JPH0641421A - 単層で透明かつ2軸配向の熱硬化したチューブ状食品ケーシング - Google Patents
単層で透明かつ2軸配向の熱硬化したチューブ状食品ケーシングInfo
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- JPH0641421A JPH0641421A JP4331890A JP33189092A JPH0641421A JP H0641421 A JPH0641421 A JP H0641421A JP 4331890 A JP4331890 A JP 4331890A JP 33189092 A JP33189092 A JP 33189092A JP H0641421 A JPH0641421 A JP H0641421A
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- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紫外線、水蒸気および酸素の遮断性に優れ、
かつ透明度の高い食品ケーシングの提供。 【構成】 単層で透明かつ2軸配向の熱硬化したチュー
ブ状食品ケーシング、特に合成ソーセージケーシングで
あって、基本的に下記a)〜d)の混合物を含んでなる
ポリアミドからなることを特徴とするチューブ状食品ケ
ーシング、およびその製造法。 a)鎖状の脂肪族ポリアミド b)一部芳香族コポリアミド c)酸改質ポリオレフィン、および d)粒子サイズが0.01〜15μmの微細顔料
かつ透明度の高い食品ケーシングの提供。 【構成】 単層で透明かつ2軸配向の熱硬化したチュー
ブ状食品ケーシング、特に合成ソーセージケーシングで
あって、基本的に下記a)〜d)の混合物を含んでなる
ポリアミドからなることを特徴とするチューブ状食品ケ
ーシング、およびその製造法。 a)鎖状の脂肪族ポリアミド b)一部芳香族コポリアミド c)酸改質ポリオレフィン、および d)粒子サイズが0.01〜15μmの微細顔料
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単層で透明かつ2軸配
向の熱硬化したチューブ状食品ケーシング、特にポリア
ミドをもとにした合成ソーセージケーシングに関する。
ポリアミドをもとにした食品ケーシングは、文献に数多
く記載されている(例えば、ゼヒトリング、クンストシ
ュトック・タッシェンブーフまたはクンストシュトック
・ハントブーフ IV巻「ポリアミド」、あるいはカー
マス ソーセージ・ケーシング・テクノロジー)。多く
の場合、ポリマー混合物は、純粋なポリアミドのある不
利な性能を相殺するために使われる(EP-A-0 176 980号
明細書)。このため、純粋なポリアミドのケーシングを
透明にできても、すなわちそれが高い透明度を持って
も、その水蒸気遮断性はポリアミド混合物でできた同等
のケーシングよりも基本的に低い。
向の熱硬化したチューブ状食品ケーシング、特にポリア
ミドをもとにした合成ソーセージケーシングに関する。
ポリアミドをもとにした食品ケーシングは、文献に数多
く記載されている(例えば、ゼヒトリング、クンストシ
ュトック・タッシェンブーフまたはクンストシュトック
・ハントブーフ IV巻「ポリアミド」、あるいはカー
マス ソーセージ・ケーシング・テクノロジー)。多く
の場合、ポリマー混合物は、純粋なポリアミドのある不
利な性能を相殺するために使われる(EP-A-0 176 980号
明細書)。このため、純粋なポリアミドのケーシングを
透明にできても、すなわちそれが高い透明度を持って
も、その水蒸気遮断性はポリアミド混合物でできた同等
のケーシングよりも基本的に低い。
【0002】ソーセージのある種のもの、特に湯通し
し、煮たソーセージ、にとって、ポリアミドケーシング
の高い透明度、芳香密閉性、ならびに熱および低温に対
する耐性を保ち、同時に水蒸気遮断性および酸素密閉性
を改良することが望まれている。この目的に対して、様
々な添加物やポリマー混合物に使用されている組成物、
またはポリアミドケーシングの配向の変更などが記載さ
れているが、結果としてケーシングの透明度やその他の
重要な性能が損なわれている。
し、煮たソーセージ、にとって、ポリアミドケーシング
の高い透明度、芳香密閉性、ならびに熱および低温に対
する耐性を保ち、同時に水蒸気遮断性および酸素密閉性
を改良することが望まれている。この目的に対して、様
々な添加物やポリマー混合物に使用されている組成物、
またはポリアミドケーシングの配向の変更などが記載さ
れているが、結果としてケーシングの透明度やその他の
重要な性能が損なわれている。
【0003】例えば、ポリオレフィン、特にポリエチレ
ン(PE)およびポリプロピレン(PP)、でできた材料は、著
しい水蒸気遮断性をもつことが知られている。しかし、
ポリアミド(PA)に混合していくと、同時に出来上がった
ケーシングの酸素遮断性が急激に減少する。
ン(PE)およびポリプロピレン(PP)、でできた材料は、著
しい水蒸気遮断性をもつことが知られている。しかし、
ポリアミド(PA)に混合していくと、同時に出来上がった
ケーシングの酸素遮断性が急激に減少する。
【0004】そのうえ、そのようなPA/PE混合物ででき
たケーシングは、真珠様の輝きの原因であり、かびのは
えた、腐ったような製品であるという印象を与える、青
っぽい色をしている。そのうえ、ポリオレフィン成分を
増加させると、ソーセージ肉の接着性が徐々に弱くな
り、望まれないゼリー析出が起こる。そのうえ、ポリオ
レフィン成分を増加させると、印刷性も徐々に劣化す
る。
たケーシングは、真珠様の輝きの原因であり、かびのは
えた、腐ったような製品であるという印象を与える、青
っぽい色をしている。そのうえ、ポリオレフィン成分を
増加させると、ソーセージ肉の接着性が徐々に弱くな
り、望まれないゼリー析出が起こる。そのうえ、ポリオ
レフィン成分を増加させると、印刷性も徐々に劣化す
る。
【0005】さらなる試みはポリアミドをもとにしたケ
ーシングの性能改良の先行文献により知られる。
ーシングの性能改良の先行文献により知られる。
【0006】DE-A-39 43 024号明細書には、ナイロン6
およびヘキサメチレンジアミン、テレフタル酸およびイ
ソフタル酸からなる一部芳香族コポリアミドを含む、単
層でチューブ状の延伸配向させたケーシングが記載され
ている。ソーセージケーシングは透明であり、特に高い
弾性をもっており、それによってケーシングの形をソー
