JPH0642710A - 低NOx バーナーシステム - Google Patents
低NOx バーナーシステムInfo
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- JPH0642710A JPH0642710A JP5077509A JP7750993A JPH0642710A JP H0642710 A JPH0642710 A JP H0642710A JP 5077509 A JP5077509 A JP 5077509A JP 7750993 A JP7750993 A JP 7750993A JP H0642710 A JPH0642710 A JP H0642710A
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- JP
- Japan
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- cell
- furnace
- coal
- burner
- burners
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D1/00—Burners for combustion of pulverulent fuel
- F23D1/02—Vortex burners, e.g. for cyclone-type combustion apparatus
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN A CARRIER GAS OR AIR
- F23C5/00—Disposition of burners with respect to the combustion chamber or to one another; Mounting of burners in combustion apparatus
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN A CARRIER GAS OR AIR
- F23C2900/00—Special features of, or arrangements for combustion apparatus using fluid fuels or solid fuels suspended in air; Combustion processes therefor
- F23C2900/05081—Disposition of burners relative to each other creating specific heat patterns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボイラーの炉のホッパー内のCO及びH2 S
濃度を、ユニット性能に著しい影響を及ぼすことなく低
減させる低NOx セルバーナーの配列構成を提供するこ
と。 【構成】 各逆転型セルバーナーが単一の石炭ノズル1
4を具備し、この石炭ノズル14が二次エア孔16の
(非逆転型セルバーナーにおいては)下方か或いは(逆
転型セルバーナーにおいては)上方に取り付けられる。
二次エア孔16は二次エアを石炭ノズル14から放出さ
れる火炎の直近に提供するために使用される。
濃度を、ユニット性能に著しい影響を及ぼすことなく低
減させる低NOx セルバーナーの配列構成を提供するこ
と。 【構成】 各逆転型セルバーナーが単一の石炭ノズル1
4を具備し、この石炭ノズル14が二次エア孔16の
(非逆転型セルバーナーにおいては)下方か或いは(逆
転型セルバーナーにおいては)上方に取り付けられる。
二次エア孔16は二次エアを石炭ノズル14から放出さ
れる火炎の直近に提供するために使用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に大規模な設備用ボ
イラにおける低NOx バーナーセルバーナー(商標名)
に関し、詳しくは1つ以上の逆転型セルバーナーを、ボ
イラ炉の下方ホッパスロート或いはバーナー炉の側壁を
通して注入される余剰エアと関連させ或いは独立させ、
そして更にはそれらセルバーナーのバーナー内に配設さ
れた角度の浅いインペラと関連させ或いは独立させた状
態で使用しそれにより、低NOx 特性を与えるのみなら
ずCO及びH2 Sガスの濃度を著しく低減させる新規且
つ有益なセルバーナー配列構成に関する。
イラにおける低NOx バーナーセルバーナー(商標名)
に関し、詳しくは1つ以上の逆転型セルバーナーを、ボ
イラ炉の下方ホッパスロート或いはバーナー炉の側壁を
通して注入される余剰エアと関連させ或いは独立させ、
そして更にはそれらセルバーナーのバーナー内に配設さ
れた角度の浅いインペラと関連させ或いは独立させた状
態で使用しそれにより、低NOx 特性を与えるのみなら
ずCO及びH2 Sガスの濃度を著しく低減させる新規且
つ有益なセルバーナー配列構成に関する。
【0002】
【従来技術】ボイラー、特に設備寸法のボイラーの炉内
で使用される標準セルバーナー及び低NOx セルバーナ
ーが知られている。標準セルバーナーには、縦方向に接
近した一対の石炭バーナーが含まれそのノズル及び空気
送給口が炉壁内に二重火炎を創生する。低NOx セルバ
ーナーにおいては上方石炭ノズルが二次エア孔と代替さ
れる。この二次エア孔は下方石炭バーナーのノズルとの
関連に於て使用されるルーバーその他二次エア配向機構
