JPH0639718A - 蒸気発生器の細管の連続ショットピーニング方法及び装置 - Google Patents
蒸気発生器の細管の連続ショットピーニング方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0639718A JPH0639718A JP5079069A JP7906993A JPH0639718A JP H0639718 A JPH0639718 A JP H0639718A JP 5079069 A JP5079069 A JP 5079069A JP 7906993 A JP7906993 A JP 7906993A JP H0639718 A JPH0639718 A JP H0639718A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shot
- peening
- tank
- flow
- shots
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F22—STEAM GENERATION
- F22B—METHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
- F22B37/00—Component parts or details of steam boilers
- F22B37/002—Component parts or details of steam boilers specially adapted for nuclear steam generators, e.g. maintenance, repairing or inspecting equipment not otherwise provided for
- F22B37/003—Maintenance, repairing or inspecting equipment positioned in or via the headers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24C—ABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
- B24C1/00—Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods
- B24C1/10—Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods for compacting surfaces, e.g. shot-peening
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24C—ABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
- B24C3/00—Abrasive blasting machines or devices; Plants
- B24C3/32—Abrasive blasting machines or devices; Plants designed for abrasive blasting of particular work, e.g. the internal surfaces of cylinder blocks
- B24C3/325—Abrasive blasting machines or devices; Plants designed for abrasive blasting of particular work, e.g. the internal surfaces of cylinder blocks for internal surfaces, e.g. of tubes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/47—Burnishing
- Y10T29/479—Burnishing by shot peening or blasting
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/53—Means to assemble or disassemble
- Y10T29/53113—Heat exchanger
- Y10T29/53122—Heat exchanger including deforming means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 安全性、信頼性及び効率を改善した蒸気発生
器の細管のショットピーニング方法及び装置を提供す
る。 【構成】 ロードタンク61が、真空系統39によって
回収されてクリーニングされたショットを加圧ピーニン
グタンク57に再循環させるためのエアロックを形成
し、再循環したショットを、圧縮空気流と混合させる供
給弁53に送り、ショット流を発生させる。ピーニング
タンク57内でショットに働く圧力及び供給弁53に供
給される圧縮空気の圧力を互いに独立に調節してショッ
ト流内のショットの濃度を調節する。パージライン99
は、供給弁53からパージされたショット及びデブリ
を、真空側のショットクリーニング装置87に循環させ
る。
器の細管のショットピーニング方法及び装置を提供す
る。 【構成】 ロードタンク61が、真空系統39によって
回収されてクリーニングされたショットを加圧ピーニン
グタンク57に再循環させるためのエアロックを形成
し、再循環したショットを、圧縮空気流と混合させる供
給弁53に送り、ショット流を発生させる。ピーニング
タンク57内でショットに働く圧力及び供給弁53に供
給される圧縮空気の圧力を互いに独立に調節してショッ
ト流内のショットの濃度を調節する。パージライン99
は、供給弁53からパージされたショット及びデブリ
を、真空側のショットクリーニング装置87に循環させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気発生器の管板内へ
固定された細管又は伝熱管(以下、単に「管」ともい
う)をショットピーニングする装置及び方法に関し、特
に、連続的に稼働する密閉式ショットピーニング装置及
び方法に関する。
固定された細管又は伝熱管(以下、単に「管」ともい
う)をショットピーニングする装置及び方法に関し、特
に、連続的に稼働する密閉式ショットピーニング装置及
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】加圧式
型原子炉の蒸気発生器は、厚い鋼製管板に設けられたボ
アに両端が嵌め込まれた数千本のU字形細管を有する。
細管の両端部は、管の端から間隔をおいて位置した拡張
帯域中で管壁を内側から半径方向外方へ拡張させること
により管板内に固定される。拡張移行帯域が拡張帯域の
端に形成され、ここにおいて細管の内径は、公称内径か
ら拡張後の内径へ移る。
型原子炉の蒸気発生器は、厚い鋼製管板に設けられたボ
アに両端が嵌め込まれた数千本のU字形細管を有する。
細管の両端部は、管の端から間隔をおいて位置した拡張
帯域中で管壁を内側から半径方向外方へ拡張させること
により管板内に固定される。拡張移行帯域が拡張帯域の
端に形成され、ここにおいて細管の内径は、公称内径か
ら拡張後の内径へ移る。
【0003】蒸気発生器の細管の一次側の水による応力
腐食割れ(以下、頭文字をとって「PWSCC」と称す
る場合がある)により、蒸気発生器のアベイラビリティ
が低下することがある。この応力腐食割れを起こしやす
い部分の一つは、管拡張移行帯域である。
腐食割れ(以下、頭文字をとって「PWSCC」と称す
る場合がある)により、蒸気発生器のアベイラビリティ
が低下することがある。この応力腐食割れを起こしやす
い部分の一つは、管拡張移行帯域である。
【0004】蒸気発生器を発電所内へ据え付けた後、管
拡張移行帯域のPWSCCを最少限に抑えるのに最も有
効な方法の一つは、据付け中に管を拡張させたときに生
じる残留応力の減少又は修正を行うことである。蒸気発
生器の細管の内面をショットピーニングすることによ
り、この残留応力が修正され、かくしてPWSCCが減
少する。
拡張移行帯域のPWSCCを最少限に抑えるのに最も有
効な方法の一つは、据付け中に管を拡張させたときに生
じる残留応力の減少又は修正を行うことである。蒸気発
生器の細管の内面をショットピーニングすることによ
り、この残留応力が修正され、かくしてPWSCCが減
少する。
【0005】米国特許第4,713,882号は、加圧
タンクからのショットを圧縮空気の流れの中に同伴させ
て、ピーニングされるべき蒸気発生器の管の各々の中に
次々に挿入されるノズルに供給するショットピーニング
システムを開示している。ノズルは、ショットを管壁に
向かって半径方向外方へ差し向けるデフレクタを有して
いる。ブラシが、ショットを閉じ込め、次いでショット
は真空系統又はシステムによって清浄にされる。ショッ
トはラインを通って真空系統から引き出される。回収さ
れたショットは、各細管のピーニングの実施後に秤量さ
れ、すべて回収されたかどうかが判定される。ノズルを
次の管に再位置決めするためにショットピーニング装置
の作動が停止される。約10本〜15本の細管のピーニ
ング後、供給タンクは減圧され、ショットを再びロード
し、次いで再び加圧する。かくして、これはバッチ処理
であり、一群の細管を完全にピーニングするためには十
分な量のショットをロードする必要がある。実際問題と
して、このシステムの適切な作動のためには、各バッチ
において10〜15本の細管のピーニングに必要なより
ももっと多いショットを必要とする。通常、約200ポ
ンドのショットが用いられる。この200ポンドのショ
ットを使用すると、蒸気発生器の細管の全てをピーニン
グすることができる。しかしながら、1ポンドにつき約
300ドルのコストがかかるショットでは、約60,0
00ドル(米国ドル)に値するショットが必要になる。
ショットはその使用中、放射能で汚染されるので、全細
管をピーニングしたら廃棄される。この米国特許のショ
ットピーニングシステムはオープン式なので、汚染状態
のショットに対する作業員の被曝(ばく)が増大する。
加うるに、この米国特許のシステムによって放出された
空気は、システムによってピックアップされる汚染状態
のダスト及びデブリを含有する。
タンクからのショットを圧縮空気の流れの中に同伴させ
て、ピーニングされるべき蒸気発生器の管の各々の中に
次々に挿入されるノズルに供給するショットピーニング
システムを開示している。ノズルは、ショットを管壁に
向かって半径方向外方へ差し向けるデフレクタを有して
いる。ブラシが、ショットを閉じ込め、次いでショット
は真空系統又はシステムによって清浄にされる。ショッ
トはラインを通って真空系統から引き出される。回収さ
れたショットは、各細管のピーニングの実施後に秤量さ
れ、すべて回収されたかどうかが判定される。ノズルを
次の管に再位置決めするためにショットピーニング装置
の作動が停止される。約10本〜15本の細管のピーニ
ング後、供給タンクは減圧され、ショットを再びロード
し、次いで再び加圧する。かくして、これはバッチ処理
であり、一群の細管を完全にピーニングするためには十
分な量のショットをロードする必要がある。実際問題と
して、このシステムの適切な作動のためには、各バッチ
において10〜15本の細管のピーニングに必要なより
ももっと多いショットを必要とする。通常、約200ポ
ンドのショットが用いられる。この200ポンドのショ
ットを使用すると、蒸気発生器の細管の全てをピーニン
グすることができる。しかしながら、1ポンドにつき約
300ドルのコストがかかるショットでは、約60,0
00ドル(米国ドル)に値するショットが必要になる。
ショットはその使用中、放射能で汚染されるので、全細
管をピーニングしたら廃棄される。この米国特許のショ
ットピーニングシステムはオープン式なので、汚染状態
のショットに対する作業員の被曝(ばく)が増大する。
