JPH0643294A - 中性子チョッパ - Google Patents

中性子チョッパ

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Publication number
JPH0643294A
JPH0643294A JP4199957A JP19995792A JPH0643294A JP H0643294 A JPH0643294 A JP H0643294A JP 4199957 A JP4199957 A JP 4199957A JP 19995792 A JP19995792 A JP 19995792A JP H0643294 A JPH0643294 A JP H0643294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neutron
rotor
housing
window
intermediate wall
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4199957A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Shimaguchi
博匡 島口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Seiki KK
Original Assignee
Seiko Seiki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Seiki KK filed Critical Seiko Seiki KK
Priority to JP4199957A priority Critical patent/JPH0643294A/ja
Publication of JPH0643294A publication Critical patent/JPH0643294A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K1/00Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
    • G21K1/02Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators
    • G21K1/04Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators using variable diaphragms, shutters, choppers
    • G21K1/043Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators using variable diaphragms, shutters, choppers changing time structure of beams by mechanical means, e.g. choppers, spinning filter wheels

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属疲労により破壊したスリットパッケージ
等の破片が中性子導入窓や中性子透過窓を突き破り、ハ
ウジングの外部に飛び出すのを防止する。 【構成】 ロータ1とハウジング4との間に筒状の中間
壁体7を設ける。中間壁体7は、そこに直接加えられる
衝撃力で、ロータ1とは独立して回転するように配設す
る。即ち、金属疲労で破断したスリットパッケージ3等
の断片がロータ1の遠心力によりロータ1の接線方向に
沿って飛び散ったときには、その飛び散った断片が中間
壁体7の内壁面に衝突し、この衝撃力で中間壁体7を回
転させ、中性子導入窓5や中性子透過窓6を中間壁体7
により閉じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中性子を用いた非破
壊試験装置等に組み込まれ、原子炉からの連続的な中性
子ビームを断続的にカットする中性子チョッパに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、中性子を用いて材料の非破壊
試験を行う装置としては図3に示すような非破壊試験装
置が知られており、このような非破壊試験装置には、原
子炉20から飛び出た中性子ビームがサンプルテーブル
21に至る経路の途中に、低速チョッパ22及び高速チ
ョッパ23として図4に示すような中性子チョッパが設
置されている。
【0003】ところで、同図に示す中性子チョッパは断
面円形状のロータ1及びそのロータ1を収納する筒状の
ハウジング4を有し、ロータ1とハウジング4とは何等
遮られることなく互いに隣接するように設置されてい
る。また、ロータ1にはその径方向に横穴2が形成され
ていると共に、ハウジング4の外周面には上記横穴2の
延長線上に中性子導入窓5及び中性子透過窓6が設置さ
れている。
【0004】即ち、この中性子チョッパは、ロータ1の
回転により、横穴2、中性子導入窓5、及び中性子透過
窓6が略一列に並んだときにのみ、中性子導入窓5、横
穴2、横穴2内のスリットパッケージ3、及び中性子透
過窓6を介してハウジング4の外部へと中性子ビームを
出力し、上記のような並びが崩れたときには中性子ビー
ムの出力が遮断される。つまり、このような中性子チョ
ッパは、中性子導入窓5から侵入する連続的な中性子ビ
ームをロータ1の回転で断続的にカットして中性子透過