を具備している。下方石炭バーナーのノズルは拡開され
それにより標準設計ノズル2本分のそれと同一の入力キ
ャパシティを得ている。設備ボイラー炉の前壁及び後壁
に1乃至2列の低NOx セルバーナーを配設し、ルーバ
ー付きのその二次エア孔が各セルバーナー内で常に上方
位置を占めるようにしたものも知られている。低NOx
セルバーナーの設計上の1つの長所はそれを標準型セル
バーナー構造を使用する既存のボイラー中に改装し得る
ことである。
で使用される標準セルバーナー及び低NOx セルバーナ
ーが知られている。標準セルバーナーには、縦方向に接
近した一対の石炭バーナーが含まれそのノズル及び空気
送給口が炉壁内に二重火炎を創生する。低NOx セルバ
ーナーにおいては上方石炭ノズルが二次エア孔と代替さ
れる。この二次エア孔は下方石炭バーナーのノズルとの
関連に於て使用されるルーバーその他二次エア配向機構
を具備している。下方石炭バーナーのノズルは拡開され
それにより標準設計ノズル2本分のそれと同一の入力キ
ャパシティを得ている。設備ボイラー炉の前壁及び後壁
に1乃至2列の低NOx セルバーナーを配設し、ルーバ
ー付きのその二次エア孔が各セルバーナー内で常に上方
位置を占めるようにしたものも知られている。低NOx
セルバーナーの設計上の1つの長所はそれを標準型セル
バーナー構造を使用する既存のボイラー中に改装し得る
ことである。
【0003】数多くの試験の結果そうした改装炉ではN
Ox は低減されるものの、炉のアッシュホッパー内での
CO及びH2 S濃度が予期せざる程に高まることが分か
った。高いCO濃度は炉ガス漏れに際し圧力−燃焼ユニ
ット近辺の作業員の安全及び健康を危険に晒し、高いH
2 S濃度は炉壁管の腐食速度を速め得る。
Ox は低減されるものの、炉のアッシュホッパー内での
CO及びH2 S濃度が予期せざる程に高まることが分か
った。高いCO濃度は炉ガス漏れに際し圧力−燃焼ユニ
ット近辺の作業員の安全及び健康を危険に晒し、高いH
2 S濃度は炉壁管の腐食速度を速め得る。
【0004】石炭ノズル及び二次エア孔を含む標準低N
Ox セルバーナーの構造は、米国エネルギー省が199
0年7月に発行した”Comprehensive R
eport to Congress Clean C
oal Technology Program”に記
載されている。標準低NOx セルバーナーの構造に関し
ては、1989年3月5−9日付けの”NOX Cont
rol Update−1989”BR−1370並び
に1989年9月25−29日付けの”Coal−Fi
red Nox Emission Control T
echnologies”BR−1392と題するバブ
コックアンドウイルコックス社の2つの技術論文も参照
されたい。低NOx セルバーナーを標準型の二重バーナ
ーと代替しての改装もまた、J.ASME/IEEE
Power Geberation Conferen
ceの1986年10月19−23日付けのM.J.C
lark他の”Development of a R
etrofit LowNOx Burner”に記載さ
れる。
Ox セルバーナーの構造は、米国エネルギー省が199
0年7月に発行した”Comprehensive R
eport to Congress Clean C
oal Technology Program”に記
載されている。標準低NOx セルバーナーの構造に関し
ては、1989年3月5−9日付けの”NOX Cont
rol Update−1989”BR−1370並び
に1989年9月25−29日付けの”Coal−Fi
red Nox Emission Control T
echnologies”BR−1392と題するバブ
コックアンドウイルコックス社の2つの技術論文も参照
されたい。低NOx セルバーナーを標準型の二重バーナ
ーと代替しての改装もまた、J.ASME/IEEE
Power Geberation Conferen
ceの1986年10月19−23日付けのM.J.C
lark他の”Development of a R
etrofit LowNOx Burner”に記載さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、ボイラーの炉のホッパー内のCO及びH2 S濃度を
ユニット性能に著しい影響を及ぼすことなく低減させる
低NOx セルバーナーの配列構成を提供することであ
り、そうした配列構成中の特に下方の列をなすセルバー
ナーの少なくとも1つを、その二次エア孔が石炭ノズル
の下方に二次エア孔を設けてなる逆転型のものとしそれ
により、ホッパー内の殆どのCOをCO2 に変換し且つ
またH2 Sの形成を妨げるに十分な酸素を提供させるこ
とであり、ホッパー底部か或いは炉の側壁のホッパーに
近い位置を通しての全空気供給量の約2乃至10%を使
用してCOからCO2 への変換を助長させることであ
り、作業員の安全及び健康上の危険性が減少され且つ炉
壁の腐食の恐れが減少され、且つまたCO濃度が炉の熱
伝達特性を著しく変化させることなく低減された加圧ユ
ニットのための配列構成を、ボイラー圧力パーツの変更
を要することなく提供することであり、設計が簡単で堅
固且つ製造費用の安価な低NOx バーナーシステムを提
供することである。
は、ボイラーの炉のホッパー内のCO及びH2 S濃度を
ユニット性能に著しい影響を及ぼすことなく低減させる
低NOx セルバーナーの配列構成を提供することであ
り、そうした配列構成中の特に下方の列をなすセルバー
