JPH0641119A - トリアジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 - Google Patents

トリアジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤

Info

Publication number
JPH0641119A
JPH0641119A JP19830692A JP19830692A JPH0641119A JP H0641119 A JPH0641119 A JP H0641119A JP 19830692 A JP19830692 A JP 19830692A JP 19830692 A JP19830692 A JP 19830692A JP H0641119 A JPH0641119 A JP H0641119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
general formula
chemical
triazinylthioquinoline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19830692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ishii
勉 石井
Yukihiro Yoshikawa
幸宏 吉川
Hiroharu Tanigawa
谷川  広晴
Sunao Maeda
直 前田
Hideo Kawashima
秀雄 川島
Katsutoshi Ishikawa
勝敏 石川
Hitoshi Shimotori
均 下鳥
Yuji Yanase
勇次 柳瀬
Yoko Kuno
陽子 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP19830692A priority Critical patent/JPH0641119A/ja
Publication of JPH0641119A publication Critical patent/JPH0641119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた病害防除効果を示し、作物にも安全な
一般式(1)で表されるトリアジニルチオキノリン誘導
体、その製造法、それを有効成分として含有する農園芸
用殺菌剤を提供する。 【構成】 一般式(1)で表されるトリアジニルチオキ
ノリン誘導体、その製造方法、それを有効成分として含
有する農園芸用殺菌剤。 (式中、Xはハロゲン原子、nは0から2の整数を表わ
す。Rは直鎖又は枝分かれしてもよいC1−C4のアル
キル基を表わす)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なトリアジニルチ
オキノリン誘導体、その製造法およびこれを有効成分と
して含有する農園芸用殺菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平1−246263号公報には4位
にアリールオキシ基やアリールチオ基を有するキノリン
類がムギ類うどんこ病をはじめとして各種の植物病害に
対して防除効果を有することが記載されている。
【0003】しかしながら、この公報に記載されている
化合物は、アリール基としては置換フェニル基が主であ
る。複素環基としては、ピリジル基、ピリダジル基、ピ
ラゾール基およびテトラゾール基が、それぞれ1−2点
例示されているだけであり、それらの病害防除効果は非
常に低いか無いと記載されている。従って、この公報の
発明の主旨は、キノリン環の4位に置換フェノキシ基を
有するものがムギ類うどんこ病に防除効果を有するとい
うところにある。本発明者らは、従来からトリアジン類
が生体に対する親和性が良いことに注目し、生理活性物
質への展開について検討してきた。そこで、キノリン環
の4位にトリアジニルチオ基を有するものについては今
まで全く検討されたことがなく、新規な化合物であるこ
とに注目し研究を開始した。比較のために、上記公報に
記載された化合物の中から優れているものについて試験
したところ、うどんこ病防除効果の高いものは作物に対
して薬害があり、薬害の低いものは防除効果も低く実用
的ではなかった。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、植
物病害に対して防除効果を示すと共に、作物に対しても
安全な化合物である新規なトリアジニルチオキノリン誘
導体、この新規化合物を製造する方法、ならびにこれら
の化合物を含有してなる農園芸用殺菌剤およびこの殺菌
剤を施用する方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決するために新規トリアジニルチオキノリン誘
導体に関して鋭意検討した結果、本発明化合物が従来の
化合物に比べ各種植物病害、特に各種作物のうどんこ病
に対して優れた防除効果を有する上、広範囲の作物に対
して全く薬害を示さないことを見いだし、本発明を完成
させるに至った。即ち、本発明は、一般式(1)(化1
5)
【0006】
【化15】
