JPH0640244A - 機関回転数制御装置 - Google Patents

機関回転数制御装置

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JPH0640244A
JPH0640244A JP8888793A JP8888793A JPH0640244A JP H0640244 A JPH0640244 A JP H0640244A JP 8888793 A JP8888793 A JP 8888793A JP 8888793 A JP8888793 A JP 8888793A JP H0640244 A JPH0640244 A JP H0640244A
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air conditioner
compressor
air
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Jiyunki Andou
純樹 安藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パワーステアリング等の負荷が発生したとき
は、エアコンコンプレッサの作動を一定時間だけ遅らせ
ることにより同時に機関に負荷がかかるのを防いで、ア
イドル安定性等を高める 【構成】 機関回転数を検出する手段1と、機関補機の
駆動状態を検出する手段2と、エアコンコンプレッサの
駆動信号の入力によりエアコンコンプレッサの駆動を制
御する手段3と、機関回転数が所定値以下で補機または
エアコン駆動信号が入力したら燃料・空気を増量する回
転数制御手段4と、補機駆動信号の入力から一定の短時
間はエアコンコンプレッサ駆動信号が入力してもエアコ
ンコンプレッサの駆動を禁止する負荷制御手段5とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のエアコン作動時に
おける機関回転数を自動的に制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のエアコンの作動に伴い機関負荷が
相対的に増加するのに対応して、機関回転数をエアコン
の作動に合わせて上昇させる装置が、たとえば実開昭6
2−138841号公報等によって提案されている。
【0003】エアコンが作動開始後、クールダウンを過
ぎて定常状態に移行してからは設定温度が保たれるよう
に室温センサの信号に基づいてエアコンコンプレッサを
オンオフ制御するが、コンプレッサがオンになると回転
数上昇装置が作動して、機関に供給する燃料と空気を増
量し、これによって、とくにアイドル運転時など低回転
域での機関安定性を確保している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、機関のアイ
ドル運転等を安定させる目的で、エアコンにる負荷以外
にも、パワーステアリングの負荷、自動変速機のニュー
トラルレンジから他の走行レンジへの切換に伴う負荷、
さらにはその他の電気的負荷等が発生したときも、回転
数上昇装置を作動させることにより対応している。
【0005】ところが、アイドル運転時等にこれら種々
の機関回転数変動を伴う負荷が加わるのと同時にエアコ
ンコンプレッサがオンになった場合、すなわち、各負荷
の入力が時間的にずれることなく一斉に入力したような
ときは、ただちに燃料と空気の増量が行なわれるにもか
かわらず、そのときの条件によっては対応が間に合わず
に回転変動が大きくなり、ひどいときには機関回転の落
ち込みによるエンジンストールが発生することもあっ
た。
【0006】本発明はパワーステアリング等の負荷が発
生したときは、エアコンコンプレッサの作動を一定時間
だけ遅らせることにより同時に機関に負荷がかかるのを
防いで、アイドル安定性等を高めることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、機関回転数を検出する手段1と、機関補機の駆動
状態を検出する手段2と、エアコンコンプレッサの駆動
信号の入力によりエアコンコンプレッサの駆動を制御す
る手段3と、機関回転数が所定値以下で補機またはエア
コン駆動信号が入力したら燃料・空気を増量する回転数
制御手段4と、補機駆動信号の入力から一定の短時間は
エアコンコンプレッサ駆動信号が入力してもエアコンコ
ンプレッサの駆動を禁止する負荷制御手段5とを備え
る。
【0008】
【作用】機関回転数が所定値以下のアイドル運転時な
ど、パワーステアリング等の機関補機の駆動が検出され
た場合、この検出信号の出力時から一定の短時間が経過
するまでは、その間にエアコンコンプレッサの駆動信号
が入力してもコンプレッサの駆動が禁止される。したが
ってアイドル運転時など補機負荷の入力と同時にエアコ
ン負荷がかかることがなく、エアコンコンプレッサの駆
動を遅延させることにより、機関回転数が瞬間的に大き
く落ち込むのを防いで、アイドル安定性を向上させられ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図2において、10は機関本体、11は吸
気通路、12はエアフローメータ、13は吸気絞弁で、
14は絞弁13をバイパスする通路に設けた制御弁、1
5は燃料噴射弁である。
【0011】コントロールユニット20はマイコン等で
構成されており、基本的にはエアフローメータ12が測
定した吸入空気量と、回転数センサ16が検出する機関
回転数に基づいて、燃料噴射弁15が噴射する燃料の噴
射量および噴射時期を演算し、その作動を制御する。
【0012】また、コントロールユニット20にパワー
ステアリングのポンプ19の負荷や、オートマチックト
ランスミッションの走行レンジへの切換に伴う負荷、あ
るいはその他の電気的な負荷を検出する信号が入力する
と、そのときの機関回転数が所定値以下のアイドル運転
時など、前記制御弁14を開いて吸入空気量を増量する
と共に、燃料噴射弁15から噴射される燃料を増量し、
これら補機負荷の投入による機関回転数の低下を防ぎ、
アイドル安定性を向上させるようになっている。
【0013】また、コントロールユニット20はエアコ
ンコンプレッサ17を作動(オン)させるときも、これら
と同様にして吸入空気量と燃料の増量補正を行うように
なっている。
【0014】エアコンのコンプレッサ17は、コントロ
ールユニット20によりエアコン作動開始後、クールダ
ウンして定常状態に移行してからは、車室内に設置した
温度センサ18からの信号に基づいてオンオフ制御さ
