための入力ポートのそ
れぞれの偏光制御器、偏光に応じてセットされる信号を
パワーに応じて均一に混合および分布するための偏光非
依存性のパワー連結器、および出力ポートのそれぞれの
偏光器を備え、これらの出力信号が約90°の相互の位
相差をもつそれぞれの入力信号の第1および第2のコヒ
ーレント生成物を含む光学複合体は、本発明によるこの
目的のために、偏光制御器がポアンカレ球の点S1およ
びS2に相当する位置に固定され、偏光器がポアンカレ
球の点S3およびS4に相当する位置に配置され、該球
上のS1とS3との間の、S1とS4との間の、S2と
S3との間の、およびS2とS4との間の角度がすべて
が90°より小さく、そして点S1,S2,および−S
3を通るサークルおよび点S1,S2および−S4を通
るサークルが90°の角度で相互に交差し、点−S3お
よび点−S4がそれぞれ点S3およびS4の対せき地で
あることにより特徴づけられる。本発明の更なる目的は
本発明による光学複合体を使用するコヒーレント光学受
容器を提供することにある。
光状態およびその変化はポアンカレ球の点の助けにより
記述されている。光学信号に明確な偏光状態を与える光
学装置中の偏光依存性成分はこの球の点(複数)によっ
て表わすことができる。この使用によって、引用文献
(2)によってそれ自体開示されている構造をもつ光学
複合体のうち、偏光依存性成分はこのような位置に置く
ことができ(すなわち偏光制御器のセッティングおよび
偏光分析器の配置)、特異の条件をみたすこれらの位置
に対応するポアンカレ球上の諸点におくことができるこ
と、およびそれぞれの場合に25%より大きい生産をも
つ複合体がえられることが見出された。第1および第2
の入力信号をそれぞれ送り出すための第1および第2の
入力ポート、第1および第2の出力信号をそれぞれ抜き
出すための第1および第2の出力ポート、入力信号のそ
れぞれの偏光をセッティングするための入力ポートのそ
れぞれの偏光制御器、偏光に応じてセットされる信号を
パワーに応じて均一に混合および分布するための偏光非
依存性のパワー連結器、および出力ポートのそれぞれの
偏光器を備え、これらの出力信号が約90°の相互の位
相差をもつそれぞれの入力信号の第1および第2のコヒ
ーレント生成物を含む光学複合体は、本発明によるこの
目的のために、偏光制御器がポアンカレ球の点S1およ
びS2に相当する位置に固定され、偏光器がポアンカレ
球の点S3およびS4に相当する位置に配置され、該球
上のS1とS3との間の、S1とS4との間の、S2と
S3との間の、およびS2とS4との間の角度がすべて
が90°より小さく、そして点S1,S2,および−S
3を通るサークルおよび点S1,S2および−S4を通
るサークルが90°の角度で相互に交差し、点−S3お
よび点−S4がそれぞれ点S3およびS4の対せき地で
あることにより特徴づけられる。本発明の更なる目的は
本発明による光学複合体を使用するコヒーレント光学受
容器を提供することにある。
【0008】引用文献
【0009】
【表1】
【0010】
【実施例】図1は光学複合体として知られている一般の
2×2ポートのブロック・ダイアグラムを示す。この種
のポートは入力1および2、2つの出力3および4、生
産 をもつ入力信号E1とE2が該ポートの入力1および2
で示されると、それぞれ次式が成立する。
2×2ポートのブロック・ダイアグラムを示す。この種
のポートは入力1および2、2つの出力3および4、生
産 をもつ入力信号E1とE2が該ポートの入力1および2
で示されると、それぞれ次式が成立する。
【0011】
【数1】
【0012】出力3および4の信号は次のように示すこ
とができる。
とができる。
【0013】
【数2】
【0014】 次式の関係が成立する。
【0015】
【数3】
【0016】上記の式(2a),(2b)および(3)
を集めることによって次式の関係を推論することができ
る。
を集めることによって次式の関係を推論することができ
る。
【0017】
【数4】
【0018】式4は生産Rの上限を複合体の位相角度Ψ
の関数として規定する。この上限の過程は図2に示す。
この図において点A(Ψ=0°、R=25%)は4つの
Yジャンクションをもつ位相転換型光学複合体に相当
し、点B(Ψ=120°、R=33.3%)は対称3×
3連結器に相当し、点C(Ψ=180°、R=50%)
は対称2×2連結器に相当し、点D(Ψ=90°、R=
29.3%)は少なくとも理論的には、以下に90°複
合体と呼ぶ90°の位相転換をおよび25%より大きい
生産もつ光学複合体を表わす。
の関数として規定する。この上限の過程は図2に示す。
この図において点A(Ψ=0°、R=25%)は4つの
