JPH0642965A - 目標追尾式距離計測装置 - Google Patents

目標追尾式距離計測装置

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JPH0642965A
JPH0642965A JP20115092A JP20115092A JPH0642965A JP H0642965 A JPH0642965 A JP H0642965A JP 20115092 A JP20115092 A JP 20115092A JP 20115092 A JP20115092 A JP 20115092A JP H0642965 A JPH0642965 A JP H0642965A
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JP20115092A
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Katsuo Nishitani
勝男 西谷
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ処理量を低減してリアルタイムによる
高速処理を可能にし、自動車などの移動する対象物を追
尾しながら対象物までの距離を測定できる目標追尾式距
離計測装置を提供する。 【構成】 複数のフレームメモリ1に格納されている1
フレーム分の画像の濃淡量子化データの同一座標点の量
子化データを比較手段2が比較して差をとり、濃淡差デ
ータを作成する。この濃淡差データを列累積手段3が各
列毎に列方向に、行累積手段4が各行毎に行方向にそれ
ぞれ累積する。列累積手段3の出力により追尾手段5が
先行車を追尾し、行累積値手段4の出力により距離計測
手段6が上記急激な累積値の変化位置を検出することで
先行車との距離を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は目標追尾式距離計測装置
に係り、特に、自動車などの移動する対象物を追尾しな
がら対象物までの距離を測定する目標追尾式距離計測装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、先行車両を識別する方法として例
えば特開平2−241855号公報に開示されたオプチ
ャルフロー方式による画像認識法、例えば特開平3−1
70012号公報に開示されたウインドウ処理によるデ
ータマッチング法などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の装置では、各画素を逐次比較するための処理を必要と
しているため、データ処理量が約1乃至10Mバイトと
膨大であるため、高速画像処理を必要とする車両用には
実用化されていない。
【0004】よって本発明は、上述した従来の問題点を
解消し、データ処理量を低減してリアルタイムによる高
速処理を可能にし、自動車などの移動する対象物を追尾
しながら対象物までの距離を測定するできるようにした
新規の目標追尾式距離計測装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成された目標追尾式距離計測装置は、図1
の基本構成図に示すように、走行路を撮影して一定時間
間隔毎に得た1フレーム分の画像の濃淡量子化データを
行列状にそれぞれ格納する複数のフレームメモリ1と、
該複数のフレームメモリ1の同一座標点の量子化データ
を比較して差をとり濃淡差データを作成する比較手段2
と、該比較手段2によって得られる濃淡差データを各列
毎に列方向に累積する列累積手段3と、前記比較手段2
によって得られる濃淡差データを各行毎に行方向に累積
する行累積手段4と、前記列累積手段3の出力により先
行車を追尾する追尾手段5と、前記行累積手段4の出力
により先行車との距離を計測する距離計測手段6とを備
えることを特徴としている。
【0006】前記追尾手段5は、前記列累積手段の出力
である各列毎の列方向の累積値が最低で変化の少ない範
囲を車幅として検出する車幅検出手段51を有すること
を特徴としている。
【0007】前記車幅検出手段51により検出した車幅
に基づいて前記比較手段2によって比較する量子化デー
タの範囲を示すウインドウを設定するウインドウ設定手
段7を更に備えることを特徴としている。
【0008】前記距離計測手段6は、前記行累積手段4
の出力に対する距離を示すデータテーブルを格納したテ
ーブル記憶手段61を有し、前記行累積手段4の出力で
ある各行毎の行方向の累積値が急激に変化する位置に基
づいて前記テーブル記憶手段61のデータテーブルを参