ナーの少なくとも1つを、その二次エア孔が石炭ノズル
の下方に二次エア孔を設けてなる逆転型のものとしそれ
により、ホッパー内の殆どのCOをCO2 に変換し且つ
またH2 Sの形成を妨げるに十分な酸素を提供させるこ
とであり、ホッパー底部か或いは炉の側壁のホッパーに
近い位置を通しての全空気供給量の約2乃至10%を使
用してCOからCO2 への変換を助長させることであ
り、作業員の安全及び健康上の危険性が減少され且つ炉
壁の腐食の恐れが減少され、且つまたCO濃度が炉の熱
伝達特性を著しく変化させることなく低減された加圧ユ
ニットのための配列構成を、ボイラー圧力パーツの変更
を要することなく提供することであり、設計が簡単で堅
固且つ製造費用の安価な低NOx バーナーシステムを提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、下方ホ
ッパーを含む炉が離間した前壁及び後壁を具備し、これ
ら離間した前壁及び後壁が離間した側壁間で連結されて
なる低NOx バーナーシステムであって、前記離間した
前壁及び後壁の少なくとも一方の内部で水平方向に少な
くとも1列を成す複数のセルバーナーにして、各々が炉
内に一次エア及び石炭の混合物を射出するための石炭ノ
ズルと前記石炭ノズルから縦方向に離間され前記一次エ
ア及び石炭の混合物が炉に送給される位置から縦方向に
離間したしかし隣り合う位置に於て炉内に二次エアを送
給するための二次エア孔とを具備し、少なくとも1つの
セルバーナーが、前記二次エア孔がその前記石炭ノズル
から縦方向下方に離間してなる逆転型セルバーナーであ
り、残余のセルバーナーの少なくとも1つが前記二次エ
ア孔が前記石炭ノズルから縦方向上方に離間してなる非
逆転型セルバーナーである前記複数のセルバーナーと一
次エア及び石炭の混合物を石炭ノズルに送給するための
手段と、二次エアを二次エア孔に送給するための手段と
を含んでなる前記バーナーシステムが提供される。
ッパーを含む炉が離間した前壁及び後壁を具備し、これ
ら離間した前壁及び後壁が離間した側壁間で連結されて
なる低NOx バーナーシステムであって、前記離間した
前壁及び後壁の少なくとも一方の内部で水平方向に少な
くとも1列を成す複数のセルバーナーにして、各々が炉
内に一次エア及び石炭の混合物を射出するための石炭ノ
ズルと前記石炭ノズルから縦方向に離間され前記一次エ
ア及び石炭の混合物が炉に送給される位置から縦方向に
離間したしかし隣り合う位置に於て炉内に二次エアを送
給するための二次エア孔とを具備し、少なくとも1つの
セルバーナーが、前記二次エア孔がその前記石炭ノズル
から縦方向下方に離間してなる逆転型セルバーナーであ
り、残余のセルバーナーの少なくとも1つが前記二次エ
ア孔が前記石炭ノズルから縦方向上方に離間してなる非
逆転型セルバーナーである前記複数のセルバーナーと一
次エア及び石炭の混合物を石炭ノズルに送給するための
手段と、二次エアを二次エア孔に送給するための手段と
を含んでなる前記バーナーシステムが提供される。
【0007】
【実施例】図面を参照して本発明を参照するに、本発明
の低NOx バーナーシステムの具体例が図1及び2に示
され一般に参照番号10で示される幾つかの逆転型セル
バーナーを含んでいる。これら逆転型セルバーナーは既
知の非逆転型セルバーナーとの関連に於て使用されボイ
ラー、例えば炉20を具備する大型の公共設備用ボイラ
ーを作動させている。各逆転型セルバーナーは単一の石
炭バーナー或いは石炭ノズル14を具備し、これら石炭
ノズル14は二次エア孔16の(非逆転型セルバーナー
においては)下方か或いは(逆転型セルバーナーにおい
ては)上方に取り付けられる。二次エア孔16は、石炭
ノズル14から放出される火炎の直近位置に二次エアを
提供するために使用される。図2から6には二次エア孔
16が各々実線で円として示され、また石炭ノズル14
がハッチングを施した円として示されている。再度図2
を参照するに、炉20には後壁24と、前壁25と、対
向する一対の側壁26とが含まれ、ホッパー22にはス
ロート或いは開口部27が含まれている。全図を通し同
じ参照番号は同じ或いは機能的に類似の部品を表わす。
の低NOx バーナーシステムの具体例が図1及び2に示
され一般に参照番号10で示される幾つかの逆転型セル
バーナーを含んでいる。これら逆転型セルバーナーは既
知の非逆転型セルバーナーとの関連に於て使用されボイ
ラー、例えば炉20を具備する大型の公共設備用ボイラ
ーを作動させている。各逆転型セルバーナーは単一の石
炭バーナー或いは石炭ノズル14を具備し、これら石炭
ノズル14は二次エア孔16の(非逆転型セルバーナー
においては)下方か或いは(逆転型セルバーナーにおい
ては)上方に取り付けられる。二次エア孔16は、石炭
ノズル14から放出される火炎の直近位置に二次エアを
提供するために使用される。図2から6には二次エア孔
16が各々実線で円として示され、また石炭ノズル14
がハッチングを施した円として示されている。再度図2
を参照するに、炉20には後壁24と、前壁25と、対
向する一対の側壁26とが含まれ、ホッパー22にはス
ロート或いは開口部27が含まれている。全図を通し同
じ参照番号は同じ或いは機能的に類似の部品を表わす。
【0008】図5を参照するに、スロート或いは開口部
27内に余剰二次エア入り口28を設けて成る本発明の
別態様が例示される。ここでは従来通りの配列模様、即
ち縦方向に離間する2列を成す12本の非逆転型セルバ
ーナーが石炭燃焼火炎を炉20内に配向するべく前壁及
び後壁に付設される。非逆転型セルバーナーの各列に1