【0007】(式中、Xはハロゲン原子、nは0から2
の整数を表わす。Rは直鎖又は枝分かれしてもよいC1
−C4のアルキル基を表わす)で表されるトリアジニル
チオキノリン誘導体、この誘導体を、一般式(2)(化
16)
【0008】
【化16】
【0009】(式中、Xはハロゲン原子、nは0から2
の整数を表わす)で表される4−メルカプトキノリン類
を金属塩にするか、あるいは塩基の存在下に、一般式
(3)(化17)
【0010】
【化17】
【0011】(式中、Rは直鎖又は枝分かれしてもよい
C1−C4のアルキル基を表わす)で表される2−クロ
ロトリアジン類と反応させて製造する方法、および一般
式(2)(化18)
【0012】
【化18】
【0013】(式中、Xはハロゲン原子、nは0から2
の整数を表わす)で表される4−メルカプトキノリン類
を、一般式(3)(化19)
【0014】
【化19】
【0015】(式中、Rは直鎖又は枝分かれしてもよい
C1−C4のアルキル基を表わす)で表される2−クロ
ロトリアジン類を混合し溶融状態あるいは不活性溶媒の
存在下に反応させて製造する方法、および、一般式
(4)(化20)
【0016】
【化20】
【0017】(式中、Rは直鎖又は枝分かれしてもよい
C1−C4のアルキル基を表わす)で表される2−メル
カプトトリアジン類を金属塩にするか、あるいは塩基の
存在下に、一般式(5)(化21)
【0018】
【化21】
【0019】(式中、Xはハロゲン原子、nは0から2
の整数を表わす)で表される4−クロロキノリン類と反
応させて製造する方法、および、一般式(4)(化2
2)
【0020】
【化22】
【0021】(式中、Rは直鎖又は枝分かれしてもよい
C1−C4のアルキル基を表わす)で表される2−メル
カプトトリアジン類を、一般式(5)(化23)
【0022】
【化23】
【0023】(式中、Xはハロゲン原子、nは0から2
の整数を表わす)で表される4−クロロキノリン類と混
合し溶融状態あるいは不活性溶媒の存在下に反応させて
製造する方法、一般式(1)で表されるトリアジニルチ
オキノリン誘導体を有効成分として含有する農園芸殺菌
剤に関するものである。
【0024】本発明の化合物は、以下に示す(A)法
(化24)によって製造することができる。
【0025】
【化24】
【0026】上記の反応は、塩基の存在下に反応が進行
し、一般式(1)のような化合物が得られる。塩基とし
ては、金属ナトリウム、水素化ナトリウム、水酸化アル
カリ類、炭酸アルカリ類およびピリジン、トリエチルア
ミン等の有機塩基が使用可能である。反応温度は、0℃
から溶媒の沸点まで可能であるが、20℃〜80℃の範
囲が望ましい。
【0027】通常、エーテル結合やスルフィド結合の合
成には、上記の通り対応するハロゲン化物と、水酸化物
またはメルカプタン類を塩基の存在下に反応させること
により得られる。しかし、種々検討した結果、本発明の
化合物は、出発物質である一般式(2)で表される化合
物と一般式(3)で表される化合物を混合して加熱する
か、あるいは、反応に不活性な溶媒を添加して流動性を
与えて加熱するだけで得られることをも見出した。反応
温度は、室温から200℃の間にあるが好ましくは70
℃から100℃である。反応時間は、反応温度に依って
も異なるが、通常1〜10時間で完結する場合が多い添
加する溶媒としては、本発明の反応に対し不活性であ
り、沸点が反応温度以上の物であれば何れでもよい。具
体的には、ベンゼン、トルエンおよびキシレン等の芳香
族炭化水素類、ジオキサンおよびジグライム等のエーテ
ル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルイミダゾリジノ
ンおよびジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶
媒類またはアセトニトリル等が挙げられる。
【0028】中間体である一般式(2)で示される4−
メルカプトキノリン類は以下に示した方法(化25)に
よって製造することができる。
【0029】
【化25】
【0030】原料として用いた4−クロロキノリン類は
市販されているか、あるいは以下に示した何れかの方法
で製造することができる。
【0031】(1) Organic Syntheses, Col Vol.3,
272(1955)に記載された以下の反応式に従った方法(化
26)により製造できる。
【0032】
【化26】
【0033】(2) 上記(1)の方法におけるエトキ
シメチレンマロン酸ジエチルの代わりにメトキシメチレ
ンメルドラム酸を用いて次式(化27)に従っても同様
に製造することができる。
【0034】
【化27】
【0035】4−メルカプトキノリン類は、J. Amer. C
hem. Soc.,70,2190(1948)に記載された方法に準じて4
−クロロキノリン類とチオ尿素から製造することができ
る(化28)。
【0036】
【化28】
【0037】また、もう一方の原料として用いた2−ク
ロロトリアジン類は、塩化シアヌルをJ. Amer. Chem. S
oc.,73,2986(1951)に記載された方法(化29)でアル
コキシ化することによって製造することができる。
【0038】
【化29】
