JPH0639978Y2 - 事務機の手差装置 - Google Patents
事務機の手差装置Info
- Publication number
- JPH0639978Y2 JPH0639978Y2 JP18961787U JP18961787U JPH0639978Y2 JP H0639978 Y2 JPH0639978 Y2 JP H0639978Y2 JP 18961787 U JP18961787 U JP 18961787U JP 18961787 U JP18961787 U JP 18961787U JP H0639978 Y2 JPH0639978 Y2 JP H0639978Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- paper feed
- guide plate
- housing
- manual
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、事務機の手差装置に関する。
従来の技術 プリンタや複写機等においては、印字部に向けて用紙を
一枚ずつ挿入するために筐体の前面に手差案内板を有す
るものがある。そして、用紙の先端を内部の用紙送り部
に挾み込み易いように手差案内板は用紙挿入方向に向け
て下方に傾斜されているのが一般的である。
一枚ずつ挿入するために筐体の前面に手差案内板を有す
るものがある。そして、用紙の先端を内部の用紙送り部
に挾み込み易いように手差案内板は用紙挿入方向に向け
て下方に傾斜されているのが一般的である。
考案が解決しようとする問題点 したがって、手差案内板の表面に水滴をこぼすと、この
水滴が手差案内板の表面に沿つて筐体の内部の電源部や
機構部に流れ込む等の問題がある。
水滴が手差案内板の表面に沿つて筐体の内部の電源部や
機構部に流れ込む等の問題がある。
問題点を解決するための手段 この考案は、印字部が内蔵された筺体に、この筐体の前
面に形成された給紙口から前記印字部に至る給紙経路
と、この給紙経路の後端から前記筐体に形成された排紙
口に至る排紙経路とを設け、前記給紙経路と前記排紙経
路とに用紙送り部を配列し、前記給紙口に向けて下方に
傾斜する手差案内板の表面に、手前に向かうに従い下方
に傾斜する複数の傾斜溝を用紙の幅方向に沿つて配列し
て形成するとともに、前記傾斜溝の両側にこれらの傾斜
溝又は前記手差案内板の外側に向けて下方に傾斜する案
内部を形成し、前記傾斜溝の底に開口を形成したことを
特徴とする。
面に形成された給紙口から前記印字部に至る給紙経路
と、この給紙経路の後端から前記筐体に形成された排紙
口に至る排紙経路とを設け、前記給紙経路と前記排紙経
路とに用紙送り部を配列し、前記給紙口に向けて下方に
傾斜する手差案内板の表面に、手前に向かうに従い下方
に傾斜する複数の傾斜溝を用紙の幅方向に沿つて配列し
て形成するとともに、前記傾斜溝の両側にこれらの傾斜
溝又は前記手差案内板の外側に向けて下方に傾斜する案
内部を形成し、前記傾斜溝の底に開口を形成したことを
特徴とする。
作用 したがって、手差案内板の表面に水滴をこぼしたとして
も、水滴は手差案内板の表面に沿つて給紙口に向けて流
れる間に直接又は案内部を介して傾斜溝に流れ込んで開
口から外部に滴下され、或いは案内部から手差案内板の
外側に滴下される。
も、水滴は手差案内板の表面に沿つて給紙口に向けて流
れる間に直接又は案内部を介して傾斜溝に流れ込んで開
口から外部に滴下され、或いは案内部から手差案内板の
外側に滴下される。
実施例 この考案の一実施例を第１図ないし第３図に基づいて説
明する。１は筐体で、この筐体１には、印字部２と、給
紙カセツト３から印字部２に至る給紙経路４と、この給
紙経路４の後端と筐体１の後方上部に形成された排紙口
５との間で上方に向けてＵターンするように湾曲された
排紙経路６とが設けられている。また、筐体１の前面に
は給紙経路４の途中に用紙を挿入する給紙口７が形成さ
れている。これらの給紙経路４と排紙経路６とには用紙
送り部である送りローラ8,9,10,11,12がモータ（図示せ
ず）に連結されて回転自在に設けられている。
明する。１は筐体で、この筐体１には、印字部２と、給
紙カセツト３から印字部２に至る給紙経路４と、この給
紙経路４の後端と筐体１の後方上部に形成された排紙口
５との間で上方に向けてＵターンするように湾曲された
排紙経路６とが設けられている。また、筐体１の前面に
は給紙経路４の途中に用紙を挿入する給紙口７が形成さ
れている。これらの給紙経路４と排紙経路６とには用紙
送り部である送りローラ8,9,10,11,12がモータ（図示せ
ず）に連結されて回転自在に設けられている。
印字部２は、回転自在の感光体13と、この感光体13の外
周に電荷を印加して帯電させる帯電チヤージヤ14と、印
字データに基づいてこの帯電部分を露光して静電潜像を
形成する露光部15と、静電潜像を現像する現像器16と、
感光体13上のトナー像を用紙に転写する転写チヤージヤ
17と、ヒータを内蔵して用紙に転写された転写画像を定
着する定着ローラ18と、この定着ローラ18に弾発的に当
接する圧接ローラ19と、感光体13上の残存トナーを払拭
するクリーニング機構20と、感光体13の静電潜像を消去
する除電ランプ21とよりなる。さらに、下端に用紙22の
先端縁を支えるストツパ23を有して排紙口５から手前下
がりに傾斜する排紙受け24が筐体１の上面に形成されて
いる。
周に電荷を印加して帯電させる帯電チヤージヤ14と、印
字データに基づいてこの帯電部分を露光して静電潜像を
形成する露光部15と、静電潜像を現像する現像器16と、
感光体13上のトナー像を用紙に転写する転写チヤージヤ
17と、ヒータを内蔵して用紙に転写された転写画像を定
着する定着ローラ18と、この定着ローラ18に弾発的に当
接する圧接ローラ19と、感光体13上の残存トナーを払拭
するクリーニング機構20と、感光体13の静電潜像を消去
する除電ランプ21とよりなる。さらに、下端に用紙22の
先端縁を支えるストツパ23を有して排紙口５から手前下
がりに傾斜する排紙受け24が筐体１の上面に形成されて
いる。
次いで、筐体１の前面には給紙口７に向かうに従い下方
に傾斜する手差案内板25が固定されている。この手差案
内板25の表面には、手前に向かうに従い下方に傾斜する
複数の傾斜溝26が用紙22の幅方向に沿つて配列されて形
成されているとともに、これらの傾斜溝26の両側には傾
斜溝26又は手差案内板25の外側に向けて下方に傾斜する
案内部である溝27が形成され、さらに、傾斜溝26の底に
開口28が形成されている。
に傾斜する手差案内板25が固定されている。この手差案
内板25の表面には、手前に向かうに従い下方に傾斜する
複数の傾斜溝26が用紙22の幅方向に沿つて配列されて形
成されているとともに、これらの傾斜溝26の両側には傾
斜溝26又は手差案内板25の外側に向けて下方に傾斜する
案内部である溝27が形成され、さらに、傾斜溝26の底に
開口28が形成されている。
このような構成において、給紙カセツト３内の用紙22
は、給紙カセツト３の剥離爪により一枚ずつ分離されな
がら送りローラ８により引き出され、続いて送りローラ
9,10により搬送される過程で感光体13上のトナー像が転
写チヤージヤ17により転写され、続いて定着ローラ18に
より定着され、さらに、送りローラ11,12により排紙口
５から排紙受け24に排出され先端縁がストツパ23に当接
して揃えられる。
は、給紙カセツト３の剥離爪により一枚ずつ分離されな
がら送りローラ８により引き出され、続いて送りローラ
9,10により搬送される過程で感光体13上のトナー像が転
写チヤージヤ17により転写され、続いて定着ローラ18に
より定着され、さらに、送りローラ11,12により排紙口
５から排紙受け24に排出され先端縁がストツパ23に当接
して揃えられる。
また、手差案内板25に沿つて用紙22を一枚ずつ挿入する
使用形態を選択することもできる。この場合、手差案内
板25は給紙口７に向けて下方に傾斜されているため、用
紙22の先端が送りローラ11に挾持され易い。そして、不
用意に手差案内板25の上に水滴をこぼしたとしても、こ
の水滴は一旦は手差案内板25の表面を伝い給紙口７に向
けて流れるが直接又は溝27を介して傾斜溝26に流れ込ん
で開口28から滴下され、あるいは溝27を伝い手差案内板
25の外側から筐体１の外部に滴下される。紙粉等の異物
も水滴と同様に筐体１内への侵入が阻止される。また、
排紙受け24も排紙口５から手前下がり傾斜するため、水
滴や紙粉等の異物が下方へ落ちる。
使用形態を選択することもできる。この場合、手差案内
板25は給紙口７に向けて下方に傾斜されているため、用
紙22の先端が送りローラ11に挾持され易い。そして、不
用意に手差案内板25の上に水滴をこぼしたとしても、こ
の水滴は一旦は手差案内板25の表面を伝い給紙口７に向
けて流れるが直接又は溝27を介して傾斜溝26に流れ込ん
で開口28から滴下され、あるいは溝27を伝い手差案内板
25の外側から筐体１の外部に滴下される。紙粉等の異物
も水滴と同様に筐体１内への侵入が阻止される。また、
排紙受け24も排紙口５から手前下がり傾斜するため、水
滴や紙粉等の異物が下方へ落ちる。
なお、第４図に示すように、溝27に代えて稜線29を境と
して傾斜溝26に向けて傾斜する案内部である傾斜面30を
形成し、これらの傾斜面30により水滴や異物を傾斜溝26
或いは手差案内板25の両外側に向けて案内するようにし
てもよい。この場合、傾斜面30を稜線29の両側に傾斜さ
せるとともに、図示したように傾斜溝26の傾斜方向に沿