つ以上の非逆転型セルバーナーを配してなる配列模様を
逆転した、図2乃至4との関連に於て説明するセルバー
ナー配列模様を、図5に示される非逆転型セルバーナー
に代わる上方、下方或いは両方の列に於て使用可能であ
る。
27内に余剰二次エア入り口28を設けて成る本発明の
別態様が例示される。ここでは従来通りの配列模様、即
ち縦方向に離間する2列を成す12本の非逆転型セルバ
ーナーが石炭燃焼火炎を炉20内に配向するべく前壁及
び後壁に付設される。非逆転型セルバーナーの各列に1
つ以上の非逆転型セルバーナーを配してなる配列模様を
逆転した、図2乃至4との関連に於て説明するセルバー
ナー配列模様を、図5に示される非逆転型セルバーナー
に代わる上方、下方或いは両方の列に於て使用可能であ
る。
【0009】1つの逆転型セルバーナーの配列構成が図
2に示され、ここでは後壁24及び前壁25に於ての
み、逆転型及び非逆転型セルバーナーが下方の列を為す
セルバーナーを横断して交互されている。前壁25の各
々の逆転型セルバーナー10は後壁24の非逆転型セル
バーナー12と直接的に相対している。この配列構成は
ボイラーのホッパー及び炉の下方部分内の二次エアを有
益に循環させそれによりNOx 発生を最小化させるのみ
ならずCO及びH2 Sの生成を最小化させることが分か
った。本発明は炉の底部に好ましいエア流れ模様を創生
することを主要目的及び重要事項とするものである。
2に示され、ここでは後壁24及び前壁25に於ての
み、逆転型及び非逆転型セルバーナーが下方の列を為す
セルバーナーを横断して交互されている。前壁25の各
々の逆転型セルバーナー10は後壁24の非逆転型セル
バーナー12と直接的に相対している。この配列構成は
ボイラーのホッパー及び炉の下方部分内の二次エアを有
益に循環させそれによりNOx 発生を最小化させるのみ
ならずCO及びH2 Sの生成を最小化させることが分か
った。本発明は炉の底部に好ましいエア流れ模様を創生
することを主要目的及び重要事項とするものである。
【0010】この有益な流れ模様を創生するための別の
配列構成が図3に示され、ここでは下方の列を為すセル
バーナーのみが逆転型セルバーナーを含み、逆転型セル
バーナー10が2つ置きに非逆転型セルバーナー12と
代替されている。この具体例ではセルバーナーはその配
向、即ち逆転型であるか或いは非逆転型であるかを問わ
ず、炉20の前壁及び後壁の間では同じ向きで相対して
いる。図4には本発明の更に他の具体例が示され、下方
の列を成す全てのセルバーナーが逆転型セルバーナー1
0とされ、上方の列を成す全てのセルバーナーが非逆転
型セルバーナー12とされている。
配列構成が図3に示され、ここでは下方の列を為すセル
バーナーのみが逆転型セルバーナーを含み、逆転型セル
バーナー10が2つ置きに非逆転型セルバーナー12と
代替されている。この具体例ではセルバーナーはその配
向、即ち逆転型であるか或いは非逆転型であるかを問わ
ず、炉20の前壁及び後壁の間では同じ向きで相対して
いる。図4には本発明の更に他の具体例が示され、下方
の列を成す全てのセルバーナーが逆転型セルバーナー1
0とされ、上方の列を成す全てのセルバーナーが非逆転
型セルバーナー12とされている。
【0011】その他の逆転型セルバーナー及び非逆転型
セルバーナー配列模様では下方の列の外側の、側壁26
に隣り合う部分に於てのみ逆転型セルバーナーが使用さ
れる。別態様では逆転型セルバーナー及び非逆転型セル
バーナーを組合わせての配列模様が、上方の列を成すセ
ルバーナーのみならず上方及び下方の両方の列に、或い
は炉の前壁及び後壁の一方か或いは両方の上方及び下方
の列に適用される。図5には本発明の更に他の具体例が
例示される。この具体例は図5に示される従来通りの全
くの非逆転型セルバーナー配列模様と共にか或いは先に
説明した任意の逆転型セルバーナー及び非逆転型セルバ
ーナーを組合わせての配列模様と共に使用し得るもので
ある。
セルバーナー配列模様では下方の列の外側の、側壁26
に隣り合う部分に於てのみ逆転型セルバーナーが使用さ
れる。別態様では逆転型セルバーナー及び非逆転型セル
バーナーを組合わせての配列模様が、上方の列を成すセ
ルバーナーのみならず上方及び下方の両方の列に、或い
は炉の前壁及び後壁の一方か或いは両方の上方及び下方
の列に適用される。図5には本発明の更に他の具体例が
例示される。この具体例は図5に示される従来通りの全
くの非逆転型セルバーナー配列模様と共にか或いは先に
説明した任意の逆転型セルバーナー及び非逆転型セルバ
ーナーを組合わせての配列模様と共に使用し得るもので
ある。
【0012】図5に示される具体例に従えば、全エア量
の概略3%がホッパー22のスロート27内の余剰二次
エア入り口28を通して送給される。これによりCO及
びH2 S低減効果が改善される一方、炉の効率は悪影響
を受けないことが分かった。図6には本発明の他の改変
例が示され、一対の二次エア入り口29が約7%のエア
をホッパー22内に射出するために側壁26に取り付け
られている。ここでも、前壁及び後壁のセルバーナー配
列模様はその全部を非逆転型とした従来通りの配列模様
或いは先に説明した逆転型セルバーナー及び非逆転型セ
ルバーナーを組合わせての任意の配列模様とすることが
出来る。
の概略3%がホッパー22のスロート27内の余剰二次
エア入り口28を通して送給される。これによりCO及
びH2 S低減効果が改善される一方、炉の効率は悪影響
を受けないことが分かった。図6には本発明の他の改変
