JPH0641717U - 冷温器 - Google Patents

冷温器

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JPH0641717U
JPH0641717U JP8006392U JP8006392U JPH0641717U JP H0641717 U JPH0641717 U JP H0641717U JP 8006392 U JP8006392 U JP 8006392U JP 8006392 U JP8006392 U JP 8006392U JP H0641717 U JPH0641717 U JP H0641717U
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incense stick
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元明 伊藤
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▲せい▼壽合名会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 治療中に内管が勝手に移動せず、その上位置
調整が容易で使い勝手のよい冷温器を得ること。 【構成】 底部に細孔3を有し底部に近接して複数の通
気孔4が設けられた外管2と、底部に線香挿入孔6を有
し底部に近接して線香保持用ばね9が設けると共に、底
部の反対側において外周に案内溝12aが形成されて内
周にめねじが設けられ、外管2内に挿入される内管5
と、一部が外部に突出した状態で内管5内に保持される
線香10と外管2の外径とほぼ等しい内径で内周に内管
5の案内溝12aが嵌合するガイドレールを有し、外筒
2の一部が嵌入される本体16、及び本体16内に挿入
されて内管5のめねじと螺合するおねじを備えたねじ棒
を有し、本体16に回転可能に連結されたつまみ22か
らなる保持筒15を備えたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、体表より全身的・局所的に適正な物理的刺激を生体におよぼし、心 身両面の効果的な生体反応を期待する温熱刺激療法に使用する冷温器に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
冷温器を手指をもって操作し、体表より全身的・局所的に温灸、指圧、マッサ ージの原理を総括した物理的刺激を生体におよぼし、心身両面の効果的な生体反 応により病気を治療すると同時に、健康増進、疲労回復、病気の予防を目的とす る温熱刺激療法は、科学的な家庭療法としてよく知られている。
【0003】 図6は従来のこの種冷温器の分解斜視図である。図において、2は金属材料か らなる有底円筒状の外管で、底部には細孔3が設けられており、また、底部に近 接して外周の長さ方向に複数の通気孔4が形成されている。 5は金属材料からなり、外管1内に挿入される有底円筒状の内管で、底部には 線香挿入孔6が開口されており、他端には頭部7が設けられている。8は底部に 近接して長さ方向に開口された線香操作孔で、底部側には切起しによって形成さ れた一対の線香保持用ばね9が設けられている。10は特殊な材料からなる線香 である。
【0004】 上記のような冷温器を組立てるには、内管5の線香挿入孔6から内管5内に線 香10を挿入し、先端部を底部から突出させた状態で線香保持ばね9により両側 から保持する。ついで、内管5を外管2内に挿入し、線香10の突出部を外管2 の通気孔4の付近に位置させる。このときの状態を図7に示す。
【0005】 次に、上記のように構成した冷温器1による治療方法の一例を説明する。先ず 、内管2内に挿入する前に、内管5から突出した線香10の先端部に点火し、こ れを外管2内に挿入する。このとき、線香10の先端部を外管2の細孔3から5 mm程度離して保持する。 この状態で図8に示すように手指で外管2と内管5を同時に握り、例えば、冷 温器1の先端部で全身的又は局所的に摩擦し、あるいは冷温器1を垂直に立てて 底部を皮膚に圧迫させる。これにより、線香10からの熱エネルギーと通気孔4 からの煙に含まれる薬効との相乗作用により種々の病気を効果的に治療し、また 、健康を増進する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように冷温器1による温熱刺激療法はきわめて有効なものであるが、治 療中線香10の先端部を常に冷温器1の細孔3から5mm程度離しておかなけれ ばならない。 しかしながら、内管5は外管2にゆるく嵌入されているため自重により自然降 下してしまうので、内管5と外管2を同時に固定して保持しなければならず、治 療中も常に図6に示すように、親指を内管5の頭部7に当てて線香10の燃焼に 合わせて内管5の位置を調整しなければならず、きわめて面倒である。特に、2 本の冷温器1を握って治療を行なう治療法の場合は、2本の冷温器1の内管5の 位置を1本の指で調整しなければならないので、さらに面倒である。
【0007】 本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、治療中に内管が勝手に移 動せず、その上位置調整が容易で使い勝手のよい冷温器を得ることを目的とした ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る冷温器は、底部に細孔を有し該底部に近接して複数の通気孔が設 けられた外管と、底部に線香挿入孔を有し該底部に近接して線香保持用ばねを設 けると共に、底部の反対側において外周に案内溝が形成されて内周にめねじが設 けられ、外管内に挿入される内管と、一部が外部に突出した状態で内管内に保持 される線香と、外管の外径とほぼ等しい内径で内周に内管の案内溝が嵌合するガ イドレールを有し、外筒の一部が嵌入される本体、及び本体内に挿入されて内管 のめねじと螺合するおねじを備えたねじ棒を有し、本体に回転可能に連結された つまみからなる保持筒とを備えたものである。
【0009】
【作用】