窓6よりハウジング4の外部へと出力するように構成さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の中性子チョッパにあっては、ロータ1とハ
ウジング4とは何等遮られることなく互いに隣接し、し
かも、ハウジング4に有する中性子導入窓5や中性子透
過窓6の部分はハウジング4の肉厚に比し薄く強度も低
いため、ロータ1の回転中にスリットパッケージ3やそ
れを固定するネジ3a等が金属疲労で破断し、その断片
がロータ1の遠心力によりロータ1の接線方向に沿って
飛び散ったときには、断片がハウジング4の内壁面に直
に衝突するので、このような断片が中性子導入窓5や中
性子透過窓6を突き破り、ハウジング4の外部へと飛び
出す確率が非常に高く、安全性に劣る等の問題点があ
る。
【0006】この発明は上述の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、金属疲労による破断の
断片が中性子導入窓等を突き破り、ハウジングの外部へ
と飛び出すのを防止して、中性子チョッパの安全性を向
上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、径方向に貫通する横穴が形成された断
面円形状のロータと、その横穴に内蔵されたスリットパ
ッケージと、上記ロータを収納する筒状のハウジング
と、このハウジングの外周面に配設されると共に上記横
穴の延長線上に位置する中性子導入窓と、上記ハウジン
グの外周面に配設されると共に上記中性子導入窓と向か
い合うように設置された中性子透過窓とを備え、上記中
性子導入窓から侵入する連続的な中性子ビームをロータ
の回転で断続的にカットして中性子透過窓よりハウジン
グの外部へと出力する中性子チョッパにおいて、上記ロ
ータとハウジングとの間にそのロータとは独立して回転
可能に設置されると共に、一端が上記横穴側に向かって
開口され、他端が上記中性子導入窓側又は中性子透過窓
側に向かって開口された一対の連通路を有する筒状の中
間壁体を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明によれば、金属疲労で破断したスリッ
トパッケージやそれを固定するネジ等の断片がロータの
遠心力によりロータの接線方向に沿って飛び散ったとき
には、その飛び散った断片が中間壁体の内壁面に衝突
し、この衝撃力で中間壁体が回転し、中性子導入窓や中
性子透過窓が中間壁体により閉じられる。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係る中性子チョッパの一実
施例について図1及び図2を基に説明する。なお、従来
と同一部材には同一符号を付す。
【0010】この中性子チョッパには図1に示す如く断
面円形状のロータ1がその軸心を中心に回転可能に配設
されていると共に、ロータ1の中央付近には断面四角形
状の横穴2が設けられており、この横穴2は上記ロータ
1をその径方向に貫通するように形成されている。
【0011】また、上記横穴2にはスリットパッケージ
3が内蔵されており、このスリットパッケージ3は、中
性子吸収材と中性子透過材とを交互に積層したもので、
その積層方向に対し横穴2の深さ方向が交差するように
設置されている。
【0012】さらに、上記ロータ1は筒状のハウジング
4内に収納されていると共に、そのハウジング4の外周
面には中性子導入窓5及び中性子透過窓6が設けられて
おり、中性子導入窓5は上記横穴2の延長線上に設置さ
れている。中性子透過窓6はロータ1を介して上記中性
子導入窓5と向かい合う位置に配設されている。
【0013】ところで、上記のようなロータ1とハウジ
ング4との間には筒状の中間壁体7が介在されており、
この中間壁体7は、そこに直接加えられる衝撃力で、ロ
ータ1とは独立して回転するように設置されていると共
に、その衝撃力が加えられる前の状態においては所定位
置に固定されている。
【0014】また、上記中間壁体7には一対の連通路
8,9を有し、その一方の連通路8は一端が上記横穴2
側に向かって、他端が上記中性子導入窓5側に向かって
開口されている。他方の連通路9は一端が上記横穴2側
に向かって、他端が上記中性子透過窓6に向かって開口
されている。
【0015】さらに、上記中間壁体7の一端側には切欠
部10が形成されていると共に、この切欠部10には図
示しない天板に埋設されたストップピン11が臨むよう
に配設されており、このストップピン11は、中間壁体
7の回転により中性子導入窓5や中性子透過窓6が完全
に閉じられた状態となったとき、即ち、中性子導入窓5
から中性子透過窓6に至るまでの経路が中間壁体7の肉
厚部分で完全に遮断されたとき、切欠部10の側壁部分
に当接し、中間壁体7の回転を停止させるように構成さ
れている。
【0016】次に、上記の如く構成された中性子チョッ
パの動作について図1及び図2を基に説明する。
【0017】この中性子チョッパによれば、ロータ1の
回転により、中性子導入窓5、横穴2及び中性子透過窓
6が略一列に並んだときにのみ、中性子導入窓5、連通
路8、横穴2、スリットパッケージ3、連通路9及び中
性子透過窓6を介してハウジング4の外部へと中性子ビ
ームを出力し、上記のような並びが崩れたときには中性
子ビームの出力が遮断される。即ち、このような中性子
チョッパでは、中性子導入窓5から侵入する連続的な中
性子ビームをロータ1の回転で断続的にカットして中性
子透過窓6よりハウジング4の外部へと出力する。
【0018】ところで、ロータ1の回転中に、スリット
パッケージ3やそれを固定するネジ3a等が金属疲労に
