JPH064006B2 - 乾燥餌給餌容器 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は仔牛等の家畜の子供に餌を与えるための給餌容
器に関するものであり、更に詳しくは、柔軟なフラップ
状バルブを有する給餌部材を通して仔牛等の家畜の子供
に乾燥餌を給餌する給餌容器に関するものである。

［従来技術］ 仔牛等家畜の子供に乾燥餌を給餌する給餌容器に乳首状
の部材を使用することは当業者間では古くから広く行な
われている。このような装置の例としては、Ezellによ
る米国特許第2,699,778号に開示されているものが挙げ
られる。しかしながら、このEzellの米国特許において
開示されている乳首状の部材は液体の餌にのみ適するも
のであった。

又、半流動物を容器本体から絞り出し供給するために、
柔軟なフラップ状バルブを使用することも古くから広く
行われている。このような装置の例としてはAbarrの米
国特許第2,546,709号やDespain et alの米国特許第3,72
6,436号に開示されているものが挙げられる。上記Abarr
の米国特許の装置では柔軟なフラップ状のバルブは相互
に対向する突起部を有している。これら突起部は供給さ
れる物質等の通路を形成すると共に揺動部材及びフラッ
プの当接を解くための支点として作用する。即ち、該突
起部は容器本体のうち支点の容器本体部側に設けられた
肉厚部が押されると、支点の反対側に設けられたフラッ
プ状部材の当接が解かれることとなる。しかし、このよ
うな通常の状態において密閉された状態の容器本体で
は、仔牛等は容器本体の一部のみを押すことができない
ため、この容器は仔牛の給餌容器として使用するには適
さないものである。更に、この種のバルブはその当接が
解かれた際に許容される通路部が狭いため、流動物は通
過し得るが通常ペレット状となった乾燥餌は通過出来な
い。このため乾燥餌を給仕するための給餌容器に適用す
ることは出来ないものである。一方、Despain at alの
米国特許の装置のフラップ状のバルブは圧力がバルブ自
身ではなく容器本体に加えられた際に作用するように設
計されているもをであり、又、複雑な四枚バルブ構造で
あるため、乾燥餌を給餌するには不適当なものである。

又、容器本体を上下方向逆転の給餌状態に保持するため
のホルダーの使用もまた当業者においては周知である。
このようなホルダーの例としてはWetherbeeの米国特許
第3,938,769号が挙げられる。このWetherbeeの米国特許
ではホルダーは容器本体から完全に分離されているもの
である。尚、この容器本体には容器本体が上下方向逆転
の状態に保持された際、液体を家畜等に与えるチューブ
を有するキャップが取り付けられている。

Mulfordの米国特許第2,065,012号及びJohnson et alの
米国特許第4,101,043号は容器本体に接続されこれを上
下方向逆転の容器使用位置に支持する支持部材を開示し
ている。Mulfordの米国特許において開示されている装
置では、ワイヤー製のフックが摺動自在に容器本体の外
側に取り付けられている。このフックは容器本体が通常
の正立した状態あっては引っ込んでいるが、当該容器本
体が供給のために上下方向に逆転されると突出した位置
に移動してくるものである。一方、Johnson et alの米
国特許は支持止め具について開示する。この支持止め具
は容器本体の底部に取り付けられ隣接する支持部から突
出した位置に移動可能となっており、係る突出位置にお
いて容器本体を使用するため上下方向逆転の状態で支持
することが出来るものである。

［発明が解決しようとする課題］ 仔牛等家畜の子供の飼育にあたっては、通常生後三週間
は液体の餌のみで飼育し、その後徐々に固体の餌を用い
て飼育していくものである。ここで、生後すぐの状態か
らペレット状になった乾燥で飼育する事が出来れば通常
の液体餌のみで飼育した仔牛等よりも健康状態も良く、
又、早く成長させることが出来る。更に、このように飼
育された仔牛等は通常の状態で飼育された牛より、早期
に離乳させることができ、若い段階で妊娠させることが
できる。その結果、通常より早く牛乳を生産させること
が出来ることとなるものである。このため生後すぐの仔
牛等に対しペレット状になった乾燥餌を給餌することが
必要とされておりこれは可能な給餌用容器が必要とな
る。