セージに対して折り曲げ自在の密着性が確保されると言
われている。しかし、実用では、このケーシングも水蒸
気透過が多すぎ、特に直径の小さいケーシング(直径45
mm未満)ではソーセージの望まれない重量減少と乾燥
につながる。ソーセージの輸送時間が2週間以上になる
と、ソーセージ製品の早すぎる乾燥が、色の変化と一緒
に起こり、結果的にそのソーセージは古い、腐ったよう
な印象を与えてしまう。
およびヘキサメチレンジアミン、テレフタル酸およびイ
ソフタル酸からなる一部芳香族コポリアミドを含む、単
層でチューブ状の延伸配向させたケーシングが記載され
ている。ソーセージケーシングは透明であり、特に高い
弾性をもっており、それによってケーシングの形をソー
セージに対して折り曲げ自在の密着性が確保されると言
われている。しかし、実用では、このケーシングも水蒸
気透過が多すぎ、特に直径の小さいケーシング(直径45
mm未満)ではソーセージの望まれない重量減少と乾燥
につながる。ソーセージの輸送時間が2週間以上になる
と、ソーセージ製品の早すぎる乾燥が、色の変化と一緒
に起こり、結果的にそのソーセージは古い、腐ったよう
な印象を与えてしまう。
【0007】EP-A-0 065 278号明細書には、鎖状の脂肪
族ポリアミドおよび(または)ゴム性の組成物および15
〜90重量%の一部芳香族ポリアミドからなるポリマー混
合物でできた、少なくとも1層からなる、透明な収縮可
能なフィルムが記載されている。ゴム性の成分として記
載されているのは、ポリブタジエンならびにポリアミド
とポリブタジエンの混合物である。このフィルムは、優
れた収縮性能、優れた透明度および高い表面平滑性をも
っており、ポリアミドの有益な物理的性能が保持されて
いる。しかし、遮断性能は、まだ改良の余地がある。
族ポリアミドおよび(または)ゴム性の組成物および15
〜90重量%の一部芳香族ポリアミドからなるポリマー混
合物でできた、少なくとも1層からなる、透明な収縮可
能なフィルムが記載されている。ゴム性の成分として記
載されているのは、ポリブタジエンならびにポリアミド
とポリブタジエンの混合物である。このフィルムは、優
れた収縮性能、優れた透明度および高い表面平滑性をも
っており、ポリアミドの有益な物理的性能が保持されて
いる。しかし、遮断性能は、まだ改良の余地がある。
【0008】EP-A-0 358 038号明細書には非晶質のナイ
ロン共重合体とナイロンコポリアミドの混合物が記載さ
れている。記載されている非晶質ナイロン成分はヘキサ
メチレン単位、イソフタルアミド単位およびテレフタル
アミド単位からなるコポリアミドである。コポリアミド
の成分はナイロン6 とさらなるポリアミド、好ましくは
ナイロン6/12またはナイロン6/66、の共重合体を包含す
る。可能であれば、混合物はさらなる成分としてポリア
ミドホモポリマー、例えばナイロン6 、ナイロン11、ナ
イロン12を含んでもよい。これらの混合物は、食品用の
包装用ケーシングおよび包装用フィルムの製造に関する
記載に従って使用されるべきである。さらなる態様で
は、適当なポリオレフィン材料または適当なポリエステ
ルのさらなる層を施すこともできる。そのようなポリマ
ーラミネートは、2軸配向チューブの製造において、た
びたび不安定な延伸挙動を示す。さらには、特許請求さ
れているケーシングが多層構造であるところより、その
ようなケーシングの製造は、高価かつ複雑である。
ロン共重合体とナイロンコポリアミドの混合物が記載さ
れている。記載されている非晶質ナイロン成分はヘキサ
メチレン単位、イソフタルアミド単位およびテレフタル
アミド単位からなるコポリアミドである。コポリアミド
の成分はナイロン6 とさらなるポリアミド、好ましくは
ナイロン6/12またはナイロン6/66、の共重合体を包含す
る。可能であれば、混合物はさらなる成分としてポリア
ミドホモポリマー、例えばナイロン6 、ナイロン11、ナ
イロン12を含んでもよい。これらの混合物は、食品用の
包装用ケーシングおよび包装用フィルムの製造に関する
記載に従って使用されるべきである。さらなる態様で
は、適当なポリオレフィン材料または適当なポリエステ
ルのさらなる層を施すこともできる。そのようなポリマ
ーラミネートは、2軸配向チューブの製造において、た
びたび不安定な延伸挙動を示す。さらには、特許請求さ
れているケーシングが多層構造であるところより、その
ようなケーシングの製造は、高価かつ複雑である。
【0009】EP-A-0 450 435号明細書には、脂肪族ポリ
アミドと酸改質オレフィン共重合体、特にエチレン/ア
クリル酸共重合体ならびにエチレン/メタクリル酸共重
合体、を含む、ポリアミド/ポリオレフィンポリマー混
合物に基づく収縮可能チューブ状フィルムが記載されて
いる。このチューブ状フィルムは、改良された水蒸気お
よび酸素に対する遮断効果と改良された剥離挙動を持
つ、と主張されている。EAAを添加しただけでは、固
有の酸素遮断性は純粋なナイロン6 ケーシングに比べて
減少する。共重合体のアクリル酸分率を増加させると、
酸素浸透速度を減少させることができるが、同時に水蒸
気密閉性の減少をおこす。
アミドと酸改質オレフィン共重合体、特にエチレン/ア
クリル酸共重合体ならびにエチレン/メタクリル酸共重
合体、を含む、ポリアミド/ポリオレフィンポリマー混
合物に基づく収縮可能チューブ状フィルムが記載されて
いる。このチューブ状フィルムは、改良された水蒸気お
よび酸素に対する遮断効果と改良された剥離挙動を持
つ、と主張されている。EAAを添加しただけでは、固
有の酸素遮断性は純粋なナイロン6 ケーシングに比べて
減少する。共重合体のアクリル酸分率を増加させると、
酸素浸透速度を減少させることができるが、同時に水蒸
気密閉性の減少をおこす。
【0010】本発明の目的は、先行技術に記載されたポ
リアミドに基づくケーシングの欠点を避けようとするこ
とであった。特に、純粋なポリアミドケ−シングについ
て可能な優れた透明度を損なうことなく、紫外線に対し
て改良された遮断性をもった低収縮食品ケーシングを利
用可能なものにすることであった。この場合、水蒸気お
よび酸素に対する遮断性能は、同時に改良されるであろ
う。これらの関連した性能は、数週間の大半におよぶ輸
送時でさえ製品の品質を保つため、ソーセージ製品の長
期保存期限に寄与できるものである。
リアミドに基づくケーシングの欠点を避けようとするこ
とであった。特に、純粋なポリアミドケ−シングについ
て可能な優れた透明度を損なうことなく、紫外線に対し
て改良された遮断性をもった低収縮食品ケーシングを利
