JPH0640314B2 - マルチチヤネル共用資源プロセツサ - Google Patents

マルチチヤネル共用資源プロセツサ

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JPH0640314B2
JPH0640314B2 JP62064484A JP6448487A JPH0640314B2 JP H0640314 B2 JPH0640314 B2 JP H0640314B2 JP 62064484 A JP62064484 A JP 62064484A JP 6448487 A JP6448487 A JP 6448487A JP H0640314 B2 JPH0640314 B2 JP H0640314B2
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トーマス・デイ・クロナウアー
ギヤレン・ピー・プランケツト
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インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン
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    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/48Program initiating; Program switching, e.g. by interrupt
    • G06F9/4806Task transfer initiation or dispatching
    • G06F9/4843Task transfer initiation or dispatching by program, e.g. task dispatcher, supervisor, operating system
    • G06F9/4881Scheduling strategies for dispatcher, e.g. round robin, multi-level priority queues

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は計算機アーキテクチュアに関連し、具体的には
データ・プロセッサのための多重タスキング・アーキテ
クチュアの改良に関する。
B.従来技術 多くの従来のデータ処理システムは書込可能ランダム・
アクセス・メモリ(RAM)及びI/Oバスの様な通信
経路によって1乃至それ以上の入力/出力(I/O)装
置に接続された中央処理装置(CPU)より成る。CP
Uは代表的な場合は各予定のマシン命令(機械語命令)
に対応する予じめ指定された基本的計算機動作を遂行す
る実行装置より成る。CPUは又RAMのためのマシン
命令の順次アクセスと、実行装置とI/Oバスに接続し
た種々のI/O装置間の通信を協調するI/O通信経路
インターフェイス装置も制御する。代表的な場合、実行
装置はアドレス・ポインタ・レジスタを含み、該レジス
タはバス・インターフェイス装置によってアクセスされ
るべき次のマシン命令のRAMのアドレスを含んでい
る。このアドレスは実行装置によって遂行される次の計
算段階の位置として実行装置に与えられる。本明細書
で、単一の命令ポインタ・レジスタを与える事によって
生ずる単一の命令の流れはまとまったタスクを実行する
ためのまとまった命令の論理シーケンスである。
従来、マルチタスク・オペレーション・システムが、実
行装置を有し単一の命令の流れを使用するデータ処理シ
ステムに与えられている。マルチタスク・オペレーショ
ン・システムはRAM中に2つもしくはそれ以上の別個
の無関係なアプリケーション・プログラムのマシン命令
シーケンスを記憶出来る。第1のタスクは命令ポインタ
を順次インデックスして、第1のタスクを遂行するため
順次論理的に連続したマシン命令をアドレスする様にマ
ルチタスク・オペレーション・システムの制御の下で遂
行される。マルチタスク・オペレーション・システムが
RAM中に記憶した第2のアプリケーション・プログラ
ムの実行を決定した時、第1のタスクに関連する命令ポ
インタ・レジスタの内容は記憶(保管)され、第1のタ
スクの実行中に使用中であった操作レジスタの内容も記
憶される。次にマルチタスク・オペレーション・システ
ムはアドレス・ポインタ・レジスタ中に、実行されるべ
き第2のタスクに対応するRAM中の最初の命令のアド
レスをロードし、実行装置を再始動する。次に実行装置
は第2のタスクに対応するマシン命令の論理的に連続し
たシーケンスを順次実行する。
しかし、実行装置の単一の命令流の実行を第1のアプリ
ケーション・プログラムの実行から、第2のアプリケー
ション・プログラムの実行に移行するためには移行段階
シーケンスを使用して、第1のプログラムの実行の現在
の状態を記憶しなければならない。第1のアプリケーシ
ョン・プログラムから第2のアプリケーション・プログ
ラムへの移行を短時間で行わなければならないマルチタ
スク・アプリケーションでは、この移行を実行する移行
段階は移動制御の速度に制限を与える。
C.発明が解決しようとする問題点 本発明の目的はマルチタスク・データ処理動作を遂行す
る装置を与える事にある。
本発明の他の目的は、マルチタスク環境で第1のタスク
の実行と第2のタスクの実行間の移行を高速に行う装置
を与えることにある。
本発明のさらに他の目的は、マルチタスク環境において
第1及び第2のアプリケーション・プログラム間の移行