しかしながら、このようなペレット状等になった乾燥餌
を仔牛等に適切に給餌するための給餌容器は提案されて
いなかった。

本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、仔牛等
の家畜の子供に生後間もない時より乾燥餌を適切に給餌
し得る給餌容器を提供することをその目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明は、仔牛等に乾燥餌を
給餌する乾燥餌給餌容器であって、一端に一方向に向か
って湾曲している首部を有した容器本体と、上記容器本
体が上下方向逆転の給餌位置に配置された際上記首部が
湾曲する方向と反対側において上記容器本体に回動自在
に接続された上記容器本体を支持するための支持手段
と、上記首部に着脱自在に弾発的に嵌合された給餌部材
とを有し、上記給餌部剤内には通常該給餌部材内部を閉
鎖しており、かつ該給餌部材に圧力が与えられた際に乾
燥餌を通過せしめるフラップバルブ手段が設けられてい
ることを特徴とする乾燥餌給餌容器を提供するものであ
る。

又、容器本体はプラスチック等の素材で一体成型された
ものであっても良い。

更に、上記支持板も容器本体と一体的に成型されても良
く、又、上記容器本体のうち首部と反対側の端部には該
容器本体が上下方向逆転の給餌位置におかれた際容器本
体内に餌を再充填するための蓋部を設けても良い。

［作用］ 上記のような構成を有する本願判明によれば仔牛等が給
餌部材を吸った際にのみ、該給餌部材内に設けられたフ
ラップバルブが開き適切な量の乾燥餌が仔牛等に給餌さ
れる。

又、容器本体を支持する支持板が回動自在であるため仔
牛等の口の動きに対して給餌容器全体が適切に追従する
こととなる。

更に、上記容器本体の首部とは反対側の端部に設けられ
た蓋部から適宜乾燥餌の補充が行われる。

［実施例］ 以下、第１図から第９図に従って本発明の一実施例に係
る給餌容器を詳細に説明する。

この給餌容器は主に、給餌容器本体１４、支持手段２
８、及び給餌部材４６とからなるものである。この給餌
容器本体１４は第２図中の目盛り１６から明らかなよう
に２クウォート（約１．９リットル）程度の容量である
ことが好ましいがこれに限定されることはない。容器本
体１４は湾曲した首部１８を有する。この湾曲した首部
１８の下側の面は第２図に示すように容器本体１４の上
部と滑らかな曲線によってつながっている。この首部１
８の端部の外周には外側方向に突出したフランジ状のリ
ップ部２０が設けられている。このリップ部２０上には
第４図から第９図に示される給餌部材４６が着脱自在に
弾発的に嵌合されることとなる。又、ハンドル部２２が
容器本体１４の正面側に一体的に設けられている。該ハ
ンドル部２２は湾曲した首部１８の軸線と同一平面上に
配置されている（第１図、第２図）。容器本体１４の裏
側面、即ちハンドル部２２とは反対側の面には、容器本
体１４を横方向に横断する溝部２４が形成されている。
この溝部２４には容器本体１４の長手方向に延びる板状
部材２６が設けられている（第２図、第３図）。この板
状部材２６は溝部２４の中央を横切るとともにハンドル
部２２とほぼ同一面上に位置しているものである。上記
容器本体を支持する支持手段たる支持板２８の下部には
屈曲された二股部材３０が形成されている。該二股部材
３０の二股に分かれた部分のそれぞれはチューブ状の支
持部材３２に接続されている。ピン３４が上記チユーブ
状支持部材３２内に押し込み等の方法により固定されて
おり、該ピン３４は更に板状部材２６に形成されている
不図示の孔部をも貫通している。その結果、支持板２８
は容器本体１４の裏側面においてピン３４を中心として
回動自在に固定されることとなる。支持板２８には支持
板２８及びこれに取り付けられた容器本体１４が釘等に
よって所望の高さに保持され得るように縦方向に並んだ
複数の鍵型孔部３６が形成されている。それぞれの鍵型
孔部３６には支持板２８の片側方向に向って盛り上がっ
た補強用エッジ部４０が形成されている（第１図、第２
図）。