用可能なものにすることであった。この場合、水蒸気お
よび酸素に対する遮断性能は、同時に改良されるであろ
う。これらの関連した性能は、数週間の大半におよぶ輸
送時でさえ製品の品質を保つため、ソーセージ製品の長
期保存期限に寄与できるものである。
【0011】さらに、ポリアミドに基づくケーシングの
他の重要な利点は、損なわれるべきではない。例えば、
ケーシング材料は、組み立て、シャーリングおよび充填
プロセスで非常に煩わしく生起するものになるブロッキ
ングを生じないものでなければならない。さらに、ケー
シング材料の印刷適性がよいことが要求され、ケーシン
グ材料の特別な応用として着色が容易であるべきであ
る。低い収縮性の結果、昇温された温度でさえ、すぐれ
た直径の不変性とソーセージ製品ケーシングの折り曲げ
自在の密着性が確保される。さらに、ケーシングの材料
強度は配向によって強められるべきである。すなわち、
フィルムが柔軟であってもソーセ−ジの組み立ての間チ
ューブが破れることなく固く充填することができ、さら
に同時に余分の作業ステップ(例えばプラズマ処理な
ど)を増やすこと無しにケーシングの内表面のソーセー
ジ肉に対する相性をよくし、ソーセージ製品の折り曲げ
自在の密着性に結び付き、湯通しおよび冷却の間のソー
セージ肉からの肉汁の分離が防がれる、ように、であ
る。前述した性能の改良に関するすべての点は材料加工
の簡便さを損なってはならず、特に延伸における高い不
変性は保たれ続けなければならない。これまで、ソーセ
ージ製造における高度な要求を広範囲にわたって満足
し、要件の複合した概要に関して望まれる範囲の性能を
すべてもつ、ポリアミドをもとにしたソーセージケーシ
ングは開示されたことがなかった。
他の重要な利点は、損なわれるべきではない。例えば、
ケーシング材料は、組み立て、シャーリングおよび充填
プロセスで非常に煩わしく生起するものになるブロッキ
ングを生じないものでなければならない。さらに、ケー
シング材料の印刷適性がよいことが要求され、ケーシン
グ材料の特別な応用として着色が容易であるべきであ
る。低い収縮性の結果、昇温された温度でさえ、すぐれ
た直径の不変性とソーセージ製品ケーシングの折り曲げ
自在の密着性が確保される。さらに、ケーシングの材料
強度は配向によって強められるべきである。すなわち、
フィルムが柔軟であってもソーセ−ジの組み立ての間チ
ューブが破れることなく固く充填することができ、さら
に同時に余分の作業ステップ(例えばプラズマ処理な
ど)を増やすこと無しにケーシングの内表面のソーセー
ジ肉に対する相性をよくし、ソーセージ製品の折り曲げ
自在の密着性に結び付き、湯通しおよび冷却の間のソー
セージ肉からの肉汁の分離が防がれる、ように、であ
る。前述した性能の改良に関するすべての点は材料加工
の簡便さを損なってはならず、特に延伸における高い不
変性は保たれ続けなければならない。これまで、ソーセ
ージ製造における高度な要求を広範囲にわたって満足
し、要件の複合した概要に関して望まれる範囲の性能を
すべてもつ、ポリアミドをもとにしたソーセージケーシ
ングは開示されたことがなかった。
【0012】この目的は、驚くべきことに、下記の混合
物を含む、最初に述べた一般的なタイプのチューブ状食
品ケーシングによって達成される。 a)鎖状の脂肪族ポリアミド b)一部が芳香族置換されたコポリアミド c)酸改質ポリオレフィン、および d)粒子サイズが0.01〜15μmの微細顔料
物を含む、最初に述べた一般的なタイプのチューブ状食
品ケーシングによって達成される。 a)鎖状の脂肪族ポリアミド b)一部が芳香族置換されたコポリアミド c)酸改質ポリオレフィン、および d)粒子サイズが0.01〜15μmの微細顔料
【0013】本発明の意図するところでは鎖状の脂肪族
ポリアミドは、かなり一般的に、脂肪族成分、例えばナ
イロン6 、ナイロン66、ナイロン610 、ナイロン11およ
びナイロン12その他、など、からなる鎖状のホモポリア
ミドおよびコポリアミドを含む。鎖状の脂肪族ポリアミ
ドという術語は少量の脂環式化合物および(または)芳
香族化合物を含むコポリアミドを包含するが、以下によ
り詳細に規定する一部芳香族コポリアミドとは同一では
ない、コポリアミドをも包含する。
ポリアミドは、かなり一般的に、脂肪族成分、例えばナ
イロン6 、ナイロン66、ナイロン610 、ナイロン11およ
びナイロン12その他、など、からなる鎖状のホモポリア
ミドおよびコポリアミドを含む。鎖状の脂肪族ポリアミ
ドという術語は少量の脂環式化合物および(または)芳
香族化合物を含むコポリアミドを包含するが、以下によ
り詳細に規定する一部芳香族コポリアミドとは同一では
ない、コポリアミドをも包含する。
【0014】特に好ましい鎖状のポリアミドは、脂肪族
成分のみからなるものである。ナイロン6 、ナイロン1
1、ナイロン12は非常に有効であることが判明した。
成分のみからなるものである。ナイロン6 、ナイロン1
1、ナイロン12は非常に有効であることが判明した。
【0015】鎖状のポリアミドの混合物全体における割
合は広い範囲で変えることができ、混合物総量基準で、
44.5〜89.5重量%の範囲、好ましくは60〜80重量%の範
囲、をとることができる。
合は広い範囲で変えることができ、混合物総量基準で、
44.5〜89.5重量%の範囲、好ましくは60〜80重量%の範
囲、をとることができる。
【0016】一部芳香族コポリアミドは、芳香族ジアミ
ン成分と脂肪族ジカルボン酸成分、または、反対に脂肪
族ジアミン成分と芳香族ジカルボン酸成分、のいずれか
からなるポリアミドを包含する。特に好ましい芳香族成
分の割合は40〜60モル%の間で、脂肪族成分の割合が60
〜40モル%に相当する。好ましい態様では、炭素数 5〜
15の鎖状の脂肪族アルキレンジアミンと芳香族ジカルボ
ン酸の縮重合体が用いられる。ここで、鎖状の脂肪族ジ
アミンは、ヘキサメチレンジアミン、1,7-ジアミノヘキ
サン、1,8-ジアミノオクタン、 1,10-ジアミノデカン、
1,12-ジアミノドデカン、あるいは2,2,4-トリメチルヘ
キサメチレンジアミンのようなもの含み、芳香族ジカル
ボン酸は、イソフタル酸および(または)テレフタル酸
のようなものを含む。ヘキサメチレンジアミンとテレフ
タル酸およびイソフタル酸との一部芳香族コポリアミド
は、非常に好適であることが判明した。特にポリヘキサ
メチレン=テレフタルアミド/ヘキサメチレン=イソフ
タルアミド(ナイロン6I/6T )と呼ばれるものがそれで
ある。混合物全体に対する一部芳香族コポリアミドの割