Yジャンクションをもつ位相転換型光学複合体に相当
し、点B(Ψ=120°、R=33.3%)は対称3×
3連結器に相当し、点C(Ψ=180°、R=50%)
は対称2×2連結器に相当し、点D(Ψ=90°、R=
29.3%)は少なくとも理論的には、以下に90°複
合体と呼ぶ90°の位相転換をおよび25%より大きい
生産もつ光学複合体を表わす。
【0019】2つの光検出器をもつ位相多様性を使用す
るコヒーレント検出装置において用いることのできるよ
うな、このような偏光型の90°複合体の具体例につい
て以下に述べる。
るコヒーレント検出装置において用いることのできるよ
うな、このような偏光型の90°複合体の具体例につい
て以下に述べる。
【0020】図3はそれ自体構造の知られている(引用
文献(2)とくに図1参照)90°複合体30をもつコ
ヒーレント光学位相多様性受容器のダイヤグラムを示
す。この複合体30は受容された信号の第1の信号入力
31およびローカル発振器33から来る発振器信号の第
2の信号入力32をもつ。複合体30は更に、第1の光
検出器36および第2の光検出器37にそれぞれ連結さ
れる第1の信号出力および第2の信号出力をもつ。第1
の信号出力31および第2の信号出力32は、それぞれ
第1の偏光制御器38および第2の偏光制御器を介し
て、3dBパワーの連結器42の入力40および41に
送られる。パワー連結器42の出力43および44は、
それぞれ第1の線状偏光器45および第2の線状偏光器
46を介して、信号出力34および35に送られる。こ
の周知の複合体において、線状偏光器45および46
は、常法のように、水平に対して0°および90°の角
度に配置されるが、偏光制御器38および39はそれぞ
れ45°の角度の線状偏光に及び円形偏光にセットされ
る。このような配置およびセッティングは以後一緒にし
てポジションズと呼び、図4aに図式的に示す。この図
において、偏光制御器38と39の位置および偏光器4
5と46の位置はそれぞれP1,P2,P3およびP4
によって示される。これらのポジションはポアンカレ球
上の諸点に対応する。これは図4bに示してあり、問題
の諸点はP1〜P4によって示される。P3およびP4
は相互に球状の対せき地である。すなわちP3=−P4
である。点P1,P2および−P3を通るサークルおよ
び点P1,P2および−P4を通るサークルは90°の
角度で交差するので、これらの点は90°複合体を表わ
す。P1とP2との間の、P1とP4との間の、P2と
P3との間の、およびP2とP4との間の、球上の円弧
の角度はすべて90°であるので、25%より高い生産
はこの複合体はこの複合体については可能ではない。
文献(2)とくに図1参照)90°複合体30をもつコ
ヒーレント光学位相多様性受容器のダイヤグラムを示
す。この複合体30は受容された信号の第1の信号入力
31およびローカル発振器33から来る発振器信号の第
2の信号入力32をもつ。複合体30は更に、第1の光
検出器36および第2の光検出器37にそれぞれ連結さ
れる第1の信号出力および第2の信号出力をもつ。第1
の信号出力31および第2の信号出力32は、それぞれ
第1の偏光制御器38および第2の偏光制御器を介し
て、3dBパワーの連結器42の入力40および41に
送られる。パワー連結器42の出力43および44は、
それぞれ第1の線状偏光器45および第2の線状偏光器
46を介して、信号出力34および35に送られる。こ
の周知の複合体において、線状偏光器45および46
は、常法のように、水平に対して0°および90°の角
度に配置されるが、偏光制御器38および39はそれぞ
れ45°の角度の線状偏光に及び円形偏光にセットされ
る。このような配置およびセッティングは以後一緒にし
てポジションズと呼び、図4aに図式的に示す。この図
において、偏光制御器38と39の位置および偏光器4
5と46の位置はそれぞれP1,P2,P3およびP4
によって示される。これらのポジションはポアンカレ球
上の諸点に対応する。これは図4bに示してあり、問題
の諸点はP1〜P4によって示される。P3およびP4
は相互に球状の対せき地である。すなわちP3=−P4
である。点P1,P2および−P3を通るサークルおよ
び点P1,P2および−P4を通るサークルは90°の
角度で交差するので、これらの点は90°複合体を表わ
す。P1とP2との間の、P1とP4との間の、P2と
P3との間の、およびP2とP4との間の、球上の円弧
の角度はすべて90°であるので、25%より高い生産
はこの複合体はこの複合体については可能ではない。
【0021】最も一般的な場合、高い生産をもつ90°
複合体は、球上の対応する点が2つの要件が満足される
ように、すなわち円弧のこれらの角度がすべて90°よ