を簡単にする技術を与えることにある。
本発明のさらに他の目的は、2つの関与タスクに対して
たえず競合する複数のプロセッサ・チャネルを与えて割
当てられたタスクを実行する技術を与えることにある。
D.問題点を解決するための手段 本発明によれば、優先順位付けられた複数のタスクを遊
休のプロセツサに分配する外部デイスパツチヤ装置に結
合されていて、プロセツサ・チヤネル中の命令ストリー
ムに割込まずに処理プロセツサ・チヤネル間で制御の移
行を達成するマルチチヤネル共用資源プロセツサは、複
数のプロセツサ・チヤネルのうちどれが優先順位に基づ
いて中央処理装置によつてサービスを受けるかを選択す
るチヤネル・スケジユール装置を含み、該チヤネル・ス
ケジユール装置によつてサービスを受けるように選択さ
れたプロセツサ・チヤネルの動作ステータスをモニタす
るための、上記中央処理装置に接続されたチヤネル・ス
テータス装置を含み、上記チヤネル・スケジユール装置
及び中央処理装置に接続され、選択された複数のプロセ
ツサ・チヤネルにより、各々、処理されるべき命令を解
読して中央処理装置を動作させるための装置を含み、上
記中央処理装置及び外部メモリの間に接続され、上記チ
ヤネル・スケジユール装置に応答してデータ・ブロツク
を外部メモリとの間で授受するための装置を含み、各プ
ロセツサ・チヤネルのための各命令サイクルを複数のフ
エイズに細分するためのマルチフエイズ・クロツクを発
生する装置を含んでいる。
更に、上記マルチフエイズ・クロツクのフエイズは、2
つのプロセツサ・チヤネルがメモリ・アクセス及び中央
処理装置アクセスに関して、各フエイズ内においては相
互に排他的に、そして、隣接フエイズ間においては交互
に、インタリーブ方式で同時に動作するように偶区画及
び奇区画に分割されており、 上記チヤネル・スケジユール装置は、どのプロセツサ・
チヤネルが次の命令サイクル間、偶区画及び奇区画にお
ける動作で競合するかを決定する競合論理装置を含んで
おり、 複数のプロセツサ・チヤネルが偶及び奇の区画を有する
各マルチフエイズ命令実行サイクルを共用する事を特徴
とする。
外部デイスパツチヤ(タスク指名装置)が優先順位の異
なるタスクを複数個、例えば8個の命令ストリームに分
配する。命令実行装置は命令ストリーム間を切換えて最
高の優先順位を有するタスクにサービスする。命令実行
装置は複数(例えば8)のフエイズに分割されているマ
ルチフエイズ命令サイクルの下に動作し、2つの同時タ
スクがマルチフエイズ命令サイクルを共用する様になつ
ている。マルチ命令サイクルは偶区画及び奇区画に平等
に分割されている。次に命令ストリームは偶区画もしく
は奇区画を競合して、夫々の命令ストリームに割込てら
れたタスクを実行する。
最初の区画、例えば偶区画の実行中に、実行装置はこの
命令ストリームに関連する命令を実行する。より高い優
先順位の第2のタスクがその後デイスパツチヤによつて
命令ストリームに割当られた時、実行装置は次の命令サ
イクルの始めにこの高い優先順位のタスクに制御を移
し、第1のタスクの実行を延期し、第1のタスクに関連
する専用ハードウエア(例えばプログラム・カウンタ、
作業レジスタフラグ・レジスタなど)はそのままの状態
に保持される。次に制御は、第2のタスクに関連するハ
ードウエア又は処理ストリーム(第2のフラグ・レジス
タ、第2のプログラム・カウンタ、その作業レジスタな
ど)に移行する。
各プロセツサ・チヤネルは、マルチフエイズの各命令サ
イクルの間各命令実行のため競合しない限り、偶区画又
は奇区画のいずれにも割当てることができる。異なるタ
スクを実行するように割当てられた2つのプロセツサ・
チヤネルは、各々、偶及び奇の両区画を利用して各1個
の命令を実行する。前述のように、この命令サイクル
は、メモリ及び中央処理装置を最大限に利用するため、
複数個のフエイズ(区画)に分割されている。偶及び奇
の両区画の一方がメモリ及びその関連レジスタにアクセ
スしている時、他方の区画が中央処理装置を利用でき
る。この結果、パイプライン型のセツト/実行の命令構
造を利用することなく、全メモリ帯域及び中央処理装置
を効率よく使用できる。
E.実施例 第1図を参照すると、データ処理システム10は複数の
タスク待ち行列(TQ)12、デイスパッチャ(タスク
指名装置)14、マルチチャネル共用資源プロセッサ
(MSRP)16の様な実行装置及びメモリ装置18を
含む。MSRP16は8個の別個のプロセッサ・チャネ
ルPO乃至P7を含み、これ等はメモリ装置18及び中
央処理装置(CPU)20を使用する。デイスパッチャ
14はタスク待ち行列に現われる異なる優先順位のタス
クをプロセッサ・チャネルPO乃至P1に分配する。M
SRP16は命令サイクル中に処理チャネル間を切替え
最高の優先順位を有するタスクにサービスする。MSR
P16はさらに8個のプロセッサ・チャネルPO乃至P
7に関係する8個のプログラム・カウンタを含む。各プ
ロセッサ・チャネルはその夫々のプログラム・カウンタ
を使用して命令ストリームを保持する。このアーキテク
チュアによって第1のタスクに作業を行っている単一の
プロセッサ・チャネル中の命令ストリームに割込む必要
がなく、第2のタスクへのコンテキスト切替えが可能に
なる。命令サイクルはメモリ装置18から符号化された
命令を読取る事によって開始し、命令を実行し、メモリ
装置18のプロセッサ・チャネルの専用セクション及び
CPU20中のプロセッサ・チャネルの専用セクション
中に情報を記憶して終る。この様に各命令サイクルは8
個のプロセッサ・チャネルP0乃至P7の間で共用する
CPU20の資源中に残留情報を記憶する事なく終了