合は、同様に広い範囲で変えることができ、混合物総量
基準で 1〜50重量%の間、 5〜35重量%の範囲が好まし
く、10〜20重量%が特に好ましい。
ン成分と脂肪族ジカルボン酸成分、または、反対に脂肪
族ジアミン成分と芳香族ジカルボン酸成分、のいずれか
からなるポリアミドを包含する。特に好ましい芳香族成
分の割合は40〜60モル%の間で、脂肪族成分の割合が60
〜40モル%に相当する。好ましい態様では、炭素数 5〜
15の鎖状の脂肪族アルキレンジアミンと芳香族ジカルボ
ン酸の縮重合体が用いられる。ここで、鎖状の脂肪族ジ
アミンは、ヘキサメチレンジアミン、1,7-ジアミノヘキ
サン、1,8-ジアミノオクタン、 1,10-ジアミノデカン、
1,12-ジアミノドデカン、あるいは2,2,4-トリメチルヘ
キサメチレンジアミンのようなもの含み、芳香族ジカル
ボン酸は、イソフタル酸および(または)テレフタル酸
のようなものを含む。ヘキサメチレンジアミンとテレフ
タル酸およびイソフタル酸との一部芳香族コポリアミド
は、非常に好適であることが判明した。特にポリヘキサ
メチレン=テレフタルアミド/ヘキサメチレン=イソフ
タルアミド(ナイロン6I/6T )と呼ばれるものがそれで
ある。混合物全体に対する一部芳香族コポリアミドの割
合は、同様に広い範囲で変えることができ、混合物総量
基準で 1〜50重量%の間、 5〜35重量%の範囲が好まし
く、10〜20重量%が特に好ましい。
【0017】酸改質オレフィン共重合体は、エチレンま
たはプロピレンのようなオレフィン成分、α,β−エチ
レン性不飽和カルボン酸の共重合体、特にエチレン/ア
クリル酸共重合体ならびにエチレン/メタクリル酸共重
合体、を包含する。
たはプロピレンのようなオレフィン成分、α,β−エチ
レン性不飽和カルボン酸の共重合体、特にエチレン/ア
クリル酸共重合体ならびにエチレン/メタクリル酸共重
合体、を包含する。
【0018】カルボン酸成分の割合は、 4〜 9モル%、
好ましくは5.5 〜 8.5モル%、の範囲である。
好ましくは5.5 〜 8.5モル%、の範囲である。
【0019】混合物全体に対する酸改質オレフィン共重
合体は、混合物総重量基準で、 5〜30重量%の範囲、10
〜25重量%が好ましく、15〜20重量%が特に好ましい。
合体は、混合物総重量基準で、 5〜30重量%の範囲、10
〜25重量%が好ましく、15〜20重量%が特に好ましい。
【0020】本発明の意図するところでは、微細顔料と
は粒子サイズが0.01〜15μmの無機粒子を意味してい
る。好ましい無機粒子は、チタンの、ケイ素の、または
カルシウムの酸化物、特にTiO2および(または)S
iO2、あるいは例として雲母のような、葉状構造をも
った顔料である。顔料の粒子サイズは好ましくは0.01〜
15μmの範囲、より好ましいのは0.025 〜10μm、特に
好ましいのは 0.1〜5 μmである。特に好ましい態様
は、粒子サイズ 0.018〜 5μmであるTiO2により与
えられる。混合物中の微細顔料の濃度は、混合物総量基
準で0.25〜 3重量%、好ましくは 0.4〜 1.2重量%であ
る。
は粒子サイズが0.01〜15μmの無機粒子を意味してい
る。好ましい無機粒子は、チタンの、ケイ素の、または
カルシウムの酸化物、特にTiO2および(または)S
iO2、あるいは例として雲母のような、葉状構造をも
った顔料である。顔料の粒子サイズは好ましくは0.01〜
15μmの範囲、より好ましいのは0.025 〜10μm、特に
好ましいのは 0.1〜5 μmである。特に好ましい態様
は、粒子サイズ 0.018〜 5μmであるTiO2により与
えられる。混合物中の微細顔料の濃度は、混合物総量基
準で0.25〜 3重量%、好ましくは 0.4〜 1.2重量%であ
る。
【0021】本発明によるポリアミドに基づく食品ケー
シングのさらなる特定の性能を改良するために、望まれ
る性能を損なうことの無い、従来の添加物、特に延伸を
助けるシリコンオイルのような、ものをそれぞれの場合
で効果のある量を含ませることもできる。
シングのさらなる特定の性能を改良するために、望まれ
る性能を損なうことの無い、従来の添加物、特に延伸を
助けるシリコンオイルのような、ものをそれぞれの場合
で効果のある量を含ませることもできる。
【0022】ケーシングの製造は、第一次のチューブを
作るためにチュブラ・エクストルージョン法と、つづい
て行う縦方向および横方向の延伸による配向により行わ
れる。ケーシングは縦方向および横方向の収縮を避ける
ために、最終的に熱効果され、その結果再度加熱しても
フィルムの収縮はほんの僅かになる。こうして得られた
このチューブ状フィルムは、80℃以下ではそれ以上の収
縮性がほとんど無いが、透明であり、湯通しソーセージ
または煮たソーセージ用のソーセージ肉を詰め、湯通し
し冷やす、ソーセージケーシングにするように加工する
ことができる。
作るためにチュブラ・エクストルージョン法と、つづい
て行う縦方向および横方向の延伸による配向により行わ
れる。ケーシングは縦方向および横方向の収縮を避ける
ために、最終的に熱効果され、その結果再度加熱しても
フィルムの収縮はほんの僅かになる。こうして得られた
このチューブ状フィルムは、80℃以下ではそれ以上の収
縮性がほとんど無いが、透明であり、湯通しソーセージ
または煮たソーセージ用のソーセージ肉を詰め、湯通し
し冷やす、ソーセージケーシングにするように加工する
ことができる。
【0023】本発明によるケーシングは、特に優れた酸
素密閉性を伴った顕著な水蒸気遮断性と顕著な紫外線お
よび光を透過させない性質により特徴づけられる。水蒸
気遮断性はおおよそ8g/m2 d の値まで抑えられ、同時に
酸素密閉性は10cm3 /m2 d bar に達した。紫外線遮断性
も同時に改良され、驚くべきことに優れた透明度も依然
保たれていた。この方法によって、ケーシング材料は、
製造されうる、特に長い保存性と貯蔵寿命を持つ、ソー
セージ製品に使えるようになる。実際には、ソーセージ
の輸送時間は、2週間から長ければ6週間に及ぶことも
ある。さらに、ケーシング材料は簡単に印刷でき、着色
できる(色素)。さらに、これらのケーシングはブロッ
キングの傾向が著しく抑えられていることが強調され
る。
素密閉性を伴った顕著な水蒸気遮断性と顕著な紫外線お
よび光を透過させない性質により特徴づけられる。水蒸
気遮断性はおおよそ8g/m2 d の値まで抑えられ、同時に
酸素密閉性は10cm3 /m2 d bar に達した。紫外線遮断性
も同時に改良され、驚くべきことに優れた透明度も依然
