JPH0641596U - 温風乾燥機 - Google Patents

温風乾燥機

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Publication number
JPH0641596U
JPH0641596U JP086200U JP8620092U JPH0641596U JP H0641596 U JPH0641596 U JP H0641596U JP 086200 U JP086200 U JP 086200U JP 8620092 U JP8620092 U JP 8620092U JP H0641596 U JPH0641596 U JP H0641596U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air dryer
warm air
power supply
supply line
tube portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP086200U
Other languages
English (en)
Inventor
雅昭 永田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP086200U priority Critical patent/JPH0641596U/ja
Publication of JPH0641596U publication Critical patent/JPH0641596U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源線の内部への引込みが容易かつ正確に行
え、かつ内部への水滴の侵入を良好に防止し得る温風乾
燥機の提供を目的とする。 【構成】 温風乾燥機の後面部を構成するベースカバー
4には、前方側へ突出する筒状の電源線引込筒部5が一
体形成され、この電源線引込筒部5は後端の開口から前
端の開口に向かって、次第に内径の縮小したテーパー状
に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、トイレ等の壁面に設置され、濡れた手を乾かすための温風を吹き 出す温風乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、トイレ等の壁面に設置される温風乾燥機は、壁面から電源線を引き込ん で内部の端子台に接続施工する必要があり、電源線の引込みが面倒であり、また 電源線が温風乾燥機の内部で他の電気部品と接触する等の不具合が生ずるという 問題点があり、また、温風乾燥機の後面側から電源線を内部に引き込むと、トイ レの壁面に発生する結露水等が温風乾燥機の後面側から内部に流入しやすくなり 、流入した水滴により内部の電気部品が故障を生ずるという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、壁面から伝わる水滴 等の侵入を良好に防ぎ、かつ電源線の引込みが容易となり、施工性が良好化する 温風乾燥機を提供せんことを目的とし、その要旨は、トイレ等の壁面に設置され 温風を吹き出し可能な温風乾燥機であって、該温風乾燥機の後面部を構成するベ ースカバーには、前方側へ突出する筒状の電源線引込筒部が一体形成され、該電 源線引込筒部は、後端の開口から前端の開口に向かって次第に内径の縮小したテ ーパー状に形成されていることである。
【0004】
【作用】
温風乾燥機の後面部のベースカバーには一体状に電源線引込筒部が形成され、 この電源線引込筒部はテーパー状に形成されているため、壁面側から結露水が侵 入しようとする際に、このテーパー状の筒部で内部への侵入が良好に防がれる。 また、電源線引込筒部内に電源線を通すと、テーパー状であるため良好に電源線 が案内されて内部に配線され、施工性が良好かつ容易なものとなる。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、温風乾燥機の断面構成図であり、この温風乾燥機1はトイレ等の壁面 Wに設置されるものであり、壁面Wには、予め電源線を引き込むための窪状の電 源ボックスBが形成されており、この電源ボックスBの上部に、ビス2,2を介 して予め取付金具3を壁面Wに固定させておき、この取付金具3の引掛部3aに 温風乾燥機1を掛止させることができるものとなっており、掛止状態では前記電 源ボックスBは温風乾燥機1により隠蔽されるものである。 温風乾燥機1の後面部を構成する樹脂製のベースカバー4には、前記電源ボッ クスBの位置に前方側に突出する電源線引込筒部5が一体形成されており、この 電源線引込筒部5は、後面側の開口の内径が広く、前端側の開口の内径が狭いテ ーパー状の内周面に形成されている。
【0006】 また、ベースカバー4の前面側には金属製のベースシャーシ6が取付けられて おり、このベースシャーシ6は、上部板6aと、水平突出部6bと、下部板6c を有する形状に折曲形成され、前記ベースシャーシ6の上部板6aの前面にモー ター7とファン8が取付けられるものであり、前記下部板6cは、水平突出部6 bを介し段状をなし、前記ベースカバー4との間に隙間を形成してベースカバー 4の前方側に垂設されたもので、このベースシャーシの下部板6cと前記ベース カバー4間の隙間に制御回路部9が組み付けられている。また、前記下部板6c の前面側には、端子台10とヒューズ11とヒーター12が組み付けられており 、ヒーター12の前面は保護板13により覆蓋されている。
【0007】 さらに前記ベースシャーシの下部板6cの下部には、人体検知センサー14と 温度センサー15が設けられており、人体検知センサー14は、温風乾燥機1の 下部に手が差し出されたことを検知した時に、検知信号を前記制御回路部9に発 信し、制御回路部9は前記ファン8およびヒーター12に通電して、下方側へ温 風を吹き出させることができるものであり、また、温度センサー15は適温の温 風が吹き出されるように、手の表面の温度を検知して、その信号を制御回路部9 に発信することができるものである。