尚、この支持板２８は容器本体１４と一体成型したもの
であってもよい。

容器本体１４の上記首部１８とは反対側の部分（即ち、
容器本体を上下方向に逆転した給餌位置における容器の
上部側）には蓋部４２が着脱自在に取付けられている
（第１図、第２図）。この蓋部４２は容器本体１４の上
記首部１８と反対側の開口部周囲に設けられた突縁４４
上に取り付けられるものである。これにより容器本体１
４を第２図に示されるような上下方向が逆転された給餌
位置においたまま、この蓋部４２を外して容易に餌等の
再充填をすることができる。

この蓋部４２は後述のように給餌部材４６が容器本体１
４の首部１８に取り付けられるのと同様の方法で上記フ
ランジ４４に着脱自在に弾発的に嵌合させてもよく、ま
た、蓋４２の内周面及びフランジ４４にネジを切つて蓋
４２をフランジ４４上に締め付け固定しても良い。

上記容器本体１４に取り付けられる給餌部材４６は拡開
フランジ部５０とチューブ状部４８とからなる（第４
図）。この拡開フランジ部５０は内周側に突出した縁部
５２を開口端に有する（第６図）。この縁部５２は第１
図から第３図に示される容器本体１４のフランジ状のリ
ップ部２０上に着脱自在に弾発的に嵌合されることとな
る。チューブ状部４８はフラップバルブも構成する一対
のフラップ５４を有するものである（第６図、第７図、
第８図、第９図）。 このフラップ５４はチューブ状
部４８と一体的に形成され、チューブ状部４８の長手方
向の軸線５６に対しそれぞれ約２０°の角度を持って対
称的に配置されているものである。フランジ部５０、チ
ューブ状部４８及びフラップ５４とから構成される給餌
部材４６は柔軟であり弾性を有するゴム、プラスチック
その田適切な材料によって一体成型されている。フラッ
プ５４は第７図及び第９図に示されるようにチューブ状
部４８の開口端５８を直径方向に横断するように延びて
おり、通常の状態では給餌部材内部を閉鎖した状態に保
つこととなる。

該給餌部材４６を容器本体１４の首部１８に取り付ける
に際しては、第５図において給餌部材４６上に表示され
ている矢印マーク６０を第１図において容器本体上に表
示されている矢印マーク６２と合わせるようにする。こ
のように給餌部材４６と容器本体１４を着脱自在に弾発
的に嵌合させることにより、フラップバルブの一対のフ
ラップ５４の当接面面は容器本体１８上のハンドル部２
２と同一面上に位置することとなる。即ち、一対のフラ
ップ５４の当接面は湾曲した首部１８の軸線と同一平面
上に配置されることとなる。

そして、給餌容器を支持手段により上下方向逆転した給
餌状態になるように吊るした場合、上記首部１８が湾曲
しているため餌を食べる仔牛等はハンドル部２２の方向
から容器に近づくこととなる。この際、上記首部１８の
軸線、ハンドル部２２、フラップ５４の当接面は鉛直面
上に配置されることになる。従って、給餌部材４６のチ
ューブ状部４８を仔牛等が口により吸うことにより、チ
ューブ状部分４８が外側から上下方向に押され第８図に
示すように一対のフラップ５４が相互に離間し、開口部
が生じ、乾燥餌が該開口部内を通り容器本体から仔牛等
に供給されることとなるものである。