照して先行車との距離を計測することを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】上記構成により、複数のフレームメモリ1に行
列状にそれぞれ格納されている一定時間間隔毎に得た1
フレーム分の画像の濃淡量子化データの同一座標点の量
子化データを比較手段2が比較して差をとり濃淡差デー
タを作成する。得られる濃淡差データを列累積手段3が
各列毎に列方向に、行累積手段4が各行毎に行方向にそ
れぞれ累積する。
【0010】列累積手段3により得られる累積値の大小
は複数の画像間の変化の有無を反映していて、相対速度
の比較的小さい先行車に対応する部分の累積値の変化と
大きさは小さいので、列累積手段3の出力により追尾手
段5が先行車を追尾することができる。
【0011】また、行累積手段4により得られる累積値
は相対速度が比較的小さく画面上での位置があまり変化
しない先行車に対応する部分で大きく変化するので、フ
レームメモリ上でのメモリ番地と距離とを予め設定して
おくことによって、行累積値手段4の出力により距離計
測手段6が上記急激な累積値の変化位置を検出すること
で先行車との距離を計測することができる。
【0012】よって、大きな容量のメモリを使用するこ
となく、先行車を追尾しかつ先行車との距離を計測する
ことができる。
【0013】また追尾手段5の車幅検出手段51が列累
積手段の出力である各列毎の列方向の累積値が最低で変
化の少ない範囲を車幅として検出し、この検出した車幅
に基づいて比較手段2によって比較する量子化データの
範囲を示すウインドウをウインドウ設定手段7が設定す
るので、必要ない量子化データの処理を省くことがで
き、その分高速処理が可能となるとともに、ノイズ成分
の低減も図ることができる。
【0014】距離計測手段6が有するテーブル記憶手段
61が、行累積手段4の出力に対する距離を示すデータ
テーブルを格納し、行累積手段4の出力である各行毎の
行方向の累積値が急激に変化する位置に基づいて距離計
測手段6がテーブル記憶手段61のデータテーブルを参
照して先行車との距離を計測する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明による目標追尾式距離計測装置の一
実施例を示す図である。同図において、11は光学系1
1aとCCDイメージセンサ11bとからなる撮像手段
としてのCCDカメラであり、自車両の前方の走行路を
撮像し、アナログ画像信号を出力する。12はA/D変
換部であり、CCDカメラ11からアナログ画像信号を
入力してA/D変換し、その出力に量子化データを得
る。13は同一構成の2つのフレームメモリM1及びM
2からなり複数のフレームメモリ1を構成する記憶装置
であり、各フレームメモリM1,M2はA/D変換部1
2が出力する1フレーム分の濃淡値量子化データを交互
に格納する。
【0016】上記CCDカメラ11の撮影条件は、入力
画像が図に示すようなものであるとき、例えばセンター
ラインLOとサイドラインLSとからなる自車両の路線
が入力画像の最下位ライン上のa,b点に合致しかつ自
車両からa,b点までの距離が10mになるように設定
される。また、無限遠点FOEが入力画像の中央線上の
最下位ラインから2/3の点にくるように設定される。
【0017】上記A/D変換部12の容量は必要な分解
能により4〜8ビットの範囲で量子化を行うように任意
に設定される。一方、各フレームメモリM1,M2は、
詳細には図 に示すような構成となっており、入力画像
に対応してX軸方向にn個の量子化データXnを、Y軸
方向にk個の量子化データYkをそれぞれ格納するよう
に構成されている。容量n×kはA/D変換部12と同
じく必要な分解能により64〜512バイト(=n,
k)の範囲内で任意に設定される。なお、図3の例で
は、両フレームメモリM1,M2は、n,kは共に25
6バイトに設定されている。
【0018】14yはY方向比較器であり、量子化デー
タが記録されている両フレームメモリM1,M2の各列
毎にY1 〜Yk(256)までの量子化データを同一標
本点同士で順番に比較して濃淡値を表す量子化データの
差、すなわち濃淡値差を算出して出力する。
【0019】15yはm個のメモリX1 〜Xmからなる
平均化メモリであり、各メモリX1〜Xmは、上記フレ
ームメモリM1,M2と同様にn×kの容量を有し、Y
方向比較器14yが出力する2つのフレームの同一標本
点間の濃淡値差データを格納する。
【0020】16yはn個のカウンタからなるX軸カウ
ンタであり、各カウンタは平均化メモリ15yのm個の
メモリX1 〜Xmに格納されている濃淡値差データを各
列毎にY(列)方向に全てカウントし、そのカウント値
を保持する。これによって、X軸カウンタ16y内に