加うるに、この米国特許のシステムによって放出された
空気は、システムによってピックアップされる汚染状態
のダスト及びデブリを含有する。
【0006】米国特許第4,713,882号のシステ
ムは、遠隔操作の工具ホルダーを有し、この工具ホルダ
ーは、ノズルを含む工具を蒸気発生器の細管の各々と整
列するよう次々に位置決めし、蒸気発生器内に存在する
汚染に対する作業員の被曝を軽減している。ノズルは、
供給導管に連結され、供給導管は外側シースを通って送
られてノズルを、処理されるべき細管の中に挿入する。
蒸気発生器の外部に管板から約30フィート離れて位置
した機構が用いられて供給路間の送りを行なう。この構
成では、ノズルを蒸気発生器の細管内の所望の位置に配
置するのが非常に困難である。
ムは、遠隔操作の工具ホルダーを有し、この工具ホルダ
ーは、ノズルを含む工具を蒸気発生器の細管の各々と整
列するよう次々に位置決めし、蒸気発生器内に存在する
汚染に対する作業員の被曝を軽減している。ノズルは、
供給導管に連結され、供給導管は外側シースを通って送
られてノズルを、処理されるべき細管の中に挿入する。
蒸気発生器の外部に管板から約30フィート離れて位置
した機構が用いられて供給路間の送りを行なう。この構
成では、ノズルを蒸気発生器の細管内の所望の位置に配
置するのが非常に困難である。
【0007】米国特許第4,713,882及び米国特
許第4,893,490号のバッチシステムは高価な多
量のショットが各サイクルについて必要なので高価であ
る。加うるに、このバッチシステムはオープンシステム
であり、ショットは大気にさらされながら回収されシス
テム内に戻される。これによりショットと共に収集され
た酸化物及び他の汚染状態のダストが放出されることに
なる。また、処理時間が長い。その理由は、ショットの
再循環のためにシステムの動作を停止させなければなら
ないことだけでなく、システムを再加圧し、再始動の際
リフレッシュされたショット流で供給導管を満たすのに
必要な時間が長いということも原因である。
許第4,893,490号のバッチシステムは高価な多
量のショットが各サイクルについて必要なので高価であ
る。加うるに、このバッチシステムはオープンシステム
であり、ショットは大気にさらされながら回収されシス
テム内に戻される。これによりショットと共に収集され
た酸化物及び他の汚染状態のダストが放出されることに
なる。また、処理時間が長い。その理由は、ショットの
再循環のためにシステムの動作を停止させなければなら
ないことだけでなく、システムを再加圧し、再始動の際
リフレッシュされたショット流で供給導管を満たすのに
必要な時間が長いということも原因である。
【0008】本発明の目的は、安全性、信頼性及び効率
を改善した蒸気発生器の細管の改良型ショットピーニン
グ方法及び装置を提供することにある。
を改善した蒸気発生器の細管の改良型ショットピーニン
グ方法及び装置を提供することにある。
【0009】本発明のもう1つの目的は、より迅速な連
続ショットピーニング方法及び装置を提供することにあ
る。
続ショットピーニング方法及び装置を提供することにあ
る。
【0010】また本発明の目的は、大気に対してオープ
ンではなく、迅速且つ効率的に浄化することができる改
良型ショットピーニング方法及び装置を提供することに
ある。
ンではなく、迅速且つ効率的に浄化することができる改
良型ショットピーニング方法及び装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて、本発
明の要旨は、蒸気発生器の複数の細管の各々をショット
ピーニングする連続ショットピーニング装置において、
圧縮ガス中に同伴されたショットのショット流を連続的
に発生させるショット流発生器と、細管内へ挿入可能で
あって、ショット流を細管の内壁に当てるようショット
流発生器に連結されているピーニングノズルと、細管の
各々に挿入できるようピーニングノズルを連続的に整列
させるポジショナとを有し、ピーニングノズルは細管内
への挿入の合間にポジショナ内に引っ込められ、また、
ピーニングノズルは別の細管内への挿入のため位置決め
されている間もポジショナ内へのショット流の放出をし
続けてショット流を連続的に放出するようになってお
り、前記ショットピーニング装置は、ピーニングノズル
により放出されたショットを細管とポジショナの両方の
中へ連続的に収集するための真空手段と、大気に対して
遮断されていて、真空手段により収集されたショットを
ショット流発生器に戻し、それによりピーニングノズル
が連続的に再循環されているショットを連続的に放出す
るようにするための手段とを更に有することを特徴とす
る連続ショットピーニング装置にある。
明の要旨は、蒸気発生器の複数の細管の各々をショット
ピーニングする連続ショットピーニング装置において、
圧縮ガス中に同伴されたショットのショット流を連続的
に発生させるショット流発生器と、細管内へ挿入可能で
あって、ショット流を細管の内壁に当てるようショット
流発生器に連結されているピーニングノズルと、細管の
各々に挿入できるようピーニングノズルを連続的に整列
させるポジショナとを有し、ピーニングノズルは細管内
への挿入の合間にポジショナ内に引っ込められ、また、
ピーニングノズルは別の細管内への挿入のため位置決め
されている間もポジショナ内へのショット流の放出をし
続けてショット流を連続的に放出するようになってお
り、前記ショットピーニング装置は、ピーニングノズル
により放出されたショットを細管とポジショナの両方の
中へ連続的に収集するための真空手段と、大気に対して
遮断されていて、真空手段により収集されたショットを
ショット流発生器に戻し、それによりピーニングノズル
が連続的に再循環されているショットを連続的に放出す
るようにするための手段とを更に有することを特徴とす
る連続ショットピーニング装置にある。
【0012】さらに、上記目的に鑑みて、本発明の要旨
は、蒸気発生器の細管をショットピーニングする方法に
おいて、ショットを加圧ガスの流れの中に同伴させるこ
とによりショット流を連続的に発生させる段階と、ショ
ット流をノズルから連続的に放出する段階と、ノズルを
大気にさらすことなく、ピーニングされるべき蒸気発生
器の管に順次整列させて挿入する段階と、ノズルを管と
整列させている間に放出されたショットを含む、ショッ
ト流中の前記ノズルによって放出されたショットを連続
的に収集する段階と、ショット流を連続的に発生させる
前記段階のために収集されたショットを大気にさらすこ
となく再循環させる段階とを含むことを特徴とするショ
ットピーニング方法にある。
は、蒸気発生器の細管をショットピーニングする方法に
おいて、ショットを加圧ガスの流れの中に同伴させるこ
とによりショット流を連続的に発生させる段階と、ショ
ット流をノズルから連続的に放出する段階と、ノズルを
大気にさらすことなく、ピーニングされるべき蒸気発生
器の管に順次整列させて挿入する段階と、ノズルを管と
整列させている間に放出されたショットを含む、ショッ
ト流中の前記ノズルによって放出されたショットを連続
的に収集する段階と、ショット流を連続的に発生させる
前記段階のために収集されたショットを大気にさらすこ
となく再循環させる段階とを含むことを特徴とするショ
ットピーニング方法にある。
【0013】本発明のショットピーニング装置は、密閉
式システムであってショット及び収集されたデブリが大
気に対してオープンではないので安全である。ショット
を連続閉鎖ループ内で再循環させることにより、従来型
システムで必要な200ポンドと比べ、20ポンドオー
ダーの少量のショットが必要になるに過ぎない。このシ
ョットは汚染され、蒸気発生器の細管のショットピーニ
ング実施後に廃棄しなければならないことに鑑みると、
本発明の新規なシステムのコストは安い。
式システムであってショット及び収集されたデブリが大
気に対してオープンではないので安全である。ショット
を連続閉鎖ループ内で再循環させることにより、従来型
システムで必要な200ポンドと比べ、20ポンドオー
ダーの少量のショットが必要になるに過ぎない。このシ
ョットは汚染され、蒸気発生器の細管のショットピーニ
ング実施後に廃棄しなければならないことに鑑みると、
本発明の新規なシステムのコストは安い。
【0014】本発明のショットピーニング装置は、デブ
リを高効率粒子空気(HEPA)フィルタ内でショット
から分離し、それにより真空系統によって利用される空
気から汚染状態のダストを除去するためのスクリーニン
グ手段を含む。
リを高効率粒子空気(HEPA)フィルタ内でショット
から分離し、それにより真空系統によって利用される空
気から汚染状態のダストを除去するためのスクリーニン
グ手段を含む。
【0015】本発明のもう1つの特徴は、ショット流内
のショット濃度を調節できることである。これは、ショ
ット流発生器に送られる圧縮ガス流の独立制御及びショ
ットをショット流発生器の供給弁に送るショットタンク
の加圧によって達成される。
のショット濃度を調節できることである。これは、ショ
ット流発生器に送られる圧縮ガス流の独立制御及びショ
ットをショット流発生器の供給弁に送るショットタンク
の加圧によって達成される。
【0016】本発明の装置は、供給弁のオリフィスを浄
化するパージ装置を有し、パージガス及びパージされた
ショットを再循環させて真空系統内のスクリーニング手
段に戻す。より詳細には、供給弁はショット供給オリフ
ィスに通じるテーパ底壁及びパージガスをオリフィスを
横切って偏向させるオリフィスに向かって下方に伸びる
バッフルを有する。好ましくは、ショットは、オリフィ
スと整列しているが、その手前で終端しているバッフル
内の供給通路を通ってオリフィスに送られる。
化するパージ装置を有し、パージガス及びパージされた
ショットを再循環させて真空系統内のスクリーニング手
段に戻す。より詳細には、供給弁はショット供給オリフ
ィスに通じるテーパ底壁及びパージガスをオリフィスを
横切って偏向させるオリフィスに向かって下方に伸びる
バッフルを有する。好ましくは、ショットは、オリフィ
スと整列しているが、その手前で終端しているバッフル
内の供給通路を通ってオリフィスに送られる。
【0017】また好ましくは、供給弁は清掃及び修理の
ために分解及び再組立てが容易且つ迅速に行なうことが
できる弁体内のハウジングの組立体である。
ために分解及び再組立てが容易且つ迅速に行なうことが
できる弁体内のハウジングの組立体である。
【0018】また、本発明によれば、ピーニングノズル
を次々に蒸気発生器の細管に整列させるよう位置決めす
るエンドエフェクタは、ショット流供給ホースを前進さ
せてノズルを蒸気発生器の細管内に送り込む駆動装置を
含む。これによりノズル駆動装置は管板の底部に隣接し
て位置決めされることになり、蒸気発生器の細管内にお
けるノズルの位置決めのトラッキングの信頼性が一層高
くなる。
を次々に蒸気発生器の細管に整列させるよう位置決めす
るエンドエフェクタは、ショット流供給ホースを前進さ
せてノズルを蒸気発生器の細管内に送り込む駆動装置を
含む。これによりノズル駆動装置は管板の底部に隣接し
て位置決めされることになり、蒸気発生器の細管内にお
けるノズルの位置決めのトラッキングの信頼性が一層高
くなる。
【0019】本発明の内容は、添付の図面を参照して好
ましい実施例の以下の説明を読むと完全に理解されよ
う。
ましい実施例の以下の説明を読むと完全に理解されよ
う。
【0020】
【実施例】本発明の連続ショットピーニング装置及び方
法は、加圧水型原子力発電所の蒸気発生器を修理するた
めに用いられる。図1は、原子炉格納容器3内に収容さ
れた蒸気発生器1の一部を示している。蒸気発生器1は
その下端に隣接して管板を有し、管板5内には数千本の
伝熱管7の端部が固定されている。管板5の下側には、
入口側9と出口側11に分割された半球形の室が設けら
れている。マンホール13を通って伝熱管7に接近する
ことができる。
法は、加圧水型原子力発電所の蒸気発生器を修理するた
めに用いられる。図1は、原子炉格納容器3内に収容さ
れた蒸気発生器1の一部を示している。蒸気発生器1は