本実施例の給餌容器の使用方法は以下の通りである。ま
ず、容器本体部１４に首部１８の開口部を通して乾燥餌
を充填し、その後給餌部材４６を取り付ける。又、この
乾燥餌の充填にあたっては、給餌部材４６を容器本体１
４に取り付けて容器本体１４の上下方向をあらかじめ逆
転した後、蓋部４２をはずして容器本体１４内に乾燥餌
を充填しても良い。

次に、給餌容器を上下方向を逆転した状態で支持板２８
に設けられた鍵型孔部３６を仔牛等の牛舎内の釘等に吊
り下げることによって給餌用の設置が完了する。仔牛等
が容器内の乾燥餌を食べ終えると蓋部４２をはずして乾
燥餌を再充填することとなる。

次に、本願発明の他の実施例を第１０図から第１３図を
参照しつつ詳述する。

本実施例の給餌容器も上述の第一の実施例に係る給餌容
器とほぼ同一の構成を有し、ほぼ同一の方法で使用する
ものである。

本実施例の給餌容器を構成する容器本体７０、ハンドル
部８０、支持板７８は容器本体７０の内容物が目につき
やすいように透明の柔軟なプラスチック等で一体的に成
型されている。支持板７８には補給板７６が埋め込ま
れ、容器本体が第１１図に示すように板７４等から吊り
下げられた際に支持板７８が変形することとがないよう
にしても良い。容器本体７０はその一端に外側方向に突
出しているフランジ８２を有し、該フランジ８２には補
強部材８４が埋め込まれている。

給餌部材７２はゴム、プラスチック等の適切な柔軟性及
び弾性を有する素材により成型されており、チューブ状
部８６と拡大フランジ部８８からなっている。この拡大
フランジ部８８は容器本体７０の首部に設けられたフラ
ンジ８２上に着脱自在に弾発的に嵌合されるものであ
る。一体の柔軟で弾性を有するタブ部９０がチューブ部
８６の外周上の対向する位置に直接固定されている。該
タブ９０は孔部を通して容器本体の内側方向に伸び、相
互に当接した柔軟で弾性を有するフラップ９２を形成す
る。このフラップ９２は完全にチューブ状部８６内の開
口部を覆うものではない。しかし、通常の乾燥餌は一定
の大きさのペレット９４であり第１２図及び第１３図に
示されるように配置されたフラップ９２による隙間を通
過することはない。又、第１０図、第１１図に示すよう
に容器が上下方向逆転の状態で吊るされる給餌状態にお
いては、フラップ９２の当接面が前実施例と同様に鉛直
方向に延びていることになるため、仔牛等が給餌部材の
チューブ部を吸うとフラップ９２は上下方向の押圧力に
より離間しフラップバルブが開き、乾燥餌がこの開口部
を通して仔牛等に供給されることになる。

尚、本願発明は上記実施例に限定されることはなく、本
発明の趣旨から逸脱することなく種々の変更が可能とな
るものである。

［効果］ 以上詳述したように本発明の乾燥餌給餌容器は、生後す
ぐの仔牛等であっても給餌部材を吸うことによりペレッ
ト状等になって容器本体部内に収納されている乾燥餌を
容易に好きなときに食べることが出来る。その結果、生
後すぐの状態からペレット状になった乾燥餌で仔牛等を
飼育する事ができ通常の液体餌のみで飼育した仔牛等よ
りも健康状態も良く、又、早く仔牛等を成長させること
が出来る。更に、このように飼育された仔牛等は通常の
状態で飼育された牛より、早期に離乳されることがき、
若い段階で妊娠させることができる。その結果、通常よ
り早く牛乳を生産することが出来ることとなり牛乳等の
生産性の向上に寄与し得るものである。

又、給餌容器の容器本体が支持手段により回動自在に支
持されているため、給餌容器本体及びこれに嵌着された
給餌部材が仔牛等の口の動きに応じて自在に移動し、仔
牛等が容易に容器内の餌を食べることが出来るものであ
る。