【0039】次に一般式(1)で表される化合物の他の
製造法を説明する。一般式(1)で表される化合物は、
(B)法(化30)によっても製造することができる。
【0040】
【化30】
【0041】上記の反応条件としての塩基の有無、塩基
の種類、反応温度、反応溶媒等はA法に準じた条件を用
いることによって製造することができる。
【0042】また、中間体である一般式(5)で表され
る2−メルカプトトリアジン類は、J. Amer. Chem. So
c.,70,2190(1948)に記載された方法に準じて2−クロロ
トリアジン類より製造される(化31)。
【0043】
【化31】
【0044】もう一方の原料である4−クロロキノリン
類は既に記述した方法によって製造できる。
【0045】本発明は一般式(1)で表される化合物を
有効成分として含有する農園芸用殺菌剤である。
【0046】本発明の農園芸用殺菌剤は、キュウリうど
んこ病、キュウリ炭疽病、トマトうどんこ病、オオムギ
うどんこ病、コムギうどんこ病、コムギ赤さび病、イチ
ゴうどんこ病、イチゴ炭疽病、ブドウうどんこ病、リン
ゴうどんこ病、リンゴ赤星病、リンゴ斑点落葉病、リン
ゴ黒星病、ナシ赤星病、ナシ黒星病、ナシ黒斑病に対し
優れた防除効果を示す。
【0047】本発明に係わる一般式(1)で表される化
合物を農園芸用殺菌剤として使用する場合は、処理する
植物に対して原体をそのまま使用してもよいが、一般に
は不活性な液体担体または固体担体と混合し、通常用い
られる製剤形態である粉剤、水和剤、フロワブル剤、乳
剤、粒剤およびその他の一般に慣用される形態の製剤と
して使用される。更に製剤上必要ならば補助剤を添加す
ることもできる。
【0048】ここでいう担体とは、処理すべき部位への
有効成分の到達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸
送、取扱いを容易にするために配合される合成または天
然の無機または有機物質を意味する。担体としては、通
常農園芸用薬剤に使用されるものであるならば固体また
は液体のいずれでも使用でき、特定のものに限定される
ものではない。
【0049】例えば、固体担体としては、モンモリロナ
イト、カオリナイト等の粘土類、珪藻土、白土、タル
ク、バーミュキュライト、石膏、炭酸カルシウム、シリ
カゲル、硫安等の無機物質、大豆粉、鋸屑、小麦粉等の
植物性有機物質および尿素等が挙げられる。
【0050】液体担体としては、トルエン、キシレン、
クメン等の芳香族炭化水素類、ケロシン、鉱油などのパ
ラフィン系炭化水素類、四塩化炭素、クロロホルム、ジ
クロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類、アセトン、
メチルエチルケトンなどのケトン類、ジオキサン、ジエ
チレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、
メタノール、エタノール、プロパノール、エチレングリ
コールなどのアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドおよび水等が挙げられる。更に本発
明化合物の効力を増強するために、製剤の剤型、適用場
面等を考慮して目的に応じてそれぞれ単独に、または組
み合わせて次の様な補助剤を使用することも出来る。補
助剤としては、通常農園芸用薬剤に使用される界面活性
剤、結合剤(例えば、リグニンスルホン酸、アルギン
酸、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、CMCナト
リウム等)、安定剤(例えば、酸化防止用にフェノール
系化合物、チオール系化合物または高級脂肪酸エステル
等を用いたり、pH調整剤として燐酸塩を用いたり、時
に光安定剤も用いる)等を必要に応じて単独または組み
合わせて使用出来る。更に場合によっては防菌防黴のた
めに工業用殺菌剤、防菌防黴剤などを添加することも出
来る。
【0051】補助剤について更に詳しく述べる。乳化、
分散、拡展、湿潤、結合、安定化等の目的ではリグニン
スルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキ
ル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩等
のアニオン性界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエ
ーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ポリオ
キシアルキレンアルキルアミド、ポリオキシアルキレン
アルキルアミド、ポリオキシアルキレンアルキルチオエ
ーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シプロピレンポリオキシエチレンブロックポリマー等の
非イオン性界面活性剤、ステアリン酸カルシウム、ワッ
クス等の滑剤、イソプロピルヒドロジエンホスフェート
等の安定剤、その他メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、カゼイン、アラビアゴム等が挙げられ
