JPH0643360Y2 - コンクリートポンプにおけるホッパのスクリーン - Google Patents

コンクリートポンプにおけるホッパのスクリーン

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Publication number
JPH0643360Y2
JPH0643360Y2 JP3218289U JP3218289U JPH0643360Y2 JP H0643360 Y2 JPH0643360 Y2 JP H0643360Y2 JP 3218289 U JP3218289 U JP 3218289U JP 3218289 U JP3218289 U JP 3218289U JP H0643360 Y2 JPH0643360 Y2 JP H0643360Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
hopper
screen
mesh
concrete pump
concrete
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3218289U
Other languages
English (en)
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JPH02123552U (ja
Inventor
義晴 吉川
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新潟鐵工所 filed Critical 株式会社新潟鐵工所
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンクリートポンプのホッパの開口部に載置
されるスクリーンに関する。
〔従来の技術〕
コンクリートポンプ車においては、第3図に示すよう
に、コンクリートポンプのホッパ21の左右と後部にフロ
ア22,23を設けて、コンクリートポンプの点検等の諸作
業に便ならしめ、また、ホッパ21の開口部にスクリーン
24を載せて作業員の安全を期している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、従来のスクリーン24は、その網目が全体的に
同一の大きさに形成されていたため、網目が大きいと、
作業員がフロア22,23上で体のバランスを損なったよう
な場合、網目から足を落とす恐れがあり、また網目を小
さくすると、低スランプの硬い生コンクリートが網目か
らホッパ内に落ちにくくなってポンプ輸送に支障が出る
という問題点がある。
本考案は、安全性が高く、作業員が足を落とす恐れがな
い上に、硬い生コンクリートでもホッパ内に円滑に投入
することができるスクリーンを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、コンクリート
ポンプの周囲にフロアが設けられたホッパの開口部に載
置されるスクリーンにおいて、上記フロアに沿うホッパ
の外周部の網目を、ホッパの中央部の網目より小さく形
成した構成としたものである。
〔作用〕
上記の構成では、作業員が狭いフロア上で体のバランス
を失し、誤ってスクリーン上に片足を踏み込んでも、ス
クリーンのフロアに沿う外周部の網目は小さくされてい
るため、ホッパ内に足が入って怪我をすることはない。
また、生コンクリートは網目の大きいスクリーンの中央
部を通ってホッパ内に入るので、ポンプ輸送に支障が出
ることはない。
〔実施例〕
第1図と第2図は本考案に係るコンクリートポンプにお
けるホッパのスクリーンの一実施例を示すもので、図中
符号1はコンクリートポンプのホッパである。このホッ
パ1内には、周囲に攪拌羽根2を取り付けた回転軸3が
軸受け4,4に枢支されて設けられるとともに、回転軸3
の下には、切換弁5が揺動自在に設けられている。な
お、切換弁5は2基のシリンダ(図示せず)とともにコ
ンクリートポンプの主体部を構成するもので、周知のよ
うに、ホッパ1内で揺動させられて2基のシリンダを圧
送管(図示せず)に交互に接続する構成とされている。
上記ホッパ1の開口部1aの左右と後方には、フロア6,7
が設けられ、該開口部1aには左右2個の四角形のスクリ
ーン8,8が、ホッパ1の口縁に沿って設けられた軸9に
その一辺を軸支して上下に起倒自在に設けられている。
スクリーン8は、枠体10に、複数の縦の網目部材11と、
複数の横の網目部材12をそれぞれ所定の間隔A,Bで縦横
に取り付け、またフロア6,7に沿う外周部に、その部分
の網目が小さくなるように、補助部材13,14を取り付け
て成るものである。
図のスクリーン8の縦の網目部材11,11同士、及び縦の
網目部材11と枠体10のとの間隔Aは、70〜80mmに、また
横の網目部材12,12同士、及び横の網目部材12と枠体10
との間隔Bは、90〜110mmにそれぞれ設定され、補助部
材13は枠体10と縦の網目部材11の中間位置、また他の補
助部材14は枠体10と横の網目部材12の中間位置にそれぞ
れ設けられ、その部分の網目を他の網目のほぼ1/2に小
さくしている。
上記スクリーン8,8の外側には、蓋15が軸16によってこ
れも起倒自在に取り付けられている。この蓋15は、開状