例が示され、一対の二次エア入り口29が約7%のエア
をホッパー22内に射出するために側壁26に取り付け
られている。ここでも、前壁及び後壁のセルバーナー配
列模様はその全部を非逆転型とした従来通りの配列模様
或いは先に説明した逆転型セルバーナー及び非逆転型セ
ルバーナーを組合わせての任意の配列模様とすることが
出来る。
【0013】従って、全エア量の2乃至10%の間の量
を逆転型セルバーナー配列模様を使用し或いは使用する
ことなく、本発明のホッパー部分内に射出しそれによ
り、CO及びH2 Sに対する低減効果を改善すると共に
低NOx 発生量下での運転を維持することが可能であ
る。図7には従来型の石炭インペラ30の設計形状が示
される。この石炭インペラ30は図8に示される、本発
明との関連に於て使用される浅い角度を有するインペラ
とは対照的な深い角度を有している。
を逆転型セルバーナー配列模様を使用し或いは使用する
ことなく、本発明のホッパー部分内に射出しそれによ
り、CO及びH2 Sに対する低減効果を改善すると共に
低NOx 発生量下での運転を維持することが可能であ
る。図7には従来型の石炭インペラ30の設計形状が示
される。この石炭インペラ30は図8に示される、本発
明との関連に於て使用される浅い角度を有するインペラ
とは対照的な深い角度を有している。
【0014】図7に示される既知のインペラは50°型
インペラとして知られるものであり、一方、図8に例示
されるそれは25°型インペラである。図7の石炭イン
ペラにおける50°とは、従来型インペラの5枚のベー
ン82、83の各々が石炭インペラの長手方向軸に対し
25°を成すことに由来する。一次エアと石炭の線84
で概略例示される流れは従って、石炭インペラの円周に
沿って50°の角度を成す。同様に、図8に示される浅
い角度を有する石炭インペラは5枚のブレード86、8
7を具備し、これらのブレードがこの石炭インペラの軸
線に対し12.5°を成すことから、一次エア及び石炭
流れ84に対して石炭インペラの為す角度は25°とな
る。
インペラとして知られるものであり、一方、図8に例示
されるそれは25°型インペラである。図7の石炭イン
ペラにおける50°とは、従来型インペラの5枚のベー
ン82、83の各々が石炭インペラの長手方向軸に対し
25°を成すことに由来する。一次エアと石炭の線84
で概略例示される流れは従って、石炭インペラの円周に
沿って50°の角度を成す。同様に、図8に示される浅
い角度を有する石炭インペラは5枚のブレード86、8
7を具備し、これらのブレードがこの石炭インペラの軸
線に対し12.5°を成すことから、一次エア及び石炭
流れ84に対して石炭インペラの為す角度は25°とな
る。
【0015】ブレードの角度が浅いことから、図8の具
体例に於ては各ブレードの長さを増大せねばならない。
そうすることにより一次エア及び石炭流れ84に対す
る、石炭インペラを通しての直線的に見通せる通路の出
現が回避される。一次エア及び石炭流れ84の少なくと
も幾分かは外側方向にそらされるべきである。従来から
の石炭インペラ及び本発明の石炭インペラは共に、今後
詳しく議論されるように石炭ノズルの内側導管内部を軸
線方向に移行可能である。従来技術における各石炭イン
ペラ及び本発明における各石炭インペラは円周方向に3
本の脚部88を有する。これら脚部88は円周方向に沿
って各々120°離間されそれにより、前記内側導管内
での石炭インペラのセンタリング及び軸方向運動を可能
とする。
体例に於ては各ブレードの長さを増大せねばならない。
そうすることにより一次エア及び石炭流れ84に対す
る、石炭インペラを通しての直線的に見通せる通路の出
現が回避される。一次エア及び石炭流れ84の少なくと
も幾分かは外側方向にそらされるべきである。従来から
の石炭インペラ及び本発明の石炭インペラは共に、今後
詳しく議論されるように石炭ノズルの内側導管内部を軸
線方向に移行可能である。従来技術における各石炭イン
ペラ及び本発明における各石炭インペラは円周方向に3
本の脚部88を有する。これら脚部88は円周方向に沿
って各々120°離間されそれにより、前記内側導管内
での石炭インペラのセンタリング及び軸方向運動を可能
とする。
【0016】本発明に従えば、石炭インペラは一次エア
及び石炭流れが直線的に見通せる通路が出現しないよう
にするための軸方向長さ及び多くのブレードを有し、こ
れらブレードのラインは20乃至30°の複合角度(即
ち各々のブレードが石炭インペラの軸線と10乃至15
°の角度を成す)を成す。浅い石炭インペラ角度が火炎
をより長くし、これが炉の寸法に対する適合性を向上さ
せる。
及び石炭流れが直線的に見通せる通路が出現しないよう
にするための軸方向長さ及び多くのブレードを有し、こ
れらブレードのラインは20乃至30°の複合角度(即
ち各々のブレードが石炭インペラの軸線と10乃至15
°の角度を成す)を成す。浅い石炭インペラ角度が火炎
をより長くし、これが炉の寸法に対する適合性を向上さ
せる。
【0017】図1を参照するに、石炭インペラ31がシ
ャフト32に連結されると共に火炎形状を変化させるた
めに引き込み或いは前進され得る様になっている。導管
34内部に石炭インペラを引き込むと火炎が長くなり、
石炭インペラを前進させると火炎は短くなる。脚部88
が石炭インペラ31の導管34の内側表面に沿っての軸
方向の移動を案内し、導管34が、送給手段54から該
導管に沿って押送され分配コーン35を通過する一次エ
ア及び石炭流れを受ける。二次エアが二次エア導管36
