JPH064233Y2 - シェルアンドチュ−ブ式熱交換器 - Google Patents
シェルアンドチュ−ブ式熱交換器Info
- Publication number
- JPH064233Y2 JPH064233Y2 JP1985128054U JP12805485U JPH064233Y2 JP H064233 Y2 JPH064233 Y2 JP H064233Y2 JP 1985128054 U JP1985128054 U JP 1985128054U JP 12805485 U JP12805485 U JP 12805485U JP H064233 Y2 JPH064233 Y2 JP H064233Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- heat exchanger
- shell
- heat transfer
- tube bundle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シェルアンドチューブ式熱交換器に係り、特
に耐久性を向上したものに関する。
に耐久性を向上したものに関する。
(従来の技術) 従来のシェルアンドチューブ式熱交換器は、第5図(実
公昭59-28214号公報第2図)に示す如く、胴体1内部に
多数のヘヤピン形状の伝熱管6を横設し、これに多数の
バッフルプレート9を直交させて管束群Aを形成してい
るが、組立てを容易にするため、バッフルプレート9は
その外径が胴体1の内径と約3mm程度、また、その伝熱
管6の挿通孔の内径が伝熱管6の外径と約0.3mm程度の
隙間を有しているため、流体(例えば冷却水)の流入口
7から胴体1内に流体を流通せしめると、蛇行状に流通
する流体によりバッフルプレート9および伝熱管6が胴
体1内部で揺動して相互が接触するため、摺動摩耗によ
り伝熱管6の外面が損傷し、遂には伝熱管6に孔があく
という欠陥があった。なお、第5図において、2は管
板、4は覆い板、5は仕切板、8は流体の流出口、22は
冷媒ガスの流入口、23は冷媒液の流出口である。
公昭59-28214号公報第2図)に示す如く、胴体1内部に
多数のヘヤピン形状の伝熱管6を横設し、これに多数の
バッフルプレート9を直交させて管束群Aを形成してい
るが、組立てを容易にするため、バッフルプレート9は
その外径が胴体1の内径と約3mm程度、また、その伝熱
管6の挿通孔の内径が伝熱管6の外径と約0.3mm程度の
隙間を有しているため、流体(例えば冷却水)の流入口
7から胴体1内に流体を流通せしめると、蛇行状に流通
する流体によりバッフルプレート9および伝熱管6が胴
体1内部で揺動して相互が接触するため、摺動摩耗によ
り伝熱管6の外面が損傷し、遂には伝熱管6に孔があく
という欠陥があった。なお、第5図において、2は管
板、4は覆い板、5は仕切板、8は流体の流出口、22は
冷媒ガスの流入口、23は冷媒液の流出口である。
このため、伝熱管6がヘヤピン形状をしているヘヤピン
形伝熱管方式では、ヘヤピン側では伝熱管6内の流体と
胴体1内の流体とが混合することがないので、管板2を
設ける必要がないにもかかわらず、前記伝熱管6および
バッフルプレート9を組合わせた管束群Aの揺動を防止
するため、第6図および第7図の如く胴体1の後蓋3側
に管板2に似た板厚の大なるほぼ半円形の厚板21,21を
設け、両端に管板をもつ構造に似せることにより、伝熱
管自体の動きを少なくするとともに、胴体1の後蓋3側
内面4ヶ所に設けた固定板10……に、バッフルプレート
9取付用のボルト11の端部11aを挿通し、ナット13で固
定して、伝熱管6およびバッフルプレート9の揺動を防
止するものもあるが、この方式では特別に前記厚板21,
21を製作するために費用と工数が多くかかるという欠陥
があった。なお、第6図において、12はスペーサであ
る。
形伝熱管方式では、ヘヤピン側では伝熱管6内の流体と
胴体1内の流体とが混合することがないので、管板2を
設ける必要がないにもかかわらず、前記伝熱管6および
バッフルプレート9を組合わせた管束群Aの揺動を防止
するため、第6図および第7図の如く胴体1の後蓋3側
に管板2に似た板厚の大なるほぼ半円形の厚板21,21を
設け、両端に管板をもつ構造に似せることにより、伝熱
管自体の動きを少なくするとともに、胴体1の後蓋3側
内面4ヶ所に設けた固定板10……に、バッフルプレート
9取付用のボルト11の端部11aを挿通し、ナット13で固
定して、伝熱管6およびバッフルプレート9の揺動を防
止するものもあるが、この方式では特別に前記厚板21,
21を製作するために費用と工数が多くかかるという欠陥
があった。なお、第6図において、12はスペーサであ
る。
(考案が解決しようとする課題) そこで本考案は、前記の如き胴体1内を蛇行状に流通す
る流体により、バッフルプレート9と伝熱管6が揺動し
てバッフルプレート9と伝熱管6とが接触し、伝熱管6