その下端に隣接して管板を有し、管板5内には数千本の
伝熱管7の端部が固定されている。管板5の下側には、
入口側9と出口側11に分割された半球形の室が設けら
れている。マンホール13を通って伝熱管7に接近する
ことができる。
【0021】本発明のショットピーニング装置15は、
管7内の一次側の水による応力腐食割れ(PWSCC)
を無くすのに用いられる。ショットピーニング装置15
は、原子炉格納容器3の内側に配設されたショット流発
生器17を有する。ショット流発生器17のための圧縮
空気が、原子炉格納容器3の外側に設置された空気圧縮
機19によって提供される。空気圧縮機19によって生
じた圧縮空気は、乾燥器21に通され、ホース25を通
って原子炉格納容器3の内側に設置されている空気供給
レシーバータンク23に送られる。レシーバータンク2
3(これは、アキュムレータとして役立つ)圧縮空気を
ホース27を通ってショット流発生器に送る。
管7内の一次側の水による応力腐食割れ(PWSCC)
を無くすのに用いられる。ショットピーニング装置15
は、原子炉格納容器3の内側に配設されたショット流発
生器17を有する。ショット流発生器17のための圧縮
空気が、原子炉格納容器3の外側に設置された空気圧縮
機19によって提供される。空気圧縮機19によって生
じた圧縮空気は、乾燥器21に通され、ホース25を通
って原子炉格納容器3の内側に設置されている空気供給
レシーバータンク23に送られる。レシーバータンク2
3(これは、アキュムレータとして役立つ)圧縮空気を
ホース27を通ってショット流発生器に送る。
【0022】ショット流発生器17は、ショットを圧縮
空気流中に同拌させ、その結果得られたショット流をホ
ース29を通して、エンドエフェクタ33によってピー
ニングされるべき管7内に挿入されるノズル31に送
る。ショット流は、ノズル31によって差し向けられて
管7の内壁に当てられる。使用後のショットは真空ライ
ン35を通ってショット流発生器17に戻される。以下
に詳細に説明するように、ショット流発生器17は戻っ
てきたショット流をクリーニングし、ショット流を完全
に閉鎖されたループ内で発生させるために再循環させ
る。
空気流中に同拌させ、その結果得られたショット流をホ
ース29を通して、エンドエフェクタ33によってピー
ニングされるべき管7内に挿入されるノズル31に送
る。ショット流は、ノズル31によって差し向けられて
管7の内壁に当てられる。使用後のショットは真空ライ
ン35を通ってショット流発生器17に戻される。以下
に詳細に説明するように、ショット流発生器17は戻っ
てきたショット流をクリーニングし、ショット流を完全
に閉鎖されたループ内で発生させるために再循環させ
る。
【0023】ショット流発生器のための真空は、原子炉
格納容器3の内側に設置され真空ライン39によってシ
ョット流発生器17に連結された真空ポンプユニット3
7によって得られる。真空ライン39内に設けられた高
効率粒子空気(HEPA)フィルタ41が、真空ポンプ
によって引き出された空気から、管の内面のピーニング
によって脱落した酸化物及び放射性粒子を含むことがあ
るダストを除去する。
格納容器3の内側に設置され真空ライン39によってシ
ョット流発生器17に連結された真空ポンプユニット3
7によって得られる。真空ライン39内に設けられた高
効率粒子空気(HEPA)フィルタ41が、真空ポンプ
によって引き出された空気から、管の内面のピーニング
によって脱落した酸化物及び放射性粒子を含むことがあ
るダストを除去する。
【0024】ショットピーニング装置15は、格納容器
3の内側に設置されていて、空気圧アンビリカル45に
よりショット流発生器17に連結されているコンソール
43から制御される。安全性を一段と高めるために、オ
ペレータは原子炉格納容器の外側、例えばサービス・バ
ン47内に位置して、遠隔制御ステーション49からシ
ステムの遠隔操作を行なうのがよい。
3の内側に設置されていて、空気圧アンビリカル45に
よりショット流発生器17に連結されているコンソール
43から制御される。安全性を一段と高めるために、オ
ペレータは原子炉格納容器の外側、例えばサービス・バ
ン47内に位置して、遠隔制御ステーション49からシ
ステムの遠隔操作を行なうのがよい。
【0025】ショット流発生器17は図2に概略的に示
されている。ホース27を通って送り出される圧縮空気
の供給量は、系統圧力制御弁51によって制御される。
圧縮空気の流れが、ピーニング空気弁55を介して供給
弁53に送られる。供給弁53はショットを圧縮ガスの
流れの中に送り込んでショット流を発生させる。ショッ
トは、入口弁59を通ってピーニングタンク57から供
給弁53に送られる。ピーニングタンク57は、ショッ
トをロードタンク61からピーニングタンク入口弁63
を通って受け入れる。ピーニングタンクをピーニングタ
ンク制御弁65を通して加圧するのがよい。同様に、ロ
ードタンクをロードタンク制御弁57を介して加圧する
のがよい。ロードタンクは、ロードタンク入口弁69を
備えている。
されている。ホース27を通って送り出される圧縮空気
の供給量は、系統圧力制御弁51によって制御される。
圧縮空気の流れが、ピーニング空気弁55を介して供給
弁53に送られる。供給弁53はショットを圧縮ガスの
流れの中に送り込んでショット流を発生させる。ショッ
トは、入口弁59を通ってピーニングタンク57から供
給弁53に送られる。ピーニングタンク57は、ショッ
トをロードタンク61からピーニングタンク入口弁63
を通って受け入れる。ピーニングタンクをピーニングタ
ンク制御弁65を通して加圧するのがよい。同様に、ロ
ードタンクをロードタンク制御弁57を介して加圧する
のがよい。ロードタンクは、ロードタンク入口弁69を
備えている。
【0026】真空ライン35を通って蒸気発生器の細管
のピーニングから戻ったショットを幾つかのユニットに
通し、かかるユニットにより再循環のためのショットを
ショットクリーニング段階で脱落したデブリから分離す
る。第1に、ショットはスクリーニングユニット73内
のデブリスクリーン71を通る。デブリスクリーン71
をバイブレータ75によって振動させる。このユニット
は、ショットから最小約0.400mmのばらばらの状
態のデブリを除去する。次に、ショットはライン79を
通って再生/空気洗浄ユニット77に移動する。回収さ
れたショットは、ユニットの頂部近傍で再生/空気洗浄
ユニット77に接線方向に流入する。真空が、再生/空
気洗浄ユニット内へ下方へ延びる円筒形導管81を通っ
て引かれる。ショットは円錐形のバッフル83上に落下
し、ショットはバッフル上で下方に転動し、ロードタン
ク入口弁69に連結されている出口内へ移動すると、導
管81の中に吸い込まれる空気によって洗浄される。導
管81は、ホース85によりサイクロンセパレータ87
に連結されており、サイクロンセパレータ87は、再生
/空気洗浄ユニット77からのショットの重いダスト及
び少量のショットのキャリーオーバを除去する。
のピーニングから戻ったショットを幾つかのユニットに
通し、かかるユニットにより再循環のためのショットを
ショットクリーニング段階で脱落したデブリから分離す
る。第1に、ショットはスクリーニングユニット73内
のデブリスクリーン71を通る。デブリスクリーン71
をバイブレータ75によって振動させる。このユニット
は、ショットから最小約0.400mmのばらばらの状
態のデブリを除去する。次に、ショットはライン79を
通って再生/空気洗浄ユニット77に移動する。回収さ
れたショットは、ユニットの頂部近傍で再生/空気洗浄
ユニット77に接線方向に流入する。真空が、再生/空
気洗浄ユニット内へ下方へ延びる円筒形導管81を通っ
て引かれる。ショットは円錐形のバッフル83上に落下
し、ショットはバッフル上で下方に転動し、ロードタン
ク入口弁69に連結されている出口内へ移動すると、導
管81の中に吸い込まれる空気によって洗浄される。導
管81は、ホース85によりサイクロンセパレータ87
に連結されており、サイクロンセパレータ87は、再生
/空気洗浄ユニット77からのショットの重いダスト及
び少量のショットのキャリーオーバを除去する。
【0027】サイクロンセパレータ87は、真空ポンプ
37に接続されている空気ライン39に連結されてい
る。
37に接続されている空気ライン39に連結されてい
る。
【0028】ピーニングタンク57及びロードタンク6
1を、ピーニングタンクベント弁89及びロードタンク
ベント弁91によって、ベントライン93を介して再生
/空気洗浄ユニット77内へガス抜きするのがよい。以
下に詳細に説明するように、供給弁53を、空気ジェッ
ト/エゼクタポンプ弁95及びパージ弁97によって制
御される空気ジェットによってパージするのがよく、弁
95は空気ジェットを供給弁内に導入し、パージ弁97
は供給弁からパージされたショット及びデブリをライン
99を通してデブリスクリーニングユニット73に差し
戻す。エゼクタポンプ101により、パージライン99
に対する真空ブーストが得られる。
1を、ピーニングタンクベント弁89及びロードタンク
ベント弁91によって、ベントライン93を介して再生
/空気洗浄ユニット77内へガス抜きするのがよい。以
下に詳細に説明するように、供給弁53を、空気ジェッ
ト/エゼクタポンプ弁95及びパージ弁97によって制
御される空気ジェットによってパージするのがよく、弁
95は空気ジェットを供給弁内に導入し、パージ弁97
は供給弁からパージされたショット及びデブリをライン
99を通してデブリスクリーニングユニット73に差し
戻す。エゼクタポンプ101により、パージライン99
に対する真空ブーストが得られる。
【0029】ロードタンク91は、ショット流の連続発
生を可能にしながら、連続ショットピーニング装置の真
空側と加圧側との間にエアロックを形成する。ピーニン
グタンク57は、ショットを供給弁53に送るために弁
65を通って供給される圧縮空気により加圧される。他
方、真空が再生/空気洗浄ユニット77内へ引かれる。
ロードタンク61は、再生/空気洗浄ユニット77によ
って空気流から分離されたショットを受け入れてこれを
必要に応じピーニングタンク57に供給する。したがっ
て、ロードタンク61は、ピーニングタンク57と再生
/空気洗浄ユニット77に対する選択的な隔離と連結を
交互に行なわなければならない。ロードタンク61は、
ショットの量を測定できる目盛り容器を形成する下部円
筒形部分61aを有する。ショットは既知の量を表わす
所定レベルに達するとセンサ62により信号が出され
る。ロードタンクが所定のレベルまで満たされるのに要
する時間を測定することにより、ショットの流量を計算
することができる。ロードタンクの上部内に位置した第
2のセンサ64は、ロードタンクが実質的に一杯になっ
た時期を指示する。類似のセンサ58は、ピーニングタ
ンク内のショットのレベルが所定のレベル、例えばピー
ニングタンクにショットを再び挿入する必要性を指示す
るレベルに達した時期を指示する。
生を可能にしながら、連続ショットピーニング装置の真
空側と加圧側との間にエアロックを形成する。ピーニン
グタンク57は、ショットを供給弁53に送るために弁
65を通って供給される圧縮空気により加圧される。他
方、真空が再生/空気洗浄ユニット77内へ引かれる。
ロードタンク61は、再生/空気洗浄ユニット77によ
って空気流から分離されたショットを受け入れてこれを
必要に応じピーニングタンク57に供給する。したがっ
て、ロードタンク61は、ピーニングタンク57と再生
/空気洗浄ユニット77に対する選択的な隔離と連結を
交互に行なわなければならない。ロードタンク61は、
ショットの量を測定できる目盛り容器を形成する下部円
筒形部分61aを有する。ショットは既知の量を表わす
所定レベルに達するとセンサ62により信号が出され
る。ロードタンクが所定のレベルまで満たされるのに要
する時間を測定することにより、ショットの流量を計算
することができる。ロードタンクの上部内に位置した第
2のセンサ64は、ロードタンクが実質的に一杯になっ