を通し一次エア及び石炭流れの周囲に送給される。調節
可能な旋回ベーン37が導管34の出口端部の周囲で円
周方向に離間して配設され、これを傾倒させることで二
次エアの旋回運動を調節出来るようになっている。
ャフト32に連結されると共に火炎形状を変化させるた
めに引き込み或いは前進され得る様になっている。導管
34内部に石炭インペラを引き込むと火炎が長くなり、
石炭インペラを前進させると火炎は短くなる。脚部88
が石炭インペラ31の導管34の内側表面に沿っての軸
方向の移動を案内し、導管34が、送給手段54から該
導管に沿って押送され分配コーン35を通過する一次エ
ア及び石炭流れを受ける。二次エアが二次エア導管36
を通し一次エア及び石炭流れの周囲に送給される。調節
可能な旋回ベーン37が導管34の出口端部の周囲で円
周方向に離間して配設され、これを傾倒させることで二
次エアの旋回運動を調節出来るようになっている。
【0018】二次エア量を調節するためのダンパー制御
体39を具備するスライド式エアダンパー30もまた設
けられる。別体の二次エア孔16が導管40を含み、こ
の導管40が複数のルーバーダンパー42を収納する。
このルーバーダンパー42は導管40内で縦方向に離間
した状態で廻動自在に取り付けられ、炉内部への二次エ
ア流入の、NOx 生成を低減させることが見出された角
度に調節するべく制御可能である。スライド式エアダン
パー制御体44が、二次エア孔16を通して送給される
二次エア量を調節するためのスライド式エアダンパー4
6に連結される。
体39を具備するスライド式エアダンパー30もまた設
けられる。別体の二次エア孔16が導管40を含み、こ
の導管40が複数のルーバーダンパー42を収納する。
このルーバーダンパー42は導管40内で縦方向に離間
した状態で廻動自在に取り付けられ、炉内部への二次エ
ア流入の、NOx 生成を低減させることが見出された角
度に調節するべく制御可能である。スライド式エアダン
パー制御体44が、二次エア孔16を通して送給される
二次エア量を調節するためのスライド式エアダンパー4
6に連結される。
【0019】二次エアは、炉の前壁24及び後壁25と
炉の外側方向に離間されたプレナム壁52との間に画定
される二次エアプレナム50により、石炭ノズル14の
二次エア孔16及び二次エア導管36に提供され得る。
以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明の内
で種々の変更をなし得ることを銘記されたい。
炉の外側方向に離間されたプレナム壁52との間に画定
される二次エアプレナム50により、石炭ノズル14の
二次エア孔16及び二次エア導管36に提供され得る。
以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明の内
で種々の変更をなし得ることを銘記されたい。
【0020】
【発明の効果】ボイラー炉のホッパー内のCO及びH2
S濃度を、ユニット性能に著しい影響を及ぼすことなく
低減させる低NOx セルバーナーの配列構成が提供さ
れ、そうした配列構成中の少なくとも1つのセルバーナ
ーを、その二次エア孔を石炭ノズル下方に位置決めして
なる逆転型のものとしたことにより、ホッパー内の殆ど
のCOをCO2 に変換し且つまたH2 Sの形成を妨げる
に十分な酸素が提供され得、ホッパー底部下或いは炉の
側壁のホッパーに近い位置を通して送給される全空気供
給量の約2乃至10%を使用することによりCOからC
O2 への変換が助長され、加圧ユニットにおける、作業
員の安全及び健康上の危険性及び炉壁の腐食の恐れの低
い、そしてまたCO濃度が炉の熱伝達特性を著しく変化
させることなく低減される配列構成が、ボイラー圧力パ
ーツの変更を要することなく提供され、設計が簡単で頑
丈且つ製造費用の安価な低NOx バーナーシステムが提
供される。
S濃度を、ユニット性能に著しい影響を及ぼすことなく
低減させる低NOx セルバーナーの配列構成が提供さ
れ、そうした配列構成中の少なくとも1つのセルバーナ
ーを、その二次エア孔を石炭ノズル下方に位置決めして
なる逆転型のものとしたことにより、ホッパー内の殆ど
のCOをCO2 に変換し且つまたH2 Sの形成を妨げる
に十分な酸素が提供され得、ホッパー底部下或いは炉の
側壁のホッパーに近い位置を通して送給される全空気供
給量の約2乃至10%を使用することによりCOからC
O2 への変換が助長され、加圧ユニットにおける、作業
員の安全及び健康上の危険性及び炉壁の腐食の恐れの低
い、そしてまたCO濃度が炉の熱伝達特性を著しく変化
させることなく低減される配列構成が、ボイラー圧力パ
ーツの変更を要することなく提供され、設計が簡単で頑
丈且つ製造費用の安価な低NOx バーナーシステムが提
供される。
【図1】本発明に従う逆転型の低NOx バーナーの断面
図である。
図である。
【図2】本発明の複合セルバーナーを使用する設備ボイ
ラー炉の概略斜視図である。
ラー炉の概略斜視図である。
【図3】本発明の図2と類似の別態様の概略斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明の図2と類似の別態様の概略斜視図であ
る。
る。
【図5】ホッパーを通して送給される余剰の二次エアを
使用する配列構成の本発明に従う図2と類似の概略斜視
図である。
使用する配列構成の本発明に従う図2と類似の概略斜視
図である。
【図6】ホッパーの側壁を通して送給される余剰の二次
エアを使用する配列構成の本発明に従う図2と類似の概
略斜視図である。
エアを使用する配列構成の本発明に従う図2と類似の概
略斜視図である。
【図7】50°の角度を有する既知の石炭インペラ設計
形状の部分的に断面で示す側面図である。
形状の部分的に断面で示す側面図である。
【図8】本発明に従う浅い角度を有する改良型石炭イン
ペラを示す図7と類似の側面図である。
ペラを示す図7と類似の側面図である。
10:逆転型セルバーナー 12:非逆転型セルバーナー 14:石炭ノズル 16:二次エア孔 20:炉 22:ホッパー 24:後壁 25:前壁 26:側壁 27:開口部 28:余剰二次エア入り口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリス・イー・ラサム アメリカ合衆国オハイオ州ホームワス、サ ウス・トウェルフス・ストリート4209 (72)発明者 ロジャー・ジェイ・クライスリ アメリカ合衆国オハイオ州ノースカント ン、ホール・ロード2736ノースイースト (72)発明者 トマス・エイ・ロールセン アメリカ合衆国オハイオ州カントン、トウ ェンティフィフス・ストリート1005ノース ウェスト (72)発明者 アルバート・ディー・ラリュ アメリカ合衆国オハイオ州ユニオンタウ ン、サニービュー・ドライブ4334
Claims (20)
- 【請求項1】 下方ホッパーを含む炉が離間した前壁及
び後壁を具備し該離間した前壁及び後壁が離間した側壁
間で連結されてなる低NOx バーナーシステムであっ
て、 前記離間した前壁及び後壁の少なくとも一方の内部で水
平方向に少なくとも1列を成す複数のセルバーナーにし
て、各々が炉内に一次エア及び石炭の混合物を射出する
ための石炭ノズルと前記石炭ノズルから縦方向に離間さ
れ前記一次エア及び石炭の混合物が炉に送給される位置
から縦方向に離間したしかし隣り合う位置に於て炉内に
二次エアを送給するための二次エア孔とを具備し、少な
くとも1つのセルバーナーが、前記二次エア孔がその前
記石炭ノズルから縦方向下方に離間してなる逆転型セル
バーナーであり、残余のセルバーナーの少なくとも1つ
が前記二次エア孔が前記石炭ノズルから縦方向上方に離
間してなる非逆転型セルバーナーである前記複数のセル
バーナーと、 一次エア及び石炭の混合物を石炭ノズルに送給するため
の手段と、 二次エアを二次エア孔に送給するための手段とを含んで
なる前記バーナーシステム。 - 【請求項2】 炉の前壁及び後壁の各々内で縦方向に離
間する水平方向の2列を成す複数のセルバーナーを具備
している請求項1に記載のバーナーシステム。 - 【請求項3】 前壁及び後壁の各々内で縦方向に離間す
る水平方向の2列を成す複数のセルバーナーの上方の列
の全てのセルバーナーが非逆転型セルバーナーを含み、
前記複数のセルバーナーの下方の列の少なくともいくつ
かが逆転型セルバーナーである請求項2に記載のバーナ
ーシステム。 - 【請求項4】 前壁及び後壁の各々における下方の列の
セルバーナーが1つ置きに逆転型セルバーナーであり、
残余のセルバーナーが非逆転型セルバーナーである請求
項3に記載のバーナーシステム。 - 【請求項5】 後壁における下方の列の逆転型セルバー
ナーが前壁における下方の列の非逆転型セルバーナーと
相対する請求項4に記載のバーナーシステム。 - 【請求項6】 少なくとも側壁に隣り合うセルバーナー
が逆転型セルバーナーである請求項3に記載のバーナー
システム。 - 【請求項7】 前壁及び後壁の各々における下方の列の
セルバーナーが2つ置きに逆転型セルバーナー及び非逆
転型セルバーナー間で交互する請求項3に記載のバーナ
ーシステム。 - 【請求項8】 前壁及び後壁の各々における下方の列の
全てのセルバーナーが逆転型セルバーナーである請求項
3に記載のバーナーシステム。 - 【請求項9】 前壁及び後壁の各々における上方の列の
少なくとも1つのセルバーナーが逆転型セルバーナーで
ある請求項2に記載のバーナーシステム。 - 【請求項10】 前壁及び後壁の各々における上方の列
の全てのセルバーナーが非逆転型セルバーナーである請
求項2に記載のバーナーシステム。 - 【請求項11】 全エア量の少なくとも幾分かが炉ホッ
パーを通して炉内に送給されるようになっている請求項
1に記載のセルバーナーシステム。 - 【請求項12】 全エア量の2乃至10%が炉ホッパー
下方のスロートを通して炉に送給されるようになってい
る請求項11に記載のセルバーナーシステム。 - 【請求項13】 全エア量の2乃至10%が炉の少なく
とも一方の側壁の炉ホッパーの領域を通して炉に送給さ
れるようになっている請求項11に記載のセルバーナー
システム。 - 【請求項14】 各石炭ノズルが一次エア及び石炭の混
合物を搬送するための内側導管を具備し、該内側導管が
炉の前壁及び後壁の一方の位置に開放端部を具備し、前
記内側導管の前方端部位置に石炭インペラが配設され、
前記内側導管の周囲の二次エア導管が二次エアを炉に流
入させるための通路を画定し、前記石炭インペラが一次
エア及び石炭の混合物を炉に射出するための浅い角度を
有している請求項1に記載のセルバーナーシステム。 - 【請求項15】 下方ホッパーを含む炉が離間した前壁
及び後壁を具備し該離間した前壁及び後壁が離間した側
壁間で連結されてなる低NOx バーナーシステムであっ
て、 前記離間した前壁及び後壁の少なくとも一方の内部で水
平方向に少なくとも1列を成す複数のセルバーナーにし
て、各々が炉内に一次エア及び石炭の混合物を射出する
ための石炭ノズルと前記石炭ノズルから縦方向に離間さ
れ前記一次エア及び石炭の混合物が炉に送給される位置
から縦方向に離間したしかし隣り合う位置に於て炉内に
二次エアを送給するための二次エア孔とを具備する前記
複数のセルバーナーと、 一次エア及び石炭の混合物を石炭ノズルに送給するため
の手段と、 二次エアを二次エア孔に送給するための手段と、 全エア量の2乃至10%を炉ホッパーを通して炉内に送
給するための手段とを含んでなる前記バーナーシステ
ム。 - 【請求項16】 炉ホッパーがスロートを具備し、全エ
ア量の2乃至10%が前記スロートを通して送給される
請求項15に記載のセルバーナーシステム。 - 【請求項17】 全エア量の2乃至10%が炉の少なく
とも一方の側壁の炉ホッパーの領域を通して送給される
スロートを通して送給される請求項15に記載のセルバ
ーナーシステム。 - 【請求項18】 下方ホッパーを含む炉が離間した前壁
及び後壁を具備し該離間した前壁及び後壁が離間した側
壁間で連結されてなる低NOx バーナーシステムであっ
て、 前記離間した前壁及び後壁の少なくとも一方の内部で水
平方向に少なくとも1列を成す複数のセルバーナーにし
て、各々が炉内に一次エア及び石炭の混合物を射出する
ための石炭ノズルと前記石炭ノズルから縦方向に離間さ
れ前記一次エア及び石炭の混合物が炉に送給される位置
から縦方向に離間したしかし隣り合う位置に於て炉内に
二次エアを送給するための二次エア孔とを具備する前記
複数のセルバーナーと、 一次エア及び石炭の混合物を石炭ノズルに送給するため
の手段と、 二次エアを二次エア孔に送給するための手段とを含み、 各石炭ノズルが一次エア及び石炭の混合物を炉内に搬送
するための内側導管を具備し、各内側導管が炉の前壁或
いは後壁に近接する前方端部を具備し、内側導管の周囲
の外側導管が内側導管の周囲及び炉内部への二次エアの
ための空間を画定し、浅い角度のインペラが内側導管の
前端位置に配設されてなる前記セルバーナーシステム。 - 【請求項19】 浅い角度のインペラが多数のブレード
を具備しそれによりインペラを通し一次エア及び石炭の
混合物が視軸を通過しないようにするための軸方向長さ
を有し、前記ブレードが20乃至30°の複合角度を有
している請求項18に記載のセルバーナーシステム。 - 【請求項20】 複合角度は25°である請求項19に
記載のセルバーナーシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US850600 | 1992-03-13 | ||
US07/850,600 US5205226A (en) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | Low NOx burner system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642710A true JPH0642710A (ja) | 1994-02-18 |
JP2606779B2 JP2606779B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=25308604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5077509A Expired - Lifetime JP2606779B2 (ja) | 1992-03-13 | 1993-03-12 | 低NOxバーナーシステム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5205226A (ja) |
JP (1) | JP2606779B2 (ja) |
IT (1) | IT1261214B (ja) |
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---|---|---|---|---|
WO2009093347A1 (ja) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | ボイラ構造 |
WO2012070597A1 (ja) * | 2010-11-25 | 2012-05-31 | 株式会社Ihi | 微粉燃料焚きボイラ装置 |
JP2012181003A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-20 | Ihi Corp | ボイラ装置及び高温空気燃焼システム |
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- 1993-03-10 IT ITRM930149A patent/IT1261214B/it active IP Right Grant
- 1993-03-12 JP JP5077509A patent/JP2606779B2/ja not_active Expired - Lifetime
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IT1261214B (it) | 1996-05-09 |
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JP2606779B2 (ja) | 1997-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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