る。しかし、これらの成分は以上のものに限定されるも
のではない。
【0052】本発明に係わる農園芸用殺菌剤における一
般式(1)で表される化合物の含有量は、製剤形態によ
っても異なるが、通常粉剤では0.05〜20重量%、
水和剤では0.1〜80重量%、乳剤では1〜50重量
%、フロワブル製剤では1〜50重量%、ドライフロワ
ブル製剤では1〜80重量%であり、好ましくは、粉剤
では0.5〜5重量%、水和剤では5〜80重量%、粒
剤では0.5〜8重量%、乳剤では5〜20重量%、フ
ロワブル製剤では5〜30重量%およびドライフロワブ
ル製剤では5〜50重量%である。
【0053】補助剤の含有量は0〜80重量%であり、
担体の含有量は、100重量%から有効成分化合物およ
び補助剤の含有量を差し引いた量である。
【0054】本発明組成物の施用方法としては種子消
毒、茎葉散布等が挙げられるが、通常当業者が利用する
どの様な施用方法にても十分な効力を発揮する。施用量
および施用濃度は対象作物、対象病害、病害の発生程
度、化合物の剤型、施用方法および各種環境条件等によ
って変動するが、散布する場合には有効成分量としてヘ
クタール当たり5〜500gが適当であり、望ましくは
ヘクタール当り10〜200gである。また水和剤、フ
ロワブル剤(suspended concentra
tion)または乳剤を水で希釈して散布する場合、そ
の希釈倍率は500〜20,000倍が適当であり、望
しくは1,000〜10,000倍である。 本発明の
農園芸用殺菌剤は他の殺菌剤、殺虫剤、除草剤および植
物成長調節剤等の農薬、土壌改良剤または肥効物質との
混合使用は勿論のこと、これらとの混合製剤も可能であ
る。殺菌剤としては例えば、トリアジメホン、ヘキサコ
ナゾール、プロクロラズ、トリフルミゾール等のアゾー
ル系殺菌剤、メタラキシル、オキサディキシル等のアシ
ルアラニン系殺菌剤、チオファネートメチル、ベノミル
等のベンズイミダゾール系殺菌剤、マンゼブ等のジチオ
カーバメート系殺菌剤およびテトラクロロイソフタロニ
トリル、硫黄等が挙げられ、 殺虫剤としては例えば、
フェニトロチオン、ダイアジノン、ピリダフェンチオ
ン、クロルピリホス、マラソン、フェントエート、ジメ
トエート、メチルチオメトン、プロチオホス、DDV
P、アセフェート、サリチオン、EPN等リン系殺虫
剤、NAC、MTMC、BPMC、ピリミカーブ、カル
ボスルファン、メソミル等のカーバメート系殺虫剤およ
びエトフェンプロックス、ペルメトリン、フェンバレレ
ート等のピレスロイド系殺虫剤等が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。
【0055】
【実施例】次に実施例および参考例を挙げて本発明化合
物の製造法を具体的に説明する。 実施例 1 7−クロロ−4−(4,6−ジメトキシ−2−トリアジ
ニルチオ)キノリン〔化合物番号9〕の合成(A法塩基
を用いない場合) 7−クロロ−4−メルカプトキノリン2.00g、4,
6−ジメトキシ−2クロロトリアジン1.96gおよび
N,N−ジメチルイミダゾリジノン5mlを加わえ、1
20℃で5時間加熱した。反応終了後反応液を50ml
の水に排出し、酢酸エチル30mlで3回抽出した。水
洗いした後無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下に溶媒
を留去した。残分をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=7/3)で
分離し、目的の7−クロロ−4−(4,6−ジメトキシ
−2−トリアジニルチオ)キノリン0.75g(収率2
2%)を得た。
【0056】実施例 2 7−クロロ−4−(4,6−ジエトキシ−2−トリアジ
ニルチオ)キノリン〔化合物番号10〕の合成(A法塩
基を用いた場合) N,N−ジメチルイミダゾリジノン15mlに60%水
素化ナトリウム0.25gおよび7−クロロ−4−メル
カプトキノリン1.00gを加え60℃で1時間攪拌し
た。次に2−クロロ−4,6−ジエトキシトリアジン
1.04gを加え50〜60℃で2時間30分攪拌し
た。反応終了後、反応液を100mlの水に排出し、酢
酸エチル500ml で3回抽出した。水洗いした後に無
水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下に溶媒を留去した。
残分をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=7/3)で分離し、目
的の7−クロロ−4−(4,6−ジエトキシ−2−トリ
アジニルチオ)キノリン0.50g(収率27%)を得
た。
【0057】実施例 3 5,7−ジクロロ−4−(4,6−ジメトキシ−2−ト
リアジニルチオ)キノリン〔化合物番号34〕の合成
(A法塩基を用いた場合) 5,7−ジクロロ−4−メルカプトキノリン1.00
g、4,6−ジメトキシ−2−クロロトリアジン0.7
6gおよびピリジン15mlを加え、100℃で5時間
加熱した。反応終了後、減圧下で溶媒を留去し反応液に
酢酸エチル50mlを加え、水洗いした後に無水硫酸ナ
トリウムで脱水し、減圧下に溶媒を留去した。残分をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘ
キサン/酢酸エチル=7/3)で分離し、目的の5,7
−ジクロロ−4−(4,6−ジメトキシ−2−トリアジ
ニルチオ)キノリン0.65g(収率41%)を得た。
【0058】実施例 4 7−ヨード−4−(4,6−ジメトキシ−2−トリアジ
ニルチオ)キノリン〔化合物番号25〕の合成(B法塩
基を用いない場合) 4−クロロ−7−ヨードキノリン1.25g、4,6−
ジメトキシ−2−メルカプトトリアジン0.75g、
N,N−ジメチルイミダゾリジノン10mlを加え、1
20℃で5時間加熱した。反応終了後、反応液を50m
lの水に排出し、酢酸エチル30ml で3回抽出した。
水洗いした後に無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下に
溶媒を留去した。残分をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=7/
3)で分離し、目的の7−ヨード−4−(4,6−ジメ
トキシ−2−トリアジニルチオ)キノリン0.65g
(収率35%)を得た。
【0059】実施例 5 7−ヨード−4−(4,6−ジエトキシ−2−トリアジ
ニルチオ)キノリン〔化合物番号26〕の合成(B法塩
基を用いた場合) N,N−ジメチルイミダゾリジノン15mlに60%水
素化ナトリウム0.28gおよび4,6−ジエトキシ−
2−メルカプトトリアジン1.39gを加え60℃で1
時間攪拌した。次に4−クロロ−7−ヨードキノリン
2.00gを加え50〜60℃で2時間30分攪拌し
た。反応終了後、反応液を100mlの水に排出し、酢
酸エチル50mlで3回抽出した。水洗いした後に無水
硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下に溶媒を留去した。残
分をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
n−ヘキサン/酢酸エチル=7/3)で分離し、目的の
7−ヨード−4−(4,6−ジエトキシ−2−トリアジ
ニルチオ)キノリン0.60g(収率19%)を得た。
【0060】参考例 1 7−クロロ−4−メルカプトキノリン(中間体)の合成 エタノール250mlに4,7−ジクロロキノリン25
gを加え50℃に加温した。次いでチオ尿素9.7gを
加えた。約5分程で多量の結晶が析出した。析出結晶を
濾取し、炭酸ナトリウム水溶液に加え攪拌した。橙色の
結晶が析出した。これを濾取し、5%水酸化ナトリウム
水溶液250mlに加えしばらく攪拌した。不溶分を濾
別後酢酸で中和し析出した結晶を濾取、乾燥して目的の
7−クロロ−4−メルカプトキノリンを黄色結晶として
19.6g(収率80%)を得た。
【0061】参考例 2 2−クロロ−4,6−ジメトキシトリアジン(中間体)
の合成 メタノール45g、水5gに炭酸水素ナトリウム19g
を加え15℃に冷却し攪拌しながら塩化シアヌル19g
を加えた。反応液を35℃に保ち1時間攪拌し、更に還
流状態にして0.5時間反応を続けた。反応終了後室温
まで冷却し結晶を濾取した。結晶を200mlの水に排
出し、再度濾取して2−クロロ−4,6−ジメトキシト
リアジン9.9g(収率56%)を得た。
【0062】参考例 3 4,6−ジメトキシ−2−メルカプトトリアジン(中間
体)の合成 エタノール250mlに2−クロロ−4,6−ジメトキ
シトリアジン5gを加え50℃に加温した。次いでチオ
尿素2.3gを加えた。6時間攪拌還流した後、反応液
を減圧下溶媒を留去し5%水酸化ナトリウム水溶液70
mlを注ぎ充分に懸濁させ濾過した。水層を酢酸で中和
し酢酸エチル30mlで3回抽出した後、無水硫酸ナト
リウムで脱水し、減圧下に溶媒を留去しすると目的の
4,6−ジメトキシ−2−メルカプトトリアジン0.5
g(収率10%)を得た。
【0063】その他実施例と同様の方法で合成できる化
合物の例を第1表(表1〜5)にまとめた。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】
【表5】
【0069】製剤例および生理試験例 次に本発明に係わる農園芸用殺菌剤の製剤例および試験
例を示す。
【0070】製剤例 1(粉剤) 化合物番号1の化合物2部およびクレー98部を均一に
混合粉砕し、有効成分2%を含有する粉剤を得た。
【0071】製剤例 2(水和剤) 化合物番号9の化合物5部、珪藻土50部、白土43
部、及びアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム2部を
均一に混合粉砕し、有効成分5%を含有した水和剤を得
た。
【0072】製剤例 3(水和剤) 化合物番号10の化合物10部、カオリン70部、ホワ
イトカーボン18部およびアルキルベンゼンスルホン酸
カルシウム2部を均一に混合粉砕して均一組成の微末状
の、有効成分10%を含有した水和剤を得た。
【0073】製剤例 4(水和剤) 化合物番号9の化合物20部、アルキルベンゼンスルホ
ン酸カルシウム3部、ポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテル5部および白土72部を均一に混合粉砕し