た時期を指示する。類似のセンサ58は、ピーニングタ
ンク内のショットのレベルが所定のレベル、例えばピー
ニングタンクにショットを再び挿入する必要性を指示す
るレベルに達した時期を指示する。
【0030】供給弁53は図3に詳細に示されている。
供給弁は、底部から上方に延びる盲孔105を備えた円
筒形のハウジング103を有している。一対の直径方向
反対側の半径方向ボア107,109が、ピーニングガ
スの入口及び出口ポートをそれぞれ形成している。もう
1つの対をなす直径方向反対側の半径方向ボア111,
113が、ハウジング103内のパージガスの入口及び
出口ポートをそれぞれ形成している。想像線114の下
方で図3の供給弁53の部分は、説明上90°回転して
示されている。かくして実際には、ピーニングガスポー
トはパージガスポートに対して90°の角度をなして位
置している。
供給弁は、底部から上方に延びる盲孔105を備えた円
筒形のハウジング103を有している。一対の直径方向
反対側の半径方向ボア107,109が、ピーニングガ
スの入口及び出口ポートをそれぞれ形成している。もう
1つの対をなす直径方向反対側の半径方向ボア111,
113が、ハウジング103内のパージガスの入口及び
出口ポートをそれぞれ形成している。想像線114の下
方で図3の供給弁53の部分は、説明上90°回転して
示されている。かくして実際には、ピーニングガスポー
トはパージガスポートに対して90°の角度をなして位
置している。
【0031】供給弁53はさらに、ハウジングのボア1
05内へ滑り込む円筒形弁体115を有する。弁体11
5の上端部は、交換可能なインサート123内に設けら
れた面取りオリフィス121まで下方にテーパした円錐
形底壁119を備えた円筒形室117を形成しており、
交換可能なインサート123は、室117とピーニング
ガス入口及び出口ポート107,109と一線をなす横
方向ガス通路125の間に延びている。パージガス入口
127は、室157をパージガス入口ポート111に連
結し、弁体115内のパージガス出口129はこの室と
パージガス出口ポート113とを互いに接続している。
05内へ滑り込む円筒形弁体115を有する。弁体11
5の上端部は、交換可能なインサート123内に設けら
れた面取りオリフィス121まで下方にテーパした円錐
形底壁119を備えた円筒形室117を形成しており、
交換可能なインサート123は、室117とピーニング
ガス入口及び出口ポート107,109と一線をなす横
方向ガス通路125の間に延びている。パージガス入口
127は、室157をパージガス入口ポート111に連
結し、弁体115内のパージガス出口129はこの室と
パージガス出口ポート113とを互いに接続している。
【0032】ラベットが設けられた円筒形キャップ13
1が、室117の頂部を包囲するよう弁体115の上端
部に嵌め込まれていて、ピン133によって定位置に保
持されている。一体の直径方向バッフル135が、キャ
ップ131から軸方向下方に延びているが、オリフィス
121の手前で終端している。オリフィス121と整列
した供給ボア137が、キャップ131及びバッフル1
35を軸方向に通り、またキャップ131とボア115
の端部との間に設けられたシール139を通って延びて
いる。供給ボア137は、ハウジング103に設けられ
ている軸方向ボア141と整列しており、この軸方向ボ
ア141はネック143を通って上方に延び、この軸方
向ボア141を通ってショットがピーニングタンク57
から受け入れられる。
1が、室117の頂部を包囲するよう弁体115の上端
部に嵌め込まれていて、ピン133によって定位置に保
持されている。一体の直径方向バッフル135が、キャ
ップ131から軸方向下方に延びているが、オリフィス
121の手前で終端している。オリフィス121と整列
した供給ボア137が、キャップ131及びバッフル1
35を軸方向に通り、またキャップ131とボア115
の端部との間に設けられたシール139を通って延びて
いる。供給ボア137は、ハウジング103に設けられ
ている軸方向ボア141と整列しており、この軸方向ボ
ア141はネック143を通って上方に延び、この軸方
向ボア141を通ってショットがピーニングタンク57
から受け入れられる。
【0033】弁体115は、袋ナット145によってハ
ウジング103内のボア105内に固定されており、ピ
ン147によってハウジング103のポートと種々の入
口及び出口の整列のためにキー止めされている。弁体
は、一対のO(オー)リング149及びシール139に
よってハウジング103内に密封されている。弁体11
5に設けられた軸方向ボア151は、弁を分解すること
なくクリーニングできるようオリフィスに容易に接近で
きるようにするためにオリフィス121と整列してい
る。ボア151は袋ナット153で塞がれているが、変
形例として、電磁操作のプローブまたは空気エゼクタを
ボア151内に固定してオリフィス121の自動遠隔ク
リーニングを行なってもよい。
ウジング103内のボア105内に固定されており、ピ
ン147によってハウジング103のポートと種々の入
口及び出口の整列のためにキー止めされている。弁体
は、一対のO(オー)リング149及びシール139に
よってハウジング103内に密封されている。弁体11
5に設けられた軸方向ボア151は、弁を分解すること
なくクリーニングできるようオリフィスに容易に接近で
きるようにするためにオリフィス121と整列してい
る。ボア151は袋ナット153で塞がれているが、変
形例として、電磁操作のプローブまたは空気エゼクタを
ボア151内に固定してオリフィス121の自動遠隔ク
リーニングを行なってもよい。
【0034】ピーニングタンク57からのショットは、
ハウジング103のボア131及びボア137を通って
下方に送られて室117に送り込まれ、ここでショット
は円錐形底壁119を漏斗状に下方に移動してオリフィ
ス121内に送り込まれる。オリフィス121は、圧縮
機ユニット19からホース27によって入口ポート10
7を通ってガス通路125に供給される圧縮空気の流れ
の中にショットを同伴させる。ショット流は、出口ボア
109を通ってホース29内へ送り込まれ、ショットピ
ーニングのためにノズルに送られる。
ハウジング103のボア131及びボア137を通って
下方に送られて室117に送り込まれ、ここでショット
は円錐形底壁119を漏斗状に下方に移動してオリフィ
ス121内に送り込まれる。オリフィス121は、圧縮
機ユニット19からホース27によって入口ポート10
7を通ってガス通路125に供給される圧縮空気の流れ
の中にショットを同伴させる。ショット流は、出口ボア
109を通ってホース29内へ送り込まれ、ショットピ
ーニングのためにノズルに送られる。
【0035】もしショットが室117内でケイク状にな
った場合には、供給弁53を、空気ジェットパージ入口
111を通って導入することによりパージするのがよ
い。バッフル135はパージガス流をバッフルの下で下
方に差し向け円錐形底壁119に沿ってオリフィス12
1に差し向ける。パージガスは、ショット及びデブリを
脱落させ、これらをパージ出口129を介してパージラ
イン99に送り込む。ハウジング103に設けられたボ
ア内に取り付けられるセンサ155、例えば容量性セン
サが、ショットがボア141内にないことを検出するこ
とにより、供給弁内の閉塞状態がなくなった時期を指示
する。
った場合には、供給弁53を、空気ジェットパージ入口
111を通って導入することによりパージするのがよ
い。バッフル135はパージガス流をバッフルの下で下
方に差し向け円錐形底壁119に沿ってオリフィス12
1に差し向ける。パージガスは、ショット及びデブリを
脱落させ、これらをパージ出口129を介してパージラ
イン99に送り込む。ハウジング103に設けられたボ
ア内に取り付けられるセンサ155、例えば容量性セン
サが、ショットがボア141内にないことを検出するこ
とにより、供給弁内の閉塞状態がなくなった時期を指示
する。
【0036】供給弁53のユニークな構造は、連続ショ
ット流を発生させるための頑丈で信頼性の高い手段を構
成する。さらに、供給弁53の構成により、交換または
修理の場合に容易且つ迅速に分解することができるよう
になる。供給弁53はまた、弁全体を分解することなく
自動的なパージ作用及びオリフィスの洗浄を行なうこと
ができる。
ット流を発生させるための頑丈で信頼性の高い手段を構
成する。さらに、供給弁53の構成により、交換または
修理の場合に容易且つ迅速に分解することができるよう
になる。供給弁53はまた、弁全体を分解することなく
自動的なパージ作用及びオリフィスの洗浄を行なうこと
ができる。
【0037】供給弁53内のショット流発生器によって
生じたショット流は、ホース29を通ってノズル31に
送られる。上述のように、ノズル31は、蒸気発生器の
管7と整列しており、エンドエフェクタ33によって管
7内へ送り込まれる。図4は、ノズル31及びエンドエ
フェクタ33の関連部分を詳細に示している。エンドエ
フェクタ33は、検査されるべき管に隣接して管7に係
合して管板5の下側にエンドエフェクタを支持する3つ
のカムロック157(1つしか図示せず)を備えてい
る。スタンドオフピン119(1つしか図示せず)が検
査されるべき管とノズルの軸方向の整列が可能なように
エンドエフェクタの水平をとると共にエンドエフェクタ
を管板から離隔させることができる。当該技術分野で公
知のように、エンドエフェクタを管板の下で遠隔操縦し
てノズル31を検査されるべき管の各々に次々に整列さ
せることができる。エンドエフェクタに取り付けられて
いるテレビジョンカメラ161により、オペレータはこ
の整列状態を容易に監視できる。
生じたショット流は、ホース29を通ってノズル31に
送られる。上述のように、ノズル31は、蒸気発生器の
管7と整列しており、エンドエフェクタ33によって管
7内へ送り込まれる。図4は、ノズル31及びエンドエ
フェクタ33の関連部分を詳細に示している。エンドエ
フェクタ33は、検査されるべき管に隣接して管7に係
合して管板5の下側にエンドエフェクタを支持する3つ
のカムロック157(1つしか図示せず)を備えてい
る。スタンドオフピン119(1つしか図示せず)が検
査されるべき管とノズルの軸方向の整列が可能なように
エンドエフェクタの水平をとると共にエンドエフェクタ
を管板から離隔させることができる。当該技術分野で公
知のように、エンドエフェクタを管板の下で遠隔操縦し
てノズル31を検査されるべき管の各々に次々に整列さ
せることができる。エンドエフェクタに取り付けられて
いるテレビジョンカメラ161により、オペレータはこ
の整列状態を容易に監視できる。
【0038】ショット流発生器からのホース29は、ス
リーブ163を上方に通ってエンドエフェクタ真空室1
65内に延びる。ホース29の一端に取り付けられたノ
ズル31は、管7のピーニングのために、ホース29か
ら軸方向に送り出されたショット流を半径方向外方に偏
向させる末広がりの円筒形表面169を備えたデフレク
タ167を有する。デフレクタ167の上方に位置した
スペーサ171が、ショットを閉じ込めるよう管7内に
シールを形成すると共にノズルを引っ込める時に管7の
壁からショット、酸化物及び他のデブリを除去する環状
のブラシ173を支持する。ブラシ173の上方に位置
したフィン付きの心出しヘッド175が、ブラシ17
3、スペーサ171及びデフレクタ167を貫通して、
ホース29の自由端の内側で金属スリーブ181内に固
定されたスパイダ179にねじ込まれているステム17
7を有する。
リーブ163を上方に通ってエンドエフェクタ真空室1
65内に延びる。ホース29の一端に取り付けられたノ
ズル31は、管7のピーニングのために、ホース29か
ら軸方向に送り出されたショット流を半径方向外方に偏
向させる末広がりの円筒形表面169を備えたデフレク
タ167を有する。デフレクタ167の上方に位置した
スペーサ171が、ショットを閉じ込めるよう管7内に
シールを形成すると共にノズルを引っ込める時に管7の
壁からショット、酸化物及び他のデブリを除去する環状
