JPH0641861B2 - 粒子輪送流量の計測方法 - Google Patents
粒子輪送流量の計測方法Info
- Publication number
- JPH0641861B2 JPH0641861B2 JP63148177A JP14817788A JPH0641861B2 JP H0641861 B2 JPH0641861 B2 JP H0641861B2 JP 63148177 A JP63148177 A JP 63148177A JP 14817788 A JP14817788 A JP 14817788A JP H0641861 B2 JPH0641861 B2 JP H0641861B2
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- Japan
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- flow rate
- differential pressure
- particles
- integrated value
- particle
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は粒子を気流搬送する際の輸送流量の計測方法に
関するものである。
関するものである。
[従来の技術] 乾式脱硫装置における酸化鉄脱硫剤のガス又は気流輸送
系(ライザーと呼ぶ)及び微粉炭装置等の微粉炭燃料輸
送系などにおいては、脱硫効果及び燃料流量等を把握す
る上で、気流輸送される粒子の流量を知ることが要求さ
れる。
系(ライザーと呼ぶ)及び微粉炭装置等の微粉炭燃料輸
送系などにおいては、脱硫効果及び燃料流量等を把握す
る上で、気流輸送される粒子の流量を知ることが要求さ
れる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来においては、気流輸送される粒子の流量を
直接計測するようなことはできなかった。
直接計測するようなことはできなかった。
本発明は、こうした点に着目してなしたもので、気流輸
送される粒子の流量を精度良く計測する方法を提供する
ことを目的としている。
送される粒子の流量を精度良く計測する方法を提供する
ことを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
粒子を気流輸送する際、配管を介して下方から上方に向
けて輸送し、このときの前記配管における上下2点間の
差圧を検出し、更に該差圧を所要の単位時間毎に積分
し、該積分値と粒子の輸送流量が比例することに基づい
て、前記積分値から粒子の輸送流量を換算により計測す
ることを特徴とする粒子輸送流量の計測方法、に係るも
のである。
粒子を気流輸送する際、配管を介して下方から上方に向
けて輸送し、このときの前記配管における上下2点間の
差圧を検出し、更に該差圧を所要の単位時間毎に積分
し、該積分値と粒子の輸送流量が比例することに基づい
て、前記積分値から粒子の輸送流量を換算により計測す
ることを特徴とする粒子輸送流量の計測方法、に係るも
のである。
[作用] 従って、本発明では、配管内に沿って粒子を下方から上
方に向けて気流輸送する際の上下2点間の差圧の積分値
が粒子の輸送流量に比例することから、粒子の輸送流量
を計測する。
方に向けて気流輸送する際の上下2点間の差圧の積分値
が粒子の輸送流量に比例することから、粒子の輸送流量
を計測する。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の方法を酸化鉄脱硫剤の空気輸送系に適
用した場合の一例を示すもので、粒子1とリフトガス2
の供給により流動層3を形成する容器4によって気流輸
送される粒子を、垂直管5によって上方に導き、上部に
設けた分離器6により流体2と粒子1に分離する装置に
おいて、前記垂直管5の上下2点A、B間の差圧を計測
する差圧発信器7を設ける。
用した場合の一例を示すもので、粒子1とリフトガス2
の供給により流動層3を形成する容器4によって気流輸
送される粒子を、垂直管5によって上方に導き、上部に
設けた分離器6により流体2と粒子1に分離する装置に
おいて、前記垂直管5の上下2点A、B間の差圧を計測
する差圧発信器7を設ける。
更に、該差圧発信器7からの差圧信号8を記録計9に導
いてその差圧の変動を記録すると共に、前記差圧信号8
をプログラム演算器10によって単位時間当りの積分を行
い、その積分値11を積分値記録計12に導いて記録する。
いてその差圧の変動を記録すると共に、前記差圧信号8
をプログラム演算器10によって単位時間当りの積分を行
い、その積分値11を積分値記録計12に導いて記録する。
一方、実際の輸送量と前記積分値との換算式を実験によ
って求め、その換算式が入力された流量演算装置13に前
記積分値11を入力することにより、粒子の流量を連続的
に演算し、同時に表示或いは記録させることができるよ
うにしている。
って求め、その換算式が入力された流量演算装置13に前
記積分値11を入力することにより、粒子の流量を連続的
に演算し、同時に表示或いは記録させることができるよ
うにしている。
前記差圧発信器7からの差圧信号8は例えば第2図のよ
うに変動し、これが記録計9に記録される。
うに変動し、これが記録計9に記録される。
又、プログラム演算器10は、前記第2図に示す差圧信号
8の斜線部分を単位時間(例えば3分)毎に積分し、そ
の積分値11を積分値記録計12に出力して記録する。積分
値記録計12には第3図或いは第4図に示すように記録さ
れる。
8の斜線部分を単位時間(例えば3分)毎に積分し、そ
の積分値11を積分値記録計12に出力して記録する。積分
値記録計12には第3図或いは第4図に示すように記録さ
れる。
第3図は粒子流量が450kg/hの場合が示されており、又
第4図には第3図の場合と同一条件下において粒子流量
を半分(225kg/h)に減らした場合を示している。
第4図には第3図の場合と同一条件下において粒子流量
を半分(225kg/h)に減らした場合を示している。
上記実験を種々繰返した結果、粒子の輸送量が前記積分
値に比例していることが確認できた。
値に比例していることが確認できた。
上記したように、差圧の積分値11が粒子の輸送量に比例
することから、輸送量の実測値と、積分値の換算式を作
り、連続的に求められる積分値11から粒子の輸送量を連
続的に推算することができる。従って、前記輸送量の実
測値と、積分値の換算式が入力された流量演算装置13に
より、粒子の輸送量を連続的に演算、表示させることが
できる。
することから、輸送量の実測値と、積分値の換算式を作
り、連続的に求められる積分値11から粒子の輸送量を連
続的に推算することができる。従って、前記輸送量の実
測値と、積分値の換算式が入力された流量演算装置13に
より、粒子の輸送量を連続的に演算、表示させることが
できる。