て、均一組成の微粉末状の、有効成分20%を含有した
水和剤を得た。
【0074】製剤例 5(水和剤) 化合物番号10の化合物50部、リグニンスルホン酸ナ
トリウム1部、ホワイトカーボン5部および珪藻土44
部を混合粉砕して、有効成分50%を含有する水和剤を
得た。
【0075】製剤例 6(フロワブル剤) 化合物番号25の化合物5部、プロピレングリコール7
部、リグニンスルホン酸ナトリウム4部、ジオクチルス
ルホサクシネートナトリウム塩2部、および水82部を
サンドグラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得た。
【0076】製剤例 7(フロワブル剤) 化合物番号26の化合物5部、プロピレングリコール5
部、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル5部、ポリ
オキシエチレンジアリルエーテルスルフェート5部、シ
リコン系消泡剤0.2部、及び水79.8部をサンドグ
ラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得た。
【0077】製剤例 8(フロワブル剤) 化合物番号9の化合物10部、プロピレングリコール7
部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ジオクチルス
ルホサクシネートナトリウム塩2部、および水79部を
サンドグラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得た。
【0078】製剤例 9(フロワブル剤) 化合物番号10の化合物25部、プロピレングリコール
5部、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル5部、ポ
リオキシエチレンジアリルエーテルスルフェート5部、
シリコン系消泡剤0.2部、及び水59.8部をサンド
グラインダーで湿式粉砕しフロワブル剤を得た。
【0079】試験例 1 キュウリうどんこ病防除効果試験 温室内で直径 7.5cmのビニールポットに生育させたキュ
ウリ(品種:相模半白)の第一葉期苗に、製剤例2に準
じて調製した水和剤を所定濃度に希釈して3ポット当た
り50mlづつ散布した。薬液が風乾した後、予めキュ
ウリ葉上で発生させておいたキュウリうどんこ病菌胞子
を軽く葉上に振るい落として接種した。接種10日後に
1葉当たりにキュウリうどんこ病の病斑の占める面積を
次の指標に従って調査した。結果を第2表(表6〜7)
に示す。
【0080】 また、薬害規準は以下のようにして判定した。 薬害規準 − :薬害なし ± :軽微な薬害が生じた苗がある + :全ての苗に軽微な薬害が認められる ++ :中程度の薬害であるが、回復する +++ :回復できない程度の薬害 キュウリの薬害症状:葉の周囲の生長が止まり、葉が湾
曲する。
【0081】
【表6】
【0082】
【表7】
【0083】比較薬剤1および2は下記の化合物(化3
2)を示す。(試験例2の場合も同様)
【0084】
【化32】
【0085】比較薬剤1および2は、特開平1−246
263号公報の化合物である(試験例2においても同
様)。
【0086】試験例 2 オオムギうどんこ病防除効果試験 温室内で直径7.5cmのビニールポットに生育させた
オオムギ(品種:アズマゴールデン)の第一葉期苗に、
製剤例3に準じて調製した水和剤を所定濃度に希釈して
3ポット当たり50mlずつ散布した。その翌日に、予
めオオムギ葉上で発生させておいたオオムギうどんこ病
菌胞子を軽く葉上に振るい落として接種した。接種10
日後に1葉当たりにオオムギうどんこ病菌の菌叢数を調
査し、次式により防除価(%)を算出した。結果を第3
表(表8〜9)に示す。
【0087】
【表8】
【0088】
【表9】
【0089】試験例1および2の結果は、一般式(1)
で表される本発明化合物キュウリうどんこ病およびオオ
ムギうどんこ病に対して優れた防除効果を示すと共に、
作物に対しても安全であることを示している。一方、本
試験では比較薬剤1は効果が認められず、比較薬剤2は
防除効果はあるもののキュウリに対して薬害を示した。
【0090】
【発明の効果】本発明に係わる一般式(1)で表される
化合物を含有する農園芸用殺菌剤は、農業や園芸で問題
となる病害に対して低葉量で顕著な防除効果を示し、特
にうどんこ病類に対する効果が際立っている。一方、キ
ュウリやムギ類等の作物に対しては極めて安全である。
近年、アゾール系殺菌剤に対し耐性菌が出現してきてい
る状況を鑑みて、これらに代わり得る優れた農園芸用殺
菌剤を提供するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 直 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 川島 秀雄 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 石川 勝敏 千葉県茂原市東郷1900番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 下鳥 均 千葉県茂原市東郷1900番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 柳瀬 勇次 千葉県茂原市東郷1900番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 久野 陽子 千葉県茂原市東郷1900番地 三井東圧化学 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)(化1) 【化1】 (式中、Xはハロゲン原子、nは0から2の整数を表わ