のブラシ173を支持する。ブラシ173の上方に位置
したフィン付きの心出しヘッド175が、ブラシ17
3、スペーサ171及びデフレクタ167を貫通して、
ホース29の自由端の内側で金属スリーブ181内に固
定されたスパイダ179にねじ込まれているステム17
7を有する。
【0039】エンドエフェクタ内の真空室165の上端
部にはピーニング停止部183が設けられており、この
停止部183は軸方向ボア185を有する。ピーニング
停止部の頂部に位置した面取りカウンタボア187が、
ボア185と共に肩189を形成する。ピーニング停止
部183の下端部に設けれたカラー191もまた、面取
りカウンタボア193を有する。ノズル31はピーニン
グ停止部183を上方に貫通している。ボア185の直
径はデフレクタ167及びスペーサ171よりも大きい
が、ブラシ173の直径よりも小さく、したがってノズ
ルをエンドエフェクタ内に引き込めた状態では、ブラシ
173はカタ189に着座するようになっている。
部にはピーニング停止部183が設けられており、この
停止部183は軸方向ボア185を有する。ピーニング
停止部の頂部に位置した面取りカウンタボア187が、
ボア185と共に肩189を形成する。ピーニング停止
部183の下端部に設けれたカラー191もまた、面取
りカウンタボア193を有する。ノズル31はピーニン
グ停止部183を上方に貫通している。ボア185の直
径はデフレクタ167及びスペーサ171よりも大きい
が、ブラシ173の直径よりも小さく、したがってノズ
ルをエンドエフェクタ内に引き込めた状態では、ブラシ
173はカタ189に着座するようになっている。
【0040】ノズル31は、エンドエフェクタに設けら
れた一体型駆動ユニット195によって管7内に伸長さ
れたりピーニング停止部183内に引っ込められたりす
る。駆動ユニットは、一対の水平方向に間隔をおいて位
置した駆動ホイール197,199を含み、これら駆動
ホイールの間にはホース29が通っている。第3の駆動
ホイール201がホース29を、エンコーダ205を駆
動するアイドラホイール203に押し付けている。モー
タ207が第3の駆動ホイールを回転させてホース29
を、したがってノズル31を管7の中に送り込む。
れた一体型駆動ユニット195によって管7内に伸長さ
れたりピーニング停止部183内に引っ込められたりす
る。駆動ユニットは、一対の水平方向に間隔をおいて位
置した駆動ホイール197,199を含み、これら駆動
ホイールの間にはホース29が通っている。第3の駆動
ホイール201がホース29を、エンコーダ205を駆
動するアイドラホイール203に押し付けている。モー
タ207が第3の駆動ホイールを回転させてホース29
を、したがってノズル31を管7の中に送り込む。
【0041】ホース29は管7の下方へわずかな距離の
ところから直線状に直接に駆動されスリーブ163及び
ピーニング停止部183によって案内されるので、エン
コーダ205により、管7内へのプローブの正確な挿入
度が得られる。
ところから直線状に直接に駆動されスリーブ163及び
ピーニング停止部183によって案内されるので、エン
コーダ205により、管7内へのプローブの正確な挿入
度が得られる。
【0042】エンドエフェクタの真空室165はその下
端部207が真空ライン35に連結されている。ピーニ
ング中、管7内に送り出されたショットは真空室165
内へ落下し、ショットはこの真空室165から、真空ラ
イン35を介して真空によって引き出され、ショット流
発生器17に送られて再循環される。エンドエフェクタ
に設けられたボア209を介して空気が真空系統又は真
空システムに供給される。このボア209は空気が開口
部213を通ってスリーブ163内へ分配される管状の
室211と連通している。空気を真空系統によってスリ
ーブ163とホース29の間から吸引するので、デブリ
がこの隙間の中に入り込むことがなく、事実上、ホース
29の空気軸受が構成される。修理中の管の周りでピー
ニング停止部183と管板の底部との間にはシール21
5が設けられている。
端部207が真空ライン35に連結されている。ピーニ
ング中、管7内に送り出されたショットは真空室165
内へ落下し、ショットはこの真空室165から、真空ラ
イン35を介して真空によって引き出され、ショット流
発生器17に送られて再循環される。エンドエフェクタ
に設けられたボア209を介して空気が真空系統又は真
空システムに供給される。このボア209は空気が開口
部213を通ってスリーブ163内へ分配される管状の
室211と連通している。空気を真空系統によってスリ
ーブ163とホース29の間から吸引するので、デブリ
がこの隙間の中に入り込むことがなく、事実上、ホース
29の空気軸受が構成される。修理中の管の周りでピー
ニング停止部183と管板の底部との間にはシール21
5が設けられている。
【0043】図4に示す構成によりショット流の連続発
生が可能になる。管7のピーニングを終えると、ノズル
を図示のように図4のショットピーニング停止部183
内に引っ込めて、ショットを連続的に放出させてショッ
トピーニング停止部に当たるようにすることができる。
ブラシ173を肩189に着座させた状態で、ショット
のすべてをショット室165内に閉じ込め、したがって
エンドエフェクタ33をショット流の流れを中断させる
ことなく、ピーニングすべき次の管と整列させるよう位
置決めすることができる。
生が可能になる。管7のピーニングを終えると、ノズル
を図示のように図4のショットピーニング停止部183
内に引っ込めて、ショットを連続的に放出させてショッ
トピーニング停止部に当たるようにすることができる。
ブラシ173を肩189に着座させた状態で、ショット
のすべてをショット室165内に閉じ込め、したがって
エンドエフェクタ33をショット流の流れを中断させる
ことなく、ピーニングすべき次の管と整列させるよう位
置決めすることができる。
【0044】図5及び図6は、本発明の連続ショットピ
ーニング装置の空気制御システムの略図を示している。
符号217は、空気ライン中のクイックディスコネクト
を表わしている。システムの空気弁は常開であり、電磁
弁によって制御される空気圧を与えると閉じる。特記し
なければ、電磁弁は常閉である。図5及び図6の想像線
の中に示す構成部品は、原子炉格納容器の内側に位置し
たコンソール43内に配置されているが、図1に示すよ
うにショット流発生器17からは省略されている。圧縮
機のオーバーライン27から受け入れられた圧縮空気
は、電磁式系統圧力制御弁51によってシステムに導入
される。系統圧力は調節器221によって維持され系統
圧力ゲージ223によって指示される。系統圧力スイッ
チ225は、もし系統圧力が所定限度を越えると作動す
る。
ーニング装置の空気制御システムの略図を示している。
符号217は、空気ライン中のクイックディスコネクト
を表わしている。システムの空気弁は常開であり、電磁
弁によって制御される空気圧を与えると閉じる。特記し
なければ、電磁弁は常閉である。図5及び図6の想像線
の中に示す構成部品は、原子炉格納容器の内側に位置し
たコンソール43内に配置されているが、図1に示すよ
うにショット流発生器17からは省略されている。圧縮
機のオーバーライン27から受け入れられた圧縮空気
は、電磁式系統圧力制御弁51によってシステムに導入
される。系統圧力は調節器221によって維持され系統
圧力ゲージ223によって指示される。系統圧力スイッ
チ225は、もし系統圧力が所定限度を越えると作動す
る。
【0045】圧力ゲージ229を備えた制御弁レギュレ
ータ227が圧縮空気を多数の制御弁ソレノイドに供給
する。ソレノイド231は、ロードタンク入口弁69及
びベント弁91を動作させるための空気圧を生じさせ
る。遅延手段233が、ベント弁91の開放によりタン
クがガス抜きされた後までロードタンク入口弁の開放時
期を遅らせる。ソレノイド231を付勢すると、両方の
弁が同時に閉じる。
ータ227が圧縮空気を多数の制御弁ソレノイドに供給
する。ソレノイド231は、ロードタンク入口弁69及
びベント弁91を動作させるための空気圧を生じさせ
る。遅延手段233が、ベント弁91の開放によりタン
クがガス抜きされた後までロードタンク入口弁の開放時
期を遅らせる。ソレノイド231を付勢すると、両方の
弁が同時に閉じる。
【0046】ソレノイド237はピーニングタンク入口
弁63の開放を制御し、ソレノイド239は供給弁入口
弁59を制御し、ソレノイド241はピーニングタンク
ベント弁89を動作させる。供給弁のためのパージ弁9
7はソレノイド243によって動作される。ソレノイド
239,243は常開である。ソレノイド231,23
7,241を消勢すると共にソレノイド239,243
を付勢すると、制御圧力がライン235に与えられる。
弁63の開放を制御し、ソレノイド239は供給弁入口
弁59を制御し、ソレノイド241はピーニングタンク
ベント弁89を動作させる。供給弁のためのパージ弁9
7はソレノイド243によって動作される。ソレノイド
239,243は常開である。ソレノイド231,23
7,241を消勢すると共にソレノイド239,243
を付勢すると、制御圧力がライン235に与えられる。
【0047】本発明のユニークな特徴は、ショットを供
給弁に送り込む圧力が、供給弁51に対するガス流量の
圧力とは無関係に調節でき、ショット流内のショット濃
度を調節できるということである。したがって、別々の
レギュレータがピーニングタンク圧力及びピーニング空
気圧を調節する。ピーニングタンク圧力及びロードタン
ク圧力はピーニング及びロードタンクスレーブレギュレ
ータ245によって調節される。電磁式ピーニングタン
ク制御弁65は逆止弁249を介してピーニングタンク
57の加圧を制御し、電磁式ロードタンク制御弁67は
逆止弁253によってロードタンク61を加圧する。
給弁に送り込む圧力が、供給弁51に対するガス流量の
圧力とは無関係に調節でき、ショット流内のショット濃
度を調節できるということである。したがって、別々の
レギュレータがピーニングタンク圧力及びピーニング空
気圧を調節する。ピーニングタンク圧力及びロードタン
ク圧力はピーニング及びロードタンクスレーブレギュレ
ータ245によって調節される。電磁式ピーニングタン
ク制御弁65は逆止弁249を介してピーニングタンク
57の加圧を制御し、電磁式ロードタンク制御弁67は
逆止弁253によってロードタンク61を加圧する。
【0048】ショット流の発生のために供給弁53に供
給されるガスの流れの圧力は、ピーニング空気スレーブ
レギュレータ255によって調節される。ピーニング空
気流は、逆止弁259を介して電磁式ピーニング空気弁
55によって制御される。ピーニング空気圧力をゲージ
261を観察することによりショット流発生器のところ
で監視することができる。ピーニング及びロードタンク
スレーブレギュレータ245及びピーニング空気スレー
ブレギュレータ255は、それぞれピーニング及びロー
ドタンクパイロット式レギュレータ263及びピーニン
グ空気パイロット式レギュレータ265によってコンソ
ール53から遠隔操作される。それぞれの圧力をゲージ
267,269によってコンソールのところで監視する
ことができる。
給されるガスの流れの圧力は、ピーニング空気スレーブ
レギュレータ255によって調節される。ピーニング空
気流は、逆止弁259を介して電磁式ピーニング空気弁
55によって制御される。ピーニング空気圧力をゲージ
261を観察することによりショット流発生器のところ
で監視することができる。ピーニング及びロードタンク
スレーブレギュレータ245及びピーニング空気スレー
ブレギュレータ255は、それぞれピーニング及びロー
ドタンクパイロット式レギュレータ263及びピーニン
グ空気パイロット式レギュレータ265によってコンソ
ール53から遠隔操作される。それぞれの圧力をゲージ
267,269によってコンソールのところで監視する
ことができる。
【0049】供給弁53のパージ操作は電磁式空気ジェ
ット/エゼクタポンプ弁95によって制御される。空気
ジェットレギュレータ273が逆止弁275を介して供