り小さく、示されるサークルが90°の角度で交差する
ように配置されるならばえられる。以後これは線状偏光
器45と46が水平に対してそれぞれαおよび−αの角
度で配置され、そして偏光制御器38と39がそれぞれ
同じ角度で左手および右手の楕円偏光を生ずるようにセ
ットされるならば、該角度αはポアンカレ球上の対応す
る諸点は上記の2つの要件を満足するようにえらぶこと
ができ、理論的最高生産Rは同時に達成されうるという
ことが以下に示されるであろう。偏光器および制御器の
これらの点は図5に図式的に示される。この図におい
て、偏光制御器38と39および偏光器45と46の最
適位置はそれぞれQ1,Q2,Q3およびQ4によって
それぞれ示される。これらのQ1〜Q4のポジション
は、図5bに示すように、ポアンカレ球上に対応して示
される諸点に対応する。偏光依存性の諸成分についてこ
のような位置をもつ複合体の場合、たとえばJohne
sによる周知の偏光・マトリックス計算式を使用して誘
導することができる。それは位相角度Ψおよび生産Rを
角度αの関数として示す次式である。
複合体は、球上の対応する点が2つの要件が満足される
ように、すなわち円弧のこれらの角度がすべて90°よ
り小さく、示されるサークルが90°の角度で交差する
ように配置されるならばえられる。以後これは線状偏光
器45と46が水平に対してそれぞれαおよび−αの角
度で配置され、そして偏光制御器38と39がそれぞれ
同じ角度で左手および右手の楕円偏光を生ずるようにセ
ットされるならば、該角度αはポアンカレ球上の対応す
る諸点は上記の2つの要件を満足するようにえらぶこと
ができ、理論的最高生産Rは同時に達成されうるという
ことが以下に示されるであろう。偏光器および制御器の
これらの点は図5に図式的に示される。この図におい
て、偏光制御器38と39および偏光器45と46の最
適位置はそれぞれQ1,Q2,Q3およびQ4によって
それぞれ示される。これらのQ1〜Q4のポジション
は、図5bに示すように、ポアンカレ球上に対応して示
される諸点に対応する。偏光依存性の諸成分についてこ
のような位置をもつ複合体の場合、たとえばJohne
sによる周知の偏光・マトリックス計算式を使用して誘
導することができる。それは位相角度Ψおよび生産Rを
角度αの関数として示す次式である。
【0022】
【数5】
【0023】
【数6】
【0024】90°複合体の場合、位相角度Ψ=90°
であることが必要である。 る理論上限に正に等しい(図2中の点D参照)。最適の
90°複合体に相当するのは、見出されるセッティング
角度αにもとづくQ1〜Q4の1セットではない。事
実、回転によってセットQ1〜Q4に転換しうるポアン
カレ球上の4つの点のそれぞれのセットはこのような最
適複合体を表わす。遅延はこのような回転に対応するの
で、セットの遅延はそれ故にまた許される。
であることが必要である。 る理論上限に正に等しい(図2中の点D参照)。最適の
90°複合体に相当するのは、見出されるセッティング
角度αにもとづくQ1〜Q4の1セットではない。事
実、回転によってセットQ1〜Q4に転換しうるポアン
カレ球上の4つの点のそれぞれのセットはこのような最
適複合体を表わす。遅延はこのような回転に対応するの
で、セットの遅延はそれ故にまた許される。
【0025】式(5)および(6)は信号入力31と3
2において入力信号の入力偏光が一定であるとして事実
誘導された。これにもとづいて90°複合体の最適使用
を達成するためには、これが上記のケースであることが
保証されなければならない。これは2つの入力信号の1
つ又はそれぞれを従来の活性偏光制御にかけることによ
って常法どおり達成させることができる。この制御は下
流の電気回路からのフィードバック・ループを介して駆
動される。これを達成する別の可能性は偏光器を2つの
信号入力の1つ又はそれぞれの下流に設置することであ
る。次いでこの複合体は固定位置にセットすることがで
き、そうすると位相角度はもはや入力偏光の残存変動に
依然性ではなくなる。
2において入力信号の入力偏光が一定であるとして事実
誘導された。これにもとづいて90°複合体の最適使用
を達成するためには、これが上記のケースであることが
保証されなければならない。これは2つの入力信号の1
つ又はそれぞれを従来の活性偏光制御にかけることによ
って常法どおり達成させることができる。この制御は下
流の電気回路からのフィードバック・ループを介して駆
動される。これを達成する別の可能性は偏光器を2つの
信号入力の1つ又はそれぞれの下流に設置することであ
る。次いでこの複合体は固定位置にセットすることがで
き、そうすると位相角度はもはや入力偏光の残存変動に
依然性ではなくなる。