保たれていた。この方法によって、ケーシング材料は、
製造されうる、特に長い保存性と貯蔵寿命を持つ、ソー
セージ製品に使えるようになる。実際には、ソーセージ
の輸送時間は、2週間から長ければ6週間に及ぶことも
ある。さらに、ケーシング材料は簡単に印刷でき、着色
できる(色素)。さらに、これらのケーシングはブロッ
キングの傾向が著しく抑えられていることが強調され
る。
【0024】要約すると、本発明による食品ケーシング
は、特に下記に示すような有利な性能の驚くべき組み合
わせにより際立っていることが強調される。 (1) 非常に優れた紫外線の非透過性 (2) 顕著な透明度 (3) 優れた印刷性 (4) 高い水蒸気遮断性 (5) 優れた酸素密閉性 (6) 低いブロッキング傾向 (7) 優れた着色性 (8) 低い収縮性 (9) ソーセージ製品に対する折り曲げ自在の密着性 (10)加工のしやすさ これらの優れた性能の組み合わせのために、特に湯通し
ソーセージ(Bruhwwst)および煮たソーセージ
(Kochwwst)のためのソーセージケーシングと
して適しているケーシングが使用できるようになり、ソ
ーセージの改良された保存性と貯蔵時間が確保されてい
る。
は、特に下記に示すような有利な性能の驚くべき組み合
わせにより際立っていることが強調される。 (1) 非常に優れた紫外線の非透過性 (2) 顕著な透明度 (3) 優れた印刷性 (4) 高い水蒸気遮断性 (5) 優れた酸素密閉性 (6) 低いブロッキング傾向 (7) 優れた着色性 (8) 低い収縮性 (9) ソーセージ製品に対する折り曲げ自在の密着性 (10)加工のしやすさ これらの優れた性能の組み合わせのために、特に湯通し
ソーセージ(Bruhwwst)および煮たソーセージ
(Kochwwst)のためのソーセージケーシングと
して適しているケーシングが使用できるようになり、ソ
ーセージの改良された保存性と貯蔵時間が確保されてい
る。
【0025】ケーシングは湯通しソーセージおよび煮た
ソーセージのために慣用の直径に作られる。例えば、ブ
ラッドソーセージは通常30〜 150mmの範囲、特に40〜
120mmの直径に作られる。そのケーシングの厚さは従
来のポリアミド製ソーセージケーシングに比べると比較
的薄く、一般に50μm以下、好ましくは25〜40μmの範
囲にある。その薄いケーシングの厚みにもかかわらず、
ソーセージ肉はなんの問題もなくチューブ状ケーシング
の中に圧力をかけられながら詰め込まれる。
ソーセージのために慣用の直径に作られる。例えば、ブ
ラッドソーセージは通常30〜 150mmの範囲、特に40〜
120mmの直径に作られる。そのケーシングの厚さは従
来のポリアミド製ソーセージケーシングに比べると比較
的薄く、一般に50μm以下、好ましくは25〜40μmの範
囲にある。その薄いケーシングの厚みにもかかわらず、
ソーセージ肉はなんの問題もなくチューブ状ケーシング
の中に圧力をかけられながら詰め込まれる。
【0026】本発明を以下の例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
【0027】例1 80重量%のナイロン6 、10重量%のナイロン6I/6T コポ
リアミド、10重量%のエチレン/メタクリル酸共重合体
および0.4 重量%の雲母の乾燥配合混合物を押出機内で
可塑化し、均質化して、輪状ダイスを経て冷却機で冷却
して、直径19mm、膜厚300 μmの一次チューブを作っ
た。次にチューブを加熱し、DE-A-37 29 449号明細書開
示の方法に従って延伸ゾーンで2軸延伸した。この時、
以下の延伸条件に維持した。 横方向延伸比 1:3.4 縦方向延伸比 1:2.7 この方法で、直径61mmで膜厚35μmのチューブ状フィ
ルムが得られた。
リアミド、10重量%のエチレン/メタクリル酸共重合体
および0.4 重量%の雲母の乾燥配合混合物を押出機内で
可塑化し、均質化して、輪状ダイスを経て冷却機で冷却
して、直径19mm、膜厚300 μmの一次チューブを作っ
た。次にチューブを加熱し、DE-A-37 29 449号明細書開
示の方法に従って延伸ゾーンで2軸延伸した。この時、
以下の延伸条件に維持した。 横方向延伸比 1:3.4 縦方向延伸比 1:2.7 この方法で、直径61mmで膜厚35μmのチューブ状フィ
ルムが得られた。
【0028】ケーシングを、縦方向および横方向の収縮
を避けて、さらなる段階でさらなる空気注入をされて熱
硬化した。そして、ソーセ−ジ皮になるように加工し、
調理済みソーセージ肉を詰め、湯通しし、冷却した。比
較のため、以下のケーシングの製造を、同じ方法、同じ
大きさで試みた。 比較例1:ナイロン6 が100 重量%のケーシング 比較例2:ナイロン6 が90重量%、ナイロン6I/6T 10重
量%のケーシング 比較例3:ナイロン6 が90重量%、エチレン/メタクリ
ル酸共重合体10重量%のケーシング
を避けて、さらなる段階でさらなる空気注入をされて熱
硬化した。そして、ソーセ−ジ皮になるように加工し、
調理済みソーセージ肉を詰め、湯通しし、冷却した。比
較のため、以下のケーシングの製造を、同じ方法、同じ
大きさで試みた。 比較例1:ナイロン6 が100 重量%のケーシング 比較例2:ナイロン6 が90重量%、ナイロン6I/6T 10重
量%のケーシング 比較例3:ナイロン6 が90重量%、エチレン/メタクリ
ル酸共重合体10重量%のケーシング
【0029】比較例1と2のケーシングは、問題なく製
造できたが、比較例3で意図したケーシングは製造でき
なかった。この比較テストで製造された一次チューブ
は、延伸できないことが判った。
造できたが、比較例3で意図したケーシングは製造でき
なかった。この比較テストで製造された一次チューブ
は、延伸できないことが判った。
【0030】これらのケーシングの基本的な性能は表1
にまとめてある。
にまとめてある。
【0031】機械的な性能の比較において、本発明によ
るチューブの強度は、純粋なOPAケーシングに比べて
僅かに弱いだけで、DE-A-39 43 024号明細書に従って作
ったソーセージケーシングより僅かに強くさえある。
るチューブの強度は、純粋なOPAケーシングに比べて
僅かに弱いだけで、DE-A-39 43 024号明細書に従って作
ったソーセージケーシングより僅かに強くさえある。
【0032】さらに、多重相系から形成されたポリマー
ケーシングは、破壊の時に同時にわずかにσ5 値が減少
するだけの、改良された充填性により際立っている。
ケーシングは、破壊の時に同時にわずかにσ5 値が減少