給弁に与えられる空気ジェットの圧力を制御する。空気
ジェット圧力を圧力ゲージ277を用いて監視すること
ができる。エゼクタポンプレギュレータ279がエゼク
タポンプ101を動作させるよう供給される圧縮空気の
圧力を制御し、エゼクタポンプ101は、パージされた
ショットを供給弁からスクリーニングユニット73に移
送するための真空ブースタを構成する。この圧力をゲー
ジ281によって監視することができる。スクリーニン
グユニット内のバイブレータ75を、系統圧力状態にあ
るライン283を通して供給される圧縮空気で動作させ
る。ノズル31へのショット流の流量は、供給弁53の
下流側に万全を期して設けられた流量計285によって
監視される。上述のように、サイクロン87が再生器7
7からの重いダスト粒子及びキャリーオーバショットを
除去する。一次側フィルタ287が約0.100mm以
上の粒子を除去する。△Pスイッチ289がこのフィル
タの前後の圧力降下を監視し、もしこの圧力降下が大き
過ぎる場合にはフィルタのオーバーロードを指示するよ
う作動される。ゲージ291はこの圧力降下の指示を出
す。真空スイッチ293は、システム内の真空が最小値
以下に低下して真空圧力がゲージ295によって測定さ
れると作動される。
ット/エゼクタポンプ弁95によって制御される。空気
ジェットレギュレータ273が逆止弁275を介して供
給弁に与えられる空気ジェットの圧力を制御する。空気
ジェット圧力を圧力ゲージ277を用いて監視すること
ができる。エゼクタポンプレギュレータ279がエゼク
タポンプ101を動作させるよう供給される圧縮空気の
圧力を制御し、エゼクタポンプ101は、パージされた
ショットを供給弁からスクリーニングユニット73に移
送するための真空ブースタを構成する。この圧力をゲー
ジ281によって監視することができる。スクリーニン
グユニット内のバイブレータ75を、系統圧力状態にあ
るライン283を通して供給される圧縮空気で動作させ
る。ノズル31へのショット流の流量は、供給弁53の
下流側に万全を期して設けられた流量計285によって
監視される。上述のように、サイクロン87が再生器7
7からの重いダスト粒子及びキャリーオーバショットを
除去する。一次側フィルタ287が約0.100mm以
上の粒子を除去する。△Pスイッチ289がこのフィル
タの前後の圧力降下を監視し、もしこの圧力降下が大き
過ぎる場合にはフィルタのオーバーロードを指示するよ
う作動される。ゲージ291はこの圧力降下の指示を出
す。真空スイッチ293は、システム内の真空が最小値
以下に低下して真空圧力がゲージ295によって測定さ
れると作動される。
【0050】HEPAフィルタ41は真空系統内のガス
流から最小0.0003mmの粒子を除去する。粒子を
さらに除去するために、第2のHEPAフィルタ297
が真空ポンプ37に設けられている。
流から最小0.0003mmの粒子を除去する。粒子を
さらに除去するために、第2のHEPAフィルタ297
が真空ポンプ37に設けられている。
【0051】空気圧系統又はシステムは上述のように空
気をボア209を通してエンドエフェクタのシールに供
給する。この圧力は、空気シール圧力レギュレータ29
9によって調節され、空気シール圧力ゲージ301によ
って監視され、空気シール制御弁303によって調節さ
れる。ゲート圧力はまた、エンドエフェクタのカムロッ
ク157に印加される。この圧力は、カムロック圧力レ
ギュレータ305によって調節され、圧力ゲージ307
によって監視され、ソレノイドカムロック制御弁309
によって調節される。空気圧システム全体を、システム
パージ弁311,313を開放させることによってパー
ジすることができる。
気をボア209を通してエンドエフェクタのシールに供
給する。この圧力は、空気シール圧力レギュレータ29
9によって調節され、空気シール圧力ゲージ301によ
って監視され、空気シール制御弁303によって調節さ
れる。ゲート圧力はまた、エンドエフェクタのカムロッ
ク157に印加される。この圧力は、カムロック圧力レ
ギュレータ305によって調節され、圧力ゲージ307
によって監視され、ソレノイドカムロック制御弁309
によって調節される。空気圧システム全体を、システム
パージ弁311,313を開放させることによってパー
ジすることができる。
【0052】本発明の連続ショットピーニング装置の作
用を説明すると、ピーニングタンク制御弁65を開放し
てピーニングタンク57を加圧し、供給入口弁59を開
放してショットをピーニングタンクから供給弁53に送
り込む。ピーニング空気弁55もまた開放して圧縮空気
の流れを供給弁53に供給してショット流を発生させ
る。
用を説明すると、ピーニングタンク制御弁65を開放し
てピーニングタンク57を加圧し、供給入口弁59を開
放してショットをピーニングタンクから供給弁53に送
り込む。ピーニング空気弁55もまた開放して圧縮空気
の流れを供給弁53に供給してショット流を発生させ
る。
【0053】エンドエフェクタ33を、ピーニングされ
るべき管7とノズル31を整列させるよう位置決めす
る。次にモータ207を付勢してノズル31を管7の内
側で上方に送り込む。ノズル31はショット流を管壁に
当てて管の内周部をピーニングする。空気シール制御弁
303もまたこの時点では開いており、圧縮空気の流れ
をホース29の回りでスリーブ163に送り込み、真空
系統のためのシール及び空気の流れを提供する。
るべき管7とノズル31を整列させるよう位置決めす
る。次にモータ207を付勢してノズル31を管7の内
側で上方に送り込む。ノズル31はショット流を管壁に
当てて管の内周部をピーニングする。空気シール制御弁
303もまたこの時点では開いており、圧縮空気の流れ
をホース29の回りでスリーブ163に送り込み、真空
系統のためのシール及び空気の流れを提供する。
【0054】真空ポンプ37を作動させながら、真空室
165内へ落下した使用済みのショットをホース35を
通して引き出してスクリーニングユニット73に送り、
スクリーニングユニット73はショットがスクリーン7
1を通過する際にショットから大きなデブリを除去す
る。次に、スクリーニングされたショットは再生/空気
洗浄ユニット77に通され、ここでショットはガス流か
ら分離され開放ロードタンク入口弁69を通ってロード
タンク61内へ落下する。この段階において、ピーニン
グタンク入口弁63を閉じ、ロードタンクのベント弁9
1を開いている。再生/空気洗浄ユニット77内のショ
ットから分離された空気及びデブリはサイクロン87を
通り、このサイクロン87は大きなデブリ及びショット
のキャリーオーバをもう一度除去する。次に、真空の流
れが一次側フィルタ287及び2つのHEPAフィルタ
41,297を通る。
165内へ落下した使用済みのショットをホース35を
通して引き出してスクリーニングユニット73に送り、
スクリーニングユニット73はショットがスクリーン7
1を通過する際にショットから大きなデブリを除去す
る。次に、スクリーニングされたショットは再生/空気
洗浄ユニット77に通され、ここでショットはガス流か
ら分離され開放ロードタンク入口弁69を通ってロード
タンク61内へ落下する。この段階において、ピーニン
グタンク入口弁63を閉じ、ロードタンクのベント弁9
1を開いている。再生/空気洗浄ユニット77内のショ
ットから分離された空気及びデブリはサイクロン87を
通り、このサイクロン87は大きなデブリ及びショット
のキャリーオーバをもう一度除去する。次に、真空の流
れが一次側フィルタ287及び2つのHEPAフィルタ
41,297を通る。
【0055】再生/空気洗浄ユニット77によりロード
タンク61へ送られた回収後のショットがセンサ62の
レベルに達するのに要する時間を測定して再循環ショッ
トの流量を計算する。ピーニングタンク内のショットの
レベルがセンサ58に達すると、ソレノイド231を付
勢してロードタンク入口弁69及びロードタンクベント
弁91を閉じる。次に、ロードタンク制御弁251を作
動させてロードタンクを加圧する。この次にソレノイド
237を動作させてピーニングタンク入口弁63を開放
してロードタンク61からピーニングタンク57へのシ
ョットの移送を可能にする。移送が完了すると、ソレノ
イド237を付勢してピーニングタンク入口弁63を閉
じる。次に、ソレノイド231を消勢してピーニングタ
ンクベント弁91を開き、ロードタンクの減圧を可能に
するのに十分な時間遅延の後、ロードタンク入口弁69
を開いて、再循環したショットを再びロードタンク61
内に収集する。このようにショットを連続的に再循環さ
せることにより、必要なショットの量は少なくなる。例
えば、適切な作動のために従来のオープンシステムにお
いてはショットが200ポンド必要であったが、本発明
の例示の実施例では必要なショットの量は約20ポンド
に過ぎない。パイロット式レギュレータ265によるピ
ーニング空気レギュレータ255とパイロット式レギュ
レータ263によるピーニング及びロードタンクスレー
ブレギュレータ245の独立制御により、供給弁53へ
の圧縮ガス流の圧力と供給弁へのショットのプレッシャ
ーアシスト流量を互いに独立して調節してショット流中
のショット濃度を調節することができる。
タンク61へ送られた回収後のショットがセンサ62の
レベルに達するのに要する時間を測定して再循環ショッ
トの流量を計算する。ピーニングタンク内のショットの
レベルがセンサ58に達すると、ソレノイド231を付
勢してロードタンク入口弁69及びロードタンクベント
弁91を閉じる。次に、ロードタンク制御弁251を作
動させてロードタンクを加圧する。この次にソレノイド
237を動作させてピーニングタンク入口弁63を開放
してロードタンク61からピーニングタンク57へのシ
ョットの移送を可能にする。移送が完了すると、ソレノ
イド237を付勢してピーニングタンク入口弁63を閉
じる。次に、ソレノイド231を消勢してピーニングタ
ンクベント弁91を開き、ロードタンクの減圧を可能に
するのに十分な時間遅延の後、ロードタンク入口弁69
を開いて、再循環したショットを再びロードタンク61
内に収集する。このようにショットを連続的に再循環さ
せることにより、必要なショットの量は少なくなる。例
えば、適切な作動のために従来のオープンシステムにお
いてはショットが200ポンド必要であったが、本発明
の例示の実施例では必要なショットの量は約20ポンド
に過ぎない。パイロット式レギュレータ265によるピ
ーニング空気レギュレータ255とパイロット式レギュ
レータ263によるピーニング及びロードタンクスレー
ブレギュレータ245の独立制御により、供給弁53へ
の圧縮ガス流の圧力と供給弁へのショットのプレッシャ
ーアシスト流量を互いに独立して調節してショット流中
のショット濃度を調節することができる。
【0056】管7のピーニングが完了すると、エンドエ
フェクタ33のモーターを作動させて図4に示すように
ノズル31を真空室165のエンドエフェクタ内へ引っ
込める。これにより、ノズル31は、中断させないでシ
ョット流を連続的に放出することができる。その理由
は、エンドエフェクタがピーニングされるべき次の管7
と整列するよう再位置決めされるからである。これによ
り、ショット流を管の相互間で移送するとき、システム
の全体にわたりショット流の送出しを再確立するのに必
要な時間遅延が不要になるので時間が節約される。
フェクタ33のモーターを作動させて図4に示すように
ノズル31を真空室165のエンドエフェクタ内へ引っ
込める。これにより、ノズル31は、中断させないでシ
ョット流を連続的に放出することができる。その理由
は、エンドエフェクタがピーニングされるべき次の管7
と整列するよう再位置決めされるからである。これによ
り、ショット流を管の相互間で移送するとき、システム
の全体にわたりショット流の送出しを再確立するのに必
要な時間遅延が不要になるので時間が節約される。
【0057】もし、供給弁をパージすることが必要にな
れば、ソレノイド239を付勢して供給弁入口59を閉
じる。次に、パージ弁97をソレノイド243により開