更に、給餌部材内部に設けられたフラップバルブが通常
は給餌部材の開口部を閉鎖し、仔牛等が給餌部材を吸っ
た時のみ該開口部を開き仔牛等に乾燥餌を供給するもの
であるため、容器内に収納された乾燥餌が牛舎内に散ら
ばったりすることがなく、餌の効率的な利用が可能とな
る。

加えて、容器本体の首部の湾曲した軸線と給餌部材内の
フラップの当接面とを同一平面上に配置するためのマー
クが設けられているため、給餌部材を容器本体に対する
適切な位置に容易に配置することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の乾燥餌給餌容器より給餌部
材を取り外し上下方向を逆転させた給餌位置にした状態
を示す正面図、 第２図は第１図の給餌容器本体の側面図、 第３図は第１図の給餌容器本体の背面図、 第４図は第２図に示された給餌容器本体に取り付けられ
る給餌部材の側面図 第５図は第１図に示された給餌容器本体に取り付けられ
る給餌部材の正面図、 第６図は第５図の６−６線による断面図、 第７図は第４図の７−７線による断面図、 第８図は第６図に示す給餌部材のフラップバルブが開い
た状態を右方向（第６図における）から見た側面図、 第９図は第６図に示す給餌部材のフラップバルブが閉じ
た状態を右方向（第６図における）から見た側面図、 第１０図は本発明の他実施例の乾燥餌給餌容器の側面
図、 第１１図は第１０図の給餌容器の斜視図、 第１２図は第１１図の１２−１２線による断面図、 第１３図は第１２図に示す給餌部材の右側方向（第１２
図における）からみた側面図である。 図中１４・・・容器本体、１８・・・首部、 ２０・・・リップ部、２２・・・ハンドル部、 ４６・・・給餌部材、 ４８・・・チューブ状部、 ５４・・・フラップ。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】仔牛等に乾燥餌を給餌する乾燥餌給餌容器
   であって、 一方向に向かって湾曲している首部を一端に有した容器
   本体と、 上記容器本体が上下方向逆転の給餌位置に配置された際
   上記首部が湾曲する方向と反対側において上記容器本体
   に回動自在に接続された上記容器本体を支持するための
   支持手段と、 上記首部に着脱自在に弾発的に嵌合された給餌部材とを
   有し、 上記給餌部材内には、通常該給餌部材内部を閉鎖してお
   り、かつ該給餌部材に圧力が与えられた際に乾燥餌を通
   過せしめるフラップバルブ手段が設けられていることを
   特徴とする乾燥餌給餌容器。
2. 【請求項２】上記給餌部材が中空のチューブ状部材から
   なり、 上記フラップバルブ手段が上記チューブ状部材と一体的
   に成型され、上記チューブ内で相互に対向し、相互に離
   接可能である一対のフラップであることを特徴とする請
   求項１記載の乾燥餌給餌容器。
3. 【請求項３】上記容器本体が上記湾曲した首部の軸線と
   同一平面上に設けられたハンドル手段を有していること
   を特徴とする請求項２記載の乾燥餌給餌容器。
4. 【請求項４】上記支持手段が上記容器本体に回動的に取
   付られた平板からなり、該平板が上記支持手段を吊り下
   げる吊り下げ手段と係合可能な複数の孔部を有すること
   を特徴とする請求項１記載の乾燥餌給餌容器。
5. 【請求項５】上記容器本体がその首部上にハンドル手段
   と同一平面上に配置された第１のマーク手段を有し、 上記給餌部材はその外周面上に第２のマーク手段を有
   し、 上記首部上の第１のマーク手段と、上記給餌部材上の第
   ２のマーク手段を合わせることによりバルブ手段の位置
   合わせが可能となることを特徴とする請求項３記載の乾
   燥餌給餌容器。