し、従って他のプロセッサ・チャネルの命令ストリーム
に瞬時に切替が可能である。
CPU20を完全に利用するために、MSRP16は最
高の優先順位を有する2つの異なるプロセッサ・チャネ
ルからの2つの命令の同時実行を容易にする。MSRP
16の命令サイクルは8個のフェイズを有するマルチフ
ェイズ・サイクルに分割されている。上述のように、M
SRP16は2つのプロセッサ・チャネルがこのマルチ
フェイズ・サイクルを共用して各プロセッサ・チャネル
が全命令を実行する。マルチフェイズ・サイクルは偶区
画及び奇区画に平等に分割される。8個のプロセッサ・
チャネルP0乃至P7の各々は偶区画もしくは奇区画の
どちらにでも割当てる事ができる。偶区画及び奇区画は
第1表に示した様にマルチフェイズ・サイクル中にメモ
リ装置18及びCPU20を共用する。MSRP16は
すべてのメモリ動作がCPU動作と排他的である様に設
計されている。マルチフェイズ・サイクル中の同時命令
実行はMSRP16のスループットを効果的に2倍に
し、メモリ装置18及びCPU20の効率を2倍にす
る。
第2図を参照すると、MSRP16の詳細なブロック図
が示されている。メモリ装置18はプロセッサ・チャネ
ルP0乃至P7のためのマイクロ命令メモリ、及び作業
メモリもしくはキャッシュ・メモリとして働く。マイク
ロ命令メモリはメモリ装置18の前部セクションを占
め、8個のプロセッサ・チャネルによって共用される。
メモリ装置18の最後のセクションはプロセッサ・チャ
ネルの作業メモリに使用される。メモリ装置18のキャ
ッシュ・メモリ・セクション中に記憶されたオペランド
は16ビット幅であり、プロセッサ・チャネルP0乃至
P7に関連するデータ・ストリームに適合するようにな
っている。プロセッサ・チャネルP0乃至P7の各々は
使用がキャッシュ・メモリのそれ自身の専用セクション
に制限されている。
プロセッサ・チャネルP0乃至P7の各々の動作中は次
の4つの状態のうちの1つにある。
実行中:プロセッサ・チャネルは現在偶区画もしくは奇
区画を実行中である。
完了:プロセッサ・チャネルを作業に使用出来る。
非実行中:プロセッサ・チャネルはプログラムを実行中
であるが現在区画を競合している。
ブロック:プロセッサチャネルがブロックの転送を待っ
ている。
チャネル・ステータス回路22はプロセッサ・チャネル
P0乃至P7をモニタし、どの状態でプロセッサ・チャ
ネルが動作中であるかを判断する。1つの状態から他の
状態にプロセッサ・チャネルP0乃至P7が遷移する6
つの相互に排他的な事象が存在する。次の表はプロセッ
サ・チャネルP0の場合について示す。
NOP−チャネルP0に何事も生じない。
DIS−チャネルP0が指名される。
BLK−チャネルP0がブロック命令を実行する。
BMC−チャネルP0がブロック移動を完了する。
WIN−チャネルP0が区画を取得する。
STP−チャネルP0が停止命令を実行する。
プロセッサ・チャネルP0乃至P7の各々は各命令サイ
クルの終りに状態を変更することができる。これ等の相
互に排他的な事象がどの様にプロセッサ・チャネルの状
態を変えるかを第3図の状態図に示す。プロセッサ・チ
ャネルP0乃至P7のすべてはリセットによって完了状
態に強制できる。
再び第2図を参照すると、チャネル・スケジュール回路
24はデイスパッチャ装置14(第1図)からタスクの
優先順位を、又チャネル・ステータス回路22からプロ
セッサ・チャネル状態情報を受取り、MSRP16の段
取を決めて最高の優先順位を有するタスクを実行する。
適当な状態にあるプロセッサ・チャネルP0乃至P7は
命令サイクルN+1のための偶及び奇区画を求めて命令
N中に競合する。チャネル・スケジュール回路24は又
どのプロセッサ・チャネルが偶及び奇区画を実行中であ
るかを示す2つの3ビット・プロセッサ・チャネル選択
信号をMSRP16の他の回路に供給する。
命令デコード回路26は各命令サイクル中に2つの32
ビット命令をデコードする。偶及び奇区画に関連する命
令は命令サイクルの夫々フエイズ0及び1中にメモリ装
置18から取出される。これ等の命令は別個に夫々のレ
ジスタ中にラッチされ、命令サイクルの残りの間安定に
保持される。次に命令デコード回路26は交互にこれ等
の2つの命令に関する情報をCPU20に転送し、適切
なCPU制御信号を与える。制御信号は夫々のオペラン
ドと協調する2つのユニークなインターリーブ命令を効
率的に行う。
メモリ・インターフェイス回路28はメモリ装置18か
らの読取り、これえの書込み及びアドレス指定を行う。
上述の様にメモリ装置18は又マイクロ命令メモリ及び
プロセッサ・チャネルの専用作業メモリ即ちキャッシュ
・メモリとしての働きもする。メモリ・インターフェイ
ス回路28は偶及び奇区画上で動作する2つの命令のマ
ルチフェイズ命令サイクルを機能としてメモリ装置18
のデータの流れの方向及びアドレス指定を制御する。再
び第1表を参照するとメモリ・インターフェイス回路2
8の活動は1命令サイクルについて定義されている。フ
ェイズ0及び1中、夫々の偶及び奇区画はメモリ装置か
ら命令を読出す。フェイズ2及び3はブロック移動コン
トローラ30(第2図)によるデータのブロック転送に
当てられる。フェイズ4乃至7中、メモリ・インターフ
ェイス回路28の活動は交互に偶及び奇区画上で動作す
る命令ストリームによって制御される。
第2図を参照するに、ブロック移動コントローラ30は
偶及び奇区画上で動作する2つの命令ストリームの要求
に応答して、制御インターフェイス34を介して外部装
置(図示せず)と通信する。外部装置は夫々のプロセッ