放し、空気ジェット及びエゼクタポンプをソレノイド9
5により作動させる。この空気ジェットにより、圧縮空
気の流れが供給弁53内の室117に導入され、室11
7内において、圧縮空気はバッフル135によって円錐
形底面119に沿い、オリフィス121に向かって下方
へそれる。次に、このパージされた空気は、ショット及
びデブリを同伴し、エゼクタポンプ101の助けによっ
て上方に進み、パージライン99からスクリーニングユ
ニット77に到る。また、このシステムを用いると、シ
ョットをロードタンクからピーニングタンクに移送して
供給弁入口59を開放することによりショットをシステ
ムからダウンロードさせることができる。これにより、
ショットを全てロードタンク及びピーニングタンクから
スクリーニングユニット77に送り戻し、このスクリー
ニングユニット77においてショットを弁315を通っ
てダウンロードさせることができる。
れば、ソレノイド239を付勢して供給弁入口59を閉
じる。次に、パージ弁97をソレノイド243により開
放し、空気ジェット及びエゼクタポンプをソレノイド9
5により作動させる。この空気ジェットにより、圧縮空
気の流れが供給弁53内の室117に導入され、室11
7内において、圧縮空気はバッフル135によって円錐
形底面119に沿い、オリフィス121に向かって下方
へそれる。次に、このパージされた空気は、ショット及
びデブリを同伴し、エゼクタポンプ101の助けによっ
て上方に進み、パージライン99からスクリーニングユ
ニット77に到る。また、このシステムを用いると、シ
ョットをロードタンクからピーニングタンクに移送して
供給弁入口59を開放することによりショットをシステ
ムからダウンロードさせることができる。これにより、
ショットを全てロードタンク及びピーニングタンクから
スクリーニングユニット77に送り戻し、このスクリー
ニングユニット77においてショットを弁315を通っ
てダウンロードさせることができる。
【0058】本発明の特定の実施例を詳細に説明した
が、当業者であれば、開示内容全体に鑑みて種々の変形
例及び細部の設計変更例を案出できることは理解されよ
う。したがって、開示した特定の実施例は例示であって
限定的な例として解釈されるべきではなく、本発明の範
囲は、特許請求の範囲の記載及びその均等範囲に基づい
て定められるべきである。
が、当業者であれば、開示内容全体に鑑みて種々の変形
例及び細部の設計変更例を案出できることは理解されよ
う。したがって、開示した特定の実施例は例示であって
限定的な例として解釈されるべきではなく、本発明の範
囲は、特許請求の範囲の記載及びその均等範囲に基づい
て定められるべきである。
【図1】本発明によるショットピーニング装置の略図で
ある。
ある。
【図2】図1のショットピーニング装置の要部をなすシ
ョット流発生器の略図である。
ョット流発生器の略図である。
【図3】図2のショット流発生器の要部をなす供給弁の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】図1のシステムの要部をなすエンドエフェクタ
及びショットピーニングノズルの縦断面図である。
及びショットピーニングノズルの縦断面図である。
【図5】図1のショットピーニング装置の空気圧システ
ムの略図であって、図6と対になる図である。
ムの略図であって、図6と対になる図である。
【図6】図1のショットピーニング装置の空気圧システ
ムの略図であって、図5と対になる図である。
ムの略図であって、図5と対になる図である。
1 蒸気発生器 3 原子炉格納容器 5 管板 7 伝熱管又は細管 15 ショットピーニング装置 17 ショット流発生器 19 空気圧縮機 53 供給弁 57 ピーニングタンク 61 ロードタンク 73 スクリーニングユニット 77 再生/空気洗浄ユニット 87 サイクロンセパレータ 99 パージライン
フロントページの続き (72)発明者 デビッド ジョセフ フィンク アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ピッ ツバーグ スプレッディング オーク ド ライブ 1324
Claims (16)
- 【請求項1】 蒸気発生器の複数の細管の各々をショッ
トピーニングする連続ショットピーニング装置におい
て、圧縮ガス中に同伴されたショットのショット流を連
続的に発生させるショット流発生器と、細管内へ挿入可
能であって、ショット流を細管の内壁に当てるようショ
ット流発生器に連結されているピーニングノズルと、細
管の各々に挿入できるようピーニングノズルを連続的に
整列させるポジショナとを有し、ピーニングノズルは細
管内への挿入の合間にポジショナ内に引っ込められ、ま
た、ピーニングノズルは別の細管内への挿入のため位置
決めされている間もポジショナ内へのショット流の放出
をし続けてショット流を連続的に放出するようになって
おり、前記ショットピーニング装置は、ピーニングノズ
ルにより放出されたショットを細管とポジショナの両方
の中へ連続的に収集するための真空手段と、大気に対し
て遮断されていて、真空手段により収集されたショット
をショット流発生器に戻し、それによりピーニングノズ
ルが連続的に再循環されているショットを連続的に放出
するようにするための手段とを更に有することを特徴と
する連続ショットピーニング装置。 - 【請求項2】 真空手段は、真空によって引かれ大気中
に放出されるガスを濾過するフィルタを含むことを特徴
とする請求項1の連続ショットピーニング装置。 - 【請求項3】 真空手段は、真空手段によって収集され
たショットがデブリの除去のため通されるスクリーンを
含むことを特徴とする請求項2の連続ショットピーニン
グ装置。 - 【請求項4】 ショット流発生器は、圧縮ガスで加圧さ
れる第1のショットタンクと、第1のショットタンクに
連結されていて、圧縮ガスの流れを第1のショットタン
クに供給する供給ラインと、第1のショットタンクから
のショットが供給ラインからの圧縮ガスの流れ中に同伴
されるようにする供給弁とを備えることを特徴とする請
求項1の連続ショットピーニング装置。 - 【請求項5】 大気に対して遮断された手段は、真空手
段により収集されたショットを第1のショットタンクへ
の移送のため保管する第1のショットタンクを含むこと
を特徴とする請求項4の連続ショットピーニング装置。 - 【請求項6】 第2のショットタンクを第1のショット
タンクから選択的に隔離し、真空手段により収集された
ショットを第2のショットタンク内に収容させるために
第2のショットタンクを真空手段に連結する弁を更に有
し、該弁は、第2のショットタンクを真空手段から隔離
して第2のショットタンクを第1のショットタンクに連
結し、それによりショットを第2のショットタンクから
第1のショットタンクに移送し、その間ずっとショット
を第1のショットタンクから供給弁に送り続けてショッ
ト流を連続的に発生させることを特徴とする請求項5の
連続ショットピーニング装置。 - 【請求項7】 ショット流中のショットの濃度を調節す
るための圧力制御器を更に有することを特徴とする請求
項1の連続ショットピーニング装置。 - 【請求項8】 圧力制御器は、供給ライン内の圧力と第
1のショットタンク内の圧縮ガスの圧力の少なくとも一
方を他方とは無関係に調節してショット流中のショット
濃度を調節するレギュレータを含むことを特徴とする請
求項7の連続ショットピーニング装置。 - 【請求項9】 圧力制御器は、供給ライン内の圧力と第
1のショットタンク内の圧縮ガスの圧力の少なくとも一
方を調節するパイロット式空気弁と、ショット流発生器
から遠く離れて位置し、パイロット式空気弁を動作させ
るようパイロット圧力を生じさせる遠隔マスタ空気弁と
を含むことを特徴とする請求項8の連続ショットピーニ
ング装置。 - 【請求項10】 パージガスの流れを供給弁を通って選
択的に差し向けてショット供給弁からショットをパージ
するパージャ及びショット及びパージガスを収集するス
カベンジャを含むことを特徴とする請求項9の連続ショ
ットピーニング装置。 - 【請求項11】 真空手段は、真空手段によって収集さ
れたショットを通過させるスクリーンを含み、スカベン
ジャは供給弁をスクリーンに連結して供給弁からパージ
されたショット及びパージガスをスクリーンに通すよう
になっていることを特徴とする請求項10の連続ショッ
トピーニング装置。 - 【請求項12】 スカベンジャは、パージされたショッ
ト及び供給弁からのパージガスを引き込むブースタ真空
系統を含むことを特徴とする請求項11の連続ショット
ピーニング装置。 - 【請求項13】 蒸気発生器の細管をショットピーニン
グする方法において、ショットを加圧ガスの流れの中に
同伴させることによりショット流を連続的に発生させる
段階と、ショット流をノズルから連続的に放出する段階
と、ノズルを大気にさらすことなく、ピーニングされる
べき蒸気発生器の管に順次整列させて挿入する段階と、
ノズルを管と整列させている間に放出されたショットを
含む、ショット流中の前記ノズルによって放出されたシ
ョットを連続的に収集する段階と、ショット流を連続的
に発生させる前記段階のために収集されたショットを大
気にさらすことなく再循環させる段階とを含むことを特
徴とするショットピーニング方法。 - 【請求項14】 再循環段階では、各管をショットピー
ニングするのにショットの多数の再循環が必要であるシ
ョット流の発生のためにある量のショットを再循環させ
ることを特徴とする請求項13のショットピーニング方
法。 - 【請求項15】 ショット流を連続的に発生させる段階
は、ショットをオリフィスを通って加圧ガスの流れの中
に送り込む加圧室内でガス圧力をショットに及ぼす段階
を含み、ショットを連続的に収集する段階は、ショット
を真空で浄化する段階を含み、ショットを再循環させる
段階は、収集されたショットを、真空と加圧室の間のエ
アロック中へ通す段階を含むことを特徴とする請求項1
3のショットピーニング方法。 - 【請求項16】 ショット流を連続的に発生させる段階
は、ショットをオリフィスを通して加圧ガスの流れの中
に送り込むようガス圧力をショットに及ぼす段階と、シ
ョットに加えられたガス圧力と加圧ガスの流れのガス圧
力の少なくとも一方を調節してショット流中のショット
濃度を調節する段階を含むことを特徴とする請求項13
のショットピーニング方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US85054392A | 1992-03-13 | 1992-03-13 | |
US07/850543 | 1992-03-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639718A true JPH0639718A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=25308426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5079069A Withdrawn JPH0639718A (ja) | 1992-03-13 | 1993-03-12 | 蒸気発生器の細管の連続ショットピーニング方法及び装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5797290A (ja) |
EP (1) | EP0561573B1 (ja) |
JP (1) | JPH0639718A (ja) |
ES (1) | ES2089721T3 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4821033A (en) * | 1986-01-08 | 1989-04-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Matrix switching apparatus for preventing pseudo input |