【図1】光学複合体として使用しうる一般の2×2ポー
トのブロックダイヤグラフの説明図である。
トのブロックダイヤグラフの説明図である。
【図2】生産Rの上限の過程を図1による光学複合体の
位相角度Ψの関数として示すグラフである。
位相角度Ψの関数として示すグラフである。
【図3】偏光型の光学複合体をもつコヒーレント光学多
様性受容器のダイヤグラフを示す説明図である。
様性受容器のダイヤグラフを示す説明図である。
【図4】図4aは図3による受容器中の90°複合体に
ついての偏光依存性成分の知られている位置を示す説明
図である。
ついての偏光依存性成分の知られている位置を示す説明
図である。
【図5】図4bは図4aによる位置に相当するポアンカ
レ球上の諸点を示す説明図である。
レ球上の諸点を示す説明図である。
【図6】図5aは本発明による90°複合体についての
偏光依然性成分の諸点を図4aと同様にして示す説明図
である。
偏光依然性成分の諸点を図4aと同様にして示す説明図
である。
【図7】図5bは図5aによる諸点に相当するポアンカ
レ球上の諸点を示す説明図である。
レ球上の諸点を示す説明図である。
31,32 信号入力 33 ローカル発振器 38,39 偏光制御器 42 パワー連結器 43,44 パワー連結器の出力 45,46 線状偏光器
Claims (5)
- 【請求項1】 第1および第2の入力信号をそれぞれ送
り出すための第1および第2の入力ポート、第1および
第2の出力信号をそれぞれ抜き出すための第1および第
2の出力ポート、これらの入力信号のそれぞれの偏光を
固定するための入力ポートのそれぞれの偏光制御器、偏
光により固定される信号を混合してパワーに応じて均一
に分布するための偏光非依存性のパワー連結器、および
これらの出力信号のそれぞれの偏光器を備え、これらの
出力信号が少なくとも約90°の相互の位相差をもつそ
れぞれの入力信号の第1および第2のコヒーレント生成
物を含む光学複合体において、該偏光制御器がポアンカ
レの球の点S1およびS2に相当する位置に固定され、
偏光器がポアンカレの球の点S3およひS4に相当する
位置に配置され、該球上のS1とS3との間の、S1と
S4との間の、S2とS3との間の、およびS2とS4
との間の角度のすべてが90°より小さく、そして点S
1,S2および−S3を通るサークルおよび点S1,S
2および−S4を通るサークルが90°の角度で相互に
交差し、点−S3および−S4がそれぞれ点S3および
S4の対せき地であることを特徴とする光学複合体。 - 【請求項2】 点S1〜S4が、ポアンカレの球の回転
によって、偏光制御器が相互に実質的に等しく然し角度
αで反対方向の楕円偏光に固定される位置に変換しうる
点であり、そして偏光器が線状であって角度αおよび−
αで実質的に配置されることを特徴とする請求項1の光
学複合体。 - 【請求項3】 角度αが約32.8℃であることを特徴
とする請求項2の光学複合体。 - 【請求項4】 光学ローカル発振器、受信した光学信号
および該ローカル発振器からくる信号を相互にマッチン
グ/調節するための第1の偏光制御装置、マッチングし
た信号を送り出すための2つの入口ポートおよびこれら
2つの送り出 そしてそのコヒーレント生成物が位相において異なる光
学複合体、および該コヒーレント生成物を検出して相互
に90°の位相差をもつ2つの出力信号を放射するため
の検出装置を備えるコヒーレント光学受容器において、
該検出装置が2つの光検出器のみを含み、それぞれが光
学複合体の出力ポートの1つに連結していること、およ
び光学複合体のそれぞれから光検出器に連結の出力ポー
トへのパワー伝送が25%より大きいこと、を特徴とす
るコヒーレント光学受容器。 - 【請求項5】 光学複合体が請求項1〜3のいづれか1
項の複合体であることを特徴とする請求項4のコヒーレ
ント光学受容器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL9200633A NL9200633A (nl) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | Optische hybride. |
NL9200633 | 1992-04-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643409A true JPH0643409A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=19860661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5112015A Pending JPH0643409A (ja) | 1992-04-03 | 1993-04-05 | 光学ハイブリッド |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0564042B1 (ja) |