サ・チャネルP0乃至P7と関連するメモリ装置18の
キャッシュ・メモリ・セクションに対してアドレス指
定、読取り及び書込みを行う。外部装置はメモリ装置1
8のキャッシュ・メモリ・セクションとはるかに大きな
大域メモリ(図示せず)間でデータ・ブロックを移動す
るのに使用される。ブロック移動パラメータは選択した
プロセッサ・チャンネルが区画を解放する前に夫々のプ
ロセッサ・チャンネルの専用作業レジスタに記憶され
る。外部装置は命令サイクルのフェイズ2及び3にだけ
メモリ装置18に対して読取り、書込み及びアドレス指
定を行うことができる。
外部装置がデータを転送する準備状態にあり、少なくと
も1個のプロセッサ・チャンネルがブロック状態で待機
していると、ブロック移動コントローラ30がチャンネ
ル・スケジュール回路24の出力をサンプルして、ブロ
ック状態にあるどのプロセッサ・チャネルが最高の優先
順位を有するかを決定する。次にブロック移動コントロ
ーラ30はプロセッサ・チャネルの作業レジスタから、
選択したプロセッサ・チャネルがブロック状態に入る前
に記憶したブロック移動パラメータを取出す。ブロック
移動パラメータはブロック移動の方向、ワードの数及び
関連するキャッシュ・メモリと大域メモリの両方の開始
アドレスを指定する。ブロック移動パラメータはメモリ
・データ・バス36を介して命令サイクルのフェイズ2
及び3中に外部装置に転送される。次にブロック移動コ
ントローラ30は命令サイクルのフェイズ2及び3中に
メモリ・データ・バス36を高インピーダンス状態にし
て、この間にそのチャネルの関連キャッシュ・メモリの
セクションにデータを入出力する。制御信号インターフ
ェイス34を介して「ブロック移動完了(BMC)」信
号を受取ると、ブロック移動コントローラ30はチャネ
ル・ステータス回路24に対してブロック転送を完了し
たプロセッサ・チャネルがブロック移動完了(BMC)
を発してプロセッサ・チャネルがブロック状態から非実
行状態に変更するように知らせる。次にプロセッサ・チ
ャネルは偶もしくは奇区画を競合してその命令サイクル
を完了する。タイミング発生回路100については後述
する。
[中央処理装置20] 第4図を参照するに、CPU20は8個のすべてのプロ
セッサ・チャネルP0乃至P7によって共用される回路
要素及びプロセッサ・チャネルに各固有の回路要素を含
んでいる。8個すべてのプロセッサ・チャネルP0乃至
P7によって共用される回路要素は破線で囲まれてい
る。演算論理装置(ALU)50は5つの16ビット・
ポートA、B、L、D及びPC間で、マイクロプログラ
ムで制御される動作を遂行する組合せ回路網(図示され
ず)を含む。破線の外部の、例えば1対(A、B)のラ
ンダム・アクセス・メモリ(RAM)回路52及び5
4、複数のプログラム・カウンタ56及び複数のフラグ
論理回路58の如き回路要素は8個のプロセッサ・チャ
ネルP0乃至P7を互いに排他的にするために8つに分
割されるか、8個同じものが存在する。RAM回路52
及び54は次の第2表に示すように夫々のプロセッサ・
チャネルP0乃至P7のための作業レジスタとして分割
されている。RAM回路52及び54をアドレス指定す
る場合の、合成アドレスはチャンネル・スケジュール回
路24によって発生される3ビットのチャネル選択信号
及びマイクロ命令中の一意的な3ビット・フィールドか
らのレジスタ選択ビットより成る。図中Cはレジスタ
を、MUXはマルチプレクサを示す。
第3表及び第4表を参照すると、MSRP16のプログ
ラムとして使用される2つの32ビット命令のフォーマ
ットが示されている。演算フォーマット(第3表)中の
命令はプログラム・カウンタ56のうちの選択された1
つが次の順番の命令に進む事を示している。演算フォー
マットの命令の最初の24ビットは命令サイクルの8つ
のフェイズを通して制御を確立するのに使用される。残
りの8ビットはオペランドのアドレス指定及び演算動作
のためのリテラル・ストリングとして使用される。偶区
画のためのCPU20、メモリ装置18、RAM回路5
2及び54の作業レジスタの活動を説明する詳細なフェ
イズ・マップを第5表に示す。即値フォーマット(第4
表)中の命令はプログラム・カウンタ56のうち選択さ
れたものが次の順番の命令に進まない事を示す。
即値フォーマット中の命令の最初の12ビットは分岐、
呼出し、ループ、停止もしくはブロック転送、条件付き
動作が遂行される時に使用されるテスト・フラッグ及び
フラッグ論理装置38中に含まれるフラッグ・レジスタ
のうちどれがセットされるかもしくはクリアされるかの
如き遂行さるべき動作の型を示す。即値フォーマットの
命令の最後の16ビットはマイクロ・メモリのアドレス
指定のためのリテラル・ストリングとして使用される。
[タイミング発生回路100] 第5図を参照すると、タイミング発生回路100は第5
表に示したマルチフェイズ命令を具体化するMSRP1
6を介して使用される複数の信号K0乃至K2及び複数
のゲーテッド・クロック信号C0乃至C7を発生する。
システム・クロック信号B及びCは夫々1個のドライバ
102及び104に送られる。システム・クロック信号
Bは又カウンタ106に送られる。システム・クロック
信号CはNORゲート108及び110を介してカウン
タ106に送られる。カウンタ106からの3ビット出
力はフェイズ信号K0、K1及びK2としてドライバ1
12に送られる。フェイズ信号K0、K1及びK2は第
6図に示した様にマルチフェイズ命令サイクルを決定す
る。カウンタ106の出力の補数はドライバ114を通
してフェイズ信号▲▼、▲▼及び▲▼とし
て送られ、又複数のNORゲート116A乃至116H