が損傷するという従来の欠陥を解消することを目的とす
るものである。
る流体により、バッフルプレート9と伝熱管6が揺動し
てバッフルプレート9と伝熱管6とが接触し、伝熱管6
が損傷するという従来の欠陥を解消することを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、第1図ないし第4図に例示するよう
に、多数のヘヤピン形状の伝熱管6……を、並設した複
数本の棒状の間隔保持部材11,12……に蛇行状の流体通
路を形成するため所定間隔毎に取付けられた多数のバッ
フルプレート9……に直交状に遊嵌して管束群Aを形成
し、該管束群Aの前記伝熱管6……端部を胴体1の一端
に配設した管板2に嵌挿したシェルアンドチューブ式熱
交換器において、前記各バッフルプレート9……の外周
と前記胴体1の内面との間に遊隙が形成される一方、前
記複数本の棒状の間隔保持部材11,12……のうち2本の
間隔保持部材11,12、11,12と係合して前記管束群Aの
前記胴体1内での揺動を規制する一対の固定具15、15
が、前記胴体1の長手方向中間部に穿設された2つの貫
通孔19,19に気密的に固定されているものである。
に、多数のヘヤピン形状の伝熱管6……を、並設した複
数本の棒状の間隔保持部材11,12……に蛇行状の流体通
路を形成するため所定間隔毎に取付けられた多数のバッ
フルプレート9……に直交状に遊嵌して管束群Aを形成
し、該管束群Aの前記伝熱管6……端部を胴体1の一端
に配設した管板2に嵌挿したシェルアンドチューブ式熱
交換器において、前記各バッフルプレート9……の外周
と前記胴体1の内面との間に遊隙が形成される一方、前
記複数本の棒状の間隔保持部材11,12……のうち2本の
間隔保持部材11,12、11,12と係合して前記管束群Aの
前記胴体1内での揺動を規制する一対の固定具15、15
が、前記胴体1の長手方向中間部に穿設された2つの貫
通孔19,19に気密的に固定されているものである。
本願考案の実施態様としては、固定具15が、貫通孔19よ
りも外径の大きな基部16と貫通孔19よりも外径の小さな
先端部17とからなり胴体1の外側から貫通孔19に挿入さ
れ、前記先端部17には棒状の間隔保持部材11,12を挟着
により係合する開口部18が設けられていることは好まし
い。
りも外径の大きな基部16と貫通孔19よりも外径の小さな
先端部17とからなり胴体1の外側から貫通孔19に挿入さ
れ、前記先端部17には棒状の間隔保持部材11,12を挟着
により係合する開口部18が設けられていることは好まし
い。
また、本考案の他の実施態様としては、一対の固定具15
が先端部17,17の開口部18,18と胴体1の中心0とを結
ぶ二つの直線のなす角度αが180°より小さくするこ
とは好ましい。
が先端部17,17の開口部18,18と胴体1の中心0とを結
ぶ二つの直線のなす角度αが180°より小さくするこ
とは好ましい。
(作用) 本考案は上記の通りであるので、先ず管束群Aを胴体1
内に装着するに際しては各バッフルプレート9……と胴
体1内面間の遊隙の存在により熱交換器の組立作業が容
易となる。又、その使用時においては、胴体1内を蛇行
状に流通する流体により伝熱管6……と棒状の間隔保持
部材11,12……とバッフルプレート9……とからなる管
束群Aが揺動しようとしても、胴体1に固着された一対
の固定具15,15と2本の棒状の間隔保持部材11,12、1
1,12との係合により前記管束群Aの揺動を防止してい
る。
内に装着するに際しては各バッフルプレート9……と胴
体1内面間の遊隙の存在により熱交換器の組立作業が容
易となる。又、その使用時においては、胴体1内を蛇行
状に流通する流体により伝熱管6……と棒状の間隔保持
部材11,12……とバッフルプレート9……とからなる管
束群Aが揺動しようとしても、胴体1に固着された一対
の固定具15,15と2本の棒状の間隔保持部材11,12、1
1,12との係合により前記管束群Aの揺動を防止してい
る。
(実施例) 以下添付の図面を参照して本考案の好適な実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例に係るヘヤピン
形状の伝熱管を有するシェルアンドチューブ式熱交換器
を示しており、円筒状の胴体1の一端に管板2、他端に
後蓋3を設けて水密構造とし、中央部に上下室に仕切る
仕切板5を設けた覆い蓋4を前記管板2にボルト(図示
せず)などで螺着している。そうして、多数の伝熱管6
……を、後記するように棒状の間隔保持部材すなわち、
ボルト11にスペーサ12を介して所定間隔毎に取付けられ
た多数のバッフルプレート9……に直交状に遊嵌させて
管束群Aを形成し、前記伝熱管6……を管板2に対して
気密的に嵌挿して胴体1内部に横設し、前記覆い蓋4の
上下室にそれぞれ連通せしめ、前記上下室にそれぞれ冷
媒ガスの流入口22および冷媒液の流出口23を接続してい
る。