JP (1) | JPH0643409A (ja) |
AT (1) | ATE153775T1 (ja) |
DE (1) | DE69310980T2 (ja) |
NL (1) | NL9200633A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6277027B1 (en) | 1998-03-19 | 2001-08-21 | Mannesmann Sachs Ag | Hydrodynamic torque converter with connecting elements attached by outward pressings |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010237300A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Fujitsu Optical Components Ltd | 90度ハイブリッド,光モジュールおよび光受信機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2214381A (en) * | 1987-12-29 | 1989-08-31 | Gen Electric Co Plc | Optical phase-diversity receivers |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8514264D0 (en) * | 1985-06-06 | 1985-07-10 | British Telecomm | Coherent optical receivers |
EP0248234B1 (de) * | 1986-05-13 | 1991-03-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Endlos-Polarisationsregelung |
-
1992
- 1992-04-03 NL NL9200633A patent/NL9200633A/nl not_active Application Discontinuation
-
1993
- 1993-03-31 AT AT93200904T patent/ATE153775T1/de active
- 1993-03-31 DE DE69310980T patent/DE69310980T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-31 EP EP93200904A patent/EP0564042B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-05 JP JP5112015A patent/JPH0643409A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2214381A (en) * | 1987-12-29 | 1989-08-31 | Gen Electric Co Plc | Optical phase-diversity receivers |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6277027B1 (en) | 1998-03-19 | 2001-08-21 | Mannesmann Sachs Ag | Hydrodynamic torque converter with connecting elements attached by outward pressings |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69310980D1 (de) | 1997-07-03 |
ATE153775T1 (de) | 1997-06-15 |
EP0564042A1 (en) | 1993-10-06 |
NL9200633A (nl) | 1993-11-01 |
EP0564042B1 (en) | 1997-05-28 |
DE69310980T2 (de) | 1997-11-06 |
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