の入力に送られる。システム・クロック信号CはNOR
ゲート116A乃至116Hをイネーブルして第6図に
示したような複数のゲーテッド・クロックC0乃至C7
を発生する。
[チャネル・ステータス回路22] 第7a図乃至第7e図及び第6表を参照すると、チャネ
ル・ステータス回路22がチャネル・スケジュール回路
24をモニタしてプロセッサ・チャンネルP0乃至P7
がどの状態で動作しているかを決定する事がわかる。上
述の様に、4つの状態は完了、実行中、ブロック及び非
実行中である。プロセッサ・チャネルを1つの状態から
他の状態に移行させるためには、次の6個の相互に排他
的な事象のうち1つが生じなければならない。これ等の
事象は第3図に示した様に(1)プロセッサ・チャネル
が指名されなければならない(DIS)(2)プロセッ
サ・チャネルがブロック命令を実行する(BLK)、
(3)プロセッサ・チャネルがブロック移動を完了する
(BMC)、(4)プロセッサ・チャネルが区画を取得
する(WIN)、(5)プロセッサ・チャネルが停止命
令を実行する(STP)もしくは(6)プロセッサ・チ
ャネルに対して何事も生じない(NOP)である。
上述の如く、タスクを8個のプロセッサ・チャネルPO
乃至P7に分配するディスパッチャ(第1図)はタスク
割当てを受取ったプロセッサ・チャネルを示す3ビット
2進コードを指名(イネーブル)信号と共にデコーダ2
00(第7a図)に送る。デコーダ200はディスパッ
チャ14に応答して、ディスパッチャによって選択され
たプロセッサ・チャネルに応答して、その8個の出力の
うちの1つ(P0DIS等)の上に低レベル信号を発生
する。ブロック移動コントローラ30は又デコーダ20
2(第7b図)に対しブロック移動完了(BMC)信号
を、現在、ブロック移動コントローラ30によってサー
ビスされているプロセッサ・チャネルを示す3ビット2
進コードとともに発生する。デコーダ202はその8個
の出力の1つ(POBMC等)上に低レベル信号を発生
し、データのブロック移動を完了したプロセッサ・チャ
ネルP0乃至P7を示す。
チャネル・ステータス回路22は又チャネル・スケジュ
ール回路24(第2図)から、どのプロセッサ・チャネ
ルP0乃至P7が現在偶及び奇区画上で動作しているか
を示す8者択1のアクティブな離散的低レベル信号を受
取る。偶及び奇区画を表わす離散的信号は夫々レジスタ
204及び206(第7c図)中に記憶されている。さ
らに命令デコーダ26(第2図)はチャネル・ステータ
ス回路22にどの区画がブロック転送を要求している
か、及びどの区画が停止命令を実行しているかを示す信
号を発生する。偶実行及び奇実行離散的信号並びに命令
デコーダ26によって発生された信号はNORゲートを
含む組合せ論理回路208(第7c図)に送られ、偶も
しくは奇区画上で選択されたプロセッサ・チャネルが停
止命令を実行したか(POSTP等)、或いは偶もしく
は奇区画上で選択されたプロセッサ・チャネルがブロッ
ク転送を要求したか(P0BLK等)を示す適切な信号
を発生する。論理回路208に関連する出力信号のすべ
てはアクティブな低レベル信号である。
上述の如く、プロセッサ・チャンネルP0乃至P7は偶
区画もしくは奇区画で動作を行う。従って、出力、例え
ば出力P0STPを発生するためには、論理回路208
はプロセッサ・チャネルP0が偶区画もしくは奇区画上
で動作しているという条件を満足しなければならない。
プロセッサ・チャネルP0が偶区画で動作している時は
レジスタ204のビット0だけが下位レベルにある。レ
ジスタ204のビット0(EEDC)と命令デコーダ2
6によって発生された「偶区画が停止を実行」信号とで
NOR機能が遂行される。プロセッサ・チャネルP0は
交互に奇区画上でも動作する。従ってNOR機能は論理
回路208中でレジスタ206のビット0(OED0)
と命令デコーダ26によって発生された「奇区画が停止
を実行」信号とで遂行される。これ等の2つのOR機能
の出力はNORゲートの入力に送られる。NORゲート
の出力はP0STPである。同様な回路が出力P1ST
P及びP7STPを与えるために論理回路208に含ま
れる。出力P0BLK乃至P7BLKも同じ様な回路を
使用して発生される。しかしながらOR機能は「奇区画
がブロックを要求」信号、「偶区画がブロックを要求」
信号と夫々レジスタ204及び206からの適切なビッ
ト間で遂行される。
偶実行及び奇実行離散(EED及びOED)信号は論理
回路210(第7d図)に送られ、夫々プロセッサ・チ
ャネルP0乃至P7のためのWIN(取得)信号を発生
する。論理回路210はブール式AB+A′B′を満足
する複数の一致回路をその中に含んでいる。同じ回路が
プロセッサ・チャネルP1乃至P7のために論理回路2
10中に含まれる。
チャネル・ステータス回路22は又プロセッサ・チャネ
ルP0乃至P7に関連する複数の状態論理回路212を
含んでいる。(212a1個だけを示す)。状態論理回
路212は夫々のプロセッサ・チャネルP0乃至P7の
ための次の状態信号N0、N1を発生する。すべての状
態論理回路212は図式的に同一であるので、説明はプ
ロセッサ・チャネルP0に関する状態論理回路212a
だけについて行う。上述のように、プロセッサ・チャネ
ルP0乃至P7は4つの状態のうちの1つで動作する。
この4つの状態及びその2進表記は完了(00)、実行
中(01)、ブロック(10)及び非実行中(11)で
ある。第6表を参照するに、状態論理回路212aによ
って発生するプロセッサ・チャネルP0の現在の状態即
ちステータス信号(S0、S1)、デコーダ200及び