は、Y方向の濃淡値差の平均化したn個の累積値が得ら
れる。よって、X軸カウンタ16yの内容により、濃淡
値差累積値のX軸方向の平均変化値を知ることができ、
このX軸カウンタ16yの内容はシリアルに出力され
る。
【0021】14xはX方向比較器であり、量子化デー
タが記録されている両フレームメモリM1,M2の各列
毎にY1 〜Yn(256)までの量子化データを同一標
本点同士で順番に比較して濃淡値を表す量子化データの
差、すなわち濃淡値差を算出して出力する。
【0022】15xはm個のメモリY1 〜Ymからなる
平均化メモリであり、各メモリY1〜Ymは、上記フレ
ームメモリM1,M2と同様にn×kの容量を有し、X
方向比較器14xが出力する2つのフレームの同一標本
点間の濃淡値差データを格納する。
【0023】16xはn個のカウンタからなるY軸カウ
ンタであり、各カウンタは平均化メモリ15xのm個の
メモリY1 〜Ymに格納されている濃淡値差データを各
行毎にY(行)方向に全てカウントし、そのカウント値
を保持する。これによって、Y軸カウンタ16x内に
は、X方向の濃淡値差の平均化したk個の累積値が得ら
れる。よって、Y軸カウンタ16xの内容により、濃淡
値差累積値のY軸方向の平均変化値を知ることができ、
このY軸カウンタ16xの内容はシリアルに出力され
る。
【0024】上記Y方向比較器14y及びX方向比較器
14xは上記比較手段2を構成し、上記X軸カウンタ1
6y及びY軸カウンタ16xは上記列累積手段3及び行
累積手段4をそれぞれ構成している。
【0025】17は記憶装置13とX方向比較器14x
との間に挿入されたウインドウ設定器であり、X方向比
較器14xにおいて比較する両フレームメモリM1,M
2内の量子化データの範囲を後述する処理回路18の制
御の下で設定する。
【0026】上記処理回路18は、X軸カウンタ16y
及びY軸カウンタ16xがそれぞれ出力するY方向及び
X方向の平均変化値を入力する。そして、この入力した
X方向の平均変化値を処理して、同図(a)に示すよう
に、濃度差の変化が最低の部分、すなわち周波数範囲の
X軸ピクセル数によって先行車の車幅Dを検知して先行
車を追尾する。
【0027】また、処理回路18はこの入力したX方向
の平均変化値を処理し、追尾する先行車の車幅に対応し
たウインドウをウインドウ設定器17に設定させる制御
を行う。更に、処理回路18は入力したY方向の平均変
化値を処理して、同図(b)に示すように、濃度変化の
周波数が急激に変化する位置を検知して先行車との距離
を計測し、先行車距離信号を出力する。
【0028】以上により、処理回路18は、車幅検出手
段51を有する追尾手段5及び距離計測手段6として働
いている。
【0029】なお、19は上述した処理回路18による
処理を行うに当たって使用する補正値のテーブルを格納
した補正値記憶装置としてのROMであり、これはテー
ブル記憶手段61を構成している。
【0030】以上のような構成の装置の動作を次に説明
する。先ずCCDカメラ11によって走行している自車
両から前景を撮影して映像信号として取り込む。このC
CDカメラ11が出力するアナログ画像信号をA/D変
換部12がA/D変換して量子化する。このA/D変換
部12によって量子化された1フレーム分の量子化デー
タを記憶装置13の一方のフレームメモリM1に記録す
る。
【0031】任意に設定可能であるが、一般に約30ミ
リ秒である一定時間Δt後にCCDカメラ11が撮影し
た前景のアナログ画像信号を入力して1フレーム分の量
子化データを記憶装置13の他方のフレームメモリM2
に記録する。上述のように1フレーム分の量子化データ
をフレームメモリM1,M2に交互に記録するため、図
示しないシステムコントローラにより制御される。
【0032】両フレームメモリM1,M2の各々に1フ
レーム分の濃淡値量子化データを記録し終わると、両フ
レームメモリM1,M2の列と行を個別に比較するた
め、図示しないシステムコントローラによって、両フレ
ームメモリM1,M2の同一標本点の量子化データを読
み出してY方向比較器14y及びx方向比較器14xに
入力する。
【0033】フレームメモリM1及びM2の1列目の量
子化データを比較する場合を、図4を参照して具体的に
説明する。先ずM1の1とM2の2とを比較し、その差
1を平均化メモリ15yのメモリX1 に書き込む。次に
M1の1とM2の2を比較し、その差1を同じメモリX
1 に書き込み、以下2と3、……、最後に8と5を順次
比較してその差1、……、3を順次メモリX1 に順次書
き込む。この動作を列2〜列256についても同じよう
に行う。同様な処理を1〜256行についても行って1