態、つまり起立状態でコンクリートポンプ車の車体17に
固定され、ミキサドラムのシュート(図示せず)からホ
ッパ1内に投入される生コンクリートの飛散を防止する
とともに、スクリーン8に係止具18を掛けて起立状態を
維持させるようになっている。
なお、図のホッパ1は、その口縁が後部のフロア7に近
付く程下に下がるように斜めに形成され、またホッパ1
の後縁1bは、ゴム若しくはこれに類する柔軟材料により
形成されている。スクリーン8の上記後縁1b部分の自由
端は、下方に折り曲げて形成されている。符号19は照明
灯である。
上記のように構成されたスクリーンの使用方法を説明す
ると、コンクリートポンプ車の走行時においては、2個
のスクリーン8をホッパ1の開口部に倒し(第1図、左
側のスクリーン8参照)、更にその上に蓋15を倒してコ
ンクリートポンプ車を走らせる。また、生コンクリート
のポンプ輸送に際しては、蓋15を起立させてホッパ1を
開け、スクリーン8は倒したままミキサドラムのシュー
トからスクリーン8を通して生コンクリートをホッパ1
内に投入する。
この際、スクリーン8の中央部の網目は従来通り大きく
形成されているので、低スランプの硬い生コンクリート
であっても、支障なくホッパ1内に投入することができ
る。またホッパ1に対するシュートの設置時にシュート
が衝突しやすいホッパ1の後縁1bは、ゴム等の柔軟材料
で製作されているので、衝突によってシュートが変形す
るなどのことはないとともに、後縁1bをたわめてシュー
トの下端をホッパ1の最後部に付け、シュートの傾斜を
強めて生コンクリートの投入を円滑に行うことができ
る。
また、作業員が万が一狭いフロア6,7の上で体のバラン
スを損なって片足をホッパ1内に踏み込む事態が生じて
も、スクリーン8のフロア6,7に沿う外周部の網目は補
助部材13,14によって小さくされているので、足が下に
落ちて怪我をするようなことはない。
ホッパ1内を点検するような場合には、スクリーン8を
第1図の右側のように起こし、係止具18で固定して行
う。
なお、図の実施例のものは、スクリーン8は左右に分け
て2個設けられているが、1個でも、3個以上でもよ
く、また起倒自在とされているが、そのようにしないで
単に着脱式としてもよい。ホッパ1の後縁1bは、ゴム等
の柔軟材料で形成しないで、通例のように剛構造とし、
またスクリーン8の自由端を下に曲げずに平らにして実
施することもできる。補助部材13,14の使用本数は任意
であり、2本以上でもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係るコンクリートポンプ
におけるホッパのスクリーンは、コンクリートポンプの
周囲にフロアが設けられたホッパの開口部に載置される
スクリーンにおいて、上記フロアに沿うホッパの外周部
の網目がホッパの中央部の網目より小さく形成されてい
るので、狭いフロア上で万が一作業員が体のバランスを
欠いて片足をホッパ内に踏み込むようなことがあっても
怪我をするようなことはなく、安全である。また、硬い
生コンクリートであっても支障なくホッパに投入するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はコンクリートポンプにおけるホッパの本考案に
係るスクリーンの一実施例を示す正面図、第2図は外観
図である。第3図は後部にコンクリートポンプを備えた
従来のコンクリートポンプ車のホッパ部分の平面図であ
る。 1……ホッパ、1a……開口部、6,7……フロア、8……
スクリーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートポンプの周囲にフロアが設け
    られたホッパの開口部に載置されるスクリーンにおい
    て、上記フロアに沿うホッパの外周部の網目がホッパの
    中央部の網目より小さく形成されたことを特徴とするコ
    ンクリートポンプにおけるホッパのスクリーン。
JP3218289U 1989-03-22 1989-03-22 コンクリートポンプにおけるホッパのスクリーン Expired - Lifetime JPH0643360Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3218289U JPH0643360Y2 (ja) 1989-03-22 1989-03-22 コンクリートポンプにおけるホッパのスクリーン

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JP3218289U JPH0643360Y2 (ja) 1989-03-22 1989-03-22 コンクリートポンプにおけるホッパのスクリーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02123552U JPH02123552U (ja) 1990-10-11
JPH0643360Y2 true JPH0643360Y2 (ja) 1994-11-09

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ID=31258518

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