202、論理回路208及び210によって発生され
る、ステータス信号に関連のある相互に排他的事象並び
に状態論理回路212aによって発生される次の状態
(N0、N1)を説明する真理表が示されている。又第
3図を参照して、プロセッサ・チャネルP0は完了(0
0)状態にあるものとする。デコーダ200がP0DI
S出力線上に低レベル信号を発生したとすると、プロセ
ッサ・チャネルP0が指名され、非実行中(11)状態
に変化する。プロセッサ・チャネルP0が実行中(0
1)状態に移行するためには、偶区域もしくは奇区域を
競合して、取得しなければならない。一度実行状態にな
ると、プロセッサ・チャネルP0は実行中の命令がブロ
ックの転送を要求するものである時はブロック(10)
状態に移動する。プロセッサ・チャネルP0は次にブロ
ック状態に入る前にその作業レジスタ中にブロック移動
パラメータを記憶する。これ等のパラメータはブロック
転送の方向、転送すべきワードの数、その出発アドレス
を含む。その後論理回路208(第7c図)がプロッセ
サ・チャネルP0がブロック命令を実行中である事を示
す信号を発生する。この信号は状態論理回路回路212
Aに送られ、プロセッサ・チャネルP0はブロック(1
0)状態に状態を変化する。ブロック移動コントローラ
30はチャネル・スケジュール回路24の出力をサンプ
ルして、ブロック状態にあるプロセッサ・チャネルのう
ちどれが最高の優先順位を有するかを決定する。次にブ
ロック移動コントローラ30はパラメータを選択された
プロセッサ・チャネルのキャッシュ・メモリから取出し
て、これ等のパラメータをメモリ・データ・バス36を
介して外部装置に転送する。メモリ・データ・バス36
はブロック転送が完了した事を示すブロック移動完了
(BMC)信号が検出される迄高インピーダンス状態に
置かれる。次にデコーダ202は信号を状態論理回路2
12Aに送り、プロセッサ・チャネルP0の状態を非実
行中(11)状態に変更する。プロセッサ・チャネルP
0は偶区画もしくは奇区画を求めて再び競合して、実行
中(01)状態に戻る。最後にプロセッサ・チャネルP
0は停止(STP)命令を実行して完了(00)状態に
移行する。
上述のように、指名番号(PODIS)、ブロック移動
完了信号(POBMC)、停止信号(POSTP)、ブ
ロック信号(POBLK)及び区画取得信号(POWI
N)は状態論理回路212A(第7e図)に送られ、プ
ロセッサ・チャネルPOの現在状態信号(S0、S1)
及び次の状態信号(N0、N1)が発生される。次の状
態信号(N0、N1)はゲーテッド・クロックC0の制
御によってレジスタ214aにロードされ、プロセッサ
・チャネルP0の現在の状態信号(S0、S1)にな
る。現在の状態信号(S0、S1)は次に競合論理回路
220(第8図)に送られ、プロセッサ・チャネルP0
が次の命令サイクル中に偶区画、奇区画を競合している
か、ブロック移動コントローラ30によるサービスを求
めているかが決定される。
[競合論理回路220] 第8図を参照するに、チャネル・スケージュール回路2
4の一部である競合論理回路220はプロセッサ・チャ
ネルP0乃至P7のうちどれが次の命令サイクル中に偶
区画、奇区画もしくはブロック移動コントローラ30に
よるサービスを競合しているかを決定する。チャネル・
スケジュール回路24は8個のプロセッサ・チャネルP
0乃至P7に関連し、電気的にプロセッサ・チャネルP
0について示した回路220と同じである全部で8個の
競合論理回路(1つだけ示す)を含んでいる。命令サイ
クルのフェイズ0及び1中に、命令デコーダ26は偶解
放警告(ERW)信号及び奇解放警告(OEW)信号を
発生する。これ等の警告信号は偶及び奇区画で動作する
プロセッサ・チャネルが現在の命令サイクル中にブロッ
ク命令もしくは停止命令のいずれかを実行していること
を示す。従って、これ等のプロセッサ・チャネルは次の
命令サイクル中に偶及び奇区画を再競合しない。
競合論理回路220は又入力としてプロセッサ・チャネ
ルP0が現在夫々偶もしくは奇区画のどちらで動作中で
あるかを示す離散信号(EED0、OED0)を有す
る。もしプロセッサ・チャネルP0が現在偶区画もしく
は奇区画上で動作していて、偶解放警告信号もしくは奇
解放警告信号が発生されると、論理回路222はプロセ
ッサ・チャネルP0が次の命令サイクル中に偶区画もし
くは奇区画を求めて競合しない事を示す低レベル信号を
発生する。論理回路222によって発生した低レベル信
号はNORゲート224乃至228に送られ競合信号の
発生を禁止する。プロセッサ・チャネルP0のステータ
ス信号(S0、S1)フェイズ信号K0及びK1、プロ
セッサ・チャネルP0に関連する偶実行離散信号、プロ
セッサ・チャネルP0に関連する奇実行離散信号及びP
0偶競合取得(WECO)信号はNORゲート224乃
至228のうち選択したNORゲートに送られる。高レ
ベル信号は次のゲートの出力に発生される。(1)P0が
偶区画で動作していて偶区画を求めて再競合した時のN
ORゲート224(2)プロセッサ・チャネルP0が非実
行中状態にあり、P0が偶区画を競合した時のNORゲ
ート225(3)P0が奇区画で動作していて、奇区画を
再競合した時のNORゲート226(4)P0が偶区画の
競合に破れ、奇区画を競合した時のNORゲート22
7、(5)プロセッサ・チャネルP0が非実行中状態にあ
りP0が偶区画を取得しない時に奇区画を競合した時の
NORゲート228。NORゲート223乃至228の
出力信号はNORゲート229の入力に送られ、NOR
ゲート229はプロセッサ・チャネルP0が競合する時