【0008】 なお、前記電源ボックスB内には予め電気工事者により電源線の端部が引き込 まれ、温風乾燥機1の取付け時に、前記電源線引込筒部5内に電源線を通し、電 源線の端部を前記端子台10に接続するものであり、電源線の接続工事が完了し た後に、前記ベースカバー4の外周に嵌め込み状に前面からフロントカバー16 が取付けられて、このフロントカバー16により前記ファン8,ヒーター12等 の電気部品が覆蓋されるものである。 このフロントカバー16は堅牢性を重視して金属で形成されており、このフロ ントカバー16のアースを取るために、図2の要部斜視図で示すように、前記ベ ースカバー4の周縁部4aに沿って、外側へ向かって板バネ状のアース金具18 が配設されており、このアース金具18の内端部の取付部17は、前記金属製の ベースシャーシ6にビス等を介し取付けられたものとなっている。
【0009】 ベースカバー4の周縁部4aの外側にフロントカバー16が嵌め込まれた時に は、前記アース金具18の外端部がフロントカバー16の内周面に当接し、アー ス金具18はフロントカバー16の内周面とベースカバー4の周縁部4aの外周 面に挟まれた状態となる。 したがって、フロントカバー16を嵌め込んだ状態では、アース金具18を介 し、金属製のフロントカバー16と金属製のベースシャーシ6が電気的に接続さ れることとなり、良好にアースすることができ、フロントカバー16に使用者の 手が触れても感電等することがなく、安全性が確保されている。 フロントカバー16の取付状態では、アース金具18は隠蔽状態となるため、 外観形状はスッキリとしたものとなり、また、フロントカバー16を取り外す時 はベースカバー4から引き離して容易に取り外すことができ、内部の電気部品等 の修理時等にフロントカバー16を容易に取り外して処理を行うことができ、メ ンテナンス性が良好なものとなる。
【0010】 本例においては、前述した如くベースカバーに一体状にテーパー状の電源線引 込筒部5を形成したものであるため、電源ボックスB内に配線されている電源線 の先端部を、この電源線引込筒部5の後端の開口から内部に挿通させて、電源線 を前端の開口から良好に案内させて突出させることができ、電源線の先端は端子 台10の位置まで正確に引き込まれて、端子台10に良好に接続することができ 、電源線の接続施工が容易となる。また、電源線引込筒部5はテーパー状に形成 されているため、壁面Wに結露水が発生してその水滴が壁面Wに沿ってベースカ バー4から内部に侵入しようとしても、テーパー状であるため水滴は温風乾燥機 1の内部には侵入できず、下方へ良好に流下される。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、トイレ等の壁面に設置され温風を吹き出し可能な温風乾燥機であっ て、該温風乾燥機の後面部を構成するベースカバーには、前方側へ突出する筒状 の電源線引込筒部が一体形成され、該電源線引込筒部は、後端の開口から前端の 開口に向かって次第に内径の縮小したテーパー状に形成されていることにより、 温風乾燥機の内部に電源線を引き込む際に、テーパー状に形成された電源線引込 筒部内に電源線を挿入し、良好に案内させて所定の位置に正確に電源線を引き込 むことができ、内部への電源線の引込みが容易かつ正確となり、電源線の配線施 工を極めて良好に行うことができる。また、壁面を伝わり結露水等が内部に侵入 しようとしても、電源線引込筒部はテーパー状であるため、水滴は良好に外部に 排出されて内部に侵入することがなく、電気部品の故障等を良好に防ぐことがで きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】温風乾燥機を壁面に取付けた状態の断面構成図
である。
【符号の説明】
1 温風乾燥機 3 取付金具 4 ベースカバー 4a 周縁部 5 電源線引込筒部 6 ベースシャーシ 6a 上部板 6b 水平突出部 6c 下部板 8 ファン 9 制御回路部 10 端子台 11 ヒューズ 12 ヒーター 16 フロントカバー 17 取付部 18 アース金具 W 壁面 B 電源ボックス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレ等の壁面に設置され温風を吹き出
    し可能な温風乾燥機であって、該温風乾燥機の後面部を
    構成するベースカバーには、前方側へ突出する筒状の電
    源線引込筒部が一体形成され、該電源線引込筒部は、後
    端の開口から前端の開口に向かって次第に内径の縮小し
    たテーパー状に形成されていることを特徴とする温風乾
    燥機
JP086200U 1992-11-20 1992-11-20 温風乾燥機 Pending JPH0641596U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP086200U JPH0641596U (ja) 1992-11-20 1992-11-20 温風乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP086200U JPH0641596U (ja) 1992-11-20 1992-11-20 温風乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0641596U true JPH0641596U (ja) 1994-06-03

Family

ID=13880145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP086200U Pending JPH0641596U (ja) 1992-11-20 1992-11-20 温風乾燥機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0641596U (ja)

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