形状の伝熱管を有するシェルアンドチューブ式熱交換器
を示しており、円筒状の胴体1の一端に管板2、他端に
後蓋3を設けて水密構造とし、中央部に上下室に仕切る
仕切板5を設けた覆い蓋4を前記管板2にボルト(図示
せず)などで螺着している。そうして、多数の伝熱管6
……を、後記するように棒状の間隔保持部材すなわち、
ボルト11にスペーサ12を介して所定間隔毎に取付けられ
た多数のバッフルプレート9……に直交状に遊嵌させて
管束群Aを形成し、前記伝熱管6……を管板2に対して
気密的に嵌挿して胴体1内部に横設し、前記覆い蓋4の
上下室にそれぞれ連通せしめ、前記上下室にそれぞれ冷
媒ガスの流入口22および冷媒液の流出口23を接続してい
る。
一方、胴体1は底部の管板寄りに冷却水の流入口7、頂
部の後蓋寄りに冷却水の流出口8を開口するとともに、
前記バッフルプレート9……をその上方または下方が胴
体1と所定の隙間を形成して、流体の蛇行状の流路を形
成する。すなわち、バッフルプレート9は円板の一部を
切取ったものを、一枚おきに前記切取り部が上方または
下方になる如く所定の長さのスペーサ12を固定用のボル
ト11に被冠して両端をナット13で締めつけて、このボル
ト11の後蓋3側端部を従来の技術の欄で説明した第7図
と同じく胴体1内面に固定した4ヵ所の固定板に固定
し、胴体1の長手方向に移動しないようにしている。
部の後蓋寄りに冷却水の流出口8を開口するとともに、
前記バッフルプレート9……をその上方または下方が胴
体1と所定の隙間を形成して、流体の蛇行状の流路を形
成する。すなわち、バッフルプレート9は円板の一部を
切取ったものを、一枚おきに前記切取り部が上方または
下方になる如く所定の長さのスペーサ12を固定用のボル
ト11に被冠して両端をナット13で締めつけて、このボル
ト11の後蓋3側端部を従来の技術の欄で説明した第7図
と同じく胴体1内面に固定した4ヵ所の固定板に固定
し、胴体1の長手方向に移動しないようにしている。
なお、前記バッフルプレート9の外周と胴体1の内面と
の間には約3mm程度の遊隙を有せしめて、前記管束群A
を胴体1に挿入しやすくし、また、バッフルプレート9
の伝熱管6の挿通孔6aの内周と伝熱管6の外周との間
には約0.3mmの遊隙を有せしめて、前記管束群Aを組立
て易く形成するものである。
の間には約3mm程度の遊隙を有せしめて、前記管束群A
を胴体1に挿入しやすくし、また、バッフルプレート9
の伝熱管6の挿通孔6aの内周と伝熱管6の外周との間
には約0.3mmの遊隙を有せしめて、前記管束群Aを組立
て易く形成するものである。
しかして、第4図に示す固定具15は、貫通孔19よりも外
径の大きな基部16と貫通孔19よりも外径の小さな先端部
17とからなり、先端部17にはその基端17aを残して先端
より前記スペーサ12の外径よりやや大なる幅tの平行な
二面18a,18aを有する開口部18を穿設しており、固定具
15の先端部17を胴体1側面の長手方向中間部の両側2ヵ
所に前記先端部17より大径の貫通孔19,19を穿設し、貫
通孔19と胴体の中心0とがなす角度αが180°より小
なる如くし、前記先端部17を貫通孔19に挿入し、前記開
口部18の平行な二面18a,18aでスペーサ12を挟着するこ
とにより係合し、さらに基部16を胴体1外面に溶接で固
着し水密構造とするものである。
径の大きな基部16と貫通孔19よりも外径の小さな先端部
17とからなり、先端部17にはその基端17aを残して先端
より前記スペーサ12の外径よりやや大なる幅tの平行な
二面18a,18aを有する開口部18を穿設しており、固定具
15の先端部17を胴体1側面の長手方向中間部の両側2ヵ
所に前記先端部17より大径の貫通孔19,19を穿設し、貫
通孔19と胴体の中心0とがなす角度αが180°より小
なる如くし、前記先端部17を貫通孔19に挿入し、前記開
口部18の平行な二面18a,18aでスペーサ12を挟着するこ
とにより係合し、さらに基部16を胴体1外面に溶接で固
着し水密構造とするものである。
このため、胴体1内に蛇行状に流通する冷却水によりバ
ッフルプレート9、ボルト11、スペーサ12および伝熱管
6からなる管束群Aが揺動しようとして、例えば第1図
の左側の固定具15の開口部方向に揺動しようとしても、
右側の固定具15の開口部18の平行な二面18a,18aにその
動きを抑制されて揺動が防止される。また反対に、右側
の固定具15の開口部方向に揺動しようとしても、左側の
固定具15でその揺動が防止され、その他の場合も二つの
固定具15がその開口部18のなす角度αが180°より小
なる角度をなしているので、両者が共同して揺動を防止
するものである。
ッフルプレート9、ボルト11、スペーサ12および伝熱管
6からなる管束群Aが揺動しようとして、例えば第1図
の左側の固定具15の開口部方向に揺動しようとしても、
右側の固定具15の開口部18の平行な二面18a,18aにその
動きを抑制されて揺動が防止される。また反対に、右側