は低レベルにあり、プロセッサ・チャネルP0が競合し
ない時は高レベルになる競合信号POGATEを発生す
る。論理回路220と同じ回路が競合信号P1ゲート乃
至P7ゲートを発生する。
[チャネル・スケジュール回路24] 第9a図乃至第9d図を参照すると、チャネル・スケジ
ュール回路24はディスパッチャ14及び競合論理回路
220からの入力を受取る。プロセッサ・チャネルP0
乃至P7に割当てられたタスクに関連する優先順位信号
はプロセッサ・チャネルP0乃至P7が指名された時
に、夫々レジスタ230a乃至230h(第9a図)に
ロードされる。この優先順位信号及び競合論理回路22
0によって発生した競合信号がNOR論理回路232
(第9b図)の入力に送られ、NOR論理回路232は
出力AHB0乃至AHB5を発生する。NOR論理回路
232の出力上に現われる低レベル信号は競合中のプロ
セッサ・チャネルP0乃至P7の1個もしくはそれ以上
の夫々のビット0乃至5が高レベルを有する事を示す。
例えば出力AHBO上に現われる低レベル信号はチャネ
ルP0乃至P7の1つもしくは2以上が高レベル状態の
ビット0乃至5を有することを示す。NOR論理回路2
32中に含まれる論理装置の第1のレベルは次の命令サ
イクル中に競合しないプロセッサ・チャネルP0乃至P
7をマスクするのに使用される。第1のレベルに応答す
るNOR論理回路232中の論理回路の第2のレベルは
競合中のプロセッサ・チャネルの1つもしくはそれ以上
が高レベル状態にある夫々のビットを有するかどうかを
判断する。
NOR論理回路232の出力AHB0乃至AHB5は夫
々プロセッサ・チャネルP0乃至P7の各々に関連する
優先順位ビットとともにNOR論理回路234(第9c
図)の入力に送られる。NOR論理回路234中に含ま
れる論理回路の第1のレベルはNOR論理回路232の
選択された入力に送られる出力を発生する。従ってNO
R論理回路234はプロセッサ・チャネルP0乃至P7
に関連する優先順位ビットをビット0からビット5の順
に比較することができる。NOR論理回路234の出力
POWIN乃至P7WIN上に生ずる高レベル信号は夫
々のプロセッサ・チャネルが区画を競合によって勝取っ
たことを示す。
出力POWIN乃至P7WINはエンコーダ236(第
9d図)に送られ、取得プロセッサ・チャネルを示す3
ビット2進コードが発生される。2以上のプロセッサが
同一の優先順位を有することも考えられる。この場合
は、エンコーダ236は最小の番号を有するプロセッサ
・チャネルに向ってバイアスする様に設計されている。
例えばプロセッサ・チャネルP0がプロセッサ・チャネ
ルP3と同じ優先順位を有する時はプロセッサ・チャネ
ルP0が取得する。出力POWIN乃至P7WINは又
NORゲート238の入力に送られる。NORゲート2
38はプロセッサ・チャネルP0乃至P7の1つが競合
を勝取った時に低レベル信号を発生し、どのプロセッサ
・チャネルも競合しない時に高レベル信号を発生する。
エンコーダ236からの2進出力及びNORゲート23
8からの出力信号は夫々ゲーテッド・クロック信号C
3、C5及びC7の制御によってレジスタ240、24
2及び244に記憶される。上述の如く、チャネル・ス
ケジュール回路24は又ブロック状態にあるプロセッサ
・チャネルP0乃至P7のうちどれが最高の優先順位を
有するかを決定する。ブロック状態にある取得プロセッ
サ・チャネルの2進コードは命令サイクルのフェイズ3
の終りにレジスタ240中に記憶される。命令サイクル
のフェイズ5の終りに、エンコーダ236の出力上に現
われる2進コードは偶区画が取得プロセッサ・チャネル
を示す。レジスタ242の出力はデコーダ246に送ら
れ、デコーダ246は8者択1の取得偶競合出力WEC
0乃至WEC7を発生する。取得偶競合信号は競合論理
回路222(第8図)に送られる。競合論理回路222
は偶区画を取得したプロセッサ・チャネルを奇区画を取
得したプロセッサ・チャネルから除外する。偶区画の取
得プロセッサ・チャネルを表わす2進コードも又命令サ
イクルのフェイズ6の終りにレジスタ248に記憶され
る。
奇区画を競合している残りのプロセッサ・チャネルが存
在する場合には奇区画の取得プロセッサ・チャネルを表
わすコードがフェイズ7の終りにレジスタ244に記憶
される。レジスタ244及び248に記憶されていて、
その後奇チャネル選択信号及び偶チャネル選択信号と呼
ばれる2進コードは夫々デコーダ250及び252に送
られる。これ等のデコーダ夫々8ビットの奇実行離散信
号(EED)及び偶実行離散信号(OED)を発生す
る。偶及び奇チャネル選択信号は又競合論理回路222
(第8図)に送られる。偶チャネル選択信号及び奇チャ
ネル選択信号は又マルチプレクサ254の入力に送ら
れ、マルチプレクサ254は選択的に選択信号をフェイ
ズ・クロックK2の制御の下にレジスタ256に送る。
選択信号はシステム・クロックCの制御の下にレジスタ
256及びレジスタ258にマルチプレクサ制御信号M
CS、MCS1及びMCS2として記憶される。
[結論] MSRP16は同時に8個の命令流を支持するメモリ強
化設計を使用して、マルチタスキング環境における関係
のないアプリケーション・プログラム間の実行の高速移
行を可能にする。命令流の各1つは同じ命令メモリ、キ
ャッシュ・メモリ、作業レジスタ及びCPU20を共用
する8個のプロセッサ・チャネルP0乃至P7の1つで
実行される。キャッシュ・メモリと作業レジスタはプロ
セッサ・チャネルが専用する様に分割され、チャネル間
の干渉が防止される。ディスパッチャ14はプロセッサ
・チャネルP0乃至P7の各々のステータスをモニタし
て優先順位のついたタスクを遊休プロセッサ・チャネル
に分配する。一度タスクが指名されると、割当てられた
プロセッサ・チャネルはタスクが完了する迄命令サイク
ル中に使用される2つの命令区画のうち1つを競合す
る。関連のないタスクに動作している2つのユニークな
プロセッサ・チャネルは偶及び奇区画を使用して夫々の
命令を実行する。命令サイクルの8個のフェイズは2つ
の区画によるメモリ装置18及びCPU20の共用を可
能にする。区画の1方がキャッシュ・メモリ及び作業レ
ジスタをアクセスしている時には、他の区画はCPU2
0をアクセスしている。さらに、単一の命令は命令サイ
クルの多重フェイズの1つの区画中で実行して、キャッ
シュ・アドレスを構成し、論理もしくは演算動作を行っ
て、情報を、キャッシュ・メモリに書込む。プロセッサ
・チャネルP0乃至P7は命令サイクルの最初のフェイ
ズ中にキャッシュ・メモリの分割部分もしくは共通の部
分からデータを読取り、命令サイクルの後のフェイズで
データをキャッシュ・メモリの分割部分に記憶する。こ
の様にしてマルチフェイズ命令サイクルの終りにはプロ
セッサ・チャネルP0乃至P7の他の1つで実行される
タスクに直ちにコンテキスト切換えが可能になる。
F.発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、マルチタスク環
境で第1のタスクの実行と第2のタスクの実行間の移行
を高速に行う、マルチタスク共用資源プロセッサが与え
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従うデータ処理システムの概念的ブロ
ック図である。第2図は本発明に従うマルチチャネル共
用資源プロセッサの機能ブロック図である。第3図は本
発明の動作の状態図である。第4図は本発明に従うマル
チチャネル共用資源プロセッサに関連するCPUの機能
ブロック図である。第5図はタイミング発生回路の概略
図である。第6図はマルチチャネル共用資源プロセッサ
に関連するタイミング図である。第7a図、第7b図、
第7c図、第7d図及び第7e図はチャネル・ステータ
ス回路の概略図である。第8図は競合論理回路の概略図
である。第9a図、第9b図、第9c図及び第9d図は
本発明に従うチャネル・スケジュール装置の概略図であ
る。 10……データ処理システム、12……タスク待ち行
列、14……ディスパッチャ、16……マルチチャネル
共用資源プロセッサ、18……メモリ装置、20……C
PU。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロセツサ・チヤネルのうちどれが
    優先順位に基づいて中央処理装置によつてサービスを受
    けるかを選択するチヤネル・スケジユール装置、 該チヤネル・スケジユール装置によつてサービスを受け
    るように選択されたプロセツサ・チヤネルの動作ステー
    タスをモニタするための、上記中央処理装置に接続され
    たチヤネル・ステータス装置、 上記チヤネル・スケジユール装置及び中央処理装置に接
    続され、選択された複数のプロセツサ・チヤネルによ
    り、各々、処理されるべき命令を解読して中央処理装置
    を動作させるための装置、 上記中央処理装置及び外部メモリの間に接続され、上記
    チヤネル・スケジユール装置に応答してデータ・ブロツ
    クを外部メモリとの間で授受するための装置、 各プロセツサ・チヤネルのための各命令サイクルを複数
    のフエイズに細分するためのマルチフエイズ・クロツク
    を発生する装置、 を含み、優先順位付けられた複数のタスクを遊休のプロ
    セツサ・チヤネルに分配する外部デイスパツチヤ装置に
    結合され、プロセツサ・チヤネル中の命令ストリームに
    割込まずに処理プロセツサ・チヤネル間で制御の移行が
    可能であるマルチチヤネル共用資源プロセツサであつ
    て、 上記マルチフエイズ・クロツクのフエイズは、2つのプ
    ロセツサ・チヤネルがメモリ・アクセス及び中央処理装
    置アクセスに関して、各フエイズ内においては相互に排
    他的に、そして、隣接フエイズ間においては交互に、イ
    ンタリーブ方式で同時に動作するように偶区画及び奇区
    画に分割されており、 上記チヤネル・スケジユール装置は、どのプロセツサ・
    チヤネルが次の命令サイクル間、偶区画及び奇区画にお
    ける動作で競合するかを決定する競合論理装置を含んで
    おり、 複数のプロセツサ・チヤネルが偶区画及び奇区画を有す
    る各マルチフエイズ命令実行サイクルを共用する上記プ
    ロセツサ。
JP62064484A 1986-07-25 1987-03-20 マルチチヤネル共用資源プロセツサ Expired - Lifetime JPH0640314B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US889531 1986-07-25
US06/889,531 US4837688A (en) 1986-07-25 1986-07-25 Multi-channel shared resource processor

Publications (2)

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JPS6334645A JPS6334645A (ja) 1988-02-15
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