するだけの、改良された充填性により際立っている。
【0033】しかし、遮断性能における重大な改良点、
特に水蒸気遮断性の上昇、は特に力説されるべきであ
る。
特に水蒸気遮断性の上昇、は特に力説されるべきであ
る。
【0034】例または比較例で作られたケーシングにつ
いて図示した透過測定も、優れた紫外線遮断性能と、同
時に、本発明による食品ケーシングにより得られた、改
良された可視光の透過を明示している。
いて図示した透過測定も、優れた紫外線遮断性能と、同
時に、本発明による食品ケーシングにより得られた、改
良された可視光の透過を明示している。
【表1】 技術上のデータの決定は、以下に示す方法で行った。 項目 試験標準 引裂強度 DIN 53 455 引裂点伸び DIN 53 455 水蒸気透過性 DIN 53 122 酸素透過性 DIN 53 380
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の例、および比較例によるケーシングの
光透過度を図示したものである。
光透過度を図示したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 3/22 KKR 7242−4J 3/34 3/36 KKT 7242−4J // C08L 23/02 LCV 7107−4J B29K 77:00 4F B29L 23:22 4F
Claims (13)
- 【請求項1】単層で透明かつ2軸配向の熱硬化したチュ
ーブ状食品ケーシングであって、基本的に下記a)〜
d)の混合物を含んでなるポリアミドからなることを特
徴とするチューブ状食品ケーシング。 a)鎖状の脂肪族ポリアミド b)一部芳香族コポリアミド c)酸改質ポリオレフィン、および d)粒子サイズが0.01〜15μmの微細顔料 - 【請求項2】成分の割合が下記の通りである、請求項1
のチューブ状食品ケーシング。 a)が44.5〜89.5重量%であり、 b)が 5 〜50 重量%であり、 c)が 5 〜30 重量%であり、 d)が 0.5〜 3 重量%である。 - 【請求項3】鎖状の脂肪族ポリアミドが炭素数 5〜20の
脂肪族ポリアミドからなる、脂肪族ホモポリアミドまた
はコポリアミドである、請求項1または2いずれかに記
載のチューブ状食品ケーシング。 - 【請求項4】鎖状の脂肪族ポリアミドがナイロン6 また
はナイロン11またはナイロン12である、請求項1〜3い
ずれかに記載のチューブ状食品ケーシング。 - 【請求項5】一部芳香族コポリアミドが、芳香族ジアミ
ン成分と脂肪族ジカルボン酸成分、または芳香族ジカル
ボン酸成分と脂肪族ジアミン成分、からなる、請求項1
〜4いずれかに記載のチューブ状食品ケーシング。 - 【請求項6】一部芳香族コポリアミドが、ヘキサメチレ
ンジアミン、テレフタル酸およびイソフタル酸からな
る、請求項1〜5いずれかに記載のチューブ状食品ケー
シング。 - 【請求項7】酸改質ポリオレフィンが、エチレンおよび
(または)プロピレン単位とα,β−不飽和カルボン酸
の共重合体である、請求項1〜6いずれかに記載のチュ
ーブ状食品ケーシング。 - 【請求項8】酸改質ポリオレフィンが、エチレン/アク
リル酸共重合体、またはエチレン/メタクリル酸共重合
体である、請求項1〜7いずれかに記載のチューブ状食
品ケーシング。 - 【請求項9】微細顔料の粒子サイズが 0.1〜5 μmであ
る、請求項1〜8いずれかに記載のチューブ状食品ケー
シング。 - 【請求項10】微細顔料がTiO2および(または)S
iO2および(または)雲母である、請求項1〜9いず
れかに記載のチューブ状食品ケーシング。 - 【請求項11】請求項1によるポリマー混合物の溶融物
を輪状ダイスを通してチューブ形状で押し出し、この一
次チューブを冷却して、固体化させ、このチューブをつ
いで縦方向および横方向に延伸することで2軸配向さ
せ、最後の段階で最終的に熱硬化させる、請求項1の食
品ケーシングの製造法。 - 【請求項12】請求項1〜10いずれかに記載のチュー
ブ状食品ケーシングを使用した、湯通しソーセージ(B
ruhwwst)、または煮たソーセージ(Kochw
wst)の製造法。 - 【請求項13】請求項1〜10いずれかに記載のチュー
ブ状食品ケーシングを含んだ、湯通しソーセージおよび
調理ずみソーセージ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4141292.3 | 1991-12-14 | ||
DE4141292A DE4141292A1 (de) | 1991-12-14 | 1991-12-14 | Einschichtige, transparente, biaxial orientierte, thermofixierte schlauchfoermige nahrungsmittelhuelle |
DE9115523U DE9115523U1 (de) | 1991-12-14 | 1991-12-14 | Einschichtige, transparente, biaxial orientierte, thermofixierte schlauchförmige Nahrungsmittelhülle |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641421A true JPH0641421A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=25910097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4331890A Pending JPH0641421A (ja) | 1991-12-14 | 1992-12-11 | 単層で透明かつ2軸配向の熱硬化したチューブ状食品ケーシング |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5399427A (ja) |
EP (1) | EP0550833B1 (ja) |
JP (1) | JPH0641421A (ja) |
AT (1) | ATE167782T1 (ja) |
CA (1) | CA2085146A1 (ja) |
DE (3) | DE4141292A1 (ja) |
DK (1) | DK0550833T3 (ja) |
ES (1) | ES2118101T3 (ja) |
FI (1) | FI110567B (ja) |