つて傾斜させることにより、水滴の侵入をより効果的に
阻止することができる。
して傾斜溝26に向けて傾斜する案内部である傾斜面30を
形成し、これらの傾斜面30により水滴や異物を傾斜溝26
或いは手差案内板25の両外側に向けて案内するようにし
てもよい。この場合、傾斜面30を稜線29の両側に傾斜さ
せるとともに、図示したように傾斜溝26の傾斜方向に沿
つて傾斜させることにより、水滴の侵入をより効果的に
阻止することができる。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、手差案内板の表
面に水滴をこぼしたとしても、水滴は手差案内板の表面
に沿つて給紙口に向けて流れる間に直接又は案内部を介
して傾斜溝に流れ込み開口から外部に滴下され、或いは
案内部から手差案内板の外側に滴下され、これにより筐
体内への水滴の侵入を確実に防止することができる効果
を有する。
面に水滴をこぼしたとしても、水滴は手差案内板の表面
に沿つて給紙口に向けて流れる間に直接又は案内部を介
して傾斜溝に流れ込み開口から外部に滴下され、或いは
案内部から手差案内板の外側に滴下され、これにより筐
体内への水滴の侵入を確実に防止することができる効果
を有する。
第１図ないし第３図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第１図は縦断側面図、第２図は手差案内板の斜視
図、第３図は手差案内板の一部を拡大した斜視図、第４
図は一部を拡大して案内部の変形例を示す斜視図であ
る。 １……筐体、２……印字部、４……給紙経路、５……排
紙口、６……排紙経路、７……給紙口、８〜12……用紙
送り部、25……手差案内板、26……傾斜溝、27……案内
部、28……開口、30……案内部
で、第１図は縦断側面図、第２図は手差案内板の斜視
図、第３図は手差案内板の一部を拡大した斜視図、第４
図は一部を拡大して案内部の変形例を示す斜視図であ
る。 １……筐体、２……印字部、４……給紙経路、５……排
紙口、６……排紙経路、７……給紙口、８〜12……用紙
送り部、25……手差案内板、26……傾斜溝、27……案内
部、28……開口、30……案内部
Claims (1)
- 【請求項１】印字部が内蔵された筐体に、この筐体の前
面に形成された給紙口から前記印字部に至る給紙経路
と、この給紙経路の後端から前記筐体に形成された排紙
口に至る排紙経路とを設け、前記給紙経路と前記排紙経
路とに用紙送り部を配列し、前記給紙口に向けて下方に
傾斜する手差案内板の表面に、手前に向かうに従い下方
に傾斜する複数の傾斜溝を用紙の幅方向に沿つて配列し
て形成するとともに、前記傾斜溝の両側にこれらの傾斜
溝又は前記手差案内板の外側に向けて下方に傾斜する案
内部を形成し、前記傾斜溝の底に開口を形成したことを
特徴とする事務機の手差装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18961787U JPH0639978Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 事務機の手差装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18961787U JPH0639978Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 事務機の手差装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0193448U JPH0193448U (ja) | 1989-06-20 |
| JPH0639978Y2 true JPH0639978Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31480636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18961787U Expired - Lifetime JPH0639978Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 事務機の手差装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639978Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP18961787U patent/JPH0639978Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0193448U (ja) | 1989-06-20 |
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