    す。Rは直鎖又は枝分かれしてもよいC1−C4のアル
    キル基を表わす)で表されるトリアジニルチオキノリン
    誘導体。
  2. 【請求項2】 一般式(2)(化2) 【化2】 (式中、Xはハロゲン原子、nは0から2の整数を表わ
    す)で表される4−メルカプトキノリン類を金属塩にす
    るか、あるいは塩基の存在下に、一般式(3)(化3) 【化3】 (式中、Rは直鎖又は枝分かれしてもよいC1−C4の
    アルキル基を表わす)で表される2−クロロトリアジン
    類と反応させることを特徴とする一般式(1)(化4) 【化4】 (式中、XnおよびRは上記と同様の意味を表わす)で
    表されるトリアジニルチオキノリン誘導体の製造法。
  3. 【請求項3】 一般式(2)(化5) 【化5】 (式中、Xはハロゲン原子、nは0から2の整数を表わ
    す)で表される4−メルカプトキノリン類を、一般式
    (3)(化6) 【化6】 (式中、Rは直鎖又は枝分かれしてもよいC1−C4の
    アルキル基を表わす)で表される2−クロロトリアジン
    類と混合し溶融状態あるいは不活性溶媒の存在下に反応
    させることを特徴とする一般式(1)(化7) 【化7】 (式中、XnおよびRは上記と同様の意味を表わす)で
    表されるトリアジニルチオキノリン誘導体の製造法。
  4. 【請求項4】 一般式(4)(化8) 【化8】 (式中、Rは直鎖又は枝分かれしてもよいC1−C4の
    アルキル基を表わす)で表される2−メルカプトトリア
    ジン類を金属塩にするか、あるいは塩基の存在下に、一
    般式(5)(化9) 【化9】 (式中、Xはハロゲン原子、nは0から2の整数を表わ
    す)で表される4−クロロキノリン類と反応させること
    を特徴とする一般式(1)(化10) 【化10】 (式中、XnおよびRは上記と同様の意味を表わす)で
    表されるトリアジニルチオキノリン誘導体の製造法。
  5. 【請求項5】 一般式(4)(化11) 【化11】 (式中、Rは直鎖又は枝分かれしてもよいC1−C4の
    アルキル基を表わす)で表される2−メルカプトトリア
    ジン類を、一般式(5)(化12) 【化12】 (式中、Xはハロゲン原子、nは0から2の整数を表わ
    す)で表される4−クロロキノリン類と混合し溶融状態
    あるいは不活性溶媒の存在下に反応させることを特徴と
    する一般式(1)(化13) 【化13】 (式中、XnおよびRは上記と同様の意味を表わす)で
    表されるトリアジニルチオキノリン誘導体の製造法。
  6. 【請求項6】 一般式(1)(化14) 【化14】 (式中、Xはハロゲン原子、nは0から2の整数を表わ
    す。Rは直鎖又は枝分かれしてもよいC1−C4のアル
    キル基を表わす)で表されるトリアジニルチオキノリン
    誘導体を有効成分として含有する農園芸用殺菌剤。
JP19830692A 1992-07-24 1992-07-24 トリアジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 Pending JPH0641119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19830692A JPH0641119A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 トリアジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19830692A JPH0641119A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 トリアジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0641119A true JPH0641119A (ja) 1994-02-15

Family

ID=16388944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19830692A Pending JPH0641119A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 トリアジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641119A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100359884B1 (ko) * 1998-08-18 2002-12-18 주식회사 엘지화학 테트라히드로퀴놀리닐 및 인돌리닐 트리아진계 화합물 및광중합 개시제