HU (1) | HU217996B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5737095A (en) * | 1995-03-02 | 1998-04-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus and method including an illuminating controller |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4339337C2 (de) * | 1993-11-19 | 1999-10-21 | Becker & Co Naturinwerk | Fünfschichtige, biaxial verstreckte Schlauchfolie zur Verpackung und Umhüllung von pastösen Lebensmitteln |
DE4342618A1 (de) | 1993-12-14 | 1995-06-22 | Wolff Walsrode Ag | Mindestens 4-schichtig coextrudierte, biaxial verstreckte, transparente, schlauchförmige Wursthülle mit hoher Barrierewirkung gegenüber Wasserdampf-, Sauerstoffpermeation und Lichtdurchlässigkeit |
DE19501834A1 (de) * | 1995-01-21 | 1996-07-25 | Hoechst Ag | Wursthülle auf Polyamidbasis |
DE19625094A1 (de) * | 1996-06-24 | 1998-01-02 | Kalle Nalo Gmbh | Raupenförmige Verpackungshülle |
DE19721142A1 (de) * | 1997-05-21 | 1998-11-26 | Kalle Nalo Gmbh | Mehrschichtige, biaxial verstreckte Nahrungsmittelhülle mit zwei Sauerstoff-Barriereschichten |
DE19943910A1 (de) | 1999-09-14 | 2001-03-15 | Wolff Walsrode Ag | Mehrschichtiger biaxial gereckter Hochbarriere-Kunststoffdarm |
UA75117C2 (en) * | 2001-02-01 | 2006-03-15 | Becker & Co Naturinwerk | Multi-layered, sealable tubular film for the packaging and wrapping of paste-like foodstuffs, meat and meat with bones, and a pack made thereof |
DE10125207A1 (de) * | 2001-05-18 | 2002-11-21 | Kalle Gmbh & Co Kg | Rauchdurchlässige Nahrungsmittelhülle auf Polyamidbasis |
DE10208858A1 (de) * | 2002-03-01 | 2003-09-11 | Kalle Gmbh & Co Kg | Rauch- und wasserdampfdurchlässige Nahrungsmittelhülle aus einem thermoplastischen Gemisch |
US20040062834A1 (en) * | 2002-09-26 | 2004-04-01 | Casematic, S.A. De C.V. | Polyamide-based sausage casing |
DE10330762A1 (de) | 2003-07-07 | 2005-02-10 | Kalle Gmbh & Co. Kg | Rauch- und wasserdampfdurchlässige Nahrungsmittelhülle mit aromatisierter Innenfläche |
DE10337010A1 (de) * | 2003-08-12 | 2005-03-17 | Case Tech Gmbh & Co.Kg | Rauchdurchlässige gereckte nahtlose Schlauchhülle sowie deren Verwendung als Nahrungsmittelhülle |
DE10339802A1 (de) * | 2003-08-27 | 2005-03-24 | Kalle Gmbh & Co. Kg | Eigenstabile Raffraupe aus einer schlauchförmigen Nahrungsmittelhülle auf Basis von synthetischen Polymeren und deren Verwendung |
DE10344867A1 (de) * | 2003-09-26 | 2005-04-21 | Kalle Gmbh & Co Kg | Nahrungsmittelhülle auf Polyamidbasis mit Rauchübertrag |
DE102004005642A1 (de) | 2004-02-04 | 2005-08-25 | Kalle Gmbh | Mehrschichtige Nahrungsmittelhülle mit anorganischen Partikeln in der Außenschicht |
DE102004038162A1 (de) | 2004-08-06 | 2006-03-16 | Kalle Gmbh | Mehrschichtige Nahrungsmittelhülle mit grobkörnigen Partikeln in einer mittleren Schicht und Verfahren zu ihrer Herstellung |
DE102005043287A1 (de) | 2005-09-09 | 2007-03-15 | Kalle Gmbh | Mehrschichtige Wursthülle mit drei nebeneinander liegenden Schichten auf Polyamidbasis |