の固定具15の開口部方向に揺動しようとしても、左側の
固定具15でその揺動が防止され、その他の場合も二つの
固定具15がその開口部18のなす角度αが180°より小
なる角度をなしているので、両者が共同して揺動を防止
するものである。
また、前記実施例においては、固定具15により、バッフ
ルプレート9を固定するボルト11に被冠したスペーサ12
を固定するようにしたが、前記固定個所はスペーサ12を
用いない場合は直接ボルト11を固定しても良いものであ
り、このときは固定具15の開口部18の開口幅tはそれぞ
れボルト11の直径よりやや大に形成することは勿論のこ
とである。また固定具15の基部16と先端部17は円形でな
く角形に形成しても良いものである。
ルプレート9を固定するボルト11に被冠したスペーサ12
を固定するようにしたが、前記固定個所はスペーサ12を
用いない場合は直接ボルト11を固定しても良いものであ
り、このときは固定具15の開口部18の開口幅tはそれぞ
れボルト11の直径よりやや大に形成することは勿論のこ
とである。また固定具15の基部16と先端部17は円形でな
く角形に形成しても良いものである。
(考案の効果) 本考案は叙上の如く構成されているので、先ず管束群A
を胴体1内に装着するに際しては各バッフルプレート9
……と胴体1内面間の遊隙の存在により相互の組立作業
が容易になるという効果がある。
を胴体1内に装着するに際しては各バッフルプレート9
……と胴体1内面間の遊隙の存在により相互の組立作業
が容易になるという効果がある。
又、その使用時においては、胴体1内で流体が蛇行状に
流動し、それによってバッフルプレート9……、棒状の
間隔保持部材11,12……および伝熱管6……からなる管
束群Aが揺動しようとしても、同管束群Aは胴体1側に
設けた一対の固定具15,15と2本の棒状の間隔保持部材
11,12、11,12との係合により固定されているので管束
群Aのバッフルプレート9……と伝熱管6……とが接触
し、同伝熱管6……が損傷して孔があくという欠陥が防
止されるものである。
流動し、それによってバッフルプレート9……、棒状の
間隔保持部材11,12……および伝熱管6……からなる管
束群Aが揺動しようとしても、同管束群Aは胴体1側に
設けた一対の固定具15,15と2本の棒状の間隔保持部材
11,12、11,12との係合により固定されているので管束
群Aのバッフルプレート9……と伝熱管6……とが接触
し、同伝熱管6……が損傷して孔があくという欠陥が防
止されるものである。
また、平板状のバッフルプレート9……ではなく、バッ
フルプレート9……を取付ける2本の棒状の間隔保持部
材11,12、11,12を利用して一対の固定具15,15と係合
するようにしているので、係合作業が容易である。
フルプレート9……を取付ける2本の棒状の間隔保持部
材11,12、11,12を利用して一対の固定具15,15と係合
するようにしているので、係合作業が容易である。
第1図は本考案の一実施例に係るヘヤピン形伝熱管を使
用したシェルアンドチューブ式熱交換器の横断面図、第
2図は同熱交換器の一部を断面示した正面図で、第1図
は第2図のI−I断面を示す。第3図はバッフルプレー
トと伝熱管とよりなる管束群Aを示す。第4図は固定具
の斜視図、第5図は従来のヘヤピン形のシェルアンドチ
ューブ式熱交換器の縦断面図、第6図は従来の他のシェ
ルアンドチューブ式熱交換器の縦断面図、第7図は第6
図のVI−VI断面図を示すものである。 1……胴体 6……伝熱管 9……バッフルプレート 11……ボルト 12……スペーサ 15……固定具 16……基部 17……先端部 18……開口部 19……貫通孔 A……管束群
用したシェルアンドチューブ式熱交換器の横断面図、第
2図は同熱交換器の一部を断面示した正面図で、第1図
は第2図のI−I断面を示す。第3図はバッフルプレー
トと伝熱管とよりなる管束群Aを示す。第4図は固定具
の斜視図、第5図は従来のヘヤピン形のシェルアンドチ
ューブ式熱交換器の縦断面図、第6図は従来の他のシェ
ルアンドチューブ式熱交換器の縦断面図、第7図は第6
図のVI−VI断面図を示すものである。 1……胴体 6……伝熱管 9……バッフルプレート 11……ボルト 12……スペーサ 15……固定具 16……基部 17……先端部 18……開口部 19……貫通孔 A……管束群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 谷口 敏 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (56)参考文献 実開 昭60−181589(JP,U) 実開 昭60−181590(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】多数のヘヤピン形状の伝熱管(6)……を、
並設した複数本の棒状の間隔保持部材(11,12)……に蛇
行状の流体通路を形成するため所定間隔毎に取付けられ
た多数のバッフルプレート(9)……に直交状に遊嵌して
管束群(A)を形成し、該管束群(A)の前記伝熱管(6)……
端部を胴体(1)の一端に配設した管板(2)に嵌挿したシェ
ルアンドチューブ式熱交換器において、前記各バッフル
プレート(9)……の外周と前記胴体(1)の内面との間に遊
隙が形成される一方、前記複数本の棒状の間隔保持部材
(11,12)……のうち2本の間隔保持部材(11,12)、(11,1
2)と係合して前記管束群(A)の前記胴体(1)内での揺動を
規制する一対の固定具(15)、(15)が、前記胴体(1)の長
手方向中間部に穿設された2つの貫通孔(19)、(19)に気
密的に固定されていることを特徴とするシェルアンドチ
ューブ式熱交換器。 - 【請求項2】固定具(15)は、貫通孔(19)よりも外径の大
きな基部(16)と貫通孔(19)よりも外径の小さな先端部(1
7)とからなり胴体(1)の外側から貫通孔(19)に挿入さ
れ、前記先端部(17)には棒状の間隔保持部材(11,12)を
挟着により係合する開口部(18)が設けられていることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のシェル
アンドチューブ式熱交換器。 - 【請求項3】一対の固定具(15)は先端部(17),(17)の開
口部(18),(18)と胴体(1)の中心0とを結ぶ二つの直線
のなす角度αが180°より小さいことを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第2項記載のシェルアンドチュー
ブ式熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985128054U JPH064233Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | シェルアンドチュ−ブ式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985128054U JPH064233Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | シェルアンドチュ−ブ式熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6239187U JPS6239187U (ja) | 1987-03-09 |
JPH064233Y2 true JPH064233Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31023376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985128054U Expired - Lifetime JPH064233Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | シェルアンドチュ−ブ式熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064233Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101993082B1 (ko) * | 2018-02-01 | 2019-06-25 | 한국가스공사 | 열교환기 배플판 어셈블리 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5915429B2 (ja) * | 2012-07-13 | 2016-05-11 | Jfeスチール株式会社 | 熱交換器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60181589U (ja) * | 1984-05-14 | 1985-12-02 | 三菱重工業株式会社 | 熱交換器 |
JPS60181590U (ja) * | 1984-05-14 | 1985-12-02 | 株式会社荏原製作所 | 熱交換器 |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP1985128054U patent/JPH064233Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101993082B1 (ko) * | 2018-02-01 | 2019-06-25 | 한국가스공사 | 열교환기 배플판 어셈블리 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6239187U (ja) | 1987-03-09 |
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