US7690234B2 (en) | 2006-01-10 | 2010-04-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Tip tool guide apparatus and method for bringing in tip tool guide apparatus |
US8690045B2 (en) | 2011-03-07 | 2014-04-08 | Jae Hyuck JANG | Spreadable box |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6358120B1 (en) * | 2000-06-14 | 2002-03-19 | Framatome Anp. Inc. | Vision enhanced under water waterjet |
US7966743B2 (en) * | 2007-07-31 | 2011-06-28 | Eastman Kodak Company | Micro-structured drying for inkjet printers |
JP5403906B2 (ja) * | 2007-12-20 | 2014-01-29 | 三菱重工業株式会社 | ショットピーニング装置及びショットピーニングの施工方法 |
US7966856B1 (en) * | 2009-12-15 | 2011-06-28 | General Electric Company | Robotic peening apparatus |
DE102014102147B4 (de) * | 2014-02-19 | 2017-03-09 | Wheelabrator Group Gmbh | Verfahren zum Verfestigungsstrahlen einer Rohrinnenwandung eines gekrümmtenWerkstücks mit einer Werkstückbohrung sowie Strahldüseneinheitund Arbeitskammersystem dafür |
US11583976B2 (en) * | 2017-08-09 | 2023-02-21 | Textron Innovations, Inc. | Shot peen forming system |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3199171A (en) * | 1962-08-14 | 1965-08-10 | Zero Manufacturing Co | Glass ball peening machine for treating small articles |
US3425250A (en) * | 1965-10-22 | 1969-02-04 | Surcon Surface Conditioning Pr | Peening bead cleaner |
US3485073A (en) * | 1966-05-10 | 1969-12-23 | Metal Improvement Co | Internal peening apparatus |
US3485074A (en) * | 1968-04-29 | 1969-12-23 | Zero Manufacturing Co | Apparatus for deburring and cleaning with microscopic glass beads |
US3624967A (en) * | 1969-09-02 | 1971-12-07 | Charles E Kamper | Peening machine |
US4300318A (en) * | 1980-01-28 | 1981-11-17 | Knox Manufacturing Co. | Cabinet for use in abrasive blasting system |
US4420957A (en) * | 1981-10-26 | 1983-12-20 | Progressive Blasting Systems, Inc. | Monitor method and apparatus for particle blasting equipment |
GB8324553D0 (en) * | 1983-09-14 | 1983-10-19 | Btr Plc | Monitoring flow of particulate material in impact treatment equipment |
IN166218B (ja) * | 1984-11-09 | 1990-03-31 | Framatome & Cie | |
FR2612291B1 (fr) * | 1987-03-13 | 1992-05-07 | Framatome Sa | Dispositif et procede de controle de l'efficacite du martelage par des particules, de la surface interieure d'un tube de generateur de vapeur |
US5046289A (en) * | 1989-02-06 | 1991-09-10 | Westinghouse Electric Corp. | System and method for cleaning the inner surface of tubular members |
DE4017998A1 (de) * | 1990-06-05 | 1992-01-09 | Siemens Ag | Verfahren und vorrichtung zur dekontamination radioaktiv kontaminierter oberflaechen |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5079069A patent/JPH0639718A/ja not_active Withdrawn
- 1993-03-12 EP EP93301915A patent/EP0561573B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-03-12 ES ES93301915T patent/ES2089721T3/es not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-02-09 US US08/193,771 patent/US5797290A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4821033A (en) * | 1986-01-08 | 1989-04-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Matrix switching apparatus for preventing pseudo input |
US7690234B2 (en) | 2006-01-10 | 2010-04-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Tip tool guide apparatus and method for bringing in tip tool guide apparatus |
US8690045B2 (en) | 2011-03-07 | 2014-04-08 | Jae Hyuck JANG | Spreadable box |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5797290A (en) | 1998-08-25 |
EP0561573A1 (en) | 1993-09-22 |
ES2089721T3 (es) | 1996-10-01 |
EP0561573B1 (en) | 1996-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR920008669B1 (ko) | 튜브판에 고정된 증기발생기 튜브를 해머링하여 압축하는 방법 및 장치 | |
US4079701A (en) | Steam generator sludge removal system | |
KR100222164B1 (ko) | 다수의 튜브로 구성된 스팀 생성기의 상부 세척 시스템 및 방법 | |
US4498427A (en) | Sludge lance with multiple nozzle jet head | |
JPH0639718A (ja) | 蒸気発生器の細管の連続ショットピーニング方法及び装置 | |
US4445465A (en) | Sludge lance advancing apparatus | |
US4715324A (en) | Nuclear steam generator sludge lancing method and apparatus | |
US20140161219A1 (en) | Steam generator dual head sludge lance | |
US4492186A (en) | Steam generator sludge removal method | |
JPH0217390A (ja) | 熱交換器内からスラッジ及び異物を離し除去する方法 | |
CN106575529B (zh) | 在蒸汽发生器内操控设备的方法和装置 | |
CN110286088A (zh) | 智能清洗探伤自适应快速调节系统、调节装置及控制方法 | |
EP0532544B1 (de) | Verfahren und vorrichtung zur dekontamination radioaktiv kontaminierter oberflächen | |
EP0440465A1 (en) | Method and apparatus for removing foreign matter from heat exchanger tubesheets | |
US4192053A (en) | Method for retubing a steam generator | |
US5749384A (en) | Method and apparatus for performing preventive maintenance on the bottom portion of a reactor pressure vessel using cavitation bubbles | |
US4555833A (en) | Mechanical plug drill | |
US5749470A (en) | Installation for decontaminating a radioactively contaminated surface | |
US5347557A (en) | Apparatus for decontaminating radioactively contaminated surfaces | |
US20140261246A1 (en) | Localized vacuum removal of steam generator deposits | |
JPH09218294A (ja) | 原子炉用蒸気発生器内部スケール除去方法及び装置 | |
JP2003334761A (ja) | 表面加工装置 | |
JPH09300215A (ja) | 原子炉内構造物の保全装置 | |
JPS6014096Y2 (ja) | スラツジ除去装置 | |
US20210310756A1 (en) | Device for Cleaning Inner Surface of Heat Exchanger Tubes |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |