JPH063969B2 - 間仕切における電気機器の取付装置 - Google Patents

間仕切における電気機器の取付装置

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JPH063969B2
JPH063969B2 JP61216724A JP21672486A JPH063969B2 JP H063969 B2 JPH063969 B2 JP H063969B2 JP 61216724 A JP61216724 A JP 61216724A JP 21672486 A JP21672486 A JP 21672486A JP H063969 B2 JPH063969 B2 JP H063969B2
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五十七 坊野
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Itoki Crebio Corp
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、室内に設置する間仕切において、この間仕切
の前面に、空気清浄器等の電気機器を取付けるための装
置に関するものである。
(発明の背景及び発明が解決しようとする問題点〕 この種の間仕切は、例えば実開昭55−172511号
公報や実開昭57−81657号公報、或いは実開昭5
8−168616号公報等により良く知られているよう
に、一般に、左右の適宜隔てて立設した支柱にパネルを
取付けた構成になっており、オフィス等において室内を
自在に仕切るのに利用されているのは周知の通りであ
る。
一方、オフィス等においては、空気清浄器やインターホ
ン、スピーカーのような種々の電気機器が設けられてい
るが、これらの電気機器のうち机上載置型のもの及び床
設置型以外のものは、一般に、室の壁面に係止部材や棚
板を介して取付けたり、天井面にビス止めしたりしてい
る。
しかし、このように種々の電気機器を室の壁面や天井面
に取付けるようにした場合、壁や天井にビス等にて固定
せねばならないため、取付けに特別の工事を必要とする
のみならず、壁や天井が取付け用のビスで傷付けられる
ため、取り外した後がその傷を修復せねばならず、取付
け・取外しに手間がかかる問題があった。また、それら
電気機器に対するコードは、壁面や天井面に這わせた状
態で配線することになるため、外観が悪化する点にも問
題があった。
更に、空気清浄器の場合、喫煙コーナや人がよく集まる
所のように空気が最も汚れやすい所に設けることが有効
であが、従来のように壁面や天井面に取付ける手段にあ
っては、汚れた空気を室の中程部から壁面や天井面まで
吸引して浄化することになるため浄化効率が悪く、空気
を確実に浄化するためには空気清浄器を大型化したり多
数設けねばならず、設置費用が嵩む点にも問題があっ
た。
本発明は、オフィス等においては、室内を仕切るために
間仕切が多用されている点に着目し、この間仕切を利用
して電気機器を取付けできるようにすることにより、前
記従来の問題を解消せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明では、左右に適宜隔てて立設した支柱の
間にパネルを装着し、前記両支柱の前面に、係止溝孔を
上下適宜間隔で多数穿設し、更に、コード挿通用の中空
部を設けて成る間仕切において、前記パネルの前面に、
空気清浄器等の電気機器を左右位置調節自在に取付け得
るようにした左右横長の支持部材を、当該支持部材の左
右両端部に後ろ向き突設した係止爪を前記支柱の係止溝
孔に係脱することによって着脱自在に装着し、該支持部
材に、前記電気機器に対するコードを収納するようにし
た上向き開口で樋状のコード挿通路を、支持部材の左右
略全長にわたって延びるように形成し、このコード挿通
路には、当該コード挿通路に前記間仕切の中空部からコ
ードを挿通するためのコード挿入口を形成する構成にし
た。
〔発明の作用・効果〕
このように構成すると、空気清浄器等の電気機器を間仕
切に装着した支持部材に取付けるものであるため、電気
機器の取付け・取外しに際して特別の工事が不要とな
り、従来の壁掛け式や天井取付け式に比べて、電気機器
の取付け・取外しに要する手間を格段に低減できる効果
を有する。
また、電気機器に対するコードは、支持部材に設けた樋
状のコード挿通路内に収納されていて外部に露出するこ
とはないから、コードがパネル表面から垂れ下がって外
観を悪化することも確実に防止できる。
更に、間仕切を室内の任意の位置に設置できること、電
気機器を支持部材の左右任意の部位に取付けできるこ
と、及び、支持部材が高さ調節自在であることの三者が
相俟って、電気機器を室内において最も必要とする箇所
に近接して設けることができるのであり、その結果、電
気機器の使い勝手を向上できる共に、その機能をフルに
発揮させることができる効果も有する。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面(第1〜8図)に基づいて
説明する。
図において符号1は内部を中空状に形成した間仕切を、
符号2は、前記間仕切1のパネル3の前面に沿って水平
状に配置した左右長手の支持部材を、符号4は、前記支
持部材4に取付けた電気機器の一例としての空気清浄器
をそれぞれ示す。
前記間仕切1は、連結部材5を介して接続された角パイ
プ製の上下横梁部材6,7と、これら上下横梁部材6,