US7980871B2 (en) 2008-10-20 2011-07-19 Polygroup Macau Limited (Bvi) Light string system
US8047700B2 (en) 2005-06-02 2011-11-01 Polygroup Macau Limited (Bvi) Light string system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100359884B1 (ko) * 1998-08-18 2002-12-18 주식회사 엘지화학 테트라히드로퀴놀리닐 및 인돌리닐 트리아진계 화합물 및광중합 개시제
US8047700B2 (en) 2005-06-02 2011-11-01 Polygroup Macau Limited (Bvi) Light string system
US7980871B2 (en) 2008-10-20 2011-07-19 Polygroup Macau Limited (Bvi) Light string system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4229465A (en) Cyanopyrrole derivatives
JPH0378383B2 (ja)
JPH069313A (ja) イソチアゾールカルボン酸アニリド誘導体を有効成分とするイネいもち病防除剤
EP0245989B1 (en) Fluorophthalimides
JPH05140126A (ja) トリアゾール誘導体および除草剤
JPS62149673A (ja) ピリジン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする植物病害防除剤
JPH0641119A (ja) トリアジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH0641117A (ja) ピリミジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH0649062A (ja) ピリミジニルアミノまたはトリアジニルアミノキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH0649064A (ja) ピリミジニルオキシ(チオ)キノリン n−オキシド誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH0649063A (ja) ピリミジン環の5位にハロゲンを有するキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH05202032A (ja) ピリミジニルオキシ(チオ)キノリン誘導体とその製造 法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH0656822A (ja) ピリミジニルチオキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JP3250834B2 (ja) ピリミジニルオキシ(チオ)キノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH0656823A (ja) ピリミジン環にアルキルチオ基を有するキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH0656824A (ja) ピリミジン環の5位にアルキル基を有するキノリン誘導体とその製造法およびこれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JP2639059B2 (ja) シアノ酢酸アミド誘導体を有効成分とする植物病害防除剤
EP0497371B1 (en) Pyrimidinyloxy(thio)quinoline derivatives, preparation process of the derivative, and agri-horticultural fungicide comprising the derivative as active ingredient
JPH05301805A (ja) 農園芸用殺菌組成物
JPH05301806A (ja) 農園芸用殺菌組成物
EP0412681B1 (en) Azolidine derivatives, process for preparing the same and agricultural and horticultural fungicide
US4880831A (en) Fungicidal carbanilates
JPH05306203A (ja) 農園芸用殺菌組成物
US4497807A (en) Thiadiazinone plant disease control agents
JPH05255316A (ja) トリアゾール誘導体および除草剤