フレームの処理を終了する。この1フレーム分の処理は
上述した30ミリ秒の時間内で終了する。
【0034】1フレーム分の処理が終わったら、先に量
子化データを記録したフレームメモリM1に前の量子化
データに代えて次の1フレーム分の量子化データを記録
し、1フレーム分のデータの記録を終了した後、上述し
た量子化データの比較による同一標本点の差をとる処理
を行う。
【0035】今、平均化メモリ15y及び15xがそれ
ぞれ3つのメモリX1 〜X3 及びY 1 〜Y3 からなって
いるときには、X軸カウンタ16y及びY軸カウンタ1
6xによって各メモリの各列及び各行の累積値をそれぞ
れ求めた後3つのメモリの累積値を単純加算して、その
値をX軸カウンタ16y及びY軸カウンタ16xにそれ
ぞれ保持する。上記平均化メモリ15y及び15xは振
れ、直射光などの外乱などの影響を防止するためのもの
である。
【0036】図2の実施例では、平均化メモリの各メモ
リX1 〜X3 及びY1 〜Y3 はフレームメモリと同様の
容量を有すると説明したが、比較器14y及び14xの
出力を加算して記憶するようにすれば、メモリX1 〜X
3 は図5に示すようにn×1の容量のものに置き換える
ことができ、同様にメモリY1 〜Y3 も、1×kの容量
を有するものに置き換えることができる。そして、メモ
リX1 〜X3 の累積値を単純加算平均した値を図6に示
すようにY軸カウンタ16yに格納するようにしてもよ
い。
【0037】また、上記平均化メモリ15y及び15x
の値を検出することによって、車両の振動など急激な信
号値変化を検出して、そのフレームのデータをキャンセ
ルすることが可能である。
【0038】X軸カウンタ16yの出力は、入力画像に
対応して示す図7から分かるように、先行車の撮影範囲
は濃淡値の変化の少ない部分となるので、横(X)軸の
データ値により先行車の車幅及びピクセル数(メモリア
ドレス)より先行車の走行方向の判断すなわち追尾を行
うことができる。
【0039】よって、従来カーブ判断などのように先行
車の変化が多いきには処理時間が掛かって判断できなか
ったが、本発明によれば、列メモリので周波数解析によ
り容易に可能になる。これは、ウインドウの幅及び横方
向の位置(行位置)は、先行車の距離、カーブなどで変
化するのでX軸カウンタの値で自動追尾することができ
る。
【0040】自車両とほぼ同一の速度で走行中の先行車
は、自車両との相対速度が近いためX軸カウンタ16y
の出力の変化が少なく平均変化値の最低レベルが先行車
であり、その車幅分のメモリ番地にウインドウを設け、
ウインドウ内の量子化データを出力してX方向比較器1
4xで比較するようにすればよい。
【0041】上述のようにウインドウを設けると、行処
理においてはウインドウ内のデータのみ処理すればよく
なるので処理スピードのアップを図ることができる。ま
た、先行車追尾において、先行車との距離が大きい場合
やカーブなどで先行車が画面左右端に逃げた場合などに
は、先行車以外のノイズ成分が大幅に低減してY軸カウ
ンタの出力信号が安定する。
【0042】Y軸カウンタ16xの出力は、図8及び図
9に示すように、先行車との距離を計測するために利用
することができる。すなわち、同図において、Y軸カウ
ンタ16xの番地と光学上の距離を予め設定しておき、
変化値データの急激な変化の生じている点が先行車の位
置であるので、先行車の距離を計測することができる。
本実施例では、256番地を10mと設定して説明して
いる。
【0043】上述した動作のため処理回路18はX軸カ
ウンタの出力とY軸カウンタの出力とにより、先行車位
置、距離を計算して判断する論理処理を行い、その判断
基準としてROM19に格納されている補正値テーブル
を使用する。
【0044】上述した実施例では、従来の画像処理に要
していたメモリ容量の1/10以下の約100kバイト
のメモリを用意すればよく、また約30ミリ秒のリアル
タイム処理が可能で車間距離計を構成することができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、行
列状にそれぞれ格納した一定時間間隔毎に得た1フレー
ム分の画像の濃淡量子化データの同一座標点の量子化デ
ータを比較して差をとり濃淡差データを作成し、この濃
淡差データを各列毎に列方向に、各行毎に行方向にそれ
ぞれ累積し、列累積値により先行車を追尾し、行累積値
により先行車との距離を計測しているので、大きな容量
のメモリを使用することなく、先行車を追尾しかつ先行
車との距離を計測することができる。
【0046】また各列毎の列方向の累積値が最低で変化
の少ない範囲を車幅として検出し、この検出した車幅に