7の間に適宜隔てて固定された断面角形の縦長部材8と
で構成された枠体を備えており(第8参照)、この枠体
における縦長部材8を、平面視コ字状の支柱9に嵌め込
み装置している。前記支柱9の両側板9aには、上下適
宜間隔で多数の係止溝孔10が穿設されており、この係
止溝孔10に、パネル3に後ろ向き突設した係合爪11
を係脱させることにより、パネル3を支柱9に着脱自在
に装着している。
パネル3が平面視でT字状に交差する部位の3本の支柱
9は、第2図に示すように、断面角形の連結柱8に取付
けられている。
なお、縦長部材8の太さより上下横梁部材6,7の太さ
を若干大きくする一方、支柱9の上下両端部を少し切欠
いて、この支柱9の切欠き部を上下横梁部材6,7の端
面に接当させることにより、支柱9の内底面と縦長部材
8との間に隙間が空いた状態が保持されるようにしてい
る。
また、第8図に示すように、間仕切1の端に位置した支
柱9の上下両端部に横向き突設した固定部材12を上下
横梁部材6,7の内部に挿入し、該固定部材12を、上
下横梁部材6,7に対してビス(図示せず)にて固定す
ると共に、当該端部に位置する支柱9の基部外面には、
エンドカバー13を固定している。
パネル3が平面視で直線状に繋がる部位の支柱9には、
断面略十字状の補強部材14を嵌挿しており、この補強
部材14の突出部で、パネル3の係合爪11が左右のず
れるのを防止することにより、パネル3のガタ付きを防
止している。また、第3図に示すように、間仕切1の端
部に位置した支柱9の内部にも、断面略十字状の補強部
材15が嵌挿さており、該補強部材15の突出部でパネ
ル3の係合爪11のずれを防止することにより、パネル
3のガタ付きを防止している。
さらに、第6図に示すように、下部横梁部材7は、アジ
ャスター16付きの板状脚部材17で支持されている。
この脚部材17には、左右両端からサイドカバー18が
着脱自在に装着されており、脚部材17と両サイドカバ
ー18とで囲われた中空部内に電源等のコードAを挿通
できると共に、サイドカバー18に穿設した通孔18a
(第1図参照)から、コードAを出し入れできるように
している。上方の横梁部材6には、上面カバー19が着
脱自在に装着されている。
なお、前記パネル3は、積層材等の吸音性の高い材料で
形成した基板表面に化粧布20を張設した構造になって
いる。
前記支持部材2は、金属板を曲げ加工することによって
形成されており、その上部及び下部に、左右方向に沿っ
て延びる断面L字状の係合部21,22を折り曲げ形成
し、これら両係合部21,22に対して、前記空気清浄
器4の裏面に突設した係止鉤23を嵌め込むことによ
り、空気清浄器4が支持部材2に対して着脱自在で且つ
左右位置調節自在となるようにしている。
また、支持部材2の左右両端部に固着したブラケット2
4に、前記支柱9における係止溝孔10の穿設ピッチと
同じ間隔で複数個の係止爪25を後ろ向きに穿設し、該
係止爪25を前記各支柱9の係止孔10に落とし込み係
合させることにより、該支持部材4を、その裏面をパネ
ル3表面に接当した状態で間仕切1に取付けている。
この場合、実施例では、支持部材2のブラケット24に
突設した係止爪25のうち最上段の係止爪25は、パネ
ル3の係合爪11が嵌まった係止溝孔10に係合させて
いる。また、間仕切1のうち分岐部に近接したパネル3
の前面にも支持部材2を係止できるように、分岐部にお
いて互いに隣接したパネル3同士の間には、支持部材2
の係止爪25を抜き差しできるような隙間を形成してい
る。
前記支持部材2の下端部には、第7図に示すように、上
向き開口した樋状のコード挿通路26を全長にわたって
延びるように形成し、該コード挿通路26における下面
板のうち左右端部には、前記脚部材17とサイドカバー
18との間の中空部内に這わせたコードAを引き込むた
めのコード挿通路27を、中間部には、空気清浄器4に
向けてコードAを引き出すためのコード引き出し口28
をそれぞれ切り開き形成している。
更に、支持部材2の上下中間部に、断面山形で前向きの
突条29を全長にわたって形成し、この突条29先端で
空気清浄器4の裏面を支持することにより、支持部材2
に取付けた空気清浄器4が前後にガタ付くことを防止す
るようにしている。また、支持部材2のうちパネル3に
接当する基部2aに、第7図に示すように、小穴30を
全体にわたって多数穿設することにより、パネル3の吸
音効果が阻害されないようにしている。
以上のように、空気清浄器4を間仕切1に対して着脱自
在に構成したもので、従来の壁や天井に取付ける場合の
ような取付け・取外しのための特別の工事が不要である
から、取付け・取外しに際しての手間を軽減できるので
ある。
また、間仕切1自体が室の任意の場所に設置自在である
と共に、空気清浄器4はパネル3の表面に沿って左右位
置調節自在で、且つ、支持部材2は高さ調節自在である
から、室内で最も空気が汚れやすい所に空気清浄器4を
設置することができて、空気清浄器5の能力をフルに発
揮させることができるのであり、その結果、能率良く空
気を浄化できるから、空気清浄器5を小型化したり設置
場所を少なくしたりして、設置費用や維持費を低減でき
るのである。
なお、空気清浄器4にコードが固定されている場合に
は、その固定されたコードと、間仕切1の中空部から引
き出したコードAとを、コード挿通路26内においてコ
ンセントを介して接続すれば良い。
また、実施例は、コード挿通路26を最下端に別途形成
した場合であったが、空気清浄器4におけるコードAの