より破断すると、その略全ての断片はロータ1の遠心力
によりロータ1の接線方向に沿って飛び散る。
【0019】この時、中間壁体7は、飛び散った断片に
よる衝撃力を直に受け、その衝撃力でロータ1とは独立
して回転し、ハウジング4の中性子導入窓5や中性子透
過窓6を閉じる。即ち、中性子導入窓5から中性子透過
窓6に至るまでの経路は中間壁体7の肉厚部分で遮断さ
れる。
【0020】また、上記のような経路が完全に遮断され
たときには、中間壁体7に有する切欠部10の側壁部分
がストップピン11に当接することにより、中間壁体7
の回転が停止し、中性子導入窓5や中性子透過窓6が完
全に閉じられた状態で固定される。
【0021】したがって、上記のような実施例によれ
ば、金属疲労で破断したスリットパッケージ等の断片が
ロータの遠心力によりロータの接線方向に沿って飛び散
ったときには、その飛び散った断片が中間壁体の内壁面
に衝突し、この衝撃力で中間壁体が回転し、中性子導入
窓や中性子透過窓が中間壁体により閉じられるので、上
記のような断片が中性子導入窓や中性子透過窓を突き破
り、ハウジングの外部へと飛び出すのを略確実に防止で
きる。
【0022】本発明の安全装置は中性子チョッパ以外の
X線や光等のビームをチョッパリングする装置にも応用
可能である。
【0023】
【発明の効果】この発明に係る中性子チョッパにあって
は、上記の如くロータとハウジングとの間にロータとは
独立して回転可能な中間壁体を設けたため、金属疲労で
破断したスリットパッケージやそれを固定するネジ等の
断片がロータの遠心力によりロータの接線方向に沿って
飛び散ったときには、その飛び散った断片が中間壁体の
内壁面に衝突し、この衝撃力で中間壁体が回転し、中性
子導入窓や中性子透過窓が中間壁体により閉じられるの
で、上記のような断片が中性子導入窓や中性子透過窓を
突き破り、ハウジングの外部へと飛び出すのを略確実に
防止でき、中性子チョッパの安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る中性子チョッパの断面図。
【図2】図1に示す中間壁体の斜視図。
【図3】中性子を用いる非破壊試験装置の説明図。
【図4】従来の中性子チョッパの断面図。
【符号の説明】
1 ロータ 2 横穴 3 スリットパッケージ 4 ハウジング 5 中性子導入窓 6 中性子透過窓 7 中間壁体 8,9 連通路 10 切欠部 11 ストップピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径方向に貫通する横穴が形成された断面
    円形状のロータと、その横穴に内蔵されたスリットパッ
    ケージと、上記ロータを収納する筒状のハウジングと、
    このハウジングの外周面に配設されると共に上記横穴の
    延長線上に位置する中性子導入窓と、上記ハウジングの
    外周面に配設されると共に上記中性子導入窓と向かい合
    うように設置された中性子透過窓とを備え、上記中性子
    導入窓から侵入する連続的な中性子ビームをロータの回
    転で断続的にカットして中性子透過窓よりハウジングの
    外部へと出力する中性子チョッパにおいて、 上記ロータとハウジングとの間にそのロータとは独立し
    て回転可能に設置されると共に、一端が上記横穴側に向
    かって開口され、他端が上記中性子導入窓側又は中性子
    透過窓側に向かって開口された一対の連通路を有する筒
    状の中間壁体を設けたことを特徴とする中性子チョッ
    パ。
JP4199957A 1992-07-27 1992-07-27 中性子チョッパ Withdrawn JPH0643294A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4199957A JPH0643294A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 中性子チョッパ

Applications Claiming Priority (1)

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JP4199957A JPH0643294A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 中性子チョッパ

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Publication Number Publication Date
JPH0643294A true JPH0643294A (ja) 1994-02-18

Family

ID=16416417

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4199957A Withdrawn JPH0643294A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 中性子チョッパ

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JP (1) JPH0643294A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101809676A (zh) * 2007-09-28 2010-08-18 于利奇研究中心有限公司 用于粒子束流的斩波器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005