基づいて比較する量子化データの範囲を示すウインドウ
を設定するので、必要ない量子化データの処理を省くこ
とができ、その分高速処理が可能となるとともに、ノイ
ズ成分の低減も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による目標追尾式距離計測装置の基本構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明による目標追尾式距離計測装置の一実施
例を示す図である。
【図3】図2中のフレームメモリの具体的な構成を示す
図である。
【図4】図2中の比較器の動作を説明するための説明図
である。
【図5】図2中の平均化メモリの動作を説明するための
説明図である。
【図6】図2中のカウンタの動作を説明するための説明
図である。
【図7】図2中の処理回路による車幅検出の原理を説明
するための図である。
【図8】図2中の処理回路による先行車との距離の計測
原理を説明するための図である。
【図9】図8の原理説明に使用する図である。
【符号の説明】
1 フレームメモリ 2 比較手段 3 列累積手段 4 行累積手段 5 追尾手段 51 車幅検出手段 6 距離計測手段 61 テーブル記憶手段 7 ウインドウ設定手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行路を撮影して一定時間間隔毎に得た
    1フレーム分の画像の濃淡量子化データを行列状にそれ
    ぞれ格納する複数のフレームメモリと、 該複数のフレームメモリの同一座標点の量子化データを
    比較して差をとり濃淡差データを作成する比較手段と、 該比較手段によって得られる濃淡差データを各列毎に列
    方向に累積する列累積手段と、 前記比較手段によって得られる濃淡差データを各行毎に
    行方向に累積する行累積手段と、 前記列累積手段の出力により先行車を追尾する追尾手段
    と、 前記行累積手段の出力により先行車との距離を計測する
    距離計測手段とを備えることを特徴とする目標追尾式距
    離計測装置。
  2. 【請求項2】 前記追尾手段は、前記列累積手段の出力
    である各列毎の列方向の累積値が最低で変化の少ない範
    囲を車幅として検出する車幅検出手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の目標追尾式距離計測装置。
  3. 【請求項3】 前記車幅検出手段により検出した車幅に
    基づいて前記比較手段によって比較する量子化データの
    範囲を示すウインドウを設定するウインドウ設定手段を
    更に備えることを特徴とする請求項2記載の目標追尾式
    距離計測装置。
  4. 【請求項4】 前記距離計測手段は、前記行累積手段の
    出力に対する距離を示すデータテーブルを格納したテー
    ブル記憶手段を有し、前記行累積手段の出力である各行
    毎の行方向の累積値が急激に変化する位置に基づいて前
    記テーブル記憶手段のデータテーブルを参照して先行車
    との距離を計測することを特徴とする請求項1乃至3に
    記載の目標追尾式距離計測装置。
JP20115092A 1992-07-28 1992-07-28 目標追尾式距離計測装置 Withdrawn JPH0642965A (ja)

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JP20115092A JPH0642965A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 目標追尾式距離計測装置
US08/096,907 US5515448A (en) 1992-07-28 1993-07-26 Distance measuring apparatus of a target tracking type

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08210848A (ja) * 1995-02-07 1996-08-20 Fuji Electric Co Ltd 距離測定装置
JPH10143799A (ja) * 1996-11-13 1998-05-29 Nissan Motor Co Ltd 先行車追従装置
JP2008013004A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Fuji Heavy Ind Ltd 芳香発生による運転支援システム

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