US20120213896A1 (en) * | 2011-02-23 | 2012-08-23 | Cryovac, Inc. | Ovenable Cook-In Film Providing Decreased Protein Adhesion |
EP2431419A1 (en) * | 2011-06-21 | 2012-03-21 | DSM IP Assets B.V. | Anti-yellowing polyamide composition |
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---|---|---|---|---|
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DE3436682A1 (de) * | 1984-10-05 | 1986-04-10 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Schlauchfoermige verpackungshuelle, insbesondere wursthuelle, auf polyamidbasis |
FI85835C (fi) * | 1985-08-06 | 1992-06-10 | Kureha Chemical Ind Co Ltd | Roekbar syntetisk foerpackningsfilm foer livsmedel. |
DE8708867U1 (de) * | 1987-06-26 | 1987-08-27 | Hoechst Ag, 65929 Frankfurt | Biaxial streckorientierter Kunststoffschlauch zur Verpackung von pastösen Gütern |
DE3801344A1 (de) * | 1988-01-19 | 1989-07-27 | Hoechst Ag | Verpackungsfolie, insbesondere wursthuelle, auf basis von polyamid |
US5053259A (en) * | 1988-08-23 | 1991-10-01 | Viskase Corporation | Amorphous nylon copolymer and copolyamide films and blends |
DE3943024C2 (de) * | 1989-12-27 | 1996-05-30 | Hoechst Ag | Einschichtige, biaxial streckorientierte und thermofixierte, schlauchförmige Verpackungshülle |
DE4001612C2 (de) * | 1990-01-20 | 1999-05-27 | Hoechst Ag | Mehrschichtige Verpackungshülle auf Basis von Polyamid |
DE4010958A1 (de) * | 1990-04-05 | 1991-10-10 | Wolff Walsrode Ag | Gereckte, schrumpffaehige schlauchfolie |
-
1991
- 1991-12-14 DE DE4141292A patent/DE4141292A1/de not_active Withdrawn
- 1991-12-14 DE DE9115523U patent/DE9115523U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-12-07 DK DK92120851T patent/DK0550833T3/da active
- 1992-12-07 DE DE59209394T patent/DE59209394D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-07 ES ES92120851T patent/ES2118101T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-07 AT AT92120851T patent/ATE167782T1/de not_active IP Right Cessation
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- 1992-12-09 US US07/988,315 patent/US5399427A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-10 FI FI925619A patent/FI110567B/fi not_active IP Right Cessation
- 1992-12-11 CA CA002085146A patent/CA2085146A1/en not_active Abandoned
- 1992-12-11 JP JP4331890A patent/JPH0641421A/ja active Pending
- 1992-12-14 HU HU9203957A patent/HU217996B/hu not_active IP Right Cessation
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---|---|---|---|---|
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CA2085146A1 (en) | 1993-06-15 |
US5399427A (en) | 1995-03-21 |
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EP0550833A1 (de) | 1993-07-14 |
ES2118101T3 (es) | 1998-09-16 |
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HUT65629A (en) | 1994-07-28 |
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