JPH0642783Y2 - テープ状フィルムの表面ダスト除去装置 - Google Patents

テープ状フィルムの表面ダスト除去装置

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JPH0642783Y2
JPH0642783Y2 JP4935789U JP4935789U JPH0642783Y2 JP H0642783 Y2 JPH0642783 Y2 JP H0642783Y2 JP 4935789 U JP4935789 U JP 4935789U JP 4935789 U JP4935789 U JP 4935789U JP H0642783 Y2 JPH0642783 Y2 JP H0642783Y2
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JP
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film
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JP4935789U
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俊一 小林
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はテープ状フィルムの表面ダスト除去装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
たとえばフレキシブルプリント基板をテープ状のフィル
ムを走行させて、これから連続的に製造する場合を考え
ると、初期工程の一つとしてこの材料フィルムの表面の
微細な塵埃などのダストを除去する工程が必要であるこ
とが解る。
〔考案が解決しようとする課題〕
薄いフレキシブルなプラスチックフィルムの表面のダス
トを除去するために従来ブラシをかける方法があるが、
この方法ではブラシによってフィルム表面が粗くされた
り、またブラシによる摩擦のためフィルム表面が静電気
を帯びてかえって周囲の微細な塵埃を吸い寄せる不都合
があった。
またブロアなどによって空気をフィルム表面に強く吹き
つけて塵埃を吹きとばす方法もあるが、これではフィル
ム表面のごみを十分除去できない欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は従来技術の不都合を解消して、テープ状フィ
ルムの表面のダストを除去する装置を提供するものであ
って、テープ状フィルムの走行下面に接触するよう固定
配置される少なくとも1個の固定粘着ロールと、前記固
定粘着ロールに対向して前記テープ状フィルムの走行上
面に接触配置される少なくとも1個の可動粘着ロール
と、前記可動粘着ロールを前記テープ状フィルムから離
隔または接触する方向に移動させるシリンダ装置と、前
記シリンダ装置のピストンロッドに取付けられ、前記テ
ープ状フィルムの下側に設けられるフィルム押上板
(5)とを有するテープ状フィルムの表面ダスト除去装
置である。
〔作用〕
固定および可動の1対の粘着ロールがフィルム表面のダ
ストを吸着する。
シリンダ装置を作動させることにより、可動粘着ロール
がフィルムの上面から離隔し、同時にフィルム押上板が
フィルムを押し上げてその下面を固定粘着ロールから離
す。
このためテープ状のフィルムは送りロールあるいは粘着
ロールとの接触により走行方向にずれが生じている場合
でも自身の弾性により正常な走行線に戻って走行でき
る。
〔実施例〕
第1図および第2図についてこの考案の一実施例を説明
する。
ロール表面に適宜の粘着材の設けられた粘着ロール3A、
3Bは軸支フレーム6によって回転自在に支承される固定
粘着ロールである。
テープ状フィルム1はその下面を固定粘着ロール3A,3B
に接触して走行するよう案内される。
固定粘着ロール3A,3Bに対向して、テープ状フィルム1
の反対側の面、つまり上面に接触して、それぞれ粘着ロ
ール2A,2Bが軸支フレーム4に回転可能に支持されて配
置される。この軸支フレーム4は適宜の流体圧シリンダ
を含むシリンダ装置7のピストンロッド8に連結され、
このシリンダ装置7の作動によって粘着ロール2A,2Bが
フィルム1の表面から離れ、また逆に接触する方向に移
動させられる。このためこれら粘着ロール2A,2Bは可動
粘着ロールと呼ぶことにする。
シリンダ装置7のピストンロッド8にはまたテープ状フ
ィルム1のすぐ真下側に位置するようフィルム押上板5
が設けられる。このフィルム押上板5はシリンダ装置7
の作動によってテープ状フィルム1を押上げ、この下面
を固定粘着ロール3A,3Bから離隔させる作用をする。
上述の粘着ロール装置の下流には、上面が滑らかな整列
板9が設けられる。整列板9の上面両端縁部にはたとえ
ば板ばねを湾曲させた形の片寄せ板10A,10Bがテープ状
フィルム1の幅に対応して設けられる。これらはテープ
状フィルム1が所定の走行線に沿って走行するように案
内する手段であり、このため整列板9の上面はフィルム
1を滑動しやすくするよう平滑で摩擦係数が低いことが
好ましい。
シリンダ装置7が作動すると第3図に明示されるように
可動粘着ロール2A,2Bが上方に移動してテープ状フィル
ム1の上面から離れ、同時にフィルム押上板5がフィル
ム1を押上げてこの下面を固定粘着ロール3A,3Bから離
す。この状態においてはテープ状フィルム1は両粘着ロ
ールに挟持されていない状態であるから、走行方向に対
して横方向に自由に動くことができ、こうして片寄せ板
10A,10Bの作用によって所定の走行装置に保たれる。
また粘着ロール2A,2B、3A,3Bなどの交換も第3図に示す
フィルム離隔状態において行われる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、固定および可動の1対の粘着ロー
ルが走行するフィルム表面のダストをつぎつぎと吸着し
て完全に除去する効果がある。
またシリンダ装置を作動させることにより、可動粘着
ロールがフィルムの上面から離隔し、同時にフィルム押
上板がフィルムを押し上げてその下面を固定粘着ロール
から離すから、このためテープ状のフィルムは送りロー
ルや粘着ロールとの接触により走行方向にずれが生じて
いる場合でも自身の弾性により正常な走行線に戻って走
行できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例装置を示す平面図、第2図
は同じく粘着ロール部分を示す側面図、第3図は固定お
よび可動粘着ロールをフィルムから離隔させた状態を示
す同様の側面図である。 1…テープ状フィルム、 2A,2B…可動粘着ロール、 3A,3B…固定粘着ロール、 5…フィルム押上板、 7…シリンダ装置、 8…ピストンロッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ状フィルム(1)の走行下面に接触
    するよう固定配置される少なくとも1個の固定粘着ロー
    ル(3A,3B)と、 前記固定粘着ロールに対向して前記テープ状フィルムの
    走行上面に接触配置される少なくとも1個の可動粘着ロ
    ール(2A,2B)と、 前記可動粘着ロールを前記テープ状フィルムから離隔ま
    たは接触する方向に移動させるシリンダ装置(7,8)
    と、 前記シリンダ装置のピストンロッドに取付けられ、前記
    テープ状フィルムの下側に設けられるフィルム押上板
    (5)とを有するテープ状フィルムの表面ダスト除去装
    置。
JP4935789U 1989-04-26 1989-04-26 テープ状フィルムの表面ダスト除去装置 Expired - Lifetime JPH0642783Y2 (ja)

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JPH02142686U JPH02142686U (ja) 1990-12-04
JPH0642783Y2 true JPH0642783Y2 (ja) 1994-11-09

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