れ、車室内の温度を設定値に維持するようになっている
が、コントロールユニット20は前記補機負荷が投入さ
れたときは、その負荷が加わってから、一定の短い時間
(たとえば数秒)はコンプレッサ17がオンになるのを禁
止し、補機負荷と同時にエアコン負荷がかかることによ
り生じる、機関回転数の落ち込みを防止するようになっ
ている。
【0015】なお、このことは補機負荷とエアコンの負
荷が並列的に機関にかかるのを禁止することではなく、
負荷が同時的に発生するのを禁止するもので、補機負荷
が入ったままでも、ある一定の短い時間さえ経過すれ
ば、エアコンのコンプレッサ17がオンになるのを妨げ
ることはない。
【0016】前記各補機類等(パワーステアリングポン
プ19等)は機関回転により直接的に駆動されるように
なっており、また、エアコンコンプレッサ17への動力
の伝達は、電磁クラッチを介して制御が行なわれる。
【0017】以上のように構成され、次にコントロール
ユニット20において実行される動作をフローチャート
(図3)を参照しながら、エアコンとその他の補機との作
動関係を主にして説明する。
【0018】まずエアコン(A/C)スイッチの信号を読
込み、スイッチがONかどうかを判断し、スイッチON
のときは、ついでエアコンの作動を制御するため温度セ
ンサ等、各種の出力信号を読込み、温度センサの出力t
を設定温度t0と比較する(ステップ1〜4)。
【0019】設定温度t0よりも温度が高ければ、エアコ
ンコンプレッサの作動信号を読込み、現在コンプレッサ
がONになっているかどうかを判断する(ステップ5,
6)。
【0020】コンプレッサがONになっていなければコ
ンプレッサを作動させるのであるが、その前にステップ
7〜10において、他の機関補機類の作動状態を判断す
る。
【0021】つまり、パワーステアリングポンプの負
荷、自動変速機のギヤ位置や電気負荷等を読込み、つい
で機関回転数が所定値以下のアイドル運転中かどうかを
判断する。
【0022】そして、アイドル運転中に前記各種の負荷
が増加する側に変化したどうかを判断し、補機負荷が増
加方向に変化したときは、変化したときからの時間をカ
ウントする(ステップ11)。
【0023】そして、予め設定されている一定の時間T
0が経過するまでそのまま待ち(ステップ12)、時間の経
過と共にステップ13に移行してエアコンコンプレッサを
ONにする。
【0024】このように、各種の補機類が作動を開始し
て機関負荷が増加したときは、その時点から一定の時間
はエアコンコンプレッサの作動を禁止するので、図4に
も示すように、同時に負荷が増加したときに機関回転数
が一時的に大きく落ち込むような現象が防止でき、機関
のアイドル安定性が大幅に向上する。
【0025】従来は補機負荷が入力したときでもコンプ
レッサ駆動信号が入力すればコンプレッサを作動させて
いたため、燃料・空気の増量により回転数の上昇補正が
行なわれるにもかかわらず、応答遅れなどで機関回転数
が瞬間的に落ち込み、ひどいときにはエンジンストール
を起こしていた。 しかし、本発明のようにエアコンコン
プレッサの作動を一時的に遅延させることにより、これ
らの不安を一掃することができるのである。
【0026】ところで機関補機類が作動を開始した直後
の一定時間は、エアコンコンプレッサが即座に作動しな
くても、この遅延時間は僅かであり、エアコンの冷房性
能にはほとんど影響がない。
【0027】なお、上記以外のとき、つまりアイドル運
転ではなく、また補機負荷が変化しないときなどは設定
温度よりも高ければ、エアコンコンプレッサはただちに
作動し(ステップ8〜10参照)、車室内温度が設定値とな
るように制御する。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、機関のア
イドル運転中などに、車室内温度に応じてエアコンコン
プレッサがオンオフを繰り返しているエアコン作動状態
において、パワーステアリングや自動変速機の負荷がか
かったときは、その時点から一定の間はコンプレッサが
オンになるを禁止するようにしたので、機関に対して補
機等の負荷が同時に作用することで発生する機関の大幅
な回転変動を抑制し、アイドル安定性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すクレーム対応図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】制御動作をあらわすフローチャートである。
【図4】作動状態の説明図である。
【符号の説明】
10 機関本体 13 吸気絞弁 14 制御弁 15 燃料噴射弁 16 回転数センサ 17 コンプレッサ 18 温度センサ 19 パワーステアリングポンプ 20 コントロールユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関回転数を検出する手段と、 機関補機の駆動状態を検出する手段と、 エアコンコンプレッサの駆動信号の入力によりエアコン
    コンプレッサの駆動を制御する手段と、 機関回転数が所定値以下で補機またはエアコン駆動信号
    が入力したときに燃料・空気を増量する回転数制御手段
    と、 補機駆動信号の入力から一定の短時間はエアコンコンプ
    レッサ駆動信号が入力してもエアコンコンプレッサの駆
    動を禁止する負荷制御手段とを備えることを特徴とする
    機関回転数制御装置。
JP5088887A 1993-04-15 1993-04-15 機関回転数制御装置 Expired - Fee Related JP2505696B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149820A (ja) * 1982-02-27 1983-09-06 Nissan Motor Co Ltd カ−エアコンの駆動装置
JPS60118352U (ja) * 1984-01-20 1985-08-10 株式会社デンソー 内燃機関の回転数制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149820A (ja) * 1982-02-27 1983-09-06 Nissan Motor Co Ltd カ−エアコンの駆動装置
JPS60118352U (ja) * 1984-01-20 1985-08-10 株式会社デンソー 内燃機関の回転数制御装置

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