取付位置が上下中間部にある場合には、第4図の一点鎖
線で示すように、下部の係止部22と基部2aとで囲わ
れた樋状の部位をコード挿通路として利用し、上向の開
口部から空気清浄器4に対して通すように構成すれば良
く、また、空気清浄器4におけるコード取付位置が上部
にある場合には、第4図に二点鎖線で示すように、上部
の係止部21とパネル3との間に形成された空所をコー
ド挿通路として利用し、上向きの開口部から空気清浄器
4に対してコードAを通すように構成しても良いのであ
る。
上記の実施例は、縦長部材8が取付く支柱9に対してパ
ネル3及び支持部材2を係止した場合であったが、パネ
ル3及び支持部材2は各縦長部材8に係止するように、
換言すると、縦長部材8を支柱として利用するようにし
ても良い。
また、実施例は、表裏両側からパネル3を装着して内部
を中空に形成した間仕切に適用した場合であったが、1
枚のパネルで仕切るように構成した間仕切に対しても適
用できるのは言うまでもない。
更に、支持部材2に取付けられる電気機器は空気清浄器
に限るものではなく、例えばスピーカーやインターホ
ン、小型テレビなど各種の電気機器を取付けることがで
きることは言うまでもない。更にまた、支持部材2の形
態は実施例に限るものではなく、間仕切1に対して係止
する機能と、電気機器を支持する機能と、コードを挿通
し得る機能とかあればどのような形態でも良いのであ
る。
第9〜11図で示すのは、本願考案とは異なって、空気
清浄器の電気機器31をパネル3に嵌め込み固定したも
ので、このように構成した場合、パネル3を取り替える
ことによって所望の部位に電気機器31を設置できるか
ら、電気機器31の設置を至極簡単に行うことができ
る。なお、この場合には、合成樹脂にて形成した取付枠
体32に電気機器31を予め固着し、これをパネル3の
取付孔3aに嵌め込み装着するよう構成すると共に、パ
ネル3の裏面には、電気機器31を覆うようにした箱状
の保護カバー33を取付けている。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は本発明の実施例を示し、第1図は間仕切の
斜視図、第2図は第1のII−II視断面図、第3図は第1
図のIII−III視断面図、第4図は第3図のIV−I視断面
図、第5図は第3図のV−V視断面図、第6図は第3図
のVI−VI視断面図、第7図は支持部材の斜視図、第8図
は分解斜視図、第9〜11図は別の発明を示す図で、第
9図はパネルの斜視図、第10図は間仕切の斜視図、第
11図は第10図のXI−XI視断面図である。 A‥‥コード、1‥‥間仕切、2‥‥支持部材、3‥‥
パネル、4‥‥電気機器の一例としての空気清浄器、
6,7‥‥横梁部材、8‥‥縦長部材、8′‥‥連結
柱、9‥‥支柱、10‥‥係止溝孔、11‥‥パネルの
係合爪、21,22‥‥係合部、25‥‥支持部材の係
止爪、26‥‥コード挿通路、27‥‥コード挿通口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右に適宜隔てて立設した支柱の間にパネ
    ルを装着し、前記両支柱の前面に、係止溝孔を上下適宜
    間隔で多数穿設し、更に、コード挿通用の中空部を設け
    て成る間仕切において、前記パネルの前面に、空気清浄
    器等の電気機器を左右位置調節自在に取付け得るように
    した左右横長の支持部材を、当該支持部材の左右両端部
    に後ろ向き突設した係止爪を前記支柱の係止溝孔に係脱
    することによって着脱自在に装着し、該支持部材に、前
    記電気機器に対するコードを収納するようにした上向き
    開口で樋状のコード挿通路を、支持部材の左右略全長に
    わたって延びるように形成し、このコード挿通路には、
    当該コード挿通路に前記間仕切の中空部からコードを挿
    通するためのコード挿入口を形成したことを特徴とする
    間仕切における電気機器の取付装置。
JP61216724A 1986-09-12 1986-09-12 間仕切における電気機器の取付装置 Expired - Lifetime JPH063969B2 (ja)

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JPS6372200A JPS6372200A (ja) 1988-04-01
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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AU2002255355A1 (en) * 2002-05-13 2003-11-11 Allied Telesis Kabushiki Kaisha Mechanism for fixing network apparatus
JP6041492B2 (ja) 2012-01-17 2016-12-07 三菱航空機株式会社 航空機の扉、およびそれを備えた航空機

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JPS5719380U (ja) * 1980-07-07 1982-02-01
JPS58168616U (ja) * 1982-05-06 1983-11-10 株式会社岡村製作所 間仕切等における配線機能を備える支柱

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