内管の線香挿入口から線香を挿入し、一部が外部に突出した状態で線香保持用 ばねにより保持する。ついで、内管を保持筒内に挿入し、案内溝をガイドレール に嵌合すると共に、めねじをおねじに螺合して両者を連結する。この状態で線香 に点火し、内管を外管内に挿入して外管の一部を保持筒に嵌合する。これにより 内管は保持筒にねじで連結され、外管は保持筒に摩擦結合される。 治療中に線香が燃焼して短かくなると、指先でつまみを回して内管、したがっ てこれに保持された線香を軸方向に移動させ、線香の先端部を常に所定の位置に 保持する。
【0010】
【実施例】
図1は本考案実施例の分解斜視図である。なお、図6の従来例と同じ部分には これと同じ符号を付し、説明を省略する。内管5は頭部が切断されており、切断 後の開口部には、合成樹脂からなり、外周に案内溝12a,12bが設けられ、 内周にめねじ13が形成された連結材11の一端が圧入等により一体に結合され ている(図5参照)。なお、連結材11を使用せず、案内溝12a,12bとめ ねじ13を内管5に直接設けてもよい。
【0011】 15は合成樹脂からなる円筒状の保持筒で、その実施例を図3及び図4に示す 。両図において、16は一端に開口部17を有し、外管2の外径とほぼ等しい内 径の本体で、18は内壁から突出したリング状のストッパ、19a,19bはス トッパ18の奥において内壁から対向して突設され、内管5の案内溝12a,1 2bが嵌合するレール、20は底部に設けられた貫通穴、21は底部の外周に設 けた嵌合溝である。
【0012】 22はつまみで、中心部には四角形、六角形などの多角形の貫通穴23が設け られており、また、端部には本体16の嵌合溝21に嵌合する嵌合爪24が設け られている。なお、つまみ22に設けた貫通穴23は多角形に限るものではなく 、他の形状にしてもよい。25はつまみ22の外周に設けたすべり止め用の凹凸 である。
【0013】 26は内管5のめねじ13が螺合するおねじ27を有するねじ棒で、一端には つまみ22の貫通穴23の形状に整合した形状の頭部28が設けられており、こ のねじ棒26はつまみ22の貫通穴23に挿通され、その頭部28を貫通穴23 内に位置させる。これにより、つまみ22を回転するとねじ棒26も一緒に回転 する。この場合、ねじ棒26の頭部28を接着剤によりつまみ22の貫通穴23 内に接着してもよい。なお、29は本体16の外周に設けたすべり止めのための 凹凸部であるが、省略してもよい。
【0014】 次に、本考案の作用を説明する。上記のような各部からなる冷温器を組立てる には、先ず、つまみ22に取付けたねじ棒26を本体16の貫通穴20から本体 16内に挿入し、つまみ22の嵌合爪24を本体16の嵌合溝21に嵌合させる 。これにより、つまみ22は本体16に対して軸方向に移動することなく、自由 に回転することができる。
【0015】 ついで、本体16の開口部17から線香10が装着された内管5を挿入してつ まみ22を回転しながら押込めば、連結材11の案内溝12a,12bが本体1 6のガイドレール19a,19bに嵌合すると共に、めねじ13がねじ棒26の おねじ27に螺合する。これにより、つまみ22を回転すると内管5も回転しよ うとするが、案内溝12a,12bがガイドレール19a,19bに嵌合してい るため回転が阻止され、内管5、したがってこれに保持された線香10は、軸方 向に移動する。この状態で線香10に点火する。
【0016】 次に、内管5を外管2内に挿入し、外管2を本体16の開口部17から本体1 6内に、先端部がストッパ18に当るまで挿込む。これにより、外管2は内管5 を被い、かつ、保持筒15に保持される。このときの状態を図2及び図5に示す 。 このようにして、内管5はねじ結合により保持筒15に一体的に保持されてお り、また、外管2は保持筒15に摩擦嵌合によって保持されているので、治療中 に内管5、したがって線香10が勝手に移動したり、外管2が外れたりすること はない。
【0017】 治療中に線香11が燃焼して細孔3との間隔が変化したときは、保持筒15の つまみ22を指先で回転して線香10を軸方向に移動させることにより、細孔3 との距離を常にほぼ一定に保つことができる。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案に係る冷温器は、線香が装着された内管をねじ結 合により保持筒に保持させると共に、内管を被う外管を保持筒に摩擦嵌合するよ うにしたので、治療中に内管、したがって線香が移動するおそれがなく、また、 治療中に線香が燃焼したときは保持筒のつまみを指先で回して下降させることに より、線香の先端部を常に所定の位置に保持することができるので、使い勝手の よい冷温器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の分解斜視図である。
【図2】図1の組立図である。
【図3】本考案の要部をなす保持具の断面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図2の断面図である。
【図6】従来の冷温器の分解斜視図である。
【図7】図6の組立図である。
【図8】冷温器の使用の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 外管 3 細孔 4 通気孔 5 内管 6 線香挿入孔 9 線香保持用ばね 10 線香 12a,12b 案内溝 13 めねじ 15 保持筒 16 本体 18 ストッパ 19a,19b ガイドレール 22 つまみ 26 ねじ棒 27 おねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に細孔を有し該底部に近接して複数
    の通気孔が設けられた外管と、 底部に線香挿入孔を有し該底部に近接して線香保持用ば
    ねを設けると共に、前記底部の反対側において外周に案
    内溝が形成されて内周にめねじが設けられ、前記外管内
    に挿入される内管と、 一部が外部に突出した状態で前記内管内に保持される線
    香と、 前記外管の外径とほぼ等しい内径で内周に前記内管の案
    内溝が嵌合するガイドレールを有し、前記外管の一部が
    嵌入される本体、及び該本体内に挿入されて前記内管の
    めねじと螺合するおねじを備えたねじ棒を有し、前記本
    体に回転可能に連結されたつまみからなる保持筒とを備
    えたことを特徴とする冷温器。
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