又、上記において、積分のベースラインを差圧信号8の
振れに応じて調整し、運転条件の変化により逐次変化す
る差圧の振れの底(輸送量と無関係に生じる差圧)に前
記ベースラインを合わせることで、輸送量の推算精度を
向上することができる。
振れに応じて調整し、運転条件の変化により逐次変化す
る差圧の振れの底(輸送量と無関係に生じる差圧)に前
記ベースラインを合わせることで、輸送量の推算精度を
向上することができる。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、気流輸送される種々の粒子の輸送流量を計測する際
に適用し得ること、その他本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論であ
る。
く、気流輸送される種々の粒子の輸送流量を計測する際
に適用し得ること、その他本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論であ
る。
[発明の効果] 上記したように、本発明の粒子輸送流量の計測方法によ
れば、配管内に沿って粒子を下方から上方に向けて気流
輸送する際の上下2点間の差圧を検出し、該差圧の積分
値が粒子の輸送流量に比例することから、粒子の輸送流
量を換算によって簡単にしかも精度良く計測することが
できる優れた効果を奏し得る。
れば、配管内に沿って粒子を下方から上方に向けて気流
輸送する際の上下2点間の差圧を検出し、該差圧の積分
値が粒子の輸送流量に比例することから、粒子の輸送流
量を換算によって簡単にしかも精度良く計測することが
できる優れた効果を奏し得る。
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示す説明
図、第2図は差圧の経時変化を示す線図、第3図は差圧
の積分値の経時変化を示す線図、第4図は第3図に対し
粒子の輸送量を半減した際の差圧の積分値の経時変化を
示す線図である。 5は垂直管、7は差圧発信器、8は差圧信号、10はプロ
グラム演算器、11は積分値、12は積分値記録計、13は流
量演算装置を示す。
図、第2図は差圧の経時変化を示す線図、第3図は差圧
の積分値の経時変化を示す線図、第4図は第3図に対し
粒子の輸送量を半減した際の差圧の積分値の経時変化を
示す線図である。 5は垂直管、7は差圧発信器、8は差圧信号、10はプロ
グラム演算器、11は積分値、12は積分値記録計、13は流
量演算装置を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】粒子を気流輸送する際、配管を介して下方
から上方に向けて輸送し、このときの前記配管における
上下2点間の差圧を検出し、更に該差圧を所要の単位時
間毎に積分し、該積分値と粒子の輸送流量が比例するこ
とに基づいて、前記積分値から粒子の輸送流量を換算に
より計測することを特徴とする粒子輸送流量の計測方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63148177A JPH0641861B2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 粒子輪送流量の計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63148177A JPH0641861B2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 粒子輪送流量の計測方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01316613A JPH01316613A (ja) | 1989-12-21 |
JPH0641861B2 true JPH0641861B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=15446973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63148177A Expired - Lifetime JPH0641861B2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 粒子輪送流量の計測方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641861B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH087132B2 (ja) * | 1992-03-30 | 1996-01-29 | 株式会社ヤヨイ | 液体粘度測定方法および装置 |
JP3793477B2 (ja) * | 2002-03-28 | 2006-07-05 | オリンパス株式会社 | 分注装置 |
JP2005189057A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Nisshin Flour Milling Inc | 粉粒体の定量輸送方法 |
NO327159B1 (no) * | 2006-08-17 | 2009-05-04 | Rolls Royce Marine As | Fremgangsmåte for nåtidsmåling av strømningsrate av tørrlast |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52152748A (en) * | 1976-06-14 | 1977-12-19 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Apparatus for detecting quantity of solid bodies transferred in fluid transportation |
JPS59108917A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-23 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 粉粒体流量測定方法 |
-
1988
- 1988-06-17 JP JP63148177A patent/JPH0641861B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
川田裕郎ほか流量計測ハンドブック初版昭和54年7月10日発行日刊工業新聞社P.464〜466 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01316613A (ja) | 1989-12-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |